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2003.9.30 [火] 朝のリレー |
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今日で単衣も一応終わり。
今朝は関東はほんとにすがすがしい朝で(寒くなる一歩手前)、昼間はちょっと暑くても、すでに袷の気配が漂っている。
現在ネスカフェのCMで放送している「朝のリレー」という詩がすきだ。
最初は「何故ネスカフェ?」と思ったのだけれど、モーニングコーヒーと朝をかけているのだと、今朝気づいた。
そのわりに飲んでいたのは蜂蜜入りの紅茶だったけど…。 |
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2003.9.27 [土] 半衿 |
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真っ白な半衿が似合わないのを知っている。
顔映りがとても悪いのだ。
(同じ理由で真っ白なシャツも似合わない。…かなしい…)
逆に顔色を引き立ててくれるのは、私の場合、オフホワイトや生成りや綺麗なベージュ。
しかし刺繍半衿には、かろうじてこういう色があるものの、ふつうの塩瀬や明雲や縮緬の半衿には、こんな色は見つからない。
だから、夏場を除いては、圧倒的に刺繍半衿をしていることが多い。
旅から旅さんが半衿屋さんをやってるときに、お願いすれば良かったかなぁ。
淡いピンクベージュなどの、微妙色の半衿が欲しいかも。
(こういったお色は、他の人には白と区別がつかないけれど…) |
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2003.9.26 [金] 冠組の帯締め |
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手持ちに総柄の小紋が多いせいか、帯も帯締めもシンプルなものがすき。
(帯揚げも無地っぽいものが多いかも)
特に帯締めは色のバリエーションの豊富さからいっても、冠組がだいすきで、今はこればかり。
中国製の廉価な冠組も巷に増えたが、覚書として、今までのベストを列記(順不同・笑)。
【きねや】
単色(¥8,000〜)のほか、白とのぼかし(¥13,000)、2色ぼかし(¥13,000)などバリエーション豊富。
紐の真ん中がすぐ分かるように組み方が変えられているなど、細やかな心遣いの仕事がなされている(つくられた時期にもよるのかな?ないものもあります…)。
1年前の秋に、それまではなかった2色ぼかしをオーダーさせて欲しいとお願いしたら、なんと春には商品化してくれたという大変ありがたいお店(ご恩は一生忘れません)。
京都らしいはんなりしたお色が多いと思うが、現在は秋らしいこっくりしたお色を中心に展開中。
季節感のある商品が多い。
http://www.kyoto-kineya.co.jp/
【道明】
きねやと較べると、落ち着いた渋めの色合いが多い気がする(江戸風、なのかな?)。
紐幅がちょうど1�pで、少し細め(他店は1.1�p)。
組みの弾力性ではとにかくトップ。ひっぱると伸びて、また縮む。
『最高』といわれる所以だろう。
紐の真ん中辺りに「道明」のタグがついている(¥14,000)。
http://www.kanshin.jp/...
組みのうつくしさ、光沢はどれも甲乙つけがたい。
あとはそのときの気分に合ったお色を選ぶ!(笑) |
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2003.9.25 [木] 本日のびっくりしたこと |
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あるサイトで冠組の帯締めを二万円で販売していた…。
道明の冠組だって定価一万四千円なのに…。 |
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2003.9.23 [火] 白足袋 |
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数ある足袋の中で一番好きなのが、福助のナイロンのストレッチMサイズこはぜ4枚タイプ。
私の足はかなり細くて甲も薄っぺらく、手の人差し指にあたる指が親指よりも長いのだが、この足袋はきちんと足に添ってくれて変なしわも寄らず、汚れ落ちもいい。
長く履いていても、足指にも足首にも負担がかからない。
(底の固い足袋は履いていて非常に疲れるので苦手…)
質感が少し独特だが、蛍光白色の綿がほんとうに嫌なので、オフホワイトの色合いもかえって気に入っていた。
しかし最近は規格が変わってしまったのか、この足袋が見つからない(!)。
足に合う新しい足袋を探さなくてはならなくなってしまった。
せっかくなので、ストレッチではない足袋がいいかなと思って、いろいろ試してみた。
(最近のストレッチは蛍光白色がほとんどのようで困る…)
足袋は型が多いので、合うものさえ探せば、特にオーダーはしなくても良いように思う。
(センチ以外にも、足幅に合わせて型があるから)
しかし盲点だったのが、足指の長さだった。
メーカーによって、足指の部分の長さは異なっているということを、私は知らなかった。
足袋の大手メーカーといえば、まず福助と白鹿だろうか。
(ごめんなさい、エスパは色味が苦手で試してません)
結果的に福助は足指が短いひと向きで、白鹿は足指が長いひとに向いているように思う。
百貨店の呉服コーナーなら、このメーカーのどちらかは大抵扱っている。
(両方あるところは見たことがないけど…)
試着できるところもあるので、なるべくなら試着して、自分にあったサイズを探したほうが良いと思う。
一番最初に買ったのは、単衣の時期が近かったせいもあって、ちょっと気取って麻の福助だった。
(日本橋三越では試着はしていないといわれたので、試着なし)
しかし足指の長さが合っていなかったために指のまたずれをおこし、ない藤の装履を履いていたにも関わらず、痛みのために泣きを見た。
まさかない藤の装履で足が痛くなるなんて…とがっかりしたものだが、ストレッチの足袋を履いてもう一度装履を履いてみると、痛くもなんともないのだった。
合わない足袋は怖いなぁと心の底から思った出来事だ。
それで、残念ながら伸びないタイプの福助は私の足には合わないと諦めて、東急東横店で白鹿の足袋を試着させてもらい、自分に合ったものを求めた。
(白鹿の場合も、麻の足袋は型が合わなかったので結局諦めた。麻の足袋は需要が少ないせいか、どこのメーカーでもワンサイズの足幅のものしかないようだ)
普段は色足袋を楽しまれる方も、ここぞというときはやはり白足袋を履かれるのではないだろうか。
是非とも適当に選んだりなさらないで、ご自分の足に合ったものを選んでいただきたいと思う。
…足袋が合わないときは、ほんっとうに痛くてツライです、はい。 |
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2003.9.22 [月] 長襦袢の着つけ |
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美しい着姿は、まず長襦袢の着つけから始まる、といっても過言ではないように思う。
それくらい長襦袢の着つけは大切だ(自戒)。
長着は襦袢に添わせるように着る。
だから衣紋の抜き具合などは、長襦袢を着るとき、すでに決めておかなければならない。
気持ち多めに抜いておいたほうが、長着を着たときにちょうど良い具合になるようだ。
(長着を着るときに、衣紋は少し戻る)
衣紋をきちんと抜いておかないと、首まわりがすっきりせず、太って見えるし、老けて見える。
真っ直ぐ鏡を見たときに、衿のうしろが見えない程度には、是非抜いておきたいと思う。
(抜きすぎも変だけど…)
それから衿合わせの位置・角度を決めるが、顔型との相性が、どうやらある。
細い顔の方は90度くらいの角度にすると丸い感じになる。
卵型〜丸顔の方は気持ち鋭角にすると、すっきりした感じになる。
(衿合わせの角度を90度以上にすると、てきめんに太って見える。何故???)
そして鎖骨のあいだのくぼみがちょっと見えるか、ぎりぎり見えないくらいの程度に衿を合わせると、長着を着たときにたいへん綺麗だと思う。
それができたら次は腰紐を締める。
絹の長襦袢には、是非とも正絹の腰紐を使いたい。
絹には絹を合わせると、ずれないのだ。
バストのすぐ下で腰紐を結ぶと、呼吸をしても食事をしても苦しくならないし、衿が崩れない。
(伊達締めは、ウエストで結ぶひと向きだと思う。私は幅の太さゆえの圧迫感と、どうしても熱がこもる感じが苦手なので、長襦袢のときも伊達締めは使わず、腰紐一本でホールドしてしまうのがすき) |
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2003.9.21 [日] 腰紐 |
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腰紐はいろいろな種類がある。
代表的なものというと、ゴムのウエストベルト、モスリン、正絹などだろうか。
使ってみると、それぞれ個性がある。
どの位置で腰紐を締めるか、どういった使い心地が好きかで、適したものが決まってくるようだ。
まず、ゴムのウエストベルト。
これは、ウエストの位置で腰紐を締めるのがお好きな方にお勧め。
伸び縮みするからウエストの位置にあっても呼吸が楽な分、腰の一番細いところへ移動する癖があるので、腰骨のところで腰紐を締めたい方には向いていないと思う。
着物の身丈は身長よりも気持ち長いほうが、おはしょりがちょうど良くなる。
しかし、他のものより比較的着崩れしやすいかも?
コーリンベルトは必需品かもしれない。
次にモスリンの腰紐。
安価で紐幅が広いので、腰骨のあたりでしっかりホールドしたい方にお勧め。
ウエストで腰紐を締めるのが好きな方には、固定感が強いので、食事の後などにきつくて苦労されそうな気がする。
使わないときには五角形にまとめるなど、収納にも便利。
おはしょりのためには、着物の身丈は身長くらいがちょうどいいと思う。
最後に、正絹の腰紐。
個人的には、これが断然好みで、今はこれしか使っていない。
とにかくきっちり締めることができるので、モスリンの腰紐と同じく、ウエストで締めるのには向いていないかもしれないが、結び目の緩みにくさではモスリンよりも上。
呼吸するごとに微妙な緩みも保ってくれるので、着崩れないことではダントツ。
価格は500円前後から2000円くらいまでと幅がある。
しかし、お安い正絹の腰紐でもホールド感は充分な分、細いロープ状になってしまうので、ちょっとでも食い込む感じが嫌な方には、残念ながらお勧めできない。
収納するときにも、五角形には収納しづらい。
(普通にたたんで縛る感じ?)
身丈が短い着物を着るときや(特にアンティークの着物とか)、腰骨あたりで腰紐を締める方には是非一度試していただきたいけれど…。
私は長襦袢、長着ともに正絹の腰紐を使っている。
(一本500円未満の安いもの)
トータルで三本あれば、伊達締めも必要なく、とにかく着崩れしない。 |
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2003.9.20 [土] 最近の身丈(キモノ)事情・雑感 |
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裄と同様に、身丈も着物を仕立てるときの重要なファクターだと思っている。
しかし、呉服屋で体の寸法を測ってもらい、特に身丈を指定せずに仕立ててもらったら、なんだか長めに仕上がってきた。
身長=身丈、と思っていたのだが、最近では違うらしい。
なんでも最近の人はウエストで腰紐を締めるから(洋服のベルト感覚なのですね)、身丈を長めにしておかないと「おはしょりが短い」というクレームが結構あるのだそうだ。
…個人的にはウエストで腰紐を締めると、食事のあととか苦しくなったりしないのかなぁと心配になってしまうが、まぁこれは個人差もあるのだろうな。
(私は腰骨の辺りで正絹の腰紐を締める。正絹の腰紐はサイコーである。ホールド感は抜群。呼吸に合わせて適度な緩みも保ってくれるし)
しかし着るひとのニーズがこれだけ多様になってしまうと(従来の着物の感覚のひとと、洋服感覚を着物に持ちこむひとと)、「おまかせ」される呉服屋・仕立て屋さんもたまったものではあるまい。
「オートクチュール」のキモノが必要になってくるという一衣舎さんの理論が分かるような気がする。
「キモノは着方でどうにでもなる。そこがキモノのいいところ」という常識は、おそらく過去のものになりつつある。
これも、一度、着物の基本概念は廃れたという証のように思う。
衣紋をどれくらい抜くのか好きなのか、腰紐はどの位置で締めるのか、裾線はどれくらいで決めるのか、あまりにも個人差がありすぎるのだ。
もう「従来の着物の常識」は、残念だがあまりあてにならない。
(というか、本来のキモノを知っているひとが現在どれくらい残っているのだろう?)
今までもキモノは日本人の生活に密着し、変化し続けてきた。
「平成のキモノ」というスタイルが出来つつあるのか、それとも「なんでもあり」になるのか、それは分からないが、どうやら自分で選び取るということが、たいへん重要になりそうなのは確かだと思う。 |
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2003.9.18 [木] 最近の裄事情・雑感 |
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一番最初の長襦袢と着物と道行は、祖母に誂えてもらった。
だから寸法は全くの「おまかせ」だった。
自分のサイズなんて、全然分かってなかった。
出来あがってきた着物の裄が、洋服と較べるとずぅっと短いので、ほんとにこれでいいのかと疑ったりしたものだ。知らないって、こわいなぁ。
しかしそれで「本来の裄の測り方」に興味をもった訳だけど、ネットで調べてみると、裄の測り方はいろいろあって、たいへん混乱した記憶がある。
【考察】
1.その昔、長着の裄は「両手を水平に広げて、首のぐりぐりから手首のぐりぐりが隠れるまでの長
さ」としていた。
2.しかし一度、日常着としての着物は廃れてしまった。
3.それゆえ着物を着るのは、礼装か喪服か、踊りやお茶をやっているひとにほぼ限られてしまっ
た。
4.礼装、喪服、踊り、お茶をやっているひとは裄を長めにするのを好むひとが多い。
(お茶をやっているひとは前幅も広めを希望するひとが多い。座るから)
5.洋服の袖の長さになれたひとが多いため、従来の裄の測り方では「短い」とクレームをつけるひ
とも多くなった。
6.戦後の食生活の変化で、身長のわりに腕の長いひと、肩のはった体格のひとが増えた。
7.それゆえ呉服屋・仕立て屋さんは、腕をななめ下にして裄を測ったり、従来の裄寸法に+2�pな
ど、様々な価値観の顧客に対応できるよう、あらかじめ長めの裄で仕立てるようになってきた。
…どうやらこういうことらしい。
最終的にはこういうことを知識として知った上で、自分の好み・体型・着るシチュエーションに最も合った裄を見つけるしかないが、アンティークの着物を買う場合などは「一番短くて両手を広げて手首のぐりぐりまでの裄」と覚えておくといいかもしれない。
しかし着物を知っているひとに言わせると、両手を下ろした状態で手首のぐりぐりまで隠れてしまう裄は長すぎるらしいのに、それくらいの長さを勧める呉服屋・仕立て屋さんも、実際増えている。
着物と洋服は全く違うものだが、洋服感覚で着物を着るひとが増え、着物を着たことのないひとが着物を売るようになったりしたために、こんな混乱が起こっているのだろう。
そして一方で、昔の寸法で着物を着続けているひともいる。
着物に対する価値観が乱立している時代なのだと思う。
そして、そんな多様なニーズに対応するために、業界ではまず全体的に大きめに仕立てるようになってきているのだ。
もしクレームがあった場合、長いものを短くするほうが便利だからなぁ。
(特に指定しなければ、身丈は身長+3�p、繰越し約2�p、裄は長め、前幅も広めが多い)
これは、呉服屋・仕立て屋さんにおまかせのままでは「本当に自分の体型・着方に合った寸法はいつまでも見つからない」という顕れなのだとも思う。
個人的には、礼装等の着物は裄を長めにしたほうが良いと思うが、普段着やおしゃれ着は、できることなら長くても65〜66cmくらいの裄で統一しておくと、既製品や古着を買うときにも便利だと思う。
(裄が67�p以上のものってかなり少ないし、裄は統一しておかないとコーディネートにすごく不便)
裄が長いと仕立てるしかなくなって、ほんとうに大変なのだ。
しかし裄ばかりにとらわれると、楽しめる着物が非常に限られてしまう。
特に長着は長襦袢に合わせて仕立てることが多いと思うが、長襦袢地は意外に裄がとれるものが多いから、それで最初に裄長にしてしまうと、そのあとつくる着物は全部その裄に合わせなければならなくなることが多い。
そうすると、レトロ着尺などは幅が狭いことが多いから、ほとんど仕立てることができない。
実際着てみたときの全体としてのバランスもある。
身長のわりに腕の長いひとが、さらに裄が長めの着物を着ると、つりあいが悪いときがある。
腕が長くて細身のひとは、裄にばかりこだわると、仕立てによっては後ろ幅が妙に広くされてしまう可能性だってある。
刺繍半衿など、いつもより多めに半衿を見せたいときも、最も長い裄にしてしまうと、かえって応用が利かない。
そして着物のときは洋服のときのように腕を振って歩いたりしないものだから、そんなに裄は長くなくても、本当は大丈夫なのだ。
(道行とか羽織とか道中着を着る袷の時期は、特にそう思う)
【結論】
裄長さんの着物の裄は、つんつるてんにならない程度に、気持ち短めが便利です。
それで可怪しい訳では決してないのです。 |
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2003.9.17 [水] 黒い髪に似合うモノ |
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カラーリングしていた髪がだいぶ伸びてきたこともあって(単なるほったらかしともいうが)、アップにすると顔まわりが、かなり「黒い髪」な雰囲気になってきた。
しかし、ささやかな問題も。
今まで使ってた口紅などが微妙に似合わなくなってきたのである。
セルフプロデュースには髪型やメイクがたいへん大切だけれど、髪の「色」も思った以上に大事であることを改めて痛感。結構イメージが変わってきている…。
髪を染めていると「着物にはふさわしくない」と怒る方もいらっしゃるようだが、「茶髪に似合う」やわらかい色の着尺を作成しているところもすでにあるのだから、もう一概には言えるまい。
黒い髪には中間色の着物はあまり似合わないようだ。
メイクも気持ち赤みを加えるほうがいいらしい。
(昔の着物や帯を見ると、かなりコントラストが強いことに驚くときがある。黒い髪・赤い唇にはそういう色使いのほうが映えるのだろう)
着物は頭の先からつま先までトータルコーディネートだから、手持ちの秋の着物に似合うかどうか(髪色もメイクも)、もう一度考えないといけないなぁ。 |
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2003.9.16 [火] 狂乱のハイテンション |
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日付が変わっても、大阪の盛り上がりはスゴイ。
夜が明けたら大抵のひとは仕事なんだろうに、道頓堀から全然ひとがはけてない。
ぽろぽろひとが橋から落ちてる(ように見える)。
あそこのお水はヘドロが…ほんとすごいんですが…そんなこと関係ないんだよね。
体調だけは崩さないでくれるといいのですが。 |
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2003.9.15 [月] ニュース速報 |
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本日、関東地方では、阪神タイガース優勝がニュース速報で報じられた。
それほどまでに社会的なニュースなのだね。
(巨人が優勝したときでも、速報まではしなかったと思う)
しかし、肝腎の試合中継はないのだった。どゆこと??? |
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2003.9.12 [金] ご縁 |
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「不用品バザー」に持っていくものリストをちょっとずつ考え中。
昔に買った浴衣とか、着てくれるひとがいるだろうか…。
一番最初に自分で買った、プレタのブランド浴衣。
藍地に白と水色の桔梗柄で、今でも大好きなのだけど、前巾がありすぎて私にはちょっと着にくいもの。
一緒にしまってあった八重山みんさの帯を見てみたら、「寄合」さんのはんこが押してあった。
なんだかご縁を感じてしまう。大事にしなければ。 |
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2003.9.11 [木] 中秋の名月 |
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もちろん、見ました。
煌煌とひかる満月はすきです。
月明かりがあんまり明るいと、カーテンを閉めるのがもったいない感じ。 |
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2003.9.9 [火] 重陽の節句 |
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といえども風流なことはなにもしなかった(反省…)。
しかしお月様と火星は見た。
可愛い〜!
獅子座流星群とかはあまり興味がないのに、月のイベントはなぜかよく見ている。
以前に三日月と金星が接近したときも見ていた記憶が。
お月様すきです。 |
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2003.9.8 [月] ガーシュウィン・ナイト |
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たった今、NHK教育で放送が終わったばかり。
物凄く良かった!!
久々に感動。小澤征爾恐るべし。
音楽会に限らず、お舞台と観客席が一体になったときの高揚感がすきだ。
ドーパミンもエンドルフィンも出まくっているような、めくるめくあの瞬間(←ちょっとヤバめ?)。
しかし今回のワルトビューネ野外音楽堂のコンサートは格別だった。
お客のノリもさることながら、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の人たちがにこにこしながら演奏しているのだ。とっても楽しそう。
こんなの初めて見た。
アンコールでは「ベルリンの風」(選曲が絶妙〜)を演奏し、それに合わせて観客が指笛を吹くシーンも。
それも一人や二人ではなく、まるで楽団と客席のコラボレーションのよう。
いいもの見ました。ラッキー。 |
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2003.9.7 [日] ざわざわ |
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京都行きたい病発症注意報、て感じ。
どーして春と秋って京都にこんなにも行きたくなるんだか。
個人的に都内の秋のイメージカラーは「黄色」だけれど(東京都の木って銀杏だし)、京都の秋は燃えるような「赤」という感じ。
京都の紅葉は他所と赤さが違うと思う。
まるで血を吸ったかのような、今にもその陰から鬼が出てきそうな、凄まじいまでの赤がある。
「怖いほどうつくしい」というものを、私は京都でしか見たことがない。
(「満開の桜の下には鬼がいる」とか「桜の下にはひとが埋まっている」とかいう怪談があるけれど、桜に関して私は全く『魔』というものを感じたことがない。むしろ満開の桜の下へ行くと、冬の間に溜まった悪い気を浄化して放出してくれているようで、圧倒的な「生命の賛歌」みたいなものを感じるんだけどなー。違うかなー)
京都が真っ赤になったら、朝一番で行きたいな。
ひとけのないところで、こっそり自分だけのお気に入りの木を見つけて、いつまでもぼーっと眺めていたい。
あの瞬間がすき。 |
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2003.9.6 [土] 秋の気配 |
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夏は終わった、という感じがとてもする(まだ暑い日もあるけど)。
普段の生活の中でも、地球は確実に公転しているのだなー。
なんでこんなことを言っているかというと、自分の中で秋モードがすでにかなり進んでいるからである。
部屋のもようがえをそろそろしたい。
(夏場は全体的に白っぽい部屋だった)
ビールが美味しくない。
(そのかわり蜂蜜入りの紅茶が飲みたい)
秋色の服(and着物)が着たい。
ご無沙汰しているひとに、お手紙なんかも書きたい。
(秋の柄の封筒・便箋を仕入れたい)
部屋で焚くお香も、爽水や竹の香は焚かなくなってきた。
秋は圧倒的に白檀ベース。なぜか。 |
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2003.9.5 [金] 夢でもなんば |
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とうとう夢の中にまでなんばが出てきた。
「大奥」のビデオを見てしまったせいだろうか…?
所作に関しては女形を参考にするのが一番だと思っているけど、「大奥」では安達祐実ちゃんが身のこなし上手ですね。
若いのに、さすが。 |
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2003.9.4 [木] シルクの効用 |
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「スパスパ人間学!」という番組をなんとなく見ていたら、「シルクはこんなにカラダにいいんだよ〜」という内容だった。
シルクの効用…私にとっては、まんま「キモノ」である。
そーかー。やはり着物は絹のほうがいいのね。
美白効果も紫外線カット効果も保湿効果も消臭効果も期待できるんだー。
恐るべしキモノ(絹だって)。
夏場はやはり水洗いしたくて絹物はご無沙汰だったのだけど、このところ夜になると秋の気配が確実に近づいてくるようで、なんだか袷が懐かしくなってしまった。
(単衣は一応絹だけど、長襦袢は綿だから)
楊柳織の、てろんと体に添う、なんともいえないあの襦袢の肌触りがすきだ。
まるで気持ちまで優雅になるような。
10月。早く来て。待ってます。 |
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2003.9.3 [水] もんぺで自転車 |
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本日すれ違ったナイスなおばさま。
縞のお着物に茶色のもんぺ。そして、激走する自転車。
なんか「心意気!」を感じてしまった瞬間だった。
かっこいーなー。 |
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2003.9.2 [火] 温泉卵 |
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巷では温泉卵のブームとか。
固ゆで卵は食べられないけれど、半熟卵はわりと好き。
なので温泉卵に挑戦中だが、これがやっかいで。
「簡単に失敗なく」というふれこみで、炊飯ジャーで作ってみるも固まらず。温度が低いのか?
うーん、半熟卵は簡単なのに。卵料理はやはり奥が深い。
そうこうしているうちに「ほぼ固ゆで卵」が5個も。がーん。
結局、細かくつぶしてフレンチドレッシングと混ぜてサラダ。
こうするとドレッシングの酸味がまろやかになる。 |
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2003.9.1 [月] リニューアル |
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髪は順調に伸びて、腰まであと5�pくらい。
しかし、伸びるとあたまが重くなるのは事実。
あたまの重さには、シャンプー・リンスがとても関わってくるということを実感している。
しっとり系は私にはNG。
べたつくし、髪は広がるし、何より重い!!!
パンテーンのリフレッシュ&クリーンがしっかり洗えて艶も出て一番気に入ってたのに、今回リニューアル。
無くなってしまったのね…あああ。
また新しいものを探さなくてはならないのね…。 |
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