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2004.9.30 [木] 道行

今では着ているひとのほうが少ない気がする、道行。
でもやっぱり今年も出してしまいました。
山々に雲がかかっているかのような独特の紋意匠に、
暮れなずむ夕陽を写し取ったようなぼかしの染めがほんとうに綺麗。

これは羽織ではなく、道中着でもなく、道行こそが似合うと思う。
秋の光、紅葉の季節に、かならず袖を通したくなるひとつ。

2004.9.29 [水] ストライクゾーン

HさんSさんの、お誂えの打ち合わせに同席させていただきました。
自分と違うチョイスのお着物は、見ていてとても新鮮。
というか、自分の感覚は、あらー古いんだわーという新しい自覚が芽生えました。ははははー。

でも、着物もファッションだから、流行はもちろんあるだろうけど、いまどきは着物を着ること自体が少数派なんだもん。
私は私の感覚で、昔の着物を大事に着ていこうっと。
人様に褒めてもらうのが目的で着ているわけでもないし…。
それで、ああいうところでちょっとだけ新しいニュアンスを吸収して装いに役立てていけたら、それが最高だなぁ。

「ストライクゾーンが凄く狭いでしょ」というお言葉にも衝撃を受けました。
ごもっとも! そのとおりです!!
でも、日常生活に必ずしも必要なものではないので、あくまでも趣味で着ているだけだから、たぶん今のスタンスを変えることはないかも。
私にとって着物とは、たぶん自分にとっての美意識の集大成みたいなもの。
けっこうマニアックかしらん。。。

2004.9.28 [火] 中秋の名月

ぽてぽてと歩いて帰宅。
帰りすがら、おっきな満月が見られました。
曇りがちではあるけれど、中秋の名月です。
ディズニーリゾートの花火と満月との共演も、なかなかに素敵だったり。
今日はなんだか赤系統の花火が多かった気がします。
季節によって花火の色も変わるのね…。

東京タワーの夏バージョンももうすぐ終わり。
10月からはオレンジの光に戻るそうです。
10月3日と23日には、ピンクの東京タワーが見られるとか。
忘れないようにしなくちゃ。

2004.9.27 [月] ジャム

昔から定番はアヲハタでした。
しかし気づかないうちに、レパートリーが増えてました。
(あんずジャムの登場以降、新作はチェックしてなかった…)

グレープフルーツのジャムがフルーティでわりとすきです。
ママレードタイプじゃないので、やわらかくて取り易い。
限定の冬だいだいもゲット。微妙に味が異なります。

2004.9.26 [日] 秋の帯揚げ

来るべき大島の袷なぞを引っ張り出して、取り合わせにいそしむ。
よい気分転換です♪
この大島に合わせようと思っている紅型の帯は縮緬。
買った当初は似合わないかもと思っていたけれど、ミルク色の縮緬のやわらかな質感は、秋の陽射しにも映えそうです。

ただ、これに縮緬の帯揚げはしたくないなぁ。質感がかぶるから。
白地もなんか春っぽくて嫌だなぁ。ということで、候補は秋らしい色を染めた東雲とか綸子。
どうか、よい出会いがありますように。

しかしこういうコダワリって、ほんとうに本人だけの美意識の問題だと思うんですけどねぇ。
ここまでこだわる必要もないのにねぇ、と自分に向けてつっこんでみる。
でも楽しいのだから仕方がない。
これこそがキモノの醍醐味とまでに思えるほど。

2004.9.17 [金] 御徒町〜日本橋〜銀座

いろいろはしごするので、スニーカーに決定。
京都展ではゑり正で地紋入りの半襟(フツーの塩瀬はなんかヤだった。。。)、みすや忠兵衛でくけ台とかけはりと糸を購入しました。
京都展はやっぱり便利だな〜。
あとは洛趣展で盛り付け箸を新しくすれば、この秋の買い物はOKです。
ない藤も公長齋も見たけれど、今はやめとけとココロに厳命。

日本橋三越に移動して、こっちにも来ている京都のきねや&伊と忠&石黒香舗を見る。
普段履きには伊と忠のほうがいいのかなぁとも思いつつ、購入は延期。
でもやっぱりいろいろ見たくて、買わないのになかなか帰らない、挙動不審な客になり果てました。
墨色の台がモダンでしたが、天に本綿の入った黒のエナメル台と市松の地紋の花緒の組み合わせに惹かれました。秋には秋色のお草履が欲しくなる。。。
白大島にも泥にも総絞りの羽織にもウールにも合いそうなのでした。

日本橋高島屋にも寄って、「草乃しずか 日本刺繍展」を拝見。
枯れた感じの色使いが素敵でした。光の当たり具合にもよって異なる、絹糸の輝きが繊細でした。
でもやはり、職人さんの刺繍とはどこか違うという印象が。
どちらがいいという訳では決してないけれど、アーティストと職人って、やっぱり何かが違うんですね。

銀座経由で帰宅。
こうやって歩いてみると、日本橋とか京橋のほうが、昔風のいかめしい建物が残っていて、お堅い感じ(逆に言えば古きよき雰囲気)がする気がしますね。
すんごく歩いた一日でした。

2004.9.16 [木] 変わり目

虫の声は8月の末にはもう聞こえていたけれど、今日こそは夏中使っていた籠バッグを持つ気分でも、素足にサンダルという気分でもなかったです。
夕暮れも早くなったし、秋をしみじみ感じた日でした。

秋色の服が着たい気分。秋色のメイクもいいな。

2004.9.14 [火] そのときにすきな色

着物にとって、季節感はあたりまえのように大事なものだから、「春に似合う色」や「秋に似合う色」に関しては常になんとなくシミュレーションしていたり。
夏はへんな色を使うくらいなら却って白黒を選びたいと思うし、個人的に究極に涼しげなのは「薄くない」ブルー系と白の組み合わせがいいよね、とか。
冬は色というよりも、生地の質感があったかそうに見えるのが重要だよね、とか。

ただそれ以外にも、その時々によって好ましく見える色が違うときがあります。
ブルーがうつくしく見えたり、オレンジがよく映ったり。
色分析とか探してみたけど、よく分かりませんでした。

今日は「ほぼ日手帳」のマンゴーがとても綺麗だと思いました。すき〜。
ただ、私はもう一生ものの手帳を手に入れてしまっているので、浮気はできないのでした。

2004.9.11 [土] 江戸友禅

工房に真楽の皆さんとご一緒させていただく。
糸目友禅が施された可愛らしい生地に釘付け。加賀友禅・京友禅とはまた違う趣きが。
利休バッグもいいなぁ、八掛に絵を描いてもらってもいいなぁと、着尺・帯以外にも夢はふくらむ。
決められなさそう…。

Kさん、ありがとうございましたー。

2004.9.10 [金] 発掘

ちょっと早いけど、実家にて虫干しを兼ねた着物調査を。
母や祖母が保存している着物を、ほとんど全て見せてもらいました。
「あんたにはまだ早い(地味)」と言われながらも、柑子色の総絞りのお羽織、クリーム色の鈴蘭柄の綸子小紋、ウールの着物、メリンスのお襦袢、織りのお単衣、赤い八寸などを貰い受けました。
わーい!!
赤×黒のチェックの着物やウールの絣の着物など、そのうち真楽のバザーに出してもいいかなと思うものもありました。

中でも嬉しかったのが、総絞りのお羽織。
昔の流行りの寸法だから、私が羽織ると確かに丈は短いのですが、一度しか袖を通してないということで、ほんとうに綺麗なまま。羽裏もシミひとつありませんでした。
充分です、おばーさま!! ありがとー。大事にします!

2004.9.8 [水] ルーツ

なぜ京都に関心を抱いたか、今更ながら考えてみた。
やっぱり、自分の苗字、かなと思う。
うちの苗字はちょっと変わってて、初対面の人にはきちんと読んでもらえないことも多かったし、
同じ苗字の人に会ったことも、滅多にない。
調べてみたら、同じ字で同じ読みの地名が、京都だけにあった。
それがたぶん、最初。

2004.9.7 [火] 観光資源としての街づくり

堅苦しい題名ですが、ふと「一人勝ち」の温泉郷として、黒川温泉を思い出しました。
ここは湯布院の近くの、ちょっと前までかなり鄙びた温泉街だったそうですが、最近とても人気があるそうですね。

温泉宿がばらばらに乱立しているのではなく、野趣あふれる山野を「演出」し、町並みも昔ながらの風情ある趣きに整え、しかし電化設備は最新式にする。
そして黒川温泉のいろいろな露天風呂に3箇所、半年間有効で入湯できるという「入湯手形」を発行したりして、リピーターが爆発的に増えていると聞きました。

観光に行くときに、お宿や食事処はもちろん重要ですが、「その街のトータルな雰囲気」も、旅行先を選ぶときに、今はとても重要視されている気がします。
非日常の夢を楽しむための旅だから、夢の終わりまで現実に引き戻されないというのが、大切なのかな。
そういう点では、テーマパークと少し似た部分があるのかもしれません。

温泉も、いろいろ問題が浮上しているようですが、リピーターを増やすためには、「行くたびに新しい発見がある」「水回りがとにかく快適」というのは、ポイントの一つとして間違いないような気がします。

2004.9.7 [火] 京都とディズニーランド

へんな比喩で恐縮ですが。。。
京会席のお店のキレーな写真に見入っています。
ほんとに、どこにも手抜きがないうつくしさ。溜息〜。

いろんなところに美味しい会席料理を食べさせてくれるお店はあるし、綺麗な日本庭園もあるけれど、「やっぱり京都だよね」と思わせられる凄さは、この完璧に近いうつくしさにあるのかもしれない。
些細なところへの、徹底したこだわり。

逆に、京都と似たような印象を受けたのは、意外にもディズニーランドでした。
裏方を決して見せない、ごみ箱や壁紙や送迎バスにまでオリジナルデザインを貫き通す美意識は、あくまでも観光客である私には、京都のお店と通ずるものがあるような気がします。
非日常の夢を見ている間に、現実に引き戻されることがない。
夢に浸りきれるうつくしさが、京都がすきな理由なのかも。

2004.9.6 [月] 銀座と新富町

銀座をちょっとぶらぶらしようかなーと思って、気になっていた韓国薬膳のお店へ。
歌舞伎座のすぐ近くなので、いつも前を通っていたのだけど、なんとなくきっかけがありませんでした。
結果。「もっと早く行けばよかった。。。」
このあたりで1,000円でちゃんとしたランチが食べられるお店って貴重だー。
ライチのシャーベット美味しかったです。

日経おとなのOFFを買ってみる。
しかし、私の京都旅は日帰りがダントツで多いから、京都で夜遊びはしたことないなぁ。
帰り際に吉兆でお弁当を受け取って、新幹線の中で食べるとかが、せいぜいの贅沢です(汗)。
巻末の「京」のマナー実戦講座("実践"の間違いではないのかしらん)も、うーん、うーん、ここまで媚びる必要もないんじゃないかという気が。
というか、京都のお人はこんなのすぐ見抜きそうだよー。

自分の好みと意志をしっかり持って、「京都」や「老舗」に媚びることも見栄を張ることもなく、ほんとにいいと思うものをリスペクトしつつ購入したり食べたりすれば、たぶんそれでいいんだと思う。
そしてそれは、京都に限らずプライドを持っていい仕事をしているお店全てに通ずるものだとも思う。

プライドを持った職人さんは「有名だから」という理由でありがたがるお客さんは、ほんとはあんまり好きじゃないよね。
商品がほんとにいいから有名なんであって、「そこの商品が素晴らしいものだから欲しい」というお客さんのほうが好かれるのは、万国共通じゃないかなぁ。
ただ、最近はとにかく売れればいいというお店や、客を見た目だけで判断するお店が増えてしまったのも事実だから、消費者のほうだって信頼できるお店を探すのが大変なのも本音だけど。。。

帰りに新富町にある、足袋の大野屋總本店さんに寄りました。
歌舞伎座の近くの大野屋さんとは、つながりがないそうです。
いずれはオーダーをお願いしたいと思って、営業時間や定休日、事前予約の方法を伺おうとしたら、ちょうどご店主がいらして、あれよあれよという間に採寸が終わってしまいました。
なんか、やたらと足やら足首やらが細いらしいです。
だから既製品の足袋だと、どうしても皺ができるんだよぉ。。。
試作品を作っていただいたら、フィッティング&微調整をして、本格的に作ってくださるそうです。
どんなふうになるのかな。初誂え! わくわく♪

2004.9.4 [土] これだけは気になる

自分の好みと違っていても、人様の装いには、なるべくなるべく干渉しないように心がけているつもりではあるけれど、見るたびに気になってしまうのが、あきらかに短すぎると思われる裾線。

歩きやすさも勿論あるのだろうけど、特に、やわらかものを着てるのに、立った状態で足袋と脚とが丸見えなくらい短く着付けている人がいるのは、いったい何故なの???
歩いたり椅子に座ったりしたら、そうとう脚がにょっきり見えてしまうと思うのですが。
階段で擦れそうなのが、気になるのかな。
このあいだの歌舞伎座でも、そういう人がいました。
素敵なお着物姿だっただけに、残念で仕方ありませんでした。

階段では裾をちょっと持ち上げて上るといいと思うよー。
つんつるてんの着付けは、コドモじゃないんだから、絶対エレガントじゃないよー。

2004.9.3 [金] 耳かき簪

簪の先のほうの耳かきのような部分。ここが何故こんな形状なのかずっと疑問だったのですが、これ、ほんとうに耳かきだったんですねぇ。

豪奢な簪が幕府によって禁止されたとき、「これは耳かきです。だから実用品なんです」と言って免れたという説と、あるお店が笄の先に耳かきをつけて売り出したところ、ヒット作となったという説とがあるようですが、とにかくもともとは、「耳かき」。

簪をすっと引き抜いて、いいひとの耳掃除をしてあげるというのも「いいオンナ」の図っぽいなぁ。
しかし、今はたんなるアクセント。不可能、だろうな。。。

2004.9.2 [木] 初舞台!

九月大歌舞伎に行ってきました。
初代宜生丈は今日がほんとの「初舞台」。
祝い幕も可愛らしく出来てました。

お客さんは、実際にお孫さんがいそうな年配の方が多かった気が。
「菊薫縁羽衣」では皆さんの挨拶があったのですが、お客さん、宜生ちゃんにもう釘付け!
口上そっちのけで、一挙手一投足に笑いがこぼれていました。彼がすべての主役でした。。。
昨日のTVインタビューではやんちゃをしてばかりで、きちんとお舞台を務められるのかほんとに心配だったのですが、ちっちゃいのに、ちゃんとお辞儀をする仕種が、もう、もう、可愛らしさ爆発!

たった2歳(今月3歳になるそうです)の初舞台って、芸も出来っこないし、どうなんだろと思っていたのですが、中途半端に大きいよりも、愛嬌で乗り切ってしまったほうがいいのかもしれないと思わせられるほど。
歌舞伎座が、孫のお遊戯を見守る発表会の会場になったみたいでした。

演目が終わると、出口で三田寛子さんが綺麗なお着物姿で挨拶をされていました。
初舞台まで大変だったろうなぁ。

鳩居堂で秋草の便箋と封筒を買って、大野屋總本店の下見をして、帰宅。

2004.9.2 [木] 浅間山

噴火というニュースにびっくり。

2004.9.1 [水] 蜻蛉玉の簪

完成しました。
なかなかいい出来ではないかと自画自賛。。。
涼しげで夏らしい朝顔の模様だから、羽織紐にはしたくなくて、どうしても簪にしたかったのだけれど、ようやく夢が叶いました。

来年の夏には大活躍してくれると思います。

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