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2016.4.30 [土] +エンブレム問題+

件のエンブレムがA案に決まってホッとする。私は個人的にA案かB案だなぁーと思っていたので。ただ、A案は藍色一色というのが世界的な大会にどうなのかなぁという疑問はあったから。



「寡黙なのに饒舌に物語る。正に日本の精神と合致する」
という審査委員長の言葉を聞いて納得。

私も4案の中ではなぜか一番日本的なものを感じたから、ああ、確かにそういうことかって。

ただ、藍色というのが世界の人にどう受け止められるのかなというのは気になる。せめてTOKYOの文字は明るくした方がよかったかな?

2016.4.25 [月] +サン・カタルドの墓地+

2001年にパリからミラノへ戻った時。
インターネットとSNSが爆発的に広がった時代。
関心空間や真楽さんが立ち上げられたのもその頃だったと思う。


私も自分で「ホームページ」なるものを立ち上げた。私の得意なんて建築を語るか食べること。当時、学生で時間だけはやたらとあったせいか自分でイタリア建築についてまとめたり、ミラノの建築ガイドを私なりにつくって、反響もいただいた。



昨晩、昔私が書いた建築家アルド・ロッシの「サン・カタルドの墓地」の文章が某検索エンジンにアーカイブとして保存されているのを発見。



恥ずかしい。顔から火が出そうに恥ずかしい。
若輩過ぎて恥ずかしい。


それを書いたのは2002年。私のホームページは数年で閉じたから、リンクが切れてもう10年以上経つのに、ネット上では勝手にキャッシュで残されていて、まだ見れるって恐い…(^^;; おまけにWikipediaにもリンクが貼ってあるし…Σ(゚д゚lll)



あの当時、普通ならば結婚を焦らなくてはならない年齢の女が、はるばる遠くへ建築を観に行っては、こうして文章に残していた。あの情熱は一体なんだったのだろう。



当時書いた文章はまだ残してある。
もう少し仕事が安定したら、またイタリアの建築について書いてみようかな。今からイタリアを目指す人たちの為に。

2016.4.24 [日] +気にはなるけれど…+

博多-熊本間の新幹線も復活して
徐々に復興へ向けての動きも活発化するのだろう。

私も同じ九州にいるのだから…とは思うけれど
今の段階で土地勘もない者が計画性なく行っても
現地の混雑に影響を与えてしまうだけの気がしている。
人命救助の優先と余震の警戒解除が解かれるまでは。
復興支援は長期戦。
まだまだこれから出来ることはあるはず。


先週の雨で、家の窓枠から雨漏りがしているのを発見。
外壁もミシミシゆれてたもの〜〜窓枠が変形したんだわ。
今から梅雨のシーズンなのにまいっちゃう。

2016.4.17 [日] 8:00 am

昨夜は大きな揺れもなく
しっかり眠ることができました。
このまま鎮静化してくれるといいけれど

福岡は特に目立った被害も停電もなく
我が家の壁紙クロスにシワがよったぐらい
同じ九州であれだけ被害に遭われた方がいるのに
近くにいながら何もできないというのは
いささか居心地も悪い感じです。
今後は支援活動が重要になってきますね


伝言をいただいた皆様。
ご心配、お気遣い有難うございました。
日常を取り戻します。

2016.4.16 [土] 1:43 am

夜中の1時25分にYahooの防災情報アプリがけたたましく鳴り
起こされてしまう。

「地震です」

そう言われて2秒後に本当に地震がやって来る(^^;;
どの位の揺れで本当に避難すべきか迷いますね〜
この揺れかたは人生初だから。


リビングの壁のクロスにシワが入った。
壁が裂けるんじゃないかとドキドキしながら様子を見守る。
一昨日の本震より体感では大きく感じた。

あ、また。。

2016.4.14 [木] +揺れる…+

女心と九州の地震。

これだけ連続する地震は初めてだわ。
スマホの防災アプリとLINEのメッセージ
が鳴りっぱなしです(^_^;)

2016.4.10 [日] +ご縁のお話+

のんびり日曜日。
久しぶりに本を読んでいたら「ご縁」に関するお話を読んだ。


「本当に大切な人とは魂が縁でつながっている。
落ち着いて心の声に従えば、その縁は必ず結ばれる」


私も大陸を挟んで移動の多い人生だったから、せっかく出会えても離れてしまったり、離れたくない友達とも家族の転勤などで離れざるを得なかったり。悲しい思いも、寂しい思いも、人生の中で何度も何度も。


全く別の次元だけど、早くに亡くした父と永遠の別れもあった。お葬式が済んだ後も、イタリアへ旅立つ時も常に父は私の魂の傍に居た。父と私の親子のつながりは、死も超越していた。
「そういえばずっと実家に帰ってなかったから、父の顔をしばらく見てない。元気にしてるかな〜…」この感覚がもう25年も続いている。死んだなんて思ってない。


高校時代に出会った親友たちとイタリアに行った間に連絡が途切れた時も、「きっとまた会える」と意味のない自信があったし、実際に帰国してふらっと連絡したに関わらず、私たちの友情は何事もなかったように元に戻った(^^;;(ちょっと怒られたけどwww)


縁のある人たちとは、つながろう、つながろうとしなくても、自然にまた引き合うもの。40代になってそういうことがわかるようになってきた気がします。

2016.4.3 [日] +利休忌茶会+

旧暦の2月28日は利休忌。
京都のお家元に遅れて、私達も4月に入ってからの利休忌茶会となった。

今年は桜の開花が例年より遅く、利休忌に桜が咲いているのは福岡では珍しい。


会場は大濠の日本庭園。
私の先生が薄茶席の担当となり、なんと!私も亭主としてお点前を務めさせていただくことになった。



「花見より 帰りぬ人に 茶の湯せば
花鳥の画も 花も置くまじ」



先生が掛けたこの日の床の掛け軸。裏千家十三代、圓能斎の書である。圓能斎の言葉通りに、先生も花をやめ、掛け軸と水だけが入った花入が床に置かれた。「外の桜を見て来られた客に、その余韻を持ってここでのお茶を楽しんで戴きたい」と。


今年は桜の開花が遅かったとはいえ、機転を効かせた先生の素晴らしい趣向であった。今年は忙しくて私もゆっくり花見はできてない。でもこんな形で桜の季節を楽しめたことは深かった。


お茶をやっていてよかった。

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