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2005.10.31 [月] カフェ難民の末 |
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土曜日に池袋で難民になってたどり着いた先は、池袋コミュニティ・カレッジ。
の中にカフェがありまして。
で、いろいろと探索。
おお!と目に付いたのが、「乙女カルチャー入門�Vアンティーク着物でお洒落に」講座。
講師は、Ponia-ponのらふさん。2月12日と、2月26日。
で、どーしても気になってしまったのが、「美しく年をとる為の「乙女の美学校」講座」
なんすかー!そりゃ。
沼田元気さん講師で、場所は自由学園明日館で一年間の一貫教育の乙女塾だとか。
ピクニックや林間学校のお愉しみ会あり。恋文や、コラージュ交換日記の方法なども!
あんな場所でやるのですか!
き、気になる〜。
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沖縄組の興奮が伝わってきて、なんだかこちらもワクワク!
そうそう私が目指す旅とはガイドブックの復習ではない何かと出会いたいということだったのだー!と気づいたり。 |
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2005.10.31 [月] 日本とキリスト教圏の違い |
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英語には「せつない」という言葉がない。(by宇多田ヒカル)
「いただきます。」
「もったいない。」も。
以下、オカダ トシオ氏がラジオでしゃべっていたことメモ。
オタクは、アジアでしか発生しない。
なぜなら日本以外に子供に小遣いにあげる習慣がないから。
日本では、子どもや、老人は神に近い存在と思っている。小さい頃から、小遣いを与えてお金の使い方を経験させていく。
キリスト教圏で、子供は、善と悪の中間の存在で、オトナという善の力でコントロールしていかないと悪に行ってしまうので、小遣いがない。
80年代以降になると、フランス、イタリアで、シングル・マザー、シングル・ファザーが、増え、預けられている祖父祖母がお小遣いをあげはじめ、オタク文化が根付きはじめた。
オタクは、子供の頃の愛着をそのままオトナになっても持ち続けているのが背景にあるので、子供の頃から自分でモノを買える文化背景が必要。
アキバがイメージが強いオタク文化は、キリスト教圏では、ハイテクから発生する最先端の文化だと勘違いされている。
日本人の恋愛感は、忍ぶ恋であった。恋愛の最高のカタチは、心中であった。
〈恋愛〉という観念は、明治時代に日本に輸入されたものではあるが、平安時代からすでに〈恋〉はあったと言われる。
アメリカ型の恋愛は、告白しなきゃいけない。
そしてそこには、敗者と勝者が存在してしまう。
萌えは、思っているバーチャルな恋愛感で成立している。
このプレッシャーなき恋愛感に癒されているアメリカ人もいたり。
と、オカダ氏の話はここまで。
ヨーロッパにおいて、「恋愛は12世紀の発明(発見)」といわれているらしい。
騎士が貴婦人にささげる女性崇拝の愛だった。
しかし、これらの愛は報われることはない。
なぜなら、騎士の愛の対象は身分の高い既婚の貴婦人だったからである。
てな、話も聞いたことあるような。
で、日本の結婚も今とはだいぶ違って。
婚姻の形で古くからあるのは、男性がお嫁さんの家で生活する“婿入り婚”。
その後、“足入れ婚”が発生。
結婚式をした後、お嫁さんは実家に帰り、男性がお嫁さんの家に通うというもの。夜這いの元はここから。
ちなみに、足入れ婚という、いわばお試し期間は、子供が生まれるかどうかが重要だったという女性にとってはなんだかなー部分も含まれていたわけで。
ああ、面白い。社会学したい。 |
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2005.10.30 [日] 茶事着物 |
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で、いきなり口切の茶事の着物がない。
どういう着物がいいのかドレスコードを調べたり。
買っても、アンティーク着物とは違い、質感とか大切にしなくても汚れ防止はしたいので、パール加工を考えたり。
紋もあったほうがいいのだよなーと、紋について考えたり。
なんとかヤフオクで安くゲットできました。帯と着物。
というか、超スピードで出費してます。(汗)
こんな着物の買い方はアホだ〜!と叫んでます。 |
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2005.10.29 [土] 茶道お稽古デビュー |
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一年前にやった短期間の茶道教室が思いのほか、身体で覚えてました。
袱紗のさばきかたとか。
というか、どういうモノかを亀の歩みごとく理解しただけのことかもですが。
なんというか、自転車を乗るコツが身につくという身体的学習記憶というか。
で、来週はいきなり口切の茶事だそうで。
楽しみです。 |
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2005.10.28 [金] まっすぐな気持ち |
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久保田織染ツアーやら、沖縄ツアーやら、読んでいるだけでワクワクしてくる。
まっすぐな気持ちがいいなー。
お披露目と報告会をやらないかなーと妄想しとります。
その時は働きますよ!>誰となく(笑) |
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2005.10.27 [木] 工房と攻防 |
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楽しみに某工房番組を見ていたら、出演者が「悪めだち」という言葉を発したので一気に興ざめ。
「悪目立ち」という言葉は、着物世界でしか聞いたことがない。
この言葉を聞くと、ええどうせ悪めだちでございますよ。と、被害妄想アクセル全開になってしまうのだ。
または、せっかくのコーディネートも悪目立ちしたくがないための着物としか見えなく、そうまで思うなら着なくていいんじゃない?と思ってしまったり。
この人の好んでいるテイストを考えると、アンティークはもちろんのこと、色がほとんどモノトーンに近い世界なので、重ねという日本の色文化も否定方向であろうし、極力色のない世界なので、なんというか季節を思いっきりまとう着物ならではの世界も否定方向なんだろうなぁと。
日本文化全否定か。>被害妄想アクセル全開の結果ナリ。そんな事思っていないのは重々。
なんというか、自分が傷つかない為に、人を傷つけておく大人気ない言霊が宿っているよう。
いや、一番嫌悪しているのは、出る杭は打つ日本人特有のところを象徴している部分だったり。>大げさなんですけど。
どうせなら、布の質感を一番きれいに感じられるために、無地無色で着てみるとか、そうならば他の趣味である私も共感したのであろうが。
悪目立ちをしたくない貴方の履いている足袋!ガイジンさんから見れば、足の着ぐるみを履いているみたいですから!残念!
ドシテ 日本人ハ 着物ヲ着ル時 足が豚足ナノデスカ?おまぬけ悪目めだち斬り!
どうせ私はチンドン屋と同じですから〜!切腹。>古くてスミマセヌ
※ちなみに、どうでもいいような悪いような
「お正月や結婚式には向かない」と言いつつ「パーティには洋服感覚着物に袋帯」って、着物初心者は混乱するだけでは?
冠婚葬祭のみ向かないのではないかなー。お正月には洋服感覚着物に袋帯でいいのではないでしょうか。 |
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2005.10.24 [月] 和裁教室 |
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仕事が忙しかったやら、宿題をやっていなかった気まずさやらで、しばらく休んでいたので、ひさびさ和裁。
しかし、茶道も習い始めて、なんだか本当に、どうしてこんなことに。
と思いながら肌襦袢を無心で縫いまくるのでした。 |
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2005.10.20 [木] 七緒効果? |
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出羽木綿を引き取りに。
湯のしをキャンセルしたせいか、呉服屋さんは、わざわざ「七緒」を購入して読んでくれたらしい。
ちなみに「七緒」は、ウィンドーの中に飾ってあった。
さらに、「七緒」に出ていた金額に引くと言う。
別に値段はこちらからは何も言ってなかったのに。(汗)
値段だって、田舎と都会では土地代とか経費が違ってくるだろうし、そこはあまり気にしていなかったけれど〜。
ある推理したことがあって、湯のしを辞めたのだけれど、それはココには書けないことなのでした。 |
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2005.10.18 [火] |
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●認知症の徘徊の人探しに参加。
自分の家族だったらと思うと、砂漠の中で、砂粒のひとつを探すような本当に心もとない気持ち。
予想以上に疲れた。
無事見つかったけれど、驚く程、予想を超え遠い箇所で発見。
例えるなら、上野でいなくなって、池袋で見つかるみたいな。
家族はこれ以上の思いを毎回するのかと、いろいろ感慨深く。
●師匠がみつかる
小さ目のフタ付の器を見ると、棗としてどうだろうとついつい想像してしまう。
月見茶会があまりにも別世界でよかったので、自分的には伝説殿堂入りなイベントに。
ぽっかり浮かぶ月が幻想的なイメージで何度も脳裏に蘇ってくる。
で、夏から探して連絡をとっていた先生とうまくスケジュールが合わずにいたけれど、意を決して見学させていただくことに。
縁は、時に自分から強い思いを持って動かさないとね。
勉強会で知った某会社の退職した人たちにも深く浸透している伝説の言葉。まさに「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ。」ですな。
モダンな住宅ながら、ちゃんと待合室の機能を持った空間や、お庭があるのにビックリ。
ホンモノの炭を使っているのも、良心的なお月謝を思うとビックリ。←特に根拠がないのだけれど。
風炉の最後の時期のお手前のお稽古を見せていただく。
いろいろお話しを伺って、やりたい見立ての世界には、キチンと基本がないという考え方が目指していたモノだったので、先生にお世話になることに。
いまのところの心配が、銘柄やらお菓子の名前を覚える、あのメモをとらずにレストランのオーダーを受けるベテランのウェイトレスのような記憶力にまったくの自信がございません。
まぁ動作を覚えるのは、もちろんはなから。 |
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2005.10.17 [月] |
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新宿の超一流高層ホテルの中での仕事モードの勉強会。
いったいどれくらい費用が!?と思っていたらそのホテルの人も参加していて。さすが。
この勉強会は、活発でしかも、毎回刺激になるので、今年の収穫のひとつかと。
一流企業の方ばかりかと思っていたら、予想よりベンチャーの方も多く、ほっとするような、世相を垣間見るような。
どこでも自分の仕事が出来る様になりたいですな。 |
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2005.10.16 [日] リアル・クロージング |
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出掛けようと、早起きしたら雨だったので、片付けと兼ねてからやりたかったコーディネート練習にチェンジ。いつも出掛ける間際に適当に決めてしまうので、最近おざなり気味だったので。
もう年齢も年齢だしね、やっぱり結婚したこともあるのかな。
もうこれは着れんだろーボーダーラインも気分的に引けて。
いつかあるでろうバザー分にダンボール一箱完成。
夏物と単衣の丸洗い用と。
しかし最近、販売の人から、複数、今は昔と違って温暖化で暑いから、「旧暦で着てるの。」とか、「単衣の時期をずらしてもいいのよー。」という白の半襟、白足袋しか履かない保守系の人からもそんな声があって、11月になるまで、出すの待とうかなーと迷い中。
昨日も、単衣のお召しだったし。
さて、コーディネート練習では、帯締めとか帯揚げが、どういう色が手持ちに足りないのかじっくり観察。いろいろ着物本を広げつつ、知恵をかり。すべての着物にようやくあう帯がそれぞれ見つかって、かなりリアルクロージングに近づいているかと。
まだまだ豆千代さんのはんじもの世界にはいけませんが。
あと、足袋と、履物も少々足りないのが発覚。
着物熱はまた微熱に上昇中。 |
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2005.10.15 [土] 死ぬかと思った |
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というか、着物ではじめて気持ち悪くなり。
お酒飲んじゃったからかな。しかもクルージングだったし。
正しくは3杯か?いつもは、最初の一杯で終わらせていたのは大正解だったな。
目の前がどんどん暗く、正しく言えばソラリゼーション化して15分以上、もとに戻らないかと焦ったり。眼球がぐるぐるしているのもわかったり。
冷や汗も、びっくりするくらいかいた〜。
周りに気を使わせたくないので、なんとかバレない様に耐え切りましたが、着物で気持ち悪くなった時は、やっぱり帯を解くやらいろいろ大変かと〜。
もう、着物でお酒は飲まないように!やっぱり下戸宣言でした。
今はもう大丈夫です!念のため、月曜日に病院にいこうかな。
帰りの駅で、ショート白髪に、グレーと黒の縞の木綿?に、グレーの帯でかっこよい人発見!
白髪よいなー!
白髪がカッコいい条件としては、姿勢が綺麗なこと。
ヘアスタイルをきちんと手入れしていること。
肌もよく手入れをしてクスミやシワが少ないこと。
そして、オシャレなことでしょうか。 |
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2005.10.10 [月] 浅草ヨーロー堂でうめ吉ライブ |
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んー、濃い!はじめてのヨーロー堂。
演歌と、初期映画のDVDと、鳥肌実とか黒色すみれとかのインディーズという品揃えのレコード屋さん。ロメダ霧島と書かれた着物姿のドラッグクィーンのポスターの上には、演歌のポスター。
二階の舞台には、富士山がダダーんと!書割が、とってもキッチュな空間。下手なライブハウスよりすごい〜。
今日も今日とて、うめ吉さんのおっかけ。
今日のうめ吉さんは、明るいピンクの振袖に、梅柄の帯をだらりと。うーん、可愛い!
もともと昭和初期歌謡にはまっていた時期もあって、女優第一号は貞奴とか、アイドルなどはもともと元祖は芸者さんの歴史もあって、日本髪のうめ吉さんは、その時間への旅までさせてくれるのです。
昭和初期の唄でいえば、たとえば「私の青空」で一世を風靡したアメリカ帰りのモガの川畑文子なんか、今聞くと、音痴以外に聞こえなく。(笑)
特に「豆」の唄のインパクトは!
あの時代の歌といえば、コロッケの唄とか、林檎の木の下でとか、いいねー!
うめ吉さんのレパートリーで言えば「三味線ブギウギ」とかですかね。
高座では、三味線に、古典の端唄や小唄と、奴さんなどの踊り。
ライブでは、ジャズミュージシャンを社中にして、かなーり面白く可愛いのです。 |
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2005.10.9 [日] 暗黒界の誘惑 |
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着物に興味を持ち始めた頃、黒っぽい着物をなんでわざわざ着るの???と理解不能の領域だったけれど、InREDやら、七緒を読んでいたら、むくむくとダークサイドの誘惑が。
着物を着続けると、木綿の着物は結構重宝するのだけど、なかなか好みの布に出会っていない、もしくは反物の実物があまりないので、直接顔に合わせる機会も少なかったり。
出羽木綿に興味がむくむく。茶系は、ポリを持っているけれど、写真では大して変わらないけれど、やっぱり質感が気になる〜。
ネットを調べてみたら、近くの呉服屋さんで取り扱っているではないか!
ということで、早速行って、木綿を知らない人から見たら、紬に見える質感に、ぎゅっとハートがっ。
和裁教室で、縫う反物も欲しかったし。
ということで、すぐにお買い上げ。チョッパヤ。
で、湯のしをすすめられ。水通しとどう違うのか質問してみたり。んー私の理解したところでは、湯のしは、蒸気を通して、のりを落として、縮んだのを伸ばして、仕立てやすいようにミミの部分がまっすぐになるように伸ばすらしい。簡単には、のりを落として目地を整える?
湯のし参照
自分で水通しをすると、縮みが均一にならなくて、ミミとかも曲がってしまうそう。
確かに縫いにくそう。
ってなことで、いったんは湯のしをお願いしたけれど、湯のしで、もう一度「伸ばす」というのがやたら引っかかって、家に帰って七緒を読み直してみて、木綿は水通しが重要ではないかと。
湯のしだと、呉服屋さんでも、仕立て自分で洗った場合縮むと。長めに仕立てて、縮ませるといいとかって、それってかなり勘の世界だよなー。
ということで、湯のしは、キャンセルに。
ダークサイドの冒険はつづくらしい。 |
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2005.10.8 [土] 初袷 |
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雨が降りそうだったので、ポリで。
ようやく締めることが出来たデコのざくろ昼夜帯。
あまり綺麗な状態ではないけれど、夜なので〜。
し、しかし太った。補正いらずに。(汗)だれか〜。
この画像で見る分には、背中に肉がっ。
猫背もなぁ。いろいろ反省中。
ひさびさに、楽しいおしゃべり、バカ笑い。
ついでに、大化け!!
女はみんな女優ですねー。
男はくけ?
また遊んでくださーい! |
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2005.10.8 [土] 謎解き |
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春夏冬中。
秋がないので、商い中でしょ!
商いは、飽きないとも続くらしく。 |
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2005.10.4 [火] 煮物フェスタ |
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さつまいもの梅ジャム煮が、結構美味しく自己満足に出来たので、いろいろ作ってみる。
ちなみに、空腹だとゆっくり作れないため、先に夕飯を食べて落ち着いてからのまさに趣味的料理。
・大根のそぼろ煮
・かぼちゃの煮つけ
・プルーンとミニトマトをいれた洋風レバニラ炒め
あと魚を焼いたり。
ひさびさにたくさん作ったなぁ。<ふだん作っていないのがバレバレですね!(笑) |
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2005.10.3 [月] |
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気がつけば、着物のことを考えていなかった。
この六年ぐらいは、毎日狂おしく着物のことで頭がいっぱいだったかと。
誰か止めて〜!と叫びたくなるようなあの止まらない狂気の日々。
それが、過去になりつつあるのかと思うと少し哀しい。
まぁ仕事が、二倍、プライベートも忙しくということなのですが。
ヒマこそが、文化を創るよなーとたまに思います。 |
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