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2007.4.28 [土] |
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二度目の筍。
しっかり今年も感動する。
新鮮な筍のお刺身のじゅわーっとした旨味にくらくらしつつ、旬の恵みに感謝する時間。
かなり疲れがたまっていたのだけれど、そんな身体にも優しくしみいるお味。
すっかり元気になる。
この日は送迎バスの待ち時間が少しあり、張ったお腹を休ませつついろいろおしゃべり。
何だかこの時間がとってもゆったりしていてよかった。
食後の笑顔はまた格別で。
移動した後は友禅の工房へ。
こちらも二度目なのにまた新しい感動があった。
それぞれの行程の職人さんが作業している姿を拝見できたことは本当に宝物のような時間。
どの行程の職人さんも「あー、描いているんだな」と。
下絵にしても糊置きにしても金箔にしても捌け染めの行程でさえも感る様に、使う道具こそ違うのだけれど、描いている。
作業を見る前に思っていた「描く」とは明らかに違う深い深い「描く」。
うーん・・・うまくいえないけれど。
いつか、ほんとうにいつか、私らしい一枚がほしいな。
濃い濃い一日。 |
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2007.4.23 [月] |
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お手伝いとして茶会の時にお会いする方達がいる。
その中に彫金の作家の宮本徳子さんという方がいて、一度個展にも寄せていただいた。
その時にどこか建築的なラインのシルバーの指輪がとっても気に入り、そのイメージで帯留めをお願いしていた。
「じゃあ、どこかの茶会の時にでも」と。
そして一昨日にいただいた。
やはり好き。
これも大きくはないのだけれど、またいつかもう一回り小さいものもお願いしたいなと思う。
3分紐探さないと。
織物作家の佐藤竜子さんという方もいる。
今回は着物も帯もご自身で織られたものを着ていらした。
これがなんともいえない素敵なものだった。
着物はやぶまお染めの無地。
帯は白地に白茶などの色が少し織り込まれている細帯を締めていらした。
足袋は薄い薄い生成。
(※前にも書いたが、煎茶では紬もよしとされる。細帯も私の先生の会ではまったく問題ないのだ)
うっとりしてしまった。
実はこの方達とは偶然だけれど、学校が一緒。
なんだか勝手に嬉しくなってしまう。 |
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2007.4.12 [木] |
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茶会に向けて、着物を仕立てる事にした。
またまた無地紬。
(煎茶は紬もよしとされるので私にぴったりなのだ。
帛紗なんかも更紗が好まれるので、これもなんだかしっくりくる)
前回の茶会で痛感したのだけれど、今までの前幅が狭すぎる。
手前で少し膝は開けるのだけれど、一緒に着物まで開きすぎてくる。
今までなら自分の所作の悪さからくるものだろうときっと思いこんだに違いないのだが、礼装着物を仕立てる時に少し前幅が狭い様ですねと教えていただいたのだ。
まして茶の手前となると益々気になってくる。
仕立て直しも考えたが、春色も少ない事だしと勝手に自分に理由を付けて新しく選んだ。
仕立て上がりはぎりぎりになるので、待ち遠しい。
ま、お稽古着を兼ねているので決していいものではないのだけれど。 |
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2007.4.4 [水] |
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Kさんの日記に書かれていた綿貫宏介氏。
いつか泊まってみたいと思っている旅館、御所坊のプロデュースも氏が手がけたもの。
名前を目にして久しぶりにHPを見る。
するとリニューアルされていて、トップページに綿貫氏の紹介がされていた。
そこには勝沼酒造の名も。
おいしいと聞いていた、御所坊の食事で出されているとある。
日帰りで、外湯+食事でもいいなぁ。
などとしばし妄想・・。 |
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