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2006.5.30 [火] 

ギャラリー啓さんの麻展へ。
「麻のすばらしさをわかってもらいたいからライトスコープをたくさん用意したの!」と、今日も思い感じる楽しいおしゃべり。
芋麻やその影芋についてのいろいろ。
からむしの端切れをいただく。

その後、 ギャラリー&ショップ テラさんでの「手描きジャワ更紗展」へ。
塚本達彦・幸子夫妻がジャワの職人さんに染めてもらっているもの。
帯に仕立ててあったものもあった。
更紗、やっぱり好きだなぁ。
〜6/4まで。

昨年、苗(ミャオ)族のろうけつ染めを買ったお店に行こうと寺町通りを歩く。
先日も気にしていたはずなのに通りすぎてしまっていたのだ。
ところが建物はそのままに、別のお店になっていた。
だから気が付かなかったのか。
あー、いいものを置いていたのに・・・
時々、こうした寂しさに出会う。
移転ならいいのだけれど。

2006.5.18 [木] 

夕方、友人と風水土のしつらい展へ。
再訪予定なので今日は下見。
一衣舎さん、青土さん、木綿の川村さん、悠々さん、陶器の石原さんを重点的に。
数点気になるものを見つけて只今思案中。

とはいえ、石原さんの陶器はいただいてきた。
醤油さし。
口がとても細く、切れもいい。
この方の水の切れのよさは昨年いただいた急須で実感済み。
水切れが悪くなっても、また送れば直してもらえるのもまた安心なところ。
ただ、醤油さしに醤油を入れるのがちょっと大変ではある・・(苦笑)

2006.5.18 [木] 

思う所があり、数年前に購入したままの男物の麻の襦袢を取り出し眺める。

お天気がもうひとつだけれど、解き、洗う事にした。
縫い糸が弱っていたので、解くのは比較的楽。
無駄のない造りに改めて感動しながら。
ひととき、さっぱり気持ちのいい時間だった。

この襦袢、素材は麻なのだけれど、柄が強いので単の季節にと考えている。
柄は格子と水玉(?)で、柄の入り方がとても面白いもの。
水玉は身頃の裾のみ、格子は身頃の一部と袖の袂部分。

脚捌きが気にはなるのだけれど、生き返らせたいのだ。

2006.5.17 [水] 

続・桐下駄

図書館で偶然みつけた「暮らしの手帖10号(2004)」の志度の桐下駄記事を面白く読む。

全国生産量60%を占める志度の桐下駄。
材料の桐は会津・越後産が使用されている。
会津・越後地方は冬が厳しいため、桐は30cmに育つまでに30年かかるのだそうだ。
中国の桐は5年。
ここに強度の違いがあるとの事。
なるほど。
確かにやたらと早くすり減った駒下駄があった。
履いた場所にもよるだろうし、一概に印象で決めるのはよくないけれど。

駒下駄の台を購入する時は、歯の部分が次いでないものを選んでいる。
が、生産地までは購入時は見分けがつかないので、聞くしかないのだろう。

余談だけれど、鼻緒の取り付け方の呼び方にも関東・関西の違いがあるらしい。
関東は鼻緒を「すげる」、関西は「たてる」。
でも私はずっと「すげる」である。うーん。

2006.5.16 [火] 

お天気が怪しいので、久しぶりに片貝木綿に袖を通す。
片貝は生地は厚めでしっかりしているけれど、少しさらっとした感じと受け止めていた。
けれど、水に通して洗ったことで少しふっくら感がでてきている様だ。
ずっとこちらの方が好み。
こうやって育っていくのか。
なんて。

木綿熱、再び。

2006.5.8 [月] 

昨晩から放送されているNHKスペシャル「プラネットアース」。
内容もさることながら、映像がすばらしい。
昨晩も夢中になって見ていた。
水曜まで連続放送とのこと。
絶対見るのだ。

2006.5.4 [木] 

最近、消耗度の激しさから経済的ではないと下駄を諦め草履に移行しつつあった。
そんな中、何気に知った意外な事実。
桐下駄の全国生産量の内60%が香川・志度。
全く知らなかった。
下駄に対する愛情がまたじんわり湧いて・・。

2006.5.1 [月] 

続いて襦袢も届く。
しなやかであたたかみある風合い。
写真ではうまくその美しさをとらえられないのが残念だけれど。
白襦袢、とてもいい。

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