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2004.2.29 [日] めでたや

アロマの教室へ。
着物で手浴・足浴しちゃいました。自分で着るのー?等の会話でひととおり盛り上がる。
浴衣が着られれば着られます!!と激しく主張しておきました。ぬくぬくのんびりしたまま、結婚式二次会へ。

二人の人徳でたくさんの人が集まって、いい雰囲気。
そのステキさにみんなウラヤマしくなっちゃうほど。その中で着物は一人だったので、なかなか目立ったっす。今回は女将と言われなかったので嬉しかったのですよ。思うに黒ベースの着物だったからじゃないかと…
今回は粋だねーがKW。私の中にも「黒っぽい着物=粋」的なキモチはあるもんなぁ。その分半襟・帯留はかわいくうさぎにしてみました。

しかし、あいかわらず時が経つにつれ帯は下がるは、帯揚げはぐちゃぐちゃだわ・・・鏡見るような場所がなく、家に帰ってから仰天しました、きゃー。
キレイに着られてるかはわかりにくいけど、もしやグチャグチャ?というのは、着ない人でも分るよな…気を取り直して今週末の二次会で再トライ。
慶事が多くてすばらしいことよ。

2004.2.22 [日] 縞をくずす

鶴岡真弓著「装飾する魂」と山下裕二著「日本美術の二十世紀」を平行して読みはじめ、鶴岡さんの方を先に読み終わる。
日本の文様について読み解くために古今東西のテキスト、図録が載っていて面白いです。
おすすめ。
中でも縞についての文章はなるほどーと思ったのです。
九鬼周造の文をひきつつ、縞を着るのが難しいと言われるのは
「縞を崩す媚態の冒険が着る人を待ち構えているから」と解説。ふむふむ。

2ヶ月ぶりに髪を切りました。
ワントーン髪の色も暗くしました。あーさっぱり。
この陽気ですっかり梅も満開ですね。

2004.2.21 [土] まってましたぁ!!

歌舞伎座夜の部。今年初でございます。
大丸によってから行こうと思っていたのですが
帯が決まらずグズグズしてたら、そんな時間はなくなり
銀座に直行。

三人吉三、すばらしく面白かった。
七五調のセリフも耳に心地良く、仁左衛門・団十郎・玉三郎、三人とも演技に熱がこもっていたよう感じました。ホント、何度泪したか・・・
雪の中の捕縛シーン、綺麗すぎです。
町の人みんなが雪下駄はいてるのに裸足なのですよ、ううぅ。
その足がものすごく繊細で美しいのです、羨ましい。
にざ様、黒の着流し、八卦は薄墨色で浅黄の襦袢。
カッコイイなぁー。通しで見られるなんて貴重な体験。

時蔵さんの「傾城」は息を呑む美形でした。
絢爛豪華な紫の着物(というかうちかけ?)が舞台に飾ってあって、最後はそれに着替えるのですがやはり着物は人の形に添ってこそ。高貴だなぁ、時蔵さんって。うっとりしました。

とってもカッコよくインバネスを纏った和装の男性がいたのでまじまじ見つめたら
なんと欧米人でした。びっくり。コートも似合うし和装も身に着いてて、なんとも素敵。こうなってくるとセンスこそが大事ってことか。
あと、暖かかったせいか(?)観客に着物の人が多かった気がします。

帰りしなまたご婦人に褒めていただきました。嬉しい限り。
こうなりゃ素敵な和装日本人を目指します。

2004.2.19 [木] ガチャガチャ

昨日は「Love Actually」をみた。
平日なのにほぼ満席だった。なんせレディースdayだったので。
CMでやってるみたいな「好きな人に会いたくなる!!」的な効果は全くなかったが
愛ってすばらしい〜くらいは思えた。
ちょっと考えさせられるエピソードもあった。
なんかそこに妙に心が引っかかるんだよな。
クリスマス前にもう一度見たいかも。

帰りにガチャガチャをした。
かえるの根付をGET。
スキルアップしたい人向けのかえるだそうだ。

2004.2.18 [水] 

今週末は歌舞伎座です。
みなさまの日記を読んでいると否が応でも三人吉三への
期待が高まり、いまからドキドキ。
3階とはいえ袖だから、結構見られるのではないかと・・・
視力1.2だし。
何着て行こうかなぁー。

2004.2.17 [火] とうきび

トウモロコシのデンプンをもとに作った土中分解可能な繊維を、すべて天然素材の染料でで染めた洋服、というのがあるらしい。土中分解は画期的だなー。
でも捨てちゃうことありきで作るのも(仕方ないのかもしれないけど)悲しい。
着物は布として最後までまっとう出来るように作られてるから、布好きにはうれしい。

「ジャージの二人」はまったりとした話だった。
久しぶりに波乱万丈ではない話を読んだ気がする。

2004.2.15 [日] コトノハ

「絡新婦の理」面白くてヤメラレナイ。
土日で一気に読んでしまった。
昼も夜も結構ぶっ通しで読んだ。
しかしセキくん影薄かったなぁ。
超内向的後ろ向きな姿勢に共感を覚えているのだ。やばい。
次は「ジャージの二人」にとりかかります。

2004.2.14 [土] だるーん

はぴーバレンタイン。

昨日のうちに任務完了。今年もお世話になった方に
お渡しして終わり。
ドサクサに紛れてカッコイイ男の子にも
渡しておけばよかったっす。
今日はKWを読みふけったり、部屋掃除をして過ごします。

2004.2.12 [木] professionista

8日に洗いをお願いした着物が帰ってきました。
何もなかったかのようにまっさらさらになって帰ってきました。感動です。
bellissima!!とか言ってしまうくらい感動です。
プロの技のすごさを見せつけていただきました。
実はカビもはえていた(恥)のですが菌はやっつけて
いただきました。
初めての洗い体験は感動につつまれて、無事完了。
これで汚しても(ちょっとは)怖くないぞ。

2004.2.11 [水] 原宿散歩

買物ツアーご一行を引き連れて原宿へ。
目的は「着物買うのって案外簡単ね」ということを
知ってもらうこと。そりゃ、もちろん着たくなってもらいたいけど。
それは追々ってことで。
シカゴ→大江戸和子→アガル→ギャラリー川野と原宿から
青山方向へ。しかし結局購入には誰も至らず。着たい!!欲しい!!と言っていた友人は身長160cm。好きな色柄のものはなかなか丈がね。ちなみにアガルは並んでて入れませんでした。外からちらっと見ただけ。

わたし自身はオレンジに白の水玉の銘仙着物と橘とバラの模様で一つ紋の入った羽織が気になりましたが、なんせクリーニングの結果待ちだったので買物は一切せず。
友人たちはみな着物以外のお買物をしてご満悦。
夜のお食事も満足いただけたようで、なかなか優秀なツアコンではないかと…(自画自賛)

友達が縁結びにたいそうご利益のあるというお守りを買ってきてくれたので、ぶらがわりに。
効力はいつかお話できるかもしれません…遠い目

2004.2.8 [日] かっちまった

朝起きてまず、宅急便の手配。
宅急便代って結構するのですね…と思いつつも
背に腹はかえられません。いってらっしゃい、きものさん。元気に帰ってきて(泣)

なんだか気落ちしてしまい、黙々と針仕事。
おかげでかばんが完成しました。案外小さいなぁー。
気持ちを盛り上げるためにも、ponia-ponで買い物して正解だったよ、自分と言い聞かせる。
そんなわけで写真を撮りました。変わり亀甲模様の銘仙。八掛が蛍光黄色なのです、なんだかスゴイのです。
2/11の原宿着物屋巡りに着ていこうっと。
でもちょっと食事するのがコワくなりそうです…

平山君はかしこい上にサッカーも上手だなぁ。

2004.2.7 [土] ぎゃあ(泣)

上野で待ち合わせて、ぺたぺた歩いて高畠華宵展へhttp://www.kanshin.jp/...
うーん、濃厚でとってもデカダン。着物のデザインコーナーが面白かった。
20代の令嬢向けとか書き添えてあり、さもあらんという感じ。関係ないけど、村山知義のデザインの浴衣を見つけて喜ぶワタクシ。
竹久夢二のコーナーは木版特集で、コレも面白かった。
縞の着物に水玉の帯が可愛い女の子の絵とかぜひ参考にしよう。

その後ponia-pon。熱心に着物をあてる女の子二人組み。(その後夢市さんでも姿をおみかけしました。)買うなら帯!!と決めていたのに、レジに持っていったのは着物でした・・・

弥生美術館でもアンティークの着物トリオがいたし、poniaにもいたし、CAFE NOMAD(コーヒー旨し!!)にも銘仙のお嬢さんが。土地柄ですかね。目の保養になりますねぇ。

色々ご機嫌だったのですが、しかしショックな出来事が!!
食事をしていたら友達の手がすべって袖にべったりドレッシングが…あぁ(泣)
一瞬逆上してしまいました。友達にもどーすんの!!とか言ってしまい、そんなこと言っても仕方ないのに・・・自己嫌悪。
家に帰ってすぐ糸印をつけ、梱包。京都の悉皆屋さんにお願いしてみよう。着ている以上、こうした事態は想定すべきなのだけれど、正直参ったです。夜も更けての出来事でなければ、丁子屋さんに駆け込めたかも。しかし、今月は気倒すつもりだった梅の着物が病院送り…ぐす。

2004.2.4 [水] 伝統

洋モノなんですけど。
ル・クルーゼのお鍋買っちゃいました。
色はオレンジ。
「200年もの伝統に培われた高品質」ですよ。
使い込むぞ。(もっぱら母が)

2004.2.3 [火] 手仕事

仲間が増えてうれしいっす。

柳 宗悦著「手仕事の日本」を読んでます。
昭和15年に書かれ、戦後出版された日本各地の伝統工芸品についての本。
旅するように、その土地の名品が案内されています。
知っているものの名前が出てくると、にわか知識でも
うれしい。
しかし既に今はすたれています、とか失われてしまいました、昔はよかったのですが・・・という記述の多いこと!!
残されたものを慈しみ守り育てている人たちには、改めて頭が下がります。

ところで。
ジャネットはいったいどうしたかったんでしょう。
会社にアメフトチームがあるので、一応NFLに興味のあるフリ(でもこの話題かよ)

豆は食べたけど、蒔きませんでした。

2004.2.1 [日] すすめ。

午前中はアロマの教室。
友達が自分のねーちゃんにわたしが教室に通っていることを話したら、「あんなもん、いかがわしくて信じられん」と言っていたそうな。まぁ、興味ない人にしてみれば、そういう意見もあるわいな。

Milkなロリータ少女が、一人駅に佇んでいた。それを部活ジャージ女子の団体が遠巻きに、でも無遠慮に眺めていた。確かにめずらしいよ、うちの地元では。
着物を着て歩いてる自分とロリータ少女がダブってちょっと胸が痛くなり。

図書館に本を返しに行ったら、着物リメークの本が多く揃えられててヘコむ。着られそうな物にはさみを入れる前にぜひご一報を。
隣の公民館みたいなところで何か会合が合った様子。晴着のご婦人方が大量に歩いていた。こんなに大量の着物人を見たのは新年会以来。なかなかな眺めであった。
(結構な迫力)

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