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2008.1.26 [土] 思い出に残る初釜 |
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昨夜から深々と雪が降り起きてみれば40cm近くの雪! 予定をすべて返上して,まず除雪,それから初釜の準備.昨日までは家人にアッシー君を依頼する心積もりでしたが,除雪の進み具合からして,無理.タクシーで出掛けました.
先生のお宅に着いたら,なぜか軽四輪が.なんと床暖房用のボイラーが壊れて,修理中.寒いので,初釜を中止しようかとの意見もありましたが,業者さんから貸出の電気ストーブ,石油ストーブで暖を取って,ようやく初釜を開始.
寄付き,炭点前,懐石,お濃茶,お薄と,今日はすべての流れを社中の方々と体験.大寄せの茶会には何度か参加したことはありますが,こじんまりとした茶会,初釜は初めて.菓子器からの取り方,返し方etcすべて勉強になりました.
そして私の出番のお濃茶.お茶とお湯の量が合っているか,それが心配でしたが,なんとかとろりとしたお濃茶を点てられました.でも,やっぱりこっと注意を受けた後は,頭が飛んでしまうし,足は痺れてしうし・・・.まだまだ,これからです.
それでも人前でなんとかお茶を点てられたこと,これが大きな成果です.
戻って,また問題.朝急ぎ過ぎて鍵を忘れて出掛けました.戻ってみれば,家人は外出中.ケータイに掛けても,家の中で音が・・・.戻って来るまでの40分,これまた深々と雪の降る中,寒さに震えながら待っていました.
寒さに縁のあった,初釜.忘れられない体験です. |
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2008.1.19 [土] 早咲きの白梅 |
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アッという間に咲いてしまったミニ盆栽の白梅.
まだ半分は蕾も膨らんでいない状態.
札幌の梅の時期は5月中旬.我が家の梅はそれに
比べると随分早咲き.梅のシーズンまでの間
我が家の窓際を飾ってくれるといいのですが! |
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2008.1.5 [土] 薩摩上布 |
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三越開催中の「日本の職人展」を見て来ました.いいのがあれば,
網代のバッグを買いたいなと思って出掛けましたが,竹製品の
バッグそのものの出店がなかった・・・.
日本の職人とはいいつつ,かたや輪島塗や南部家具があったり,
江戸小紋や大島紬があったり,さらに彫金アクセサリーもあって,
ちょっと焦点が絞り込まれていない感じ.そんな中で心惹かれたのが,
やっぱり大島紬,
薩摩上布.オーソドックスな泥大島とまったく違った感じのモダンな
チェックや縞の大島.緯にしぼのあるものを使っているとかで,
手触りはちょっと紬風.でも,軽い.これに帯付き,お仕立てすべて
込みで21万は結構いいかも.と言ってもとても買える値段ではありませんが.
それにきもの本体は昨年暮れに叔母からいろいろ貰っているので,
ちょっと控えています.
そんなことを話たら「じゃ」と勧められたのが薩摩上布.機は大島紬と
同じのを使って織っているとのこと.こちらは上布のみで倍近いお値段.
色はベージュっぽい感じで好みではありますが,なにしろこれ1反しか
ないので,比較検討ができない.それに恥ずかしいことに,薩摩上布の
存在そのものを知らなかったので,あえなく退散.上布そのものは,
ほしいリストの上位に位置しているのですが・・・.
戻ってきてネットで調べて,八重山上布や宮古上布と同じというか,
歴史的背景により薩摩上布と呼ばれていたのが,わかりました.
あ〜あ,もう少し勉強してからでないと,上布は買えません. |
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2008.1.3 [木] 寝正月 |
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寝正月が終わろうとしています.ゆったりと過ごせたのが,なにより.
ほとんど家で部屋の模様替えをしたり,久しぶりの友人にメールしたり.
そしてお茶のお点前の練習.母からもらった古い茶道具はあるものの,
畳の部屋はなし.なによりも炉も釜もないので,やっているのは服紗の
扱い,茶筅の扱い,そして濃茶を濃茶らしくく点てること.あとは
イメージで補っています.
今月は初釜までお薄を担当する社中の方と練習の予定.そこで全体の
流れを掴めるよう,自分のパートだけはしっかり頭に入れて置くのが課題. |
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