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2005.11.1 [火] うねり |
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『”かくれんぼする人 この指と〜まれ”
小さい頃 よくこんな遊びをしましたっけ。
今、私は 人差し指を立ています。
誰かがここにとまり、その指にまた誰かがとまり…。
そして ずっとずっと大きな輪になっていったら、きっと力と勇気が湧いてきますよね。
沖縄展、これは染織のための自然素材展です。
人と物と情報の交換市です。
自分の持っているもの—糸や布、染料や道具、力や手、
染織への思いetc…何でも出してください。
そしてそれを上まわる多くのものを持ち帰って下さい。
ただし、全員 手弁当です。
大きな力や組織を頼んでいないので 頼むのは自分の力のみです。
でも、結局それが大きな力となって自分に戻ってくるはずです。
この趣旨に賛同してくださる方、この指と〜まれ!』
素材展は麻素材を扱う 青土さんの夢だった それはこんな呼びかけで始まった
行政などの補助に頼らず 手弁当で最小の経費で運営された
それは人繋がりが頼みであったと言う
まず 吉田美保子さんに声をかけた。 吉田さんは西川晴恵さんに。。。
西川さんは平良美恵子さんにつなげてくれて
趣旨に賛同された平良さんが大城一夫さんを巻き込んでくれた
大城さんは南風原の琉球絣組合の理事長で自分たちの組合の30周年記念企画の共催事業に位置付けてくれた。
青土さんの挙げた指に出展者 ボランティア 講演者が止まった
本土からも沢山の人達が口コミで参集したと聞く
現場に居て 天然素材の持つ 人を惹き付ける力を感じた
この人の輪の波はうねりとなって大成果を達成して幕を閉じる
終わった しかし今始まったのです |
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2005.10.31 [月] 11:21 pm沖縄素材展 |
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27〜31までの沖縄南風原 染織のための自然素材展が2000名の来場者があり 大盛況で終了
夕方6時 よれよれになって6名も羽田に到着
迎えに来てくれたぬほりんさんを囲み とりあえずの報告会 皆まだ興奮状態。
今回の旅に観光や海や公設市場の文字は無く ハードで実り多い日々を過ごす
これらの総てを報告説明するにはかなりの時間を要すると思う
まず理解し 整理し頭の中から 絡み合った情報の糸口を見つけねばならない
私の収穫は大城工房見学で150年前の資料用サンプルの綿絹絣に出会えた事。
他にも沢山の収穫と 嬉しい出合いがあった 感謝。
そう言えば5日間 部屋のテレビのスイッチを入れて無かった
新聞も読めなかったことを思い出した。 |
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2005.10.20 [木] 9:53 pm 温泉 |
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長野に住む友人から仕立依頼の反物が届いた。
初めて自分で織ったと聞く。スリップも無く とてもしっかり織れている。
着物好きはここ迄行き着くのかと感心する。
きっと染めもしたくなり 糸も選びたくなるんでしょうね。
この自分で織ったという布の仕立の依頼が最近多い様に思う。
大事に織られた布を扱う時 とても緊張します。
織った人の気持ちがいっぱい詰まっているからです。
手織はそういう不思議な空気を感じさせます。
まずお風呂に?に入れてあげます。それはこの布になるまでいろんな工程で引っ張られてきたので緊張を解いてあげるのです。
温度は40度 布はとてもおだやかな表情になります。
温泉に行って お湯に入って一言 『気持ちいい〜〜』っていうような気分なのかな。
糸が一番自然な状態は狂いの無い仕立の要素。
依頼する人の 顔の見える仕立の仕事が好き。 |
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2005.9.18 [日] 2:36 am運針 |
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和裁教室に 友人(男性36才独身)が入って3週目を迎えた。
最初はどうなるかと思うくらい不安な運針の手つきだった。
きのうはとても指の運びが良くなり縫い目も揃い綺麗。
よかった!一安心。
運針と言うのは 行うは難しで難しいものです
左右の手が同時に連動して 右手も親指 人差し指 中指が同時に それも微妙に動く
指先に全神経が集まる ボケない訳ですね。 |
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2005.8.7 [日] 10:24 pm真楽3周年 |
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もう1週間経ったんですね
がっくりと力尽きて 皆さんの書き込みを眺めておりました
全国から集まった きもの好きの人たちはそれぞれ輝いていた
持論 『きものは着る人を優しくし 美しくする』は証明された気がする
ワークショップを2つもかけ持つ身には心穏やかでない時間が過ぎる
お二人のプレゼンターの中身の濃い提案が無事終わり ホッと肩の荷を下ろした
寸法の1分2分にこだわるSさんの対丈姿は凛々しくとても美しかった
着物界に少なからず影響を与える予感がいたします
最後まで苦しんだのは 『袴』のkさんでした
前日の夜にお渡しして 制作過程の画像もメールで送ったが
恐らく徹夜で編集したのではないでしょうか?
自分の押し詰まった予定とのやりくりで ご迷惑かけてすみません
しかし彼のプレゼンは素晴らしく 皆さんから拍手喝采を受けた
お手伝いできてしみじみ良かったと思った
その後 緊張の糸はプッツンと切れて今日に至り やっと復活!
(本当は前の日の夜 お渡しした時に既に切れていたのでした)(笑)
当日同行の知人曰く 皆さん本当に真面目な方ばかりね!と言われたのが印象的だった。
着物好きの人って知る限り真面目な人ばかりな気がするのは私だけか?
『きものは人を優しくし 輝かせる』と思う
そんな素敵なきもの作りのアンカーであることに感謝した一日です
そしてえりりんさんの『きものが世の中を良くする』に一票! |
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2005.6.7 [火] 0:55 pm |
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久々の更新になります
KIMONO真楽 三周年
50人枠から200人に増えた
それでも淡々と今まで通りに 気負わずにきものを楽しむ。
“真楽”
『自分も相手もその他の万人も、
ともにうるおう楽しみ。』
今 この意味がやっと解って来た気がする |
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