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2004.2.27 [金] サクラ |
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ひょんな事から出会った女性作家さんと一緒に昼食をとる。
今、彼女は桜に纏わる随筆を書いているそうだ。
彼女がオーストラリアに留学した時に出会った桜は、
花びらは日本にも"松月"という名で存在しているそうだ。そんな話を伺った。
私は"ソメイヨシノ"といった有名な品種しか知らないので
その話がとても新鮮だった。
桜つながりで坂口安吾の"桜の森の満開の下"が好きだという話をしたら、
その作品は読んだ事がないと言われてしまった。
あまりこの作品は有名ではないのかしら。
逆に私こそ自分の無知を改めて知りもどかしくなる。
私は彼女の口から出てきた梶井基次郎の"桜の樹の下には"を読んだ事がない。
彼の作品は"檸檬"しか読んだ事がない。早速その作品を読んでみよう。
梅が満開なので、ついそっちに目を向けてしまうのだが、
見えないところで桜の季節も少しずつ訪れているのだなぁ。
写真:いただいた中原淳一のポストカード
母"女の部屋"1970年 |
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2004.2.26 [木] 目の前のポスター |
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久しぶりにこうして日記を書く。
2月はずーっと風邪ひきさんだった。
自前の病気と症状が似ているので再入院という3文字が浮かび上がってしまった。
慌てておとなしくしたのが良かったのか、
風邪も快方に向かい、再入院という文字も消えた。よかった♪
という事で、久しぶりの外出。
裾上げをお願いしていた洋服を1ヶ月以上もお店に預かっていただいてしまった。反省。
電車を待っている間に駅に張られている大きなポスターに目が行く。
そのポスターは着物姿の女性だったからだ。
よく見ると世田谷美術館 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/ のポスターである。
小磯良平の"着物の女"が大きく載っている。
ちょうど彼の企画展があるからなのだろう。
世田谷美術館も御無沙汰だなぁ… |
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2004.2.10 [火] グーッと開く |
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何気なく世界ふしぎ発見のページを見ていたら、着物姿のはまじではないか。四万温泉の女将と一緒に写っている。女将曰く、着物は見た目だけではなくて、まるでジャージを着ているかのごとく動けること、そして動いても着崩れしない事が大切なのだそうだ。
■着崩れしないコツ
帯を締める前に、帯の下の線ギリギリ、腰骨のあたりに腰紐を締めること。
■着崩れしていないかチェック
横に足をグーッと開いて、襟や帯が乱れないこと。
着物を着ながらテキパキ家事をこなすのは憧れ。今度試してみよう。
http://www.tbs.co.jp/...
写真:着崩れしていないかチェックのはまじ |
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2004.2.9 [月] アミアミ |
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またアミアミしてしまった…
風邪ひきさんだけど、そこそこ元気な時は家に篭って編み物をすると捗る。
しかも丁寧に仕上がる。不思議。
風邪をひかない事にこした事はないが、
しょうさんの日記を拝見していたら安心した。
今は病みを抜いている時期なんだぞと言い聞かせる。 |
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2004.2.9 [月] ホテリアー |
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引き続き、クリック兼ダブルクリック講座。
ネットサーフィンをして貰う。
操作も慣れ、何を見ているのだろうと覗くと巷で話題の韓国ドラマのページを観ている。
冬ソナブームに乗っかったの?と聞くと違うらしい。
何でもホテリアーが面白いというのだ。http://www.mxtv.co.jp/...
三角関係どころか、四画関係らしい。
私もドラマを観たけれど、はまってしまいそうだわ。
危険… |
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2004.2.8 [日] お母さんの為のダブルクリック講座 |
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今までパソコン半径5m内には近づかない、
ビデオのタイマー予約もできない、
自称アナログ人間の母親が、
何でも仕事でパソコン操作が必要なのだとか。
教えて欲しいのは"マウスの操作"と"電源の入れ方"。
どう説明したらいいのか悩んでしまった。
ダブルクリックを嬉しそうに連発していた。 |
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2004.2.5 [木] ご近所物語 |
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家の近所の百貨店の催事場で古着の着物のバーゲンが開かれていた。
そこで帯を購入。
山積みになっている帯の山の中で鮮やかだったので目が行った。
手にとると生地に凹凸がありパリッとしている。
袋帯なのだけれど締め易そう。
最初はお財布の紐は硬かったのだ。
けれども、次第に歩いていると
"あの着物に合わせると…"とイメージがどんどん膨らんでしまった。
そしてお財布の紐が緩んでしまった。
自宅に帰って手持ちの着物と組み合わせてみた。
始めは紺の無地に合わせるのがいいだろうと考えていたが、
意外と白地にも合った。
着物の上に帯をもってくると、良い意味で裏切られる。
想像している以上に良かったり、あまりピンとこなかったり。
こない場合は、逆にどんなものと合わせたいのかが見えてくる。
これは、初めて着物を探しに行ったお店の方に教わった。
着物を着る上では着本的な事かもしれないけれども、それを大切にしていきたい。
頭の中で出来上がる像と、実際に目で受ける像とのギャップが面白い。 |
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2004.2.3 [火] マメマメ |
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節分。
毎年、恵方巻は自分で巻いて黙々と食べているのだが、
今年は中身の具をちょっと変えた。
というのも冷蔵庫の中を覗いたら、材料が揃っていなかったのだ。
急遽カリフォルニアロールに変更。
アボカドさえあれば何とかなる。
これでいいのかしら、節分…
お豆もガチャピンとムックのパッケージ…
(何でも私はガチャピンに似ているらしいので自然とこれに手が伸びてしまったのだ)
話は変わって下駄スケート。
こへさんのKW"赤い鼻緒のじょじょ"http://www.kanshin.jp/...で火がついてしまった。
調べていくと、ベッタやゲロリ、キンベ、ベンジャ等の種類がある。
驚いたのは下駄スケートに似たものが既に江戸時代には存在していた事。
下駄や草履の裏に竹を付けて滑っていたそうだ。
いつの時代でも遊び心はあるのね。
学生時代は家の近所にスケート場があった。
プールを冬はスケートリンクにしていたのだ。
でも、今は閉鎖されてしまってない。
久しぶりにスケートで滑りたいなぁ。
下駄スケートで滑るなんて高度な技は無理そうだけれども。
ちなみに、下駄スケートは紐の縛り方がコツらしい。 |
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