バリで役立つHow to シリーズ第二弾、バリ式正装のすすめ<男性編>をお送りしましょう。
【1】Udeng:頭に巻く布、ウダン。
イラストのように、三角形の布状態のはじめから作るもの、真ん中の部分だけ簡単にミシンで縫ってとめてあるもの、ぜーんぶ形が作ってあって、そのまますっぽりとただ被ればいいもの…と、いろいろ売っているので、自分に合ったものを買おう。巻き方は、イラストを見てね。
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【2】Sarung:腰に巻く布、サルン。
男性には、やっぱり渋い色目のバティックかイカットがいいと思う。ポイントは長さが2.5mくらいなきゃダメなこと。イラストにもある通り、前に垂れ下がる部分をつくらなきゃいけないからだ。巻き終わった時のすそがホントはヒザ下のあたりでいいのだが、おしゃれな若者達のあいだでは、くるぶしくらいまで長く巻くのがイキらしい。 |
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【3】Saput:サルンの上にひと巻きする布、サプッ。
Slendang:帯。
サプッはサルンを巻いた上に、合わせ目を前にして巻き付け、その上からサルンとサプッを押さえるようにして、スレンダンをキュッとしめる。ちょうどウエストのあたりで、なるべくきつく結ぼう。
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【4】Safari:上衣、サファリ。
長袖もしくは半袖の、衿のある上着。これはシンプルなシャツでもいいし、Ubudに何軒もあるテイラー(仕立て屋さん)にオーダーメイドしてもいい。その場合、通常サファリと呼ばれる日本の学生服のようなスタイルになる。
短期の旅行で仕立てなんてしてられないよ…という方にお薦めしたいのが、UBUDのビナ・ウィサタ・インフォメーションのとなりにあるメンズ・ブティック"Mr. BALI"の白いコットンシャツ。生地、縫製、デザインどれもBagusでじゅうぶん日本でも着られる。日本円にして千円くらいなので超おススメ。
逆に長期の方は、真白の長袖、金ボタン付きなんていうサファリをオーダー・メイドしてみよう。生地代込みで3万ルピアくらいから作ってもらえる。ただし、生地がいいほど値段は高くなるからね。
ちなみにBaliではコットン100%より、化繊の方がバグースで高級品です。すぐ乾いてアイロンがいらないから…という理由らしい。 |
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イラスト:深谷 陽
モデル:イトウさんとサカのBig Babyちゃん
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