| | 川端康成と並び新感覚派の旗手と謳われた横光利一が、大正14年 (1925年)から3年間 、妻キミの療養のため住み、 「春は馬車に乗って」を書いた。
森戸海岸のデニーズの近くにあり、なんと現在はオイラが借りて住んでたりして。なので住所は敢えて載せませんので、あしからず(笑)
横光利一夫妻も当時は借家として住んでいた。その頃は現在の位置よりバス通りに近い場所に建てられていたそうだが、裏庭にある築山は当時のままだろうと、大家さんに聞いた。「春は馬車に乗って」の冒頭に出てくる松も当時のままなのだろう... またこの作品に鳥の臓物を買いに行く様子が出てくるが、この物件を紹介してくれた方も昔は鳥屋をやっていた。
築80年以上ということになるが、松の間からは名島、その向こうには富士山を見ることができ非常に気に入っているので、しばらくは離れられないなぁ。
画像は松の間から見える冬の富士山!
横光利一
福島県生まれ。1921年に「父」「比叡」「南北」を発表し、菊池寛に認められる。1923年「新小説」に「日輪」を発表。1924年、片岡鉄兵、川端康成らとともに「文芸時代」を創刊し、新感覚派文学の運動をおこす。代表作として「機械」「寝園」など。1947年12月30日、胃潰瘍にて死去?
| | | 【キュウヨコミツリイチテイ】
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2006/3/15更新 2003/7/31 登録 3500クリック/ 3回更新 |
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