「2014年葉山芸術祭のガイドペーパー」の表紙。新聞大一杯に淡く柔らかな水色の海ガラスがちりばめられている。2002〜2007の5年間、当工房指導で葉山の海岸に打ち寄せられる海ガラスを持ち寄って「世界で1つ・オリジナルな海ガラスランプ作り講座」を公民館講座で実施しました。講座終了後もお問い合わせが入ってきていましたから、このガイドペーパーに合わせて、急遽「ステンドグラスアクセサリー講座」を「海ガラスランプ講座」に変更します。見もらした方々のためには“毎月第３水のギャラリーオープン”に合わせて、ご案内もしていきたいと思います。

4/13
・当工房『 きらめくステンドグラスワールド、ホームギャララリーオープン　＆　体験教室 』で参加します！
・過日ステンドグラス作家仲間とのおしゃべりの中で、“ーで、その「ビーチグラスランプ創りの公民館講座」で葉山町の町おこしはその後どうなったの？”
“グサッ”と、そのセリフ胸に刺さりました。

・話の中身は以下のものでした。
・当方2001年、“長者が岬・大浜・一色・森戸と４つの海岸を持つ葉山ならではの『海ガラス(ビーチグラス)』ビーチコーミングで『ビーチグラスランプ』を創ろう”と、町の社会教育課へ公民館講座を提案しました。結果、『ステンドグラス講座』が公民館講座のなかにつくられ2002〜2007の5年間、毎年熱心な沢山の受講生の皆さんが、葉山の海岸に打ち寄せられた“海ガラス”を使って、世界で１つの宝物ランプ創りに取り組み、黄昏てくると、各ご家庭で温かく柔らかいビーチグラスランプが灯ったのです。

・熱心な皆さんのビーチコーミングの結果、葉山の４つの海岸から『海ガラス』が消え、逗子や鎌倉、久留和・秋谷から三崎方面まで、海ガラスのビーチコーミングが広がりました。ペットボトルや缶ドリンクの普及も重なり、材料の『海ガラス』が無くなってきたのに加え、不況の浸透で“海ガラスどうしを接着するのに不可欠の銅リボンや半田・半田ごて・フラックスなど”有料物品負担も公民館講座としては贅沢、との判断で講座打ち切り。

・時が流れここで発足した安部政権の指導力で、『経済成長率アップ』、長く忘れられていた『春闘賃上げ』も実施され世の中が明るくなってきました。サアー、自教室指導・公募展活動に専念してきたこの間の活動スタイルに加え、これからまた地元に向かっての活動始動です！

5/7
・“海ガラスランプつくり”ワークショップ
・擁護学校のＩ先生。美術の授業で『海ガラスランプつくり』を取り入れてみたいーとのこと。“できることが有ったら言ってください。ご協力させていただきますよ”と、お話しました。
・“素潜り”が趣味とおっしゃる女子中学生をお持ちのママ。“ポイ捨て文化”ではなく“手作りの生活の価値がわかる人に育ってほしいーと。まずは自分がマスターして伝授したいとはりきっていらっしゃいました。
・“美しいものが好き”とおっしゃる再来週女児出産予定のママ。“まずは、海ガラスランプつくり”から取り組んでみたいーと、工房入り口の３０段の階段をパパと坊や一緒にいらしてくださいました。
・今や“幻の海ガラスランプ”ワークショップ。直前で急遽取り入れた企画でしたが、一部ではありますが、上のようなそれぞれの思いが込められたうれしい反響がありました。