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2007.12.30 [日] 格差のはなし

今年最後のモチーフにしたいと思います。
相田みつを氏の言葉。
「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」

日本では格差問題が社会化しているけど、でも世界的に見ればまだまだ豊かだと思います。
今までさんざん言われてきた「富の再分配」を、どの程度に調整するのかが、たぶんこれからの日本の課題。
「自助努力」を掲げるなら、少なくとも努力すれば自助できる社会的体勢を調えなければならないし、格差を認めるのならば、累進課税とセーフティネットを充実させなければならないと思うんだ。
これからの日本は、どちらを選ぶのかな。
油断してると、今まで得られてきた世界の富も、中国やロシアやインドに獲られちゃうよ?
その点ですでに、日本は後れを取っている。


「この世にオカネより大切なものはあるか」
私は、あると思ってる。
オカネはそりゃあ、無いよりはあったほうがいいと思うけどね。生活あるからね。
でも、「けど」、なのです。

ひとは独りで生まれ、独りで死ぬ。
でも、だからこそ、「誰か」と出逢い、繋がりたいと思うのでしょう。
「私」ではない「あなた」と出逢い、愛し愛され、必要とされること。
人間はそのしあわせを享受するためにこの世に生まれてくるのだと私はしんじます。
自分の欲望を満たすよりもしあわせなこと。
それはたしかに、この世にはある。

2007.12.29 [土] 

昨日が仕事納めでした。
納会のあともイロイロあって(土壇場でシゴトが舞い込んだ)、部の呑み会へとなだれ込み。

駆け出しの頃は「呑ミュニケーション」ってイヤでイヤで仕方なかったけれど、シゴト以外の顔を垣間見られる機会はなかなかないもんなぁとか思うようになりましたよ。おお。
ほんと、病気してから人生観が変わったかもしれない。
そのときどきに関わることができたひとを、大事に大事にしたくなった。

年賀状今頃書いてます。
年始の花は、ベルベットのような深紅、それから淡いクリーム色の薔薇になりました。

2007.12.23 [日] 十二月大歌舞伎

今日は夜の部。

今月は久々に昼も夜も見に行きました。
だって玉さまも勘三郎も海老蔵も勘太郎ちゃんも七之助ちゃんも出るんだもん。
すごいぞ今月のキャスティング。

いちばん印象に残ったのは、「ふるあめりかに袖はぬらさじ」。
見事な玉さまのコメディエンヌっぷりを堪能しました。
演技を見ながらお衣装の取り合わせを念入りにチェック。
以前の一意専心ぶりから、少し余裕が出てきたみたい。
あんまり歌舞伎らしくはなかったと思うけど、これも素敵な「表現」でした。
や、ひとを笑わせるのってむずかしいと思うんだもん。

2007.12.22 [土] 指針

ファッションにはなんとなく、コンサバ系とモード系とがあるような気がしてます。
コンサバは茶で、モードは黒なイメージ。
長いこと私は、茶ばかり選んできた気がする。

「服を買う」という行為は、自分が居る場所に求められる服の中から、尚且つ自分を主張するものを選ぶことだと思っていて。
言い換えれば、場の雰囲気に添いながら、「こんなふうに見て欲しい」という自分をアピールする、ということ、だよね。
それはいつもの印象そのままだったり、「あ、こういう一面もあるんだ」と思ってもらうためのものだったり。

今まで服やアクセサリーを買うときには、ちょっとずつ背伸びをしてきてたと思う。
「その服にふさわしい」自分を目指すのが、長いこと自分との約束だったのです。
そういう「過去の自分」からのプレゼントには、友人や両親がことあるごとに贈り、譲ってくれたものとともに、今でも結構助けられてる。
ただ。

今年一年、今までになく年の離れた友人たちとつきあうようになり、「自分のステージ」というものを、凄く考えるようになった。
なんとなく見ないようにしてきたものに、直面せざるを得なくなって。
それは年齢のことだったり、キャリアのことだったり。
それに伴って、「今までの延長」ではない、あたらしい自分を目指したくなったんだろう。
一年というのはそういう意味で、いい節目ですね。

2007.12.21 [金] 毛玉取りブラシと思い出バナシ

セーターのお手入れです。ニット好き♪

昔、「やまとなでしこ」の影響を受けて、ボッテガ・ヴェネタのセーターを買ったんですよねぇ。
(神野桜子のファッション好きでした。滅多にないことなんだけど、めずらしく影響されて。おんなじケータイ持ってた。グッチのストラップは今も使ってます。ドラマではすぐにセリーヌのに変わっちゃってたけど)
思えばとんでもない衝動買いでした。たしかはちまんえんくらい。
セーター一枚で。ひょえ〜〜!!

これが素敵なんだけど、とっっっても毛玉ができやすくて…(泣)。
私が高いもの好きなのは、素敵なものと長く、手入れをラクにつきあいたいからなんだけど…。
このコはものすごくものすごくものすごく手がかかるコでした。

2007.12.18 [火] 原作モノ

この頃のドラマは、漫画や小説の原作モノが多いみたいですが、私がハマッたのは、「原作を読んでいないもの」ばかりでした。
下手に原作を知っているとそのイメージがアタマから離れなくて、ドラマ独自の世界に浸れないみたい。
原作モノで唸ってハマッたのは「鬼平犯科帳」だけかも。

2007.12.17 [月] 納音

祖母の影響だと思いますが、私が唯一しんじてる占いは納音です。
祖母が大海水で、父が楊柳木で、母が泉中水で、私が桑拓木。
木と木は擦れると火花が散るから気をつけなきゃダメとか、泉の水は冷たすぎて生き物が育たないから気をつけなきゃダメとか、大海水は本気で怒ると全部を押し流してしまうから気をつけなきゃダメとか。
木の性には水の性が合うとか、格の高い火の性には同じ火の性じゃないと合わないとか、ね。
桑の木はむしられてもむしられても、枯れない木だと教えられました。
お蚕さまを育てる木なのだ、と。


淡いピンクの薔薇を買ってきました。
しろい薔薇が売ってないんですよ!! な〜ぜ〜。

2007.12.16 [日] 高揚感

歌舞伎の帰りに銀座をぶらぶらしてきました。
この時期は、空気に物欲が溶け込んでいるようで愉しい。
クリスマスっていうのはある意味口実で、誕生日以外でみんなが一斉にプレゼントを贈り合う日でもあるみたいで。
その高揚感が空気に溶け込んで、傍観者のこちらまでもざわざわするのです。

自分のためにクリスマスコフレを買ってみたり。
ゴールド系パールベージュのマニキュアとルージュ。
もう今は派手な色味を添えるよりも、肌色がいちばん綺麗に見えるように色調をととのえつつ、光を添える方向に向かっています。
気になっていたレイズンのタイツを購入。
毎年買い換えないといけない消耗品は、気に入ったのを選ぶのがめんどいなー。

2007.12.16 [日] 追補

神秘主義のことを書いたけど、「じゃあ人生は自分のチカラではどうにもならないものなのか」と言われちゃう前に。

違うと思います。
自分の生き筋には、たぶん限界はあるけど(どんなに願ったって駄目ってコトは、私の人生にはたしかに在った)、「余地」もまた、必ず在るんだ。
努力して手に入れられるものの方が、努力しなくても手に入れられるものより、ぜったいに多いと断言します。
というより、「運命」とか「未来」とか「生きる道筋」は努力である程度、ぜったい変えられるとしんじてる。
ひとは、その「努力」で運命を変え、ときには奇跡まで起こしちゃう、地球上でただひとつの種だと思うから。

2007.12.16 [日] この世のヒミツ

昨日書いたようなことは、もちろん私のオリジナルなんかじゃなくて、すでに「神秘主義」という名がつけられています。
数学者とか物理学者とか天文学者とか、そういう「この世の不思議」を突き詰めて行ったひとが、「何故かは分からないが、何かこの世には、人知を超えた法則があるらしい」という境地に至るケースは、じつはかなり多いみたい。
それほどに、この世は、宇宙は、「巧く」出来ているんだって。

でも、その「巧く」というのが、がちがちのプラスマイナスゼロかというと、決してそうではなくて。
「意外」といい加減、みたいなの。。。
進化も「意外」に方向性が狂うときがあるみたいだし。
「意外」にアバウトなのに、トータルで見ると、「意外」なほど帳尻が合ってる。
そういうことみたい。

生きる道筋とは、決して万民に公平なものではなく、ある程度の偏りがありつつも、トータルで見るとそのバランスを逸脱したものではないみたい。
だから、100%の等価交換というのは有り得ないにしても、人生も、最初と最後ではやっぱりそこそこ帳尻が合ってることが多いみたい。
しかし、ときには徒花のように、幸福と不幸がものすごく偏って顕れるひともいるらしいんだ。
でも、その幸福なひとと不幸なひとをトータルで見ると、やっぱりバランスが取れているもの、らしい。
不思議だなぁ。
私は誰かと、運命や幸運を分かち合ったりしているんだろうか。

2007.12.15 [土] そしてさらにガンダム00

んー、これは「人間は人類に絶望するか」っていうのがテーマ…なのかなぁ。
ティエリアがヤバいです。
自分が完璧であるために、他者を貶めることを辞さないひと。
もし、「完璧=間違わない」という定義が成り立つのだとしたら、人間はそもそも、完璧じゃないもん。
王留美も見下した物言いをするので、あんまり好きなキャラじゃないですが。

一世代では成し遂げられないことが、この世にはある。
それは絶望に直結するものではないと思ってる。
「ひとの『どうしようもなさ』は、赦されるべきではないものなのか」という問いには、「『それ』があるからこそ、ひとなのだ」という答えを返したい。

ちまちま歩んで人類はここまで来たよ。
いろんな失敗を重ねながら、伝えたい願いと理想を次世代につなげてきた。
一世代では成し遂げられないことが多いから(というか大願が成就するのには大抵100年単位の時間が必要で、その年数を普通の人間は生きられないから)、次世代にちゃんと伝えることをしてゆかないと、すぐ振り出しに戻っちゃう。

それでも、地球の今までの生命体の進化スピードから考えると、異様なまでの進化の早さ。
あまりにも早く栄えたものは、滅びるのだって早いから。
そういうとこにまで、「約束」とか「因果」とか「理」とかよばれる、この世の、宇宙の法則があるらしいから。

2007.12.15 [土] パシュミナのストール

のお手入れをしました。
いろいろ試したけど、ファーは何故か、年が明けると出番が激減します。
冬至が過ぎた、あたらしい年の白い光には、ファーはあまり似合わないと思っているみたい。

出番のとくに多いものは2枚。
パシュミナ70%、シルク30%のもので、軽くてとろみがあって、これがやっぱり肌触りがよくて、もうずいぶん長い付き合いになります。
ミルク色の通常サイズのものと、ほんのわずかにブルー味がかったグレイのミニサイズのものと。
グレイは白のコートに合わせるとコントラストが綺麗な気がして悦に入っていました。

ゆっくりと、手洗い。
でも、あまり時間をかけずに、動かさずに、汚れが洗い液に溶けてくるのを待つような気持ちで。
温度差も縮みの原因になるし、あんまり水の中で動かしてしまうとけば立ちのもとになるんだよね…(セーターでは失敗してます)。
で、丁寧にすすいで、軽く脱水して、生乾きのうちにアイロン掛け。
あんまりしっかり乾いてからだと、アイロン掛けると、静電気でパチパチしちゃうし。
でもアイロンを掛けると、きめがすごーく整って艶も出て、かなり新品に近い風合いが戻るから。
「また宜しく」という気分になるのです。
まだまだ買い換えられんなー。

2007.12.14 [金] 

風邪を貰ってしまった模様。ちぇー。


ミシュラン考などちらり。
「美味しんぼ」に完璧に喧嘩を売っているような言い方になりますが、「万人に美味」というものが果たしてほんとうに存在するのかということについては、長年非っ常に疑問に思ってます。
何事にも例外はあるし、結局は普段食べつけているものがいちばん美味しいということもあるし。
(地方性はあるよね〜)

だから「ミシュラン」の価値観に振り回されちゃったら駄目かなと。当たり前のことですけども。
ネタだし、あくまでも参考だよね。
いちばん美味しいものを決めるのは、あくまでも自分の舌。

でも、私たちニンゲンは、個性こそあれ、じつは意外に似た者同士なんだなぁということは、凄くかんじるようになりました。
結局ね。
人類ピンからキリまで居て、トータルで見ると、意外にバランスが取れてんの。
それはもう、意外なほど。

病気してからそんなことをすごく思うようになった。
たぶんワタシがすごーくしあわせなとき、きっと誰かがどこかで泣いている。
そしてワタシがすごーく落ち込んでいるときも、きっと誰かがどこかで一生に一度かもしれない喜びを味わっているんだ。

ちなみに私が参考にするのは、利害関係抜きで、真面目で誠実で、自分と感性が似てる人のレビューです。
あとやっぱり、独自の、私にはない感性を持ってるひと。
これからも少しでも多く、そういうひとを見つけてゆきたい。

2007.12.13 [木] 千枚漬♪

時期ですね。んまいですね。
漬物はあんまり得意なほうでもないのですが、千枚漬とか柴漬けは好きかも。
(あ、ぬか漬け食べてるか)
とくに千枚漬は、この時期はすごい食べたくなる。
カラダに足りないものを補えているかのような。

2007.12.11 [火] 

会社のパーティーでちょい疲れ。
ピラフとエビチリが美味しかった。
アイスクリームを食べ損ねたのが心残り。。。

2007.12.10 [月] ラクーンちゃん

我が家に来てもらいました。
以前使ってたフロストフォックスちゃんがとうとうご臨終なされたので…。

ファーは動物愛護の方からはいろいろ言われちゃう素材だけれど、お蚕さまの命をいっぱい貰った着物を着ている我が身からは何も言えない…。
ただ、「そのとき」まで、大事に大事にすることに尽きるのかな、と思ってます。

お肉もお魚も食べるし。
キャベツだって包丁を入れると、「悲鳴」をあげるのだそうですよ?
牛肉を食べながら、ヤンバルクイナの生息地を基地にして、鯨を捕獲するのは残酷とも私には言えなくて。
フロストフォックスは、10回以上の冬を私と一緒に過ごしました。

2007.12.9 [日] 

友人が初めて歌舞伎へ行ったと連絡をくれた。
友人なりに発見があったようでよかったなーと思ったけれど、いまどきの歌舞伎の問題点をばっちり言い当てられ。
「歌舞伎ってストーリー関係ないの?」

…いや、ストーリーは関係あるんだ、たしかに。
これは今の歌舞伎の演目構成が、歌舞伎初心者を軽んじたものになってしまっているからだと思うんだ…。
結果的にね。

通しで演ることが少なくなって、いい場面ばかり集めた構成も多いから、初めて見るひとは筋書の予習をしておくことが望ましいとされる。
ただ、歌舞伎をものすごく見続けてるひとはいろんな演目をすでに知ってて、役者ごとに異なる「演技そのもの」を楽しみにしてることも多いというのが実感で。
そういう「目の肥えた」ひとばかりが増えちゃうと、いい役者さえ揃えば、各演目の「名場面」の羅列だけでも興行は成り立っちゃうんだよねー…。

さて、この友人にはどんな演目を次に勧めればよかろうか。
最初に観る演目のイメージはすごく大事。
でもそれだけで「歌舞伎ってこうなんだ」って決めてしまうには、もったいないからなー。
あまりにも。

2007.12.8 [土] 

白い薔薇が相変わらず部屋にあります。いつもよりちょっと多め。
アレンジのほかにも、スプレー咲きの薔薇を一輪挿しに生けてみたり。
(一輪でもスプレー咲きならバランスが取り易いですね。巨大輪だと頭でっかちになっちゃうもんね)

なんか今年は年末年始に向けて、花をちょっと充実させたいとか思うようになっていて。
クリスマス、一年の締めくくり、あたらしい歳神さまを迎えるそれぞれの室礼。
それを花でやってみようかな、と。

タワー物干しのある風景が嬉しく。
私の部屋は基本的にナチュラルブラウンと白とでできてます。飴色好き♪
あとはステンレスと硝子と琺瑯と。
琺瑯も純白じゃないけど考えてみれば白ばっかり。
プラスチックが大嫌いなんで、部屋に置くのは必要最低限にしたくてじたばたしてます。
で、挿し色が緑。

最初から、「こんなインテリアにしよう」という気持ちがあった訳ではありませんでした。
いろんなインテリアの雑誌の、それぞれのスタイルを見るのは好きだったけど。
自分が、「わー、コレ好き! 申し訳ないけれど、誰にもぜったい、あげたくない!!」というものを集め続けたら、そういうふうになってました。

いろんなコトを、わりとひとに譲ったり、合わせたりすることが多いので、「あっさりしてる」「ゴリ押しすればこいつは引く」と思われてることも多いみたいなんだけど。
「ほんとうに不愉快なもの」には、いつまで経っても馴れない性質でした。
「ほんとうに好きなもの」は、いつまで経っても好きなのでした。

2007.12.6 [木] あたらしい

ステンレスのタワー物干しを買いました。
でかいです。頑丈です。
まるでプチ引越しをしたかのように嬉しくて、自分でもちょっとびっくり。
掃除とは、「捨てる」ということでもあるのかも。
こんなところでも新年の準備です。

2007.12.3 [月] 月9

憂鬱な月曜日。
でも、「あ、今日ガリレオあるんだっけな」とか思うと、なんとか凌げてしまったり。
おそるべし月9。

何っでも出来ちゃうくせに、朴念仁で女っ気がなく、ひとつのことに夢中になるとジョーシキがぶっ飛んでしまう湯川が面白い。
で、何気に湯川の扱い方をばっちり心得てる薫が面白い。
そっか、あーいうタイプは文句垂れに頓着しないで、どんどん自分のペースで押してっちゃえばいいのかー。

2007.12.2 [日] オフ

いいお天気でした。オフ日和。
今日は初卸しが多かったんです。お襦袢も、大島も、絞りの羽織も、お装履も、羽織紐も。
年齢の割に贅沢過ぎるのは承知の上。
でも受け継いだものだから、自分なりに、うんとうんと素敵な拵えにしたかった。
真楽の皆以外にも、電車の中でも褒めてもらいました。
祖母を褒めてもらっているような気がしました。

久しぶりの皆とも会えて、でも全く変わらずいつもどおりで。
お互いに元気な姿で出会えたのが嬉しかったです。「元気」なのは無条件にいいことダ。
食事もすごく美味しくて、量もたっぷりで堪能しました。
残したら勿体無いのかな。とか思って食べ過ぎてしまった。
そういえば、中国では少し残すのが「もう満腹です。ご馳走様でした」というマナーなのでしたっけ。
竹さんのお誕生日もお祝いできたし。
皆様、ありがとうございました。


むじな菊の長襦袢
茶泥の大島
紅型九寸
羊羹色の帯揚げ
苔色の五嶋紐
抹茶色の絞りの羽織
五嶋紐の羽織紐
消パールベージュの装履。花緒は額仕立てのベージュ。
(↑紬と白足袋の組み合わせには、これすごく合わせ易いです)

2007.12.1 [土] 完全体

可哀相なロボットのはなしを読みました。
ロボットはロボットであるというだけで、なんて哀れなんだろう。
「完全なロボット」とはいったい何なのか。
この物語の中でも、その定義は登場人物によって異なっていたし。

ヒトの、「負」と言われる部分。
憎悪したり、怠け者だったり、嘘を吐いたり、死んでしまいたくなったり、偏食があったり。
それを、この物語の中のヒトは忌み嫌い、それをどんどん取り除いて、ヒトよりも神に愛される存在を造ろうとした。
しかし神に愛される存在に近づけば近づくほど、ヒトとして不完全なものとされ忌み嫌われてしまう。
ロボットたちに永遠に課せられるだろうこの矛盾は、解決されることなどないのでしょう。
ヒトだって多分そう。
自分より欲深い人間のことは理解できても、自分より欲の少ない人間を理解することはむずかしい。
この物語が難解なのは、作者の根底思想が未だ物語の奥底に流れているのをかんじられないからだと思うんだけど(だから複数の登場人物のロボット観が錯綜しているんだろうな)、「死んだ者を甦らせたい」「擬似生命体を造りたい」という願望は、男性であれ女性であれ、子どもを産めない人間が多く持つものだったりするのだろうかと、ぼんやり思った。

Dr.ルーズベルトの謎、アブラー博士の謎、天馬博士の「完全なロボット」の謎、新しいアトムの謎…。解き明かされないパズルのピースは未だ多く、それが「プルートゥ」にどうつながってゆくのか興味あります。

さいきん読んでいる本の根底テーマは何故か、「人間」であったり、「人生」であったり、「真理」であったりするみたい(いや、大抵の表現の根底テーマってそれかなー)。
そして人間とは、なんて不可思議で複雑でどうしようもなくて、愛しい存在なんだろう。
そのことを耳元で、何度も何度も囁かれ続けているような気がする。

2007.12.1 [土] ばびゅん

今年もあっという間に12月になってしまった。
光陰矢の如し。
とはよく言ったもので。
なんか、トシをとればとるほど、時間の流れを早くかんじるようになってきた気がするなぁ。

子どものころは、もっとずっと一日が長かった気がするのに。

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