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2004.11.29 [月] RPG

「ドラゴンクエスト�[」出ましたね〜。
今回は画像がすごく進化して!
まるでアニメ映画の中を生きているみたい。

ゲームと言っても、私はFFとドラクエしかほとんどやったことないのですが、この二つは、ファンタジーで、違う人生を生きた気分を味わえるのがとても好きです。
しかも目線が男性のものだから(笑)。
「自分がオトコだったら、こんな気分になるのかな」と思ったり。
ドラクエは主人公が自分の分身で、FFは主人公に憑依して、彼の人生を覗き見させてもらっている感じです。

でもねぇ、これだけ画像がリアルだと、夜でも他人の家にずかずか侵入したり、宝箱やたんすを勝手に開けて中のものを手に入れたり、樽や壷をこわしたりするたびに、「不法侵入」だの「窃盗」だの「器物損壊」だのという言葉がアタマに浮かんでしまって困る…。

2004.11.28 [日] 新選組!

もうすこしで終わり。
洋髪の山本「土方」にびっくり〜〜。
史実のトシの写真に似ているとは前から思ってたけど、写真と同じ扮装をすると、ほんとうに似ていると思う。
なんか、生き写しってこういう感じなのかなぁ。

2004.11.28 [日] 覚書

西陣・妙蓮寺の御会式桜
大原・実光院の不断桜

2004.11.24 [水] 冠組

ちょっとずついろんなとこの冠組が増えてきました。
シンプルで奥が深〜い帯締めだと思う。大好き♪

五嶋紐は上品で控えめな色使いで、ふっくら組まれている気がします。
きねやさんのは華やかで、道明さんのは細めですっきりきっちりした感じ。
お店によって、こんなに個性があるなんてすごいなぁ。
状況と気分で使いこなせるようになりたーい。

2004.11.24 [水] 朝のひととき

今朝は窓から見る雲の具合がとてもとても綺麗でした。
青空と雲と、透き間からこぼれる薔薇色の光がまるで宗教画のよう。
遠くに見えるビル群も、朝霧にかすんで少し淋しげに見えたりして。

五嶋紐が届く。わーい!
ほんのりピンクっぽい生成り色が合わせ易そう♪
しかし気がつけば、わたしの着物まわりってピンクやピンクベージュ系多いな…。
こういう趣味だったのか、私って。

2004.11.22 [月] 

もしかしてハウルって、人によって好き嫌いがはっきりしてしまう映画なのでしょうか>お陶子さま
うーん、私はかなり面白かったけど、人につよく薦めるのはやめよう…。

その後レビューをさらに見直してみると、好みの問題だけではなく、それ以前に「分からなかった」という意見もかなり多かったのが気になってしまいました。
よく考えてみると、あの映画では「状況を説明する台詞」が極限まで削られていたような気が。
映像的なヒントはあるけど、その具体的な意味を決して語らない。その点、無声映画に近い感じ。
好き嫌いが分かれるのは、このへんにもあるのかなぁ。
でも、最近の映画館は総入替制のところが多いから、昔みたいに一度映画館に入って、一日に何度でも見続けるという楽しみ方は難しいと思ふ。

2004.11.22 [月] 他の人の解釈

さらに「ハウルの動く城」のレビューを見ています。
いろんな感じ方があるんだなぁ。改めて、びっくり。
で、特にへぇ〜と思った解釈が。

私は「ソフィーは老女の姿になる呪いをかけられて、それを自らの力で解いていった」と思っていたけど、あの呪いを「自分の心の状態が、そのまま見た目の年齢として表れる」という呪いだと感じた人がいたのです。

なるほどねぇ、つまり、ソフィーはオープニングでは「心が90歳に見えるくらい後ろ向きな」少女だったということなのか。ほぉ〜。
で、心が元気になれば姿も若返る。
心が後ろ向きになれば、一気に老女の姿に戻る。
あとは基本的に眠ってるときには呪いが解ける、と。
だから最後まで髪が「星の色」のままなのか。
(原作では呪いが解けるとソフィーの髪の色は元に戻っています)
これだったら、別に呪いが解けなくても、心が元気でさえあれば問題なし!ってことだものね。

それともハウルが「綺麗だ」って誉めてくれたから髪があの色のままなのかも?
呪いがかけられたままでも、愛し愛され幸せになることができるってことは、傷のある自分すら丸ごと許容することにもつながっていきそう。
このへん、今までのおとぎ話の常識を覆していますね。

こういう考え方の違いってすごく好き。面白ーい。
いろんな解釈が出来るのっていいなぁと思う。
映画では決して直接には語られていない部分。
でも、ヒントは至るところにちりばめられていました。
もうすでに、見た人の中には「その人だけ」の「ハウルの動く城」が出来上がっていて。
名作って、こういうものなんじゃないかと思うんだけど。
あれ? でもそうすると、心が若い限り、ソフィーは不老ということになっちゃうのかな?

2004.11.20 [土] ハウル感想文

見ました!
で、語りたくなっちゃったので、ぶちまけます(笑)。
すいません、「これから見る」とか「興味ない」という方、どうかご容赦ください。
一回見て、なんかまた見たかったので、二回見てきました。

綺麗な映画でした!
登場人物、美形が多かった〜。
レビューでは批判の声が高かった木村拓哉氏も倍賞千恵子さんも、心配したほどの違和感は感じず。
というより、私は率直に、この二人、好きでした。
特にハウルは、あらかじめ木村氏を想定して細かい味付けをしたんじゃないのかと思うほど。
(荒地の魔女やマルクルは、あらかじめ声をあてる人のイメージで、絵が描かれているそうです)
そういう意味では、とても贅沢なキャスティングでした。

また、ソフィーの姿が興味深かった。
一旦は呪いをかけられて、90歳みたいに見える老婆の姿になりますが、なんと自力で徐々に若返っていくんですね、彼女(原作にはそういう発想は、たしか無い)。
あれはハウルの力だとは、私は解釈したくないです。
映画では一言も語られることはなかったけれど、ソフィーは立派に魔力を持っているんだもん。

若い姿の時には、「自分には魅力がない」「長女だから家業を継ぐ」と強制されてもいないのに自己を抑制し、自分の可能性を狭めてしまっていますが、老女の姿に変えられてしまったことで、逆に「自分は美しくない」という呪縛から解放され、「どうせおばあちゃんなんだから」という一種の開き直りの元に、自分に正直になるんですね。
自らが感じたままに、彼女が怒ったり泣いたりするごとに、一段ずつ若返っていくのが見ていて分かりました。
ううん、もしかしたら、ソフィーがハウルのことをつよく想うたびごとに、なのかもしれません。

若返ると、身のこなしが格段に少女っぽくなり、髪が伸び(お下げの編み目が増えてた)、服の色もグレイから徐々にブルーっぽくなっていきます。そのあたり、とても芸が細かい。
でもそれで簡単に呪いが解けるのかといえば、決してそうではなくて。

なんだか、宮崎駿という人は、どうやら呪いというものは「人に解いてもらうもの」ではなく、「自分で解くもの」という意識があるみたいです。
だから、元の姿まであと一歩、というところで、ソフィーは自らの「私は結局おばあちゃんなのよ」というマイナスイメージによって、一気に老女の姿に戻ってしまったりする。
それを見てハウルは不貞腐れる(笑)。

なんだかこれって、「心の傷」にも通じるものがあるような。
私は、人から与えられたり、自分で勝手に思い込んだりしたセルフイメージを持って生きているけれど、それって思い切って手放してみたら、もっと自由に人生が生きられるものなのかもしれないなぁ。
…実際は、言葉で言うほど簡単じゃないけどね。

そしてまた、見た目の姿が実年齢にふさわしいまでに戻っても、ソフィーの髪の色だけは、老女の頃と変わらないのです。
なんだかこれも、一旦受けた呪い(心の傷)は、限りなく治ったように見えても、けっして完全に元に戻る訳ではないよねって言われているような気がしました。

ううん、ソフィーは逆境にも負けることなく、逆に自分のいいところを発揮することができたから、あの幸せを手に入れることが出来たんだろうな、と思えました。
逆に言うと、ソフィーがハウルと幸せになるためには「老女になる呪い」が絶対に必要でもあった訳ですよね?
そう考えると、今の逆境も、呪いすらも、最後に幸せになるには必要なことなのかもしれない。
もしくは「幸せになるには万事自分の心がけ次第」だとも、このファンタジーは言っているようにも思えます(笑)。

また、この映画中の戦争は、サリマンの「このばかげた戦争を終わらせましょう」という一言で、あっという間に終息に向かいます。
最初は「こんなの映画の中だからこそアリなんだよね」と思ったのですが、ふと、ブッシュが、ウサマ・ビン・ラディンが、ザルカウィが、「このばかげた戦争はもう終わらせよう」と言ったなら、ほんとに今の状況は終わるんじゃないの?と思いました。
宮崎さんがこっそり言いたかったのは、このことじゃないのかな。

また、この映画では女性がめちゃくちゃ元気で。
原作中ではサリマンは男性なんだもん。
それを女性に変えてまで託されたものはなんなのか。
もしかしたら、監督にとって、世界平和にもっとも必要なのは、本当はへなちょこで弱虫の(失礼!)男性たちをおだてつつ愛し支える、母や妻や恋人だということなのかもしれません。

2004.11.18 [木] エコロジーのこと

半衿の洗濯に合成洗剤を使ったことに対して、ちょびっとだけ、心にひっかかることがありました。
合成洗剤に拒否反応を示していたときは、以前確かにあったけれど。
純石鹸にこだわっていたけど、途中で挫折しちゃいました。
環境のためって思っていたけど、純石鹸と東京都の上・下水道代は、それくらい高かった。。。
で、すべて石鹸ですますには、ものすごーく不便でもあったのでした。

わがままかなぁ。でも、台所で石鹸だけってものすごく効率が悪い。そのぶん水や紙を使ってしまいます。これって逆効果?って思った。
洗濯でも、石鹸だけだと洗濯物がだんだん黒ずんでくるし。石鹸かすも、けっこう深刻な問題でした。
石鹸かすで肌荒れすることもあったりして。

ほんと一長一短でした。心がけてるからといって上・下水道代が安くなるものでもなかったし。
ただの自己満足に過ぎないんじゃないかって考えると、微妙にストレスのもとになったりしました。
今は無理なく出来るレベルでのエコを考えてます(「エコロジー」まで行ってないー)。
「なるべく」石鹸を使う、とか。
あとはゴミの分別・少量化・リサイクル。米は無洗米。油と牛乳は排水に流さない、とか、かな。

2004.11.17 [水] 頑張りすぎない

石川さゆりさんの装いをテレビで見ました。
白地に茶系の(たぶん)小紋に、ざっくりした(たぶん)織りの八寸。
白衿と、主張しない帯揚げ、帯に馴染む淡いトーンの帯締めとお草履。

きちんとした着付けでしたが、いかにもこなれたさりげない装いで、かなり好感度が高いものでした。
うーん、これからは「さりげない」を着こなしのKWにしたいかもー。

今の私は、まだ取り合わせに頑張りすぎていて、装いにそれが表れてしまっているのが自分で分かるんだよね…。
極限まで引き算してしまうと、私の場合は「ただの地味」になってしまうので、ポイントを絞るということが今後は必要、かな。

2004.11.17 [水] 半衿の洗濯

大好きになった東雲の半衿は、コストパフォーマンスも最高なので、クリーニングに出すのがもったいなくなってしまいました(一枚あたり、1,300円しない計算なのです)。
たぶんこれから徐々に黄変していくのでしょうが、どれくらい保つものなのか、このお値段なので実験したくなりました。

黄変の一番の原因は、紫外線と高熱と酸素だとのこと。
ゆえに今回は、
●蛍光増白剤入りの洗剤は×(紫外線吸収が早まるらしい)
●陰干し
●溶液は中性が望ましいそうなので、石鹸・漂白も×
●アイロンは140℃以下で、あて布をする
ということにしました。

中性洗剤(台所用洗剤でもいいというけれど、ホントか?)で洗って、そーっと絞って陰干し。
生乾きの状態のうちに、中温でアイロンがけしました。
縮んでシボがかなり高くなっているので、アイロンがけでシボの状態を調整。
しかし結局長さが10センチくらい縮みました。縮むもんだなぁ。

でも、結構満足です♪ おしゃれ使いには充分なレベルだと思えました。
あっそうだ、絹は髪と同じようなたんぱく質だから、シャンプーでもいいかも知れない。
洗っているうちに潤いが抜けてくるから、こんどは柔軟剤かリンスをしよう。

2004.11.16 [火] 錦秋特別公演

行ってきました。わーい!
今回はちょっといいお席を奮発したので、着物。
お天気もよく、ほっこりとした日中の外出だったので、今年最後かなと思いつつ、大島のアンサンブルを選択。
会場は非常に大島率が高く安心できました。やっぱりこういうとこは歌舞伎座とは違うという気が。
また、羽織は脱がなくていいからお席の汚れも気になることなく、大島だからシワにもならず、そういった意味でもベストな選択だったと思えました。夜だったらもう寒かったかもしれない。
ストレッチの足袋で楽しました。 大島は軽いし、さらに楽。
今度は半幅で行けば、「楽々」は完璧になるかも…。

東雲の半衿は、とても心安らかに身に付けていられました。
漂白してない絹の色って素晴らしいー♪
シボ感もほどよく(この「東雲」の中でも、もうすこしシボ感が高いのが「明雲」だそうです)、大島にも、ミルク色の地色の縮緬紅型なごや帯にも添ってくれました。
塩瀬よりも堅苦しくなく、縮緬よりも季節を選ばない、ほんとうに優れものの白衿という感じです。

演目は「藤娘」「供奴」「連獅子」。
どれも大変ポピュラーながら、今まできちんと見たことがなかった(汗)もの。
すぐ終わっちゃうかと思って、「お高かったかしら…」とも感じたのですが(←ケチ)予想以上に楽しめました。
シンプルゆえに、はっきり言って、アラも見えます。
上手なのか名人なのかがすぐに分かってしまう、ある意味コワイ演目でした。
長唄も囃子も歌舞伎以上に「聞かせる」ものが多く、さらに、すっごくハイレベルでした。
中身の濃い、あっという間の2時間。

「応援しに来たんだからカーテンコールしてねっ」と思っていたら、皆同じ思いだったらしく、拍手が鳴り止まずカーテンコール。
来年の襲名、見に行けるかなぁ。でも精一杯拍手してきました。頑張ってねっ!

2004.11.16 [火] 真如堂

個人的に京都の紅葉ナンバー3くらいに好きなお寺さんです。
おととしの秋、朝一番でここに行きました。どうしても見たかったところ。
今年もそろそろ見頃みたいですね。

ピークのときは、ほんっとうに綺麗です。まっ赤っ赤なの!
木漏れ日から透ける紅葉の、得も言われぬうつくしさ。
塔の前の茶店で、お抹茶をいただいた記憶があります。
紅葉を見ながら何かをいただくのが好き(笑)。
お茶菓子も紅葉の形で、「お揃い〜♪」って思いました。

今年は神護寺行ったもんね! もみぢ餅も食べたし!

2004.11.13 [土] 脳内補完

見よっかなーと思っている映画の公開が近かったりして、レビューを読むのが最近好きです(本とかも含めて)。
でも、「難解。何を言いたいのか分からない」という感想が意外に多いんですね。
で、その意味をよぉく考えてみると、どうやら「作者がきちんと定義について説明してない」ということらしい。

うーん、あんまり支離滅裂な作品は別として、個人的にはそれぞれの解釈が可能なもののほうが好きなので、例え作者さんからでも、あんまり正解を説明されすぎちゃうのは私は苦手だけどなー。
自分なりの解釈がどっかにゼッタイあるので、それを否定されたくないというのも勿論あるんですが。
でも、本を読み終わり、映画を観終わって、「はっきり言ってはいないけど作者がほんとに言いたかったこと」を脳内補完しつつ考えるのって、私には一番楽しいことです。醍醐味。

逆に、「私はこう思った」という違う意見を聞くのも大好きで。
自分では気づかなかった新しい角度からの意見は、とっても参考になります。
一番の理想は、それに対して「あー私はこんな風に感じたよー」と伝えて、お互いに「そういうのもアリだよねー」と言い合える関係(←尊重するけど、自分のポリシーも譲らない・笑)。
でも、よっぽど信頼関係が出来てないと、ただ否定されたって受け取られちゃうことのほうが圧倒的に多いかなぁ。もっとディスカッションしたーい。

2004.11.12 [金] 家紋

友人と話していて、着物の中でこれから一番消えてしまいそうで怖いのは「紋付」かもしれないね、という話になった。
確かに最近は、着物に紋入れないなぁ。
格が高くなりすぎて、着る場所がとても限られる。
江戸小紋などでも、最近は刺繍の洒落紋とかが流行りだものね。

紋を書く人は後世に残ってほしいけど、もしかしたらそのうち、「紋を入れたくても書く人がいない」という時代になってしまうのかも。。。

2004.11.11 [木] 夢の名残

おもさんが撮ってくれました♪ ありがとー!

2004.11.9 [火] クリスマスの気配

帰ってきたら、クリスマスの電飾が始まっていた。こっちは気が早いなぁ。
…秋はいずこに?

2004.11.8 [月] おみやげ

三浦清商店さんに連れて行っていただいて、東雲の半衿を購入しました。
漂白処理をしていないという、とてもやわらかな白。
塩瀬の半衿は、かっちりしすぎていて、普段使いには苦手だったので、これなら克服できるかな、と。
肌の吹き出物の痕にすごい劣等感を持っているので、白衿は憎し。アラが目立つんだもん。
似合う人がうらやましーのです。
今までちょっと捻じ曲がっていたよなぁ、私。

あとは、さくらこさんのおかげで突入できた、ゑり萬さんの帯揚げと風呂敷〜!!
一人じゃゼッタイ行けませんでした。洋服だったし。
着物の先輩方がいたおかげで、びびらず真剣に選べました。心からさんくすです!

しかし今見てみると、生成りの地に臙脂色の蝶というのは充分シブかったかもしれない。。。
すごく長く使えそうです。
若ければ若いほど、地は白く、絞りの色も鮮やかにするのがゑり萬流らしく。

抹茶地の風呂敷もまた然り。
でもこの風呂敷だったら、持って歩くの得意になっちゃいそうだなぁ。
特にこれといった用がなくても使いそう(笑)。

でもでも、ここの絞り染めはやっぱり特別です。
柄が大きくて、境目が全然ぼけてなくて、裏までしっかり染まってて。
宝物がまた増えました♪

2004.11.6 [土] 当日

早起きして京都御所の特別公開に行きました。
学生のときに一度見ているので、今回で2回目。
最近はアジアンテイストが流行っているけど、白い壁にこげ茶のインテリアというのは、すでに京都御所にありました。
そしてそういう雰囲気は、京都の普通のお宅でも、あちこちで見受けられるものでした。
歴史、だよね。一朝一夕では出来得ないものの重みと風格が、フツーの顔して存在している町なんだよなぁ。

素敵なお式でした。
一生忘れられない日になりました。
フーさん、おめでとう。こんな大切な日に立ち合わせてくれたことに、感謝。

2004.11.5 [金] 秋は山から

京都入り。まずは念願の三尾へ向かいました。
この時期は街中は紅葉にはまだかな〜という感じだけれど、山は思った以上に色づいていました。
廻ったのは、栂ノ尾の高山寺・槙ノ尾の西明寺(朱塗りの橋と紅葉がかっわいいお寺!)・高雄の神護寺。

神護寺ではなが〜い石段にノックアウト。。。
体力があるうちでないとキツイ!!!
厄除けの「かわらけ投げ」をやってきました。せっかくだしね! イベントには乗らないとね!!

100円で、2枚で1セットになった、ちっちゃな素焼きのお皿を峡谷に向かってフリスビーの要領で投げます。だからチャンスは2回。
うまく風に乗ると、すごく遠くまで飛ぶのだそう。
遠くまで飛べば、厄除けだけでなく、願い事も叶うのだとか。私はあんまり飛びませんでしたが。

階段の途中にある硯石亭で、お茶ともみぢ餅をいただきました。
涼やかな空気と、色づき始めた紅葉と、緋毛氈。
くるまの音はほとんど聞こえず、こころからリラックス。
雰囲気抜群で堪能しました。日本の景色って、ほんとうに綺麗。

階段が強烈で、膝が笑ってしまったので(体力が落ちた!!)、皆さんと合流させていただきました。
和の建築物に映える、皆さんのお着物姿。…素敵。
白衿・帯揚げ・風呂敷と散財し(至福)、夜は伏見でお食事。
なんとも密度の濃い一日でした。
さくらこさん、何から何までほんとうにどうもありがとう!

2004.11.3 [水] 帯揚げと帯締め

最近買った着物本を、じっくり読んでいる。
真似はやっぱり嫌なので、ニュアンスだけを頭に叩き込みたい。
それが自分の美意識の一部に溶け込んで、自然にアウトプットできるようになれば最高だと思う。
この人の、帯揚げと帯締めの使い方が好き。
できればもう少し若さを感じさせる色目で、こういうのが出来るようになりたい。

昔は帯揚げと帯締めは同色が基本だったそう。
でも、若い頃に買ったであろう真っ赤な帯揚げと帯締めのおばさまを今でもたまにお見かけするけれど、なんか年齢的に無理をしつつ、取り合わせに手抜きをしているように見えて仕方がない。
「お揃いでなく、しかも上手い組み合わせ」は上級者の証だと今は思える。
今の私は、絞りの帯揚げに同系のぼかし冠組の帯締めという組み合わせを選ぶことが多いから、「同系」の呪縛から逃れられていないんだよね…。
やわらかものの取り合わせには、ほぼ何にでも使える組み合わせだったからなぁ。

あと、昔に読んだ着物本には「帯揚げを意識させない着こなしこそが上級者」みたいなことが書いてあったような気がする。
でも今回読んだ本には、帯揚げに目を引く色を使って、帯締めを帯に溶け込ませる色使いがわりと多くて、結構びっくりした。
確かにこのほうが他人からの視線の重心が上がる。足長さんに見えると思う。
着物と帯の気分で、どういうふうに帯揚げと帯締めを使うか、瞬時に判断できるようになったらすごいだろうな。
今はまだ、数少ない手持ちを、あれでもないこれでもないととっかえひっかえしている状態だよー。
でも、ひとつの着物にひとつだけでも納得行く取り合わせを作っておくと、いざというときあわてなくてすむのは確かだから、少しずつ、自分なりのトータルな取り合わせを考えていこうっと。

2004.11.1 [月] 白の色

黒は黒でしかありえない。
でも、人が「白」と認識する色は、意外に多いような気がする。
胡粉色とも鳥の子色とも象牙色とも乳白色とも言えないような、いろんな白があると思ってる。

刺繍半衿を買いました。
身に着けると他の人には白にしか見えないだろうけど、本人にとっては顔色が一番よく見えるだろーと思っている色。かなり自己満足度のみが高いアイテムだけど、ま、いーや。
桜と紅葉の柄だから、季節を無視して(笑)、思いっきり使い倒します。
ちょっと地味目かもしれないけど、桜が白と黄色で彩られていてさりげなーく深みがあり、ちょこっとだけ金糸も使われていて、結構好きです。
大事にしよー♪

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