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2004.1.31 [土] 覚書

最近、素敵だなーと思った色あわせ。

�T 地味めのお着物に、ぱっと目立つ色の八掛。八掛と同色の帯揚げ。
�U 房だけが色違いの帯締め。横から着物姿を見たとき、意外に目立つことを発見。
�V 着物と反対色の八掛。着物と同系色の長襦袢。

2004.1.27 [火] 色大島

本場奄美大島紬がお嫁入りしてきてくれましたー。
クリーム色の5マルキです。
かーなーり古いものだとのことですが、状態はなかなか良好。
今モノの縞大島よりも糸が細く、織り節も目立ちません。
つるつるで柔らかです。
これで「雨コートに見えない雨コート」をつくるのが目標。
フーさん、私、頑張ってみますー。

2004.1.26 [月] お手入れ

昨日吊るしておいた着物と装履の手入れなど。
お装履は最近ちょっとくすんできちゃったかなぁと思っていたら、ただのケア不足でした。
クリームでよごれを取ってみると、す、すごいよごれが!お装履さんごめんなさい。

輪奈コートにもブラシを丁寧にあてると、心なしか色がくっきりするような。
予行で着たとき風がつよかったので、やはりお手入れはこまめにしなくては。

2004.1.25 [日] 新年会

かなり気になっていたお天気にもめぐまれ、素敵な素敵な新年会を葉山で過ごすことができました。新年会とあって、皆さんいつもよりも華やかな雰囲気(おめかしして行って良かった〜)。
百花繚乱とはまさにこのこと。
着物って、形に違いはほとんどなくても、あんなに個性を発揮できるものなのですねー。
いろんな方にお会いして情報交換もでき、とても充実した日でした。
ありがとうございました。

※髪はずいぶんと伸びて、とうとう腰まできたものの、そのぶん量が減ったらしく、あんまりボリュームがでない。
撮っていただいた写真を見て、おおいに悩む。
うーん、前髪つくろうかなー。

2004.1.24 [土] Shall We ダンス?

見ました。
なんだか、ほんわかした雰囲気で、TVでやってると必ずといっていいほど見てしまいます。
しかも今回はノーカット。
堪能いたしました。

いわゆるフツーのおじさんと、目標を見失ってしまったダンサーとが出会い、再生し、別れてゆく物語。
おじさん役の役所広司さんが、どんどんダンスが上手になっていくのを、探偵役の柄本明さんと一緒になって喜び、応援してしまうのです。

最初この映画をみたとき、なぜふたりがハッピーエンドにならないのか(おじさんには妻子がいる)不思議だったのですが、あとで納得しました。
これってめちゃくちゃ周防正行監督の私情じゃないですか!
(ヒロイン役の草刈民代さんは、この映画のあと、あっという間に周防監督の奥さんになってしまっております)
なんだー周防監督、映画の中でさえも、奥様を他のひととハッピーエンドにしたくなかったのね♪

ところでこの夏前くらいにハリウッドリメイク版の「Shall We Dance?」が公開されるとか。
リチャード・ギアとジェニファー・ロペス主演だそうです。
ハリウッド版だったら、やっぱりこのふたりがハッピーエンドになるのでしょうか?
リチャード・ギアが独身の役(もしくは子持ちのシングル)に変わっていて、かなり甘々な映画になりそうな予感も・・・。

2004.1.23 [金] 冬限定の京都

TBSのお昼のニュース「ベストタイム」で冬の京都特集をするとのことで、ビデオに撮って見ました。
旅人は西川ヘレンさんと、娘さんのかの子さん。
お二人ともお着物だったので、興味津々で拝見。

VTRではヘレンさんは、グリーンのお着物にグレイの羽織、キャメルのファー付きショール。
かの子さんは、ピンクの(たぶん)大島にこれまた亀甲模様の大島の道中着(道中着なのに衿がへちま衿でした。はじめて見るタイプ)、ベージュのレッキスのショール。       

タレントさんがスタジオの外で着ているお着物は、いつも本当に参考になります。
あれこれ見るの大好き〜。

関東で放送されているJR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」の今冬バージョンは金閣寺です。
雪が積もっていないのは、実際には、京都にはあまり雪が降らないからかな?


と思ったら、ホームページでは雪景色でした。

2004.1.19 [月] 横浜ロイヤルパークホテル

で、遊んで参りました。
ここはほんとに夜景が素敵で(もちろん朝も)部屋から出たくなくなるので、バケーションならぬ、「ボケ」ーションしに(笑)行くのがすきです。

海側のお部屋が人気があるようですが、街側も夜遅くなっても夜景がきれいなので(海側は11時くらいには観覧車も遊園地も電飾が消えてしまう)、私はすきです。

冬は晴れた日なら、部屋によっては富士山も見えてGOOD。

2004.1.15 [木] はしご&予行

新宿伊勢丹の京都展と日本橋三越へ。
伊勢丹の京都展は、他の百貨店の京都展ではめったにお目にかかれないお店が多く来てました。
(逆に京都展の常連店が、かなり少なかったです)
7階の呉服フロアへも行ってみたのですが、紫織庵は13日までの出展でした。
京都展と一緒には、どのみち見ることができないスケジュールだったのですが、ちょっとがっかり。
このフロアにも、かづら清老舗の展示コーナーが設けられていて、数々のうつくしい簪や櫛をみることができました。
白漆の簪をみたのは初めてです(千鳥柄がとくに素敵でした)。
螺鈿細工がとても映えて、やっぱりここのは特別だなぁと思いました。

あまり時間がなかったので、おおいそぎで日本橋三越へいくと、きねやさんのお店の方(京都からの)は、もうすでに帰られてしまった後で、残念ながらお会いできませんでした。
どうも出足が遅すぎたようです・・・。

本日の装いは、新年会の予行をかねたコーディネートでした。
芍薬染め(というふれこみ)の、ピンクの朧染めの地に捻り梅の飛び柄の小紋
アイボリー地の藤の刺繍半襟
朱色の流水と扇もようのなごや帯
鶸色の濃淡ぼかしの冠組
祖母からもらった絞りの帯揚げ
クリーム色の地にピンクとグリーンの有職ぼかしの長襦袢
井澤屋のバッグ
ない藤の装履
輪奈コート

…こんな感じでした。
地下鉄移動のときは、ショールは却って邪魔だったりするけど、葉山ではどうかなぁ…。
風、つよいかなぁ。

2004.1.10 [土] 衝撃

遅ればせながら、こへさんの12月23日の日記にある「飯炊き女」に衝撃を受ける。
イヤだーそのフレーズは「女郎みたい」と言われるのとおなじくらいイヤだー。

考えてみれば、日本はかなり長いあいだ、あらゆる階級の女性が着物を着ていたのだから、江戸風・京風という地方別の好みや銘仙のような時代の流行のほかに、「身分階級独特の装い」があったことも事実。

やはり着物を着るときには、そのしきたりや時代背景をあるていど知っておかないと、今の感覚でただ「素敵」と思って真似すると、痛い目をみることがありそうな気がする…。

知っていて「崩す」のと、知らないで「崩れている」のとは、たぶんそういうところからくるんだろうなぁ。

2004.1.9 [金] 戦利品

近くの駅ビルのワゴンセールで、たまご色の縮緬帯揚げを1,000円でゲットしました♪
いちおう「京都半衿風呂敷和装卸協同組合」のもので、絹100%というふれこみ。
シボはあまり高くありませんが、高級感は充分です。
手持ちの濃淡ぼかしの帯締めと合わせまーす。

2004.1.1 [木] 初詣

あけましておめでとうございます。
今年もいつものように地元の神社に初詣に行ってきました。
おろしたての輪奈コートを着るのは、ちょっとうきうき。
軽くてあたたかでした。
この日はまだ雪が少し残っていたのですが、近場だったので、ショールも手袋もバッグもなし。
写真で見ると、妙にあっさりした装いになっていますね(笑)。

祖母から、絞りの帯揚げと帯締め二本を貰い受けました。
ものすごく昔のものなのに、全然古臭くないというか、今のものにはないモダンさが、却って新鮮。
絞りの帯揚げの、やわらかな絹のいろが大変うつくしいです。
亀甲模様の地紋が、象牙色に輝いています。
いまの白絹とはまったく違う、その色。

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