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2004.11.29 [月] 忘年会シーズン目前に……

先ほど、市役所の健康増進課の方から電話があり、
先日の健康診断の結果が出たと。
で、あんまり良くないので、一度来なさいと。

何が良くないかというと、もちろん肝臓の数値でございます。
ああ、やっぱりね。っていうか、いつもなの……。
(前日はお酒のまずに行ったのになあ)
先方は「医療機関に行っていただきます」と、もう紹介状も用意されている様子。
ありがたいことでございます……。

しかし、設定されている相談日になかなか予定が合わず、
結局来月の21日と、ずいぶん遠い予約に。
それまでは執行猶予ってことで、ほどほどなら飲んでもいいですよね?

2004.11.28 [日] 地下足袋よ、美しき

校正作業が終って、波平がずいぶん久しぶりのお休み。
なんと2週間で7冊の本誌&別冊を校了したとか。
殺人的ですな。
は〜、おつかれさまです。

私は原稿があと2本。
火曜日まで延ばしてもらったものはネタ切れで超難産。
まだ内容が決まらなくて、書き始められていない。ヤバイ。

でも、夕方川崎まで波平と歩きました。
ちょっとでも一応、ウォーキング続行中。
で、今まで入ったことのなかった「職人の店」みたいなところに
入ってみる。
足袋型ソックスとか、5本指ソックスとか、結構充実していていい。
(ただ、女性物は皆無ですが……)

地下足袋も売っていた。リアルなやつ。
ちょっとはいてみたくなるくらい、バシッとしていてカッコイイ。
補強されるべきところは、キッチリと太い糸でステッチが入っていて、
いかにも「機能美」を感じさせる。

しかし、なんで鳶の人は地下足袋にニッカボッカなんでしょう?
(とくに後者はなんであんな膨らみが必要なのか?)

他にも、普通の足袋やちょっと変わった柄の草履などなど、
着物関係につかえそうなものもあった。
波平は雪の中でカメラを使うための薄手の防寒手袋、
私は足袋型ソックス4足組(女性物を発見したのです!)を買ってみた。

いやあ、普段絶対に入らないようなお店って、発見多くて面白いなあ。

2004.11.25 [木] 夜も昼もないです……

あまりに忙しく、日記全然書いてないな〜。

何をやっているかというと、スノーボードの技術本の校正×2です。
脳内スノーボードは激しく上達しますが……。
(実際には飛んだり、跳ねたり、回ったりはできませ〜ん)

今日は波平が家に帰れないので、今日の作業分を収めてくる&引き続き作業が必要な校正紙をもらってくる、
ってわけで、車で八丁堀まで行って参りました。
下みちでいったんだけど、空いていると結構早くて、いいドライブでした。
たまに乗ると楽しいね〜、車って。
(好きなCDを聞きながらだと、なおさらね)

11時すぎに波平の会社に到着。
他の編集部の人たちも、ざわざわと大量に残っていて、
出版業界の不健康さをまざまざと見せつけられたような。
まあ、私もこれから作業の続きをやりますが……。
(現在1時前、どこまでできるかな〜)

おお、うかうかしてたら、晩ご飯食べてない……。
こんな時間に食べてもいいものって、なんでしょう?
やっぱりラーメン?
忙しいとダイエットもウォーキングも「とりあえず休んどけ!」って感じになっちゃいますわ。

2004.11.21 [日] ぐぐぐぐ……

今日は競馬仲間のみなさんとレース後に集まって飲もう、
ということになっていたのだけれど、
私は作業が全然終らずパスすることに。

結局昼間テレビを見ていて、
「あ〜、行かないと予想は当たるんだよ、ちぇっ!」
とか思っていた私。
で、さきほど、「誰か当たったかい?」とメールしてみたら、
「○○さんのダンナさんが大当たりで、もろもろ合わせて20万円超コース。
すっかりゴチになってます。今日来られればなぁ」とのお返事。
(しかも写真付き! 小さすぎて買い目どころか、
何のレースが当たっているのかも見えんわい!)

は〜、全く人生ってこんなもんです。
それともダイエットの神がそうさせているのか?
来週は自分ががんばるぞ〜。
(でも、当たる気がしないJC……)

ちなみに来週はJ様の50周年記念デーで、G1を同日に2つやります(本邦初!)
「超大物ゲストを呼びます」と担当者さんは息巻いていたが、
結局和田アキ子が国家を歌うことになったらしい。
(わざわざ呼ばんでも、お客でたびたび来ているような……)
それとも、誰かサプライズゲストがいるのかな?
(「代理店には一案として韓流スターもリクエストした」とかいってたけど、
もしヨン様とか来たらパニックで馬券どころじゃないよね……おっさんたちは逆にシラける?)

あ〜、これから寂しくご飯の用意です。
メインは赤レンズマメのポタージュ。
っていうか、もういろいろ作る気が失せました……。
ひゅる〜。

2004.11.20 [土] 漢方と校正の日々

夕方、好例のウォーキング。
でも今日は気分を変えて、保多織を着用。
普段の大股ざくざくのウォーキングとは、また別の筋肉を使うので、
それはそれでいいかと。
とりあえず、楽しく歩くことが大切ということで。

で、川崎へ行って参りました。
ちょっと探し物をしてお店をウロウロしたけど、結局ベストな物が見つからず。
またチマチマと歩いて自宅まで戻りました。
けっこう歩いた〜。

この調子だと、ひょっとして川崎大師まで歩けるんじゃなかろうか?
こんど地図で最短ルートをチェックして行ってみよう。
帰りは電車でもいいしね(途中に競馬場があるので、引っかからないように注意!)。

ところで、ここんところウォーキング以外は校正です。
それと、空きっ腹時に漢方のせんじ薬。
(今も抽出中。約1時間煮出します)
効いているのかどうか、まだ実感はないです。
こんなにマズイのに……。

2004.11.19 [金] 後はこんなでした

帯の後はこんな感じ。
とってもぶ厚く重い帯で、帯締めがちょっと短くなっちゃってますね。トホホ。

2004.11.19 [金] 一生分の訪問着を見る

雨の中、白金台へ。
小降りだったし、どうせそのうちやむだろうと雨コートも着ずに、
大島に皮ぞうりで。

しかし、やっぱりアンティークのアンサンブルはかなり迫力あったようで(?)、
駅やら電車の車内やらで、じーっと見られる。
着物だとそういうこと多いけど、この日はいつにも増して視線を感じました。

で、会場でMさんと合流。
やはり生成りのちりめん紬に、いただきものだという菊模様の豪華な帯。
会場に一歩入ると、さすがにバシッと決めまくった訪問着の方がほとんど。
ここで着なくてどこで着る、って感じですね。

普段は全く興味のない分野だけど、ここまで大集合状態だと壮観。
眼福、眼福。
振り袖のお嬢さんと、お母様みたいな組み合わせも意外に多し。
そんな人たちは、こぞって「プロカメラマンによる撮影」なんぞをやってもらってました。

会場には業者さんも数社入っていて、展示即売もあり。
奄美の大島の方も来られていて、色大島なんぞをじ〜っとみていると、
「あら、懐かしい。見せてくださいな」と私の着物に異常反応されてしまう。
(そのコーナーのスタッフ数名の方が入れ替わり、立ち替わり……)
やはりこういうのはもう作っていないし、作れないんだそうだ。
「あまり洗わないようにして、大事に着てくださいね」とアドバイスいただく。

で、そうこうしているうちに、大広間の扉が開いてビュッフェタイムに突入。
みなさん、さぞおしとやかにお食事を楽しむのかと思いきや、
ビックリするくらいの勢いで料理に押しかけていて、
「着物が汚れませんか?」と心配になる。
(「チケット分、元は取らなきゃ」という感じの人多かったです。
私はいただきもののチケットだったので、のんびりモードでしたが、買った人はがんばって食ってくれ!と思いました)

たまたま同じテーブルでご一緒させてもらった方が、とても気さくな方で、
料理を一緒にとってきてくれたり、お酒もゲットしてくれたりする。
それをいいことに、私はひたすらワインを飲んでまったり。
(ダイエット中といいながら、いろんなもの食べました)

その方は、岩手の大きな南部せんべいやさんの奥様でした。
(わざわざこのパーティーのためにいらっしゃったとか)
きれいなブルーの波頭がちりばめられた訪問着に、ビッシリと実って頭を垂れている豪華な稲穂の袋帯。
訪問着の八掛には、ラッセンよろしくイルカちゃんが描かれていてビックリ。
稲穂の帯は、なんだかとても豊かな感じのするもので、おせんべい屋さんの奥様にはぴったりの柄だと感心いたしました。
(南部せんべいは小麦ですが、イメージ的にね)

食べつつ、飲みつつ、周りの方々の装いをキョロキョロとチェックして……。
おもしろ〜い。いやあ、いろんな人がいらっしゃいました。
(クロヒョウの訪問着にクロヒョウの袋帯の人とか。目立ってたわん)。
着物も帯もアンティークの方は、お客さんの中には見かけず(ごつい刺繍帯の方は見ましたが)。
でも、銘仙振り袖とかではなかったので、まあ、ギリギリ浮いてないかな〜と。
(周りの人にはとても褒められたので良しとする)

舞台では舞子さんが踊ったり、ヘアメークの人がなにやら解説したりと、プログラムは進んでいきましたが、
それなりにお腹が満たされたあたりで、女優の岩下志麻さん登場。
すごく遠い席からでも、女優オーラがはっきり見えましたです。
彼女を一目見ようと、みなさんわらわらと舞台近くに集まっていくのも、
民族大移動って感じですごかった……。
私もチラッと近くまでいってお顔を拝見いたしましたが、
おいくつになられるのか、しわひとつなく、
テレビや映画のままの大美人でございました。
(カッと激しい照明は当たってましたが)

最後に抽選会があってお開きになるんですが、Mさんはハズレ。私は末等のまねきやの足袋があたりました。
(何人くらいいるのかなと会場の人に聞いたら、「600名様でご予約いただいております」とのこと。
でも700番台の人もいたから、そうそういいものはあたりまへん)

ひきかえに行ってみると、柄足袋と白足袋を一足ずつもらえるというので、
白足袋をMさんに進呈。
私は紺の桜の小柄のをもらいました。これで色落ちする絣たちがバリバリ着られるわい。うれし〜。
(22.5をもらうも、帰って履いてみたらかなり大きめ。ネットで買うときには1サイズ落とすべし)

あ、メインのおみやげは、家に帰って開けてみたら鶴の刺繍のはいったえび茶色のふくさでした。
上品、かつ持つ人を選ばない感じで、さすがと思いました。

あ〜、しかし、ふたりともデジカメ忘れて画像がないです……。
悲し〜。
仕方ないので、帰って自分で撮ってみましたが、うまく撮れず。
間抜けだなあ……。

2004.11.19 [金] 明日は……

忙しくなってきました。
これまでののんびりペースでは、とても期限内に終らない。
うううう。

でも、明日はパーティーに行ってきます。
午前中雨のようで、何を着ていくかちょっと迷うけど、
やっぱり大島のアンサンブルで。
(上からいろいろ着ていけば大丈夫でしょう)

さそってくれたMさんは、白っぽい紬の予定だったみたいだけど、
どうするのかしらん?

今日は雨の中でも、ウォーキングを欠かしませんでした。
(結構続いているよ〜。毎日1時間以上がノルマです)
新しいルートを開拓していい感じ。
畑山の横浜光ジムって、こんなところにあったのね、と
小さな入口を発見して思いました。

2004.11.17 [水] カラスっぽい着物は?

朝、葉山のおばちゃんからの着物小包みが届く。

出して見ると、まあ、小物がいろいろ。
面白かったのは、和裁に使う古いへら台(ぱたぱたッと広げて、その上で反物を裁ったりする)。
なかなか味があります(なぜか未使用)。

着物はなんだか冠婚葬祭系のものばかりで、
黒留め袖とか、どうすりゃりいの?って感じでしたが、
帯はいろいろとあって、即戦力組多しってところ。

で、ちょっと疑問に思うものが2枚ほど。

1枚は真っ黒な紬の長着(無地です)。
素材自体は昔の大島みたいな薄手の柔らかい紬地で、
胴裏は木綿、八掛は黒のモスリンがついています。
これって、まさか礼服でも、喪服でもないですよね?(紋は無しですし)。
まるでカラスのように真っ黒けなんですが、どんなときに着るものなのでしょう?
粋に、おしゃれ着として着ちゃって可、なのでしょうか?

そしてもう1枚。
こちらは1つ紋の羽織で、色は黒なんですが、水玉みたいな地紋があって案外華やかな雰囲気。
羽裏はちょっと派手目の紅葉と菊の柄。
これはやっぱり軽い慶事(例えば子どもの入学式とか?)なんかに着るものでしょうか?
普段着に小紋などに合わせるのは、ちょっとおかしいですよね?

どなたか、上記2点について、わかることがありましたら、
ぜひ教えてくださいませ。

今回の件で、やっぱり着物の決まりごとって、難しいかもと思いました。
いい加減に着ている身としては、何ごとも勉強が必要と反省……。

写真はヘラ台。
手前が今回送ってもらったもの、したのは普段つかっているもの。
現代のものって、イマイチ味が足りない。

2004.11.17 [水] 明日からは……

うひー、午前3時、やっと今回のやつを送信。
なんでこんなに引っ張ったんだろう(いつもながら)。
実際に集中してやってる時間はそう長くないんだけれど、そこまでもっていく精神力が足りてません。

あーあ、こんなことなら思い切って、土曜も日曜もお出かけすればよかった。
いろいろ行きたいところはあったのに……。
(デザインフェスタとか、陶花さんのフリマとか。ううむ)

でも締め切りが迫った仕事をほっぽりだして遊べない、小心な私。
(そのくせ、ダラダラで結局無駄な時間ばかり過ごしました)
それにしても、年々集中力がなくなっていくような気がするんですけど、これって気のせいかな?
五感はすべて10代にピークを迎えるそうだけど、精神的なものも案外そうだったりして。

さて、明日からはスノーボードのムック本の校正作業にかかります。
2冊分あるけど、ここまでの作業をやってきたのは、もうすっかり独り立ちしている編集君たちだから、
たぶん大きな直しは入れなくてすむでしょう(甘いかな?)。
すべてがスムーズにいって、再来週の楽しい予定が全部クリアできますように……。

しかし、編集君たちはほんの何年か前、最初の最初は文章教室みたいなことから始めたのに、
今では自分で1冊くらい作っちゃうんだからすごいよね。
人は日々、成長しとるんですな。
ピークは越えて、衰える一方の身体と頭でも、きっとなんでもできるんでしょう。
そう思うと、なんか今の仕事と全然違うことに挑戦したくなります。

2004.11.15 [月] 原稿あがらず

日付が変わっても原稿ができあがりません。
毎度毎度、こんな調子じゃいかんなあ。
(日記を書いている場合じゃないけど、もう眠いし……)

名古屋のみそかつの話を書いていたら、すんごく食べたくなった。
ダイエッターなのに、ヤバイです。
「矢場とん」、銀座にもお店あるんですよね〜。

そういえば今朝、葉山のおばちゃん1号から
「着物の整理をしたから、まとめてそちらに送ってもいいかしら?」
とのお電話をいただく。
はい、もちろんですとも。楽しみ〜。
(何が出るかな……的な部分はありますけれど)

あと、義妹の実家@福井に遊びに行く計画が急速に進行中。
これは昨日、あちらのお母様からお誘いのお電話をいただいたもの。
毎年、越前ガニが解禁になると「ぜひどうぞ」と丁寧にお電話くださる。
ずっと行きそびれていたけれど、今年は行こう!
(私だけ行くことになってごめんよ、波平)

お母さんは着物好きな方で、おねえさんはずっとお茶をやっていらっしゃる。
いろいろ見せてもらおう。
いきたいところもいろいろある。夢膨らみます。

今日は波平はせっぱ詰まっていて帰れず。
かわいそうですな。
過労死だけはしないでほしいと、心から願っています。

2004.11.15 [月] ここに天才がひとり

競馬の話ついでに、友人H氏よりのエリザベス女王杯の予想メールをご紹介。

>いいことを思いつきました。エリモPクシー、Lノウ゛ァ、Oスミハルカorコスモのアラファト追悼馬券なんてどうでしょうか?
>しかも、三連単で。

ふうん、でもそんなのくるわけないよと思っていたら、レース後に……。

>私のPLO馬券は2,3,4着でした。痛恨のアドマイヤ斬り、残念!。

いやあ、面白すぎる。
この男は天才だと思います。ものすごく惜しく馬券を外すことに関しては!
(でも、確か去年の今日は、この人が大万馬券を取って、
府中の高級海鮮居酒屋ですっかりごちそうになったんだった。
その時は当たり馬券200円分で7人が面倒見てもらいました)

しばらく会ってないけど、元気かな?
最近はたまにくる予想メールで、ちゃんと生きているんだなと知ります。
やっぱメールって、便利だなあ。

2004.11.14 [日] アドマイヤグルーヴV2!

エリザベス女王杯、テレビ観戦。
アドマイヤグルーヴとスイープトウショウを応援していたが、
スイープの方はやっぱり枠入りを嫌って頭巾をかぶせられていた。
(それでも抵抗していたが、最後は暴れずに収まってホッ)
どちらも人気の馬だったので、馬券は買いませんでした。

で、結果はというと、アドマイヤグルーヴが去年に引き続き優勝!
それもものすごく強い勝ち方だった。
(ゴールシーンは感動してウルウルしました)
見事なエスコートのユタカくんにも感謝。

スイープは最後追い込みましたが、残念届かず。こういう馬は展開に注文がつくからしょうがないですね。

グルーヴ、天皇賞の3着もとってもがんばったと思うが、
ローテーションがつまった今回は、もっとがんばったと思う。
大人になってお母さんのエアグルーヴに、だいぶ近づいたね〜。
消長の激しい牝馬だから難しいこととは思うけど、ぜひ来年はもっと活躍してくれるとうれしい。
(強い牝馬大好き!)

最近、エアグルーヴにとっては初めての男馬、サムライハートがデビューして、
ピリッとしたところを見せてくれたばかり。
現役時代はあんなに強かったのに、子どもまでものすごく強くて、
本当にビックリです。
(名牝は競走生活ですっかり消耗して、いい子が出ないっていうパターンも多いので)
馬だけど、かなりリスペクトしてます、エアグルーヴ。

は〜、今日は久々に、いい物見たなあという感じ。

競馬のあとは、いい気分のままウォーキングに。
潮田あたりをぐるっと回って帰ってくる。
で、新しいブラジル料理屋を1軒見つけた。
店先で鶏の丸焼きがくるくる回っているような店。
(奥が食品屋になっていて、料理屋というより、雑貨屋というほうが正しいかな?)
ちなみに鶏は1匹950円でした。安っ!

2004.11.13 [土] 初漢方

朝の9時にゆうパックの配達さんに起こされる。
なんだなんだと思って寝ぼけなまこで出てみると、京都の奥津さんからの
荷物(洗いに出した着物たち)だった。
あいかわらず早い。

本格的に起きてから、全部をハンガーにかけて風通し。
こうしてクリーニング臭をすっかり飛ばしておくのだ。
ものすごくきれいになったかといわれると、よくわからないけど、
まあ、バザーや骨董市で買った着物たちは、とりあえずこざっぱりした。

あまりに天気がいいので、やっぱり洗濯をしてしまう。
(今日こそ仕事に集中と思っていたのに……)
風もないので、木綿の袷を洗ってみる。
どのくらい縮むか、ドキドキだ。
(アイロンがけも終って、衿などをよく乾かすために再び干してます。
すっかりかわいたら計ってみようっと)

最大の懸案事項だったお薬用の土瓶。
いつも車で行くイトーヨーカドーに、運動のために歩いていって、
なかなかいいサイズのものを発見いたしました。
あ〜、これでひと安心。

帰ってさっそく薬を煮出してみる。
においも、いかにもお薬っぽくて、興味津々。
1時間ほどぐつぐつと沸かして、今日の分を一服。
さほどまずくはないけど、飲んだあと舌がえらくピリピリです。
強烈……。
(韓国の伝統茶系の味を想像してただけに、ちょっとがっかりのまずさです)

ちなみにこれを飲み続ければ、2〜3ヶ月後にお腹から「血の塊がでますから」とのこと。
なんでもお腹に溜まった“おけつ”とやらが、
血の巡りがよくなることでとりのぞかれるんだとか。
※お血(おは病だれに於)=うっ帯している血液、古血。

ひぇ〜、マジですか……。
楽しみなような、怖いような。
まあ、がんばって続けてみますわ。……でもやっぱり怖いかも。

2004.11.12 [金] ノルマ3キロ

初めて漢方医の先生のところに行きました。
人気の診療所なので、数カ月待ち。やっとです。

すごくおじいさんの先生で、お腹をあちこちグイグイ押されて、
「これは石の腹ですな。これではダメです」と判定されました。
(おっぱいの方は両手でフニフニともまれ、「これは子どもが産まれたらいいおっぱいですよ」と褒められましたが)

で、まずは3キロ痩せなさいとのことです。
もちろんそれの助けになるような漢方薬は処方されるのですが、
毎日60分以上歩き、食事も今までのように野放図にものを食べてはいけないようです(晩ご飯にお米は食べるなと)。
なんとかなるのかな〜。3キロか……。

明日はさっそくお薬を煎じてみます。
でもまだ土瓶を入手しておらず。せっせと歩いて買いに行きます。
最低でも1年半は続ける予定。
しかし、漢方ってやっぱり高いのう……。

写真は朝食べたいくらかけごはん。
あんまりきれいな色だったから撮っておきました。
しかし、自然はきれいなもの作るな〜。いつも感心します。

2004.11.11 [木] 思い出したこと

書こうと思っていて書き忘れたこと。

今日、川崎まで歩いた道程は「旧東海道」だった。
八丁畷の駅の手前は、両側にカリンが植樹してあって、
カリン並木になっているんだけれど、今時期は実がたわわに実っていた。
ちょっとビックリした。
(たそがれ時の薄闇の中でも、クッキリと実がなっているのがわかる)

まだ収穫するにはちょっと青いのかもしれないが、もう1週間ほどしたら、
いい具合になるのではないだろうか。
夜中に高枝きりばさみを持って徘徊してしまいそう……。
もう、それはそれはみごとな、実のつきっぷりでした。
あれって、どうするのかな〜?

写真は、悩み中の龍郷大島。
泥染で大柄。難しそうな織模様。
裏は紅絹の小振り袖でございます。

2004.11.11 [木] 歩く

龍郷大島は着てみると案外行けそうなサイズだった。
(って、何度も着てみてはいるのだが、微妙なサイズなので何度も悩むのだ)
内揚げもたっぷりあるし、早く仕立て直したほうがいいとはわかっているが、
あまりにきれいなお仕立てだし、長着も羽織も仕付けがついていたので、
1度も着ないでほどくのはあんまりだと思ってここまで来た。
(気づけば、羽織は長羽織だった。戦前のものだから、まさにオリジナル)
どうか、来週着られますように。

夕方、あまりに運動不足を自覚したので、どこかへ歩いていくことにした。
(そういえば、昨日も一歩も家を出なかった……)
玄関を出てから、川崎方面に行こうと決める。
たしか毎朝飲む紅茶の予備缶が切れている。それを買いに行こうと。

さくさく歩くと、川崎までたった30分くらいだった。
カルディで紅茶を買うのだが、ここへ来たら、他のものも買わずにはいられない。
で、もろもろの細かいものとともにチリの赤ワインも買ってしまった。
重くなったので、帰りは電車。

晩ご飯、ひとりだけど、ワインを開ける。
つまみは、かぼちゃをニンニクとローズマリーで焼いたもの。
それとピーマンの小さいピザトースト、酒盗のようなオリーブのペースト(これもパンの切れ端に塗って食べる)。
いいかわるいかは知らんが、これで結構満足な夕食になった。
(ワインは3杯ほどでいい気持ち。ピリピリするようなカベルネ・ソーヴィニョンのテーブルワインでした)

先月、天神さんの市で買った小皿は使える!
芙蓉手は、ゴチャゴチャしてていままであんまり好きじゃなかったけど、
藍と白地のバランスがいいのか、何を盛ってもおいしそうに見えるわ。

2004.11.10 [水] 悩む〜

今日もお仕事はそうはかどらず。う〜む。

でも、今悩んでいるのは、19日のパーティーのこと。
某誌のきものパーティーに仕事仲間のMさんが当たったので、
一緒に行こうとしているのだ。
(チケット、正価で買うと2万円!)

読者層からして、ものすんごいものを着たおばちゃんが多いんだろうなあ。
(ここぞとばかりにね。格好の「ちょっとしたパーティー」ですから)
ものすんごいものは、とりあえず1枚も持ってないしなあ。
ハイソマダムと直球勝負はハナからムリってことで、
なんかひねったものを考えねば……。
(べつに勝負はせんでもいいのだが)

龍郷の小振り袖とか、どうだろう。
でも、丈も裄もツンツンで、身幅ははっきりと足りないなあ。
そのうち長着も羽織も仕立て直そうと思って、小さいサイズの方に合わせて、長襦袢だけは作ったけど、
まだ実際に着てみたことはないのよねん。
(明日ちょっと着てみるか)

こういうのって楽しいやら、苦しいやら。
こうせつの「夢一夜」って歌、よくできてるなあと、
着物を着るようになって、今更ながらに思います。

2004.11.9 [火] 波平帰る

ハッチーのナゾ、Kくんがわざわざ地下鉄に電話して調べてくれました。
名古屋市の紋章にもなっている「まるはち」から連想し、シャチと合わせた造語だそうで、
お名前募集で上位にランクインした中から選ばれたそうです。
ちなみに「まるはち」は尾張徳川家の合印だとか。
ふ〜ん、地域外の人には恐ろしくわかりにくいんですけど……。

昨日は忙しくて帰ってこられなかった波平が、
「今日は10時頃帰ります、家で晩ご飯食いたいです」とのことだったので、
気合いを入れて晩ご飯を作る。

焼き魚と煮物が希望ということで、魚を買いに鶴見駅ビルまで。
別におしゃれする必要はないが、保多織を着て出かける。
(せっかく買ってもらったんだから、着ているところを見せなくてはね)

サバか、アジか、ブリかとなやんだけど、鯛にする。
(三枚におろしてもらって、頭は潮汁用に2つに割ってもらう)
サケのすじこが安かったので、これも買う。
ほぐすのは面倒だったけど、同じのをほぐしてあるやつと比べると、
100gで40円も違うので、やっぱりすじこの方を買う。
(家に帰るなり、せっせとほぐして醤油とみりんのタレに漬けました)
いやはや、数十円けちるところが主婦やなあ。
この夏に、バーンと久米島紬買った女と同一人物とは思えん……。

というわけで、一応焼き物は鯛の塩焼き(片身)、
汁は潮汁に山芋の団子(鯛のほぐし身入り)と太めの沖縄モズク、吸い口はかぼす。
あとはスキヤキ風の豚の鍋がメインで、箸休めにちょっと甘めのだし巻き卵を。
最後の〆には、程よく漬ったいくらの醤油漬けを、大分の無農薬新米
(4回の台風にも耐えたえらいお米、しかも全精米の銀舎利!)にたっぷりかけて。

手間も時間もかかったけど、自分自身も久々においしいものが食べられて満足、満足。
やっぱりおいしいものを食べると、人間らしい生活がしみじみ愛しく思えます。
忙しすぎは本当に心にも、身体にもよくない!

しかし、鯛のウロコとり、苦労してやっと終った直後に、
ウロコが飛び散らない裏技を紹介するのはやめてほしい>伊藤家
(たんにタイミングの問題なんですが。ちなみにお菓子なんかに使う樹脂のヘラで、
シッポ方向からこそげとるということらしいです)

あ、温かいうちにとガツガツ食べてしまったので、今日は写真はありません。
あしからず。

2004.11.8 [月] マメな日々を

いい加減、洗いに出さないと今シーズン着られないぞ、と思って
古着で手に入れたものをまとめて京都の奥津さんへ送る。
結局あれもこれもと段ボールいっぱいになって、
荷造りを終えたあとで、抱えて体重計に乗ってみたら1万円コースだった。

綿の袷は自分で洗ってみることにする。
たぶん縮むんだろうなあ。でも、ほとんど着ていないらしく、
風合いが堅いのでドライじゃねえ。
ひどく縮んだ場合は解くということで。
(今日はそこまでいけなかった。結果はまた後日報告ということで)

袖幅の狭い、梅の絞りも解くことにする。
これは何にしようかな〜。色や柄はとっても気に入っている。
うそつきの長襦袢もいいかもね。

頻繁に着るようになって、着物を着るにはやっぱり下着の用意が大切と思う。
目指すところの「毎日着物生活」には、長襦袢もそれなりにいっぱい必要だろう。
(裄関係や半襟、素材のマッチングとか、その日のお天気や気温と相談もしなくてはならないし)

ああ、もっと時間がうまくつかえたら、いろんなものがとっくにでき上がっているのに、
とつくづく思う今日この頃です。

写真は今日の夕食。
ひたしマメをいっぱい作ったので、義務のように食べています。
休肝日の誓いはやはり守れず、食前酒&食後酒にライチとバラのリキュール飲んでしまいました。
(メニューのどれとも合いませんでした。だから前後に飲んだのですよ)
たぶん、この酒はもう二度と買いません。

2004.11.7 [日] 名古屋城と私

前日の夜に「K-BAR うまなり」というバーで深酒をしてしまったが、それなりに寝たのでスッキリ。
Kくんははっきり二日酔いの面持ちでした。

で、名古屋城へ行って見た。
特別展「信玄と謙信〜描かれ続ける川中島合戦〜」にも入ったが、なかなかよかったですわ。
川中島の合戦の勇者たちを一人ひとり描いた浮世絵はブロマイドみたい。
あまりにグッときたので図録を買おうとおもったら、その部分はモノクロだった……。

この後、「山本屋総本店」で味噌煮込みうどんを食べて、
大須あたりをぶらぶらする。
コメ兵の着物館もひと通りチェックしたが、さすがにお買い物はできず。
(Kくんは「僕はそのへん適当にブラブラしてますから、
ゆっくり見ていいですよ」といってくれたが、それもどうよ?と自粛しました)
羽織がほぼ3000円均一で、お土地柄か、絞りのきれいなのがい〜っぱいあったけど、次回のお楽しみにいたします。

全体的に名古屋、不思議な町です。
で、残った大きな疑問が1つ。
地下鉄のキャラクターは、なぜハッチーって名前なんでしょう?
見た目は思いっきり金のしゃちほこなので、最初はシャッチーの誤植かと思いました。
駅のひとに聞こうと思っていて忘れちゃいましたので、知ってる方がいらした伝言ください!

2004.11.6 [土] 一流企業だで

なんとか起きて待ち合わせの駅改札へ。
着物は保多織を初下ろし。
でも古い帯を締めたので、長さが短くて苦労した(おかげで遅刻しそうだった)。
手の根本は広げきれずにくちゃくちゃだし、折り返し分も短くてカッチョ悪いが、
急いでいたのでまあしょうがない。
(正直、半幅に差し替える時間もなかったっす)

名古屋では最初に「矢場とん」で味噌カツを食す。
これがやけにおいしかったので、ちょっと油断する。

競馬場でサラッと取材をしてから、有松へ。
町並みはなかなかよろしい。
最初に「絞り会館」へ。
まずはビデオを、そのあとおばあちゃん達の手仕事を見せてもらって資料室へ。

私たちのあとに「さが○」の団体さんがビデオ室へ入ったようで、
ヒマになった引率の金沢の呉服屋のオヤジといろいろ話す。
「ステキな着物ですね」とかいわれたが、帯がくちゃくちゃなのは
自分でわかっていたから、そっちが気になってしまう。

掲載許可をもらいがてら、会館のご主人ともちょっと話す。
絞りの方も精力的にやっておられるようで、こういうブランドもやってますと名刺をもらうが、
「ウチはこのあたりでも、一流企業だでね〜」
なんて自分でいっちゃうのは、やめたほうがいいかもよ、ご主人。
(そういわれて、担当Kくんも固まってました)

有松の町をふらふらしていると、竹田家で「さが○」の展示会をやっていた。ああ、これね。
ちょっと覗いてやれと中に入ってウロウロしていると、
「すみませんが今日は貸しきりなので」といわれる。
(最初に「拝見してもよろしですか」と入口で聞いたにもかかわらず……)
でも、竹田家はなかなか風情のあるいい建物でした。
70〜80万の値札がついた反物がゴロゴロしているのを
目の当たりにした担当Kくんは、ドン引きでした。

写真は有松の町の、何の変哲もない食堂。
のれんが見事な総絞りだったので、激写してみました。

2004.11.6 [土] うううう……

早く寝ないと朝になってしまう。

波平がタク帰りだったので、予想以上に夜更かしになってしまった。
うっかりひとりで晩酌もしちゃったよぉ、午前3時に。
明日は6時半に起きます。
帯が一発で結べて、新幹線に遅れませんように。

2004.11.5 [金] 名古屋にはヘンなもんが……

明日と明後日、名古屋取材です。
この間、ぼたんさんにあんこのトーストのことを聞いて、
名古屋は変なもの食べるなあと思っていたけど、探してみると
ミョーなものがいろいろあるんですわ、これが。
(甘口スパゲッティとか、純金箔コーヒーとか)

そして、モーニングとか、喫茶店のオマケサービスもすごいらしい。
(夕方までモーニングやってる店もある……って、名称はそれでいいのか?)

同行してくれるのは、岐阜出身のKくん。
名古屋弁の通訳してくれるそう。

そして、なんと今日の今日、あの有松が中京競馬場の隣の駅だと知る。
保存地区みたいになっていて、町の様子も良さそうだし、競馬場の帰りに行って見ることに。
余計な買い物とかしないように注意です!

ああ、そろそろ半襟とかつけなくちゃ。
今回は1泊だから、2枚重ね作戦にしようかな?

2004.11.4 [木] ついてない……

さあ、そろそろお風呂にでも入ろうかと思っていた矢先、
いきなり水が出ない。どの蛇口からも出ない……。

何ごとかと焦って階下へ行って、集まっている人に聞いてみたら、
地下のモーター室に水がたっぷりたまってしまっていて、動かないのだそう。
現在、応急処置を要請しているものの、そう簡単には復旧しそうにないとのこと。
ふ〜。ギリギリで銭湯もタイムアウトだ……。

ブリタの容器に半分くらいと、2リットルのミネラルウォーター1本、
そして金魚用に汲み置きしてあるバケツの水@ベランダが、我が家の生命線となる。
(台所の洗い物が終っていたのが救いか)

ああ、もう歯を磨いて寝ちゃおうかな〜。
(いやいや、やることが残っていてそんなわけにも行かず)
ポットにたっぷりと番茶を入れたばかりだったので、そんなものでも飲みながら、復旧を待ちます。

そういえば、月曜日には電気工事で日中の停電が確定している。
のんびり構えてたけど、今日になって「冷凍庫にも電気がいかない」ことに気づいた。
ウチは冷凍の食材も結構常備してあるので、これはかなりのダメージになる。
週末はいないのに、その前後でせっせと大量の食材を消費しなくてはならない……。

あ〜、しょうがないから、まずはハーゲンダッツのアイスでも消費するかな。
小さなことからコツコツと。

波平は深夜にタクシー帰りの予定だそう。
「とりあえず、念のために水は買ってきてね」とお願いするのが、今の私にできる唯一のことでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あれから2時間。
強烈な濁り水ととも復旧いたしました。
ご心配おかけした皆さん、お騒がせいたしました。
ああ、しかし水道ってありがたいなあ。
(プチ不便体験、勉強になりました)

2004.11.4 [木] ヘロヘロで〜す

結局夕べは朝の4時くらいに沈没してしまって、昼くらいに原稿を送りました。
つ、つかれた。
年々がんばりが効かなくなっている自分です。とほほ。

波平は校了だったらしく、5時過ぎくらいに帰ってきました。
こっちも毎日たいへんです。
私よりずっとグッタリしています。
すっかり明るくなっても、ガーガー寝ている顔をマジマジみていると、
もっと大事にしてやらねばと思う次第。

写真は昨日保多織がやってきて、うれしくってやってみたコーディネート。
こんな渋系の着物はあんまり持ってないので、何を合わせるか迷います。
週末は名古屋に取材なので、これ着ていこうかな。
(完全に仕事をナメてる?)

2004.11.3 [水] 保多織ができてきた!

今日の昼、保多織がやって来た。
実は昨日の午後は1回目の配達があったのだが、不在で逃していたのだ。
包みを解いて、でき上がりを確認。今回は単衣仕立てにしてもらった。
注文してから約2週間。和裁士さんの手が空いていたのか、なかなか早く上がってきた。

波平も出勤前だったので、羽織ってみて似合うかどうかを見てもらう。
(全部自分で手配したんですが、一応、誕生日のプレゼントなんですの)
「まあよいですね」とのお言葉をいただく。ありがと〜。
一生懸命、たくさん着ます。

画像も付けたいけれど、現在仕事でテンパッているのでまた後日。
締めきり、延してもらったのにまだできていません。
明日の朝までにメールする予定なのに、もう眠いし……。ピンチかも。

2004.11.2 [火] 今日の晩ご飯

ひとりの晩ご飯は、やっぱりろくなものを作らない。
今日もパスタですませてしまった。
でも、ちょっと実験的なメニューだったので、記録しておこうかな。

ソースの具はたっぷりのニンニク、グリンピース、タマネギ、そしてモチキビ。
モチキビが煮えるとトロリとなるので、からみもいい。
味付けは久米島の塩だけだけど、意外と複雑な味で不満はなし。

パスタはイタリアのオーガニックもの(全粒粉のやつ)。
これは食味がガサガサで、正直あんまりおいしくない。
パスタというより、すいとんみたいな感じでございました。

手前に添えてあるのは、カマンベールチーズの残りもの。

2004.11.2 [火] ちょっとコワイ大島

早起きしてリサイクルネットワークのバザーへ。
でも、結局11時半入場の整理券をもらうのが精いっぱいだった。トホホ。
和裁仲間のSさんが後追いでいらっしゃる。
駅前のスターバックスでお茶しながら、入れる時間を待つ。

Sさんは先日、川越の市に行ったそう。
(お仕立てをしていらっしゃいます。でき上がった作州絣をお届けにいったのだとか)
こちらも京都の天神さんの市のお話をして、古着関係で盛り上がる。

今回のバザーは、ちょっと値段が上がっているような気がした。
毎回すごく盛況だから強気なのかな? とはいえ、売り上げはかなりの部分が寄付されるようでうれしい。

で、今回はイマイチだな〜と思いながらウロウロしているうちに、
補充されたばかりのもののなかに現代物の大島を発見。
仕付けつき。シミも痛みもなし。
八掛が茶色に近いレンガ色で、ちょっと地味だけど、サイズもよさげなので購入決定。

アンティークものの名古屋帯と、100円のウールの羽織(黒地に白と赤の絣)も一緒に買った。
こういう場合、意外と後になって100円の羽織を一番活用したりするんだよね。

サッサと家にもどって、改めて大島を採寸してみた。
すると、なんか驚くほどに私サイズ……。
衽幅が微妙に狭いくらいで、あとは誂えたようだった。
あんまりバッチリサイズで、ちょっと怖くなる。
「え、もしかして、私のこと待ってたの?」、なんてね……。

しかし、仕付けつきの着物を無料でリサイクルに出すというケースはどうして起こるのか?
(そういう団体のバザーでした)
何か、着ようとしていた本人に、不慮の事態があった?
まあ、それならそれで、あなたの愛した着物を私が代わりに着ますとも。
こんなにいいものなんだから、大事にするわ……と、能天気な私です。

古着のいいところは、味のあるハイクオリティな布を気軽に手に入れられるところ。
同じレベルのものを、古着のような頻度で呉服屋さんで買うことは絶対にできません。
(今日の大島もたぶん、反物だけでも少なくとも今日の値段の10倍以上はするはず)

私はまだまだ着物初心者なので、いろいろといいものを試して何が自分に合っているのか、
いろんな意味で探っている途中。
しゃっきりした大島の軽さ、しなやかさ、丈夫さ、美しさを
この1枚に勉強させてもらいたいと思ってます。

思えば、骨董の皿を入口に着物に入ったといえなくもない私。
数百年前の陶工さんたちの技や遊び心に感動しつつ、
日々の器に古いものを使っています。
そんなことの延長と思うから、古着もありがたく、うっとりしながら着ることができるのかも。

でもね、もしものすごく財力があったら、
銀座あたりの呉服屋に入り浸っているかもしれません。
(宝くじでも買うか)

2004.11.1 [月] カラスっぽい着物は?

朝、葉山のおばちゃんからの着物小包みが届く。

出して見ると、まあ、小物がいろいろ。
面白かったのは、和裁に使う古いへら台(ぱたぱたッと広げて、その上で反物を裁ったりする)。
なかなか味があります(なぜか未使用)。

着物はなんだか冠婚葬祭系のものばかりで、
黒留め袖とか、どうすりゃりいの?って感じでしたが、
帯はいろいろとあって、即戦力組多しってところ。

で、ちょっと疑問に思うものは2枚ほど。

1枚は真っ黒な紬の長着(無地です)。
素材自体は昔の大島みたいな薄手の柔らかい紬地で、
胴裏は木綿、八掛は黒のモスリンがついています。
これって、まさか礼服でも、喪服でもないですよね?(紋は無しですし)。
まるでカラスのように真っ黒けなんですが、どんなときに着るものなのでしょう?
粋に、おしゃれ着として着ちゃって可、なのでしょうか?

そしてもう1枚。
こちらは1つ紋の羽織で、色は黒なんですが、水玉みたいな地紋があって案外華やかな雰囲気。
羽裏はちょっと派手目の紅葉と菊の柄。
これはやっぱり軽い慶事(例えば子どもの入学式とか?)なんかに着るものでしょうか?
普段着に小紋などに合わせるのは、ちょっとおかしいですよね?

どなたか、上記2点について、わかることがありましたら、
ぜひ教えてくださいませ。

今回の件で、やっぱり着物の決まりごとって、難しいかもと思いました。
いい加減に着ている身としては、何ごとも勉強が必要と反省……。

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