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2008.5.28 [水] 父の大島 |
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まもなく単衣の時期ですが,父の大島の仕立て終わりました.本当にシンプルな泥大島.使い込んだ分だけ,生地がさらに柔らかくなっています.八掛も同じ大島としました.生地の弱ったところを避けるため,おはしょりのところに工夫があります.
遠目にはほぼ無地にみえますが,さてどんな帯を合わせるか.袷の季節が再び来るまで,あと3ヶ月.じっくり検討します. |
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2008.5.27 [火] もんぺ |
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ういえばこの間のお茶会のとき,3名の方が裾までの長い道行コートの下に
もんぺを履いて来られました! コートを脱ぐまでは分からないのが,ミソ.
おひとりの先生は初釜のときももんぺを履いているのをお見かけしましたが,
あとのふたりは比較的若め.(?)
話を聞いていると,大先輩の先生のもんぺ姿に触発されて,おふたりとも古い布で
作ったとのこと.ウエストのところはゴムではなく,紐にした本格的なもの.
しかももう一本腰紐を持って来て,それに裾を挟むという小技も.帯に挟むと
どうしても帯が緩んだりするようです.
これはいいかもとネットで調べたら,結構もんぺっていまだあるんですね.
本当は作ればいいんでしょうが,それが出来ない次善策はやっぱり購入.
きものの裾を上げることを考えて,ウエストを紐で縛る形のものをただいま
問合せ中です.どんな回答が来るか,楽しみです. |
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2008.5.20 [火] お茶会と伊達襟 |
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週末のお茶会のきもの物色していたら,叔母から貰った色無地が.
サイズはすべて大きめに作ってくれているので,
伊達襟は格を上げることはなくて,むしろおしゃれ用に使うと
書かれています.お茶会との関係を調べると,お茶会との関係を調べると,
こちらでは否定的意見.
白が基本で伊達襟は初釜等のおめでたいとき以外には付けないとの記載が.
こちらのサイトでは華やかさを演出したいなら,お茶会でもいいような書き方です.
う〜〜ん.2chはコメントされている方のバックグランドが分かりませんが,
そこでも,伊達襟着用は否定的.
どうやら茶道の世界では初釜などの華やかな場面を除き,基本は白とのこと.
まずは基本に添わなくてはということで,伊達襟は外した方がよさそうです. |
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2008.5.11 [日] さらに古かった! |
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母の日,出来上がった母の大島を着て,お祝いのお菓子を持って出掛けたました.
母の第一声は「あら,おばあちゃんの大島,いいね〜」.私は???状態.よくよく聞いたら,お祖母さん(父の母)が母に譲った大島が,さらに私のところに来たというのが分かりました.叔母のところにコートが行ったのも納得.出所はすべて祖母でした.
ということで,母はことこのきものに関してはあまり思い入れがないみたいです.私の方が「母の」と考えた分,思いが大きかったかもしれません.それにしても,きものの寿命の長いこと.多分もうひとりくらいこれを着てもらえそうな感じです. |
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2008.5.9 [金] 寒いです |
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寒の戻りというか,元に戻ったというか,寒い!
着るものも当然,長袖,ジャケット.
明日はさらに寒そう.お茶のお稽古に何を着ていこうか
悩む金曜日です.
アッ,それと半襟付けもmustです. |
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2008.5.7 [水] べこ餅 |
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休明けの楽しみはなんと言っても3時のおやつ.遊びに出掛けたり,実家に帰省した同僚からのお菓子のお土産.
今日は室蘭盛一菓子舖のべこ餅を食べました.ベこ餅はかしわ餅と並ぶ5月の北海道定番の和菓子.
笹の葉に載せた,素朴なお菓子.こども時代を思い出しました. |
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2008.5.6 [火] 甦った母の大島 |
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作り直しに出していた,父母の大島のうち,まず母の大島が出来上がってきました.ほどいて洗い張りをしてもらって,さらに全体的に小さいのと,とくに裄が短いのを直して仕立ててもらったもの.
生地の足りない分は父の大島がアンサンブルだったので,そちらから持って来ることにしていましたが,実際にはどうなって戻ってくるか,興味津々だったのですが.
お端折の部分に付け足すのはだいたい分かっていたのですが,なんと2カ所に入っています.しかも父の大島が入っているのは後ろの部分のみ.前の方は後ろから取ったのをうまくはぎ合わせてありますが,触ってみないと分からないほど!
こんな風にして古いきものが甦るなんて,想像していませんでした!
新品のようになって,触ってみると,大島の艶やかな肌触りが.
大事に大事に着て,ゆくゆくは姪っ子になんて,かなり先走ったことを
考えてしまいました.(苦笑) |
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2008.5.5 [月] がらくたの山か,宝の山か |
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この連休に実家の不要品の整理に行ってきました,
お雛様,こどものときのきものに始まって,幼稚園で使ったアルミのお弁当箱,
ついでに迷子札まで出て来ました.物置の奥からは祖父母のものと思われる雑誌や手紙,
お人形作りの布や,道具.父の趣味の写真現像機器,etc,etc.よくぞ取って
おいたと思われる品々.
どうしようかと思いましたが,知合いの古道具屋さんに連絡したら引き取ってくれるとのこと.
品物を見られたママさんは大喜び.古いきものだけでなく,きものが入っていた
箪笥や木箱なども引き取りたいと言ってもらえました.
私たちにとってはただのガラクタとしか見えないものも,喜んでもらえました.
箱が戦前のものが結構あり,それらもいいようです.まだまだ片付けは続きますが,
まずは古いきもの類,引き出物の食器やお人形etc,主なものを引き取ってもらい,
少しスッキリしました.
私の今日の戦利品は福助のストレッチの足袋,10足あまり.なんでこんなにあるのと
思うぐらい,買い溜めていました.これがあれば数年足袋を買わずに済みそうです.(苦笑) |
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