| | 明治の中ごろから昭和40年ごろまで、佐島バス停入口から50メートルほど入ったトンネル付近から切り出された三浦層郡の火砕質岩の比較的塊状の部分を石材として利用したもの。
明治の中ごろから昭和の初期にかけて葉山の別荘文化の形成に役立ち、今ではそのすり減った石垣や塀、その上に根づいた苔や小さな植物と共に葉山の原風景ともいえるたたずまいをみせてくれている。最盛期の大正年間には武山海兵団跡から大きな帆船をつかい伊豆方面まで出荷されていたという。
価格も安かったので別荘や住民のシンプルな生活感にフィットし数多く使用されたらしい。あまり硬くないので時間と共に変容して、葉山の路地の空間を魅力あるものにしている。
※画像はウチの裏庭の佐島石の塀です。
| | | 【サジマイシ】
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2003/12/7更新 2003/12/2 登録 4613クリック/ 1回更新 |
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