KIMONO真楽
ホーム
キーワード一覧パーソナリティ一覧つながり一覧ニュースヘルプ
キーワード最新5: 「さよならは別れの言… | KIMONO真楽同窓会 | 猫心〜にゃんはーと | 和服猫 | ホセイン・ゴルバ「時… | ...more

こゆきの空間
最近の5件
2016年 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 1月
2015年 12月 | 10月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2014年 11月 | 10月 | 9月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 2月 | 1月
2013年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2012年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2011年 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2010年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2009年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2008年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2007年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2006年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2005年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2004年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月


2004.10.31 [日] 普段着ウール考

ちょっと二日酔い気味。
朝からなんか塩気のものがほしくなり、かぼちゃのスープを作る。

さらに久々に波平にお弁当を作る。
(ご飯は白米がいいというので、これまたひさしぶりに真っ白なご飯を炊いた。いつもは麦やら粟やら混ぜるので)
有り合わせの野菜を煮たり、炒めたりで、とりあえずコンビニ弁当よりはまともな感じの弁当になったか。

午後はテレビで天皇賞を観る。
あまりに豪華メンバーで、行っていたら迷いまくって死んじゃってたかも。
しかし、今回は馬場の外側が非常に悪かったらしく、追い込み組みは不発だった。
テレグノシスは東京コースであんな走りしかできない馬ではありません!

で、やっぱりすごいと思ったのは武豊だ。
いくらエアグルーヴの仔とはいえ、牝馬のアドマイヤグルーヴじゃ天皇賞では分が悪いと思っていたが、
きちんと3着に持ってきた!
それにしても、ペリエのゼンノロブロイは順当としても、ダンスインザムードの2着は驚いたなあ。
気分屋だけど、やっぱり力はあるのね、あの子。

久々の組みは、今回のひと叩きでジャパンカップにどう変わるか。
(天皇賞でひと叩きなんて、よく考えたら贅沢だよなあ)
今回は馬場があんなだっただけに、もっとパンとした良馬場になることを期待しよう。
メンバーは絶対に面白い構成になるはず。

ところで、今日は夕方赤い紅型調の染めのウールを着て川崎に買い物にでかけた。
着付けてじっと立っていると、なかなか派手でこんなのも華やかでいいかと思う。

でも、歩き初めて気づいたのは、上前がヒラッとなったときに、
染めのものだと裏がただ白くて、寂しいなあってこと。
なにかウソっこでもいいから、きれいな色の裏を付けたくなった。
まあ、普段着だから、そのへんは気にしないのがいいかもしれない。

ウールはこれからの季節に持ってこいの着物。
気楽に着て日々を楽しみたい。

2004.10.30 [土] 雨天でもビールはうまし

朝、目覚まし時計がならず、予定より1時間も寝坊。
でもビール部は2時半くらいに生麦集合とのんびり構えていたら、
波平が夜、アツシくんの結婚式だというので、着ていくものをバタバタと用意する。
(シャツのアイロンがけ、かなりザックリになってしまった)
靴下がないとか、ベルトがないとか、普段着ないようなものを用意するのは大変。

で、一式を積んで会社へ車で出かけた波平。
せっかくの宴なのに、仕事があるから飲まないという(だから車でご出勤)。
早く忙しい時期が終るといいねえ。

一方、妻はお気楽に着物を着てお出かけの用意。
今日はつい先日仕立て上がったばっかりの作州絣を着る。
早く何度か洗って、色落ちを留めたいので、雨の中でも着る。

ふと気づくと、この日の出で立ちは、偶然にも肌襦袢、長襦袢(モスリン)、長着と、
ほとんどのものが自作だった。
だいぶ揃ってきたなあ。密かにうれしい。
自分(と家族)のものくらい、自分で縫えるようになるというのが、目下の目標でござる。

帯は月曜に天神さんで見つけた500円の紬のつけ帯。
つけ帯にもいろいろあるが、これはとても丁寧に作られている。
胴も二重に巻けるし、お太鼓部分も名古屋帯の形がそのままに残っていたり、ゴム入りの綸子のヒモがついていたり。
本当に難のない普通の名古屋を切って使いやすくしてある感じ。
これはこれで、なれるとパッと装着できて良さそう。
柄も使いやすい小柄で、いろんなものに合わせやすい。旅行なんかには最適かもしれない。

今日は裄の長いもの(自分サイズのもの)を着たので、雨ゴートはピンクのやつ。
もともと大きいサイズで、丈もうんと長いのを適当に折り返してあげてある。
コレも、もう1枚の水玉のも、そのうちキチンと直さなくては。
でも、なんとか着られてしまうとズルズルそのままになってしまうのですわ。いかんいかん。

そして、ビール部。ものすごくバタバタ家を出たので、出欠情報が飲み込めておらず……。猛反省……。
(Sさん、フォローありがとうございました。Mさん、ドキドキさせてごめんなさい。Yさん、お返事おそくなりました)

しかし、皆さん雨の中でも元気に集合。
着物姿もそれぞれにステキで、やっぱり真楽いいなあと思う。
(殿方の羽織姿もいいですね〜。波平様にもぜひ着ていただこうと
ますますファイトが湧きました!)

ちょっと寒くてビールはどうかなと思ったけれど、見学コースが暑いくらいだったためか、
試飲ビールはかなりおいしかった。
レストランで地ビールをおいしく飲もうと、2杯目は自重。
前回はここで飛ばしたために、帰りにかなりクラクラになったのだ。
(でも、結局今回もこの後に飲みすぎてクラクラにはなりました)

帰りは全員で2次会へ。
(というか、途中のパブみたいな飲み屋に引っかかった)
なかなか雰囲気のいい店で、まったり。
私とSさん、ふたりで居残りで2杯目を堪能した。
カクテル、久しぶりに飲んだけど、どっちもウォッカベースだったので、後になってかなり効きました。

すっかり飲みすぎていたので、波平が帰ってくると同時くらいに
布団に吸い込まれておりました。
結婚式で飲めなかった波平は、それからひとりで缶ビール(大)を2本ほど「飲んでやったわい」とのこと。
晩酌のおつきあいができず、すみませんでした。まったく役立たずのヨメですな。

2004.10.29 [金] ウールの虫干し

天気がいいので、古着で買ったウールの着物を洗おうかと思ったのだが、
丈がつまるのが怖いので、まずは虫干しして着て見ようと思い立つ。
どれもほとんど着ていないような感じで、汚れているわけではないから、
それで様子見ということで。

着物ハンガーにかけて、4枚並べて物干しロープへ。
風がないので、ただシーンと着物が並んでいる。
直射日光が当たるが、化学染料でそめたウールなので、少々は問題なかろう。
今回は気分的な虫干しなんだから、余計な虫がついているなら、直射日光にやられて
出ていってください、といったところだ。

しかし、4枚をまじまじとみると、仕立てもずいぶん違う。
でもうち2枚には、繰越しのあげがなかったのがビックリ。
(衿肩開きを深く切ってあるのだろう)
やっぱりウールのものって、本当に普段着の消耗品だったんですなあ。

ちなみに、どれも後染めのもので、ザックリとしたウール地に
ポンとプリントしたようなもの。
織りものだと、少々雰囲気が違って、もう少しおしゃれっぽくお出かけにも着られる感じがあります。
(私の持っているものの範疇で、ということですが)

2004.10.28 [木] ビール部自主練中

健康診断で血液検査もしてもらったので、気分的に貧血気味に。
(本当は40歳からの検査だけど、持病があるので下駄をはかせてもらいました。ラッキー?)

小さい試験官みたいな入れ物に4本だけだから、量としてはたいしたことないのに、
何十回やっても採血はたいへん苦手でございます。
(今回のことでは献血ででも被災者支援を、と思ってたけど、
やっぱりこの壁は越えられそうになく……。ああ、情けない)

そういうわけで、晩ご飯にはなにか栄養のあるものを食べようと、
鶏の肝とつくねで、こってり味のとりすきを作ってみた。
鉄鍋でちゃんと作ったんだけど、校了の嵐の中の波平は帰ってこられるはずもなく、
ひとりぼっちで食べました。
(あ、でも問題なくおいしかったです。食べ過ぎるほどに)

薬研堀の七味トウガラシがとっても効いて、「どうもありがとう」って感じ。
このちょっとした風味で、おいしさ10倍でだなあ。

夕べは健康診断のためにのむのを我慢したので、
今日はビールです。
大分のかぼすをグッと絞り入れてのむと、爽やか〜。
そのうえ、なんとなく健康にもいいような気がするんだけど、これも気のせい?

2004.10.28 [木] 人体の不思議

早起きして区の健康診断にいってきた。
横浜に引っ越してきて8年、今まで一回も行ったことがなかった。
(すぐ調子が悪くなって病院のお世話になっていたので、改めて健康診断に行く必要がなかったのです)

で、すごーくビックリしたこと。
身長が伸びてました、2センチ近く……。
最近、これまで普通に着られていた着物がなんだか着づらいと思っていた。
着方が変化して、腰ひもの位置や裾線の好みが自然に変わっているのかとも思っていた。
(もともと丈の短いのをぴしゃっと着るのがスキなのです)
は〜、身長の方が伸びているとは夢にも思っとりませんでしたわ。

で、なんで伸びたのかなあと考えてみると、
夏の終りにあまりにバテて、このままではいかんと健康食品に頼った時期があって、
そのときの1つのコラーゲンの粉末が原因ではないかと。

普段は薬も嫌いだし、妙な添加物は「NO!」な生活なのに、
この時のはたまたま出版健保の企画販売みたいなもので、
他の常備薬と一緒に、「コラーゲン」というものを買ってみた。
錠剤だと思っていたものは、いざ届いてみると缶に入った粉末で、
店頭でチェックしたら、絶対買わない類いのものだったが、
買ってしまったので、ヨーグルトに入れて食べていたわけです。

丙午38歳。
正直、今更ねえ、って感じです。
20年前なら小躍りして喜んでいたでしょうが……。

それより、昨日裁ってしまったウールが心配です。
長さがカツカツだったので、洗濯でつまる分を5分だけにしてしまったけど、
それって、丁度伸びていた身長分で相殺されちゃうじゃん……。

2004.10.27 [水] できたっ!

本日、朝から和裁にでかける。
で、なんとか作州絣を仕上げることができた。
遠足にはコレを着ていこうかな〜。帯なんにしようかな〜。

しかし、今日は疲れていた。完璧寝不足。
次の課題の道中着にとりかかるべく、すべての用意をしていったのだが、
新しいことにとりかかるには、脳細胞が死にすぎていた。
あきらめて、家で縫う予定のウールの単衣を裁ってお茶を濁す。
(いつの間にか虫に食われていてちょっとショック……)

次回、アタマがクリアになったら、道中着がんばります。

2004.10.27 [水] 終った……

先週からひっぱっていた原稿。
いきなり急かされたのでネタを練りきらずに書き始めたら、やっぱり自滅してリセットするハメに。

で、今日の午後から改めて書き始めて、やっと今終った。
ああ、もう朝の4時だよ……。
短いものなのに、なんて時間がかかったのでしょう。

明日は久々に和裁。
忙しかったから3コマ(午前、午後、夜)を1日で消化しなくてはならない。
は〜、厳しいわ。

京都ではいろいろ面白いことがあったので、また改めてレポートします。
(菊花賞は思いっきりタテ目でやられました。くやし〜)

2004.10.25 [月] 天神さん

フリーの1日。
朝からはりきって天神さんの市へ行く。
青地に赤いアダンの村山大島に、ローズピンクの博多小袋帯で、キリリと貝の口。
バスが大混みで、下車と同時に帯が解けて冷や汗。
(バス停前の和菓子屋さんの片隅で結び直させてもらいました。ホッ)

いやあしかし、すごい数の露店、露店、露店……。
最初は境内だけかなと思っていたので、丁寧に見てましたが、
途中で規模の巨大さに気づいて、ざざっと行く作戦に。

最初に買ったのは、幕末くらいはあるかという蓋物の茶わん(見込みに鷺)と、
芙蓉手の小皿(真ん中には鴨)を2枚ずつ。
下手だが、気軽につかえそう。茶わん蒸し作るぜ。

あと、ヒットだったのは「背負い真綿」。
これは露店じゃなくて、境内の東側にある蒲団屋さんで売ってたもの。
試しにと背中にひっつけてもらった時の温かさが驚きでした。
これは目方で値段が変わって、私は900円のを買ったみたけれど、
真冬になったら3000円くらいのがほしくなるかも。

一緒に洗顔用の真綿も買うが、帰ってさっそく使ってみたら、
本当にビックリするほど、お肌すべすべになりました。
なんでも濡らしてこするだけで角質がとれるんだとか。お蚕さんって、すごい。
(これは180円! 着物の衿汚れもちょっとしたものなら、これでこするだけで取れるらしい)

新品のかんざし、モスリンの八掛、紬地のつけ帯、柄足袋など、
コマコマしたものを次々とゲットして、お買い物を満喫。
荷物になるし、もう入れるところもないので、着物は買うまいと思っていたが、
最後の最後にやっぱり見つけてしまった……。

古着の山の中から発掘したのは、縮緬地に独特の型染がされたもの。
ああ、こういうのモロに好みだなあと思って羽織ったら、
サイズも行けそうだし、なんとなく似合いそう。
肩の当たりがヤケてるっぽい気がしないでもないが、まあ安いので買ってみる。

しかし、コレ、帰ってからマジマジと柄ゆきを見たら、
「もしかして、蛭子屋の染めでは?」と思われる雰囲気。
あわてて、去年偶然古着で買った木綿の袷を出してきて、付け合わせてみる。
……似ている、似すぎている。
というわけで、たぶん蛭子屋さんのものでしょう。
今度催事にいらっしゃったら、着ていって聞いてみよう。
(またそうだったら、嫌がらせだな、完全に)

ところで、天神さんではたくさんのおばちゃんたちに声を掛けられた。
「いやあ、ピシッときれいに着物着てはって。よう似合わはるわ〜」とか、
そんな感じに褒められちゃったのだ。
まわりの若い子たちが、アンティークをぐだぐだに着ているパターンが多かったので、
ごくフツーに着ている私が目立ったのか?

4時間ほどの徘徊中に、ざっと10人くらいの人にそう声を掛けられて、ちょっと不思議な気持ちだった。
(そういえば私は昔から人には声を掛けられやすい性質なのだった。スキだらけだからか?)

もっと体力があったら、1日中遊んでいられるな、天神さん。
今度はぜひ、弘法さんにも出かけてみたい。
ああ、京都いいわん。

遅いお昼を百万遍のベジタリアンカフェで取ってから、
河原町三条の「福井御簾や針」で和裁用の針を買い込む。
9月に改装したばかりとのことで、小奇麗な空間になっていた。
小さなお菓子の細工を頭に付けた待針が、メチャクチャかわいい。

当たり前に1000円すると思っていた待針が、こちらのお店では420円(ほぼ同じ品質だろうと思われるのに)。
ちょっと得した感じ。

細かいものばっかりしか買ってない割には、
バッグはパンパンで、重〜くなってしまった。
おかげで帰りは泣きそうでした。
でもまた行くぞ、京都! 待ってろよ〜。

2004.10.22 [金] 終らない……

いろいろなことが終りません……。
でも、明日から3日間京都でござります。
(新幹線も早朝でござります)

明日の朝に、マンションの排水溝洗浄工事がある。
なので水回りを片づけるようにお達しが出ている。
むむむ、あちこちぐちゃぐちゃです。
(ええい、波平にバトンタッチだ!)

ああ、今晩は一体何と何を終らせたら寝られるんだろうか?
仕事なのに、京都に着物で行こうとしている私がいけないの?
(その部分で心が千々に乱れて、いつも以上に集中力が欠けまくり→原稿が上がらず……)

なにもかもが中途半端で、かなり鬱でござります。
せめて菊花賞は勝たせていただきたい……って、ぜんぜん状況と関係なく、いつも思うんですが。
(とはいえ、菊花賞も勉強不足。フレッシュな馬に走られたら、手も足もでません)

2004.10.20 [水] 京都大勉強中

週末の京都に向けて、深夜まで勉強中です。
テキストは「ミーツリージョナル別冊三度目からの京都通本」。

その昔、京都のガイドブックは数冊やったことがあるのだけれど、
もう、ぜんぜん忘れている……。
よさげなお店もできているようだし。
(ああ、お店がありすぎて迷います……)

日曜の夕方からはフリータイム。
気楽に晩ご飯食べられるお店があったら、教えてくださいませ。>京都通の方々

2004.10.19 [火] 雨の図書館

ちょっとした調べものをしようと雨の中、図書館へ。
必要な部分のコピーをとったりして、その場で済ませようと思っていたのに、
結局、集中力がなくて、必要な本をズッシリ借りて帰ることに。
(なぜか猛烈にノドが渇いたのです)

ああ、そういえば、あみ〜ごにゃんのカリカリがなくなりそうだったし、
キョロちゃん(ゴールデンチェリー)のヒマワリもないや、とオリンピックへ。
ペットコーナーに直行して、カリカリとヒマワリと、さらにキョロちゃんの殻付きエサも買ったら、
持つのがやっとの状況になってしまった。

でも、そのあとコンビニで切れていた牛乳も買って、
雨の中をうんせうんせと帰る。
鬼のような形相だったと思われます、私。

普段から計画性が乏しいから、こんな雨の日に苦労することになるんでしょうね。

明日はお出かけ予定があるが、あいにく雨の様子。
一応、小降りなら着物で行きたいなあと紫のウールの着物を出してみるが、
どうかなあ、無理だよなあ……。

夜は教会でのコンサートなので、着ていくとすれば帯は名古屋で要おたいこ。
半幅でぺったんこの結び方をマスターしなくては……。

2004.10.17 [日] サシカエ

朝起きてみると、案外とスッキリとしたいい天気だった。
こんな週末久々。

今日はMさんと落合のスタンプラリーに行く約束をしていた。
なので、夕べから何を着ようかいろいろと考えて、
久留米絣にバラの刺繍の赤い木綿帯、帯揚げ、帯締めをセレクトしておいたのだが、
今朝の天気で、急遽サシカエに決定。

昨日の曇り空と違って、雨の心配はなさそう。
何か絹物の袷を着たいなあと。
で、ブルー系の村山大島(八掛はかわいいローズピンクのモスリン)にしようと思った。
工房の中をウロウロするので、もしも汚れちゃっても、笑顔で許せる着物……。
この村山は結構気に入っているが、少々汚れてもへこまない気がするので、出番と相成った。
久々に袷を着るなあ。

一からサシカエ作業になったため、あわてて裄の合う長襦袢を引っ張りだし、
色半襟を見繕って縫い付ける。着物もこれさえなければ楽なんだが。

帯も帯まわりも悩まずサクッと決めて、ガシガシと着付けて遅刻気味で下落合の駅へ。
(今日はアタマも着付けも30点くらいでした。トホホ)

Mさんは黒地に大きなグレーのよろけ縞の復刻銘仙。
帯は最近お茶系の友人の実家にもらったという、ザックリした感じの菊模様の名古屋だった。
帯揚げの真っ赤が効いている。
洋服だとそんな派手な色のものは絶対に身につけないMさんだから、
和装の思い切った色使いが新鮮。
(さすが、お茶も着付けも免許皆伝の人は、そのへんビシッと決まっている)

しかし、今年は着物でラリーに参加している人が多かった。
5ヶ所回ると手拭がもらえるはずだったのだが、先着200名とのことで、回り終るころには終了していた。
(第2弾の超ステキな半襟は逃さずもらおう! こっちが本命だ)

最後の二葉苑でかんざしと工房で出た更紗の端切を買う。
端切は半分にして、チマチマとはいで半襟にでもしようかと思ったが、
色が地味なのと、よくよく見るととても手の込んだ染めで、
そんなものに使ってはもうしわけないような気になってきた。
なので、なにか他のものに生かせないか、考え中。

近くのベーカリーカフェでお茶してから、Mさんとわかれ、
新宿で久々にYさんとご飯を食べる。
今日は彼女、お料理系のセミナーのパーティーだったそうで、
会った瞬間に「まだお腹いっぱいなんだけど」ってことで、
軽く京風のこじゃれ系居酒屋に。
(彼女との話題は田舎暮らし。今日は大分の農業についてがホットでした)

最近いっぱいあるこういう店、悪くないけど、どこも「もう1回来よう」とは思わないなあ。
(まずくないけど、特にうまくもない……。そしてお値段はそれなり)
ぼんやりそんなことを考えていたら、会計の時に「1000円割引」のチケットを2枚もらった。
つまり、こんなチケットがないと、みんな来ないわけね……。

ふーんと感心しつつ、近くの老舗珈琲店へ。
まったり柚子ゼリーを食べながら(実は、私珈琲が苦手です)、リマという分野の料理の話になった。
これはマクロビオティックの生みの親みたいなもので、Yさんは現在これを猛烈に勉強中。
食材を陰か陽かに振り分けて、体質に合ったものを食べましょうというものなんだけど、
本格的にやると、からだの調子が明らかにあがるんだとか。

地味に持病持ちの私にも、最近疲れがひどい波平にも良さそうだが……。
Yさんのようにちゃんと実践できるかなあ……。
根性なしの私には、そこが問題です。

2004.10.16 [土] こんなものがウマイ季節に

このところ、皆さんのうまそうげな写真に癒されているので、
まねっこでアップしてみます。
ちなみに肉まんです。
(皿は江戸後期の染付け)

もう、こんなものが丁度いい季節になってきました。
秋のおやつって、なんだか冬が近づいてくるのが楽しみになったりしませんか?
家に籠ってなんかやるのも大好きな私です。

2004.10.16 [土] 足袋×足袋

家の中のもろもろを片づけつつ、思い出したように足袋を縫う。
(いやあ、本当に思い出したのだ)
2足目を縫っている最中に、慢心から大きな間違いをやらかして、
そのまま嫌気がさしてほっぽりだしてあったもの。
その他に2足分、すっかり裁断してあったので、気分も新たにそっちを縫い始めた。

1足目は何とか形になっているが、オール手縫いにしてみたため、
洗濯するたびにどこかしらがほつれてくる(丁寧に手洗いするのに……)。
なので、今回はミシンで縫うことにした。
ボロミシンで、付きあいづらいやつだけど、今日はこれのおかげで、結構さくさく進んだ。

今回は型をとってあった2足分を同時進行でやってみる。
これがなかなか調子よかった。
1つ目で学習して、2つ目で復習する感じ。
ヒモやら小鉤やらもなんとかついて、行程の5分の2くらいまではすすんだかな〜というところ。

鉄は熱いうちに打て、とはいうものの、この先、どこで時間がとれるかなあ。
このまましまい込んで、また思い出すのは半年後……なんてことのないように気をつけよう。

2004.10.15 [金] あとは袖付け

久々に天気がいいので、朝、洗濯に励む。
午後からは和裁。
着物を着ても、余裕で間に合うと思っていたのに、
髪がうまくまとまらなくて、結局ちょっと遅刻してしまった。

大阪で買ったミドリのウールを初めて着てみた。
やっぱりちょっと幅も広いし、丈も長い……。
ステキだけれど、着づらいなあ。
帯はサッと結ぼうと半幅にしたが、バッチリ合いすぎるものか、
イマイチ合わないものしかなく、結局後者のえび茶色の踊り用かなにかの化繊の帯にした。
つるつるするので、オレンジの帯締めで留めておく。
何の具合か、いざ家を出て歩き始めたら、すごく歩きにくくて、
ちゃんと着付けを習ったほうかいいのかな〜と悩む。

さて、和裁は作州絣が佳境だ。
今日は衿先を留めて、ぐるっとくけた。
表に針目が出てしまわないように、注意深くくける。時間がかかる〜。
まあでも、なんとか終り、あとは袖付けと振りのくけを残すのみ。
やれやれ。
ビールの日には来ていけるかな?

このところ、自作の湯文字を履いてでかけることが多くなった。
最初はなんか頼りなくて、「こんなスースーで家を出ていいのか?」と思ったが、
なれるとたいへん快適! 且つ便利!

晒しは手元にいっぱいあるので、そのうちミシンで量産しちゃおうかな。
そして、波平にも褌をぬってみようか……。晒しだと気持ちよさそうなんだけど。
誰か、褌のレシピ知ってる人いっしゃいますか?
(実物を見たことないので、想像つかないですわ)

2004.10.14 [木] ウール紬って流行ったの?

和裁で知りあったKさんが、意外とご近所だったので、ちょろっとお茶をしに行く。
いつも波平と一緒に行く、温泉のある銭湯のすぐ裏手だった。
ウチからは徒歩10分くらい。

保多織に興味があるというので、それならばと見本の生地をたずさえ、
保多織の着物を着て行った。

Kさん宅は大きなマンション群の3号館の6階。
敷地の真ん中には公園のような空間があって、ちょっとビックリした。
で、Kさんは久米島絣を着てお出迎えしてくれた……と思ったら、
それはウール紬というものらしかった。
ご自分で縫われた単衣だというが、Kさんの奥様然とした雰囲気と相まって、
とても高級そうな着物に見える。

ウール紬って、昔はすごく流行ったのだという。
そういえば祖母の着物にも1枚あった。
織りで細かい絣になっていて、色もとても上品なので、ものとしてはよいものだろうと思っていたが、
手触りがなんだか他の紬とは違っていた。
今度道中着にしようと洗い張りに出したが、解いてみるまで、いったいその生地がなんなのか、よくわらかなった。
(布端から解けてくるウールの繊維を見て、「ああ、これはタテがシルクで横がウールだ!」とわかった)

Kさんのは、数年前に浅草橋で買ったデッドストックのようなものだったらしい。
「教材にするにはちょっと高かった」と値段も教えてくださったけれど、大丈夫、それよりもず〜っと高そうに見えます。
昔はいろいろいいものがあったのだなあ。
ちなみに、ウール紬は絶滅状態らしいです。詳しいことは全然しりませんが。

2004.10.12 [火] トルコ料理

雨の中、神楽坂へトルコ料理を食べに行く。
最近、まともに着られる洋服が本当に無くなってきたので、着物で行く。
洗える化繊か、洗える木綿か、迷ったけれど、結局少々汚れてもダメージの少ない久留米絣にした。
帯は独鈷と皿模様の臙脂の博多。
こちらは正絹なので、2部式のアップルコートを上だけ羽織っていく。

さて、問題は足元だ。
雨仕様の履物は持ってない!
草履はウレタン(鼻緒に雨ガード)でいいとして、足袋が濡れて汚れるのは悲しい。しかも、足が冷える。
でも、お店についていきなり履き替えるのも面倒だ。

で、思い出したのが、ビニールの草履カバー。
引っ張り出して広げてみると、底の部分をすっぽり包むタイプだった。
(どういうものかよくわからずに、コンパクトに畳んで売られているのを買った)
これでつま先から甲の上あたりまでは濡れずにすむ。
ちょっと大仰だけど、試しに履いていってみることにする。

でも、結局タビックスの上に、化繊の足袋カバーを履いたので、
濡れても大したことなかったかも知れない。

トルコ料理自体は、ふーん、こういうものね〜、って感じだったけれど、
ショータイムに半裸(?)のおねえさんが出てきて踊ってくれたベリーダンスはスゴカッタ。
(なにがって、超ナイスバディーなんですよ。思わず谷間をマジマジ見てしまった!)

でも、お客もウカウカしていられない。
指名されて、一緒に躍らされるのだ。
ええ、私も着物で踊りました。ビニールの草履カバーはたいへんジャマでした。

男性陣は取りあえず、みんなお捻り(っていうか、1000円札)をおねえさんのブラヒモあたりに挟み込むシステムらしい。
(最初に突然、ホール係のおじさんが札を手に踊り出し、「こんなふうにチップをよろしく」とばかりに
ブラの際どいところへ挟んで見せる)
最後は波平も躍らされて、おろろろっとなりながら、札を挟んでいました。

帰りに雨の中、「五十番」で肉まんを買っていると、どこかのお店のおねえさんらしき和服の女性が、
思いっきり裾をまくり上げて帯に挟み、スタスタと歩いているのを見た。
ええっと、そういうものなのでしょうか? これは常識人としてアリ?
腰から下は、もちろん長襦袢が丸見えなんですけど……。

ううむ、今日は雨のお出かけでいろいろ勉強になったなあ。

2004.10.11 [月] 敗北宣言

今日は誕生日だったのに、1日パソコンに張り付き状態。
(夜は波平が「お誕生日なのにかわいそうだから」と早めに帰ってきて、
近所の寿司屋に連れていってくれましたが)

しかし、原稿が終らず……。
敗北宣言をして、もう寝ます……。

そういえば、すごく久々に小・中学の同級生のGと電話で話す。
子どもは中3で、受験勉強真っ最中とのこと。は〜、すごいなあ。
そして自身は、とっくに立派な正看護婦として働き始めていた。
世の中、どんどん変わっていくなあ。

2004.10.10 [日] 衣替え?

波平が珍しく会社をお休みにすることにしたので、午後ゆっくりと本町通りの“沖縄そば”の店に行く。
(最近は、ほとんど休めない日々が続いている)
久留米絣に臙脂色の博多の半幅。柔らかい帯なので、念のため帯締めをする。

初めて入ったが、定食もいろいろあって、回りの人が食べているものもおいしそう……。
でも結局、私はゴーヤチャンプルー定食、波平はソーキそばと、超スタンダード。
どっちも、ちやんとおいしかったです。

本町通には沖縄食材屋や、沖縄料理屋がいろいろあって、
しばらくは飽きずに楽しめそう。
ずっと近くに住んでいるのに、これまではよく知らなくて行ったことがなかった。
6月の沖縄旅行で「鶴見なら、あそこに沖縄人街があるよ」と、現地の人に教えてもらったのだ。
今までの数年間、もったいなかったなあ。

帰ってきてから、ちょっと衣替えなんぞをやる。
といっても、衣裳ケースを引っ張り出して、どこに何が入っているかを
確認しただけで、出す場所がないからと、ほとんどをそのまま元の場所に戻す。

でも、「このままではダメだ」と危機感がつのって、結局いらないTシャツをどっさり処分することに。
そして、古いスノーボードのウエアにも次々と戦力外通告を出す。
(一応、新しいの1セットと“二軍”と呼ばれる予備のものだけは置いておく)

甥っ子たちがちょっと大きくなったので、私のものはそのうち着られるようになるだろうと、
クリーニングに出してから、あげちゃうことに。
ものすごく大きくて重い1枚は、波平が「布団のかわりに」と会社へ持っていくことになった。
使うことがないように、祈るばかりだが。

押し入れの衣裳ケースが壊れてしまっているので、この機会に買い替えることにする。
近所のニトリに行って、ぴったりのサイズのものを注文。
配送は次の週末になるらしい。
家の中の懸案事項が次々と片づいてうれしい。

久留米絣、今日半日着てみて、掃除や車でお出かけなどもやってみての感想は、
やっぱりサイズを決めるのって難しいなあ、ということ。
着付けたときは後幅も前幅も広すぎるように感じるけど、
作業をしたりバリバリ動くと、その方が安心できる。
絹物は少し狭めにして、木綿は今のサイズで行くか……。悩むぅ。


おっと! 今これをチェックした波平から、もうひとつ書いて欲しいことがあると要望が。
そういえば、今日は玄関のカギもちょっとグレードアップさせたのでした。
これまではピッキング犯の手にかかったら、30秒とかからずに開いてしまうようなチョロイやつだったのを、
ホームセンターで買ったディンプルキーのに変えてみた。

これまで、変えたほうがいいなあとずっと思っていたんだが、
なかなか重い腰があがらなかった。
でも、なんとプラスドライバー1本で、とても簡単に取り付けられることが判明。
波平がサクッと取り換えてくれました。

今回ウチが買ったのは、1万円ちょっとのものだけど、7千円代のものもあった(ディンプルじゃないけど)。
なんでもっと早く変えなかったのかと反省。
というわけで、波平的には「皆さんに、すご〜く簡単に変えられることを教えてあげて」ということでした。

ちなみに、ウチの階には7つの住戸があるのだけれど、皆ピッキングが流行り始めた頃から次々に変え、
のんびりやのウチが旧式のカギの最後の1戸でした。
これでひと安心ですわい。

2004.10.8 [金] やってきたが……

和裁から帰ってみたら、岩部さんより保多織の生地見本が来ていた。
わ〜いと開けてみたら、1番見たかった生地が抜けている……。
かわりに、Tさんが着ていた柄のやつが入っていたので、間違えたのですね、きっと。
明日、再要請してみます。

でも、今回再発見したのは、薄手のろく双という生地の風合いのよさ。
本当にサラッとしていて、単衣時期の着物に良さそう。
冬に暖かいのがいいのなら、いつものほうの生地がいいけど、
薄手なだけで、やけに上品な風合いになるもんだなあ。
(お値段は1.5倍ではありますが、それでも木綿価格だから何とかなるか)

2004.10.8 [金] こんな帯でした

昨日の帯はこんなのでした。
京仕立てというのか、ペラッとぺったんこになるのでたいへん便利。
紬の地に、民芸調の花が描かれています。

ちょっと変わったトーンの色なので、今までなかなか合わせる着物がなくて、
昨日が初出撃(って、古着ですが)。
柔らかくてたいへん締めやすかったです。

あ、今写真をアップしたら、かなり色が違う。
写真よりも、もうちょっと渋い色目ですね(地色が鈍い青)。
裏はべたな感じの朱色なのです。

2004.10.7 [木] 地味?

火曜日に手元に戻ってきた、久留米絣の単衣を着てみる。
昨日の夜、羽織っていたら波平に「地味、男物みたい」といわれたけど、
ちゃんと着てみるとどうよ。
で、ちょっと派手目の帯と明るい色の帯揚げを合わせてみる。

昼間は川崎で本屋などにいってうろつき、そのまま着替えずに
波平の帰りを待ってもう一度感想を聞いてみるが、
「やっぱり男物みたいだし、特にかわいくもないし、ステキでもない」とのこと。がっくし。
たんす屋の若いおねえさんには「渋くていいですね〜」とさんざんうらやましがられたのに……。

そういえば、これは縫っている時から手が真っ青になるくらい色が落ちる生地だということを忘れていた。
ふとみると、足も、足袋もすっかり藍色が移ってしまっていた。
足はいいけど、足袋の色が落ちないとイヤだなあ。何となく麻のやつを履いてしまって、失敗した。

この反物は、廃業した久留米の織元さんから買ったもの。
「久保マコト」さんという、皇室関係の方にも何かを献上したことがある織手の方が織ったものだそう。
足踏み式の織機を使ったものらしいが、経て絣の細かい柄なので、
機械織りのものとあまり変わらないような……。

やっぱり地味は地味だなあ。
反物の時から地味だと思っていたが、「こういうのがしたてると飽きの来ないいい着物になる」
と言われて買ったのを思い出した。
まあいいか、ばあさんになるまで着ようっと。
(でも、幅広のどっしりした木綿なので、ちょっと重いかも……。体力があるうちに着なくては)

2004.10.6 [水] 揺れましたなあ

ああ、ビックリ。
地震は怖いです(阪神大震災、たまたま京都に行ってて経験)。

揺れ始めてすぐに私がとった行動は、食器棚の扉を押さえる、でした。
明治や幕末の安物ばかりだけど、お気に入りの食器がどっさり入れてあるのです。
片開きの細い食器棚は早めに卒業したいんだけど、なかなかいい出物がなくて、水屋待ち状態がもう長い……。

ああ、カラスが今ごろカーカー騒いでおります。
NHKによるとウチのあたりは震度3でした。
やれやれ。

2004.10.6 [水] 未熟者でござる

朝はゆっくり起きて、午後から和裁へ。
今日はスタートが遅くなったので、夜の授業もやってきた。

しばらく開いてしまったので、風呂敷を解いて、着物を広げてもどこまで進んでいるのかもよくわからなかった。
で、衽のくけ×2、裾のくけ、地衿と共衿の印つけと、大して進まないまま終了。

衿の印をつけてから、待針を打とうとしたら、何だか合わずに「?」。
よくよく調べてみたら、前身ごろの印つけの段階で、衽下がりの計り方を間違えておりました。トホホ。
(肩山から6寸のところを、衿肩開きから6寸とっていた。おかげで、地衿が繰越し分長くて、ブカブカしたのです)
おかげで、衿に余計なコテのあとがいっぱいに……。
次回リカバーします。

でも、1回ひどく間違えたところは、2度と間違わないというのが定説なので、
いい勉強をしたのだと思うことにしよう。
まだ着物の仕組みがよくわかってないのね、は〜。
(いやあ、本当に印つけって苦手ですわ。数学アタマがないのでね)

今日は寒かったので、お風呂にはどっさり草津の湯の花を入れてみた。
白骨温泉といっても過言ではないほど、いい感じの濁り湯!
気候の急変で風邪気味の皆様、くれぐれもご自愛を。

2004.10.4 [月] 着丈どうするか…… 

今度作る保多織の長着、身丈をどうするか悩み中。
(今日、岩部さんに生地見本お願いした。届き次第柄を決めて注文だ!)

しかし、以前に作った木綿のものは、やっぱり着丈やら、袖丈やら、
洗っているうちに微妙に縮んで変わっている。
実際、何尺何寸がベストの着丈なのか。
もっというと、後幅や前幅、抱き幅、繰り越し等々は、どのくらいが一番いいのか、
ここもまだおぼつかないのに、縮む分を予測してお願いするのは難しいのう。
(長いのはズルズルしてキライだし、短いと着づらいし)

しかし、こんなに急に寒くなるとは思わなかった。
温かいものが食べたくて、晩ご飯は豚汁を作った。
五臓六腑に沁みました。

写真は手前から、茜染単衣(絹)、阿波しじら(木綿)、保多織(木綿)。
自作の阿波しじらより、本職の方につくってもらった保多織より、
なにげに買った古着の茜染(大胆にも自分で洗って、
ガシガシとアイロンで伸ばした)の方が、ピッタリサイズなのはなぜ?
ああ、自分(の寸法)探しの旅に、逝ってきます。

2004.10.3 [日] バラ寿司のナゾ

朝から競馬に行こうと用意はするが、なんとこんなに日限って、
波平が自宅で仕事をするから、家で晩ご飯食いたいというので、
それなら私もおウチにおります、ということになった。
(競馬に行って帰りに飲めないなんて、つまらないし)

今日、帰りに西船で飲む約束をしていた学兄、W氏にかくかくしかじかとメール。
「雨もひどいし、こんな日に無理してくることないです。ぜひ、お家にいてあげてください」とのこと。
夕べ買った競馬新聞B紙には、デスクのW氏の印も載っている。
スプリンターズSは◎がウインラディウスについていたが、残念、コイツは箸にも棒にもひっかからなかった。

変わりに、といってはなんだが、もうひとりの飲み仲間、Yトラックマンはカルストンライトオ本命で、バッチリ決まった。
おお、すばらしい。
ただし、2着のデュランダルがB紙でもただひとり無印の抜け。これはいい根性している。
やはり、只者ではないな……。
(大物っていうか、とりあえず体重は私の2人分もあります)

私のぼんやりした予想は「たぶん3着が外国馬」。
面白いことに、香港のケープオブグッドホープって馬が入って、
部分的には当たっていた。
(でも、ここを固定しても三連単はそう簡単にはあたらないからなあ〜)

しばらくたって、後楽園へ行くと言っていたH氏からもメール。
「結局、イチローの背番号でしたね」と。
おお、馬単は5-1(馬連は1-5でもOK)で決まったのであった。
H氏は昨日から「2-5-9の三連単を買う」なんてイチローネタで騒いでいたからなあ。
そこも押さえてあったのかな?

さて、今日の波平の晩ご飯リクエストは「バラ寿司」。
乾物を戻したり、野菜を刻んだり、いくつも鍋を用意して面倒なんだが、
久しぶりだし、私も結構好きなので、ドカンと飯台いっぱいに作った。
それなのに、半分近くなくなってビックリ。ちなみに明日、波平のお弁当はコレです。


関東ではあまり食べないみたいだけど、皆さんどうなんでしょう?
私はその昔、寿司屋で「バラちらし」を頼んで、生魚がドカドカ載ったものが出てきて、心からビックリしたことがありますが。
(あと、「たぬきうどん」を頼んで、天かすしか入ってなかったときには、
マジでおじさんが“かき揚げ”を入れ忘れたんだと思った!)

そういえば、昨日モスリンのうそつき無双を着ていこうとして、
暑くてやめたんだけど、
(急遽着ていったポリうそつきの二部式のやつには、着物の色柄と全然あわない半襟が着いていた。トホホ)
今日、よくよく裄を計ったら、なんだかちょっと長いような気がする。
自分で仕立てておきながら、寸法を間違えたのかな?
それとも、なにか大きめの着物に合わせるつもりだったのか……。
今年の春先に作ったものなのに、もうそんなことさえ思い出せず……。

などと書いていると、後で人の気配が。
なんと波平がまたバラ寿司を膾皿によそっているところでした。
まあ、そこまで好きならいいけどさ。12時すぎてますよ、アナタ……。

2004.10.3 [日] 沈黙の臓器

「辻和」にて、道中着の裏を探す。
合わせる生地は、おばあちゃんが着ていたらしき、シルクウール(横糸がウールかな?)の長着をといたもの。
袖やらに小穴が開いているが、色や柄が気に入っているので、なんとか復活させるつもり。

柄のバリエーション的にも、コストパフォーマンス的にも、長襦袢地で探す。
反物はたくさん積んであるのに、なかなかドンピシャのものを発見できず。
鳥獣戯画のすごく細かい柄がビッシリ入った反物を発掘するが、
ブルーグレーでは渋すぎる……(柄的にはかなりラブな感じだったけど)。

結局、ふじ色地に小花柄ちらしの長襦袢地をチョイスいたしました。
残りはうそつきか単衣で、長襦袢作ろうっと。

同行のTさんは、紺地の小紋の八掛が入り用とのことだった。
そういう部分って一番好みがストレートにでるような気がする。
着物って、やっぱり面白いなあ。

ちょっと前に、自分で解いて洗った博多の半幅と古渡り木綿の半幅を形にすべく、帯芯も買った。
ああ、やることだらけで、たいへんだあああぁ。

夕方から、プチビール部で自主練@新橋。Hさん合流。
やや暑かったので、気持ちよくビールを流し込む。
さんざん飲んで、そのあとお茶(+ケーキ)&ガールズトークで〆る。

ビール、飲んでいるときは、ぜんぜん酔わなかったのに、
家に帰ってしばらくしてから、ボディーブローのように効き始める。
これって、肝臓の機能が弱っていて、アルコールを分解するスピードが遅くなっているんだろうか?
単に、年をとったなあ、なんて理解でいいのか?
(そういえば、しばらく血液検査してないわい)

そうそう。
帰りに鶴見市場駅(←メチャクチャ小さい)の階段を下りたところで、
後から突然肩をつかまれ、「誰っ!」と心臓が止まりそうになったが、なんのことはない、波平だった。
これまで、健康のためにとちょっと遠いJRの駅を使っていたのに、今月から定期を京急に変えたのだそう。
これもやはり、年のせいなのかも……。

明日の中山はなんか着物着ていこうと思っていたら、
帰りが雨になるのかしらん。
洗える着物でいくかなあ。

2004.10.1 [金] 風を通す

またお天気が下り坂になるというので、山のような洗濯。
洗い上がったものを干しながら、湿度の低さを察知して
着物に風を通してみる。

生け洗い(クリーニング)に出そうと思っているものもあるので、
どれを干すか迷いつつも、あちこちから引っ張り出して着物ハンガーにかける。
せっかくなので、桐箪笥の引き出しも互い違いに開けて、
どっと畳んで入れてある本棚の扉も全開に。
(しかし、数だけはあるなあ……)

今日はなにかお針仕事をしようと思っていたのに、
落ち着いた時間がとれず、着物の海におぼれてしまった。
「八つ墓村」を見ながら、畳んだり、どのくらいの丈だったっけと
着て見たり、いつまでたっても片づけが終らない。
ふ〜。
(大阪で買った緑のウールはやっぱりいい感じ。柄のせいか、すっきり見えるかも)

Yトラックマンから「日曜日は来るんですか?」とのメールが来る。
なにやら四国の野球リーグの話を聞いてきたらしい。
(というか、高知とか愛媛とか回ってきたようだ。行くとは聞いていたけど、
いったい何しに行ってたんだろう?)

明日ビールを飲みすぎなければ、中山最終日に、でかけてもいいか。
それにしても、3連単は当たる気がしない。
それに、最近勉強不足でいったい誰がイケてる馬なのか、
イマイチつかめてないような……。
実は競馬も、日々の勉強がかなり大事なんです。
(そう考えると、全く気合いがはいりませんなぁ)

こんな時間になっても、波平からのカエルコールがない。
かわいそうに、またタク帰りなんだろう。
編集の仕事って、本当にたいへん。最近、ヘトヘトで帰ってくくるので、ちょっと心配になってきた。

そういえば、波平は今日、「激辛カレー、インド人もビックリ」と
プリントされたTシャツを着て会社へ行った。
船場センタービルで見つけたので、こりゃカワイイと思ってお土産に買ってあげたのだが、
まさか、会社へ着ていくとは思わなかった。
ファンキーな40代だわい。

メンバーログイン
新規メンバー登録
お店お店
素材素材
着物・帯着物・帯
小物小物
着こなし着こなし
How To & TipsHow To & Tips
メンテナンスメンテナンス
本・雑誌本・雑誌
イベント・場所イベント・場所
ノンカテゴリノンカテゴリ

KIMONO真楽 について | KIMONO真楽の利用規約 | Syndicate this site Powered by 関心空間