●Bagaimana Caranya?【2】
バリ式正装のすすめ/男性編
バリで役立つHow to シリーズ第二弾、バリ式正装のすすめ<男性編>をお送りしましょう。

【1】Udeng:頭に巻く布、ウダン。
イラストのように、三角形の布状態のはじめから作るもの、真ん中の部分だけ簡単にミシンで縫ってとめてあるもの、ぜーんぶ形が作ってあって、そのまますっぽりとただ被ればいいもの…と、いろいろ売っているので、自分に合ったものを買おう。巻き方は、イラストを見てね。

illust 1

【2】Sarung:腰に巻く布、サルン。

男性には、やっぱり渋い色目のバティックかイカットがいいと思う。ポイントは長さが2.5mくらいなきゃダメなこと。イラストにもある通り、前に垂れ下がる部分をつくらなきゃいけないからだ。巻き終わった時のすそがホントはヒザ下のあたりでいいのだが、おしゃれな若者達のあいだでは、くるぶしくらいまで長く巻くのがイキらしい。
illust 2
illust 3 illust 4
illust 5 illust 6
illust 7 illust 8

【3】Saput:サルンの上にひと巻きする布、サプッ。
   Slendang:帯。

サプッはサルンを巻いた上に、合わせ目を前にして巻き付け、その上からサルンとサプッを押さえるようにして、スレンダンをキュッとしめる。ちょうどウエストのあたりで、なるべくきつく結ぼう。

【4】Safari:上衣、サファリ。
長袖もしくは半袖の、衿のある上着。これはシンプルなシャツでもいいし、Ubudに何軒もあるテイラー(仕立て屋さん)にオーダーメイドしてもいい。その場合、通常サファリと呼ばれる日本の学生服のようなスタイルになる。
短期の旅行で仕立てなんてしてられないよ…という方にお薦めしたいのが、UBUDのビナ・ウィサタ・インフォメーションのとなりにあるメンズ・ブティック"Mr. BALI"の白いコットンシャツ。生地、縫製、デザインどれもBagusでじゅうぶん日本でも着られる。日本円にして千円くらいなので超おススメ。
逆に長期の方は、真白の長袖、金ボタン付きなんていうサファリをオーダー・メイドしてみよう。生地代込みで3万ルピアくらいから作ってもらえる。ただし、生地がいいほど値段は高くなるからね。
ちなみにBaliではコットン100%より、化繊の方がバグースで高級品です。すぐ乾いてアイロンがいらないから…という理由らしい。
illust 9
イラスト:深谷 陽
モデル:イトウさんとサカのBig Babyちゃん

ウダン 上着 サプット サルン
Puraのオダラン 真っ白 白が基本
クリーム色とか
でもOK
黄色が基本 自由
成人式、結婚式、子供のオトンなどに招かれた時 バティック柄か色物の金糸入りなど 衿付きシャツ
何色でもOK
白、黄、黒以外の何色でもOK 自由
お葬式 なるべく地味な
バティック柄か
真っ黒
黒、もしくは
ダークな色調
のもの
黒、もしくは
それに近い色
なるべく黒っぽい方がベター
contents
All contents copyright ゥ1998 Potomak corporation. All rights reserved.