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オモの空間
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2005.12.14 [水] 

お正月におろそうと思っていた襦袢を待ちきれず着てしまう。
ところが、いつもの寸法でお願いしたのに袖が数ミリ飛び出る。
別の日に違う着物でも試してみると、これも数ミリちらり・・・。
仕立て屋さんに電話をしてみると、柔らかい襦袢は紬の着物に合わせる時はかなり控えないと飛び出るという。
最初に何を合わせるか聞いていなかったので、これは仕方の無い事だと言われる。

結局、そのままではどうにもならないので直しをお願いする事に。
もちろん有料。(ただし少し安くしていただけるとのこと)

うーん、下手に赤系なんぞ買ってしまったのがまずかったのか・・。
勉強不足が故の失敗談・・(泣)

2005.11.30 [水] 

丹波布の織体験ができると知り、丹波布伝承館へ電話。
ところが、聞くと機械糸でのあくまで「機」の体験だから丹波布は織らせてもらえないのだと言う。
秋の短期の体験教室(3〜5日間)はすでに今年は終わっており、来年は予定していないとも知る。
あー、残念。

長期伝習生の募集が始まった。
丹波で2年、10名の募集。
一時はなくなりかけた織物を、市が中心となり時間をかけて文化を守ろうとしている。
すばらしい。
体験こそできなくても、必ず丹波布伝承館には行ってみよう。

2005.11.23 [水] 

追記:

茅葺きの里で小さな藍美術館へ寄る。

2005.11.23 [水] 

美山へ。
気持ちのいいお天気の下、紅葉のトンネルをくぐりつつ。

囲炉裡を囲んで座る、穏やかな空間。
初めての鹿さしを柚子胡椒でいただいたり、干し柿を生ハムで巻いたものを美味しくいただいたり。
もちろん鳥すきはしっかりしつつも柔らかく、とても満足。
おなかいっぱい。

少し畑周りを散歩、のんびりと。

その後、途中何故か片付け途中の収穫祭会場でぜんざいをいただいたり、茅葺きの里へ寄ったり。

とにかくゆっくりのんびり穏やかな一日。
幸せ。

2005.11.6 [日] 

ずっと眠らせていた襦袢の生地を仕立てにだす。
今回は私にはめずらしく茶よりの赤。
ちょっとぴりっとさせたい時に着たいなと。
あ、お正月に下ろそう。

もう、そんな季節。

2005.11.2 [水] 

叔母に頼まれ袋帯を探していた。
ほとんど一存で決めていいと言われていたが、私のアンテナはなかなか偏りがあり曲者。
かえって慎重になり、なかなか踏み切れない。
時間が限られている事もあり、そろそろ決めないとなと思っているところに気になる一枚を発見。
けれど季節を選ぶ。
さすがに叔母に確認すると、綺麗なら、あの小紋に合うならいいと。
で、決定。
うーん、難しかったけれどこれも楽しい体験。
叔母のお使い、大歓迎である。

2005.11.1 [火] 

一昨年ぐらい、今よりずっと見る目のなかった頃に(今も怪しいが)買っていた、どこにでもある男性用の紬のアンサンブルの反物があった。
9月に思い立ち仕立てる事に。
お稽古着は膝から下が痛みやすく、思い入れあるものは着られない。
でもいざ仕立てるとなると、ふつふつと欲が出てくる。
お稽古着といえど、着なくなっては元も子もない。
で八掛にこだわろうと思いつく。
八掛も痛みやすいと聞くが結局無地も痛むのである。
いいのだ。
様は少しでも丁寧に扱う様気をつける事が大切だろう。
検討の結果、角通しの胴裏生地が八掛2着分取れるので決定。

そして一昨日仕立て上がって手元に届く。
これはがしがし着ると直感。とても気に入る。
確かに表の生地はいいものではないが、それでもいいのだ。

残りの八掛を生かす時もまた楽しみ楽しみ。

2005.10.28 [金] 

従姉妹の結婚のお祝いを渡しに叔母宅へ。
すぐ帰るつもりがいつもの様にすっかり話し込み、結局泊まる。
帰りにキモノ好きならと親戚から預かっていたものがあるから選びなさいとみせてもらう事に。
銘仙なんかで大柄の花模様が多く着こなせないと諦めるも
生地の薄い、けれど素敵な単が目にとまる。
シミはあるけれど叔母と相談の上、襦袢にしたいともらう事に。
色がいいのだ。

2005.10.27 [木] 

今更ながら京極夏彦にはまってしまっている。
今読んでいるのは「絡新婦の理」。
聖母だ悪魔だ呪いだと怪しい話が相変わらず満載だけれど、わりと重要な場面なんかに機織り娘の話やら織物と神様の関係が語られていたりして興味深い。
養蚕神社(各地にあるようだ)とか蚕の社とか。
蚕の社は一度行ってみよう。

京極シリーズ、こうしたうんちく話が一番興味深い。

2005.10.18 [火] 

この秋、初袷ででかける。
立ってるだけならいいのだけれど、歩くと汗がにじむ。
まだ暑い。
先生は単だった。
昨日袷で出かけたらとても暑かったので今日は単にしたのだそうだ。
お稽古中、扇風機をつけてくださった・・。

でも夜はさすがに首元が寒かったりで、どうにも悩ましいものである。

2005.10.16 [日] 

今日はSさん宅でイタリアンフェスタ!
本当に楽しい夜だった。
私にとってはSさんご夫婦以外皆さん初対面。
自分の人見知りを心配したのだけれど、最初に現れた方がとにかく陽気でかわいらしい方、すっかり緊張をほぐしてもらう。
その後集まった方達も個性的で素敵で、すっかり魅了されてしまい、ついはしゃぐ。
ワイン・お料理、この日も(うまく表現できないくらい)とっても美味しい!
もう本当、お店に行くより断然満足度が高い。

途中、イタリアの写真をスライドショーで見せていただく。
写真の腕も確かでしかもプラズマ大画面、解説つき。
美味しい写真についつい唸る。(目の前にあるのに食べられない!)

そしてあっという間に時間が過ぎ、お開き。
こんな風に人をもてなせたらいいなと、本当にいつも感動してしまう。
Sさん、いつもありがとうございます!

2005.10.15 [土] 

昨日から東京。
今日は特に約束もせず、予定もたてず気まぐれに過ごそうと昼ずぎに出かける。
銀座に取りあえず向かう。
当てもなく、ふらりふらり。
洋服を見たりしていたのだけれど、夕方ふとアンティークモールに向かう。
朝から何も口にしていなかったので、地下に降りる。
メニューをみるとベルギービールがたくさん置かれており、そそられてホットサンドと一緒にオーダー。
するとそのビールにだけくじがついていて引く。
栓抜きキーホルダーが当たってしまった。
欲のない時に運がくる。
ビールは一本ですごくいい気持ちになる。
瓶を見るとやはりアルコール度数がとても高い。
お店の方も言っていたが、値段は高いのだけれど、度数が高いのでたいていの方が一本で満足するそう。
納得。
最後にコーヒーもいただき、思いがけない場所でのんびり過ごしてしまった。
で、2Fに上がる。
さっと眺めて歩き、灯屋さんへ。
伊兵衛織、ざざんざが目に入る。
特に伊兵衛織のとてもきれいなブルーに惹かれ、羽織ってみるもシミの加減とお値段が全く合わず、楽しむだけで終わる。
アンティークモールを後にし、マッサージをして帰途。
ゆるい1日。

2005.10.12 [水] 

また心斎橋そごうへ行ってみた。
やはり勢いは最初だけだった。
建物が新しいので感じづらいが、人は少なく11Fなんかは見ていて悲しくなる。
平日ではあるけれど、それ故に浮き彫り。
なんだか悲しくなる。

呉服売場へ寄る。
森田空美さんのコーナーはなくなっていて、これまた何だか寂しい感じ。
けれどオープンの時にはなかった無地ちりめんの帯揚げのバリエーションが増えていて、定番であると知り嬉しくなる。
なかなか微妙なよい色が揃っていた。
聞くと加藤萬や京都から選んで仕入れているのだそう。
売場をまとめているのは千總や川島織物の関連会社和ぎゃらりいの様だ。
スタッフがそうだった。
おしゃれ工房の森田さんのページにもこちらの商品が数点紹介されている。
帯揚げ3枚購入。

2005.10.7 [金] 

徹夜明けのまま出張。そして日帰り。
3日で睡眠時間、6時間位。
正直ぐったりなのだけれど、出張が終わるといつもかなり気が楽になる為、逆に眠れなくなる事もある。
で、ワインを飲み始める。
ちょっと進みすぎて(寝不足もあり)早々にいい気分。
で、ふと着物を眺めたくなる。
思い入れのある数枚を出し、しばしぼーっと。
自分でもここまで着物に思い入れができていたのかと、ちょっと驚いたひととき。

2005.9.30 [金] 

国立民族学博物館へ。
実はあまり期待していなかった。
ところが、いざ館内に入り歩き始めてびっくり。
かなり広く大きな施設。
充実した展示物にも本当に驚いた。
興味深い資料がたくさん溢れている。
その中でやはり織物にも目がいく。
世界各地の機織りの文化が機と共に紹介されているのだけれど、
右脇にかかえる様に織るスタイルのものあったりで、これはきっと疲れる、大変だ・・、など興味深かった。
(その場合、織り上がってから藍に染めるらしく展示も無地であったけれど。これで柄を織り出していたら大変だ。あるかもしれないが。)
他、生活の道具のなんと美しい事。
宗教関連ももちろん興味深く、なんでインドの神には動きがあるの??と思っていたら、ヒンズー教三大神のうちの一人が踊りの神でもありその姿を現す事が多いとも知る。
(まぁ、このあたりは軽く知った程度。調べるときっといろいろあるとは思うのだけれど)
国立民族学博物館、いきなり私の中での「館」ランクかなり上位へ。
・・・1位かもしれない。

こんなに広く内容が濃いとは知らず結構遅めに入館したため、大きな流れしかつかめなかった。
ここは必ずもう一度行きたいと思う。
朝からじっくり。

それにしても、そんな広い館をかかえてもまだまだ広い万博公園全体を未だ廻ったことがない。
いつも日本民芸館だけ行ってた気がする。
次回はぜひとも日本庭園の方まで廻りたいものである。

こんな心地よいお散歩日だった、お誕生日週間3日目。

2005.9.29 [木] 

仕事先で、先日のローマKYOGENの若者はアニメなんかから日本に興味をもったらしいなどと話をしていたら、イタリアによくいく方から面白い話を聞く。

イタリアでは日本のアニメは大分昔からかなり普通に浸透しているそうだ。
私たちと同じ様に小さい頃から日本のアニメが身近にあって、一部に人気があるのではなく、皆が知っているのだそう。
(もちろん持ち込んだのは日本人だそうで、知り合いのお父さんらしい。ビジネスとして持ち込んだそうで。)

「この前イタリアに行った時に、ふとしたきっかけで知り合いがアニメのキャラクターをらくがきで書き始めたら皆寄ってきてねー。もう一瞬でその知り合いは人気者になったよ。あれ書いてくれーとか言われて。決してうまくはないんだけれど、皆その書いたものを嬉しそうに全部もって帰っちゃうんだよ。日本語はわからないのにアニメソングなら普通に日本語で歌えるし、バーで皆で歌い始めるしね。驚くよ。イタリアいくならアニメのイラスト練習していくといいよ(笑)」
宮崎アニメはもちろん、ルパンやガンダム、キャンディ・キャンディなんかも人気だそう。
空港にアニメキャラクターショップもあるようで。
いや、そこまでとは知らなかった。驚き。

2005.9.28 [水] 

羽織について考える。
昨年「欲しい!」と思った羽織があった。
けれど一からの誂え、そしてなかなかのお値段。
ここはじっくり考えることにした。

そして今年もそろそろ羽織考察の時期。
しっとり落ち感の美しい、柔らかいものが欲しいなぁと思う様になっている。
けれどあの羽織に手を出すのは今年もまだ我慢して、一度無地を染めて作ってみたい。
イメージは深い深い黒に近い緑か、こっくりチョコレートブラウンあたりなど。
実際作れるかどうかはまだわからないので、今はとりあえず妄想。
練り練り。

2005.9.27 [火] 

中国茶を飲みに出かける。

キモノは先日と同じ村山大島の単。
けれど9月ももう27日。
半襟も帯揚げも絽はやめる。
こっくり色で良い気分。
襦袢も麻はもうやめて、お手製木綿袖付き半襦袢。

けれどなんだか今日は少し蒸した日で汗をかく。
うーん。と思っていたらやはり夜には雨だった。ああ、それで・・。

2005.9.24 [土] 

ローマ大学の学生による、ローマKYOGENへ出かける。
正直どんなレベルのものか、全くの未知数で読めずにいた。
演目はシェークスピアをベースにしたものらしく、尚。

会場は大阪能楽会館。
席は後ろから2列目とはいえ、しっかり見えるよい席、満足。

始まる前に経緯、演じる学生の紹介などがある。
「漫画やアニメなどから日本に興味を持った、普通の今時の若者たちなんですよ。好きなものはポケモンやキティちゃん、それにSMAPだったり(笑)」
何だか微笑ましい。

けれど、いざ始まるとびっくり。
言葉がとても上手なのはもちろん、しっかりとした演技力。
紹介では演じる事はそれまで経験がなかったと言っていたけれど、それぞれが役を自分のものにして演じていた。
しばらくすると、会場中がすっかり引き込まれ笑いの中。
演じているのはイタリア人なのに、しっかりそこには昔の日本があった。
いい意味で不思議な感じを受け、印象深い時間となった。
とても楽しい時間となった。

この日はとても涼しく、村山大島の単。
暑くも寒くもなく、とても心地よかった。
やっと秋らしく。

2005.9.20 [火] 

お稽古で袖が少し器をかすめた。ひやり。
ふと、先生に尋ねられる。
「袖の長さはいくつにしてる?」
「49cmです」
「あらそうなの。昔はね、未婚の女性と既婚の女性でははっきり袖の長さを変えなくてはいけなかったのよ。未婚は53cmくらい。昔、お稽古で結婚していたのに53cm位のものを着ていたら、知らない間にお茶の先生から私ではなく母が怒られていたのよ。「母親がついいててなんですか!」とかなんとか。詳しくは知らないけれど驚いたわ!そんな頃もあったのよ」
なかなか興味深いお話。

今の決まり事、ある意味楽になったことも多いのかもしれない。

2005.9.18 [日] 

「ゆずりは」田中陽子さんのお話会へ。
今の仕事をする様になった経緯とか、主には数人の職人さんのエピソードなどをお話いただいた。
悲しいお話もあり、時にうっすら涙を溜めて。
心に残るお話会となった。

その後、心斎橋そごうへ向かうも、あまりの人ごみに一階を通り抜けただけだった。

ふと思いついてポーポー屋さんへむかう。
ランチを食べて(ビールも一杯)、いっぷく洞の方へ移動。
こちらでもいつも話し込んでしまうのだけれど、今日も三時間。
愉しい愉しい時間を過ごした。
宮古上布のめずらしい柄が入ったとかで見せていただく。
状態もとてもよく、大胆な柄でモダン。
素敵だった。
来週から改装もするので長期お休みと聞く。
その間に買い付けも行かれるそうで、11月に連絡をいただける事になった。
その時は沖縄の食器目当て。
楽しみである。

今日は中秋の名月、すすきとお団子を買い月を眺める。
今年はよく見えた。
やはり昨日の月より今日の満月の方が不思議にせまってくる感じ。
ちょっと怖くも感じたり。
それでも李白の様に月を肴にお酒もよかったかもしれないなと、ふと。

2005.9.8 [木] 

オボエガキ
ゆずりは大阪展
9/17〜25 きた東北発見プラザ ジェンゴ

2005.9.4 [日] 

心斎橋そごうのプレオープンへ。
久しぶりにわくわくさせてくれた百貨店かもしれない。
期待していた11Fだけれど、アミューズメント施設にイメージがかぶるものの、からくり人形があったりで大阪を全面に打ち出したコンセプトに共感。
キモノのコーナーでは一ヶ月間だけ森田空美さんプロデュースコーナーがあったりでかなり眼福。
あー、あの袋帯・・(泣)
でも一ヶ月で終わるのでは、この先どうなるのかが気になったりもする。
そうそう、道明の冠組があった。
これはなかなか嬉しい。
そんな事を考えながら見ていると、横から聞こえてきた店員同士での会話に思わず耳がぴくぴく。
「これらの帯締めね、ずっとこのまま陳列していると日にやけてくるんだよ。注意するようにね」
普通なら1Mも離れていない横で言われると何だかな・・と思ってしまうところだけれど、オープンしたての初々しさが感じとれて、思わず逆に気をきかして離れてしまった(笑)

12Fの丸善も楽しい。
結局お買い物は堺の包丁
こうして大阪を至る所で全面に出している。
そんなところがとても好ましい。

けれどやっぱり今後が大切。

2005.9.1 [木] 

真楽で日記を書き始めたのが昨年の9月1日。
どうやら夏が終わると、寂しさで色々考えるたちの様。
ここが私にとってはキモノの年始かもしれない。

明日から心斎橋そごうの内覧会だそう。
とうとうオープン。
プレオープンが4日と5日なので、時間が作れたらよってみよう。
興味深〜いのがなんと言っても11F!。

2005.8.30 [火] 

オボエガキ
http://www.mitsubachi-tote.com/...
http://www.mitsubachi-tote.com/

恵文社に久しぶりに行くよい機会。

2005.8.23 [火] 

今日から4夜連続で、デビット・スーシェ版のポアロの新作が放送される。
8/23 ナイルに死す
8/24 杉の柩
8/25 5匹の子豚
8/26 ホロー荘の殺人

かなり嬉しく興奮状態。

2005.8.22 [月] 

二日目。
疲れてお昼まで寝てしまうかもしれないなぁと思っていたのだけれど、意外に早く目覚めて出かける。
今日は海。
釣りをのぞきにいったのだけれど、あまりに海がきれいで、しかも人がほとんどおらず、たまらなくなって泳ぐことにした。
水着に着替えに帰り(片道5分)、シュノーケルと浮き輪を担いで再び海へ。

遠浅の海で泳ぐのは初めてで嬉しくなる。
水は透き通っていて、海の中をのぞくと砂に太陽の光が波状に映っていて美しく、気に入ってしばらくずっとそれを眺めて泳いでいた。
派手ではないけれど、鱚をはじめたくさんの魚が泳いでいて嬉しくなったり。
とにかく人が少なく(海辺に私たちを含め10人くらいしかいなかった)、ほとんどプライベートビーチ状態。
かなり気に入り、夏が終わるのが寂しくなる。

二時間ほど泳ぐとお昼になったので水着のまま帰る。
シャワーを浴び、お昼ごはん。
釣ったばかりのハゲのお刺身をいただいた。
肝をさしみ醤油にとかして、つけて食べるのが通だそう。
こくが加わりとっても美味しかった。
食後にいただいたバレンシアオレンジもさっぱりしていて、美味しく。

そして短い休暇を終え、家に向かう。
お土産に垣内みそ店の金山寺みそをいただいた。
早速家に戻って茶粥を作り、食べてみた。
これがとっても美味しい。
うまくは言えないけれど、とても自然な味。
あっさりしているのにしっかり美味しい。
今度生野菜につけて食べてみよう。

短い夏休みだったけれど、しばらく忙しかったのでとても気分がすっきり。
よいよい休み。

2005.8.21 [日] 

お盆をずらして短い休暇。
一泊で和歌山へ。
友人は先に行っているので一人で向かう。
特急くろしおで楽に向かおうと思っていたのに、時間を4分間違えて覚えており、直前まで駅をうろうろしていたらホームに降りた時には電車は行った後だった。
唖然。
あわてて快速を乗り継いで向かうも特急にはかなうわけもなく、出発15分の遅れが到着1時間遅れとなる。
うーん、時間がもったいない。反省。

目的地へ着いて、軽く挨拶をすませ白浜へ。
今度は車。
日曜なのに3時過ぎだったせいか道は混んでおらず、気分よく。
夜の食事の待ち合わせには充分時間があるので、温泉へ。
選んだのは勧められていた長生の湯
お湯は柔らかく、徹夜→出張→和歌山だった体にはかなりしみ込んだ。
大きくはないお風呂なのだけれど、露天風呂からの眺めがとても気持ちいい。
白浜の街中にあるのに緑(森)しか見えず、ふらーっと飛んできた蝉を目の前で眺めながらゆっくり。
頭の上には蜻蛉も舞っていて、そんな中でのお風呂は贅沢だった。

夜は夜で楽しく過ごし、白浜を離れ眠りにつく。

(カメラを忘れ後悔するも仕方なく・・)

2005.8.14 [日] 

オボエガキ
尾崎放哉
オーベルジュ・ド・オオイシ

2005.8.9 [火] 

お茶のお稽古で万葉集の七夕の歌の勉強。
七夕の歌は130首を超えるそう。

昔、七夕祭りに供える歌を書くのに使われたという梶の葉を先生が用意してくださった。
それに万葉集の七夕の歌の中から一番好きな歌を書きなさいと。
これがなかなかうまくは書けない。
けれど少し七夕気分を味わえて。

2005.8.5 [金] 

夏休みが終わったかの様に、パーティーの終わりと共に仕事がわーっと動き出す。
すごいタイミングでびっくり。

この歳にはこんな感じの女性になれているといいなと、20代の頃にぼんやりかかげた想いの歳にもうすぐなる。
いや、困った。
なのでその歳を5年程のばす事にする。
気が楽になった自分に呆れる。
ちなみに誰かと約束しているわけではないのだけれど。

2005.8.2 [火] 

TVで二十四の瞳を見る。
小豆島なのにお遍路さんが歩いているのを見て、そんなはずはない、こじつけだーと思っていた。
実はドラマの中の方言も随分違うので、何だか不信感が生まれていたのである。
けれど調べてみると四国八十八ヶ所参りとは別に、小豆島八十八カ所参りがあると知る。
やはり弘法さんが廻られた場所なんだそう。

2005.7.31 [日] 

いよいよ今日。
初めての真楽のパーティ参加。
1時間しか眠れなかったのだけれど、すっきり起きて飛行機で東京に向かう。
お太鼓はどうも性に合わず半幅で向かい、羽田についてから名古屋を角だしに締め直す。
エアポートラウンジのフッティングルームで。
空調がきつかったのだけれど、実はこれが快適。
帯を締める間汗をかかずに済むのはとってもありがたい。

そして会場に到着。
ぱたぱたと準備時間が過ぎていき、気が付くとWS開始のアナウンス。
始まってからはかなり真剣に聞く。
そして気が付くとパーティーの時間、また気が付けば終わっていた。
なかなか知っている方以外には声をかけられず、後悔もあり。
そう、楽しい時間とは悲しい位時間が過ぎるのが早いものである。

お酒の力も手伝って夢見心地のまま眠りにつく。

2005.7.30 [土] 

近所のお祭りの前夜祭へ。
このお祭り、今年で三回目。
お祭り自体は市主催なのだけれど、進行や参加は学生が中心になっているので昔ながらの感じはない。
でも、若者がこうしてお祭りに参加して作っていく事はとても良い事なのでこういうお祭りも必要だと思う。
パワーがあるのでつい巻き込まれる。
最後の総踊りは何故かいつも「よさこい」なので結構ハード。
去年まではそれでも浴衣で参加して踊っていたのだけれど、今年はちょっと無理。
うーん、いかん。
でもとても楽しい夜。
ペットボトルアートも恒例。子供たちの書いた絵を見るのが楽しくて。

2005.7.29 [金] 

太刀魚は中国では帯魚(タイユイ)。
帯の様な魚。ふむ。

2005.7.28 [木] 

昨年まで使っていた扇子の一つが見あたらない。
おかしい。
もう一つのは少し大きく感じていてしっくりきていないので、
別のを探しに、宮脇賣扇庵へ行くも前の扇子が諦めきれず。
尚且つ気に入ったものが全くなかった。
昨日、絶対見つけようと気を入れて探し始める。
一度調べて見つからなかった場所で5分後には見つかっていた。
・・・やっぱり。
昨年そこにしまっておいた記憶が見つかってからよみがえる。

気に入ったものは値段や汚れなどに関係なく、忘れられないものである。
すべてがそうであれる様に、見極める眼を養うべし。

2005.7.26 [火] 

根付けを無くした・・・。
かなりへこんだのだけれど、お稽古帰りついでに寄った十三やでちょっときらり。
家の紋である(たぶんつげ製)四つ目菱の根付を発見。
ぐらりときたけれど、また機会があるだろうしと今回は流す。

右が我が家の紋の女紋、四つ目菱。
売られていたのはこれに輪がつく男紋の方。

2005.7.25 [月] 

打ち合わせで出かけた先が天神祭のすぐそば。
帰り、駅に向かい出口に着くと浴衣姿の人たちが溢れ出てくる。
うーん、楽しい。
若い男性二人組の麻のしぶい着こなしに、意味なく嬉しくなったり。
しばらく出口にたたずんでいたかったひととき。

2005.7.15 [金] 

京都へ。
Sさんが東京より、Bさんが名古屋よりいらっしゃる。
便乗して私も宵々山に。
祇園祭の事は何にも知らなかったんだなと、色々見て聞いて感じる。
外から見ているとどうしても退屈なイメージがあったのだけれど、こんなに素敵なお祭りだったんだと。
来年、改めて楽しみたいなと思う。
少し知識を入れてから。

2005.7.14 [木] 

Sさんとの待ち合わせの前に大大阪へ。
時間がなくちょっと寄っただけなのだれど、キモノを着ていた事で話しが広がる。
お店の方もキモノが好きで時々着るのだそう。
こうしてキモノを通じて思いがけなく広がる和。
大事にしていきたいものである。

2005.7.13 [水] 

歌舞伎へ。
中村勘三郎襲名披露、夜の部。
印象的だったのが、「野田版・研辰の討たれ」。
ずっと全力疾走な感が疲れはしたけれど。
思いがけず話が香川にも関連していると知り、一層興味深さをあおり見入る。

勘三郎さんはやはり今の歌舞伎役者としてすばらしい。
そう感じたのは、終わった後におばさま二人組が話していた会話から。
「やっぱり襲名披露やったらもっと重いのしてほしいなぁ〜」
その意見も理解できるのだけれど、勘三郎さんらしく、私はこれでいいのではと感じた。
今のお客を相手にしている生きた娯楽、それを実践していると感じるので。
なんてよくも知らずに語ってみたり。

2005.7.11 [月] 

今週はどうやら着物強化週間となりそうである。
火曜:お稽古
水曜:歌舞伎
木曜:展示会
金曜:京都いろいろ
土曜:祇園祭
うーん、すごい!
(いったいいつ仕事するんだろう・・なんて)
実は何を着るか漠然としか決まっていなくてさすがにちょっと焦る。
三周年に何を着るかなんてもっと決まっていない。
履物だけはなぜか用意済。
まあ悩むほど持っているわけでなし、あるもので何とかするしかないから決まってないのである。

2005.7.9 [土] 

Sさん宅にて三周年の作業などを。
すばらしい環境でびっくり!流石!
「とっておき・・」はなかなかよい出来です。
Sさんはじめ、Oさん、Iさん皆さんありがとうございました。

皆さんの着こなしからも刺激バシバシ受けて。たまらなく。

2005.7.6 [水] 

ここ数日でがらりとパソコン環境が変わった。
やっとストレスなくいろいろ作業ができるけれど、慣れないといけない部分も多々あり。

おかげで来年まで買い物は(キモノ関連は特に)自粛。
本当に自粛!

2005.6.24 [金] 

Sさんの日記のオボエガキにあった麻専門店、偶然私も昨日雑誌で目にしたばかり!
早速Sさんのページからサイトへ飛ぶ。
実はもう一件行きたいと思っているのが「fog」
商品は随分前から知っているけれどお店があるのは知らなかった。
http://www.fog-notebooks.com/
今度の出張は麻ツアー。

+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + 

気になっている会社。すばらしい!
http://www.adachishiki.co.jp/

欲しい!
寄木の積み木(木箱入り)
http://www.oakv.co.jp/...

2005.6.23 [木] 

やっと心に余裕。
こんなに気持ちがゆっくりできるのはいつぶりだろう。
こんな日は、夏のキモノ計画をゆったりと。

2005.6.16 [木] 

ふらりと寄ったアジアン雑貨のお店で苗族(ミャオ族)という中国少数民族のろうけつ染の素敵な生地を見つける。
布自体を気に入った事はもちろん、思わず帯?と思ってしまったほど、意図していないのに帯寸法だったことにも反応。
これならほとんど鋏をいれずにもすむだろうしといただくことに。
麻とあったけれど綿に近い。
ルーペでみるも微妙に判断つかず。
厚めの生地でもあるし、袷用。

http://www.allchinainfo.com/...

やはり麻?

2005.5.28 [土] 

半襦袢用の単衣の替え袖を作る。
さすがに気力なくミシンでガーっと。
使ったのは木綿の生地。
これでしばらくしのげるかなとちょっと安心していたのだけれど、ふと気付く。
「あれ6月だから絽なんじゃ・・。」
ちなみに絽の襦袢ももっていない。
生地を探していたときにもう一枚目をつけていた方が正解だった模様。
再びガーっとやりましょう・・。

2005.5.27 [金] 

期間限定喫茶店。
大阪発の名品を堪能しに行ってこよう。
それにしてもすばらしき建築がなくなっていくのは複雑。
http://www.dai-osaka.com/...

http://www.excite.co.jp/...

2005.5.25 [水] 

むら田さんにて絽の帯揚げを。
絽と言ってもしぼが入っていてちょっとひねりあり。
好き。
色数多くはないけれど好きな色が見つかり2枚いただく。
最近気が着いたのだけれど、私の場合、緑・青・紫系の灰がかかったものが小物にあれば取りあえずは事足りる。
その分着こなしに幅はなくかなり片寄ってはいるけれど、好きなのだからそれでいいかと今は。

2005.5.21 [土] 

風水土のしつらい展へ。
よく見ると竹を天井から紐で吊るしてハンガーにしていたり、組んで商品をかけていたりと中々会場の雰囲気も造りこんでいる。
百貨店内だからと思っていたのだけれど、予想を気持ちよく裏切られる。
内容もとても興味深く、うろうろきょろきょろ。
自然のものは素敵。そして温かい。
「悠々」さんも出店されていた。いつもこちらは気になる。
そしてラオスの木綿の帯にぐらり。

2005.5.20 [金] 

日記はゆっくり書く余裕がなかったけれど、お稽古のおかげで着物は週に一度は袖を通している。
でもちょっと悩ましい季節。
単衣の襦袢がないので結構あやしい感じ。
困ったものである。

2005.4.2 [土] 

都をどり。
祇園甲部歌舞練場。
Sさんの「楽しい都をどり鑑賞術」を伝授いただき皆でキャッキャッと堪能。
しっかりお皿もいただきました。嬉。

2005.4.2 [土] 

京都、祇園白川の桜。
たくさん咲いていたわけではなくまだ数本。
その中でも一番地味に静かに咲いていてほとんど人が集まっていなかった一本。
こうして寄ると同じ様に美しい。

2005.4.1 [金] 

今日から4月。
切りよく仕事が落ち着いたと思っていたら、また新たに増えた。
再びバタバタな日々の始まり。
忙しいのはありがたい事である。

2005.3.31 [木] 

少し仕事が落ち着いた。
なので今日は少しだけゆっくり起き出す。
これで週末ゆっくり楽しめるので、やっと本気でわくわく。
何を着て出かけるかを楽しみたいところだけれど、選択肢がこの季節かなり狭いので決まった様なもの。
はは。

先日紹介いただいたスタイリストの方に浴衣・帯をお貸しする。
雑誌と聞いていたが、とある百貨店の御中元のチラシ用なのだそう。
ほっとした。
で、撮影で浴衣達だけが沖縄へ行ってしまった。
何か悔しい。

悔しいので来月の北海道出張で1人温泉を楽しもうと心に決めた。
早速宿探しにとりかかることにした。

2005.3.21 [月] 

ちょっと息抜に家でお煎茶復習。
のはずが、余計に頭を使う。
先生はお稽古中メモを取らせてくれないので、とにかく頭と体で覚えるしか無い。
ところがこの頭、最近?ちょっと使い物にならないのでいつももたもた。
いかん。
いいものじゃなくていいからお道具を揃えてみようかしらと思う。
自主練用に。

2005.3.20 [日] 

マシュー・ボーン「SWAN LAKE」を鑑賞。
とても楽しい時間を過ごせた。
残念ながら配役は希望通りとはいなかったけれど、充分堪能。
影や衣裳の効果など計算されつくされた世界。
よいものに触れた時は幸せ。

帰りにジュンク堂で圧倒的な品揃えにしばし埋もれ、これまた至福の時。

しかし家に着いてからが大変だった。
花粉がつらくてつらくて何もする気がおこらない。
これはまずい。
明日の仕事にも響きそうな勢い。
早めに就寝。

今日はFさんの帯。
本当に軽くてすごく楽。
洗練されているのにとても優しい。
大切なもの。
間違ってお太鼓部分に帯締め乗せているのは御愛嬌・・。

2005.3.18 [金] 

オボエガキ

杜甫「曲江」
・・・人生七十古来稀・・・
(どうせ七十まで長生きすることは滅多にないのだから今のうちにせいぜい楽しんでおきたいのだ)

劉季夷「代悲白頭翁」
・・・年年歳歳花相似 歳歳年年人不同・・・
(毎年同じ様な姿で花は咲く しかし毎年その花を見る人々の顔ぶれは同じではない(今年一緒に花をみた人も来年は生きていないかもしれない))

どちらも歳を重ねた先の歌。
私はどんな歌を詠むのだろう。

2005.3.17 [木] 

食品スーパーanew「高輪店」が気になる。
スーパー自体が和な空間。
外装は手焼きのタイル、内装は木目をふんだんに・・らしい。
ジャパニーズモダン。
食品スーパーなのに他目的スペースもある。ふむ。
ちなみに商品はオーガニックベース。

2005.3.15 [火] 

色の関係で、薄色紬の色胴裏は諦める。
薄色なので無理には必要ない。
八掛は薄柳。
楽しみ楽しみ。

電車代無料チケットは駅で簡単に手に入り、早速活用。
ちょっといい気分。

+ + + + +

格子も入っていることが少し気になって念のためお茶の先生に確認。
これなら大丈夫との事。
もともと斬新なお茶席を設けられる方なので、着物に対しておおらか。
先生ご自身、お茶会でも半幅だったりする。
ただ今回は先生の10周年にあたるので色々気にしたのだけれど、薄色も着尺の事ではなく小物の事だった様。
せ、先生・・そうは言ってなかったよ(笑)
でももともとないライン、全く後悔はない。
むしろいい機会となってよかった。
楽しみ楽しみ。

+ + + + +

絹の裾よけを初めて纏う。
肌へのあたりの柔らかさに感動!
こんなにも違うんだと絹パワー再確認。
腕は襦袢があたるので絹のあたりを既に実感していると思っていたけれど、よく動く脚程には解らなかった。
脚は乾燥して静電気が起こりやすかったのに、当然それもなくなる。
よしよし。

2005.3.13 [日] 

色胴裏等が届く。
一目でう〜ん、違う・・。困った。
色見本でも調べて注文したのだけれど、これは仕方のないリスク。
返品は可能なお店なのだけれど、だからといってくり返したくはない。
で、相談の電話を入れてみる。
お店に伺う事を快諾してくださった。
京都についでもあるし、返品分も持参できるのでよかった。
来週早速行ってこよう。
電車代無料期間。にやり。

2005.3.12 [土] 

唐招提寺展、何と開催日を中国国宝展と間違って記憶していた。
唐招提寺展は〜3/6、中国国宝展は〜3/27。
終わっていた・・。ちょっと引きつる程にショック。
何だか結構行こうと調べておいたものに限って逃している。
実際ちょっと忙しくてタイミングが合わなかったということもあるが、それにしても・・。
2010年まで待つしかないようだ。

2005.3.11 [金] 

打合せで前の会社の先輩に会う。
打合せ後、もう1人の別の先輩と飲むらしい。
ふとしたきっかけから、その夜会う先輩もなんと2年程前からどっぷりキモノの虜と聞く。
休日はキモノで出かけるのが普通になっているとのこと。
今日は予定が合わず会えなかったけれど、「今度会いましょう!」と伝言をお願いした。
少しずつキモノ好きに出会う確率が高くなってきたような気がして無償に嬉しい。

2005.3.10 [木] 

「花粉」がやってきた。
昨年全く症状がでなかったので治ったのだと都合良く信じていた。
だめだった。
今年のやつらには勝てそうにないようだ。
春のこの気持ちのいい季節に最強ということがなんとも許せない。
4月はたくさん出かけたいのに。

+ + + + +
こんな講座あり。ふむ。
http://www.kyoto-art.ac.jp/...
http://www.kyoto-art.ac.jp/...

2005.3.9 [水] 

男性着物の胴裏。
http://www.rakuten.co.jp/...
魅力的。
通し裏にして使うとして長さは大丈夫なのだろうか?
長さ11.5m 内巾39cmとある。
和裁はまったくだめだけれど、大丈夫なのでは?と勝手に舞い上がる。
可能なら金銭上の理由から諦めていた色胴裏がぐっと身近に。
思わずにやり。

2005.3.8 [火] 

裾よけが届く。
Sさんが先日、人工的なものを身に纏うのは嫌だとおしゃっていた。
せっかく着物なんだからと。
「わ、そうだわ!」と頷いてみたものの衿芯の三河芯が今だうまくつけられずプラ芯を使っているへなちょこな私は既にダメ。
でもゆっくりできる事から。
肌襦袢をワンピース形(腰から下はポリ)を使用していたので静電気に悩んでいた。
なので改善すべく裾よけ(絹)を随分前にお願いしていたのだ。
偶然の機会だけれどまず一歩進歩。
次はコーリンベルト、足袋。
ハードルはまだある。

2005.3.7 [月] 

悩んでいた春色薄色。
何とかならないかと手許の着物と帯のチェック。
ここで呆れる。
帯も薄色がほとんどないのだ。
あってもどこかほっこり感のあるもの。春にはどうだろ?な質感。
新しく買わないと決めていたけれど、また春はくるのだ。
で、思いきった。
薄色無地にはちょっと負ける気がして踏み止まる。
選んだのは格子柄の長井紬。嬉。
ああ、八掛がまた悩ましい。

2005.3.6 [日] 

オボエガキ
「入定310年 円空展」
3/9〜3/21
大丸ミュージアムKOBE

2005.3.5 [土] 

4日程まともに睡眠をとっていなかったけれどやっと昨晩はぐっすり眠れる。
比較的今日は頭もすっきり。
色々な懸案事項も少しはまともな思考できるかも。


万国博のテーマを見て興味が沸く。
http://www.internetclub.ne.jp/...
まずこのテーマが最初に設けられたのは1933年シカゴ博「進歩の一世紀」、ちなみに1970年の大阪万博では「人類の進歩と調和」。
見ていると「進歩」「宇宙」「技術」なんかの言葉に万国博らしさを感じる。
そして今年の愛知万博は自然との共生をかかげ「自然の叡智」。
環境への配慮ということではなくて、日本古来の自然観を生かすということだそう。
「日本では人も虫も草木も全て自然の中に等しく命を持つ存在としている。残飯を肥料などに使ってひとつの命をまっとうさせる考え方があったり、命のない道具など例えば針や人形にも供養する。それが真にエコロジカルで現代的」
と捉えテーマとされているようだ。
興味深い。
他にも回廊が設けられたり照明に行灯や提灯をモチーフにしてたりで日本文化が見えかくれしている事も見逃せない。
もちろん万博だから色々な国が参加する。
その各国の自然に対する文化や風土の違いが楽しめるらしい。
がぜん行きたくなってきた。

http://www.expo2005.or.jp/

2005.3.4 [金] 

雪の中出張。
でも新幹線は以外とスムーズ、吹雪いていた午前中はずっと室内、午後外に出た時には小振りになっていた為大変さはそう感じずに。
でも何度か滑りそうになって冷や汗。

仕事を済ませ、Yいに寄る事にする。
その前にチュニジア料理の店で遅めのランチ。
好みな味。
機会あれば夜も行ってみよう。

そしてお店に行き靴を脱ぎ店内へ。
穏やかでぼーっとする。
このお店にいらっしゃる方が先日の展示会でお話させていただいた方だった。
薄色春色に悩ませているのでついつい着尺にくぎづけ。
少しお話してお店を後に。

帰りに七緒Vo2を買い新幹線で読みながらまた思案。
出口はどこに。

2005.3.1 [火] 

煎茶のお稽古日。
今日は比較的温かくコートはやめて羽織りで。

4月のお茶席(お手伝い)の着物について先生に訪ねる。
紬でよいとのこと、帯もいつも通りで大丈夫。
ほっとしたものの最後に一言「でも春を意識して明るい色目にしてね」と。
薄色春色どちらも持っていない。
困った。

2005.2.28 [月] 

昨晩は熱にうなされたけれど朝には熱が下がっていた。
風邪ではなかった様。
打合せにも行けて一安心。

4日ぶりに色々チェック。
そして考える。

+ + + + +
くりこしを間違って仕立ててしまった襦袢と八掛取り替えのお直しを出す。
今年はとにかく手持ちのものに手を入れ生かす年とする予定。
ゆっくりゆっくり。

2005.2.27 [日] 

今日こそ行こうと思った「河野鷹思のグラフィック・デザイン——都会とユーモア」展、またもや断念。
昨日昼前から体調がよくなかったのだけれど(二日酔い)、夕方にもちなおしたにも関わらず、夜3年ぶりに会った友人との食事中にもどうも体がだるく、話に集中できない。
朝早く起きるも行きたい気持ちとうらはらに体が付いていかないので断念し帰阪。
家に着く頃には体中の関節が痛くなりはじめていた。
やはり熱。でもどうも風邪ではなく症状は食あたりの様なのである。
最悪。
ひょっとして二日酔と思っていたのは食あたり?(微妙・・)

2005.2.23 [水] 

アイロン台が壊れる。
裏がプラスチック製だったため、随分前からぽろぽろ縁が割れてはいたけれどふいにきた。
バキッとまっぷたつに折れる。
でもそんなに古いものではないので、壊れる予感はあったけれど納得がいかない。
結局必要なものなので近くに買いに出かける。
少し値段は張ったものの今度は裏がスチール製の強い奴。
これは長もちするだろうと思う。
結局、安さ重視は高く付いた。教訓。
長く使うものはよく考えて買うようにしないと。

2005.2.22 [火] 

茶室。
http://media.excite.co.jp/...

+ + + + +

「草枕」を読みはじめる。
まだほんの10Pちょっとだけど、すとんと中にはいれている。
今読むのはきっといいタイミングだったんだろう。
漱石がこれを書いた歳に近いからだろうか。

2005.2.21 [月] 

ラオス生地の半襟を手洗い。
少し色が出たけれど、問題なくすっきり。
ただ、薄い色なのでよく洗った方の1枚は干して渇いた後が初めより少し生地が張る感じ。
もう1枚は変わらず。
洗い方によって変わるのか、すすぎが足りなかったのか。
傷んでる感じはしないので、次回気をつけてみよう。

2005.2.20 [日] 

悩ましい春が近付いている。
濃い色が中心の私のキモノまわりは春が一番弱い季節。
昨年も悩んであまりキモノ自体に袖を通さなかった様に思う。
新しく探す事は今は控えているので、さてどうしよう。
帯揚げも薄色が極端に少ないので少しの補充はどうしても必要かもしれない。
何だかんだと乗り切って、来年の春も同じ悩みを抱えていそうな気もするけれど。

+ + + + +

夜、友人に何年かぶりに電話をもらう。
とても嬉しくなった。
近々、会おうという話になる。
若い頃からの友人達は、何年会ってなくてもその瞬間から普通に話せるもんだねと彼女。
その言葉に頷き、また嬉しくなる。

2005.2.17 [木] 

「四国Gajaー現代建築を旅しよう」を購入。
やはり充実の内容。
小中高とお世話になった香川県立体育館が丹下氏の建築と今さらながら知る。
「舟の体育館」と呼んでいたそこはインパクトある体育館で、何も知らなかった子供の頃でさえそこでの試合は特別な気がしてよく覚えている。
(実際そこへは勝たないと行けなかったし余計かもしれないけれど)
http://www.pref.kagawa.jp/...

他にもたくさん興味深い建築があった。
なかなか四国ってよいところ?

2005.2.16 [水] 

オボエガキ
「天井桟敷きの人々」
3/5〜3/18
シネ・リーブル梅田
http://www.zaziefilms.com/...

2005.2.15 [火] 

キーワードなどで目にしていた本が届く。
「礼のかたち」。
まだじっくりは見られていないけれど、ふと思う。
もちろん内容はとても興味深く充分美しい。
でも敢えて和紙ではなく写真などのグラフィカルな紙を使ってやっても素敵かも。
紙の質感が問題だけれど。

2005.2.14 [月] 

へぇ〜。
http://www.excite.co.jp/...
http://www.d-barcode.com/
http://blog.excite.co.jp/...

「ごみ問題」デザインが好きかなぁ。分かりやすさも意味も伝わって。
「大奥」は一瞬分からなかったけど、なるほどー。

バーコードデザインのお話。

2005.2.13 [日] 

友人と待ち合わせて谷中でランチ。
旅館でいただく中国料理。
トイレとユニットバスがある客室でいただくのでちょっと不思議な気分だった。
扉もホテルの様に部屋番号がついている。「101」とか。
最初「あ、はずした?」なんて少し不安になったけれど、そんなことはすぐに忘れて。
気兼ねなく笑え、おしゃべりし、友人がキモノだったので着こなしも立って回ってみせてもらったりで寛ぐ寛ぐ。
食事も美味しかった。
色んな場所にかけてある書や諸々が素敵なものが多くて興味深くも。
建物が少し変わればもっと魅力溢れそうだ。
食事を終えてゆっくりした後、部屋を出るとたくさんの靴。
え、こんなに他のお客さんがいるの?
最初から最後まで自分達以外の気配を感じない場所でありました。
今さらながら個室って魅力的。

お店を出た後はあてもなく散歩。
藍染め川の跡地を抜け、再びお茶。
ところが飛行機の時間を一時間間違えていたことが発覚。
慌てて店を出て友人に別れを告げ、走る・・。
いつものことだけれど、抜けてる自分に半べそ。

2005.2.12 [土] 

出張。
この日は友人が海外出張のため連絡が取れず、常宿の友人宅ではなく人形町のホテルに宿泊。
人形町界隈を夜なので少しだけ散歩。
甘酒横町なるものがあると知る。
それにしても和菓子やさんが多い。
あまりお腹もすいていなかったので鳥近(?忘・・)で串を買ってホテルでのんびり食す。
冷めているのに美味しくちょっと嬉しくなる。
塩とたれも別についていて、それぞれで串の袋を分けて入れてくれていた。
ホテルでのこうした1人の夜は侘びしくみえるが、結構本人楽しかったりする。
あ、それが侘びしくみえるのか?(気にならないけど)

2005.2.10 [木] 

Eさんの日記でのヴェンダースの件、実は私も雑誌で見かけ不思議に思っていた。
どうやら2001年に GANJIN 「鑑真和上と世界の写真家展」が開催されていたようなのだ。

http://www.tbs.co.jp/...
http://ishop.tbs.co.jp/...

ちょっとお高い・・(悩)
必ず「唐招提寺」展には行くつもりなので、あれば見てみたい。

2005.2.6 [日] 

大阪ドームで開催されている骨董フェアへ。
座り込んだりするかなと警戒し今日はキモノはやめて洋服で。
大阪ドームに入る事ができたのには感動。
フェア自体は微妙な感じだったれど。
骨董だけでなく新しい家具やカーペットを売っていたりするので不思議なのだ。
知り合いのお店に顔を出し話していると、普段にカジュアルなキモノを着たいと言っている女の子がいると聞く。
着付も覚えたいらしいと。
すると偶然その当人がふらりとフェアにやってきて、機会があれば着付やいろいろを教えてあげる話になった。
縁があるようだ。
その後で少し考える。
簡単にいいですよーなんて言ったけれど、人に教えたりできるのかしら・・と。
私は話が下手。自信ない。
古い友達だったら気にしないのだけれど・・はは。
でも難しく考えずに一緒に楽しもうと最後には思い、ちゃんと自分でも勉強しておこうと決める。
またまたよい刺激。

2005.2.5 [土] 

世田谷ものづくり学校での「Promenade」へ行く。
廃校した小学校を改装し、各教室を色々な形で使っている。
その内の一室にスクリーンを降ろし、閉館した映画館の椅子を持ち込んで簡易だけれどシアターとして作ってある部屋でロメールを堪能。
正直画像がよくなく、そこはちょっと残念。
終わったあとは隣のカフェに場所を移し、予定とは変わったのだけれどミントティーとイチジクのタルト、クルミのタルトをいただく。
ほっこり。
来月は3/19,20 「美しき結婚」。
行きたい。

余談だけれど、昨日の夜友人達に「Promenade」の事を話していると、「あぁ、IDEEの」という。
え?IDEEなの?
実はIDEEに友人がいるのだけれど、昨日集まった同じ仲間の1人。
なので皆は結構事情に詳しかったりする。
そう言われてみると随分前に耳にした記憶があるのだった。
あぁ、忘れっぽいのにも限度がある。ちょっと凹む。
それにしても続いた偶然で今の皆の活躍を耳にし、とても嬉しく刺激になった。
うん、私ももっともっと楽しもう。

終わったあとはすぐに人形町へ。
Cさんの「着道楽セール」へ。
移動途中に忘れ物をしたり、道を大きく間違ったりで着いたのは既に終了10分前。
ゆっくり見たかったのだけれど挨拶もそこそこに、慌ただしくしてしまった。
とても残念。Cさん、Hさん失礼しました。

最後にMさんから教えていただいていたMaru Factoryさんへ。
こちらにもパフォーマンスに間に合わず、悔やまれる。
終わったばかりで独特の雰囲気、ちょっと入るのに勇気がいったのだけれど、思いきって入らせていただく。
久留米絣はとてもすばらしかった。
どれも好み!
気になるものを見せていただこうと伝えると、照明を当てられ、なんとパフォーマンスを見にいらしらしていた方達の前で巻き付けられ始める。
一瞬頭真っ白、顔真っ青。
けれど既にどうしようもなく、いい体験だと開き直る・・(泣)
でもそうしたおかげでやはり印象が変わり、よくわかりとってもよかった。
まだまだ自分の感覚はあてにはならない。
やはりMaru Factoryさんは胴裏、濃い色の物を用意していらした。
もちろん八掛も。
微妙な加減に再びため息。

2005.2.4 [金] 

出張。
仕事が以外と早く片付き、友人に会うまで時間ができたので西麻布に向かう。
目的は「ori HIGASHIYA」。
知り合いのお店なので行きたいとずっと思っていたけれど、機会を逃していた。
行くと、普段お店にはいるはずがない3人がたまたま集まっていて驚く。
嬉しい誤算。
お店や商品の説明をしてもらい、お茶をいただきたっぷり楽しむ。

お店を後にして約束していた友人達と合流したのだけれど、実は同じ仲間。
再び顔を合わせて皆でわいわい。
懐かしい時間。

HIGASHIYA・SABO
目黒区青葉台1-13-12
03-5428-0240
http://www.higashiya.com

ori HIGASHIYA ※1/27 OPEN
西麻布3-16-28 ル・ベイン1F
03-5786-0024

2005.2.2 [水] 

オボエガキ
「河野鷹思のグラフィック・デザイン——都会とユーモア」展
東京国立近代美術館
2005年1月12日(水)— 2月27日(日)美術館ギャラリー4
http://www.momat.go.jp/...

2005.2.1 [火] 

友人のお見舞いへ。
怪我での入院なので脚以外はとっても元気で一安心。
久しぶりだったけれど、そんな事は全く感じず話しはじめると止まらない。
病院がお稽古場所から比較的近い為、お稽古帰りにそのまま行ったので着物。
なので自然と着物の話も話題に上がる。
褒められてとっても嬉しく、彼女にも刺激になった様子。
ただ、着物は手入れ、片付けが手間じゃないかと思って踏み切れないと言っていた。
「慣れてくるよ」とは言ったけれど、必要以上には言わずに。
自然に自分で思う様になるのが一番かなと。
でも一緒に着物で出かける誘いにはしっかり乗る。
提案された場所は「立木山」、厄よけ神社。

2005.1.31 [月] 

週末、出張が入ったため、Cさんの日記で知った「Promenade」(フランス映画+フランスのお菓子)に参加しようと予約メールを送る。
既に予約人数を超えていて、追加席にてなんとか滑り込めた様子。
よかった。
ロメールの「飛行士の妻」、とても楽しみ。

同日、Cさん主催の着道楽セールにも行きたいのだけれど、うまく時間を使わないと。


友人とリサーチと称して梅田HILTON PLAZA WEST、HERBIS ENTへ。
他を廻ってからだったので既に夕方、友人は東京に戻る為じっくりと言う訳にはいかなかった。
にも関わらず、GINZA Kuraudoで軽く食事は取っていたりするけれど。
久しぶりにお金をかけまくった商業施設。
これが大阪にできたことが少し驚き。中々の見ごたえ。ふむ。

2005.1.30 [日] 

ゆっくり起き出す。
たっぷり睡眠がとれてすっきり起きられた。
支度をして友人宅を後にする。
向かった先は青山「ゆずりは東京展」、靴を脱いでゆっくり見させていただく。
やはり最後は着物まわりで興奮。
ゆっくりお話させていただき、気がつけば2時間近くいた様だ。
お話をさせていただいた方、好みを見抜くのが的確な上、その中でも一番これがきっといいというのをさりげなく最初に出してくださった。
そしてしきりに言われたのが髪型。
髪型の感じで私のイメージを掴んだそう。
でも素敵な反物ばかり。ゆっくり他のも色々見させていただく。
その度に詳しくお話もしていただく。
決してこれがいいですよ、なんてことはおっしゃらない。
そして結局私がいちばんいいと思ったものは最初に選んでくださったそれだった。やっと適確さに感動。
気持ちのよい対応に、「あぁ、こちら、近ければいいのに!」。
そう言うと「来月東京にもお店だすんですよ」と。
なんと嬉しい様な、恐い様な(笑)
東京のお店は「ゆい」、布を中心としたお店になるそう。
2/6オープン、渋谷区神宮前1-23-26
原宿駅から徒歩2分。
03-5770-1971
行かねば。

2005.1.29 [土] 

今日は新年会の日。
行けないけれど、三次会を楽しみに。
ところが、クライアントのたまに起こる場所の勘違いからスタートが2時間以上遅れる。
ただただ焦る・・。
そして三次会1時間以上も遅れてしまう。
皆様、ご心配おかけして申し訳ありませんでした。

三次会はとってもまったり楽しい時間。
ただ、2日で5時間しか寝る事ができなかったので少々判断力に欠けていて、この日の言動、ちょっと不安定・・。
失礼があったならお許しくださいね、皆様。

ふと話題にあがった四国の話。
四国の人は住んでいる場所を島と意識しているか否か。
実は私にとって微妙な問題だったりするのでその時によって答えが変わったりする。(笑)
住んで生活している分にはまったく「島」に住んでいる意識はない。
でもちょっとした時に「島」なんだなとぐっと堪える時がある。
始めて悪く堪えたのは受験の時。
四国を離れるのに父の反対が凄かった。
海を渡ることがとても大変だと思い知った。
若かった。
あと住んでいた頃は本州と言う言葉をよく使ったかもしれない。
お向かいの岡山でさえやはり本州で、四国からは遠く感じていた。
やはり若かった。

この話のおかげで結局外に出してくれた父に改めて感謝した。
今は私のなかでは本州と四国はとっても近い。

2005.1.23 [日] 

京都に住む、学生時代からの友人に本当に久しぶりに連絡がとれる。
何気ない会話から着物に興味があるとわかる。
着物選びからつきあって欲しいとの要請あり。
事情がありすぐには無理なのだけれど、どうやら楽しい事になりそう。
思いがけず興奮。


詳しくないのにTVでバレエが放送されるとよく見ていたせいか、何気に見かけたマシュー・ボーンの「白鳥の湖」の記事に釘付け。
そのことを友人に話すとTVで首藤康之さんの特集を見て興味を持ったところだという。
調べてみるとチケットはまだ残っていた。
早速チケットをおさえる。
初めて観に行く事になったのでまた興奮気味。
配役はどうなるかわからないので首藤王子を見る事ができるかどうか。
ザ・スワン役はジェイソン・パイパーを観たい。
やはり着物で?
http://www.bunkamura.co.jp/...

2005.1.19 [水] 

オボエガキ
春季特別展「沖縄のこころ《追悼》金城次郎作品と厨子甕(ジーシガーミ)」
大阪日本民芸館 3/19〜7/3
http://www.mingeikan-osaka.or.jp/

2005.1.18 [火] 

煎茶のお稽古2回目。
あるきっかけから還暦の意味を教えていただく。
還暦とは60周期、つまり一巡して還るというところからの言葉。
ちなみに「60」とは干支の十二支と十干の組み合わせの最小公倍数。
十干とは「甲」「乙」「丙」「丁」「戌」「己」「庚」「辛」「壬」「癸」。
十二支は御存じ「子」「丑」「寅」「卯」「辰」「巳」「午」「未」「申」「酉」「戌」「亥」。
この十干と十二支が組み合わさってそれぞれの名前がまた生み出される。
最初は「甲」と「子」で「甲子」、最後は「癸」と「亥」で「癸亥」。
これは中国から伝わったようである。
60才になるまでその年々は一度きりしかないということ。
そう思うとより一層一年一年大切に・・と思う。

余談だが甲子園はこの「甲」と「子」の組合わさった「甲子」の年に出来たので甲子園と名付けられた様。
(ちなみに甲子園ファンだが阪神ファンではない)

また一つ二つ知恵がついた。

2005.1.17 [月] 

「あれから10年」、色々考える。
その後も大きな地震、津波による被害は起こっている。
科学的に起こりうる事だったとしても、地球が怒っているように思えてしまう。悲しい。

昔、紀州有田郡廣村という場所で起こった有名な話がある。
「稲むらの火」。
教科書でも取り上げられている話だけれど、私は広川町出身の友人からこの話を教えてもらい知った。
http://www.bo-sai.co.jp/...
ここでは下段の方にその話が紹介されているけれど、話はそこで終わっていない。
中断に説明されているけれど、津波に襲われた後この梧陵さんは私財を費やして大防波堤「広村堤防」を築いた。(結果的に世界一らしい)
※私財を投げ打ったのは、紀州の国に断られたからのようだ。
これは津波で被害を受けた村びとが村を離れ始め、このままでは村がなくなってしまうと、職を失った人を助けるという意味でもあったようである。
梧陵さんは東京に店鋪、千葉にも大きな醤油の工場を持っていたのだが、この津波のあった翌年の1855年関東大震災で特に東京の店鋪が大きい被害を受け堤防への資金ぐりが厳しくなった。
それでも村人の復興への気持ちにうたれ、4年の歳月をかけて堤防は完成する。
そしてこの堤防は1946年(昭和21年)に発生した昭和の南海地震津波から住民を守り抜くのである。

実は先日TVでもこの話が取り上げられていた。
しかし、少し話が違っていて?と思ってしまった。
正しく伝えて欲しいと思う。
そして「しょうさん」の言葉を借りれば、先人の知恵を心に刻み伝えていくべきなんだと思う。
1年に1度、地元耐久中学校ではこの堤防に1人1人が土を盛る行事がある。
だから地元の人達は皆この話を知っており、きっといざという時は教訓に従って皆行動するのだと思える。
すばらしい事だと思う。

被害にあった各地の一日も早い復興をお祈りします。

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