Life’s for sharing


「時間とは、生きるということ、そのもの。
そして人のいのちは心を住みかとしている。」(”モモ” by ミヒャエル・エンデ)
というわけでもないが、すごくワクワクすることが先日ロンドンのターミナル駅で起こったようだ。
それはドイツテレコムの子会社T-Mobileがイギリスで実施したとんでもないキャンペーン。
2009年1月15日午前11時、Liverpool Street駅コンコースで約350人(10,000人からのオーディション通過は400人)がいきなり踊り出すというハプニングだ。
事前告知なし、撮影は10台の隠しカメラ、8週間かけたプランニング、知らずに居合わせた人多数。
まずは予告編が流れ、2009年1月16日21:10からChannel 4で本編が放送され、YouTUBEでも公開された。
こういう楽しい企画はなんだかいいなあ。ヽ( ̄▽ ̄)ノ

All work and no play makes Jack a dull boy

直訳すれば「仕事ばかりで遊ばないと、ジャックは愚か者になる」という言葉だが、英語の諺では「よく学び、よく遊べ」というようなもの。

で、この言葉が一躍有名になったのは、スティーヴン・キングの「シャイニング」の中で主人公のJack Trrance(ジャック・トランス)が執筆していたタイプライターの原稿からである。
スタンリー・キューブリック監督の映画では、ジャック・ニコルソンがひたすらタイプしていた原稿を妻のウェンディが見つけて1枚1枚めくると、ひたすら繰り返されるフレーズでタイポグラフィ・デザインのようなレイアウトとして登場する。

で、今回取り上げたのは、これが本になったからである!

著者は当然のごとく、Jack Trranceでタイトルもそのまま「All work and no play makes Jack a dull boy」。
中身も当然そのままで、約80ページにわたって繰り返しレイアウトされた「All work and no play makes Jack a dull boy」らしい。(未見だから)
こりゃあ、ファンとしては雪深いリゾートホテルに行く時は必携で必読の書であります。(怖くて読めないかもしれないが)

日本のAmazon洋書ではまだ扱っていないが、アメリカのAmazonにはIn Stockである。
副題に「The masterpiece of a well-known writer with no readers…」(読者のいない有名な作家の傑作…)とあるが、実際にはフィル・ビューラーというアーティストのアーティストブックらしいけどな。(・ω・)

人名
Jack Trrance
価格
$9.99
ISBN
8887381070商品を見る
URL
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/8887381070/kanshin-22/ref=nosim
発売元
Gengotti Editore

Objectified

あのドキュメント「Helvetica」のスタッフが、今度は「Objectified」と題したドキュメントを制作している。
今回もProduceとDirectionはGary Hustwitで、Productionはswiss dots。

「Helvetica」ではグラフィックデザイナーやタイポグラファーなどが興味を示したわけだが、今度はインダストリアルデザインである。
工業製品としての“モノ”をデザインする人々へのインタビューを軸として展開する手法は「Helvetica」同様だが、「Objectified」というタイトルにも表出しているように、プロダクトデザインの生活への影響ををちょっと複雑な対象として追究しているんではなかろうか。

サイトでは登場するデザイナーリスト(わくわくするラインナップ)もあるが、いよいよ90秒のTrailerも公表された。これを見ると日本もかなり撮影地になっているようだ。

でもって、またしても「Helvetica」の時と同様に「Objectifiers」として$500で製作サポートをすると、T-シャツやDVDなどと共に最後のクレジットに名前を載せることができるので記念にしたい人は完成前の今がチャンス!

原題
Objectified