水そー屋さんの日記 水そー屋さんの空間へ
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2010.12.30 [木] 11:52 am

年末に言いたいことを

http://ameblo.jp/...

あっぷしました

みなさん、良いお年を〜

2010.12.19 [日] マルオ

出会いは横須賀にある小さなペットショップだった。



その時僕は、水槽の仕事を立ち上げるため、友達の働くバーに巨大水槽を設置しようとしていた。



その水槽に泳がす魚を探していたのだ。



千鳥園というその小さなペットショップには、そのときアロワナの子供が数匹いた。



どれもこれも10万円近くする高級魚だ。



その中の一匹に釘付けになったのを今でも憶えている。



僕が水槽の前に立つと、そのアロワナは目にグッと力を入れ、



こっちを睨むようにして僕にむかってきた。



かわいいとかではなく、力強さ、生命力を感じたのだ。



店のおじさんが



「そいつ良く食べるよー」



と言って、生きたザリガニを水槽の中に放り込む。



その瞬間にもうガブリと噛み付いている。



僕に見られているのも関係なく、すごい勢いでむしゃむしゃ食べている。



僕はもうこいつの虜になってしまった。



10万円の値札をチラ見した数秒後、僕は高らかと宣言した。



「こいつもらいます!」



そのアロワナは僕がとあるバーに設置した巨大水槽に引越しすることになった。



おじさんにビニール袋に入れられたアロワナは暴れる暴れる。



さすがに僕が惚れ込んだ力強さ、引越し先に到着したときには既に尾っぽの半分が折れてとれていた。



そのバーの看板魚になったアロワナは、オーナーに



マルオ



と命名され、みんなに見守れながら成長を続けていった。



10センチが15センチに、15センチが20センチに、20が30センチに、



常連客が来るたびに



「またでかくなったなぁ」



と、みな口を揃えて言った。



色もとてもきれいな金色が出ている。



さすがに金龍と呼ばれるだけある。



お金を呼ぶ



商売繁盛



など言われるのがこのアロワナ、別名金龍である。



今ではもう50センチぐらいはあるであろうか。



ここまで順調に育ってきたマルオだが、過去に2回体調を崩したことがある。



そのうち1回は命も危ぶまれた。



まだ引っ越して間もない頃、もう水槽に水を入れてから数ヶ月経っていたが、



水がちゃんとできていなかったのだろう。



マルオはフラフラ泳いだり、底のほうでじっと止まっていたり、縦になってしまったりしていた。



その状態になると、こっちにはなすすべが無く、ただただ見守るしかないのだ。



魚は水道水では生きれない。



魚が生きれる水を作ってやらなければいけないのだが、



水槽を立ち上げたばかりで、水がまだ安定していなかったのだろう。



心配していたが、時間が経つと共にマルオの調子もよくなった。



それ以来、水は安定している。



もう一回は冬の時期に起こった。



どうも動きが鈍い。



エサも食べない。



よく見ると、肌も荒れているし、色も悪い。



はて?どうしたもんかな?



きっと何か原因があるに違いないと思って、まずは周辺機器のチェックをしてみる。



電気は通っている、ろ過装置は動いている。



水温は・・・



水の温度がかなり下がっていたのだ。



何かのふしに、温度調節のつまみが動いてしまい、水が低温になっていた。



これでは体調を崩すのも当たり前である。



人間に例えると、アロハーな気分で住んでいるワイハー人が、普段着のまま南極に連れてこられたようなもんだ。



適温に戻してやると、たった数時間で体調を取り戻した。



南極弾丸ツアーも楽しんでいただけたようである。



そんなこんなでマルオと生活を共にしてはや6年。



未だに成長を続けている。



今では水そー屋さんのロゴマークのモデルに抜擢され、メインキャラクターとして堂々とスターの道を歩んでいる。



今後の活躍にも期待したい。



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2010.12.14 [火] ウーパールーパー

ゆらゆらと 泳いでは立ち止まり



何を考えているのか 



じっとしていると思うと またゆらゆらと 泳ぎだす



まんまるの目に 赤いふさふさ



その愛嬌のある顔は 見ていて飽くことがない



僕と縁があって、家にやってきたそのウーパールーパーは



ウッピー と名づけられた。



ウッピーは決して存在感のあるやつではなかった。



が、確実にそこにいた。



魚のようにエサをくれと主張するわけでもなく、



主人に媚を売るわけでもない。



水温、水質にもそんなに気を使わせることもなく、



何かプラスマイナス0のように



いつもそこにいたのである。



しかし今年の夏、僕の不注意が原因でウッピーを死なせてしまった。



動かない姿がいつものウッピーと変わらないので、



そのうち動き出すんじゃないか と



一晩そのままにして待ってみたけれど、



翌朝、置いたままの状態から少しも動いていなかった。



僕は 「ごめんね」 「ありがとう」



の言葉と共に、ウッピーを庭の土に埋めた。



ウッピーがいなくなった水槽は、相変わらずそこにウッピーがいるような、いないような。



相変わらずのプラスマイナス0感を醸しだしている。



もし今後、そこに2代目ウッピーを入れたとしても、



きっとそのプラスマイナス0感は、変わらないのだろう。



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2010.12.2 [木] ニュースフラッシュ

いつもいつも宣伝ばかりですみません[m:79]



でも宣伝させてください[m:58]







先日わざわざ都内から取材に来ていただき、そのときの話が



12月3日 金曜日



記事になります。



●媒体概要

・取材媒体:au公式サイト『EZニュースフラッシュ増刊号』 (月決めの会員制サイト)
・会員数:45万人
・ページビュー:30〜50万人/週
・サイト概要:エンターテイメント情報に特化したサイト
・コーナー概要:ちょっとした工夫で自分の生活を素敵に変えられるような、便利かつ、ためになるコンテンツです。

●企画概要
一週間ひとつのテーマに基づいて特集するコンテンツです。
11月29日配信の号では、『簡単で癒し、アクアリウム入門』というテーマを企画しております。
その中で、丸本様にはアートとしてのアクアリウムの魅力や、
作品を創る際に大切にされていることなどをご紹介いただきたく存じます。

と言うことです。

auの人は是非!!

僕もauです。

アンドロイド予約済み です。

もちろんニッポン放送も12月3日

です。15:45〜 よろしくです。



話は変わりますが、

前に自分のエッセイブログで

「心の声」http://ameblo.jp/...

と言うものを書きました。

屋久島の山の頂上で突然心の中に声が響き渡ったっていう話です。

「全ては繋がっています」

という言葉でした。

今回の取材で、実感することがあったのです。

僕がまだ水そー屋を起ち上げたばかりのころ、

TVでアクアリウムのスペシャリストとして出演している人がいました。

彼は熱帯魚界では有名人で、僕とは創る水槽が違うものの、僕から見れば雲の上の存在でした。

彼の勤める熱帯屋さんに行って、実際にお話を聞いたこともあります。

今回の取材は、アクアリウムの専門家として二人の話が記事になっています。

一人は僕。

もう一人は、雲の上の存在であった、TVに写っていた、あの千田さんでした。

ここにきてそう繋がるか〜

きっと僕は自分の行くべき道を行けているのだろう。

何かとても大きい力に導かれているような感覚があります。

水そー屋さんに関しては、望んだことが必ず実現します。

それどころか、望んだ以上の展開が待っている事もよくあります。

だから、夢は未だに大きくなる一方です。

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2010.12.1 [水] AM1242ニッポン放送

12月3日 金曜日



15:45〜



ラジオ局 「ニッポン放送」 AM1242



私、水そー屋がしゃべります。

お時間ある片はお付き合いください。







昨日、ニッポン放送アナウンサーの五戸美樹さんが都内の方から



はるばる横須賀まで取材に来てくれました。


楽しい時間でした。

五戸さん、ありがとうございました。



五戸美樹さん
現在『上柳昌彦ごごばん』(平日13:00〜17:40)内の
レポートコーナー(金曜15:45頃〜5分間)を
担当

2010.11.30 [火] 高校生物 3学期

学校に来ない、出席日数が足りない、等の理由で留年するという話は聞いたことがある。



しかし、成績が悪くて留年するなんて話は、進学校と呼ばれた当時の僕の学校では聞いたことが無い。



そんな成り行きで僕は、二年生の3学期に始めて勉強を始める。



しかし、勉強と言っても本当の勉強ではなく、その場しのぎの丸暗記だ。



そんなピンチに立たされてもなお、高校の勉強がその後の人生に活かされるなんて思いもしなかったし、



僕の生活の円グラフの中に、勉強のスペースが入る余地はなかった。



とにかく、ひたすら、がむしゃらに、



覚える



「補習で部活に出れないなんてことはやめてくれよ」



と部活の顧問。



「マルが勉強してる」



友達のひやかし。



「おまえやれんのか?」



大人たちの冷ややかな目線。



その辺りで心に火が点く。



やるならとことんやれ。 自分に言い聞かす。



カンニングなんて小細工は使わない。



変に小細工を使うと失敗する。



これがいい例だ。



生物の授業中、やってる感をアピールしようと思って、先生に質問をしまくったことがあった。



「授業が進みません。邪魔はしないでください。」



見事な逆効果。



だから下手な小細工は使わない。



みんながテスト勉強を始めだし、テスト間近になったある放課後、



僕は友達を集め、教壇に立って生物を教えていた。



もう自分の中では完璧である。



なにせ、ひたすらの丸暗記。



テストが終わったと同時に全て忘れれば良い。 その瞬間しがらみから全てが解放される。





そして・・・



完璧の状態でテストを迎え、無事に終えた。



結果、生物の点数は94点であった。



誰かのうわさによると、学年320人中2位の点数だったらしい。



勉強大好きの秀才君からすれば、僕みたいな飛び入りの奴に



どーしても1位の座を渡すわけにはいかなかったのだろう。



その辺はさすがである。



僕は他の教科もそれなりの点数を獲得し、なんとか進級することが出来た。



僕にとっては、点数を取るために時間を費やしたのだから



1位だろうが2位だろうが、いい点数を獲るのは当たり前ではあったが、



まわりのみんなはびっくりしているようであった。



大人たちはみんな口を揃えて言った。



「やればできるじゃねーか」



あたりめーだ。



だから部活をやってんじゃねーか。 勉強なんてしてる暇はねーんだっつーの!



高校2年、生物の成績 1学期�A 2学期�@ 3学期�I



どんだけ急上昇じゃい!



生物のテストの最後の問題のせいで、僕は100点と獲り損ねた。



今でもその問題を覚えている。



最終問題: アフリカツメガエルの名前の由来はなんでしょう?



僕は焦った。これはテスト範囲ではない。



だが、常識的に考えればわかる!



アフリカに住む爪のあるカエル



と回答した。



しかしこれが不正解。



正解は、アフリカに住む爪の長いカエル だそうだ。



カエルは基本的に爪があるらしい。



そしてこのカエルの特徴は爪が長いことらしい・・・



僕の高校3年間、授業で得た知識(今でも憶えている)はこの



アフリカツメガエル



のみである。



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2010.11.28 [日] 高校生物 2学期

今でこそ、水そー屋を始めてからたくさんの生き物達と縁があり、関わってきた。



いろんな生き物を飼育したし、たくさんの死も見てきた。



自分が好きで始めたこの水そー屋さんという活動のおかげで、生き物の事、命の事、身体の仕組み等など



一般人よりは少しだけ詳しくなった。



どもこれは今でこその話である。



僕が高校生の頃、生物という授業があった。



どんな授業内容かというと、小学校の理科の延長線ではあるのだが・・・



その先は全く覚えていない。



いや、僕が覚えていないのは生物だけではなく、高校全般の授業を覚えていない。



いや、これはやっぱり僕の言い方が間違っていて、覚えていないのではなく、



最初から頭にインプットしていないと言うほうが適切であろう。



ではこの生物という授業に何の思い出があるかと言うと、



それを今から書こう。



高校生の頃、僕の頭の中の80%は部活動で占められていた。



高校は部活動のために行っていたようなものである。



あとの20%は遊びである。



部活をやりながらよく遊んだものだ。



なので勉強は一切やらない。



勉強などやる暇なし!



教科書などは教室に段ボール箱を持ち込み、そこに入れっぱなし。



授業も基準出席日数ギリギリ。



出席したところで、漫画か、寝るか、ご近所と恋話をするかである。



こんな感じでのうのうと暮らしていたのだが、高校2年生のときにピンチを迎える。



2学期の期末テスト、生物で0点をたたき出したのだ。



それでも僕は余裕でいた。



テストが0点でも、授業には規定の数を出席しているのだから赤点はないだろうとふんでいた。



ところが、まんまと最低の�@を喰らってしまったのだ。



実はその2学期は生物だけではなく、他の教科もちょいちょいやらかしてしまった。



おかげで、学年320人中319位という輝かしい結果を残すことができた。



これは後に聞いた話だが、320位のお方は、どうやら登校を拒否していたらしく、



オリンピックのハンマー投げ、室伏選手ばりの繰り上げ金メダル獲得を成し遂げた。



事実上の最下位だ。



高校2年時、生物の成績、1学期→�A、2学期→�@。



言っておかなければならないのは、これは5段階評価ではなく10段階評価である。



3学期で4以上を獲らなければ留年決定!!であった。



生物があまりにもインパクトありすぎて目立たなかったが、



英語の成績も�A、�Aときて、次も�Aだと留年決定。



他にもそんなのがたくさんあった。



そしてこの時点で初めて、母親が高校に呼び出される。



これと同時期に、職員会議では僕のことが話題を独占していたことを



後から、部活の顧問の先生に打ち明けられる。



そしてさらに、



「補習とかで部活に出れないとかは絶対にやめてくれ」



と念を押される。



我関せず



的な態度を貫いていた僕も、ついにそんな訳にはいかなくなり、



そんな調子でプレッシャーを感じつつ、3学期へむかう。



3学期へつづく



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2010.11.21 [日] そろばん塾

小学校低学年のとき、そろばん塾に通っていた。



通わされていたと言った方が正しい。



なぜ? どうして僕がそろばん塾に??



その理由が当時の僕にはわからなかったが、もちろん両親が僕の将来に何らかの形で役立つようにと



気を使って通わせてくれたに違いない・・・



がしかし、こんなにつまらないもののために、



放課後の数時間をわざわざ古い建物に集まって費やしていることが嫌で嫌でしょうがなかった。



そろばんなどやっている場合ではなく、健全な小学生としては、



チャリンコを乗り回し、ゴムボールで野球をやって、ドロケイ(僕の地元はドロジュン)をやって、缶けりをやって、



そんな風に時間を費やして、子供社会の中で立派に子供なりの人間的成長を得てゆくものだ。



なので、そろばん塾に通った経験から得たものは・・・皆無である。



今では使い方もわからない。



わからなくても困ったことは一度も無い。



なぜならどこかの頭のいい人が、計算機という頭のいい物を作ってしまったからだ。



今では携帯にまでその機能がついており、いつでもどこでも手軽に計算してくれる。



日々の中でそういった頭のいい物が急増してきて、人間は頭を使わなくなった。



人間は便利なものを得ると感覚が鈍る。




頭のいい物得ると頭が悪くなる。



だから今の時代だからこそ、そろばんをやりたいと思う。



飲み会の精算のときに、マイそろばんで計算するなんてなかなか風流なもんだ。



話がそれたので元に戻そう。



そろばん塾が嫌で嫌でしょうがなかった僕は、いや僕達は、



僕の他にも同じフィーリングを持った悪ガキが数人いた。



僕達は、授業が始まる前に近くの公園でよく遊んでいたのだが、



その日、どーしても、どーしても教室に行きたくなかった。



しかし時間になってしまうので、憂鬱な気分で教室に向かおうとしたとき、



誰かが一円玉が落ちているのを見つけた。



そしたらまた誰かが



「これを交番に届けよう!」



と言った。 みんな教室に行きたくないのだ。



お金を拾って交番に届けるなんて、なんという立派な遅刻の理由だろう!



僕達の心の中にパッと光がさした。



交番に着き、おまわりさんに拾った一円玉を見せると、



優しいおまわりさんは



「届けてくれてありがとう。落とした人が見つかったら渡しておくからね。」



と言い、自分のお財布から一円を出して僕達にくれた。



「いい事をしたからお駄賃だよ。」



いいことをしたと言う満足感とおまわりさんの優しさと



とても心が温まるシーンであった。



その数分後の教室で、



一円ごときで交番に行くなんてバカかっ!!



と怒鳴られ、せっかく温まった心は冷めていく一方であった。



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2010.11.11 [木] 「お金に汚い女」

僕の友達に全くお金と縁のない女がいる。



いや、それではあまりにも言い方が失礼なので、言い直すことにする。



僕の友達に全くお金を必要としない女がいる。



彼女は現代文明に生きるというよりは、便利が物が無かった時代、



もっと言えば、お金と言うものが価値を持つもっと以前の時代に、



最も彼女らしい生き方を謳歌できる人である。



しかし、現代に生まれてしまったばかりに、



自分の根源の生き方と、現在の社会のあり方のギャップの中で右往左往し、



自分らしい生き方を日本の中に見出せないでいる。



だから彼女自身、お金を必要以上に求めなくても良いこと、



彼女自身、お金と縁がないことを認めたがらない。



それだけならまだ良いが、逆に変にお金を求めるふしが見られる。



「自分にお金が無いのは元金が無いからだ!」



と、自信満々に僕に言い放ったことがあった。



僕はほとほと呆れたが、とても面白かったので、ちょっといじめてやろうと思い、



意地悪な言葉で返した。



「いやいや、違うよ。○○さんにお金が無いのは縁が無いだけだって。



例え元金があったってすぐ出て行くと思うよ。」



と、ニヤニヤしながら言ってやった。



すると彼女は



「やめてくださいっ! 洗脳しないでくださいっ!本当にそんな気がするじゃないですかっ!」



これには笑った。



きっと彼女自身も気づいているのだ。



しかし、認めたくない彼女は未だにセコセコと小金を稼ぎを続けている。



海外で買ってきた小物をフリマで高く売りつけ、



海外で買ってきたスパイスをお店に高く売りつけ・・・。



こんなこと書いているが、実は僕は彼女のファンで、とても応援している。



もともと持ち合わせているセンスがとても良く、将来何らかの形で一緒に仕事をしたいとも思っている。



だから早く気づいて欲しい。



ただ単にお金を稼ぎたいと思うだけではなく、お金の本質を勉強し、



何のためにお金を得るのか?



得ることができたら、どんなことに貢献できるのか?



お金を得るために、どれほど自分を高めなければならないのか?



お金の本質に早く気づいて欲しい。



気づかなければならないことは山ほどある。



先日、彼女に相談した。



僕  「○○さんってさぁ、お金に汚いじゃん? 俺今ブログで○○な女シリーズ書いてるんだけどさぁ、



お金に汚い女で書いていい??」



彼女 「別にいいっすよ。 でもその前に使用料ください。」



僕  「・・・・・・」



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2010.11.7 [日] 「教育する女」

ズシーン!



と心の芯の部分を突いてくる。



カーブやシュートなどの変化球は使わない。



決め球でフォークボールなんてもってのほかである。



全て直球勝負。



キレのあるストレートにごまかしはきかない。



それが「教育する女」の言葉である。



たった三十数年の人生だが、百年近くは生きたであろう人間の説得力を持っている。



そして物事の核心をとらえるその感性から発せられる言霊は、いとも簡単に心の芯をとらえるのだ。



だから彼女への悩み相談は尽きない。



「教育する女」」がオープンしたバーでは、若い男子から60を過ぎたオッサンまで、



幅広い年代の男性がカウンターにずらりと並ぶ。



そしてカウンターの向こうには、美しい黒髪にきりっとした目つきの、



いかにも気の強そうな「教育する女」が立っている。



その風景はさながら、教室の教壇立つ先生と最前列の机に座る生徒達のようだ。



そして彼女の激が飛ぶ。



強烈なその言葉に遠慮は全く無い。



傷口に塩を塗るような荒治療。



それが彼女流の教育である。



その風景、数々のお説教を後ろの方から何度も見てきた。



彼女に太刀打ちできる男は一人として見た事が無い。



僕も何度か彼女の教育を受けたことがある。



現在僕に、物を申す人が少なくなってしまった今、とてもありがたい言葉だと受け止めている。



だがしかし、とにかく荒治療なのだ。



「ちょっとルーマー!!」



彼女は僕のことをルーマーと呼ぶ。



「ちょっとルーマーにクレームがあるんだけど!」



毎回ドキッとする。



俺また何かやらかしてしまったかとそわそわしてしまう。



そして直球ド真ん中。



150kmばりのストレートが心の芯を射抜く。



もう少しばかりの勇気があれば、



世の男性を代表して、もう少しお手柔らかにとお願いしたいところだ。



だが僕にはそんな勇気があるわけでもなく、それがまさに「教育する女」だと認めざるを得ない。



今この文章を書いているのは19時を少し回ったところだが、



今頃「教育する女」は家で投球練習、肩を温めているに違いない。



そして今宵も ズドーン!!



と直球ド真ん中。



誰かを教育することであろう。



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2010.11.3 [水] ちびまる子ちゃん 撃沈

ハロウィンは毎年楽しいですが・・・


お酒に負ける傾向があります。


予定していたお店にも行けず・・・


今年も去年に続き、撃沈しました。

2010.10.30 [土] 「イージーな女」

easy



[形容詞]



1. 容易な, やさしい



2. 楽な, 気楽な



3. だらしない



4. お人よしの



as easy as anything いとも簡単な



go easy 気楽にやる



take it easy のんきに構える



〜モバイル英和辞典より〜





僕の友達にとてもイージーな女がいる。



まるで空に浮かぶ雲のように



あっちに風が吹けばあっちに流されて行く。



こっちに風が吹けばこっちに流されて来る。



少し喩えが美しすぎたか。



実生活を言えばこんな感じだ。



世間で風邪が流行れば見事に風邪をひく。



二日酔いの日は簡単に仕事を休む。



カードのポイントを貯める。



財布にカードも溜まる。



「イージーな女」は恋愛もイージーだ。



好きと言ってくれた人を好きになる。



寂しいときにそばにいてくれる人を好きになる。



とても羨ましい話だ。



だから彼女にはたくさんの幸せが訪れる。



「イージーな女」であることが、彼女を人気者にしている理由の一つなのだ。



そんな「イージーな女」がある時、恋愛の悩みで泣いていた。



彼氏との距離感だったり、感覚の違いだったり、恋愛には悩みは付き物だ。



回りの友達は、真剣に悩みを聞き、いい解決方法はないものか、



いろいろ考えたり、アドバイスしたり、少しでも彼女の涙を拭う足しになればと必死だった。



しかしそんな悩み事もひょんなことから全て解決してしまったのである。



それは・・・



占い。



占いで、彼氏との相性はばっちり! と言われ、ニコニコしながら帰ってきた。



悩み事などその時点で吹っ飛んでいた。



気持ちの持ちようで、散々みんなで語り合った数々の悩み事は、綺麗さっぱり消えてしまったのだ。



もはや、「ちょーイージーな女」である。



居酒屋で朝まで語り合ったあの時間は何だったのか?



みんな酔ってはいたが、熱く語り合ったあの時間は一体何だったのか??



まあ、うまくいっているならそれで良しとしよう。



そんなのが「イージーな女」らしくて良い。



先日、スーパーでたまたま「イージーな女」に出くわした。



彼女のかごには大量のカップラーメンが入っている。



それを見て驚いた僕に彼女はこんな言葉を言った。



「だって簡単なんだも〜ん」



「イージーな女」は心がイージーだけではなく、



料理も「イージーな女」であった。



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2010.10.26 [火] 「お給料分の女」

その時、野太い声が響き渡った。



「お給料分の仕事を・・・ど〜のこ〜の」



「最低でもお給料分は・・・あ〜だこ〜だ」



深夜のどぶ板通り、モアイ&カピー(バー)での話である。



ソファで女二人が話している。



見た目は三十前後、かなりお酒も入っているようだ。



仕事帰りか、休みの日に久しぶりに一杯やろうとなったのかはわからないが、



この二人は仕事哲学を話しているようであった。



僕はちょうどその時、久しぶりの友人と会い、近況やらを話し合ったりして美味い酒を飲んでいた。



それにしてもその単語がちょいちょい聞こえる。



「お給料分の〜」



「おきゅうりょうぶんのぉ」



どうやらお給料分を連呼している女は、若干興奮した面持ちで説教をしているようだった。



三十前後の女が酒を飲みながら、仕事について語り合う。



もう今や女性も立派な社会人だ。



仕事の上で男女の差別はない。



僕は小さい頃にある決心をしたことを思い出した。



「俺は絶対にサラリーマンにはならない!」



スーツにネクタイのはげたオッサンが酒を飲みながら仕事の愚痴をいう。



両親に連れられ居酒屋によく出入りしていた僕は、こんなオッサン達を腐るほど見てきた。



「サラリーマン」の本当の意味さえわからない小さな子供が、あーはならない!と決心するほど、



そのオッサン達に魅力はなかった。



話を戻そう。



そのお給料分の女、どうやら、ここまでがお給料分、ここからはサービス



と言うふうに、自分でラインを引いて分けているようなのだ。



僕はそれはそれでいいと思う。



人それぞれ考え方がある。



でもその考え方だと、仕事、プライベートに関わらず、ずっとそのポジションだし、



いつまでたっても高みに行けない。



だがしかし、仕事に対する姿勢、その仕事哲学、あっぱれである。



きっと彼氏はいないだろうが、今の彼女には男よりも仕事であろう。



三度の飯よりも仕事であろう。



酒を飲みながら、若干興奮し、得意げに仕事哲学を語るその「お給料分の女」は



とても幸せそうに見えた。



そして僕も、その「お給料分の女」の部下や後輩ではないことに、とても幸せを感じていた。



まさにハッピーエンドである。



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2010.10.23 [土] 親父のパーティ

親父が長年勤めた国家公務員の定年退職を記念として



それともう一つ



父と母の結婚三十周年を記念して



パーティを開催した。 2007年の秋の話である。



母が言いだしっぺではあったが、僕が仕切らせてやらせてもらった。



会場の確保から親戚、友人への告知、余興などを色々考え、



準備期間の約3ヶ月間を忙しく過ごした。



結婚三十周年を祝した、来場される皆さんへのプレゼントを何か作ろうと思い立ち



オリジナルデザインの手ぬぐいを作ることに決め、早速作業に取り掛かった。



デザインのイメージはすぐに浮かんだ。



親父は矢沢永吉の大のファンである。



矢沢のロゴをパロディにしてしまえ。



うまく改良して、両親のイニシャルを入れた。



これはなかなか評判だった。



見た目ですぐに永ちゃんっぽさと、パロディっぽさが伝わる温かい一品に出来上がった。



そうしてる間にも会場のアポやらビンゴの景品やら、食事内容なども次々と決まっていった。



そしてそれと同時期に、極秘プロジェクトが動き出していた。



僕は、親父にシークレットのプレゼントを仕込んでいることを来場されるみんなに説明し、協力を依頼した。



もう当日まで一ヶ月を切っていたと思う。



親父はびっくりするだろう。



矢沢永吉のものまねタレント、矢沢永作が自分のために生ライブをやるなんて。



僕は想像するだけで胸が高鳴った。



会場の盛り上がりが頭の中で鮮明に想像できる。



かなりのコストがかかるがその一瞬のためなら惜しくない。



会場のステージも音楽の機材も、照明関係も全て手配は整った。



あとは本番を待つばかり・・・



そのニュースが流れたのはパーティ当日の三日前である。



パーティ会場のマネージャーからすぐに電話がかかってきた。



「今日のニュース見ましたか!?」



ものまねタレントの事務所からも連絡がきた。



ニュースの見出しはこうだ。



矢沢永作容疑者が暴行容疑で逮捕http://netafull.net/...



芸人事務所は代わりに他のタレントを送ることもできると言ってきたが、



矢沢でないと意味がないことを伝え丁重にお断りをした。



結果から言えば、その余興分の穴は親父がカラオケで埋めた。



親父は自分で衣装まで準備し、次々と矢沢の名曲を歌い上げていった。



来てくれたみんなもお酒が進んで大いに盛り上がった。



矢沢永吉本人だろうが、そっくりさんだろうが、親父だろうが、多分何でも盛り上がった。



これはこれで良かった。



盛り上がった上に、芸人さんに支払うギャラうん十万がまるまる手元に残った。



僕自身も、本人だろうが、誰だろうが、親父だろうが、もうどうでもよかった。



楽しい時間を過ごせればそれでいい。



来てくれたみんなの笑顔を見ながら、達成感に浸っていた。



そして心の中で誓った。



人生行けるところまで、花火を打ち上げながら行こう と。



http://www8.plala.or.jp/...

2010.10.21 [木] コネタ

以前、取材を受けたのが記事になりました。

見てください。

http://www.excite.co.jp/...

2010.10.18 [月] 心の声

あの声は一体誰の声だったのだろう?



あの時、とにかく僕は神聖な気分だった。



太陽と1対1で向かい合ってたんだ。



そしてその回りには吸い込まれそうな青空。



きっと僕は誰よりも太陽の近くにいたし、誰よりも青空に包まれていた。



僕の視界は180度青かった。



太陽に向かって、自分の夢と目標を確認してたんだ。



自分は何がしたいのか、どんな人間になりたいのか、



青空を見たときにはいつも、心の中で願い事を唱える。



これは僕の癖である。



勝手にやってしまう。



しかしそれが、自分の夢や目標の確認になっているので、いい癖だと思っている。



屋久島の黒ヶ岳の頂上の大きな一枚岩のてっぺんで、大の字になってどのくらいの時間空を見上げていただろう。



だんだん風が強くなってきた。



ここで突風でも吹いてバランスを崩したら、一瞬で天国行きである。



ただでさえここは天国に近い。



僕は四つんばいになって慎重に岩を降りて行った。



標高2000メートルあたり。岩を降りながら、僕の頭の中は相変わらず将来のことでいっぱいだった。



明るい未来を思い描いていた。



その時だった。 確かにその時、心の中で声がした。



声が聞こえたというよりは、心の中に響いた感じだった。



僕の身体が空と同化して、人間と言うより自然の一部になっていた気がする。



全身が敏感なアンテナのようだった。



とにかくその時、非日常な状態で神聖な気分としか、僕の少ないボキャブラリーでは言い表せない。



僕はとても嬉しかった。



勇気と自信を与えてもらった。



心の声を聞いたのは初めての体験だったが、その核心をついた言葉は今でもはっきりと憶えているし、



絶対忘れられないだろう。



「自分の道を行きなさい。




願いは全て叶います。




全ては繋がっているのです。」




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2010.10.14 [木] 10:10 am

ネタが尽きない街、アムステルダム。



僕が現地にいたのはたった4日間だ。



しかしまだまだ現地で起こった面白いことは書ききれていない気がする。



川にダッチワイフが流れていた話。



2ユーロコインの窓の話。



レッドライトのブッチャー街の話。



タイマッサージの話。



友達になった親日家のロブの話。



ヨーロッパの麻薬犬の話、etc。



これらは僕の話を聞くよりも、実際に現地で体験することをお勧めする。



百聞は一見にしかず



是非とも、アムス研修シリーズを読んで面白いと思っていただいた皆さんに、アムステルダムへ行って欲しいと思う。



と言うより、次回の第2回アムス研修で皆さんと大勢で行きたい。



横須賀どぶ板通りにあるBARリトルアムステルダムのオーナー、ユウイチいわく



次回のアムス研修は4年後、ワールドカップの年に開催するそうだ。



2014年の8月に張り切ってダム広場で待ち合わせをしようではないか。



私事ではあるが、実は今回の研修中に突然なある気づきがあった。



水そー屋のマルという自分自身の、人との関わり方が、ここ数年で大きな変化を遂げたことだ。



世界には色々な人がいる。



色々な人たちがそれぞれ色々な形を持っている。



テトリスのように、人と人がぴったりくっつくこともあれば、逆に形がうまくはまらないこともある。



現在の僕は、形がはまらない時は無理矢理はめようとせず、形が違うことを認識して、



その上でその人とお付き合いをすることができる。



以前の僕は、形がはまらない時、相手の形を変えてでもテトリスをやろうとしていた。



簡単に言うと 「ものさしの押し付け」 である。



今回の研修で色々な世界観に刺激された結果なのか、街を歩いている時にふっと



この 「形と形の問題」 が頭に入り込んできたので、忘れないようにすぐにメモをしたのだった。



ものさしの押し付け時代(心がまだ子供時代)から次のステージへ来れたことをとても嬉しく思い、



今まで僕に関わってきてくれている人たちに深く感謝した。







アムス研修シリーズ、最後まで付き合っていただいて本当にありがとうございました。



ホントに刺激だとか、気づきが多い時間でした。



アムスシリーズは終わりますが、水そー屋のエッセイはまだまだ続きます。



今後ともよろしくお願い致します。



4年後にアムステルダムで会いましょう!



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2010.10.11 [月] アムス研修�G 脱皮

本人の希望でこのタイトルになりました。



彼がアムステルダムの地で脱皮した。



文字通り、人間として一皮剥けたのだ。



見たこともない風景、聞いたことも無い音、感じたことのない空気に触れた瞬間に



殻がパカッと、見事に破れた。 



ある日の夜みんなで 「一杯やるか〜」 となり近くのパブに一杯引っ掛けに行った。



一人づつ注文する。 アムスといえばハイネケンが有名だ。



僕はもちろんハイネケンを注文。



みんなもそれぞれ注文。 



最後に彼が注文する。



「白ワインください。」 オランダ人のスタッフに日本語で言っている。



もちろんオランダ人スタッフは ん? という顔をしている。



そして彼は続ける。 「白ワイン!」 



一同大笑い。 しかし彼は真剣だ。



「白・ワ・イ・ン!」 オランダ人「sorry??」



誰も何も助けない。



よくよく後から聞いてみると、彼は白ワインを英語だと思っていたそうだ。



またある時、道端に眼鏡のフレームだけが落ちていた。



一同ぶっとんだ場面の一つである。



何をどうすれば眼鏡のフレームだけ落ちていると言う状況になるのか?



彼はその眼鏡のフレームをチョーカーのように首からさげる。



これがなかなか似合っている。



アムステルダムだけに、最新のファッションと言われればそのように見えてくる。



もはや立派なアクセサリーである。



またまたある時、道端にあるベンチの上にテレビのリモコンが落ちていた。



これでまた一同ぶっ飛ぶ。



一体なにをどうすれば道端のベンチの上に、テレビのリモコンが落ちていると言う状況になるのか??



彼はそのリモコンを女の子達に向け、何かのチャンネルを変えようとしていた。



あの女の子達、おそらくヨーロッパ人の旅行客だと思うが、



ダム広場でマッタリとしているところに、眼鏡のフレームを首からさげた変なアジア人が、



自分達にテレビのリモコンを向けている。



彼女達からしてみたらたまったもんじゃない。



彼は一体彼女達の何のチャンネルを変えようとしていたのだろうか??



とにかく、アイテム獲得! ドラクエみたいだ。



またまたまたある時、道端にオランダ人中年おばさんの証明写真が落ちていた。



一体このおばさんは誰なのか?



なぜ僕達に拾われてしまったのか?



僕達とどんな縁があるのか?



一同またしてもぶっ飛んでいると、彼は首からさげている眼鏡のフレームの片目に



その証明写真を貼り付け、恋人の写真をチョーカーにしているヨーロッパのロマンチストのようになっていた。



その数日間、本気でそのおばさんを探したらしい。





見知らぬおばさんの写真を貼り付けた、眼鏡のフレームを最新ファッションのように胸に身につけ、



人間の何かのチャンネルを変える事ができると思われるリモコンを手に持ち、



外国のバーで必死に白ワインを日本語で注文する男、



今や、どぶ板リトルアムステルダムのエースにまで昇りつめた男、



そう、彼とは 「タクヤ」 君である。



彼は今回滞在期間が一番長く、フランスから入り、アムスに来て、



そこから何カ国か一人旅をしてから帰国すると言う、人間の脱皮にはふさわしい経験をした。



最後に一つ、タクヤ君がアムステルダムの地に残した奇跡を一つ紹介しよう。



宿泊中のホテルでベロンベロンのテロンテロンになったタクヤ君は、



階段を降りようととして、頭から真っ逆さまに堕ちた。



落ちた瞬間、ヤバイ、頭から堕ちる!と思ったらしい。



しかし、ここが脱皮の効果である。



頭からいったはずの身体は何故か一回転して、床に座るような形でおしりから着地した。



この時点で本人一回転した自覚なかったらしい。



ズドン!とけたたましい音が辺りに響いた後、タクヤは言った。



「これ夢で見たことある!!」



アムスで見た奇跡のデジャブだ。



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2010.10.8 [金] 来秋

水そー屋の個展「祈り」も今日を含め、残すところ2日となりました。



スペシャルゲストの七音さん、お疲れさまでした。



そして本当にありがとうございました。



タロット初体験の人が多かったのですが、みんなとても満足されているようでした。



新たな世界を見せることが出来たんじゃないかと思います。



そしてそれによって自分を見つめなおし、現在の状況、過去のこと、そして今の道を歩んだ先にある未来、



七音さんとのコミュニケーションでばっちり確認作業できたことと思います。



水そー屋の活動の方は、幸いな事に今年の初めから休む間も無く、



特に夏は麻布十番での個展から始まり、今の今まで目の回るような忙しさで活動させていただきました。



そしてようやくこのSLO☆GANSさんでの個展で一区切りつくところです。



いつも見に来てくれるみなさん、一緒に飲んでくれるみなさん、常に何かを発信する同志のみなさん、



僕と繋がってくれているみなさん、いつもいつも本当にありがとうございます。





また必ず面白い企画をやりますので、その時はまたよろしくお願いします。



ようやく僕にも秋がやってきます。



忘年会シーズンに向けしっかりと体調を整え、内臓を鍛え上げる所存です。



明日はSLO☆GANSには行けませんが、今日はゆっくりとお酒をたしなむ程度にやるつもりです。



今後の決まっている予定は・・・



12月3日〜10日 馬羊グループ展@かねよ食堂



来年4月〜5月 葉山芸術祭



忘年会たくさんやりましょう!



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2010.10.4 [月] アムス研修�F テキトー大道芸人

アムステルダムにはいろんな大道芸人がいる。

広場でたくさんの人の注目を集め、ド派手なパフォーマンスをする人もいれば、コスプレの格好をして全く動かない人もいる。

全く動かないの売りなのか? コスプレが売りなのか?よくわからないが、その手の芸人は腐るほどいる。

もちろん音楽で小金を稼いでる人もたくさんいる。

見たことの無い、鉄でできているのか、金か銅でできているのかよくわからないが、打楽器で鐘のような音を出し、

その不思議な音を繊細なタッチで巧みに操る芸人は圧巻であった。

滞在中に数回見かけたが、いつも人だかりができていた。

しかし今回僕が紹介するのは二人の大道芸人、ハーモニカおじさんと木琴おばさんだ。

このふたりが実にアムステルダムらしい。

ハーモニカおじさんはダム広場手前のメインストリートにいた。

木琴おばさんはセントラル駅前のメインストリートにいた。

ハーモニカおじさんは、休むことなくひたすらハーモニカをふいている。

木琴おばさんは、休むことなくひたすら木琴をたたいている。

とまあ、ここまではよくあるかもしれないが、

実はこのお二人、ハーモニカや木琴を使って曲を披露しているのではなく、

ただテキトーにピーヒャラやっているだけなのだ。

通りすがりには気付かなかった。少し立ち止まらないと気付かない。

初めて立ち止まって見た時、僕の頭に真っ先に浮かんできたのは???はてなマークただ一つだ。

この人は何の曲を演奏しているのだろう?

この発想がすでに常識にとらわれている。

リズム、メロディなんて何もない! 

ただテキトーにやってるだけだ! と気付いたとき、頭に電気が走ったようだった。

どうやら僕は常識と言うファッションを何枚も着ているらしい。

それを着ていたら何もクリエイティブなものは生まれない。

僕はポケットの中を探り、ハーモニカおじさんの前においてあったハットの中にコインを投げた。

おじさんはハーモニカを適当に吹くのを止めることなく、僕に握手を求めてきた。

そして握手しながら僕は思った。

「おっさん、ずりーな」

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2010.9.30 [木] 11:11 pm

個展始まっております

横須賀経済新聞に個展の様子が掲載されました。
http://yokosuka.keizai.biz/...
(ヤフーニュースにも配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/...


3日の朝、6時30分から7時30分の間でFMヨコハマ84.7で水そー屋がでます。


先日の友人の結婚式で盛り上がった余興が、反響が大きかったためユーチューブにアップされました。
http://www.youtube.com/...


タロットですが、1日はかなり予約で埋まりました。
2日はまだ空きがあるようなので、興味がある人は早めの予約をお勧めします。


以上業務連絡でした。

2010.9.27 [月] 水そー屋個展祈り

本日27日から10月9日まで水そー屋の個展

祈り

@slo☆gans
やります

何度も告知していますが、しつこくてすみません、これだけもう一度

1日と2日にスペシャルゲスト

タロットリーダーの七音さん from sevenkeys

招いてます

水そー屋が受けたタロットの衝撃をみんなにも味わってほしくて
こんな企画にしました

まだ予約も受け付け中です

ぜひとも試してみてください

ではよしこのナイスなお店

slo☆gansでお待ちしております

2010.9.24 [金] アムス研修�E ウ〇コの質

滞在二日目にして自分のウ〇コに異変があらわれてた。

どうもオイリーになっているようなのだ。

動きも鈍く、反応もやけに遅い。

いつものような軽いフットワークがまるでないのだ。

いつもだったらさらっさらのみずみずしいウンコちゃんが顔を出すはずである。

横須賀の新鮮野菜や海の産物を好んで食べているおかげだろう。

僕はファーストフード、ジャンクフードは食べない。

食べ物から大地のパワー、太陽のパワー、海のパワーを頂戴しているつもりになっているからだ。

しかし、アムステルダムにはジャンクフードに汚染されている。

簡単に言うと、アムスは街遊びなのだ。

いたるところでパーティをしているし、夜中まで街に人が溢れている。

なので、気軽に手早く口に運べるジャンク、またはファーストフードが便利なのであろう。

ただ、僕みたいな自然派人間には食べたいと思わせるフードがなく、

結局食べないか、高いお金を払ってアジアンかジャパニーズフードということになる。

ウンコは実に正直だ。

自分が口にしたものは、ウンコに形を変えて現れる。

質のいいウンコ、悪いウンコ、育てているのは自分だ。

ウンコとの対話は健康のバロメーターでもある。

アメリカに行ったときは便秘になった。

朝食でいきなりチーズハンバーグがでて、衝撃を心身ともに受けてしまった。

親戚の家だったので食べないわけにもいかず、どーしても食べれないわけでもないので、

毎朝食べていたらウンコがすねて、姿を現さなくなった。

約1ヶ月程の滞在だったと思うが、遠い記憶では数キロ太って帰ってきたような・・・

タイでは常にお腹をくだしていた。

タイフードは美味しいゆえ、一日5食ほど食べていた。

そのうえに、スパイスの刺激もかなり強かったのだと思う。

ウンコはウンコになる暇さえ与えてもらえなかったのか?

タイフードはいくら食べても太る気がしない。

オランダではそんなにジャンクフードを食べているつもりではなかったが、オイリーになった。

食べ物が違うだけでウンコの質が全然違うものになるのだ。

これは健康のバロメーター。

自分の理想のウンコの質を理解しておくことは重要なことである。

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2010.9.20 [月] 予約受付中!

水そー屋さんの個展『祈り』では、スペシャルゲストとして、都内で活躍しているタロットリーダーの七音さんを迎えます。

10月1日と2日、両日とも14時〜最終セッションが20時〜。

七音さんのご好意で、水そー屋さん個展限りの特別価格でやって頂ける事になりました。

15分 お試しセッション 3000円
60分 フルセッション 8000円

混雑すると待ち時間ができてしまうので、時間に余裕のない方は時間指定の予約をすることをオススメします。もちろん飛び込みでもOKです。

sevenkeys http://www.maroon.dti.ne.jp/...

予約slo☆gans伊藤 046‐876‐5311
または水そー屋さん 090‐3688‐7323
suiso-yasan@hotmail.co.jpまで

水そー屋さんのタロット体験談はblogを覗いてね

PCからhttp://www8.plala.or.jp/...
携帯からhttp://www8.plala.or.jp/...

2010.9.15 [水] アムス研修�D 自転車

これは以外だった。

アムステルダムで自転車がこんなにおもしろいとは。

僕は無類の自転車好きである。

仕事に行くにも、海に行くにも、街に繰り出すにも、雨が降っていない限り自転車を使うことが多い。

イギリス産の街乗り用のビシッとした自転車を愛用している。

雨の日は絶対に乗らない。雨が降るかもって時も念のため乗らない。

自転車に水は大敵だ。

アムステルダムに行っている間もきちっとカバーをかけてきた。

僕がアムステルダムに到着したとき、既にユウイチは自転車を現地のマーケットで購入し、マイチャリと言うものを持っていた。

帰国するときにまたマーケットで買い取ってもらう寸法だ。

彼いわく、チャリがなかなか便利だと言う。

後々僕もチャリをGETし、町の中を走ることにした。

これが、なるほど面白い。

日本のチャリンコ交通事情とはまるで違うのだ。

まず第一に、アムスの自転車には手でつかむブレーキがない。

ではどうすれば止まれるのか?

足のペダルを反対にこぐのである。

前にこぐと走る。後ろにこぐとブレーキがかかる。

がしかし、ハンドブレーキのように急に止まれない。

あらかじめ予測をして、ブレーキをかけるしかない。

これを聞けば、なんて乗りにくい自転車なんだと思うかもしれないが、

経験を積むうちに不思議と、フットブレーキである意味がわかってくる。

感覚が違うのだ。チャリに乗るのも僕の頭の中の働きは左脳より右脳だ。

そして第二に、アムステルダムには自転車専用道路がある。

必ず、車道、歩道、チャリ道がある。大きい道ではそれにトラムの道も加わる。

チャリ道ではチャリはもちろん、他にチャリのタクシー、ローラースケート、馬などが走る。

いや、馬は歩く。警察がたまに馬に乗っている。

そのチャリ道のおかげでどこに行くにも結構早く行ける。

そして次に、ルールがない。

とにかく自由だ。事故さえ起こさなければ赤信号だろうが逆走だろうが何でもありだ。

自転車の流れがあるので、それを崩さなければなんだっていい。

KYではないが、とにかく「空気を読む」である。 

KYは日本じゃなくても嫌われる。

そのへんの感覚が日本の自転車事情と全く違うので、理解するまでにほんの少し時間が必要だった。

ルールも無い、感覚が全てっていう環境で自転車に乗っていると、ブレーキをかけることが少ない。

交通の感覚が理解できたら、あとはベルをチャリンチャリン鳴らしながら爆走するだけだ。

これはアピールである。

歩いている人は多い。歩道からチャリ道へ出てしまう人が多いのだ。

だから常にベルを鳴らして自分の存在をアピールする。

日本でベルを鳴らすことってあまりない。逆に歩道でベルを鳴らすのは失礼な事だと思っている。

なので、ベルを鳴らすという行為に少し戸惑った。

しかし、空気を読んでとにかくまねしてみる。

すると、なるほど。理解できた。そしたらチャリンチャリン鳴らすのが妙に楽しくなってしまった。

こうして僕とユウイチはチャリンチャリン鳴らしながら、アムスの街を縦横無尽に走り回り、

ユウイチは水を得た魚のようになり、

僕は金魚の糞のようにユウイチの後を追いかけていた。

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2010.9.13 [月] アリガトウ

昨夜のレセプションパーティ@obscur

予定通りのゆるい感じで

DJ陣が放つナイスな音楽と

HATAKEのライブペイントと

おしゃれなお店と

ご来店してくださったみなさんのおかげで

アットホームな空間を創ることができました。

関わってくれたみなさんに

ホントに感謝アリガトウの一言です。

これらも楽しい場を創っていくので

その時はまたよろしく。

ありがとうございました。

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2010.9.8 [水] レセプションパーティ

フレンチダイニング obscurオブスキュール

HATAKE IKKO 水そー屋 による3週間の展示

まだまだ18日まで続きます。

12日の日曜日、レセプションパーティーと題して、オブスキュールさんに感謝の気持ちを込めつつ

僕達を知るみなさんを招待して、ゆっくり飲める空間を創ります。

チャージはFREE。 オブスキュールさんからも一杯500円でドリンクを提供していただけるそうです。

時間は16時〜22時と身体にやさしい時間。

古い友人と懐かしい話をするも良し、新しいコネクションを作るも良し。

是非僕達にお付き合いください、お待ちしております。

DJ.s
IWAKI

MASA ITOH

jarrin

sound70k

那由多

and more...

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2010.9.5 [日] タロット

みなさんはタロットと言う言葉をご存知だろう。

そう、絵の描いてあるカードのことだ。

では、タロットを引いてみたことはあるだろうか??

ここでは僕の体験を記したい。



「ご縁があって知り合ったトロットリーダーの七音さんにセッションしていただきました。

特に悩みがあったわけではございません。

せっかく知り合ったので話のネタに・・・

ぐらいの軽い気持ちでやってもらったのでした。

一枚のカードの中にストーリーがあるわけです。

それを自分の人生と照らし合わせてみると言う作業でしょうか。

これがかなり鳥肌モノでして、開いた口が塞がらなかったのは事実です。

ここでは話の内容までは記しませんが、

僕の経験だったり、積み上げてきたものだったりとかが、カードの絵になって表れるわけです。

その絵のストーリーを七音さんが分かりやすく説明してくれます。

こんなに簡単に、自分の人生を客観的に見れる機会はなかなかないと思います。

客観視によって今まで自分が気付かなかった事や、無意識の部分が3D映像のように浮き彫りになってくるわけです。」



僕はいつからか、見えない力やものを信じるようになっていた。

昔は違った。信じていなかった。

おばけもいないし、超能力もない。自分の目でみえる世界が全てであった。

しかし、ふっとあるとき気付いてしまう。

「もったいない」

見えるものしか信じない世界ってなんて小さいんだろう。

たかが人間の目である。暗闇の中では猫よりも視力が悪い。

水の中では超音波で会話するイルカの声も聞こえない。

嗅覚だって犬には敵わない。

それから僕は見えないもの信じるようになった。

世界は2倍に広がった。いや、正確に言うと2倍ではない。

世界は無限に広がった。

クリエイティブなものは何もないところから生まれる。

何も無いところから生まれるからクリエイティブなのだ。

だとしたら、目に見える世界では何も新しいものは生まれない。

既にあるものの上塗りでしかないのだ。

このことに気付いて以来、自分の世界がリニューアルされた。

脳がXPからビスタへ、そして7へバージョンアップされた感じがした。

別に霊感があるわけではない。超能力もない。

ただ少しだけ、物事を深く考えられるようになった。

少しだけ、人生の歩み方がうまくなった。

タロットは見えない世界のお話。

そこには見えない力がうんと働きかけている。

一枚のカードが人生の縮図になるか、

ただの紙切れになるか。

それはあなたが見えない世界を信じるか、信じないかの違いである。

あなたも是非一枚引いてみては??

水そー屋さん個展
「祈り」@SLO☆GANS
9.27〜10.9
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スペシャルゲスト タロットリーダー 七音さん from SevenKeys
10月1日(金)・10月2日(土) 両日14時から〜
*混雑が予想されますので予約されることをお勧めします。

予約はSLO☆GANS伊藤まで(046-876-5311)

♪SevenKeysは…
タロットリーダーnananeが主催しているサロンです。
コンセプトは「自分の中の本当の自分と出会う」。
私たちの中には普段認識している自分と 自分のことだけど 
まだ気づいていない「本当の自分」とがいます。
この「本当の自分」が あなたが知りたい答えを全部知っています。  
全ての答えは 自分の内側にあります。 
様々な思いや考えで 普段は気づくことが難しくなっている
「自分が本当に望んでいる生き方」や「自分にとっての最良の選択」を
セッションや各種セミナーを通じて一緒に確認します。

お人生はアートです。そしてアートは自由です。
あなたオリジナルの人生を安心して自由にクリエイトするサポートを致します。
http://www.maroon.dti.ne.jp/...



今回のメニュー

お試し     15分 ¥3,000

フルセッション 60分 ¥8,000

2010.8.30 [月] 馬波

UMANAMI@オブスキュール

今日から3週間です。

フレンチレストランでの展示。

テーブル、カウンターにはエコ金魚鉢。

壁には、HAKAKE、IKKOの絵。

そして食事はフレンチのコース、またはアラカルト。

自分自身とても楽しみ。ディナーは予約をした方がBETTER。

カウンターでお酒を楽しむも良し。

レセプションパーティーは12日。

それも楽しみましょ。

2010.8.30 [月] アムス研修�C 不思議空間

ヨーロッパのジャパニーズフードはとても斬新だ。

いや、あえてそう見せているのかもしれない。

いや、実は本当の日本食なんて知らないのかもしれない。

まあどうであれ、僕達は不思議な空間に迷い込んでしまった。

たまたま見つけたジャパニーズレストラン。

その名もワガママ。カタカナ表記である。

何やら妖しいうす〜いピンク色の照明が、その色使いの斬新さを表し、

そしてクレイジーな街の感覚にぴったりと合わせている様である。

中に入るとその間取りは、一見従業員食堂と言うか、社食とでも言おうか、

テーブルが列になって並んでいて、カウンターの向こうには広めのキッチンが広がっている。

食事ができたらカウンターに置き、ワガママTシャツを着たホールスタッフがそれを運ぶ手順だ。

メニューを見て注文する。

松本さん YAKIUDON

ユウイチ STEAK SALAD

キャプテン KASTU CURRY

タミー マンダリンチキンサラダ

マル CHILI MEN

一番無難なのは松本さんの焼きうどんであった。

うどんを醤油ベースのたれで炒めてあり、具には確かちくわが入っていたと思う。

上には紅生姜なんかもいっちょまえに乗っかっていた。

味はうまいとは決して言えないが、食べれる味である。

次に無難なのはユウイチのステーキサラダ。

どんぶりに生野菜を入れ、その上に焼肉のたれらしきもので炒めた肉、もやし、玉ねぎなどが乗っていた。

焼肉のたれらしきもので炒めてあるので全然食べれるが、サラダでなぜどんぶりにする必要があるのだろうか?

次はキャプテンのカツカレー。

これはボリュームとカロリーが半端じゃない。

両サイドのWカツに真ん中ライス。

カレーはライスにかけてある感じだ。

味はインスタントのカレーの粉をお湯で溶いたような味であった。

そんなものを僕は食べたことがないが、あくまで僕の想像である。

ここまではまあまあ食べれる。

次は、??はてなマークのマンダリンチキンサラダ。

タミーいわく、マンダリンが入っていないだとか。

生の長ネギの芯(緑の部分)がたくさん入っている。

食べ終わったときに、お皿の端っこにきれいに長ネギの芯が並べてあった。

そりゃそーだろ、その部分はふつー生では食べないし。

味はどうだったのか今ではタミーしかわからない。

最後は僕が頼んだチリメン。

もはやジャパニーズフードではなくなっている。

タイのスウィートチリソースに無理やりトマトソースを合わせ、麺に絡めてある。

最初の一口目、ん?う〜ん、おもしろい。

二口目、チリとトマトじゃ合わんな。

三口目、麺がぼそぼそじゃん。

まあ、味は悪くても食べれないことはないので、腹6、7分目ぐらいまで食べてあとは残した。

食べ終わった後も終始不思議空間に包まれていた。

今思い返してみても不思議空間である。

なぜ照明はピンクなのか?

なぜワガママなのか?

一体誰がワガママなのか?

帰り際にワガママTシャツのスタッフが放った質問が虚しく響く・・・

「日本食は本当にこんな感じなのかい??」

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2010.8.25 [水] アムス研修�B ユウイチの心意気

ユウイチはこの街で羽を広げる。

普段使われないその翼はどうやらアムステルダムという街でしか広がらないようだ。

幼い頃から彼のことを知っている僕は、そんな翼を持っているなんて少しも知らなかった。

もしかしたら、リトルアムステルダムと言うお店に出会い、そこでアルバイトを始めたのは運命だったのかもしれない。

とにかくユウイチは、アムステルダムで常識と言うファッションを脱ぎ捨て、自由に空を飛び回ることができる。

今回僕は、ずっと彼にくっついて行動していた。

彼は迷路のようなアムスの街を熟知し、どこに何の店がある、あれが欲しいならここ、これが欲しいならあそこ、

と、ツアーガイド並みの実力をみせてくれる。

やつはヨーロッパに間違いなく縁がある。

そうとしか考えられないほど適応している。

僕はタイに行ったときに順応し、間違いなくタイに縁があると思えた。

しかし、ヨーロッパにはあまりそれを感じない。

ヨーロッパは自分にとってはまさに異空間だ。

が、しかし、ユウイチは違う。

何だか魚が水を得たような動きをする。または、空を飛ぶ鳥が風を得たような動きをする。

翼を広げたユウイチはなんだか大きく見えた。

ここにきてやっと彼が成功する姿が頭の中でイメージとなって浮かんだ。

僕の右脳が敏感になっていたせいかもしれない。

でもそれでも嬉しかった。やっとここまできた。やっとスタートラインに立てた。

やるべきことが見つかったときがスタートラインなのだ。

あとはやるだけである。

その後も彼は、お店の飾りつけや、その他もろもろ、何百ユーロもつぎ込んで仕入れをしていた。

何回も店を回っては、つたない英語で値段を尋ね、交渉し、いろいろ頑張っていた。

すべてはどぶ板にある自分のお店のためだ。

協力してくれている従業員をはじめ、お店を支えてくれている人たちに恩を返せるようになるため、

必死に走り回っていた。

その姿を見れただけでもここに来て良かったと思えたのであった。

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2010.8.22 [日] 8/22(日) YOKOSUKA ONE BIG BBQ 2010

遂に今日!!!!!


Ti-Da × Jah jah × Slo★Gans present!!

YOKOSUKA ONE BIG BBQ 2010

8/22(日)

横須賀平成町 @うみかぜ公園

am11:00‾pm18:30

LIVE & PAINT & BBQ & 金魚すくい

-LIVE-

RICKIE-G

HULA HALAU PUAENA

‐Live Paint‐

DRAGON76

IKKO

ZISTA
 
‐DJ‐

DISCO BOY JUN

仲山兄弟

...SP Guest & more!!



金魚すくい

水そー屋さん


♂ ¥¥3100 ♀ ¥¥2100
当日券+500
中学生 ¥¥1100
小学生以下 ¥¥ FREE
70歳以上¥¥1000
(各金魚すくい券付)
※基本飲み放題&食べ放題です!!

Ti-Da × Jah jah × Slo★Gans 各店舗にて予約受付中!!

食べ物は12:00からになりますBBQは各自で焼いてください。
タバコ or ゴミのポイ捨ては絶対禁止!!
皆でマナーを守り今後に繋げていきましょう!!

当日 My CUP・My箸・携帯灰皿・My 肉 or 酒等 大歓迎!!

2010.8.19 [木] アムス研修�A アムステルダムという街

僕はこっち(アムス)にいる間、ずっと考えていた。

言葉にするのがとても難しかったのだ。

アムステルダムという街を一言でわかりやすく表現すると何だろう?

どう言えばみんなに理解しやすく伝えられるか。

僕が見つけた言葉は 「メルヘン」 である。

アムステルダムを一言で表すとメルヘンだ。

そこでは常識の枠を越えた何かが起こる。

常識と言う概念すらないので起こっている事実が現実かどうか一瞬わからなくなる。

こういうことを僕達は 「ぶっ飛んでいる」 と表現する。

簡単に言えばぶっ飛んだ街なのだ。

想像するのは難しいかもしれない。

自分はどれだけ常識という枠の中からモノを見ていたのだろう、としみじみ思う。

自分は常識と言う服を身にまとっている。

だけどここではそんなダサいファッションをしている人はいない。

みんなが自由、みんなが何でもありだ。

だからメルヘンのようなことが起こり得るのだ。

ユウイチと散歩した公園で、噴水のある池のなかから

物知りじいさんが出てきて物知りブックをくれても決しておかしくはなかった。

鐘の響き渡るダム広場で、タクヤの大道芸がうけて、世界的有名人になっても決しておかしくはなかった。

僕は早く常識というファッションを脱ぎ捨てなければ・・・タクヤのように・・・

と言うことに気付かされる。

そうすると、僕の右脳が反応し始めた。

右脳が完全にビリビリきている。

気付いたこと、やってみたいこと、試したいこと、次々浮かんでくる。

アムスの街にアートが溢れている。大道芸も盛んだ。

もしかしたら、アーティストやクリエイティブな人たちはこっちにチャンスがあるかもしれない。

そこでまた一歩道が開かれた気がした。

僕だけじゃない、他のみんなも。

今回の研修で改めて思った。

いろいろな人がいる・・・世界に常識はない・・・

人それぞれ自分の世界があるだけだ。

ユウイチをくどいた黒人女性の世界

アムスでデジャブを見たタクヤの世界

ナイスなバーに連れてってくれたロブの世界

アムスに馴染みすぎるユウイチの世界

一見恐いけど、実はナイスなコロンビア人の世界

アムス滞在を心底楽しむ松本さんの世界

いろんな人の世界を見て、また自分の世界が広がった。

つづく 

次回はアムス研修�B ユウイチの心意気 です。よろしく!

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2010.8.18 [水] アムス研修�@ エピローグ

「本場のアムスで待ち合わせをしよう」

この言葉が最初の第一歩だった。

記憶では確か松本さんが言いだしっぺだったと思う。

松本さんとは、紹介させていただくと、先代であり、初代リトルアムステルダム(以後l-asm)のオーナー、

そして現l-amsのオーナー、ユウイチの人生の師である。

l-amsは、横須賀はどぶ板にあるバーで、ライブができるということもあって音楽好きが多く集まるお店である。

今回のアムス研修は松本さんの一言から始まった企画であった。

あれは確か冬の時期だったと思う。

そこからアムステルダムに本気で行きたいと思った人は、おのおの貯金をしたり、時間を確保したり、

着々と準備を進めていった。はっきり言って、オランダはそんなに近くないし、そんなに安いわけではない。

だけど、そこまでしても行きたいと思わせる何かがあるのだ。

僕はそれが何なのか、今回の研修ではっきりさせておきたいと思っていた。

僕は飛行機代だけで20万円は払っている。

だけど、それ以上の経験ができると賭けてみたのだ。

結果から言わせてもらおう。 

今回の研修で得たものは大きかった。

今これを書いているのはオランダの空港だが、20万円は最高の投資になったと心から思える。

なぜそう思えるか??

それはこれから徐々にブログにアップしていこうと思っている。

その前にメンバー紹介をしておこう

まずは現l-amsのオーナー、ユウイチ、アムス歴 2回目

タクヤ、l-amsの従業員、ユウイチの弟子、アムス歴 初

ウメちゃん、l-amsの従業員、ドラマー、アムス歴 初

ひー君、ユウイチの同級生、アムス歴 2回目 (前回は8年前にユウイチと)

キャプテン、野球チームのキャプテン、アムス歴 初

松本さん、初代l-amsオーナー、ユウイチの師匠、アムス歴 確か5回目

タミー、松本さんの妻、アムス歴 ?

マル、ユウイチの従兄弟、l-amsの常連、アムス歴 2回目

以上8人が今回の研修のメンバーである。

つづく

次回は、アムス研修�A アムスと言う街 です。

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2010.8.12 [木] AMS

明日から、行って来ます

オランダはアムステルダム

勘違いしないでください

遊びではありません

これは研修です

迷路のような街で

鬼ごっこをやるとどーなるか

試してきます

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2010.8.5 [木] 高校バレー談義

高校生の頃、僕は部活動、バレーボールに明け暮れていた。

毎日毎日バレーボールばかりやっていた。

勉強はさっぱり、遊びはほどほど、部活はがっつり。

授業には出席しないで、部活動の時間つまり夕方に登校するなんてことはよくあった。

とにかく僕はバレーボールにお熱だったのだ。

なぜにそんなにバレーボールにのめり込めのか?

それは僕がセンスがあり、上手だったのも理由の一つだが、最も大きな理由は

ライバル達がいたからである。

みんなそれぞれ別の高校で看板を背負って頑張っていた。

十代の青春時代、他の人たちは勉強に打ち込んだり、遊びに精を出したり、恋愛をしたり、バンドを始めたり

それぞれに青春を謳歌していた。

たまたま僕達は、スポーツと言うジャンルの中の、球技と言う枠の中で、バレーボールと言うメジャーでもないが

マイナーでもないスポーツの中で、チャンピオンの座を狙って青春を謳歌していた。

大会の日にライバル達が会場に集結する。

闘志がむんむんと湧き出ている。

ライバル達は順調に勝ち進む。僕のチームも勝ち進む。

そうするとだいたい準決勝あたりでライバル達と対戦することになる。

喜んだり、怒ったり、落ち込んだり、時には悔しくて泣いたこともあった。

みんながみんな、高校バレーの中で一喜一憂し、日進月歩していた。

試合の日の夜は、毎回誰かの家に集まり、酒を飲みながらバレー談義をする。

後輩達は買出しやらなんやらで僕達にパシリにされた。

もう15年程前の話だが、あのときの無礼、若気の至りだと思って許して欲しい。

その日の試合のビデオを見ながら酒を飲み、プレーのダメ出しをしたり、

たまに自分のいいプレーがあるとまき戻してみんなに見せる。

何回もまき戻して、自慢のプレーを見せられる方の気持ちになると心が痛む。

その時の無礼、若気の至りだと思って許して欲しい。

あーでもないこーでもないと談義して、気がついたらクラスの女の子に電話をかけてみたり

他校の女の子にポケベルを打ってみたり、

そんなことをしながら、高校バレー談義は朝まで続くのであった。

うるさくて眠れなかったその家のお父さん、お母さん、その時の無礼

若気の至りだと思って許して欲しい。

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2010.7.21 [水] 落ちる鉛筆

僕が小学低学年の頃の話だ。

両親はとても熱心に僕に色々な習い事をやらせた。

今思えば、僕という人間にかなり期待を寄せていたと思う。

それと、僕が兄弟なしの一人っ子だったというのも両親を教育熱心にさせた理由の一つかもしれない。

とにかく、嫌々ながら色々なことをやっていた。

正直に辞めたいと申し出れば、母親の口から出る言葉は毎回決まったフレーズだった。

最後までやりなさい。あなたがやりたいって言ったのよ。
自分の言ったことに責任を持ちなさい。

確かに正しい。理屈はわかる。でも少し考えてみてほしい。

小学校低学年の子供が、何か一つのことを本気でやり遂げたいと思うことがあるだろうか。

おそらく二十歳を過ぎた大人でさえ、やりたい事、やりがいが見つからなくて困っている人が多いのではないか。

子供は「やりたい!」と言いたいのではなく、「やってみたい!」と言いたかったのだ。

低年齢ゆえにボキャブラリーが少なく、うまく伝えられなかっただけなのだ。

やりたいとやってみたいの意味は全く違う。

やりたいはそのまま物事をやりたいだが、やってみたいは体験してみたい、である。

それで性に合うならやりたい、合わないならやらない、それを見極めたいと言うことだ。

それを汲み取れなかった両親は、ぼくのやりたいを鵜呑みにし、強制的に色々な習い事を僕に課すのである。

そんな教育熱心な両親は、一日数時間の勉強を僕に強制した。しかも先生は両親が交互にやる。

こんなバカな話はない。もっともくだらない数時間だ。

二人とも勉強を教えるなんて立場にないが、低学年の勉強ぐらいは教えるのができたようだ。

僕は本当に嫌々で、無駄な時間だと思っていたが、抵抗するのも面倒なので黙って従っていた。

でも、自分でもまじめだと思うぐらいその時間は集中して勉強していた。

僕は考えれば考えるほど集中し、鉛筆を落とす癖があった。

頭に血液が集まってきているのかどうかはわからないが、手に鉛筆を持っていると言う事を身体が忘れ

手の感覚がなくなって、鉛筆を落としてしまうのだ。

僕の母はこれをよく叱った。鉛筆を落とすたびに

あなたは集中してないから鉛筆を落とすんでしょ! ちゃんと集中して勉強しなさい!!

と力強く、毎回僕の集中力の無さ を指摘した。

母親にそう言われると、そう思ってしまうのが子供だ。

鉛筆を落とすのは集中してないからなんだ。

僕は集中して問題を解くことに取り組んだ。

難しい問題にぶちあたると、集中して考える。 ひたすら考える。どう考えればこの問題は解けるのか・・・

コロン・・・ 

といつものように鉛筆が落ちる。 

ペシ!! ちゃんと集中しなさい!!

この繰り返しである。 

この勉強タイムは何年生まで続いたのかは憶えていない。が、今にして思う。

手の感覚がなくなるほど、鉛筆を落とすほど集中することって、今の日常生活であるだろうか。

あの頃僕は、とんでもない集中力を身に付けていた。 

落ちる鉛筆はその証なのだ。

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2010.7.15 [木] ゴッホ美術館

ゴッホ美術館はオランダのアムステルダムにある。

ゴッホがオランダ人なのか、オランダに住んでいただけなのか、ちょっとそのへんは僕にはわからないが、

とにかくゴッホと言う人は、オランダに馴染みの深い人なのだろう。

でないと、オランダ国としても街にわざわざ美術館を作ったりしないだろう。

ゴッホの絵は、強烈に彼の人生がにじみ出ている。

一枚一枚見ていくたびに、ゴッホという人間の辛さ、苦しみ、もがき、けっしてポジティブではない

彼の人生のバイブスが絵から伝わってくる。

絵のタッチとか、技術的な事は僕にはわからない。

ただ絵を通して彼の困難との闘いの人生が垣間見れたのだ。

有名な絵がある。

自分の顔を描いた絵は、きっと誰でも見たことがあるだろう。

世界的に有名な絵だ。

耳を切り落としたとかっていう話もある。

僕はその絵を前にしてとても悦に入っていた。

なぜなら、世界的に有名な絵が、今自分の前にあり、今自分がその絵を独占しているのだ。

わずか数十センチの距離に僕とゴッホが向かい合っている。

僕は、何だか世界の頂点に立っているような錯覚に陥った。

もうゴッホがどうのこうのより、自分が有名な絵を独占していると言う行為に興奮してしまった。

ゴッホ美術館は、例え錯覚でも、自分が世界の頂点に立てるという

大変にお得な美術館であった。

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2010.7.5 [月] 都会における生き物との共存 終了

来店された皆さん!

本当にありがとうございました。

昨夜、無事に終了することができました。

今回、展示をするにあたり、回りの人との繋がり、繋がってる人の協力、自分以外の人たちの力を痛感しました。

それは前から知っていたことではあるのですが、さらに強く感じたということです。

自分は一人では何も出来ないのです。

僕と繋がってくれてる人たちに強く感謝します!!

ありがとう!

今後も展示の予定が次々と入っています。

いい作品をみなさんの前に展示できるよう、日々精進していきたいと思っています。

その時にまたみなさんと会いたいです。

水そー屋

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2010.7.1 [木] 色男ダニエル 再会

ダニエルはドイツに住むドイツ人だ.

オーストラリアで出会って数日間を共に過ごし、僕に強烈な印象を残し、僕の前から去っていった。


あれから数年後、僕はヨーロッパに行く機会があり、そのついでにダニエルに会いにドイツに寄った。

三日間ほどの滞在だったが、ドイツのビールとソーセージにまみれて楽しい旅行となった。

ダニエルはと言うと、相変わらず学生をしているようだった。 

そう言われてみれば、オーストラリアで会った時も学生だと言っていた。

いったい何年学生をしているのだろうか? 何を勉強しているのだろうか?


友達とアパートの一室をシェアしているようで、そこで寝泊りをさせていただいた。

友達を何人も紹介していただき、共によく酒を飲んだ。

ある夜、どこかで何かのパーティーがあるらしく、みんなで出かけた。

それは、どこかの誰かの自宅。 セットされた音響設備にレコードを回すDJ。

聞こえる音は、海外のナイトクラブで聞けるごく普通のポップなダンスミュージック。

部屋の中で踊る人、庭で踊る人。 

ダニエルはガールフレンドを僕に紹介した。

色男にふさわしい美人な、南米系の血が混じっているセクシーな彼女だった。

おそらく僕も含めたみんな同年代。 いろんな話をして、いろんな人と話をしてとても楽しい夜だった。


僕が海外に行くとなぜか祭りの日が多い。祭り運があるらしいのだ。 

生まれ育った街のお祭りは参加したことないのに・・・

タイに行ったときもソーンクラーンという年一度の祭りだった。

ダニエルと街に出た日、年一度の大きな祭りだったようで、街に人が溢れ、活気がすごかった。

いろんな場所を訪れ、いろんなものを見学した。

ダニエルは常に女の子をチェックしているようだった。 さすが色男。三度の飯より女だ。

その辺、昔と変わっていない。 

行く場所場所でたくさんの友達を紹介されたが、同時にたくさんの元彼女も紹介された。

この色男は同じ町に一体何人の元彼女がいるのだろう。 

「あの娘とはもう一度やりなおしたい」

などと平気で言う。 南米系の美人の彼女はどーした!!

全体的には、友達もたくさんでき、ドイツのビールも浴びるほど飲んで、ソーセージも美味しくいただき、

祭りも堪能し、 とても楽しい旅行だった。

が、ただ一つだけ。 ただ一つだけ、気がかりなことがある。

色男ダニエルの将来が心配だ。

とある極東の国で、自分の事をブログに書かれ、プレイボーイであることを暴露され、将来を心配されているなんて

まさか本人は思いもしてないだろう。

ダニエル君は夏に東京に来ると言う。 また一緒に遊ぶのが楽しみだ。

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2010.6.25 [金] 色男ダニエル

ダニエルと出会ったのは2002年、アリススプリングスと言うオーストラリア大陸のど真ん中にある街だった。

僕は一人旅の真っ最中で、オーストラリアを西から東へ、南から北へ、パンパンに膨らんだバックパックを背負って、日本の居酒屋で間違えて履いてきてしまった便所サンダルの底をすり減らしながら、鶏の卵のように自分の殻にヒビが入り、ついに殻が破れて本当の自分が産まれるその瞬間を感じていた。

そしてアリススプリングス(真ん中)からダーウィン(北)までの3泊4日の移動型キャンピングツアーに参加し、そのツアーのメンバーにダニエルがいたのだ。

彼は僕と同じく一人旅の途中だった。 
とても気さくな人で、どんな人とも会話をし、その場の雰囲気を楽しくするタイプだったので、僕もすぐに仲良くなった。

ツアーのメンバーは、みんなとてもいいやつらばかりで、話をするのも楽しかった。
イギリスやスイスなどのヨーロッパ人が多く、日本人は僕一人だった気がする。
僕は友達ができたことをうれしく感じていた。

ただこのダニエルと言う男、あきれるほどのプレイボーイなのである。

このツアーはオーストラリアのメインスポットのエアーズロック、カカドゥ国立公園などを巡るツアーなのだが、
僕が見る限り、ダニエルはずっと女の尻を追っかけていたような気がする。

とてもやさしく、気が利いて、レディファーストで、顔も良く、声が甘い。
色男コンテストではトップ10入りは間違いないだろう。

彼のレディファーストぶりは日本人男性は見習った方が良いだろう。


彼はツアー中お気に入りのイギリス人の女の子がいた。
いちゃいちゃしてると思ったら途中その女の子が ダニエルがしつこい と僕に助けを求めてきた。
だが、彼は全然気にせずに相変わらず口説いていた。

そのツアーはキャンプ、満天の星空、野生のクロコダイル、アボリジニの聖地、などなど、僕のボキャブラリーでは
言い表せないぐらいの素晴らしい体験を僕達に与えてくれた。

無事に目的地のダーウィンに到着し、メンバーはそれぞれのアドレスを交換しあい解散した。

オーストラリアでダニエルと顔を合わせるのはこのダーウィンが最後だったが、
最後に泊まっていたバックパッカーズのベッドで、追っかけていた尻のイギリス人女と仲良く寝ていた。

僕は、ついにゲットしたんだなぁと少しのジェラシーと世界規模の色男の底力を感じずにはいられなかった。



数年後にダニエルと再会するのだが、その時の話はまた次回 「色男ダニエルパート2」 で。

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2010.6.25 [金] 飲んでおります、毎日、毎日

無事に 水そー屋さんの個展@縁縁 が始まりまして
大好評いただいております

飲んでおります、毎日、毎日

ライブメイキング水槽も着々と進んでおります

ライブメイキング水槽とは? 
この展示期間中に0から一つの作品を仕上げてみよう と言う試みです
まずレイアウトを完成させて、最後に魚たちの投入です
この調子でいけば、来週の頭には魚たちを投入できるかも

今日は、16:30頃、 明日は昼の12時頃から店にいます
明日の夜は18時から貸切の予約が入っているため来店できません
あしからず

さて、久しぶりのエッセイブログです

先日、ドイツ人の友達ダニエル君からメールがありました
夏に日本に来るようです

今回はそのダニエル君の話 「色男ダニエル」 です

少しのお時間、お付き合いください

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http://www.enyen.jp

2010.6.19 [土] ラジオ!テレビ!新聞!

J-WAVE 『BOOM TOWN』 毎週(月)〜(木) 9:00〜11:30
http://www.j-wave.co.jp/...

クリス智子さんがDJをする人気番組

TEPCO KEY OF LIFE 9:30‾35 のコーナーで
28日の月曜日、水そー屋が出演させてもらいます!!





番組名:TOKYO MX NEWS (地上デジタル9ch
http://www.mxtv.co.jp/...)

放送日:2010年6月21日(月) 18時〜18時半 番組内

作品と展示の紹介が放送されます!!



六本木経済新聞
http://roppongi.keizai.biz/

水そー屋とギャラリーカフェバー縁縁での個展の紹介が載っています!!
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2010.6.19 [土] スケジュール2

まず、26日土曜日、18時から貸切のパーティが入っているようなので、18時以降は来店できません。
それより前の時間なら大丈夫です。自分は午後は店にいると思います。

個展も間近に迫っておりまして、最近は個展情報を主にアップしておりますが、
少し落ち着いたらまたエッセイを書いていきますので。

さて、後半戦のスケジュールが決まりました。
28日(月)、2日(金)、3日(土)、4日(日)
です。
6月の21、24、25、26、27、28、 7月の2、3、4日 と
店にいることになります。 よろしくお願いします。

水そー屋さん
090-3688-7323
suiso-yasan@hotmail.co.jp
http://www8.plala.or.jp/...
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ギャラリーカフェバー縁縁enyen
11:30-23:00(L.O.2200)
Lunch 11:30-1500
定休日:なし
東京都港区麻布十番2-8-15 1F
03-3453-4021
info@enyen.jp
http://www.enyen.jp   

2010.6.17 [木] 緑縁RYOKUEN

いよいよ月曜日から 個展 始まります。
今回来場してくださったみなさんにプレゼントを準備しております。

マザーリーフといって、葉っぱから芽を出し、それが育ってまたたくさんの葉をつけ、
その葉を切るとまたそこから芽を出す面白い葉っぱです。
色々な呼び方をされ、ミナクルリーフ、幸せの葉っぱ、幸運の葉っぱ、等と呼ばれているそうです。

今回の展示のお店 ギャラリーカフェバー縁縁 さんのお店のコンセプトが縁なので、
それにかぶせて 緑縁RYOKUEN と題し、緑で縁を広げよう というテーマです。

緑縁RYOKUENの制作の裏には、一人の重要な人物の存在があります。
珊瑚アーティスト ASACO from ogasawara
彼女にはとても助けていただきました。ありがとう!! また面白いことやろう!!
彼女の珊瑚の作品は入り口に天井から吊るすのでチェックしてみてください。

それから、26日の土曜日は18時〜貸切のイベントが入っているので、18時からは来店できません。
よろしくお願いいたします。

水そー屋さん
090-3688-7323
suiso-yasan@hotmail.co.jp
http://www8.plala.or.jp/...
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ギャラリーカフェバー縁縁enyen
11:30-23:00(L.O.2200)
Lunch 11:30-1500
定休日:なし
東京都港区麻布十番2-8-15 1F
03-3453-4021
info@enyen.jp
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2010.6.11 [金] アムスのあいつ

アムステルダムの街は迷路だ。

海抜0メートル以下の高さに街が埋め立てでできているため、網の目のように 橋があり、道がありでどこに立っても同じ景色に見えてしまう。
地図を見たところで、今自分がどこに立っているのかが分からないので、全くもってナビの用を成さない。
 
通りすがりのヨーロッパ人、おそらくイギリスからの旅行者だろう。20代前半の若者だったが、ここは一体どこなんだ? と尋ねると、笑いながらたった一言
俺達もわからないんだよ! アムステルダムはこんなぶっ飛んだ街だ。
 
僕は思った。 これじゃあ観光するにも時間がかかりすぎてしまう。
おまけに夏のアムステルダムは白夜まではいかないが、夜の9時ぐらいまで明るい。
時間感覚も麻痺してしまう。 
アムステルダムは本当にぶっ飛んだ街だ。

ちょうどそんな時、一人の黒人が僕に声をかけてきた。 
見た目はアフリカンか、それとも南米の方か。 
ドレッド頭の彼が、何やらいかにもな薬などetc...をを売ってくれると言う。
だが僕はそんなことは無視して、彼がこの街に詳しいか尋ねてみた。
そして彼が道案内人にふさわしいと判断すると、その日1日のガイドをたぶん50ユーロ(正確な値段は覚えていない) ぐらいで委託した。

彼は思わぬ臨時収入に喜び、やる気満々になってしまった。 
早速二人は街へ出て行った。

さすがに彼はこの街に住んでいるだけある。まあおそらく不法滞在だろうが・・・。
僕がここへ行きたいと言うと裏道や抜け道を駆使して目的地に素早く導く。
何だかファミコンのワープゾーンを何度か通った気がして、僕がその度に驚くと、彼はその度に得意げな顔をした。

あるレゲエバーに連れてってもらった。 僕はレゲエが好きなので、そんな場所に行きたいと頼んだのだ。ドレッド頭もレゲエは好きだったようで、そういうことは任せろって感じでまたまたやる気満々になり、知り合いのレゲエバーに行くとこにした。

そこではいかにもヒッピーらしきパツキン美女が、すけすけのレースの下におっぱいを揺らしながら踊っているのを二人でジュースを飲みながら眺めていた。
雨が降り、少し気温が下がると僕をお土産屋に素早く案内してアムスのパーカーを買わせた。

非常にスムーズだ。 帰り際に約束の金額を渡し、また明日のガイドをお願いした。

翌朝、僕がバックパッカーズをでた時にはドレッド頭は既に待っていた。

やはりやる気満々だ。 さあ、出発しようと言うときに 「今日は先に金をくれ」 と言ってきた。
僕は
ん?? きたかな? 

と思った。 いつかはお金をせびってくるだろうと思ってはいたが、こんなに早くに打って出てくるとは。
不法滞在者でお金がないのも何となくわかっていた。 
ここから少し警戒していかないといけないなと思い少し緊張した。
とりあえず、お金を渡し、出発することにした。

その日、観光の最中もアパートの家賃を払わなきゃいけないだとか、あと100ユーロ貸してくれだとか言い続けていたので、うざくなってきた。
要求すればそれだけくれると勘違いしているようだ。 
途中から100ユーロ、OK? OK? と何度もしつこく言っていたので、潮時だと思いドレッド頭とは縁を切る決心をした。

「急用を思い出したからバックパッカーズなで先導してくれ。 ホテルの前でもう100ユーロ渡すから」
と言うと、ドレッド頭は喜んで、指示通りに抜け道を駆使し、素早く導いた。

僕はそっと財布からお札を一枚抜き、小さく折りたたんで手の中にしまっておき、ホテルの前に来たときにドレッド頭の手に黙って握らせた。
何も言葉を発しず、目線をあわせることもせず、まるで麻薬の受け渡しでもするように。
彼も何も言わず、握った手をそのままポケットに入れ、まっすぐ前を見て、振り返ることもなく歩いて行った。

これが彼を見た最後の姿だ。 
ドレッド頭はまだ元気に生きているだろうか。 
不法滞在者として立派に麻薬商売やっていけてるだろうか。
 
短い付き合いだったが、彼がいなかったらあのすけすけ美女のレゲエバーには行けなかった。
彼がいなかったら、今も愛用しているアムステルダムパーカーはここにはない。

そして何より、人をむやみにお金で扱ってはいけないということを学ぶことができた。
最後に渡したあの一枚の5ユーロ札は、僕からドレッド頭への感謝の気持ちだ。 

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2010.6.11 [金] スケジュール

個展中、前半戦の日程がきまりました!

僕がお店に行けるのは、 

21日(月)、24日(木)、25日(金)、26日(土)、27日(日)

のだいたい17時〜22時頃 です。

前もって 何時に行く など言っていただければ、その時間に合わせて出勤することも可能なので

早い時間に来る方はご連絡ください。 

後半戦の日程はまた決まり次第、ブログでアップしますが、おそらく3日(土)4日(日) はいるでしょう。

現在展示にに向けての最終追い込み状態。 映像に関してはこれから編集作業と かなり濃密な時間を過ごしております。

こだわるところはこだわって、手を抜くところは手を抜いて、今の自分にできる 最高の空間 が作れるんじゃないかな。

と思って自分も楽しみです。 是非遊びに来てくださいね。

さあ、今回のブログは  アムステルダム旅行決定!! を記念して、数年前に一人ふらっとアムスへ行ったときの思い出

  「アムスのあいつ」 です。 少しの時間お付き合いください。

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2010.6.6 [日] 近況

どうも!

毎度貴重な時間を水そー屋さんのエッセイブログに費やしていただいて誠にありがとうございます。
東京麻布十番での個展を2週間後にひかえ、なんやかんや忙しくしておりますが、意外と暇もしておりまして、夜な夜な飲みに出かけている最近です。

今回の個展をきっかけに、縁という繋がりがさらに拡大し、行動することの大切さを改めて痛感しております。

さて、ホームページも徐々に出来上がってまいりました。
僕自身PCは苦手でかなりのアナログ人間なのですが、パソコン教室に通ってみたり、ブログを書いてみたり、mixiでつぶやいてみたりなどついにデジタル化してきました。
2012年完全デジタルに移行する予定す。 

話は変わりますが、横須賀のどぶ板にあるリトルアムステルダムと言うお店の「アムスで待ち合わせ」と言う企画で、今年の8月15日にオランダ、アムステルダムのダム広場という場所で待ち合わせすることになりました。 
そして昨日、航空券を予約してきました。 かなりの決心が必要でした。 たかがそんな馬鹿ばかしい企画のために、数十枚の札束が僕の元から旅立ったのです。
でも決心できた理由は、それは投資であると自分に言い聞かせたこと。 自分への投資はもちろん、お店への投資でもあると・・・
支払いのとき強く念じました。 良い旅をしてまた戻っておいで。
 
そんな感じで次回のエッセイブログは、「アムスのあいつ」 です。 5,6年前に初めてアムステルダムに旅行に行った時の経験を書いてみます。
どうぞよろしくお願いします。

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コメント
10/6/7 ぬほりん
完全デジタル移行っすか!? すげっ!
まさか魚もデジタル化?(ばかな)w

2010.6.1 [火] サヨナラホームラン

今でもたまにキャッチボールなどをすると肩が痛い。 幼少の頃から野球を始めて、小学生の小さな身体で硬球を使っていたせいだ。 硬球とは一番固くて重いボールなのだ。地域のソフトボールとは訳が違う。 父親が野球が大好きだったため、その影響で週末はほぼ野球に費やした。 最初の頃は良かった。 スポーツのセンスはまあまあある方なので、たいていの同級生よりはうまかった。 しかし年を重ねるにつれてやる気を失ってゆき、どうやって父親を説得して野球をやめる方向に持っていくか、など永遠と考えていた。 自分の身体の大きさとパワーでは野球というスポーツは不利だと気付いていたのだ。 回りの友達が成長して体が大きくなってゆくのに対し、僕の身体は一回り小さいほうだった。
ピッチャーが投げる球も打球も速くなっていき、僕はそれを恐いと思うようになっていた。 だってデッドボールでも当たったらめちゃめちゃ痛い。 だからバッターボックスに立っても常に逃げ腰だった。 自分のパワーでは打ったってどうせ遠くに飛ばない。 そんなことも子供ながらに理解していた。 
 日曜日は雨になることを金曜日ぐらいから願い始める。 しかしその願いが叶うことは少なかった。 電車に乗って遠くまで通っていたので、そのデメリットを大いに活用してたいてい遅刻して行った。 ちんたらちんたら歩いて、時計を気にしながら、本当ならバスに乗るところもわざと歩いていった。 遅刻したって遠いんだからしょうがない。立派な理由だ。 小学低学年の少年が一人で電車とバスを乗り継いで重いスポーツバッグを担いで毎週末遠くまで通っているのだ。 こっちの苦労もわかってほしい。
 やる気のないまま辞めるとも言い出せず、ちんたら時は過ぎてゆき、ついに小学生最後の試合。 
やる気はとっくにないがレギュラーなので一応頑張るふりをする。 しかし、相手のピッチャーの体格がとても大きい。 長身から投げ下ろす直球がものすごく速い。 僕のもともとないやる気がマイナスになった。 バッターボックスに入るのも嫌だ。 あんなに速い球打てるわけがない。 不戦勝ならぬ不戦負けと言う権利があるなら今すぐにその権利を行使したい。 僕はバッタ−ボックスに入った。 ずいぶんでかいピッチャーだ、しかもイケメン。 実は中学生なんじゃねーかって本気で思った。 第一球目 ズドン!!目も眩むような剛速球が僕が瞬きをしている一瞬のうちにキャッチャーミットに収まった。 次は一応のやる気を見せるために空振りぐらいはしておくか。 第二球目 球が手から離れた瞬間にあぶねっと思って大きくよけた。 内角一杯ストライク。 あんな球が当たったらとんでもないことになる。 とにかくオーバーに避けてみたが、ベンチがあーぁと言っている。 みんながみんな「だめだこりゃ」っていう感じが存分に出ている。 この「だめだこりゃ」っていう雰囲気がベンチ内に充満するのが僕がバッターボックスに立ったときのいつもの風景だ。この諦めの雰囲気が僕の心に火をつけた。 人とは逆を行くのが僕の人生だ。 性格的にみんなと一緒っていうのは嫌な質なのだ。 ここは一発みんなの期待を裏切るしかない。 第三球目 もう球に当たったって何だっていい、この試合で最後なのだ。 覚悟を決め、踏み込み、目をつぶっておもいっきりバットを振った。 
 カッキーン!!とかん高い音が辺りに響き渡り、僕は猛ダッシュで走り出した。 球はどこに飛んでいるのかもわからない。 ベンチが歓声で沸き立っている! 無我夢中で一塁ベースを回る。 いったい球はどこに飛んだんだ??と言う疑問が沸いたが確認している暇はない。 しかし内野に返球される気配もない! 僕は夢中で二塁ベースを回る! 普段からちゃんと練習していないのでこの辺でもうつらい。 つらいが球がどこにあるのかが分からない今は走り続けるしかないのだ。三塁ベースに向かう途中、ベンチがちらっと目に入った。 みんな手を挙げて喜んでいる。 拍手をしてる人もいる。 ヒットを打ったときの緊迫感とはまるで違う。 ??? その辺まで気付いてようやく審判が手を回しホームランの合図を出しているのが見えた。 ホームラン?? 僕は信じられない気持ちだったが、やはり球は外野から返ってはこない。 ホームランってことはゆっくり走ってもいいんだよな。 三塁を回る頃にはスピードは徐々に落ち、ホームベースを踏んで歓喜に沸くベンチへ戻った。 僕はそれから一日中照れくさかった。 そして数日後、僕は野球を引退した。 あのホームランは野球にサヨナラをするための決心のホームランだったと今、思い返している。 実家のリビングには、あのときのホームランボールが今でも飾られている。
http://www8.or.jp/...
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2010.5.27 [木] 坊主頭

坊主頭とは最善にして最高の髪型である。 シンプルでかつ手軽。 そして経費が最低限におさえられる。 現代の髪型界では最高傑作ではないかと僕は考える。
シンプルと言うのはとても良いことだ。 頭の中の心もクリアになる。 髪の毛のケアで朝の何分を無駄にしているだろう。 と同時にシャンプー、ドライヤーの時間も同じだ。 そして髪の毛が伸びてくるとぼさぼさになり、次の美容院の予定は?どんな髪型?色は?予算は?など次々と考えなければならないことが出てくる。 生活の中のこういった諸問題をできるだけ削り落とし、心身ともにクリアになると、五感の感度もアップし、本当に大事なものや事柄また本当の自分などが見えてくるのではないだろうか。 
 坊主頭の良いところは他にもある。 外見に比重を置かない代わりに内面に比重がかかってくる。 要は中身で勝負ってことだ。 自分の中身を鍛錬しているうちに、今度は他人の内面も見れるようになる。 外見やたてまえ、役職などに惑わされるようなことは、常に鏡を見て髪をいじっている人と比べると、おそらく少ないだろう。(もちろん個人によるが) ただし、美容師だとかそれにかかわる仕事をしている人は別である。
 僕は中学生のときに初めて坊主にした。 部活動の関係で強制だったので嫌々だった。 顧問の先生にずっとしつこく坊主にしろと言われ続け、その度に拒んでいたが、最後にあまりにもしつこいので自分達でバリカンを用意して順番で刈っていった。 ストレートだった僕の髪は次に伸びてきた時にはくせっ毛になっていた。
 人生初の坊主が強制だったので坊主に対しての印象はしばらく最悪だった。 それからは反発し、長髪にしてみたり、金髪にしてみたり、高校時代はピンクや緑色の時もあった。
 だが大学を卒業し、オーストラリアに行く事が決定し、坊主にした。 旅をするのに髪の毛は不要だ。 僕はバリカンをバックパックに入れ旅に出た。 
 それから20代のほとんどを坊主頭で過ごした。 回りは一番格好を気にする年代だ。内面に比重を置いていた僕は自分の外見に全く興味がなかった。 美容院の事やシャンプーのこと、朝のセットの時間などを生活の中から削り落とし、その分他のことに没頭した。 坊主頭が現代髪型界の最高傑作である。 いや現代ではない、昔から未来もそうではないだろうか。 がしかし、30代になって僕の考えが少し変わった。 自分が他人にどう見られるかを気にするようになってきたのだ。 これは自分が最近人前に出る機会も多くなってきて、たまにメディアにも出る機会がある。 そんなこともあって意識が変わってきたのだ。相手が自分と関わったときに良い印象を与えたり、変な引っ掛かりを持たせないようにするのも技術だ。 
 僕は最近、服を買い、スーツを買い、香水を買い、家の窓を拭き、洗車をし、髪を伸ばし、美容院に通い、整髪料を買い、パーマネントをあてた。

2010.5.21 [金] 悪の化身R先生

僕の人生であの時期ほどストレスを抱えていた時期はない。中学1年、2年、と3年の夏までの約2年半の間、初々しいであろう青春をぼうにふった。
そのぐらいの時期は思春期真っ只中にあって、異性に興味を持ち始めたり、ちょっと不良ぶったり、ゲームをしたり、スポーツで汗を流したり、たいていの人はそうやって青春を謳歌していたはずだ。ところが僕は何を間違ったか、ストレスと暴力を謳歌してしまった。暴力と言ってもふるほうではない、ふられるほうだ。
 僕達バレーボール部員は、悪の化身R先生の魔の世界に引きずり込まれてしまった。 そもそもなぜバレーボール部に入ったのかと言うと、僕達は小学校の時に地域のバレーボールチームに入っていたので、小学生の時には既にスポーツの汗と青春の清々しさを知っていたのだ。 そしてバツが悪いことにみんな少しうまかったのだ。 それで中学生になってもそのままみんなでバレー部に入部してしまった。 誰もがスポーツマンシップの精神で、汗と青春の物語を経験していくと思っていた。 しかし僕達が経験したのは涙と暴力とストレスの物語であった。
 悪の化身は鋭い目つきを隠すように眼鏡をかけ、身長はひょろっと高く、まるでカマキリのような風貌だ。 機嫌の良い悪いは目を見ればわかる。機嫌の悪いとき、その鋭くシャープな目の開き方が若干大きくなる。そういう時はバレー部員の中で、今日は機嫌が悪い旨は直ちに伝達される。その時は僕達は覚悟しなければならない。
 悪の化身はそのカマキリの釜のような腕で僕達を殴りに殴った。 ときにはパイプ椅子を投げつけた。 あるとき、下校のときに帽子をかぶっていたら次の日に呼び出され、「格好つけるな」と言って僕を殴った。あるとき、練習試合で遠征先で酔っ払って「今日おまえだけ殴られてないな」と言って何も悪くない部員を殴った。またあるとき、悪の化身が出張で部活に出れない日に、僕達は嬉しくてテンションが上がり過ぎて全く練習せずに遊んでいたら、他の曲者の先生に密告され、次の日に全員放送室に呼び出された。これは魔の放送室なのだ。完全密室なので、何かしら暴力的な行動をするときは必ず放送室だ。校内放送で「バレー部員全員放送室まで」。はい、人生終了・・・って感じである。 そのときは予想通りボッコボコにされた上に、投げ飛ばされ僕の身体が宙に浮いた。宙に浮いた瞬間のことを今でもよく覚えている。
 そこから僕が得たものと言えば、ビンタをされるときの受身だ。ビンタをされる瞬間に若干顔を手の動きに合わせるようにして流すと衝撃が減る。 これを僕が発見して直ちにみんなに伝達した。 みんなすぐに実践した。 すると、悪の化身は左手で相手の頬を抑えて右手でひっぱたくという悪魔らしい技で僕の編み出した攻略をさらに攻略してきた。
 当時30代前半だった悪の化身は現在50歳前後だろう。 少しは丸くなっただろうか? 僕達が卒業した後、バレーボール部の繁栄は徐々に衰退し数年で廃部となった。
その後悪の化身に天罰は下っただろうか? 天罰を受け、罪を償い、しっかり更正していてほしいと現在30代前半の僕は悪の化身に対して思う今日この頃だ。

2010.5.17 [月] 屋久島

屋久島はパワースポットと言われている。僕はその単語を知っていた。しかし意味がよくわからなかった。屋久島への旅行でようやくその意味がわかったのだ。要は体感したのだ。
僕は1泊2日の山登りの計画を立て実行した。ある程度装備を揃え、食料も準備し、登山を開始した。山登りはなめてはいけないと充分に警戒してのぞんだつもりだったが、すぐになめていたことにきづいた。素人が山登りをすること自体なめているという事に気づいてしまった。初日の午前中で足はパンパン、ひざは痛い、つらい、きつい、痛いである。初日の前半でその状態なのになぜ、山を登りきって降りてこれたのか、今思えば不思議である。これはパワースポットのパワーの仕業かもしれない。
早朝から登り始め、夕方前には頂上に着き、夕方には泊まる予定の山小屋に着いた。電気なんかないので明るいうちに寝支度を整えなければならない。そして明朝は太陽が顔を出す前に出発だ。小屋に着いた時点で全身に今まで経験したことのない程の筋肉痛に見舞われた。痛くて身体が動かない。年をとると筋肉痛が1日遅れでやってくる。30を過ぎた僕も筋肉痛は1日遅れてやってくることが多い。はて?なんで筋肉痛なんだろ?と考えてしまうこともしばしばある。だが今回ばかりは筋肉たちは酷使され過ぎて時間差攻撃など流暢な事はやっている場合ではない。明らかに速攻をしかけている。それほどまで僕にちょっとやり過ぎだって事を警告しているに違いない。
翌日は朝一であの有名な縄文杉にたどり着く。僕は夜の寒さに備えて寝支度をし、寝袋にすっぽり収まって寝た。
翌朝、筋肉たちはこの世のものとは思えない程の悲鳴をあげている。痛すぎて体操すらできない。これから1日かけて山を降りなければならないのに。僕は動き出そうとしない身体に鞭を撃って歩き始めた。
いよいよ縄文杉だ。ここ屋久島に来る観光客のほとんどがこの縄文杉を見たくてやってくる。なんてったって二千年以上も前から生きているのだ。パワーがないわけない。パワーがあるからこそそんなに長い年月生きていられるのだろう。まだ朝日が昇るか昇らないかのうちに縄文杉にたどり着いた。なんと、この圧倒的なたたずまい。そしてこの大きさ。この押し迫る気迫。これが縄文杉、山の主。僕がたった今二千年の生命の歴史をもつ縄文杉と1対1で向かいあっていることに幸運を感じた。僕は縄文杉の前で仰向けになり、圧倒的なパワーと神秘的な空気を肌で感じながらしばらく眺めていた。が、いつの間にか眠ってしまっていた。もう空は明るくなっていた。目が覚めたときには少し離れた所で数人が体操をしていた。僕は縄文杉の目の前を一人で独占してしまった事、ずうずうしくもそこで居眠りしてしまった事を申し訳なく思い、もしかしたら、彼らは縄文杉の前で体操をしたかったのかもと思うと心が痛んだが、でもきっと縄文杉様は僕を選んだんだといとも簡単に開き直り、出発することにした。
歩いているときに気づいたのだが、左手首にしている水晶のブレスレットがきらきら輝いている。いつもより光っているのだ。これもパワースポットを体感したと言える要因の一つだ。水晶も元々は自然の産物だから共鳴するところがあるもかもしれない。
そしてもう一つ、僕は自然の中にいたり、太陽、月、青空なんかを見ると願い事をする癖がある。常に目標や夢を忘れないと言う意味もあるのだが、神様に願い事ばかりしているなぁとふと気づいた。こんなことに気づくのもパワースポットならではだと思う。ここに来て、心が洗われてクリアになる。そうすると感度が良くなって普段気づかないことにもこうして気づけるのだ。これは間違いなくパワースポットのパワーの仕業だ。
いつも一方的に都合のいい願い事ばかりしていると気づいた僕は、逆に神様のために何かしようと思った。今自然の中で僕にできることは何か?僕は下山の途中ゴミを見つけたら拾って帰ることにした。なんだかとてもいい気分だった。ゴミは少なかったがそれでも少しは拾って帰った。
神様のために何かしたらホントに願いを叶えてくれるかもしれないなんて下心がなかったと言えばそれは嘘になる。が、それでもいい。そういう事に気づけたのが嬉しかったのだ。パワースポット恐るべしである。

2010.5.17 [月] 趣味のポジティブ質とネガティブ質

人生の中でトップ3に入るくらいの大きな気付きだった。
この気付きによって僕の生活は一変することになる。
数年間はもったいなくて誰にも言わなかった。と言うより、まず自分が行動してからではないと誰にも言えない気がした。
今では10人ぐらいにはこの気付きについて話をしただろうか。どう受け止めるかは本人次第だ。
その気付きとは『一つの趣味には二つの性質がある。発信タイプと受信タイプだ』と言う事だ。
これを趣味のポジティブ質とネガティブ質と名付けたが、別にポジティブがいいとかネガティブが悪いとかってわけではない。全てが発信と受信で成り立っているのだ。そして発信タイプの方に立つとそれは仕事に成りうる。
どういう事かと言うと、例えば音楽が趣味だとしよう。私は音楽が好きです。この場合、音楽を聴くのが好きな人と音楽を演奏するのが好きな人に別れる。これはまさに演奏が発信で音楽を聴くが受信だ。そして発信者の場合ミュージシャンと言う職業に成りうるのである。
スポーツが好きだ。発信が『スポーツをやるのが好き』であり『スポーツを見るのが好き』が受信だ。そして発信者の場合、スポーツ選手と言う職業がある。
美味しい食事が好きだ。発信が『美味しい食事を作るのが好き』受信が『美味しい食事を食べるのが好き』だ。発信者はもうみなさんも分かるだろう。レストランや居酒屋などは立派な職業だ。
と、こんな風に気付いて僕は考えた。何ができるだろうか?
僕は自然や生き物が好きだ。『自然や生き物を見るのが好き』なら受信タイプだ。じゃあそれを発信タイプにするには…

僕が水そー屋さんを起ち上げたのは若干25歳。天からの気付きを受けて以来道がパッと開かれた。いや、それまで見えなかっただけかもしれない。濃い霧がかかってたのだ。それが晴天になって太陽が道を照らした。道は遠くの方まで永遠に続いている。遠くの方まで太陽が照らしてくれている。だけどゴールまでは遠すぎてまだまだ見えそうにない。

2010.5.17 [月] blog開設

いろいろな事が巡り、流れに流され、いろいろな人と出会い、導かれ、やっとここまできました。
今こうしてみなさんに挨拶できるのも、僕と繋がってくれたみなさんのおかげ、そして感情を共有してくれたみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。
ホームページ作成を手伝ってくれた、さのちゃん、隆ちゃん、special thanks!

さて、blogでは僕が日常の生活で気付いた事や(誰も気にしない変な事に良く気づくんです)、知っておくと得する人生的な気づき(ひょんな事からピンときたりしちゃうんです)等をエッセイ風に書いて、週に一回ぐらいのペースで更新して行こうと思ってます。
どうでもいい話も数多くあるので気軽に覗いてくだされば幸いです。

記念すべき第1回目は「趣味のポジティブ質とネガティブ質」です。僕のプロフィールにもこの単語が載ってますので説明が必要です。どうか覗いてください。
HP http://www8.plala.or.jp/...
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