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オモの空間
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2004.12.31 [金] 

今年も終わり。
真楽に入って本当に学ぶ事も多く、素敵な出会いもあり、よい一年。
本当にありがとうございます。

どうぞ皆様よいお年をお過ごし下さい。
来年もよろしくお願い致します。

2004.12.30 [木] 

今日は黒田さん、紀宮さまの婚約発表。
紀宮さまがお召しになっていた洋服の生地は紬地だそう。
意味なく嬉しく。




来年から煎茶を習いに行く事にした。
月3回。
実は少し遠いのだけれど、よく考えてそれでもやってみようと。
これで少しは落ち着きある人になれるだろうか。

2004.12.29 [水] 

スマトラ地震、愕然としている。
軽々しくも今年の一言「災」を日記にかかげていた自分にあきれる。
人として問題あり。
先日実家に帰っていたのだけれど、台風の傷跡がひどく心抉られた。
済んだ事ではないし、こうしてまた起こる。
恐ろしく、そして消えない。

2004.12.28 [火] 

ギャラリー啓さんに教えていただいた「ラオス・手紡ぎ、手染め、手織りの布」展、最終日と聞きすべりこむ。
展示数は決して多くはないけれど、力ある布にため息。
ラオスの生地は谷由起子さんがトンチャイタイ村のものを中心に紹介されているもので、その布で柴田由美子さんがデザインされた洋服があったり、素敵なショール、生地の切り売りもあった。
そして啓さんより聞いていた、半襟にぴったりなサイズの布が目に。
実際「着物の半襟にもぴったり」とコメントが書かれていた。
すべて持って帰りたい気持ちだったけれど、悩みに悩んで3枚に絞る。
手仕事の贅沢な半襟、他の色半襟がもう目にはいらないかも。
あー、たまらない。

来月、東京でも開かれる予定だそう。
案内を送っていただく様、ぬかりなくお願いをしてきてしまった。

http://www.yuzuriha.jp/...

2004.12.21 [火] 

終弘法へ出かける。
着いたのは9時過ぎだったのだけれど、すでにたくさんの人。
さらっと市を見て、金堂、講堂を廻る。
ゆっくり見た後は、再び市に戻り早めのお昼で広島焼きを。
で、後悔。
市の広島焼きはキャベツたくさんでついそそられるのだけれど、キャベツの水分で何故か少し水っぽい。
そういえば前も同じ事で後悔したのだった。
つくづく学習能力がない。
そして食べ終えてもまだお昼にはなっていなかったのだけれど、既に歩くのさえままならない状態になっていた。
人・人・人である。
何ひとつ買える状態ではなかった。

この後、人込みを逃れて移動。
建仁寺〜清水までふらふらと。
のんびりぽかぽか日にあたりながら、庭を見ていた時間は本当に穏やかで幸せで。

2004.12.16 [木] 

顔見世お昼の部へ。
席は3等「後ろ」の方ではなく「上」の方だった。
少し恐さもあるような席の角度。
でもそれ故に上からののぞく様な角度だけれど結構しっかり見える。
衣裳の裾の広がりなんかが美しく見えたりでこれはこれでとも思え。
とはいえ花道は半分だけだし、途中でちらりとのぞいた1階席の臨場感はやはり流石だろうと思う。
いつかは、と思う。
内容は念願の「暫」の華やかさを堪能し、歌舞伎狂言「身替座禅」も新鮮で軽く楽しく、「箱根霊験誓仇討」では悲しい話に魅せられて。
実は私の中で一番は「暫」の菊之助だったりするけれど。
一緒に出掛けた友人と、これからはある程度勉強して演目なんかを吟味してから本当に行きたいと思えるものを選んで行こうと話し合う。
嬉しい事に、自ら来年冬くらいまでにお金をためて歌舞伎には自分の着物を用意して見に行きたいと言い出した。
よしよし。

2004.12.14 [火] 

八掛について問い合わせる。
やはり色を抜くと生地が傷んでしまうので薄くしたい場合は新しく染めた方がよい様子。
そうしようと結論。
でも今から染めて間に合うかがちょっぴり問題で。
既製品で合う色を一度探しに行ってみよう。
無理に間に合わす形になるなら諦める事にして。

今回の件で少し反省している。
こんな風に誂えるのはきっと早かったんだと思う。
こちらが成長しきれていないのでこういうことが私には多いのだろう。
色々思ったけれど、こちらの問題だったんだととても思う。
安易なのは前からだけれど、少しずつ改めよう。
また目標ができた。
でも目標たくさんあり過ぎて既に少し混乱中。かも。

2004.12.12 [日] 

静岡で途中下車し、向かった先は芹沢ケイ介美術館。
目的は仮面展+カレンダー展。
想像を裏切り充実していてとても満足。
今だけ芹沢氏が暮らしていた家も公開されているとのこと。
決して広くなく公開は1階だけだったけれど、魅力ある空間。
中にも仮面がかけられていた。
実はどちらも登呂遺跡内、ちょっと驚く。

今度もまた魅力ある展示。
行かねば。

「芹沢ケイ介の集めた椅子」1/4(火)〜5/22(日)
同時開催「芹沢ケイ介の物語絵」

2004.12.11 [土] 

よい一日。

お昼にSさんと待ち合わせ、かねてから行きたかったお店に伺う。
羽織についての相談だったのだけれど、何だか楽しい事になりそう。
デザインを練りつつ、資金ためつつで実行予定。
来年の野望。

そしてルーマニアな夜。
実はお店に入る前に既に一杯入っており、いつもの緊張が緩くなってて妙に陽気。
おまけにちょっぴり語ってもみたり。
お恥ずかしい限り。
初めての方がたくさんいらしたのに、なんと・・・。
でも本当に美味しく、楽しく良い時間。
着物率100%、圧巻!

2004.12.6 [月] 

朝から思い立ち、キモノ手帖用写真を一気に撮りプリントアウト。
そして貼り込みざっと書き込む。
詳細はまた後日ゆっくり記入予定。
写真のせいで倍の厚さになってしまったのを眺め、これじゃ持ち歩けないなと苦笑い。
でも急にくたびれたそんな感じがちょっぴり誇らしく。
にまにま。

夕方ポリ襦袢の裾上げを。
仮の上げにしていたのでまずそれらをすっかり解き、さらに直す為の解きを進める。
簡単にすっかりきれいに裾上げができ満足。
その後同じ襦袢で三河芯での半襟付けを始める。
Sさんが参考にと貸してくださった本を見ながら。
驚いたのは内側は芯から両衿肩あき外3cmまでしか襦袢に縫い付けない事。
これでいいんだー。
これなら変に固定されないので確かに皺がよりにくくなるのかも!と感動。
明日早速着た感じで様子を見よう。

2004.12.2 [木] 

オボエガキ

キョート・キモノ・クリニック 京都伝統産業工芸会
消費者の為のキモノの総合病院
京極一番街2F
075-221-4154

休日:毎週月曜・第1・3日曜(7,8月は毎日曜日)
10:00〜17:00

相談業務・・・キモノのお手入れ方法、その他
診断業務・・・補正・再生等の診断、指導
処  置・・・シミ落し、誂染め、刺繍直し、仕立て直し、金彩加工、染め変え、色柄加工、洗い張り、その他

http://www.kyoto-story.ne.jp/...

2004.12.1 [水] 

打合せで京都。
思いがけず早く終わってしまったので、うろうろ。
みやこばしを見に市原平兵衛商店へ行く事に。
お値段の割に雑然と並べられていて、店主の方もとっても気さく。
誰に質問されてもお箸に愛情感じる語り。
遠慮なく見させていただき、悩んでいると椅子まで出していただき恐縮する。
結果みやこばしではないけれど、すす竹のお箸を。
モダン。
ただみやこばしに比べてやはり耐久性はないようで、元の形に戻ろうとする特性で少し反ってくるらしい。
洗ったらすぐ水気をふき取る様にと教えていただく。
盛り付け箸なんかもとにかく美しい箸先で、優雅に盛り付ける自分の姿が浮んでうっとり。
優雅かどうかはさておき、何でも想像が広がるものがやはりすばらしいものなんだと思う。

その後、鳩居堂さんへ。
思いがけず目に留まったのは和紙の畳み敷き。
よく見かけるのは無地に赤の縁取りのものだけれど、ここで見つけたのは地の色も生成で落ち着いていて少し愛らしい柄の入ったもの。
2色あり(柄も少し違う)、青色を選ぶ。
これで畳む時でもにんまりと楽しく。

2004.11.28 [日] 

家から自転車で5分のところにあるクリーニングやさんの前を通りすぎる時、思いがけず目に留まったカウンター腰の「生洗い」のポスター。
思わず引き返し、詳しくうかがいにお店に入る。
どうやら業者に出すらしく、詳しい事は分からず。
シミなしなら7〜8,000円程でお願いできるようだとは分かる。
ふむ。

2004.11.26 [金] 

羽織を取りに行く。
糸きり鋏柄はとても外で着られる状態ではなかった。
やはり生地が良く無いのが最後まで裏目にでてしまう。

そしてお召しの方は素敵に出来上がっていた。
やはり羽織にして正解。
けれど、こちらも最初にお願いした長さと全く違う。はて・・。
先に見せられた糸きり鋏柄の羽織のショックが大きくかなり打ちのめされていたた為、お店で羽織って確認するのさえ忘れていた。
そして家で気が付いた。
なんともおまぬけ。
電話で確認しよう。
どちらにしても乳の位置も変えてもらわないといけないし。

糸きり鋏柄は本当に可哀想な事が続いている。
決して手放さず、家で羽織ってしっかり可愛がってあげたいと本当に心から思う。
思いの深い一枚になった。

2004.11.25 [木] 

糸きり鋏柄、アンティークお召しの羽織が仕立て上がった模様。
早速取りにうかがわねば。
これで少し寒くなっても出かけられる。
実は去年かなり頻繁に着ていた黒の無地紬の男羽織、今年もばんばん着たいところだけれど、ちょっと黒色が褪せている気がし始めていてもう手を出すのに躊躇する。
また手をかけなければいけない一枚と睨み合う夜。


「ハウル・・」を見る。
郊外の映画館にわざわざ行ったかいあり、大分席に余裕が。
かなり満足。
解釈が色々あるようだけれど、それもまたいい作品だからこそなのかと。
きっともう一度見に。

※ヒンの顔、予定と変わったのでしょう。
ローソンのキャンペーンでもらえるマグカップのヒンの顔にはひげが!笑えます。(キャンペーンは終わっているようです)

2004.11.24 [水] 「民藝」という言葉

「民藝」という言葉は1925年12月に和歌山を旅行した柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司の3人が車中で考えられたと言われているそう。
和歌山へは「木喰仏」の探索で。

「木喰」とは五穀や煮炊きをしたものを絶ち、木の実や山菜、そば粉などを常食とし、いっさい火を通したものを口にしない戒律のひとつで、この修行をした僧を「木喰上人」と呼ぶ。
先日高野山へ登ったのだけれど、ふと繋がっていく色々なことに感動中。
豊臣秀吉が高野山を討とうとしていた時に、秀吉と折衝し攻撃を中止させ、その縁で秀吉の帰依を受けたといわれているのが木喰上人。
(確かに奥の院ではその後スポンサーとなった秀吉のお墓は別格な場所に。)
こんな発見を楽しむ気持ちが中学生の頃にでも芽生えていれば・・。


円空さん。
u.lg.jp/pref/s11146/enku2002/

2004.11.23 [火] 

仕事で姫路。
帰りにしっかり寄り道。
姫路市立美術館での「柳宗悦の民藝と巨匠展」。
たっぷり堪能。
売店をちらりと覗いてみると、芹沢けい介氏グッズがたくさん。
興味が沸き、真剣に見始めて目に留まったカレンダー。
卓上用で小さいのだけれど素敵。
購入。
帰って調べてみるとこんな催しが。
http://www.seribi.jp/
行きたいけれど・・・。
途中下車?

2004.11.6 [土] 

お天気晴れ。
素敵な素敵なフーさんのお式。
この日1日、何もかもが本当に忘れられない日。

フーさん、本当におめでとう。

2004.11.5 [金] 

明日のフーさんのお式に向けて、京都にいらっしゃった方々とお会いする。
1人また1人と合流していき最後に伏見で全員が揃いお食事へ。
Aさん、Eさん、Tさんとは初めてお会いするので緊張したけれど、お酒が入ってやっとリラックス。
楽しいひととき、まったりと。

2004.10.31 [日] 民藝

万博内にある、大阪日本民芸館へ行ってきた。
目当ての民藝を購入。
読んでみると何だか突然で、終わりも何だかすっきりしない。
よくみると、遠州民芸運動(ニ)とある。
終わりも(つづく)とある。
前後もあるようだ。
時間があまりなく慌てたので他のも見落としたのだろう。
私らしくて苦笑い。
また行かないと。
一つ分かったのは、平松氏は弟や高林氏に勧められて染色と手織物の研究を始めたのだそう。
染色と手織物の基礎は京都で学んだようである。
余談だけれど、柳悦考氏と外村吉之介氏の二人はこのざざんざ織の工房に弟子入りしたとある。

2004.10.30 [土] 

お仕立てをお願いしていたものが返ってきた。
一点は着物の袷をベトナムで、一点は長襦袢で中国で。
どちらも手縫い。
納得の仕上がりで驚く。
初めはミシン?と思ってしまった程に縫い目細かく丁寧。
抵抗をを少し感じていたのだけれど、考え直す余地充分にありと気付く。
2枚は別の仕立て屋さんだけれど、2枚合わせても国内のお安めの仕立て屋さんでお願いしていた着物袷一枚の金額。
改めて驚く。

でも少し気掛かりになることもある。
こうして海外仕立てにお願いするようになってしまうと、ただでさえ少なくなったであろう、日本のお仕立て屋さんの仕事がどうなっていくかということ。
私1人がどちらを選ぼうが影響ある事とは思えないけれど、どちらもたくさんの仕事を受けている様子なので、そう考えてしまった。

全てを国内で信用できる所にお願いできるのが一番だけれど、懐がそういつも答えてはくれないのが現実。
またしばらく頭を悩ませそうな課題。

2004.10.18 [月] 

ヒップハングの「素敵な」膝下丈ステテコが欲しい。
スパッツでもいけれど、ステテコのあのゆるーいラインが理想。
ステテコを分解して、あたりのいい生地を買ってきて作ろうかと思っている。
うん、作ろう。
ちょっと楽しくなってきた。

2004.10.17 [日] 

夕方からちょっとお買い物+友人達との集まりに。
届いたばかりの結城に気軽な外出なので帯はオールドバティック。
この結城、染め直しされて売られていたもの。
薄く元の柄が感じられる。
はっきりとはわからないけれど、随分可愛らしい柄だった様子。
でもとっても好きな、素敵な色に染められていたので思いきって。
手持ちの帯が全部合うんじゃないかと思われる程の力あり。
こればかりに手が伸びそうな予感。

夕方からの外出とはいえ、まだ少し室内では暑かった。

2004.10.16 [土] 

着物の持つ力量の違いについて、改めて考え直している。
やはりよいものと言われる着物は、着ると確実に力を発揮する。
いくら色や柄が好きでも、畳の上で帯合わせを悩んでいると、無意識に力のない着物は結局選択肢からはずれていく。
まだまだそれが頭の中ではうまくいかない。
でも何故はずれるかが意識できたのは大きい。
買物時にそれが無意識にできる様になるにはまだまだ時間がかかるだろうけど、意識はしっかり持っていきたい。

2004.10.15 [金] 

よいものを見つけた。
黒檀の根付小物。
つげ製のも持っているけれど、黒檀には弱くお買い上げ。800円。
これにつける根付がないのだけれど・・。

2004.10.13 [水] 

買ったまま置いてある鹿の子絞りの反物がある。
何故買ったのか、我ながら不明。
ただすごく安かったとだけ覚えている。
ずっと寝かせていてもきっとキモノとしては着ない。
じぃーっと見ていたら、長襦袢にすると素敵だと思いついた。
けれど、絞りを襦袢にというのはどうなんだろう。
絞り柄ならあるけれど、ぽこぽこっと本当に絞り。
とんでもない?

絞りの襦袢自体はあるようだ。
石田節子さんの本でも2枚紹介されている。
あとは生地が本当に襦袢向きかどうかの問題のようで。

2004.10.12 [火] 

半衿。
ずっと色つきか柄ものを選んでいた。
最近、ちょっと白の潔さに惹かれ始めている。
白でも色々あるので、探してみたい。
色衿が好きなのは変わらないので、うまく使い分けていきたいと思う。
足袋も。

でも柄ものはもういいかな、とも思う。

歌舞伎を観に行く。
その帰りに寄った和雑貨のお店でキモノを褒められる。
褒められ過ぎて何故かモノになった気分になった。
褒められるのは嬉しいのだけれど、やっぱり苦手。

2004.10.10 [日] 

先日お願いした、糸きり鋏柄小紋の染め替えの見積などのお話を聞こうと呉服屋さんへ伺う。
結果は、色落ちや汚れの部分は上から色をかけてもムラになるようで、(最初に出した悉皆屋で受けた被害がいつまでもひびいて)着物としては難しいらしい。
2部式にするならなんとか大丈夫かもしれませんと提案していただくが、羽織にしたいとも思っていたのでその旨伝えると、それならなんとか生地をやりくりすればいけそうな感じ。
検討して頂く事になり、また保留。
そして全く手が延びなくなっていたこってりアンティークのお召も、羽織への仕立て直しと羽裏探しをお願いする。

それにしても今日は暑い。
明後日は歌舞伎を見に行くが、暑くなりませんよう・・。

2004.10.6 [水] 

先日タウンページで見つけた場所へ仕立てをお願いに訪ねる。
ご自宅でお一人でと感じていたが、行ってみると3人もいらっしゃった。
とても気さくに対応していただき、聞くと悉皆すべて受けていただけるという。
価格も良心的、納期も約3週間が目安。気持ちのよい対応。
呉服屋さんの下請けも多いとの事。
長襦袢を広衿でお願いする。(BBSで得た情報を早速)
色々聞かれるかと思えば、「広衿ね、はい。」で終わった。
時々あるんでしょうね、きっと。
HPもあるというので早速帰ってきてから見てみると、お安い訳が分かる。
中国。
そんなに都合のいい話はないんだと、反省。
それを話していただけなかった事に少しひっかかったものの、出来上がりを見てから決めたいと思う。
応対してくださった方が和裁の先生でもあるらしいので。

ところで、呉服屋さんの仕立てもやっているということは、呉服屋さんで頼んでも、知らずに中国での仕立てになっているのかもしれないってこと?なんて思ってもみたり。

2004.9.27 [月] 

タウンページをひっぱり出す。
やはりもう1軒、仕立て専門に請け負っているお店を探そうと。
呉服屋さんに仕立てやお手入れだけで出入りするのはやはり後ろめたい。
実はいつもお願いしていた信頼できる仕立てやさんが、あまりに人気で仕上げるのに時間がかかるようになってしまった為、こうして開拓中。
で、タウンページを開いてものの5分で目に留まったところにすぐ電話をかけてみた。
感じのいい年輩の方らしい女性で、気持ちよく応対もしていただけた。
どうやら自宅でお一人でお仕事なさっている様子。
聞くと仕立て料は今までで一番良心的。ちょっと驚く。
宅急便でも受け付けているらしいのだけれど、一度うかがわせていただくことにする。
金額ももちろん大切だけれど、やはり信頼できる事が一番なので。
今日、雨がやめばなぁ・・。

2004.9.26 [日] 

最寄りの駅から10分の場所で、良心的なお仕立て+悉皆のお店を見つける。
本当はれっきとした呉服屋さん。
もっと普段に着物を!なお店なので、お仕立て等もお安くしているんだとか。
美しいきもの秋号にオリジナルの紬の着物が一点掲載されている。
着物なんかを購入してもいないのに・・と多少後ろめたさはあるけれど、仕立て、お手入れのみもどうぞ!な気さくさに甘えて。
今や手持ちのもののお手入れのみに力を注ぎつつある私にはとってもありがたい存在。
今日は裄直し一枚と染め替えの相談を。
染め変えの方は糸きり鋏柄の小紋。
とある悉皆やでひどい目にあったいわくつきの。
どうやら正絹とは言い切れなさそうなものだけれど、お店の方も揃って珍品と認めていただき、やはりどうしても諦めきれないので染めて生返らす事に。
2cmくらいの鋏柄がびっしりのものなので、鋏柄を白のままで残すとなるととんでもない金額になりそう。
なので上から1色かける(それでも鋏柄はなくなったりはしないそうなのでかえって私らしくなるかも、と)見積もりをお願いする。
さて。

2004.9.22 [水] 

よく使っている帯締めは道明と平田組紐の冠組。
どちらもすごく延びて気持ちよく締まる。
ただ、平田組紐には難点が。
長い。
道明製と比べてみた。
ぴったり10cm平田製の方が長い。(房は含まず)
やはり道明の方が合っている。房も短いし。

※ちなみに五嶋紐は持っていないのでわからない。

2004.9.20 [月] 

しばらく探していた自分印をやっと見つける。
ちゃんと石。

2004.9.19 [日] 

着付教室のお仲間達と西宮へ。
先日集まった時に色々木綿の着物をお見せしたところ、予想以上に評判がよく、
じゃあ一度見に行ってみましょうかという事で。
目的は片貝木綿。
こうして人の選択を見る事は、それぞれがぞれぞれの個性を手にするので面白い。

+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

自己流で割り出していた寸法についてあれこれ伺う。
そして検討の結果の寸法。
これで出来上がりを見てまた検討。

身丈/4尺1寸8分
袖丈/1尺3寸0分
袖付/7寸0分
袖巾/9寸2分
裄/1尺8寸0分
前巾/6寸0分
後巾/7寸8分
衽巾/4寸0分
合褄巾/4寸0分
褄下/2尺0寸9分
くりこし/5分
衿肩あき/2寸5分
身八つ口/3寸5分

2004.9.18 [土] 

折り畳み式の和裁用の台を入手。
随分前に見つけてあったのだけれど、やっと取りに行けた。
実はもう一つあって繋げて使うものだけれど、和裁はできないし、裄直し、半襟つけ程度なのでこれで充分。
もう一つは友人が買っていきました。
この台を広げると殺風景な部屋が明るくなる。
更紗が効いて。

2004.9.17 [金] 

昨日は出張で東京。
打ち合わせが最近は「都内で10:00〜」のパターンが多い為、
日帰りの割には、地下鉄で1本の銀座への寄り道がちょこちょこできてちょっと嬉しい。
この日は1時間くらいしか寄れなかったけれど、お目当てのむさしやさんに。
私にぴったりな足袋!を期待して、わくわくしながらお店に入る。
お店のご主人に相談。
「サイズいくつ?あ〜普通でいけるね。履いてみるかい?」
「あ〜それでいけるね」
「・・・」
何となく分かってはいたけれど、「何種類」もある型のなかから選べるなんて!って期待していた私はがっかり。
全くの標準だなんて・・。何だかその他大勢、な気分。
本当は便利だと思うべきでしょうが、ちょっと特別サイズを期待していた。
商品自体のよさはどこかに、そこにこだわる私。
今度は京都の分堂足袋店でチャレンジしてこようかな。諦めが悪い。
まるで子供。

この後「色」足袋についてお話したのだけれど、色を見て悩んでいたら、生地を送ってもらえば作るよ〜とのことだったので、ちょっと思案中。
意外に厚めの生地。
夏の3枚こはぜについても少しうかがって。
こちらの黒底は踊り用らしく、綺麗な紫色。
その色もしっかり頭に刻んで帰ってきた。

4枚こはぜ、23.5cm、普通巾・・。

2004.9.16 [木] 

友人に誘われて近いうちに行く事にした。

「生人形と松本喜三郎」展
大阪歴史博物館 〜10/4(月)
AM9:30〜PM5:00(FRI-〜20:00)火曜休館

http://www.mus-his.city.osaka.jp/

http://plaza.harmonix.ne.jp/...

2004.9.15 [水] 

八掛について考える。
初めの頃はどんな色がいいのか正直よく分かっていなかった。
今もかなりあやしい。
でも今の手持ちのキモノのほとんどが気に入らなくなっている。
かといってぽんぽん変えられるわけでもないのがつらいけれど。
まぁ、「気に入らない」とわかるようになっただけでも進歩かと。

気に入らない筆頭→

2004.9.14 [火] 11:55 pm

キモノ手帳を作った。
自分の手持ちの着物、帯を書き出してみる。
季節を分けて。
数が少ないのであっという間にできてしまったが、これが私にとってはなかなかよかった。
必要なものが見えてくる。
逆に無意味な買い物もこれで減りそうな気がする。
時間がある日に写真も貼付けようと思っている。
これを持ち歩けばきっと無駄な買い物が・・多分減ると・・。

2004.9.14 [火] 4:09 pm

大阪日本民芸館に「民藝」について電話で尋ねる。
バックナンバー全て取り揃えているとのこと。
近いうちに行ってこよう。
秋期特別展も見たいし。

http://www.mingeikan-osaka.or.jp/
「被衣(かずき)と古丹波」
2004年9月11日(土)〜12月12日(日)
10:00〜17:00(入館は16:30まで)

2004.9.13 [月] 23:54 am

横山秀夫サスペンス、「囚人のジレンマ」を見る。
2時間サスペンスは基本的に、「この辺で犯人が分かって主人公が出てきて解決!」っていう時間の配分が決まっているらしい。
それがなくても出演者の顔ぶれで先が読めてしまうし、内容がちっとも楽しくはない。
でも横山秀夫さんの作品は、異色でとっても面白い。
今回は心理学での「囚人のジレンマ」を使って組み立てられた話。
この人の作品は事件そのものよりも人の心理・感情をつきつめていくので最後にぐっとくる。
「反落ち」もよかったけれど、これもまた!

「囚人のジレンマ」
1950年頃、心理学研究のなかでM.FloodとM.Dresherによって提唱される。
その後A.W.Tuckerが「囚人のジレンマ」というストーリー仕立てで世間に広めたとされる。

囚人のジレンマとは:
ある重大事件で二人組の犯人が捕まった。
それぞれ別室で取り調べを受けている。
犯人それぞれに選択肢を与える。

●二人とも自白しない→それぞれ刑1年
●二人とも自白する→それぞれ刑8年
●Aが自白の場合、自白した方Aが刑3ヶ月、Bが刑10年。
●Bが自白の場合その逆。

これをつきつけられた犯人は葛藤。
この精神的圧迫から両者ともに自白してしまう、というもの。

2004.9.11 [土] 

出張で東京。
時間が空いたので、青山のぎゃらりー朱さんへ。
前にここでざざんざ織に出会ったので、少しおしゃべりの途中で聞いてみました。
やはりはっきりしないのだとのお答え。
しいて言えば、伊兵衛織の方がどちらかというと最近は薄手で、モダンかなぁとおしゃってました。
色々あるだろうけど、同じものだと思ってますよとのお言葉。

それにしてもぎゃらりー朱さんは本当に好き。
置いてあった「清水裂」を写した帯、とっても素敵だったのですが、あなたにはまだ少し歳が足りないわね、と。
実物は国立博物館にあると本で調べてもいただきました。
見てみたい。

「原色染色大辞典」淡交社 欲しい・・。

2004.9.9 [木] 6:41 pm

月曜日に届いた本「ニッポンのサイズ」をちらちら読んでいる。
鯨尺の話は楽しめて。

以下、内容の一部を簡単に。

昭和34年に計量法によって尺貫法が取り引きに使えなくなった。
その流れで鯨尺のものさし自体も製造禁止。
「中止」でなく「禁止」。
でも永六輔氏の運動により昭和52年、メートル法の数値を書いておけば製造してよいとの方向になったそうで。

鯨尺ものさしがなかった20年間、とても困ったのが着物を仕立てていた人達だったんだそう。

自分のサイズもちゃんと尺貫法で覚えておこうと、読んだ後、思い直して・・。

2004.9.5 [日] 11:59pm

2度の地震。
かなりかなり恐かった。
地震は本当にもういや。勘弁して欲しい・・。

2004.9.4 [土] 9:17 pm

教えていただいた書籍類、見つからない。
ことごとく見つからない。
「民藝」は「大阪日本民芸館」の夏休みが終わったら問い合わせてみよう。
そこで扱っていなければ「日本民芸館」に行こう。
でもそのおかげでちょっとした拾いもの。
宮沢賢治が農民芸術の研究をしていて、本となっている。
近くの図書館でも置いてあるようなので明日にでも予約をしてこよう。

2004.9.3 [金] 1:28 am

昨日ざざんざ織、伊兵衛織についてヒントをくださった方の日記を拝見。
なんとざざんざ織、伊兵衛織についてのとても詳しい説明が。
教えていただいた書籍類は簡単には手に入らないようだったので、図書館にいかないとな、などと思っていたけれど、まとめられた経緯のお話はとてもよくわかり、悲しい結果も知る事に。

2004.9.2 [木] 8:50 pm

ざざんざ織、伊兵衛織についてありがたい伝言をいただく。
教えていただいた書籍等を探して、引き続き調べてみたい。

取りあえずは今分かっている事。

ざざんざ織は浜松市の「平松 実氏」により創作された紬の織物で、柳宗悦が提唱した民芸運動がきっかけで昭和4年に完成される。
「ざざんざ」は「颯々」とも書き、松風の音を表現したもの。
当地の有名な松の下で足利将軍義教が「浜松の音はざざんざ……」と読んだことからその松がざざんざの松と名付けられ、その松にあやかってつけられた。
2頭の蚕が共同で作った繭からとる玉糸と普通の引き糸を紡いで紡糸とするため、糸そのものに太さに変化があり、そのムラが特徴。

伊兵衛織は、静岡県浜松市で十五代続いている旧家「高林家」で織られている紬。
高林家の当主が代々継ぐ名、伊兵衛の名に由来している。
先々代は、柳宗悦らと共に民芸運動を推進し、昭和6年、高林邸内に「日本民芸美術館」を創設。
第2次大戦後、先代が手織りの仕事に本格的に携わる事になり、現在に継承されているもの。
2頭の蚕によって作り上げられた玉繭から手紡ぎした玉糸を、一般の紬の4倍程の太さに拠り合わせた糸を使用するのが特徴。
玉糸を紡ぐ時に糸が絡まりあって出来る自然な節と、太めの糸から生まれる絹らしくない素朴さと立体感が魅力。

どちらもきっかけは柳宗悦の民芸運動のようだけれど、ざざんざ織の方が早く生まれている様。
特徴はかなり似ている。
でもこれだけではまだ何とも言えない部分はあるけれど、決して全く違うものとは言い切れ無いようで。

2004.9.1 [水] 9:48 pm

9月。
8月が思いのほか充実した日々になったので、色々と考える。
そして使わずにいたこの日記、オボエガキなどに使っていくことに。
とにかく忘れっぽくて頭に色々残らないので。


今、気になっているざざんざ織(颯々織)。
浜松の織物。
昭和初期に生まれた織物で平松実氏が考案されたもの。
平織と綾織があり、柄は大柄な縞と格子が主体。
厚手の手織紬。
実はこのざざんざ織、ずっと伊兵衛織と同じものだと思っていた。
きっかけは原 由美子さんの「きもの着ます」に書いてあった為。
それにはざざんざ織は縞柄の織物とも書いてあった。
ただ、調べるうち、格子もあるようなので(私の持っているのも格子柄)、
少しあてにならないかもとは思い始めたけれど、
ネットで調べても関連は全く見つからないので本当の所がわからない。
ただどちらも浜松の織物。
ざざんざ織は織物の名前、伊兵衛織はその中のブランド名みたいなモノ?

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