∞-Self-Portrait (x2)


Romaの「ilOYOli LAb」はFilippo Barbieriがひとりで主宰しているPost Productionだが、フィルムライクな映像を駆使しながら作成しているショートムービーはなかなか味わい深く、かなりオイラ好みだったりする。
最新作の「∞-Self-Portrait (x2)」は使っているMusicBox風ガジェットも音楽もDOFの効いた映像も編集もどれもこれも素敵だ。Brothers Quayを好きな人はかなり好きなのでは。
以前の日記のCarouselと同じで、これも(x2)ってくらいでループして繰り返す世界だ。
回転木馬というかカルーセルプロジェクターというか、こういうのはミニマルミュージックならぬミニマルムービーだなあ。
(x2)という部分が埋め込みに引っ掛かるので、以下のURLをコピペして見てね。
http://www.iloyoli.net/Self-Portrait(x2).html

Zacuto DSLR Gunstock Shooter

Zacutoがデジタル一眼レフカメラの動画収録用に開発したキットである。
Canon EOS 5D MarkIIが登場してから半年も経たずにアメリカで続々と登場してきているのが、こういった周辺機器ともいえるグリップ機材である。
こういったスペシャルパーツをどんどん作って発売するサードパーティがアメリカには大変多い。やはり日本ではマーケットが狭いせいか、なかなかスペシャル特機を製作して販売することがない。

Zacutoは以前もDSLR用のキットを扱っていたが、今回NAB 2009に合わせたようにバージョンアップして「Gunstock Shooter」という銘々で新たにシリーズを強化した。

いろいろな細かいパーツが使い勝手よく考えられて製作されていて唸らざるを得ない。
特に今回新たに登場したZ-Finderはおもしろい。
収録中のフォーカスなどを確認するためにはHDMIで入力できるikan V5600Marshall V-LCD70Pのような小型液晶モニターを用意するというスタイルが当初は基本になっていたが、このZ-Finderはカメラ本体の液晶スクリーンをオプチカル的に拡大してファインダー状にしてしまうという突拍子もない考えで成り立っている。どんな風に見えるのかは実物を見てみないと何ともいえないが、3倍のサイズに拡大したファインダーでそれなりにフォーカスを追うことができるのだろうか。

それにつけても、DSLR Sniper Kitが魅力的である。
これならかなり安定した手持ちスタイルでフォローフォーカスも使えるので、一般的な肩載せビデオカメラのように使えそうな気がするんだが。
ちょっとほちい・・・けど、約35万かあ・・・(´-ω-`)

ちなみにおねーちゃんは付属しない。

メーカー
Zacuto

HDで1000分の1秒


さあて、アメリカはラスベガスで今年もNAB 2009が始まっている。
早速発表されたi-movixのExtreme Slow Motionカメラ「SprintCam V3 HD」が、まずはどえりゃあ話題になっているようだ。
フルHDで最高1,000 fpsで収録できるときた!! 
当然スペシャルなCCUからSDIでHardDisk Recorderに記録するわけだが、RS-422でコントロールするリモートシステムもあり、その場ですぐに再生ができる。
ま、スポーツ中継なんかを想定して開発されているようなので、とりあえずはそっち方面で威力を発揮するんだろうが、これはこっちのProduction方面の方が使い勝手があるんぢゃないだろうか。
とはいえ、HD動画サンプルを見ると、レンズの周辺収差がちょっときついんですけど。(笑)
ちなみにSprintCam Live V2.1ならSDだけど10,000 fpsで記録できちゃう! どっしー!!

notte sento

いやあ、日記に書いたCarouselの鳥肌映像にも仰天だったが、こっちの方がまったく別の琴線に触れた。

「notte sento」は「乗って銭湯」ではない。(笑)
イタリア語なので、英語に直訳すれば「night I feel」(私が感じる夜)ってなことか。

「cut」というプロダクションに所属する Daniele Napolitano がDirectionして撮影して編集したショートフィルムだが、なるほど!と膝を叩いて「してやられた感」に屈するしかないという感じ。(なんぢゃそりゃ)

ストーリーやシチュエーションはありきたりで単純かもしれないが、これを見応えのあるものにしているのは実写によるストップモーションで制作されているからだ。しかも使用カメラはCanon EOS 30D。(!)
EOS 5D MarkIIのHD動画で賑わう業界にあえて反発したのかどうかは知らないが、旧タイプのデジタル一眼レフで最高でも約5コマ/秒の連写で作っちゃうというところに感銘してしまったのである。しかもフル35サイズでもないAPS-Cサイズの800万画素CMOSでも充分なDepth Of Fieldを得ている画質は、やはりDSLRならではということか。

4,500枚の静止画で編集されたほろ苦い味のするショートフィルムは、ミラノ行きの列車を待つローマの夜を私に感じさせてくれた。

原題
notte sento

極楽通信


mixiなんかでこっそりお知らせしたことではあるが、昔関わっていたミニコミ誌のデジタル復刻をしてみた。
以下はmixiの日記に書いたもの。
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あの知る人ぞ汁(笑)、懐かしの「極楽通信UBUD」がPDFとして復刻しました。
1994年から1999年にかけてバリ島UBUDから発信されていた幻のミニコミ誌です。
当時はバリで取材した原稿を日本に郵送し、それを元にPageMakerによってDTP作業後LaserWriterでプリントアウトした版下原稿をバリに送付し、UBUDでコピー印刷されて製本され、日本の読者に郵送されていたという、アナログ60%+デジタル40%というシロモノでした。
今回は保存されていたPageMakerファイルを、InDesignによって復活整理させた結果、すべてがクリアなデジタルデータとして甦りました!ヽ( ̄▽ ̄)ノ
しかもバリでの印刷時に版下に手書きで追加されていた現地ニュースなどもそのまま貼り込まれています。
興味のある方は「Club Bali・極楽通信UBUD」からダウンロードしてください。
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意外と評判がいいので、こちらにも。(笑)

Up


Pixarの新作「Up」がこれまたおもしろそうでんがな!
風船おじさんの話ですな!(違
景気落ち込みの昨今にはこういうアゲアゲムードの映画が必要ですな!(笑
でもって、3Dバージョンもあると!
「つみきのいえ」が水没した家だったけど、今度は空中だっ!と。
サイトのトレーラー系を見てるだけでワクワク。○( ̄v ̄)○ ワクワク

The Take-Away Shows

フランスのLa BlogothequeというWEBサイトがビデオ・ポッドキャスティングしているプロジェクトが “The Take-Away Shows”(フランス語だと”Les concerts à emporter”)である。

これはその名のとおり、アーティストがスタジオやライブホールなどではなく、街中やら公園やらバーやらいろいろな日常的な場所(Awayね)に突然現われてアンプラグドな演奏を一発テイクで披露し、それをワンカメ収録したものをダウンロードできる映像として公開するというもの。ま、即興的なゲリラライブをやっちゃうわけだけど、これが相当にクオリティが高いプロジェクトになっていて、メジャーなアーティストもかなり幅広く参加しちゃったりしてる。
ChrydeというArt producerとVincent MoonというDirectorが2006年4月に始めたプロジェクトは、すでに3年目を迎えてアーカイブ映像も100本を超す勢いだが、どれも見応え抜群で音響的には単なるライブ映像を超越したライブ感があり、映像的にもこだわりのあるものとなっている。

すべての映像はQuickTime movieやDivxまたはiPodなどに無料ダウンロードすることができちゃうから堪りません。○( ̄v ̄)○

ちなみに最新作はParisのカフェで突然演奏するSigur Rosであります!
カフェの客たちは誰も彼らのことを知りません(笑)。

The Take Away Shows
Temporary areas

原題
Les concerts à emporter