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2006.5.8 [月] デビュー間近の手ぬぐい達

青空アート市でデビューする「手ぬぐいりんりん」の手ぬぐい達を紹介します!
全体像は、5月13日の森山神社で見て下さいね。

●珍満つなぎ
デザイン:菅原恵利子
技法:注染(東京和晒)
素材:綿100%(特岡/タテヨコ30番手)
サイズ:100cm×36cm(頭にも巻けるたっぷりな長さ、幅広)
型:手彫り(東京和晒)



●砂浜縞
デザイン:菅原恵利子
技法:注染(東京和晒)
素材:綿100%(岡/タテヨコ30番手)
サイズ:100cm×34cm(頭にも巻けるたっぷりな長さ)
型:手彫り(東京和晒)



●幸運豆絞り
デザイン:菅原恵利子
技法:注染(東京和晒)
素材:綿100%(岡/タテヨコ30番手)
サイズ:100cm×34cm(頭にも巻けるたっぷりな長さ)
型:機械彫り(東京和晒)



●波待ち縞
デザイン:菅原恵利子
技法:注染(東京和晒)
素材:綿100%(総理/タテヨコ20番手)
サイズ:100cm×33cm(頭にも巻けるたっぷりな長さ)
型:手彫り(菅原恵利子)

2006.4.12 [水] 畳む

先週末に、二種類目の「砂浜縞」が納品され、
ここ数日は、せっせと手ぬぐいを畳んでいる。
検品を兼ねて、一枚ずつ、丁寧にきちんと畳む。
注染という技法で染められた手ぬぐいは、
一枚ずつ防染糊を置いていくので、
それぞれ一枚ずつちょっとずつ、違う。
かすれていたり、歪んでいたり、そこがなんとも面白い。
この布はどんな人の手を拭うのかな?
長く愛してもらえるといいな。
そんな事を思いながら、心を込めて畳む。
布目を揃えて、折って重ねて、同じ大きさに畳む。
....畳む。
この単純作業がなかなかハマル。
沖縄で糸を無心に紡いでいる時にも感じた心の状態。
なんと言うか、布を平らに畳んでいく作業は、
心も平らにしてくれる様な気がする。
手の平に木綿を感じる。
そう言えば、納品が一日遅れたのは雨のせいだった。
染め上がった手ぬぐいは、天日干しされるから、
お日さまが出ないと仕上がらないのだ。
手ぬぐい製作のそんなところもすごく好き。

“手”の可能性は、とても大きい。
シンプルだけど無限な気がする。
手ぬぐいを畳みながら、そんな事を考える夜。

2006.3.28 [火] ロゴが出来た!

「手ぬぐい りんりん」のロゴを、
ラクガキング寺田克也に描いてもらった。
むふふ、カワイイぢゃねーか。
ありがとう〜!

さて、その寺田克也画伯、
まもなく公開される押井守の「立喰師列伝」
“フランクフルトの辰”として出演している。
絵描きの癖して、何故か役者としても出演作品多数。

ほんとにスゴイ奴なのだ。

※写真は、
上:描いてもらったロゴ
下:BLOODの小夜

2006.3.24 [金] 宿題完了

“波待ち縞”の型紙が彫り上がる。
毎日、相撲を観ながら五日間。

実はもう一枚、紙がある。
伸びやかな唐草模様が彫りたい気分。
どうしようかな....。

2006.3.16 [木] 鉛筆と消しゴム

頭の中で出来上がっている手ぬぐいデザインの原画を起こす。二点。
これまでは、パソコンでデータ入稿というデジタルな流れで発注していた。イメージを具現化する道具として、私は今や、Mac&IllustratorやPhotoshopの方が使い易い。
一つ目の原画は、デジタルで起こす。
でも、二つ目の原画は、アナログに挑戦した。
まずは、手ぬぐいと同じ大きさの紙を作る。紙は、着物のお手入れ後によく入ってる白い紙を再利用した。34cm×100cmの真っ白い紙に向かって、鉛筆で線を描く。いつも眺めている一色の海の波を思い出しながら、線を描く。鉛筆と消しゴムで絵を描くなんて、とても久しぶり。手ぬぐい一枚分の絵をアナログで描くのは、けっこう大変な作業だった。夜遅くまでかかってしまった。でもね、やっぱり線が人間っぽくて柔らかい気がする。
出来た原画は、自分で彫って型紙にする。この段階で、デジタルで起こした原画も柔らかな線になるとは思うけど、最初から鉛筆で描いた線とはやっぱり何か違いが出るかな?
今週末は、型紙教室。とても楽しみ。

今は、34cm×100cmの四角い世界で頭がいっぱい。
これまで、3:4(TV画面の縦横比)とか、16:9(HD画面)という四角い枠の中に世界を作ってきた。これからは、手ぬぐいサイズにも世界を作りたい。
いずれにしても、四角い枠が好きみたいだ。(笑)

※今日生まれた手ぬぐいの柄
上:幸運豆絞り
下:波待ち縞

2006.3.11 [土] 手ぬぐい実染塾

手染めの手ぬぐい作成講座である「手ぬぐい実染塾」を受講してきました。注染工場の職人さんが先生となり、実際に手ぬぐいを染める体験をします。染料まみれになるので、ゴム手袋&長靴持参。かなりガテン系な出で立ちです。(笑)
講座では、二種類の柄を半反ずつ染めます。私は無理を言って、課題の型の代わりに持ち込んだ柄の型を使わせてもらいました。
朝10時から、予定を随分オーバーして、夕方の6時過ぎまで。
これがね、ものすごく楽しい一日でした。

職人さんも集まった生徒たちも、みんな熱い!
手ぬぐいが大好き、モノづくりが大好き....というオーラがビシバシ出てました。同じ課題の型を使っても、染める人の感性で全然違う仕上がりになります。面白いなぁ。
注染は、一枚ずつ糊を置いていくので、よく見ると一枚ずつ仕上がりが違います。そのアバウトでファージーな感じがとても味があっていいんです。効率良く大量に染められる技術ですが、手仕事の味も併せ持っています。体験してみてますます注染の手ぬぐいが好きになりました。

来週は、注染のもう一つの手仕事である“型紙”にチャレンジします。
こちらも和紙を手彫りして絹の紗を張るという昔ながらの技法です。
勿論、彫る柄は自分でデザインします。あぁ、楽しみ。

注染は、プリントの様にイメージ通りな仕上がりにはなりません。制約も色々あります。でも、そんなデメリットを軽々と越える魅力があります。
布に込められた人間っぽい味。
私はたぶん、注染の“人間っぽい味”が好きなんだと思います。

※写真は、
上:糊付けして重ねた布の上から染料を注ぐ。
中:染料を下から吸い取る減圧タンクの目盛り。工場中がやたらレトロ。
下:作成して持ち帰った二種類の作品。めちゃめちゃ愛しい!

2006.2.21 [火] 注染

手ぬぐいを染める技法のひとつである「注染」。

「本染め」「注ぎ染め」とも言われ、手彫りした和紙の型を使い、色付けしない部分に糊を置いて折りたたんで重ねて、染料を注いで、反対側から減圧し、晒数反分をいっぺんに染める方法....の様だ。顔料を使い片面だけ染まるプリント手ぬぐいとは違い、注染は使い込むほどに味が出る手ぬぐいらしい仕上がりになる。手ぬぐい好きなので、結構な枚数の手ぬぐいを持っているが、「今日はコレ」と選ぶ手ぬぐいは、生地が良くて注染で染められた物が多い。使いやすいのだと思う。
さて、実はどうしても具体化したい手ぬぐいがある。(笑)
そして、こっそり進行中だ。
具体化させる為に、色々調べ「注染」の事も勉強した。でも、実際に自分でやってみないと分からない体育会系なので、ここで修業してみる事にした。かなり本格的。

2006.2.17 [金] ふんどし

KIMONO真楽ちくちく部の紹介をキーワード化した。
そこにも書いたんだけど、
去年、アート市用にオリジナルの越中褌を作った。
森山神社の鳥居の近くで、申し訳ないなぁと思いつつ(嘘)、じゃぁ〜ん!という感じでディスプレイして、作った褌は素敵な殿方達のもとへ嫁に行った。
その後、トリビアで褌の事がネタとなり、ブームになった。
ブームのキッカケは、森山神社のアート市にちげぃない。(笑)

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