KIMONO真楽
ホーム
キーワード一覧パーソナリティ一覧つながり一覧ニュースヘルプ
キーワード最新5: 「さよならは別れの言… | KIMONO真楽同窓会 | 猫心〜にゃんはーと | 和服猫 | ホセイン・ゴルバ「時… | ...more

りりやっこ参上!の空間
最近の5件
2016年 1月
2015年 12月 | 9月
2012年 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2011年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2010年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2009年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 2月 | 1月
2008年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2007年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2006年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2005年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2004年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2003年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月


2004.3.31 [水] 桜センチメンタル

なんだか五体満足で、健康なだけで充分幸せなのだなーと、感じて桜を眺め。
その上、好きな着物を自由に楽しめる環境なんて、幸せモノ〜。

毎日はさりげなく同じだけど、やっぱり少しづつ違う。
なんだか私のまわりに色々起こっている。まぁ私は円の外にいるのですが。
乙武さんの本に書いてあったように目印がない分、そのことには気づきにくくて、自分の不満探しをしているヒトの心の不自由さに不幸な人生の自主選択を感じたり。

昔、一年の中で一番凹む季節は、12月から2月だったなー。寒いから余計落ち込みに不幸感が倍増で。むしろ桜が咲く季節になったらようやくあの季節が終わる!と解放された気分だったのですが。

しかし、色んなヒトにインタビューしたところ、桜の季節というのが案外多かった。桜が咲く直前派と、桜が散った後派とも別れるみたいですが。

ココロが落ち着いている年頃の今となっては、桜派の気持ちもわかるようになったのかな。

2004.3.29 [月] 春の[玉のり]週間へ

玉のりの元気なハジヅメさんにお会いする。明るくチャキチャキな感じが素敵。素敵な帯留がいっぱい。

本日のお目当ては、「秘蔵愉快画像でつづる『着物イメトレ部屋・特別脱力編』」。http://kimono.moo.jp/...
たぶんめったにこういう場所に出演しないであろうと思われるので、楽しみでやんした〜。

inukoさんのラクに着ていた着物、グレーの色が素敵だった。
思えば、アンチ着付け教室伝授の着付け、アンチ美しいなんとかという、等身大普段着着物研究発想がより着物愛を感じたりして。全員が同じ方向を向いているんじゃないって必要だよなーと思うのです。いろんな価値観があってこそ正常みたいな。私もいつもヒトと違う方向向きがちなので。
なんというか、inukoさんの看板建築に突っ込む藤森照信との共通点にいつもワクワク。それがライブだもんねー。
着物は、晴れ着として生き残る道を選んだばかりに、晴れ着用の着付け=絶対的な世間のキマリの圧力みたいな構図が出来上がったというのを、ネットを通じて知ったことかも。
シワのある着付けとか、ここだけの話満載の、突っ込みながらの楽しい時間だった。

その後、サザメちゃんを買いに。これはある結婚式の為に。どうしても伊達締めが背中から出ちゃうのを防ぐ為試しに購入。練習しなくては。
帰ってから、近づくお茶席に、茶道着物お悩みスパイラルにハマってしまった。うー。

2004.3.28 [日] 桜日和。というかまだ青春は続いているらしい。

朝一番で骨董市。昨日行った中目黒の知人のところで、びっくりなニュース。拍車をかけぇ。今年初の参戦。

ようやく行った高畠〜。三白眼〜。
日本にアンニュイというのは、桃井かおりが流行らせたのかと思ったが、もっと以前にアンニュイな空気は日本にあったのですな。人妻の話面白そう。
そうそう透ける着物のイラストがあったのですが、ちゃんとパンツの線が見えてました。ついチェックしてしまったり。

その後、落ち合って浦和のしだれ桜。場所変えて飛鳥山の桜は、桜の下は、プチ上野公園状態で風情を味わえず。落ち着かず、荒川の都電で二月に行った神田川沿いへ。ココは道幅がせまいので宴会が出来ない風情のある花見場所なのですな。桜はまだ五分咲きぐらい。

しかし、今日着物でなかったのを残念がられた。いい傾向?いやー今日はたくさん歩いた歩いた。

ヒッキーだった2月が信じられないぐらい朝から出ずっぱり。変温動物。遊び尽くしている私にどうやらまだ青春は続いているらしく。長すぎる青春なのだ〜。

2004.3.27 [土] 香道と三島由紀夫と桜

ぼーさんと、絵織さんをお誘いし香道体験へ。
午前中と早かったので、あせったことあせったこと。帯がなかなか決まらず、緩んでいるのを見ないフリして出発してしまった。
ぼーさんの源氏香の帯が素敵。絵織ちゃんも、いつにもまして凛とした着物姿。羽織の色が鮮やかでこれがまたよく。
私的には、半襟がどうしてもぐにゃっと曲がっていたままで、着始めて一年たったココロの緩みが全開に。あぅ。

お香は、はじめての御家流。志野流と違って、お香の入れ物を持つ位置は違ったり、聞き方も違ったり。
香道は、体験ばかり4回目なのでそれぞれに違うやり方、または共通しているところなど、なかなか面白い。
洋服のベテランの方がキチンと香を聞いている姿より、対面に見えた、ぼーさんの、なれないながらも聞く着物姿のほうが美しく見えるのでした。
着物は所作を美しく見せる倍増効果がありますよ。絶対。
ちなみに、香りを聞く、ぼーさんの袖から、麻葉模様の襦袢の袖が綺麗に見えていた。
うひー、実は今日はいつも袖の長いのに合わせた冬の定番の襦袢だったので、本日の袖の長さに合わず適当に安全ピンで臨時補正をしたけれど、うまくいかず袖の中でグチャグチャに。
初心忘れるべからずですな。今日の反省でちた。

もっといろいろおしゃべりしたかったのですが、なんだか呼ばれているような気がした友人出演の演劇を見るために、ぼーさんと絵織さんとは残念ながらお別れ。
これに懲りず次回また遊んでくだいまし〜。

さて、向った先は、シアター...イン・プログレス http://t-in-p.com/ の「三島由紀夫近代能楽 班女・葵の上・卒塔婆小町」へ。
一緒に誘った友だちの方が、その舞台に呼ばれていたらしく、その劇の広告をみたこと、会場のカフェが気になり私にメールしようと思っていたとのこと。
はじめは気がつかなかったのだが、二十歳ぐらいの時に読んだことがある話だった。ああ、私の三島ブームあったことを思い出したり。
山岸涼子の漫画にありそうな話。狂気と生霊とタイムスリップ。
舞台は、最小限の舞台装置と、黒い衣装で、より演じている人間が浮き出てくる感じだった。
演じていた友人は、なんだかとてもキラキラ光線を発していたのでした。

そのまま、友人と中目黒散歩。桜咲く目黒川。ボタン屋さんに入っては、どれも帯留めにしか見えない〜。(笑)
桜咲く、のどかな充実日和でしたん。

2004.3.26 [金] chii さんとCHOKOさん

ビバ!ニッポン( http://chiikimono.jellybean.jp/ )のchii さんとCHOKOさんが東京入りということで、イナバさん主催のお食事会に参加。
噂に聞く兄貴なchiiさんや、CHOKOさんのアンティークの豹の帯凄かった〜!
いやー着物で京都弁って、よいなー。おしゃべりと美味しい食事で、なんだかオトメな夜。
着物を通じて広がってゆくなー。
あっという間で楽しかったです!

2004.3.25 [木] 袷の予感

なんだか5月いっぱいまで、手持ちの袷にすべて袖を通せない予感。うう。

しかし、気持ちは春〜♪で、珍しく春らしいライトグリーンのバッグを購入。洋服だと、コテコテなんだけど、つい着物を想定して。まっ結婚式もあるしね。←いいわけ

平服で出席とのことだろうけれど、いまさらに帯の格と言うモノが気になり出したり。着物はたぶんOKだけど、つい色で合わせちゃうので、ハタと。まぁ平服に助けてもらお。

色々考えていたら、カジュアルな感じの袋帯に挑戦したくなったり。撫ショウ庵の店員さんみたいな感じ。あのクシャクシャした感じどうやって結ぶのだろう?
また着付けの先生に連絡してみようかな。その前に帯を手に入れるか、作るかですけど。(笑)

画像*微妙にこういう感じ?

2004.3.23 [火] ジンクス

6月のスケジュールがひとつ。
ああー単の時期ではないか〜。単の帯が無いのだ〜単の帯。
ついでに書くと単の着物も手持ちのカードはわずか。でもお誂えしたから、手を打ってはあるが。
去年さんざん探して、アンティークだとどうしても汚れが目立つし何より惚れた腫れたの娘は出現しなかったのですな。
一応、手持ちにあるモノの、「働きもんのいい娘だよ、このへんで手をうっちゃいな。」のささやきについ手を出したモノばかり。
ある意味、絶対に合う着物があるという熟慮買いだったので失敗はないが、愛の狂気がない。
汗などで汚れやすい時期に、高値の華に手を出す気はない。というかメンテナンスの責任が持てないと却って可哀想なことになってしまうし。結論としては、「わかったよー、網目状の布で自分で作るよー」(泣)悶々として夜。

しかし一夜漬けの決意もむなしく、ジンクスを信じ「下町おもしろ工芸館」 http://matae.com/ へ。
私のジンクスとは、はじめて訪れたお店には、かならず出会いがあるというモノである。
不思議と通いだすと、出会いはなかったり。
だからいつも何処で買うの?と聞かれても、バラバラなので言えないのでした。

はじめての夜の人形町。人形町ってこんなに賑わっていたんだ。
着物は、時として色んな場所に私を連れて行ってくれる。
着物をめぐる冒険!

で、ありましたよー♪しかも、今日は着物と帯が半額の日だったんですって。
気になったモノといえば「スワトゥの刺繍の帯」。思わず欲しくなるが、勉強勉強。
そして桁を間違えてしまった顔映えする薄い上品なグレーの紬が、結城紬だったこと。モロ好みのラベンダーだったら、無理して買ったかも。
帯は、さらにチクチクで、マイオリジナル仕様にする予定。いまから楽しみ。うしし。

2004.3.22 [月] 森茉莉で目が覚める

森茉莉に関するエッセイをwebで読む。http://www.kiryn.net/...
そうそう、狂気が足りないのだ。
あまりの正しい頭の良さには、しっくりしない居心地の悪さがあって、どこか空振りな気持ちになるのだ。

2004.3.21 [日] この時期はやっぱり

フリマで着たのは、去年、真楽オフでデビューしたのとほぼ同じ。やはりこの時期、春目前!という時に着たくなる。
気持ち華やかになって着物週末という感じ。

やっぱりこういう柔らかモノ好きだなー。心底惚れてますよ。案外、こういうのは、モダン派や、銘仙派や、紬派、茶道着物派、地味派などの人などが多くて少数派なんだな。まー派手気味だし、レトロ感強いからな。

でも、綾小路さゆり様http://www.fujifilm.co.jp/...のように、そうでない人はそれなり哲学を持って、どういう風に、そういう人なんだと思わせるような個性づくり作戦が使命なワケで。洋服と同じ。
この際、ハンドルネーム、綾小路さゆりに変えようかな。←ウソです。(笑)

剛毛多髪の私が、編み出した簡単ヘアアレンジは、恐ろしいことに、どこへ言っても、褒めていただいて。いいんでしょうか?毎回キンチョー。(汗)

ちなみに、羽織は新宿だけあって刺されないように(自意識過剰)地味に。学生の頃、赤い服を着て歩いてただけで何人のオヤジが声をかけてきたか、新宿。顔は見ずに洋服の色で、声をかけてくるらしい。闘牛?

2004.3.21 [日] 着物フリマ 新宿ゴールデン街

10月に在った真楽バザーに参加できず早6ヶ月。
不用品を包んだ風呂敷はそのままだったのですな。
で、げし子さんのサイト http://rodent.velvet.jp/ で、着物フリマ参加者を募集していたのを見て、友だちのミコさん誘って即効応募。蓋を開けてみれば、イナバさん、こへださん、ちょうさん、葉月さん、はるさん、ぷりまるさん、ぽよんさん、ミコさん、もちめさん、cub50ccさん、.S.さま、T.Y.さん、Yさんと、主催のことさん、げし子さんというサイトを持っている人たちが多いカリスマ・フリマ。うひ〜。

場所も新宿ゴールデン街!ゴールデン街は、十年以上前に行ったことがある、うさん臭いと言えばゴールデン街。で、日曜昼間のゴールデン街は、どのお店も閉まっていて猫しかいない街になっていたのです。
そこでお客さんの着物女子が、「いっぱい扉がある〜」と、自分に似合う扉を探して無邪気に写真を撮っていたのが面白くて面白くて。狭い路地に看板だらけに着物女子。異空間で、アラーキーになったような。←いいのか?

さて肝心のフリマでは、お隣がダンボール2箱いっぱいに持って来た根津でおなじみ、ぽよんさん。お人柄か、たくさんヒトから貰ったとかで、破格のお値段。
身体的感覚観察者としては、人はあまりの安い値段を聞いた途端、大きく息を吸いながら絶叫するのですな。そのまま息を吸い吸い過ぎて倒れるかと思いましたよ。また、買おうかどうか迷って気持ちがグラグラしている人は、身体もグラグラ身体の重心が動いてしまうものらしい。ほーんとに揺れてました。グラグラ。
何人も、着物の山を目にして、「今日の私はどうかしている」と言って理性を失っていくのが楽かった。でも、みんな自分に似合ったモノをゲットしていかれるのですな。豆千代さんになった気分。

売主女子は全員着物で、狭いお店だったので、全員壁際に座っていて、これはお客さんとして見たかったかも。隣の人もまたすごく、豆千代さんの雑誌掲載でみた、黄色地に黒猫の帯を作った作家さんで、ほーんとスゴイ面々でした。あの帯は、頭に焼きついていたから余計。
たくさんの人が来て、メチャメチャ楽しかった〜!

フェイフェイさんが、もうUPしている。早〜!http://www.apcc.jp/...

2004.3.20 [土] 薄い皮一枚の平和

池袋、やたら警官が多い。
テロが、いつおこるかわからない状態を感じてしまう。
せめて永遠にカウントダウンのままでいて欲しいけれど。

2004.3.19 [金] 花買い アネモウヌ

室礼が思いのほか、化学反応で、花が欲しくなる。
たぶん、正式ではないのだろうが、吸水性スポンジと寄せ植えを混在することが新鮮!そうか自分の部屋だったら、それもありかと。

特に、花祭りの室礼には、ブッタの誕生と春の喜びを二重に表現しているので、なおさら植物がイキイキとしているように見える。

で、なぜかすっかり花も開ききっているアネモウヌ。
森茉莉が好きだった花。一時、熱中して読んでいた時期もある。森茉莉の価値観に触れると、どんな状況でも変わらない本人の価値観がビシッと決まっていることが、強く惹かれたり。ある意味困ったものです、森茉莉好き。毒入りです。(笑)

不良のレゾンデートル(存在理由)。

2004.3.18 [木] 室礼(しつらい)教室 花祭編

4月8日が、ブッタの誕生日と知ったのは二十歳を過ぎてから。誰かが同じ日に誕生日だから知った訳で。ええ、子供の頃からキリストの誕生日は知っていましたが。で花祭りというモノをやるらしいと知ったのは2、3年前。
いかに何も知らない私のジンセーを思い知らされ。ガクシ。

仏像に甘茶をかけると読んだけれど、見たこともない甘茶って何?と疑問。
実物を見せてもらう。なんだかウーロン茶にも似ている。緑茶をこの日は甘茶というとか思っていたけれど、予想を裏切ってアジサイによく似た花!綺麗。これがお茶に!?
目からウロコ〜。東北では岩手県九戸村が産地だとか。
http://www.hana300.com/...

甘茶と言えば、かっぽれ〜かっぽれ〜の「甘茶でかっぽれ」はイタリア語で「酒を飲んで踊ろう」と言う意味の『アンマチャ・デ・カプリオーレ』からきているってホントか〜!?(笑)
http://webclub.kcom.ne.jp/...

仏像といえば、美術史の勉強で知ったのだが、像崇拝をしなかったインド古代初期では、仏教説話図で、主役の釈尊の姿が登場せず、聖樹や座、傘蓋、輪宝、仏足跡などで釈尊の存在を暗示する象徴的表現をするというのを知ってとても面白かったのを思い出す。
(図説 ブッダ 発行・河出書房新社)

さて、花祭の室礼の為、花を生ける。生け花を習ったことがない私。テケトー。
カタチは知っていた花をはじめてコデマリという名前を知る。最近は花屋さんもオシャレで、花を買い始めるともっと欲しくなるのが困る〜。
そして、う〜ん、なんだか決まらなひ〜。
4月8日まで、枯れてしまうのもあるだろうなので、少しずつ色んな花を買い足そう。

日本人になることを学ぶ日を実感。
室礼 http://www.shitsurai.com/

2004.3.17 [水] 滅びの種族 後編

エルフであるアルウェンは、アラゴルンとの間に王子をもうける予知を見る。そして永久の命を捨て、その未来にかける。

着物族は、ネットやリサイクル着物で命を吹き返し。
でも、後継者不足やらで消えてしまっていく伝統工芸品着物をどうしたらいいのか?
着物の未来は?
とBBSでも話題のお誂えのテーマに、ようやく。
なかなか考えてしまう話題です。

私なりに考えてみて、私自身がようやく着物が身近なモノになった気がしたのは4年前。
やっぱり大きかったのは、中古着物の値段が安かったこと。
布好きというより意匠の方に興味が強いし。今は、特にお誂えしなくても満足していたり。
といっても単がないので、2枚だけお誂えデビューは果たしているのですが。
もともと芸術などのたぐいは、パトロンという文化を育てるお金持ちがいて成り立っていたのですから、全国のお金持ちさん、もっと着物を誂えてくださいませ。
それが由緒正しいお金持ちの伝統です!キッパリ。
ちなみに、稼いで家事育児出来ちゃうしっかり妻は夫をダメにするそう。むしろ浪費癖のある甘えんぼ奥様を持つダンナさんの方が稼ぐらしいです。
(参考AERA 2004年3月22日号 私って、さげまん妻!? 共働き妻の恐怖)
家庭の平和、仕事の成功に、いかがですか?着物。

実は、お誂えに抵抗があるのです。破産した人に会ったことがあるのですが、その人の趣味のひとつに着物があったことは、ある意味トラウマですな。
古着物を買う時でさえ、頭がぼーっとして思考能力を失っているのですから、これは手を出さん方がええと。人生の教訓として。
私自身には、お金が無いことはモチロンだけど、知らないモノにいきなり大金は出せないよなー、まず自分に着物の知識がないから手がでませんと。
着るものっていうのは、好みが強い要素なので、強制的にまじめに勉強しろというモノでもないし。
しかし、いつか興味を持ってお誂えしたい時に、もうこの世には存在していなかったでは哀しすぎる。

いろいろ未来に残す方法を考えてみる。たくさん見てみてわかるようになることが、お誂えにつながると思うのだ。

昔、ボディコンが流行ったのは、その頃エイベックスがドームなどでダンス・イベントを仕掛けたり着飾る場所があったからとも言われている。
そういう意味で、キモカフェっていい企画だと思う。プチだけどね。みんな興味あるみたいで、行ってきた私にどんな感じ?と聞かれるし。着ていく場所を増やすというのもありですな。

流通を変えて、身を滅ぼさぬ程度に手が出る価格に。産地直送とか。あれこれ頭の中うずを巻いていたら、 http://www.sala33.com/ のサイトに。
真楽メンバーののりさんでは、ないですか?で、えりりんさんの日記。
これですよ、これ。
もっと作り手が見えて、素材の素晴らしさと感動とともに売ってください。

2004.3.16 [火] 滅びの種族 前編

彼らの時代はすでに終わりかけていて、自分たちはもう神話の世界に入るのだという独特のほろ苦い運命観を持っている。
(ロード・オブ・ザ・リング エルフ族)

着物には、廃業やらで、もう作れないとかいう話がつきまとう。
明治5年(1872)11月12日、「礼服は洋服を採用す」という太政官布告が出されて、裃(かみしも)や束帯(そくたい)などの和式の礼服が廃止され、洋服の使用が促進ということからして、着物は過去のモノに一回はなった。
で、21世紀人の私は週末着物を着ているのだな。滅びの運命の種族、着物族?
着物は着ているだけで、洋服とは違って色んなことに興味の触覚がのびていくのですな。文化、産業構造、流通などなど。

一応リーマンの端くれなので、ビジネス雑誌などを読んだり。メモメモ。
2003年の中古市場規模は、340億円で、5年前に比べ、約7倍に成長した。
新品の着物市場は81年の1兆8000億円をピークに縮小を続け、現在は6000億円程度まで落ち込んでいる。
たんす屋2004年5月期の中古着物事業の売上高は約25億円、経常利益は1億円強を見込む。
(日経ビジネス 2004年3月15日号)http://nikkeibp.jp/...

うー数字わからん。

ちなみに、ロード・オブ・ザ・リングは、制作費 総340億円。
興行収入3作合わせて28億ドル。

イノセンスのアイジー
2003年5月期 売上高 約30億円。経常利益2億円。

ファーストリテイリング
2003年8月期 売上高 約302億円。経常利益 約46億円。

無印良品
2003年2月期 売上高 約107億円。経常利益 約7億円。

トヨタ自動車
2003年3月期 売上高 約8739億円。経常利益 約892億円。

よ、余計わからん・・・。

2004.3.15 [月] 招待状

ひさびさに結婚式の招待状が届く。
おめでとー。

場所は二人が出会ったギャラリーということで平服と書いてあるが〜。
でも私の平服は、週末は着物なのさー。
紫の華やかな着物にしようかなー。
でも、花嫁より目立ったらどうしよ。

2004.3.14 [日] かずさんとキモカフェへ

色んなヒトに、聞かれたキモカフェに再び。
真楽のKWにしてから、予約制にしたのだとか。
テレビの取材もあったようだし、反響〜。

でも、基本は相変わらずの麗しの着物乙女達。
お客さんで、綺麗な薔薇に髑髏の帯をした美人が。
なぜか眼帯。アナーキーな帯に合わせたのだろうか?
ずっと釘付け。

デザートに、なでしこの花。

途中、「頼もうー。」のノリでロン毛の着物男子も一人で来店。帰りに着物女子+かずさんと私で両手に花以上の状態で記念撮影。彼の持っていた携帯でも撮って、ありえないというぐらい華やかな画像。面白かった!

その後、ロシア料理へ。ピロシキ、ボルシチ、黒いパン。想像以上に美味し♪また食べたし。

着物トークで夜はふけて。
ありがとうございました、かずさん。

2004.3.13 [土] 5年の歳月

子供の頃から、ドラマは脚本家で選んでいた私としては、ロード・オブ・ザ・リングを作った製作側も気になる。1999年に構想発表だったらしい。
子供の頃から、指輪物語が好きだったという監督・脚本家などの夢を叶えるパワー。何億円という製作資金を集めるなんてダイナミックな話ではないか。ビッグ・スターなしで絶対ヒットさせるという勝ちに行くこと。

考えたら今のカイシャに入ったのも同じくらいか。自分の仕事などつい振り返ってしまったり。比べちゃいけないけどね。

そうそう、アニー・レノックスのアカデミー賞おめでとうという気持ち。どちらかというと前作のエンヤというイメージがこの映画には強いけれど。ユーリズミックスのファンだった私としてはある種感慨。
There must be angelが、ひたすら好きだっただけなんですが。今でも着メロに入っています。

ちなみに着物関係のお友達の着メロは、そうだ京都へ行こうby JRのマイ・フェバリット・シングスにしております。

2004.3.12 [金] ようやくロード・オブ・ザ・リング

実は、昨日も見て、二日続けて旅へ。
楽しー♪やはり4年間の撮影を、3部作合わせても10時間ぐらいにした濃度の濃さ。作り続けた精神力がすごい。
2回とも、烽火の場面に鳥肌が。まー私だけのツボだったのかもしれないけれど、魔法とか使えない人間のメディアの初期のカタチだけど、そのダイナミックがさー。映像が〜。

浸ってぼーっとな夜。

2004.3.9 [火] 着物と両立

最近、年齢のせいもあるけれど話があわないヒトとしゃべることがなくなってきた。そういうのは、たぶんお互い話があわないことがわかってきるので一定以上近づかないみたいな。私自身がお気楽ライフなこともあるけれど。条件整えちゃったし。

人生の残りの自由時間を考えたら(←ババくさ〜)、無駄な時間を費やすより極力、楽しいとか、ハッピーだとかの時間を持ちたいので色々整理したこともあるにはある。
けれど、それしかないっていうのもバランスが悪くて居心地が悪かったりする。他の価値観に触れていない不安感っていうか。というか行き成り話の合わないヒトとどう対処すればいいのか普段の素振り練習を忘れてしまうみたいな。
ひとつの価値観しか受け入れられないヒトになってないか心配にもなる。あまりにも居心地のいい環境にばかりだと。←幸せになれん体質。

んーつまりは、「着物との両立」が課題。困ったチャンだ。
この年になって勉強との両立みたいなノリもどうかと思うけれど、これが案外切実で、着物をはじめたらあっという間に週末のスケジュールが着物で埋まってしまうのですな。
ある意味そういの求めていたかれど、私の社会性バランス調整機能がどうしても〜!

関係ないが気になるKW:セカンド・ステップhttp://www.cfc-j.org/...

2004.3.8 [月] ひさびさテレビ

人さま宅で、ひさびさテレビ。家にテレビをなくしたので、普段テレビを見ていないのですな。もうそろそろ一年。

慎吾ちゃんの新撰組をはじめて。いやーすっかり着物しか見ていない。赤子の麻の葉の着物にゃ、親の願い−すくすく丈夫に育てを感じる〜。あと男の人が多いので、数人出ていると藍のグラデーションの世界になって綺麗。紺とか茶とか灰の色だけの世界じゃ、そりゃ細かく色に名前をつけて見分けられるようになる江戸時代の人もわかるような。と、すっかり着物しか見ていなく。

野田さんひさびさ。頭の回転の早い照れ屋さんって、素じゃんって見えちゃう。持ち味の早口が、それを加速?テレビって恐いなぁ。とこれまた思い込みの感想。

そうそう、奈々子はんの着物を急いで脱ぐCM。http://www.beverage.co.jp/...あれって、和ブームだから着物きせて、着物だと窮屈っていう思い込みが見えちゃって、CM作った人、OKを出したクライアントが誰も着物を着たことがないっていうのが見えちゃうよなー。もしくは成人式のキツキツ着付けだけとか。それとも着物って窮屈でやせ我慢して着るもんだよと着たことの無い人へのサブ効果?←イジワル目。普段に(といっても週末メインだけど)楽に着物を着る人が世間に増えた分、ズレてると思うのは私だけか?つかあんなに急いで着物脱ぎたいと思ったことないので。むしろ脱ぐのが嫌みたいな。

またもやテレビ離れ加速。

2004.3.7 [日] 川越 投扇興ツアー

日本文化ということで投扇興に興味が。そこへ川越のお屋敷で雛壇を前にやるという情報を手に入れ、中ざくらさん、ぼーさん、彩香さんとツアーを。
あまり考えずにオフ企画を立てたものの、よーく調べてみるとかなり遠いのに、ひとり直前になって汗。本当にタクシーで一番ちょうどいい人数で行動できてよかったです。参加の方には、感謝でございます。

遠山記念館は豪邸であまりの広さにびっくり。ひとつひとつの部屋が凝っていて。雛壇もすごく10畳の部屋満杯に。でもどんなに豪華でも七段なのでした。

今日のメインのひとつである扇投興は、「美味しんぼ」に出てくる海原雄山のような風貌のおじさまの熱血丁寧なご指導で。結構難しいのですが、着物がまた美しく見える遊びなのですな。これにはびっくり。点数の付け方にも百人一首から名づけるなど風流ワールドへ。またやりたし!

川越では、うなっ子さんで、いもごはんに鰻の蒲焼で皆で舌鼓。菓子屋横丁闊歩して、蔵の街散策へ。
かんださんにも寄れたし。充実時間。

博物館で織の体験が出来るという情報を手にいれ、今度来る時は調べてみようっと。

今日のキモノ
寒いという情報でもう3月なのでと引っ込めたぬくぬくキモノをひっぱりだす。コートも。一応、桃の節句月間なので、半襟と帯はピンクで。

2004.3.6 [土] 着物日 下北オフ

イナバさん主催の下北オフに。レトロチックいそのくんち。クリパ以来なのですが、そんなのふっとぶのが、ネットで活動ならでは。

下北は昔から好きだったのに、活動範囲から離れてたし下北好きの友とも巡り合わず人生だったので、この場所で着物女子とおしゃべりできているなんて嬉しい。

もう、最近は、着物の時は、水森亜土ちゃんのようにある点で止っている人になることにしてます!断言。
似合わなくなったら潔く辞めますが。と書くも、こんな格好で石でも投げられてもおかしゅうないとも自覚もあり。

でもでも、可愛い着物女子との着物トークはメチャメチャ楽しいのです!初対面とかそういうのがなくなってしまうのが、着物マジック。

深夜12時帰宅。いや〜楽しかった!

2004.3.6 [土] 着物日 室礼 雛祭り

雛祭りをテーマにした室礼の展示があるということで見に行く。会場は、グッドデザインになった蔵のある家のミサワホームのモデルハウスで。これが凄かった。
テーマは現代の家で室礼をしてみるということなのでしょう。

説明に、「室礼では根っこと言うモノをとても大事にしています。先祖代々から受け継いだもの、そして子孫へと伝えていくモノの象徴を盛っているのです。」なんてのを聞いていると泣きそうになる。

稲取で見た雛の吊るし飾りもあった。やっぱり作りたくなる。現代の家とマッチした盛り方がまた感動。

雛祭りと言えば、貞操の象徴、蛤の貝合わせの遊びがあるが、現物が盛られていてびっくり。しかもその貝を入れる入れ物貝桶なんていう文様があるけれど、その本物が〜。なんでも日本画を描ける人が描いたとか。ちゃんと絵が対で合っているのですよー。一年の花とか。それをメチャメチャ金持ちのオウチで見るなんて〜。どのくらい金持ちかというと。寝室はパークハイアット状態で、地下室には壁に埋め込まれたムービーシアター。その裏には、カクテルバーはお約束。もちろんSOHO部屋もあり。バリアフリーのエレベータ付き。うひ〜。

会場で私が先生の講演を見に行ったことを覚えてくださった人がいて、しばし室礼談義。充実。

4時半脱出

【memo】女の子の初節句に作った
・つるし飾り(伊豆稲取地方)5本×11個×2(対)110個
・さげもん(九州柳川地方)7本×7個=49個
※昔の人は寿命が短かったので、子供の成長を願い50歳という長生きの願いを込めた。でも男の人が上なので、女性は1歳控えめに49歳という意味を込めたそう。明治でさえ平均寿命が43歳ぐらい。http://www.fpsc.jp/...七という数字が気になるな〜。

2004.3.6 [土] 着物日 かずさんツアー

かずさん、アレンジのツアーに参加。真楽に入った頃にみた、着物で両手に買い物袋という強烈に印象に残ったツアーと同じようなコースだったのですね。ある種感慨。起きて直前まで袖丈直してたり、半襟つけたりバタバタ。

10時半 東日本橋。煩悩クラクラ。

11時半 蛭子屋、紫根染。なぜか自分の着物姿に照れ照れのお志津さん。可愛い。調子にのって試飲。実は3杯ぐらい飲んで軽く酔っ払ひ?

イタメシ銀座。オサレな空間で着物談義ってよいですなー!楽しー♪

2時半 ひとり別れて田中コレクションへ。展示物と本日の自分があまりにも・・・痛い。(笑)天使の着物〜。アンティーク着物催事場で目がクラクラ。ほぇ〜として出たところ真楽仲間とばったり。

楽しい時間ありがとうございました!

3時 銀座脱出。

2004.3.6 [土] 着物日 序章 桃の節句につき

三月は、桃の節句につき、桃色をテーマカラーに決定。
というか、着ていない着物を着るのだぁということで。
しかし一日中外なのに、雨やら、昼は暖かく、夜は冷え込むなんて聞いたらいったい何を着たらよいのだ。

一応、どうしても着たい着物をセレクト。柔らかモノなので雨は避けたいところ。でも昼間はたぶん晴れなのよねーと悩んで、結局ちょっとでも雨が降ったら泣くのは自分なのだから塵除けの意味も含めて、雨ゴートを着ていくことに。大きい立涌き文様なので、自分的にモガっぽい感じが気に入ってたり。

今日のテーマ、ピンク×黒の組み合わせにもぴったりだしね。まぁ、雨降っていないのに、雨ゴートの違和感があったのは否めなく。

2004.3.5 [金] アイロン掛け

アンティークを着ていると、やはり薄汚れや着古した感が気になってくる。でも、アンティークの柄の良さにひかれているので、あまりそういうのを感じさせたくない。

アンティーク着物屋さんで、たまに話をするとひたすらアイロンっていってたような。まず、朝来てアイロン。そりゃそうですよね、アンティーク着物屋さんだとみんなバーゲン状態で、ひっくりかえしのしわくちゃだらけだもの。でも、しわがないだけでもピッと新品モードに見えてくるのは確か。

私もせめてマメにアイロンかけましょうと。タオルを当て布にして、ドライモードそっとね。

しかし、洋服では、アイロンがけをしないようなものばかりなのですが。(笑)

2004.3.3 [水] 雛祭り

菜の花のちらし寿司を作って、こげないように甘酒を作って〜というのを、なぜか仕事でやりました。
この時期、体調不良が続出ということで、急遽ヘルプということで。

高齢者の人たちと一緒に食事をしたけれど、年のとり方をイメージするのが下手な私にとってある意味未知の世界。みんなで一緒に作ったのだが、人から必要とされることは、やはり大きいなぁと。張り切り方=イキイキ度が全然違いますモン。どこかアフリカの国だかの民族では一人になることが病気になることだとかで、一人の悲しみはその一族の悲しみで一体になって・・・てなことを民俗学者が言っていた記憶が。

てなこと考えながらの雛祭り。

慣れない仕事で、疲れすぎ肝心の自分の雛祭りは前日に雛あられを食べたぐらい。爆睡。

メンバーログイン
新規メンバー登録
お店お店
素材素材
着物・帯着物・帯
小物小物
着こなし着こなし
How To & TipsHow To & Tips
メンテナンスメンテナンス
本・雑誌本・雑誌
イベント・場所イベント・場所
ノンカテゴリノンカテゴリ

KIMONO真楽 について | KIMONO真楽の利用規約 | Syndicate this site Powered by 関心空間