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2003.10.26 [日] カワハギ |
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先週は漁に出れなかったので、強烈な北風の予報にも拘わらず「危険になったらすぐ帰ろう!」と相棒と約束して、いいコンディションでは決してなかったのだが、ちと無理して朝の9時位に真名瀬からカヤックを出した。
先週位から森戸海岸側にイケスが入ったので、向かい風の中名島の森戸側を目指す。風が強くて思うように進まない...相棒に「名島に上がって休憩しようよ」と泣きを入れるが「まずは釣ってからだ!」と先週から禁断症状の出ている相棒は聞き入れてくれない。なんとかアンカーを下ろして釣り糸を垂らした辺りから風が一層強くなり、白波も立ち始めた。2〜3回試したがそんな状況でアタリが取れる筈もなく、早々に真名瀬側に戻ることに。名島の沖と割れ島の間はうねりがかなり出ていてほとんどサーフィング状態。タンデム艇の後ろに座るオイラはカヤックが横を向かないようにパドルで舵を取るのに四苦八苦してるのに、前に陣取る相棒は波に乗るたびに気楽に歓声を上げてる...うーん。
真名瀬側にもどる頃には、腕が上がらないほど疲れていた。でも、真名瀬側は名島がうねりを消してくれるので、いくらかはマシ。釣をしようという気にもなる。まずはサビキから始めたが、アタリがない。しばらく我慢したが仕掛をカワハギに代える。が、喰える魚がなかなか釣れない。ポイントを変えたり、名島に餌を取りに行ったりしている内に風も落着いてきて東風に変わった。
風向きが変わり始めた頃からアタリが来始める。ベラがかかるのでタナを少し上にしたところ念願のカワハギがヒット! 結局カワハギはこの1枚だけだったんだが、風に翻弄され苦労の末に釣り上げたもんだから、カワハギの顔を見た時には思わず歓声を上げてしまった。めでたし、めでたし。
お陰で今日は広背筋がめちゃ痛いのだ。でも、今朝の週間天気予報でもうこの週末の天気を気にしている自分が怖い。 |
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2003.10.5 [日] NJAK |
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ウチのカヤック置場には、実は2艇のカヤックがある。
1艇は今では釣り船と化しているホビーキャット社のシットオンタイプ。もう1艇はカミさんの友人が数年前から置いているニンバス社の「ニヤック」という本格的なツーリング・カヤックだ。このニヤックは冒険好きのカミさんの友人が、北海道の知合いから安く手に入れた中古艇なのだが、仕事が忙しい彼女はなかなか葉山まで来れなく、昨年から1回も海に出ていない。
オイラはこれまでスクールとかに通ったこともないし、沈した時の必需品であるパドルフロートやビルジポンプもないので、ちと敬遠していた。でも、あまりにも埃だらけで可哀想なので、真名瀬の湾の内側なら大丈夫だろうと意を決して乗ってみた。
素晴らしい! これまで乗っていたシットオンタイプとは全く別の世界の乗り物だ!!
最初は真名瀬湾の内側をこのカヤックの感覚をつかむためにウロウロしていたが、だいぶ慣れてきてら、もう虜になっていた。幸いベタ凪だったので名島まで漕いでみた。速いッ! 恐らくシットオンの倍以上のスピードが出るんぢゃなかろうか? それも非常に軽やかなパドリングで滑らかに海面を進んでいくではないか!
これならどこにでも行ける!
名島でひと休みして、裕二郎灯台の辺りまで戻って後ろを振り返るとちょうど夕焼けが始まる頃で空が少しづつ赤みを増していた。真っ直ぐ帰ろうと考えていたが、そのまま芝崎の方に進んでしばらくの間夕暮れの景色を堪能しながら漕いだ。あっという間に芝崎の突先まで着いてしまったので、このまま一色の方に行こうかなとも思ったけど、パドルフロートなども積んでいないので思い直して芝崎で引き返した。
よしッ、まずはパドルフロートとビルジポンプをポチっとして、来週からセルフレスキューの練習だぁ! エスキモーロールなんかも練習するぞぉ!! スクールにも参加しなきゃ。
釣りもいいけど、釣りばっかぢゃね(笑) |
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2003.10.4 [土] w-hiroshi |
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今日はいつもの相棒に加えて、息子の同級生のオヤジさんがもう一人カヤック釣りに参加した。相棒はこの夏購入したゴム製の一人乗りのカヤック、オイラとそのオヤジさんがウチのシットオンに乗って8時半くらいに名島に向かった。
名島の先の割れ島の手前辺りのいつもポイントでアンカーを降ろした。
相棒とオヤジさんはカワハギ狙い。
サビキ・キングの異名を誇るオイラは最初はサビキでアジを試したけど全然ダメ、なので、やはりカワハギを狙う。
しばらくすると、後ろの方から歓声が聞こえた。そう今日は自分のカヤックの相棒が型のいいカワハギをゲット! 立て続けに聞こえる歓声に嫉妬を憶えながら我慢の釣りのオイラとオヤジさんだったが、オヤジさんにはカサゴがアタリ始める。むぅ、一人カヤの外のオイラ。が、しかーし、ガツンとしたアタリが! そしてついにカワハギを我が手中に!!
その晩は相棒の家でBBQをした。もちろんカワハギは肝醤油でサシミ。うーん、堪らん! サシミにしたので残った頭と骨を炭で焼いたら、これも美味!!
ああ、海の幸に感謝。 |
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