ARYZ

超久しぶりの関心空間キーワード。
「ARYZ」。何て読むのかわからん。「アリズ?」「アリス?」

スペインのストリートペインター。たまにストリートアーティスト集団である。
詳しいことはよくわからんけど、Hermanos Larryという人が中心アーティストか?

通常のイラスト作品もあるが、何といっても強烈なのはアウトドア作品。
建物やらのでかい屋外壁面にペンキで描く。長いローラーブラシで描く。スプレイも使う。
手法はいわゆるウォールペイントのアーティストと似ているが、やたらでかい。そして画風が妙に某を惹きつける。
ポップでアンダーグラウンドでシュールでコミック的なタッチはかなり好きな部類。
複数のメンバーで構成しても、なんだか成り立つMixed Media Show。

Makingのビデオもある。

ちょっとおもしろかったので登録。

Guy Robot

インダストリアルな不要品となったガラクタの類いをコツコツと掘り出し続け、様々なステップを経ていじくり回しながらインスピレーションに従ってフランケンシュタインのようにボディーを形成させていった結果、産まれたのがこの唯一無二の手作りロボットである。

まったくオリジナルなこれらの作品は、リサイクル精神よりも徹底した遊びごころを感じ取ることができるところは、湘南の友人であるシキヤンこと志喜屋秀壮氏の作品にも通じる。

現在のところサイトには12体のロボットが名前と由来を付けられて並んでいて、それぞれに価格も設定されていてPayPalなどを通じて購入することができる。
$500~$1475と個体によって違うが、なかなかアート系の値段設定ではある。

どれもこれも細部のこだわりはなかなかのもので、産業廃棄物もこんな再利用がされるとスチームパンク風というか、アンティーク風というか、なんとも愛らしい雰囲気を醸し出していると思うのはオイラだけ?

Audrey Kawasaki

Los Angeles生まれの日本人アーティスト、Audrey “Chihiro” Kawasakiが最近のアートシーンで話題になっている。
24才の彼女(2006年の段階で)はジャパニーズ・スクールに通いながら日本のマンガを読み、日本のテレビ番組を観、JPOPを聞いて育った日系二世。
官能的でエロティックで不思議にかわいい絵を、キャンバスではなく磨き上げた木の板に油彩で描き上げる。

その画風は初期のノートブックに描かれた落書きから最近のウッドボードまで、一貫して耽美的で特殊なスタイルがあり美しい。
リニューアルされたホームページでは作品を観ることもできるし、一部は買うこともできる。

日本に凱旋展覧会をしてほしいもんである。

追記:なんちてたら日本凱旋個展が開催されることになったようです。
5月7日〜5月16日の会期でSpace Yuiにて。本人も初日のオープニングパーティに出席するらしいっちゃ。

現代美術二等兵

京都市立芸術大学彫刻専攻卒の籠谷シェーン(大阪)、ふじわらかつひと(東京)、浜田リュウジ(99年に脱退)の3人が結成したアートユニット。
駄美術という”駄菓子”のような脱力アートエンターテインメントを提唱し、「たのしい」「おもしろい」をコンセプト(にしていないが(笑))として作品を発表している。

風刺や皮肉の効いたひとコマ漫画のようなオチのあるオブジェ作品はどれもネタのようなおもしろさがあり、「たけしの誰でもピカソ」でも絶賛されている。
サイトでは「月刊駄美術図鑑」で今までの作品が見れ、「たれ流しアイデアノート」でケッタイなアイデアが放出され、「東西ねこ自慢」とか「読者のひろば」では漫才が展開されている(笑)。

アンテスとカチーナ人形

神奈川県立近代美術館・葉山で2005年7月9日~8月28日の期間開催している展示。「現代ドイツの巨匠とホピ族の精霊たち」というサブタイトル。
ネイティブ・アメリカンのホピ族が精霊として信じる300を越す神々の姿をあらわしているものがカチーナ。儀式や祭で様々な役割と共にホピの人々によって仮面や衣装をつけて歌い踊られメッセージを伝えてきた大切な存在が人形として再現されているのがカチーナ人形。
このカチーナ人形に魅せられたホルスト・アンテス氏のコレクションと作品が展示される。
宇宙を吹き渡る生命の息吹を感じることができます。
写真は「天空の神・ソートクゥナンウー」で世界の創造主。

追記:8月12日はワークショップトーク+ライブがある。

原題
Horst Antes and Kachinas
住所
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
電話番号
046-875-2800

マシュー・バーニー:拘束のドローイング展

鬼才マシュー・バーニーの日本初の個展。
2005年7月2日から8月25日まで金沢21世紀美術館で開催される。
1987年から制作されている連作シリーズの最新作「ドローイング・レストレイン9」のプレミアム発表となる展覧会でもある。今回は「捕鯨」と「茶道」という日本文化をテーマに多彩なメディアを使って展開される内容で、「石油精製所」「高温のワセリン」「動物のパレード」「タンカーと捕鯨船」「茶室と茶会」などがキーワードとなり抽象的なおとぎ話を繰り広げる。パートナーのBjorkも音楽を担当、さらに映画出演もしている。
展覧会では連作シリーズの「拘束のドローイング」をすべて展示する予定で、パフォーマンスの再演もあるなど全貌が公開される。

Bjorkも7月には来日してるけど、Live 8には参加してもこっちのイベントに参加する予定はないみたいだ。
http://unit.bjork.com/specials/dr9/

今月号のStudio Voiceが特集を組んでいる。
さらに今月号の美術手帖も大特集!
さらにさらに今月号のSWITCHも大特集!

http://www.drawingrestraint.net/

原題
Matthew Barney: Drawing Restraints
団体名
金沢21世紀美術館
営業時間
2005年7月2日~8月25日

天明屋 尚

1966年生まれのネオ日本画絵師。
アートディレクターなどを経た後、独学で身につけた強烈な手法と表現力を用いた絵画は、「武闘派」という流派を旗揚げするほど強烈。

6月27日~7月27日まで「NADiff」(http://www.nadiff.com/)にて「画強」展、さらに7月9日~8月9日まで「ミヅマアートギャラリー」(http://mizuma-art.co.jp/)にて「傾く」展も併催している。

下記ホームページでその作品を見れば武闘派としての日本画という意味がわかるかと思う。

Matthew Barney

Cremaster Film Cycleで名を轟かせた1967年カリフォルニア生まれのアーティスト。

医学を学んだ後、美術と体育を専攻し、フットボールでも特待生となり、ファッション・モデルもアルバイトでこなした。
世界各地にビエンナーレで注目された後、Cremasterシリーズをスタート。温度により上下する金玉の筋肉シリーズ(Cremasterの医学用語)は変容する不確定な要素をテーマとした映像作品で、Cremaster1から5までの5作品が生み出されている。
自分自身の身体を変容させながら、驚異的な存在となって既成概念を超越したものを産み出す映像は驚愕的でもある。
このシリーズは1都市2作品までの上映という厳格な制限があったのだが、昨年日本では5作品一挙上映という暴挙を成し遂げた。
今年の8月にはアメリカでCremaster3のDVDが発売される模様。

ちなみに現在は懐妊したBjorkのパートナーとしても知られる。

地域
U.S.A.
人名
Mattew Barney

El Ekeko

エル・エケコはペルーやボリビア、エクアドルなどの南米で見られる幸運と福の神である。
陶器でできているおみやげ用の人形は、陽気に笑うオヤジがカラフルな色で塗られている。
説明書には「この人形の首に自分が欲しいものをかけること。そうすれば、絶対に願いが叶います。また、この人形は口が開いているので、タバコに火をつけ最初の一服をあげること。エル・エケコを購入後、あなたやあなたの親友に幸運が舞い降りてくることを祈っています」とある。
写真は友人からもらったものだが、小さいのでなかなか欲しいものが首にかけられないが、ひょうきんな顔を見てると和むので、それで幸せ感に浸ればいいのかも(笑)。

地域
南米

Merde d’Artiste

イタリアの概念芸術家、ピエロ・マンゾーニが1961年に発表して売り出したコンセプト作品。
90個の缶の中には約30グラムづつ自分の排泄物(うんこ!)が入っている。
当時は金の価格と同じということで32ドルで売り出された。現在では1缶が約75,000ドルの値で取引されている。
しかし、これを開ける勇気のある人はいるのだろうか?

人名
Piero Manzoni
年(代)
1933~1963

上海美術電影作品集

驚天動地、阿鼻叫喚、摩訶不思議な上海動画。
上海アニメ映画スタジオが製作してきた珠玉の作品集。
何と言っても水墨アニメがお家芸で、墨の濃淡や筆使いによる抑揚表現は手間暇のかかり方が半端ではない。伝統とともに強靱な精神力と忍耐に基づいて描かれる動く水墨画は感嘆するほかない。
DVDでシリーズとしてVol.1とVol.2の作品集が出ている。

発売元
Pioneer LDC
価格
¥5,800

川本喜八郎作品集

1925年、東京生まれの人形芸術家。
国内では「三国志」や「平家物語」などで有名だが、海外ではチェコのトルンカに師事した人形アニメーション作家として知られる。
初めてソフト化される作品も含めた全11作がデジタル・ニュー・マスターで収録された待望のDVD。
この美しい芸術は見ないと損をするかも。

発売元
Pioneer LDC
価格
¥5,800

平川鐵雄

茨城県守谷町に居を構える陶芸家。
土石と草木を燃やして釉薬を作り、天然の素材を活かした力強い器を作る。
実は陶器だけではなく、俳句や書道にも独特のセンスがあり、こちらのファンも多い。
六本木のアクシス内にある「サボァヴィーヴル」でも取り扱いしてる。
Mac+IEだと何故だか表示されなかったサイトは無事に見ることができるようになりました。ぱちぱち。

中島 潔

郷愁にあふれ、見る人の心を優しく包み込む画を生み出す画家。やわらかな風のそよぎを捉えたような筆致から、「風の画家」とも呼ばれている。
NHKの「みんなのうた」でイメージ画を多く手がけていた。
リンクは「ギャラリーうめ吉」の常設展示。

年(代)
1943~

Night Hawks

アメリカの現代画家エドワード・ホッパー(1882~1967)の代表作で、妙に気になる絵。
印象派の系譜を引き継いだ具象画家だが、20世紀的な「孤独の発明」といわれる都市の風景を好んで描いた。映画のワンシーンのようなビスタサイズ・フレームを構成した作品は、数々の映画作家に影響を与えている。

おまけ:レゴで再現したもの

地域
USA

Enki Bilal

1951年、ユーゴスラビア生まれ、10歳でパリに移住。
19歳でマンガデビュー。「憂鬱なるメビウス」とも言われていたが、独自の世界を確立して現在に至る。多数の画集やバンド・デ・シネだけでなく、「バンカー・パレス・ホテル」や「ティコ・ムーン」といった映画制作にも手腕を揮う。

地域
France
年(代)
1951~

恋月姫

北海道生まれの人形作家。禁断の異界に存在するビスクドールを製作する。「人形屋佐吉」の店主、片岡佐吉が撮影した写真はこれらの人形に魂を入れたと思われる。左はその最初の写真集「人形姫」。現在は2冊目の「震える眼蓋」も出版されている。

地域
北海道

Moebius

1938年パリ生まれ。ジャン・ジロー(Jean Giraud)、別名メビウス。言わずと知れたバンド・デシネ・アーティスト。ビジュアル・アートやコミック、はたまた映画の分野までにも多大な影響を与えている人物。

地域
France
年(代)
1938~