実行委員 飯塚(e.z)の日記 実行委員 飯塚(e.z)の空間へ
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2005.1.25 [火] 生徒たちから手紙

数日前になるが、南郷中の生徒たちから手紙が来た。
総合学習でゴミをテーマに一緒に活動した生徒たち8人からだ。一様に感謝の気持ちを表した内容だった。嬉しかった。なかでも「これからも地域の中でお世話になると思いますので、よろしくお願いします」といった主旨のものが目立ち、そう言われるとこれからも一緒に何か取り組んでゆこうという気分になる(ワタシ、割り合い単純な性格です)。

芸術祭に企画参加する方々の中にも、学校への協力を惜しまない、そう言ってくれる方は多い。子供たちと一緒に何かに取り組んでみたいと言ってくれるアーティストは意外に多いのだ。

ただ、今すぐに何か出来るかと言うと、これがナカナカに難しい点もある。学校側のニーズとアーティスト側の動機が、必ずしも一致しない。お金の問題もある。だから、時間をかけながら、学校(生徒たち)のニーズを発酵させつつ、一方では作家側の動機も醸成して行くという、日本酒を醸すような三段寒仕込みの時間が必要なのだと思う。

一方、現時点でも学校ニーズと作家側の動機がピタリとマッチングする場合もある。葉山中の「ふれあい講座」は、その典型かも知れない。

いずれにしても、地域と学校とのコラボが良い感じで実現して行く、他に例のないエリアに葉山町がなっていったらと考えると、ちょっとワクワクする。

2005.1.21 [金] 各地から

近畿方面の方からメールをもらった。
もともと町ぐるみでの芸術祭というものに興味があって、葉山芸術祭の存在を知るに至り、ぜひとも運営の手伝いをさせて欲しいと言うのだ。葉山町に数ヶ月住むくらいの覚悟もあると言う。

何事も急いてはことを仕損じるので、一度こちらへ来てみてはどうかと。来てみてさらにその思いを募らせるのか、はたまた、がっかりして帰ってゆくのか。ともかく、そういうことをしてみないでは結論が出ないだろうと、そう返信した。

去年の夏は、同じような主旨で東北方面からいらっしゃった方がいた。注目をいただくのはありがたいことだと思う。基本的には、皆さん地域コミュニティーをテーマに持っている方のような気がする。芸術祭のような催しが広がって、各地独自のスタイルで繰り広げられるような時代が来るのかも知れない。そうなったら、きっと楽しいと思う。

2005.1.19 [水] 総合学習削減

昨日、南郷中の総合学習のことを書いた折りも折り、今朝の朝刊で文科省が「総合学習、削減の意向」というニュースが。

子供たちの学力低下問題をうけての方針だろうが、なんだかなぁ・・・。

2005.1.18 [火] 総合学習の成果発表

本日は、南郷中へ行ってきた。1年生と2年生の総合学習の成果発表があったのだ。
芸術祭の主催イベントとして、ここ数年行われてきた「教育フォーラム・学びの選択肢」が縁となり、南郷中では子供たちが学校から外へ出て、地域の活動グループと一緒に取り組みを行なう、というスタイルで総合学習をやり始めたのだ。

まちづくり協会の所属グループはもちろん、ボクがやってる「ヌージック」へも、子供を受け入れてくれるか、という打診が南郷中からあったのが去年の秋だったろうか。

ンで、8名ほどの子供たちが「ヌージック」と一緒に活動を行なうことになった。彼らが選んだテーマは「ゴミ(ダイオキシン)」。なかなか難しいテーマだなぁ。ボクがお手伝いしたのは、何を調べたいか、どう調べるのか、グループ担当のN先生ともども話しの交通整理役だ。

それから、調べる過程で2ヶ所に取材を行なったが、取材先などとの調整役も引き受けた。この時、子供たちが行ったインタビュー内容は録音したので、最終的にはまとめてヌージックでオンネットしようと思う。学内だけでなく、父兄や一般町民にも聞いていただく機会となるから、子供たちにとっても良い発表チャンスとなるだろう。今回の活動を通して、ボクが子供たちに伝えられるのは、取材するってのはどういうことか、ってことかな。技術論もあるけど、取材マインドみたいなことが大事だよ、みたいなこと。これって、「学び」の根底に通じるものがあるから、とっても役立つことだと思うんですわ。

ポスターセッションと呼ばれた、今日の各グループからのプレゼンテーション(成果発表)は、模造紙に手書きで書かれたものだった。拙い面もあるが、各グループともナカナカ楽しいものになっていた。

こうした総合学習のスタイルは、たくさんの文化活動グループや人材のいる葉山だからこそできること。他のエリアの中学校では、やりたくても、葉山のような地域環境がなければできない。まだ始まったばかりだし、手探りしながらのトライアル。先例もないから、先生方も大変だろうが、ぜひとも長く続けていって欲しいと思う。

現在の学びの現場では、公教育と言えども先例のない未知なる挑戦に取り組んでいるんです。こういう現状って、意外と皆さんに知られていないんだよね。

2005.1.16 [日] 4:49 pm

このサイトは、ユニークアイディ社の「関心空間」というエンジンを利用している。画一的なシステムではなくて、使う側が自分たちにふさわしい形態で使用できるよう、ある程度カスタマイズができる。

芸術祭の場合は、一般企業や研究期間、出版社などが使う場合と、また使用用途が異なる。どんなふうなお膳立てをしておくと良いのか、そんなことをユニークアイディ社の技術の方々やぬほりんさん(葉山空間)と相談しながらカスタマイズを進めている(つまり、現状の姿はまだ未完成)。

まぁ、今年初めてのトライアルでもあり、いきなり100%を目指すというより、ユーザーである参加企画者や芸術祭ファンの方々からの感想も参考にしながら、徐々にというところだろうか。

2005.1.14 [金] まちづくり協会

今年から参加申し込みの手順に変化があるため、パソコンやインターネット利用が不得意な参加者には面倒だったり、良く分からなかったりする部分があるかも知れない。非常に不得意だったりインターネット環境そのものがなかったり、そういう参加者は極々少数なのだが、いらっしゃるのも事実。

なので、もちろん個別でフォローを行なえるよう考えている。基本的には、アートカフェのPCを利用してもらうことになるが、人が常駐しているワケではない。たまたま留守の時に来ていただいては、企画参加者にも二度手間をかけるしね。

というワケで考えたのが、まちづくり協会(図書館2F)のPC環境である。あそこは、町民の活動支援のためのPCがあるからだ。まちづくり協会なら常駐の方もいらっしゃるから、アートカフェ不在時など、参加者のフォローを若干でもお手伝い願えないものだろうか。

そう思って、さっそく今日の午前にまちづくり協会へ行き、理事長のMさんに相談した。今年の芸術祭の変化とその趣旨を説明し、M理事長からは良い返事をいただけた。一応、理事会にかけなければならないので、主旨や機材使用の範囲と期間、フォローの具体的範囲、想定される人数などを提出して欲しいとのこと。メールで良いとのことなので、さっそく送ってしまおうっと。

ありがたや、ありがたや。

2005.1.11 [火] 画家のMさん

昨日は、知人宅で鍋パーティー。同席した画家のMさんと懇談。Mさん、今年は芸術祭に参加したいという。繊細な水彩画を描かれる方で、その風景画に満ちる透明な空気感と明るい陽光が素敵だ。葉山に住み始めて数年だそうだが、移住したときから芸術祭が気になっていたという。ただ、関係者に知合いもなく、参加の機会をうかがってきたのだとか。

こんなふうに、気になってはいるが、何かちょっとしたキッカケがあれば、という方もきっと多いんだろうなと思う。

やはり同席した初対面の22才若者とは、話しをしているうちに我が家の長女の知合いと判明。「じゃぁ、○○さんのお父さんなんですか?」とビックリされた。葉山はやっぱり狭いですね、という良くありがちなパターンへとお話しは進む。

ボクはいささか日本酒を飲み過ぎたかも知れない、起床後、少し酒が残っていた気がする。

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