水そー屋さんの日記 水そー屋さんの空間へ
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2010.10.30 [土] 「イージーな女」

easy



[形容詞]



1. 容易な, やさしい



2. 楽な, 気楽な



3. だらしない



4. お人よしの



as easy as anything いとも簡単な



go easy 気楽にやる



take it easy のんきに構える



〜モバイル英和辞典より〜





僕の友達にとてもイージーな女がいる。



まるで空に浮かぶ雲のように



あっちに風が吹けばあっちに流されて行く。



こっちに風が吹けばこっちに流されて来る。



少し喩えが美しすぎたか。



実生活を言えばこんな感じだ。



世間で風邪が流行れば見事に風邪をひく。



二日酔いの日は簡単に仕事を休む。



カードのポイントを貯める。



財布にカードも溜まる。



「イージーな女」は恋愛もイージーだ。



好きと言ってくれた人を好きになる。



寂しいときにそばにいてくれる人を好きになる。



とても羨ましい話だ。



だから彼女にはたくさんの幸せが訪れる。



「イージーな女」であることが、彼女を人気者にしている理由の一つなのだ。



そんな「イージーな女」がある時、恋愛の悩みで泣いていた。



彼氏との距離感だったり、感覚の違いだったり、恋愛には悩みは付き物だ。



回りの友達は、真剣に悩みを聞き、いい解決方法はないものか、



いろいろ考えたり、アドバイスしたり、少しでも彼女の涙を拭う足しになればと必死だった。



しかしそんな悩み事もひょんなことから全て解決してしまったのである。



それは・・・



占い。



占いで、彼氏との相性はばっちり! と言われ、ニコニコしながら帰ってきた。



悩み事などその時点で吹っ飛んでいた。



気持ちの持ちようで、散々みんなで語り合った数々の悩み事は、綺麗さっぱり消えてしまったのだ。



もはや、「ちょーイージーな女」である。



居酒屋で朝まで語り合ったあの時間は何だったのか?



みんな酔ってはいたが、熱く語り合ったあの時間は一体何だったのか??



まあ、うまくいっているならそれで良しとしよう。



そんなのが「イージーな女」らしくて良い。



先日、スーパーでたまたま「イージーな女」に出くわした。



彼女のかごには大量のカップラーメンが入っている。



それを見て驚いた僕に彼女はこんな言葉を言った。



「だって簡単なんだも〜ん」



「イージーな女」は心がイージーだけではなく、



料理も「イージーな女」であった。



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2010.10.26 [火] 「お給料分の女」

その時、野太い声が響き渡った。



「お給料分の仕事を・・・ど〜のこ〜の」



「最低でもお給料分は・・・あ〜だこ〜だ」



深夜のどぶ板通り、モアイ&カピー(バー)での話である。



ソファで女二人が話している。



見た目は三十前後、かなりお酒も入っているようだ。



仕事帰りか、休みの日に久しぶりに一杯やろうとなったのかはわからないが、



この二人は仕事哲学を話しているようであった。



僕はちょうどその時、久しぶりの友人と会い、近況やらを話し合ったりして美味い酒を飲んでいた。



それにしてもその単語がちょいちょい聞こえる。



「お給料分の〜」



「おきゅうりょうぶんのぉ」



どうやらお給料分を連呼している女は、若干興奮した面持ちで説教をしているようだった。



三十前後の女が酒を飲みながら、仕事について語り合う。



もう今や女性も立派な社会人だ。



仕事の上で男女の差別はない。



僕は小さい頃にある決心をしたことを思い出した。



「俺は絶対にサラリーマンにはならない!」



スーツにネクタイのはげたオッサンが酒を飲みながら仕事の愚痴をいう。



両親に連れられ居酒屋によく出入りしていた僕は、こんなオッサン達を腐るほど見てきた。



「サラリーマン」の本当の意味さえわからない小さな子供が、あーはならない!と決心するほど、



そのオッサン達に魅力はなかった。



話を戻そう。



そのお給料分の女、どうやら、ここまでがお給料分、ここからはサービス



と言うふうに、自分でラインを引いて分けているようなのだ。



僕はそれはそれでいいと思う。



人それぞれ考え方がある。



でもその考え方だと、仕事、プライベートに関わらず、ずっとそのポジションだし、



いつまでたっても高みに行けない。



だがしかし、仕事に対する姿勢、その仕事哲学、あっぱれである。



きっと彼氏はいないだろうが、今の彼女には男よりも仕事であろう。



三度の飯よりも仕事であろう。



酒を飲みながら、若干興奮し、得意げに仕事哲学を語るその「お給料分の女」は



とても幸せそうに見えた。



そして僕も、その「お給料分の女」の部下や後輩ではないことに、とても幸せを感じていた。



まさにハッピーエンドである。



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2010.10.23 [土] 親父のパーティ

親父が長年勤めた国家公務員の定年退職を記念として



それともう一つ



父と母の結婚三十周年を記念して



パーティを開催した。 2007年の秋の話である。



母が言いだしっぺではあったが、僕が仕切らせてやらせてもらった。



会場の確保から親戚、友人への告知、余興などを色々考え、



準備期間の約3ヶ月間を忙しく過ごした。



結婚三十周年を祝した、来場される皆さんへのプレゼントを何か作ろうと思い立ち



オリジナルデザインの手ぬぐいを作ることに決め、早速作業に取り掛かった。



デザインのイメージはすぐに浮かんだ。



親父は矢沢永吉の大のファンである。



矢沢のロゴをパロディにしてしまえ。



うまく改良して、両親のイニシャルを入れた。



これはなかなか評判だった。



見た目ですぐに永ちゃんっぽさと、パロディっぽさが伝わる温かい一品に出来上がった。



そうしてる間にも会場のアポやらビンゴの景品やら、食事内容なども次々と決まっていった。



そしてそれと同時期に、極秘プロジェクトが動き出していた。



僕は、親父にシークレットのプレゼントを仕込んでいることを来場されるみんなに説明し、協力を依頼した。



もう当日まで一ヶ月を切っていたと思う。



親父はびっくりするだろう。



矢沢永吉のものまねタレント、矢沢永作が自分のために生ライブをやるなんて。



僕は想像するだけで胸が高鳴った。



会場の盛り上がりが頭の中で鮮明に想像できる。



かなりのコストがかかるがその一瞬のためなら惜しくない。



会場のステージも音楽の機材も、照明関係も全て手配は整った。



あとは本番を待つばかり・・・



そのニュースが流れたのはパーティ当日の三日前である。



パーティ会場のマネージャーからすぐに電話がかかってきた。



「今日のニュース見ましたか!?」



ものまねタレントの事務所からも連絡がきた。



ニュースの見出しはこうだ。



矢沢永作容疑者が暴行容疑で逮捕http://netafull.net/...



芸人事務所は代わりに他のタレントを送ることもできると言ってきたが、



矢沢でないと意味がないことを伝え丁重にお断りをした。



結果から言えば、その余興分の穴は親父がカラオケで埋めた。



親父は自分で衣装まで準備し、次々と矢沢の名曲を歌い上げていった。



来てくれたみんなもお酒が進んで大いに盛り上がった。



矢沢永吉本人だろうが、そっくりさんだろうが、親父だろうが、多分何でも盛り上がった。



これはこれで良かった。



盛り上がった上に、芸人さんに支払うギャラうん十万がまるまる手元に残った。



僕自身も、本人だろうが、誰だろうが、親父だろうが、もうどうでもよかった。



楽しい時間を過ごせればそれでいい。



来てくれたみんなの笑顔を見ながら、達成感に浸っていた。



そして心の中で誓った。



人生行けるところまで、花火を打ち上げながら行こう と。



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2010.10.21 [木] コネタ

以前、取材を受けたのが記事になりました。

見てください。

http://www.excite.co.jp/...

2010.10.18 [月] 心の声

あの声は一体誰の声だったのだろう?



あの時、とにかく僕は神聖な気分だった。



太陽と1対1で向かい合ってたんだ。



そしてその回りには吸い込まれそうな青空。



きっと僕は誰よりも太陽の近くにいたし、誰よりも青空に包まれていた。



僕の視界は180度青かった。



太陽に向かって、自分の夢と目標を確認してたんだ。



自分は何がしたいのか、どんな人間になりたいのか、



青空を見たときにはいつも、心の中で願い事を唱える。



これは僕の癖である。



勝手にやってしまう。



しかしそれが、自分の夢や目標の確認になっているので、いい癖だと思っている。



屋久島の黒ヶ岳の頂上の大きな一枚岩のてっぺんで、大の字になってどのくらいの時間空を見上げていただろう。



だんだん風が強くなってきた。



ここで突風でも吹いてバランスを崩したら、一瞬で天国行きである。



ただでさえここは天国に近い。



僕は四つんばいになって慎重に岩を降りて行った。



標高2000メートルあたり。岩を降りながら、僕の頭の中は相変わらず将来のことでいっぱいだった。



明るい未来を思い描いていた。



その時だった。 確かにその時、心の中で声がした。



声が聞こえたというよりは、心の中に響いた感じだった。



僕の身体が空と同化して、人間と言うより自然の一部になっていた気がする。



全身が敏感なアンテナのようだった。



とにかくその時、非日常な状態で神聖な気分としか、僕の少ないボキャブラリーでは言い表せない。



僕はとても嬉しかった。



勇気と自信を与えてもらった。



心の声を聞いたのは初めての体験だったが、その核心をついた言葉は今でもはっきりと憶えているし、



絶対忘れられないだろう。



「自分の道を行きなさい。




願いは全て叶います。




全ては繋がっているのです。」




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2010.10.14 [木] 10:10 am

ネタが尽きない街、アムステルダム。



僕が現地にいたのはたった4日間だ。



しかしまだまだ現地で起こった面白いことは書ききれていない気がする。



川にダッチワイフが流れていた話。



2ユーロコインの窓の話。



レッドライトのブッチャー街の話。



タイマッサージの話。



友達になった親日家のロブの話。



ヨーロッパの麻薬犬の話、etc。



これらは僕の話を聞くよりも、実際に現地で体験することをお勧めする。



百聞は一見にしかず



是非とも、アムス研修シリーズを読んで面白いと思っていただいた皆さんに、アムステルダムへ行って欲しいと思う。



と言うより、次回の第2回アムス研修で皆さんと大勢で行きたい。



横須賀どぶ板通りにあるBARリトルアムステルダムのオーナー、ユウイチいわく



次回のアムス研修は4年後、ワールドカップの年に開催するそうだ。



2014年の8月に張り切ってダム広場で待ち合わせをしようではないか。



私事ではあるが、実は今回の研修中に突然なある気づきがあった。



水そー屋のマルという自分自身の、人との関わり方が、ここ数年で大きな変化を遂げたことだ。



世界には色々な人がいる。



色々な人たちがそれぞれ色々な形を持っている。



テトリスのように、人と人がぴったりくっつくこともあれば、逆に形がうまくはまらないこともある。



現在の僕は、形がはまらない時は無理矢理はめようとせず、形が違うことを認識して、



その上でその人とお付き合いをすることができる。



以前の僕は、形がはまらない時、相手の形を変えてでもテトリスをやろうとしていた。



簡単に言うと 「ものさしの押し付け」 である。



今回の研修で色々な世界観に刺激された結果なのか、街を歩いている時にふっと



この 「形と形の問題」 が頭に入り込んできたので、忘れないようにすぐにメモをしたのだった。



ものさしの押し付け時代(心がまだ子供時代)から次のステージへ来れたことをとても嬉しく思い、



今まで僕に関わってきてくれている人たちに深く感謝した。







アムス研修シリーズ、最後まで付き合っていただいて本当にありがとうございました。



ホントに刺激だとか、気づきが多い時間でした。



アムスシリーズは終わりますが、水そー屋のエッセイはまだまだ続きます。



今後ともよろしくお願い致します。



4年後にアムステルダムで会いましょう!



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2010.10.11 [月] アムス研修�G 脱皮

本人の希望でこのタイトルになりました。



彼がアムステルダムの地で脱皮した。



文字通り、人間として一皮剥けたのだ。



見たこともない風景、聞いたことも無い音、感じたことのない空気に触れた瞬間に



殻がパカッと、見事に破れた。 



ある日の夜みんなで 「一杯やるか〜」 となり近くのパブに一杯引っ掛けに行った。



一人づつ注文する。 アムスといえばハイネケンが有名だ。



僕はもちろんハイネケンを注文。



みんなもそれぞれ注文。 



最後に彼が注文する。



「白ワインください。」 オランダ人のスタッフに日本語で言っている。



もちろんオランダ人スタッフは ん? という顔をしている。



そして彼は続ける。 「白ワイン!」 



一同大笑い。 しかし彼は真剣だ。



「白・ワ・イ・ン!」 オランダ人「sorry??」



誰も何も助けない。



よくよく後から聞いてみると、彼は白ワインを英語だと思っていたそうだ。



またある時、道端に眼鏡のフレームだけが落ちていた。



一同ぶっとんだ場面の一つである。



何をどうすれば眼鏡のフレームだけ落ちていると言う状況になるのか?



彼はその眼鏡のフレームをチョーカーのように首からさげる。



これがなかなか似合っている。



アムステルダムだけに、最新のファッションと言われればそのように見えてくる。



もはや立派なアクセサリーである。



またまたある時、道端にあるベンチの上にテレビのリモコンが落ちていた。



これでまた一同ぶっ飛ぶ。



一体なにをどうすれば道端のベンチの上に、テレビのリモコンが落ちていると言う状況になるのか??



彼はそのリモコンを女の子達に向け、何かのチャンネルを変えようとしていた。



あの女の子達、おそらくヨーロッパ人の旅行客だと思うが、



ダム広場でマッタリとしているところに、眼鏡のフレームを首からさげた変なアジア人が、



自分達にテレビのリモコンを向けている。



彼女達からしてみたらたまったもんじゃない。



彼は一体彼女達の何のチャンネルを変えようとしていたのだろうか??



とにかく、アイテム獲得! ドラクエみたいだ。



またまたまたある時、道端にオランダ人中年おばさんの証明写真が落ちていた。



一体このおばさんは誰なのか?



なぜ僕達に拾われてしまったのか?



僕達とどんな縁があるのか?



一同またしてもぶっ飛んでいると、彼は首からさげている眼鏡のフレームの片目に



その証明写真を貼り付け、恋人の写真をチョーカーにしているヨーロッパのロマンチストのようになっていた。



その数日間、本気でそのおばさんを探したらしい。





見知らぬおばさんの写真を貼り付けた、眼鏡のフレームを最新ファッションのように胸に身につけ、



人間の何かのチャンネルを変える事ができると思われるリモコンを手に持ち、



外国のバーで必死に白ワインを日本語で注文する男、



今や、どぶ板リトルアムステルダムのエースにまで昇りつめた男、



そう、彼とは 「タクヤ」 君である。



彼は今回滞在期間が一番長く、フランスから入り、アムスに来て、



そこから何カ国か一人旅をしてから帰国すると言う、人間の脱皮にはふさわしい経験をした。



最後に一つ、タクヤ君がアムステルダムの地に残した奇跡を一つ紹介しよう。



宿泊中のホテルでベロンベロンのテロンテロンになったタクヤ君は、



階段を降りようととして、頭から真っ逆さまに堕ちた。



落ちた瞬間、ヤバイ、頭から堕ちる!と思ったらしい。



しかし、ここが脱皮の効果である。



頭からいったはずの身体は何故か一回転して、床に座るような形でおしりから着地した。



この時点で本人一回転した自覚なかったらしい。



ズドン!とけたたましい音が辺りに響いた後、タクヤは言った。



「これ夢で見たことある!!」



アムスで見た奇跡のデジャブだ。



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2010.10.8 [金] 来秋

水そー屋の個展「祈り」も今日を含め、残すところ2日となりました。



スペシャルゲストの七音さん、お疲れさまでした。



そして本当にありがとうございました。



タロット初体験の人が多かったのですが、みんなとても満足されているようでした。



新たな世界を見せることが出来たんじゃないかと思います。



そしてそれによって自分を見つめなおし、現在の状況、過去のこと、そして今の道を歩んだ先にある未来、



七音さんとのコミュニケーションでばっちり確認作業できたことと思います。



水そー屋の活動の方は、幸いな事に今年の初めから休む間も無く、



特に夏は麻布十番での個展から始まり、今の今まで目の回るような忙しさで活動させていただきました。



そしてようやくこのSLO☆GANSさんでの個展で一区切りつくところです。



いつも見に来てくれるみなさん、一緒に飲んでくれるみなさん、常に何かを発信する同志のみなさん、



僕と繋がってくれているみなさん、いつもいつも本当にありがとうございます。





また必ず面白い企画をやりますので、その時はまたよろしくお願いします。



ようやく僕にも秋がやってきます。



忘年会シーズンに向けしっかりと体調を整え、内臓を鍛え上げる所存です。



明日はSLO☆GANSには行けませんが、今日はゆっくりとお酒をたしなむ程度にやるつもりです。



今後の決まっている予定は・・・



12月3日〜10日 馬羊グループ展@かねよ食堂



来年4月〜5月 葉山芸術祭



忘年会たくさんやりましょう!



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2010.10.4 [月] アムス研修�F テキトー大道芸人

アムステルダムにはいろんな大道芸人がいる。

広場でたくさんの人の注目を集め、ド派手なパフォーマンスをする人もいれば、コスプレの格好をして全く動かない人もいる。

全く動かないの売りなのか? コスプレが売りなのか?よくわからないが、その手の芸人は腐るほどいる。

もちろん音楽で小金を稼いでる人もたくさんいる。

見たことの無い、鉄でできているのか、金か銅でできているのかよくわからないが、打楽器で鐘のような音を出し、

その不思議な音を繊細なタッチで巧みに操る芸人は圧巻であった。

滞在中に数回見かけたが、いつも人だかりができていた。

しかし今回僕が紹介するのは二人の大道芸人、ハーモニカおじさんと木琴おばさんだ。

このふたりが実にアムステルダムらしい。

ハーモニカおじさんはダム広場手前のメインストリートにいた。

木琴おばさんはセントラル駅前のメインストリートにいた。

ハーモニカおじさんは、休むことなくひたすらハーモニカをふいている。

木琴おばさんは、休むことなくひたすら木琴をたたいている。

とまあ、ここまではよくあるかもしれないが、

実はこのお二人、ハーモニカや木琴を使って曲を披露しているのではなく、

ただテキトーにピーヒャラやっているだけなのだ。

通りすがりには気付かなかった。少し立ち止まらないと気付かない。

初めて立ち止まって見た時、僕の頭に真っ先に浮かんできたのは???はてなマークただ一つだ。

この人は何の曲を演奏しているのだろう?

この発想がすでに常識にとらわれている。

リズム、メロディなんて何もない! 

ただテキトーにやってるだけだ! と気付いたとき、頭に電気が走ったようだった。

どうやら僕は常識と言うファッションを何枚も着ているらしい。

それを着ていたら何もクリエイティブなものは生まれない。

僕はポケットの中を探り、ハーモニカおじさんの前においてあったハットの中にコインを投げた。

おじさんはハーモニカを適当に吹くのを止めることなく、僕に握手を求めてきた。

そして握手しながら僕は思った。

「おっさん、ずりーな」

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