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2003.9.30 [火] お手本の真似

着物には長細いもの、紐類がつきもの。
仮紐、帯締め、帯あげや帯も縛ると思えば仲間だし。

なかなか帯締めが格好よく結べなかったのだが、
昨日シルバーさんの先生に教えて頂き、
家で練習してみたら、うまくいった!

私が練習で使っている高麗組の帯締めは
硬いのでやりにくい。前に自己流で練習した時は
指先が赤く痛くなってしまった。
それがなんとかできるようになった。
ちょっとしたコツなんだろうなあ〜。

思えば幼稚園の頃から、お手本の真似をするのが下手だったように思う。
(だから未だにKWされている紐の五角形タタミができない・・・。ちなみにシルバー教室でご一緒の真楽のミキさんは、ちゃんと紐を五角形にしていたのをチェックしましたゾ)

小さい頃の習い事はどれも頓挫した。
大人になって、飲み込みの悪さを「興味」という最大の原動力と、そして年齢で得た忍耐と根性でカバーしているのかも。

覚書:
 帯揚げを締めるときはひっぱりたいのを我慢して、
 ふあっと緩めに締める。
 帯ことにタレが長いときは仮紐を使うとベター。
 長襦袢の「抱き巾」は広めが着易い。

2003.9.27 [土] 調子っぱずれ

朝、家で仕事する。
今日は着物で出かけるつもりなので、
さくさくっと・・・いかなかった!
予定の時間迫る。間に合わない。
連絡する。汗汗汗。
区切りがついたところで準備開始。

ここから悪夢だった。

1)髪の毛がなんどやってもまとまらない
2)プラスチックの衿芯がするっと入らない
  アンド 入れたら外側に入れてしまった
3)腰紐がうまくきまらない
4)やっと単を着ると、おくみ線が大きくずれてる
5)着なおして半幅しめるも、上手くいかない

     あせった・・・

そして乗りたい電車を2本逃す。
新橋でいきなり場所がわからなくなるオマケ付き。
やれやれ。

むかしボタンを掛け違ったかのような、同じような調子はずれの一日がやはりあって、知り合いにぼやいた(アメリカ人)。その人は言った。「もう一度ベッドに行って、起き直したら」とたしかこんなことを英語で。

今朝の私はまさに、もう一度目覚めからやり直したい、そんな気持ちであった。

新橋の集まりには、大幅に遅れ最後だけ参加。
そのあと楽しく銀ブラ。
松屋の歌舞伎展を見ることができた。

装いは、13日の銘仙単に
ピンクの半幅。
日差しが襟足に暑く感じられたけれど、
夕方には涼風に単がなびき、心地よかった。

2003.9.22 [月] お疲れマンデー

週末の温泉遊びが過ぎたのか、体がだるい。
先週仕事を一日休んだツケはしっかり溜まっていた。すべて自業自得。にもかかわらず、着付け教室へ走った。そしてその分、明日休日出勤することにした(馬鹿)。

本日のメモ書き:帯を巻くときに、足で帯を蹴ってはいけません>無意識に教室でやっていた私(恥)。

今年の残りの目標:年相応の所作を身に付けよう(かけ声はいつも。。。)

2003.9.19 [金] 温泉三昧

このごろは有休をまとめてとらず、
細かく使っている。金曜日に一日休みをとり
週末にかけて群馬県の温泉を楽しんだ。

六合村(くにむら)方面目指して都内出発。
http://www.vill.kuni.gunma.jp/
草津口の道路脇でまったりするサル2頭と遭遇。
目が合ってしまった。。。あんなところで
くつろがなくても。

まずは六合村の先にある人造湖の野反湖(のぞりこ)へ。湖は静かに水をたたえていた。釣りをする人が何人かいた。

そして尻焼温泉へ。ここは川が源泉となっている。
http://domestic.travel.yahoo.co.jp/...
自然の露天風呂で、混浴というか熱いプールのような感じ(水着着用可)。一応秘湯なのであるが、かなりメジャーであって訪れる人も多いようだ。足元がちょいとヌメルけれど、いい湯ダナ♪帰り際、「やまかかし」と思われる蛇と遭遇。ぎゃ〜。

宿は関春館別館。こじんまりとした旅館。
贅沢ではないが感じの良いサービスだった。露天風呂も檜の家族風呂も何度も入った。やはり源泉に近いだけあって、湯が違うような気がする?

翌日は草津方面へ。今日は肌寒い。
白根山の湯釜を見る(写真)。風が強くてさぶ〜。ミルク色したバスクリンのような緑でなんとも美しい。でも3分で鉄が溶けるほど硫黄が強いらしい。冬でも凍らないそうな。

近くの弓池、湿地帯を散策。尾瀬ヶ原に似ている。のんびりできた。しかし山の上で寒風にあおられていたせいか体が冷えてしまった。温泉に行くしかないでしょ。西の河原露天風呂へ。う〜〜極楽極楽。

なんとなく帰るのが惜しい。さらにしつこく立ち寄り湯へ。

東村村営のあづま桔梗館温泉へ。そろそろ湯疲れ気味。
となりの休憩室からカラオケが聞こえる。カラオケ同好会だろうか、台詞入りで熱唱している。畳みでごろ寝しながら、思わず苦笑いしてしまった。

さてさて、雲行きがあやしい。台風が近づいている。そろそろ帰りましょ。

2003.9.15 [月] 東京流行生活展

江戸東京博物館の東京流行生活展へ。
両国なので、浴衣姿で恰幅のよい
お相撲さんがチラホラ。まげを結った姿、
皆同じような顔に見えてしまう。

銘仙見本帖やら美人コンクールの写真やら。
グリーンのグラデーションが
とても綺麗なお召し(?)の着物など。
ガラスにへばりついて見た。

この間のからくり展とはまた違った
面白さ。そしてラブリーなモノタチ。
アア可愛い〜欲しい〜。

その後常設展(実はこれで3度目)を見る。
何度見ても、飽きない。赤字経営らしいけど
なくなって欲しくないなあ。

2003.9.13 [土] 小唄体験

単衣を着て人形町へ。
9月はじめての着物。
半端じゃなく暑い。

何をしに行ったのかと言えば
着物サイトのお仲間が通う
三味線+小唄の習い事を見学しに行ったのであった。

先生は芸者さんの伴奏をされていた元花柳界の方。
齢80歳ほどらしい。
カクシャクとしていて、お歳を感じさせない。
「ひ」が「し」になるお江戸気質。
「あたしは10歳からやっていたから」
とおっしゃる先生の小唄と三味線、痺れます。

友達のお稽古が一通り終わると
「あなたもやってみる?」
え〜私ですかぁ〜、と遠慮しつつも
ずりずり前にでていた。
>こういうところ、おばさんに
なったものだと思う。

「お三味は今日は難しいから、
小唄やってみましょ。
『青々と』やりますからね」

♪青〜あお〜と〜♪〜>ベベンベン
(こ、これを真似すんのぉ?!)
譜面なし、歌詞(?)のみで
先生の小唄を聴きながら真似する。

♪あ、あお〜あ〜お〜とぉ〜♪(汗汗汗)
リズム感も音感も悪い私なんだけど、
習っていいのだろうか、、、と思いつつ。
私は地声が低いので、小唄の高い部分はクルシイ。
だけど、気持ちよい。

それにしても小唄だけでも難しい。
これに三味線が加わったらどうなるのかなあ。
ちと不安はあるが、興味ますます湧く。

写真は母より譲り受けた古着の銘仙単。
今日は風が強かったので、上前がめくれて難儀した。

2003.9.9 [火] 昨日の着付けの追加

私がかつて行った着付け教室では
なるべくキッチリ着る着方であった。
ぴっちりかっちり着るのがよしとされた。

昨日のシルバーさんたちの教えでは、
もっと空気を着るような感じである。
シワもたるみも一緒にまとうような。。

そっちの方が自然だ。
ただ私が慣れないせいもあり、
着崩れはしやすいようだ。特に襟元。

それが気になって質問すると、そういう着崩れは
慣れによって解消するものなのだと。習い始めで
そうそう上手くはできないものであるとさとされる。
確かに。

「私達はこうして覚えました」と
女の男結びと、男の男結びの手先の
「わ」の向きの違いを教えてくれた
(男の方は「宵越しの金をもたない」
ことから輪が上。女はけちだから、
お金が落ちないように輪が下)。

着物が自分の生活に近かった人達なんだなあと、
そんな気がした。

自分のための覚書:
肌着はあまりきつく前を合わせなくてよい。
長襦袢の衿を持って前をあわせるときは、
握るように衿を持ち、下を見ないで前を
みながら合わせる。上前のすそは、
まっすぐもってきて、最後をきゅっと上げる。

2003.9.8 [月] 着付け教室

目黒区のシルバー人材センター主催の
着付け教室へ。

第一回はやむなく欠席だったので今度こそと
意地になって仕事をほっぽりはせ参じる。
8時開始なのに、7時半には到着。気合満々。
まだ誰も他の人は来ていない。。。先生3人。
「こんばんは〜」(おお着物姿のシルバーさん方だな)

私がやけに早く着いたので、先生が前回欠席内容を
一対一で教えて頂くださる。ラッキー♪すごく
わかりやすい。

生徒10人弱に3人の先生が熱心に教えてくださる。
2時間たっぷり内容も充実。まったく初めてだと
それでも足りないかもしれないが、今の私には
いい塩梅。いくつか「目から鱗」のポイントが
あって、お得気分の教室だ。

これからも楽しみなことである。

2003.9.3 [水] 雷雨

夜、激しい雷雨となる。

早めに仕事を引き上げた。
なんとか濡れずにすんだが、
帰宅直後、外でバリバリバリ〜ッ!
その後何度も稲妻と轟音。

窓から隣の家の庭を見た瞬間、
一つだけ植木鉢の植木の中身がぽーんと跳ねて、
中の土ごと外に飛び出た!吃驚。

「!」「い、今のは何だ?・・・」

雨は打ちつけているが
風はさほど強くない。
植木に落雷したわけでもない。

なんでなんだろう・・・
不思議な自然現象だった。

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