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2008.9.20 [土] カルロ・スカルパのデザインした庭園 |
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こちらがその美術館。
Fondazione Querini Stampalia
学芸のIさんご夫婦からのご紹介(ご招待)でした。
元貴族のお屋敷を美術館に改装し
財団の建物として使用する他
建築や美術関連の企画展を行っている。
前述のスカルパが設計した庭園はもちろんのこと
当時の貴族のお屋敷をそのまま保存し
当時使われていた家具やヴェネツイアンレースがかかったダイニング、陶器など生ヴィオラの演奏にのせて
中世ヴェネツイアの私くしの屋敷へ、皆様ようこそ(>嘘) |
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2008.9.20 [土] 2008年秋・ヴェネツィアにて |
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2008年9月20日
この日は素敵な記念日となった。
3年前、メールを通じて本の企画をご依頼くださった学芸出版社の編集者Iさんと、ヴェネツィアで初めてリアルでお会いすることが出来た。やはり編集者であるご主人、そして可愛い長男のお坊ちゃまご家族3人でヴェネツィア国際建築展を訪れる為のイタリア入り。
ヴェネツィアほど待ち合わせ場所の設定に苦労する都市はない。
サンマルコ広場なんて年中祝祭騒ぎの状態なので迷ったあげく、カ・ドーロのバポレット乗り場でIさんを待つ。その時間の楽しみなこと!
この3年間メールとお電話を通じての感触から、優秀で動きに無駄が無くて、眼鏡をかけた短髪のちょっとコワイ感じの・・(笑)女性が現れるのかな?と想像していたら、(>後でこれを話したら怒られました)ぱっちりとした意思の強そうな黒い瞳が印象的なおかっぱヘアの(これはイメージ通りだった)キュートな女性であった。
カ・ドーロ近くのバカーリで海の幸盛りとチケッティ、ヴェネツィア恒例イカ墨のスパにボンゴレ。少し緊張気味の私は、余り食べられなかったけれど約2時間、本の進行状況や「必ず完成させたいですね!」と誓いを立て、それから彼女が留学していた英国の話、その後ご縁があって編集者としてのスタージュ(研修)をしたこと。
それから某デザインニュースサイトの主宰者であるO氏がIさんのご近所に引っ越されて今は家族ぐるみのお付き合いだという。(この業界というか世界の狭さに今更ながら驚き)
この後、サンマルコ広場でヴェネツィア建築展に一足先に行っていたご主人様とお坊ちゃまにご対面。ご挨拶をして、記念撮影をして、二人から「カルロ・スカルパのデザインした庭園がある」という素敵な美術館を教えてもらうばかりでなく、なんと入場チケットまでもらっちゃうというオマケ付き(えへへ) |
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