水そー屋さんの日記 水そー屋さんの空間へ
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2011.4.14 [木] New York�@ BLACKWELLの仕事

深夜のライブハウス。


何のイベントだったかは忘れてしまったが、




僕が深夜にそんなところにいるのなら、レゲエのイベントの可能性が濃厚だろう。




カウンターで一人、ロックグラスに入った泡盛を飲んでいると、




ドレッド頭の青年と目が合った。




あっ!て言う感じで、




今自分達が十何年ぶりの再会を果たしていることに気づいた。




彼がくれた名刺には




BLACKWELL




の文字。お返しに僕は 水そー屋さん の名刺を渡した。




そう、彼が今回の主人公 BLACKWELL


何を隠そう、僕の高校時代の同級生だ。


高校を卒業して以来、全く顔を合わせていなかった。




偶然の再会を果たしてからは、ちょくちょく顔を合わせるようになった。




きっとこれも何かの縁と言えばいいのか、同じフィールドと言えばいいのか。




それだけ会わなかったにもかかわらず、共通の話題、共通の友達、そして共通の記憶力。




「高校のとき何組だったっけ?」




「あれ?あのときいたよね??」




「たしか〜だったよね??」




二人とも一緒に遊んだ記憶はあるが、少しも確かではない。




後々に判明したが、二人は高校3年の時、同じクラスであった。




BLACKWELL  とは?







簡単に言うと、海外ブランドをメインとしたセレクトショップである。




自分で選んだきた服、靴、時計、アクセサリーなどをネットショップで売っている。




だから定期的に海外へ行き、商品を仕入れる必要があるのだ。




そして今回、




「仕入れしにニューヨーク行くんだけど、誰か一緒に行かない?」




という彼の発言を聞いて、ただちに後先考えず立候補してしまったのが僕だ。




正直言うと、僕はアメリカには全く興味が無い。




がしかし、プロの仕事には興味がある。




ニューヨークは・・・




まあ、行ったことないから、見て損はないかなぁ的なノリである。




日程の調整はかなりスムーズにいった。




残りの期限半年以下のパスポートも、偶然にも新しく更新したばかりだ。




図書館でるるぶ、まっぷるのニューヨークを借りてきては読んで。




見てみたいものに目星をつけ、わざわざ英語用のフェイスブックを作り、




英語版の名刺を作り、順調に準備を整えていった。




この英語版のフェイスブックは、やり方に慣れず、帰ってきてからすぐに日本語に直した。




日本語に直してもなお慣れず、現在ストレスが溜まっている状態である。




英語版の名刺は、現地では活躍する機会がなく、




グランドセントラルで募金活動をする日本人の手に渡る以外、日の目をみることがなかった。




さて、早朝に現地に到着。




早速BLACKWELLが仕事にとりかかる。




ニューヨークに定期的に来ている彼は、さすがに土地勘があるようだ。




地下鉄の乗り方なんかも慣れている。




後ろから見ていると、ニューヨークに住んでいるって言われても違和感が全く無い。




そして、ブランドショップを一つ一つ丁寧に回る。




ショップに入ると、商品を一つ一つ丁寧に見る。




ここからがすごい。




丁寧に見定めした後、大人買いの嵐。




仕事だからそりゃそうなんだけど、ショップ定員さんも慌ててかごを持ってくる。




あれだけ一気に買えたら気持ちいいだろうな〜




特にショッピング好きな女性にはたまらない光景かもしれない。



  


一つ質問をしてみた。


「商品を選ぶ基準は何?」


答えは簡単。「自分が欲しいかどうか、だよね。」


なるほど。やはり自分の見る目とセンスに自信を持っておられる。


そこの基盤からの大人買いなのだ。

  


彼が仕事をしている間、僕は必然と待っている時間が多くなる。



僕も色々と物色してるのだが、プロがかける時間にはかなわない。



場所はニューヨークのラルフローレン。



僕は突然睡魔に襲われた。



この睡魔は若いときに経験がある。



時差ぼけ だ。



僕が十代の頃、初めてアメリカに来たときもこれに悩まされた。



眠気とは明らかに違う睡魔。



まぶたの重さは1トン程か。



BLACKWELLの大量の荷物を脇にかかえ、店内のソファに座ってしまった僕は、



意識が遠のいたり、定員に大丈夫か? などと声をかけられたり、



日本人の客がいるなぁなんて思ったり、首がカクンといって起きたり、



ここはニューヨークだぞ!NYのラルフローレンだぞ!



地元のダイエーじゃないんだ! などと自分を叱咤激励したり、



とにかく重さ1トンのまぶたと闘い、まどろんでいた。



二人とも両手一杯に荷物を抱えて、その日からお世話になる宿に向かう道すがら、



僕 「いやぁ、眠かったー。俺すげー睡魔と戦ってたわ。」



BLACKWELL 「いや、まる、全然戦えてなかったよ。」



ちょうど時差ぼけを克服した頃、僕達は日本へ帰るのであった。




http://www8.plala.or.jp/...

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