葉山芸術祭:海山のあいだの本のサロン

海山のあいだの本のサロン

サウダージ・ブックス

【サウダージ・ブックス】

2009年参加企画

サウダージ・ブックスは「本のサロン」です。

三浦半島秋谷の緑の丘。海と山のあいだにある古民家で、わたしたちがセレクトした図書を自由に手にとって読むことのできる読書空間を提供しています。サロンではその他、映像、詩の朗読、ダンスなどのイベントも定期的に企画・実施しています。

＊芸術祭期間中（4/26〜5/5）は本のサロンを毎日オープン！

図書の種類は、文学、写真、アート、旅、自然、絵本、キューバ、ブラジルなどいろいろ。テーブル、ソファ、椅子を用意しています。ふらりと足を運んだ午後のひととき、野鳥や風の歌声を聞きながら、お気に入りの一冊をお選びください。

サウダージ・ブックスが自主出版する本、編集等にかかわった本の販売も行います。この記事の下、出版案内をごらん下さい。

＊葉山芸術祭オープニング記念として、人類学者･今福龍太氏と雑誌「山と渓谷」前編集長のトークイベント開催！

クレオール論、群島論など、独特のスタイルと主張が注目され、08年には同誌で｢変容の山２２００メートルのビジョン・クエスト｣を連載した、気鋭の人類学者・批評家今福龍太氏のトークイベントが、勝峰富雄前編集長を交えて行なわれる。
連載の話題ほか、野生、本、山から群島・奄美へと繋がってゆく見えない水脈をたどる予定。

｢うみやまのあいだを流れるもの｣
4月26日(日)15時〜17時頃　要予約（終了しました）　限定25名さま
入場無料（カンパ制）
会場：サウダージ・ブックス（三浦半島秋谷）　
お問い合わせ
saudadebooks@aol.com（浅野）
03-6234-1612（勝峰）

＊4月23日をもちまして予約受付を終了させていただきました。ありがとうございました！

今回はトークの前に、三浦半島秋谷でウォーキングツアーも実施します。「サンダルAdventure」「焚き火カフェ」等人気企画を展開中の地元雑貨＆アウトドア・ショップ、3knotさん主催の特別ショートプログラムです。
http://blog.livedoor.jp/...

3knotさんのガイドで峯山の「水の道」をたどる一時間強のウォーキングのあと、サウダージ・ブックスのウッドデッキにて、三時のおやつをお出しします。アイルランド生まれの湯沸かしグッズ・ケリーケトル、通称「ヴォルケーノ」でお茶を入れ、当地の人気店のお菓子をご用意いたします。H・D・ソローの名著『ウォーキング』をみんなで回し読みしながら、うみやまのあいだをゆっくり歩きませんか？

4月26日（日）12時30分サウダージ・ブックス集合〜14時30分ごろ同到着
お茶とお菓子つき、要予約（終了しました）、参加料金おひとり様　2000円
限定20名さま　問い合わせ　saudadebooks@aol.com

＊4月23日をもちまして予約受付を終了させていただきました。ありがとうございました！
＊ウォーキングツアーは、雨天中止です。
＊ウォーキングツアーの子供用参加料金は、5歳から小学生までおひとり様1000円とさせていただきます。
＊トークイベント、ウォーキングツアー、どちらかだけの参加も可能です。

＊葉山芸術祭参加企画として、2009年5月8日19時より、逗子文化プラザにて、葉山在住のピアニスト・門光子さんと映像作家・池上宗徳さんとによるコラボレーション・ライブ＆トーク「織り込まれた風景—10億人の黄昏に捧ぐ」を主催します。こちらも、どうぞよろしくお願いします。
http://www.kanshin.jp/...

☆出版案内

ブラジルから遠く離れて　1935-2000
クロード・レヴィ＝ストロースのかたわらで

編著者：今福龍太＋サウダージ・ブックス
造本：四六判変型／フランス装／カバー装／本文136頁
定価：2000円＋税100円
発行：サウダージ・ブックス
発売：港の人

レヴィ＝ストロースのサンパウロ、今福龍太のサンパウロ。20世紀最大の人類学者、C・レヴィ＝ストロースによるブラジル紀行の名著『悲しき熱帯』を読むための新たな挑発。『悲しき熱帯』と南米サンパウロで撮影された写真作品を精緻に読み解きつつ、レヴィ＝ストロースの思想にとって〈ブラジル〉というはじまりの場がどのような意味をもっていたかを再考する。

サウダージ・ブックス自主出版第一弾！　海辺で読むのにふさわしい、ポータブルで美しい本です。ブラジル、写真／映像、レヴィ＝ストロース『悲しき熱帯』といったキーワードが気になる人は、ぜひ！　サウダージ・ブックスより直接ご注文ご購入いただいた方には、「特製のしおり」をプレゼントいたします。

限定700部。初版限定付録つき。
ご注文・お問い合わせ
saudadebooks@aol.com

『身体としての書物』
著者：今福龍太著　東京外国語大学出版会 Pieria Books
四六判・並製・320頁・定価：本体1600円＋税　

ボルヘス、ジャベス、ベンヤミン、グリッサンらの独創的なテクストを読み解きながら開示される、「書物」という理念と感触をめぐる新たな身体哲学。ゼミナールから生まれた画期的な書物論、全14講！

サウダージ・ブックスとしての編集本第一弾！　わたしたちが、講義の聞き書きと本書の編集協力を担当しました。上記の文学者や思想家に関心のある方々のほかに、本を愛するすべての人、ブックデザインや書物の歴史に関心のある方々におすすめです。ミニ手製本講座や、久留和海岸、一色海岸、森戸海岸ほか湘南の浜辺、あるいは奄美・沖縄で撮影された本の写真図版も楽しい見所。「書物はたえず世界へと生成する！」

＊芸術祭オープンハウス期間終了後は、予約制で「本のサロン」をご利用いただけます。

open : 火曜日〜土曜日（12:30〜17:30）　要予約　＊月・日休み、不定休あり　
いまのところ入場無料・カンパ大歓迎！（サウダージ・ブックスは、私たちの活動に賛同してくださるみなさまからのご支援とご協力によって成り立っています。）

＊サウダージ・ブックスの場所は、JR逗子駅より京急バスで秋谷方面、「峯山」バス停下車徒歩5分。駐車場のご用意はありません。アクセス等詳細は、下記ブログサイトでご確認ください。

http://sea.ap.teacup.com/...