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2006.10.22 [日] 

丹波へ立杭の陶器まつりへ。
思いがけず大きな市。人の多さに驚く。

その丹波にある兵庫陶芸美術館で行われていた「丹波の機音」展に寄る。
とてもとても小さな部屋での展示だったけれど、機織り実演なども行われていた。
丹波木綿の会の方たちによる展示だった。

すぐ抱いた印象は、私の抱いている丹波布とどれも趣が違う。
気になっていた疑問もあってお話を伺った。
私の疑問は丹波布とは緯に絹が入っているもの?という事。
展示されている作品はすべて100%木綿と聞いたのでなおさら知りたくなった。
で、聞くとすんなり解決。
この丹波木綿と丹波布とは別のものだった。
丹波木綿は木綿だけで織られたもの。
丹波布とは氷上地方だけで織られているやはり緯に絹が入っているものをいうそうだ。
丹波木綿は少し前までは機械織で化学染料で染められた糸が使われていて、もんぺなどはその布が使われていたという。
その説明をしてくださった方がそのもんぺをはいていらした。
でも今、保存会では手織り、糸もできるだけ自然の色を使おうとしていらして、実際展示されている作品はどれも草木染めのものだった。
「昔の昔にもどっているのよ。大変だけれどね。」
「草木染めの媒染が木綿だと丈夫なので石灰の上澄みでも大丈夫なのよ〜」と話していらしたのも印象的だった。
生地は木綿の野暮ったさは流行らないので絹のイメージに近付けようと糸を細くする努力しているとも聞く。
確かに作品の中の着尺のものは、木綿には見えないほど繊細なものが多かった。
私は木綿のほっこりしたものも大好きなので、両方残るといいなぁと思いながらその場所を後にする。

この展示は22日で終わってしまうけれど、見学は活動している場所があるのでそちらでも見学、機織り体験をさせていただけるとのこと。

この日、着物に興味あるのは私だけだったこともあり、足を延ばして丹波布伝承館の方にはいけなかった。
また近いうちに機会を作ってこの丹波木綿と丹波布を合わせて見学をしに再訪したいと思う。

2006.10.12 [木] 

思い立ってみんぱくへ。
目的は「更紗今昔物語」展。

あれだけの更紗を一度に国別に見られるとは思っていなかったので嬉しい誤算だった。

2フロアで構成された展示室は流れがよく、とても見やすい。
会場入ってすぐに手描きのジャワ更紗がずらり。
影響を受けた国ごとに展示されていて、その個性がとてもよくわかる。
例えば日本の影響を受けたものは見返り美人風。植物も紅葉だったり。

その流れでジャワ更紗のデザインをコピーされたプリント更紗。
これも楽しい。
そして開けた中央に行くと国ごとにある程度スペースが分かれていて、ものすごい量の更紗が掛けられている。
とにかくすごい量。

2階は更紗でも国ごとに制作方法や道具が違うので、その説明パネルと道具の実物の展示など。
制作過程・風景のビデオ放映もあってとても興味深い。

ミュージアムショップでは数こそ少ないけれど、更紗いろいろ、帯も売っていた。
なかなかおなかいっぱいになる。

12/5まで。

2006.10.8 [日] 

大好きなロジャー・フェデラー。
AIGジャパンオープンで優勝の後、観客に深々とお辞儀をしたとのニュースを知る。
http://www.excite.co.jp/...

とてもいい写真。
試合を見ていないのにぐっとくる。

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