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2004.12.31 [金] 水上へ

首都圏大雪。
ダラダラ起きて、堺の波平の実家へ車で帰省しようと用意。
で、そろそろ出るかという段になって、テレビに「東名高速東京〜沼津通行止め」の速報が。
大阪まで下道(しかも積雪)はムリ!と判断し、「帰れません」と電話する。

大雪の日に動いてもろくなことはないと、「川崎で映画でも見よう」と提案するが、
波平は「大阪に帰らないなら、せめて近場に滑りに行きたい!」といいだしたので、
じゃあ、いいよと承知してしまった。

さっそく水上のライダー(大きな旅館の息子さん)に連絡して、宿の手配をする波平。
大晦日だというのに、ムリムリ泊めてもらうことになった。

しかし、首都高の入口までいくと、いきなり通行止めで入れず。
しかたなく、関越に向けて環八を北上するも、途中、ラジオのニュースで
関越も練馬〜本庄児玉まで通行止めになっていることを知る。
愕然……。
当然ながら、環八も大渋滞。

やっとの思いで254号に入るも、こちらもめちゃくちゃ渋滞。
この時点ですでに午後7時。
普通なら、とっくに水上に着いてる時間だ。
さらに、途中で通行止め区間が月夜野まで延びていることを知る。

というわけで、ひたすら17号(当然渋滞)を走って、水上を目指す。
が、渋川を抜ける一歩手前、信号待ちで後の車に追突される。
(こっちも滑ってしまって、前にぶつかりそうになったところだった)
一応、警察を呼んで事故証明をとってもらっている最中に年が明ける。
なんだかなあ……。

水上の宿に着いたのは、2時前。
さすがに食事もなく、近くのセブンイレブンに買いだしにいって、
無口におにぎりなどを食べる。
この後は、さっさと温泉に入ってガーッと寝た。
人生で一番疲れた大晦日だった。

2004.12.29 [水] 似ている……

昨日、冬ソナを見ていて「ん?」と思ったこと。
競馬仲間のIさんって、サンヒョクに似ている!
っていうか、「すさんだサンヒョク」の横顔はそっくりだ。

そういうと、波平も爆笑だったので、本人にそのようにメール。
そしたら、今日になって返事が来て、「たまにいわれる」とのこと。
やっぱりね。

なんで彼女いないんだろう、と波平が不思議がるが、
たぶんそれは彼が根っからのギャンブラーだからにちがいない!
競馬のみならず、競輪にも熱をいれてるからなあ〜。
(あ、競馬では馬も持っています。社台の一口馬主さんなのです)
今日はさすがに大井に行くのはやめたそうですが。


買い物に行って、うっかりまぐろの切り落としと鮭の切り落としを
両方買ってしまった。
(年末のおかげか、すごくきれいな身がいっぱい入っていて、
手がかかると思いながらも、買わずにいられなかったのです)

まぐろは薄い身なので、カマンベールとシソを巻いて焼いて、
柚子風味のくず餡で。
鮭はカマとかが入ってるから、そのまま焼いてもおいしそうかな。
あと、粕汁って手もあるな。
う〜ん、何にしようか……。

2004.12.27 [月] とりあえず

穏やかな年末の1日。
大掃除をちょっとくらいはやらないとなあ、と思いつつも、やっぱり風邪で調子悪し。
昨日は精神的な高揚で、症状が治まっていたのか?

ベランダの金魚たちがけっこう活発に動いている。
なので、ついエサをあげてしまうが、いいのだろうか?
もう冬眠してなくちゃダメなシーズンだと思うんだけど。

着物のメンテナンスもやらなくちゃ。
今日はとりあえず、木綿のものを1枚洗っておこう。

着物も、そろそろしっかりした防寒対策が必要になってくる。
ネル裏の足袋も、早く仕上げたいなあ。
やりたいことはいっぱいだけど、焦らずにのんびりやるしかないか。

2004.12.26 [日] 久々に会った人々

今日は見事に散りました、有馬記念。

電車の中でいろいろ考えたけど、今年ずっと追いかけていたコスモバルクを買うことに。
で、どっちにしてもきれいな馬券を買おうと、バルク→ゼンノロブロイの馬単のみで勝負しました。
枠順などからロブロイが有利なのはわかっていたけど、
それでもバルクには、なにか劇的なイメージでG1を勝ってほしかったので。

いつもなら、馬連で何かをパラパラ買うのだけれど、今年はそれはもしも当たっても意味がない気がして買いませんでした。
(馬連も、すごく久しぶり。何があってもおかしくない競馬だから、普段は買いません)

ただし、グレイトジャーニーの総流しをちょっとだけ買いました。
これは「これでキミの馬券を買うのは最後だ」という、決別の馬券です。
彼はとてもきれいな馬でした。でも、見かけだけの男は、やっぱりダメなんですね……。
「来年になれば、マイルで活躍するだろう」という人もいます。
でも、もう決めて買ったのです。これで最後にすると。

なので、今年の有馬に関しては、予想を立てるというよりは、
自分の心の中で引きずっていたものを、きれいさっぱり立ちきるための馬券となりました。
買った時点で、かなりスッキリして、パドックを見たあとでも、買い足しはしませんでした。
このあたりが、精神的に成長したんだなと、自分を褒めたくなりました。

そして結果は、やっぱりロブロイが勝ちました。
ペリエの騎乗は冴えに冴えて、序盤ではかかったかと思わせるまでの先行策でしたが、
最後の直線、逃げたタップダンスシチーの脚色を見ていると、
あのペース判断が正しかったのです。
やっぱり、世界の名手は違う……。
(今年、ユタカがG1あまり勝てなかったのがわかりますね)

今日は中山競馬場には12万人の人が入ったそうです。
さすがに込んでました。

レース後はWさんと本八幡でいっぱい。
途中でIさんとYさんも合流して、今日はいろんな話に飛びました。
特に漫画誌の編集をやっているIさんは、ちょっと前にBOから、
少年Sに移動になったということでした。
現在の担当は、アニメにもなっているかなりの人気マンガ。今日も、後半は先生と打ち合わせといういことで、早めの切り上げでした。
でも、彼曰く「A先生は、これまで長く編集をやってきた中でも、かなり頭いい系」だそうで、
40数巻目まで自分だけでストーリーを考えていたんだとか。
すごいなあ……。

Yさんからは不妊治療の話を聞きました。
長年の努力の結果、今年の夏に男の子を授かったとか。
うらやましい限りだけれど、それまでの苦労話を聞くと、
そんなことに自分が耐えられるのかどうか、はなはだ疑問……。
がんばっているとは聞いていたけど、そこまで本格的にやっているとは、
ちょっとビックリする話でした。

がんばろうとは思っていても、一体どこまでがんばればいいことやら。
こればっかりは、気張っても仕方ないですね。

あ、そうそう。
パドックではKさんもあいかわらず元気そうでした。
(検診でガンらしいものが見つかったといっていたことがあるから、
えらく心配してたけど、大丈夫だったみたい)

久しぶりに競馬場に行くと、いろんな人に会えて、いろんな馬を見られて、元気になれます。
今日は風邪ひいていたから着物はパスしたけど、
年明けの金杯には、めでたい感じの着物を着て行ければいいなあと思いました。

2004.12.25 [土] 久々の日記

2時を過ぎてやっと今年の仕事が終る。
昨日の今ごろ1本終えて、今日も別件の1本を送り終えた。フー。
(ただし、本日のものは広告なので、クライアントチェックがガッツリ入ります。デカイ会社の仕事はこれだから面倒だわ……)

風邪気味で余力がないので、明日の有馬の予想はやっぱりぶっつけ本番でいくことにしよう。
今年は15頭しかいないので予想も簡単です(←ウソ。ちなみにフルゲートは18頭)。

ダイユウサク、メジロパーマー、マンハッタンカフェ(こいつはアメリカンボスとの合わせ技)……。
有馬で大穴を開けた馬たちもいたなあ。
(ダイユウサクのオーナーなんて、自分の馬が勝つわけないとレース前にさっさと帰っちゃってたという話があります)

そういうわけで、穴党としては希望を捨てずに馬券に挑みます。
最後くらいコスモバルクに勝って欲しいもんです。あんなにがんばっているんだから。
(でも、普通に考えたらゼンノロブロイが有利ですな。賞金のほかに、秋のG1完全制覇のボーナスの2億円もかかっているし)

久しぶりにU氏から電話があった。おお、生きていたか。
馬券とカレンダーを買ってきてくれというものだったが、
元気そうでちょっとホッとした。
いつものようにオカルト馬券の話が炸裂。
今年は「ヨン様」馬券が怪しいという。
まあ、4番枠とか、四位騎手とか買いどころはいろいろあるが……。
…………んと、そういうことは考えないでおこう。

帰りにはW学兄様と合流の予定。
今年最後の飲み会。
明日の朝、風邪がひどくなっていませんように。

2004.12.19 [日] スノーボード初お誂え

は〜、なんとか明日朝までの約束のものをメール&ファックスにて送り終りました。
(またもや3時過ぎてしまった……)

今日は久しぶりに波平が家で晩ご飯を食べました。
白山のかた豆腐で柚子味噌の田楽を。
耳の部分はたっぷり擂った胡麻と合わせて白あえに。
いやあ〜、食べでのある豆腐でした。

「ブリトロ」という油のたっぷり乗ったブリの切り身を照焼きにするも、
よくよく見ると養殖物……(おいしかったけどね)。
「豊後水道」なんてデカデカと書いてあるから、何となく天然物のような気がしていたんだけど、
よく考えるとそんなところにブリはいませんか?
(でも、波平が風邪気味だったので養殖物でよかったのかな。なんせ抗生物質たっぷりで、
少々の風邪なら一発で治ると聞いたことがあります)

ところで、今日「パーフェクトスノーボード」にお願いしていたカエルのボードが届きました。
超キュート♪
ずっとバートンユーザーでしたが、所詮コスメ優先で選んでいたので、これで十分です。

本当は画像を自分で作れれば、本当に完璧に自分だけのボードができるんですが、
私は見本のカエルに心を奪われたので、そいつにしました。
ソールにはフキだしがあって、カエルが「Sleep weii,Eat enough.」と言っています。
この文句は波平が「キミにピッタリでしょう?」と考えてくれたもの。
ううんと、ありがとう? かな?

今年はこれで飛べるかな?
足の筋肉をしっかり鍛えねば。
(あ、だからカエルのデザインだったりして)

本日は疲れましたので、画像は後ほど。

2004.12.19 [日] 今年ももう終わりですね

久々に目が覚めるまで寝ました。
プライベートな旅行や仕事の打ちあわせ、通院などでなんだかゴチャゴチャの12月。
月初めには「完全放牧、和裁行きまくり」と思っていたのに、
どうして?
なかなかお約束を果たせない私です。すみませぬ。

残り約10日。
無事に仕事を終らせて、病院にもキチンと行って、波平の予定にも合わせて行動して、
和裁の教室にも通って、有馬記念にも行って、大掃除やら新年の用意やらも終らせて、
着物系のお楽しみも満喫する……なんてできるのかしらん?
まあ、がんばります。

2004.12.18 [土] 横浜でランチ!

伊勢佐木町のフレンチ。
三浦半島のお魚を使った料理が得意とのこと。
サラダには6種類の魚の刺し身が載ってましたが、どれがどれかはよくわかりませんでした。トホホ。
でも、チマチマちょっとずつ出てくる前菜やデザートも
なかなかよかったですわ。

ランチの後、馬車道を通って、みなとみらい方面へお散歩することに。
横浜市民のくせに、ぜんぜん知らないところばっかりで、
おのぼりさん気分。
クリスマスのイルミネーションがとてもきれい。
(人出もすごかったですが)
お付き合いいただいた皆さん、今日はどうもありがとうございました。
楽しかったわ〜。

夕方家に帰ってみると、夕べ徹夜の校了作業で、私と入れ違いで帰ってきた波平が、
仮眠から覚めたばかりの眠そうな顔でパソコンに向かってました。
「たいへん腹が減りました。すぐご飯を食べたい」というので、近所の寿司屋へいくことに。

この寿司屋はメチャクチャ安くておいしいんだけれど、気まぐれで休みが多いのです。
「開いててください!」と祈るような気持ちで店の前まで行くと、
シャッターが閉まっている。ああ、ダメか……。
でも、よ〜くみたら「営業中」の札が。
今日はゆっくり店を開けたようでした。中に入ると私たちが1番乗りでございました。
というわけで、夜も魚な1日でした。

出掛けにバタバタしてデジカメを忘れたので、
何の画像もなし。は〜。
もっと余裕のある生活をしなくては!

2004.12.17 [金] お仕事ハマり中

いやあ〜、完全にハマってます。
昨日の打ち合わせで、スケジュールを確認したら、
先方から「ぜひ、年末商戦に参加したい」とのお返事。
……って、ついさっき代理店の人から資料をもらったばかりなんですけど。
(しかも、コンパクトデジカメについての予備知識は皆無……)

代理店からは資料を見て書く「リライト」っぽい仕事という説明だったのに、
なぜか、構成から考えるハメに。しかもインタビュー取材も発生……。
無事に歳を越せるのだろうか……。

でも、明日は遊びま〜す。
(そのあと仕事は間違いないけど)
何着ていこうかな〜。

〜〜〜〜〜

今日は早起きして、気になる症状のでていた部分の診察をしてもらいに都内へ。
T病院、あいかわらず込んでいて、予約ナシの外来で行ったら3時間半かかりました。
でも、結果は「異常なし」らしく、ホッとしました。
(ついでにガン検診もしてもらった)

帰りにウォーキングがてら新橋まで歩いて、途中で「インドネシアラヤ」で遅い昼食。
なんか懐かしい味でした。
(MM社でバイク本のバイトしていたときによく行ったお店です)
でも、ダイエット&漢方治療にはかなりマイナスなメニューだったです。ちょっと反省。

さて、晩ご飯をローカロリーで押さえてバランスをとらねば。
でももう、お腹空きすぎてメニューが組み立てられない……。
取りあえず、出汁でも取ってみよう。

2004.12.13 [月] 白山工房

朝、浅草橋の会社に出社予定の弟を芦原温泉駅で落としてから、
牛首紬の白山工房へ。
ここは石川県なんだけれど、福井との県境からほど近いので、
「お姉さん、着物に興味があるなら」とお母さんが提案してくれたところ。

ちょっとした資料館が併設されていて、フムフムとそれを見た後、
実際に作業しているコーナーへ進む作りになってました。
で、まずは玉繭から糸をひく「のべひき」の作業を見学。

何がどうなっているやら、鍋の中からシュルシュルと糸が紡ぎだされていく。
ベテランっぽいおばちゃんも、若い子も自分なりのリズムを刻みながら、
手慣れた感じで作業していたけれど、これをず〜っとやっているのかと思うと、
なんだか気が遠くなるような。

この後、糸繰り場と織り場と続けて見学。
まあ、ここはどこの工房でも見る風景かな。
ただし、織り場を見るかぎりでは、かなり強めに糸を打ち込んでいる気がしましたね。
だから丈夫な布ができるんでしょうか。

1反いただきたい気持ちは山々だったんですが、
ちょろいペンケースとカエルの根付を買って満足。
反物の営業所はもっと山の下の鶴来という町にあるそうです。

白山名物の堅い豆腐を買って、民俗資料館などを見てから福井方面へ戻ることに。
途中で「いわなや」というお店でお昼ご飯。
もれなく岩魚が付いてくるメニュー構成だったけど、
唯一、岩魚度ゼロの「ヨモギうどん」を4人して頼んでしまいました。
(まるでいやがらせのよう……)

昼からは越前和紙の里へ。
紙の資料館を見た後、手漉き和紙の実演を見せてもらいました。
木の繊維をまとめるためのトロロアオイという植物が、なかなか興味深いものでした。
漉き上げるときはノリのような性質を持っているけれど、
1日置くとサラッとなって、重ねた紙が1枚ずつはがれるようになるんだとか。
いろんな天然材料があって、昔の人はそれをうまく使いこなしてたんだなあと思いました。

晩ご飯はお家で鍋。
いやあ、家族みんなでワイワイやりながら食べるご飯はおいしいです。
ここのウチは、家の真ん中にドドーンと10畳敷きの部屋が2つ繋がって作ってあって、
片方の部屋には大きな仏壇が。
そんなもんで、日常そこは使わず、台所の脇の8畳くらいの部屋にみんな集まって
テレビを見たり、パソコンをいじったりしている感じ。
(寒い福井で20畳の部屋を暖めるのは大変なムダですしね)
「泊まるところだけはいくらでもありますけ、いつでも寄ってくださいね」といわれました。

そして夜、お母さんがもう着ないという羽織を何枚も出してきてくれました。
(ふたりの娘たちは身長が高くて、着られないそう)
で、気に入った柄のものを3枚いただきました。
袖幅はちと違いますが裄は合うので、即戦力になりそう。ありがとうございます〜。

2004.12.12 [日] しつこいようですが

これがカニ刺しです。
ツメの部分が甘い!
(ミソたっぷりの甲羅と、胴の部分はこの後焼きガニに)

ちなみに、このあたりの旅館や民宿は、この時期カニ目当てのお客さんでいっぱい。
帰るときに翌年の予約をしていく人も少なくないとか。
(週末はそのくらいしないと予約がとれないそう)
ツアーの大きなバスもガンガン走ってました。

2004.12.12 [日] カニ三昧

夜は三国の民宿に泊まって「越前ガニ会席」を食べることに。
(福井に着いてみたらそういうことになっていてビックリ)
宿はお部屋もきれいだし、温泉も引いてあって、民宿のレベルを楽々超えてました。

「お食事用意できました〜」と呼ばれて、別室に通されてこれまたビックリ。
大きな越前カニ(こちらはオス。身がたっぷりでおいしい)と、セイコガニ(小さいメス。内子が超うま!)が並んで鎮座していました。
もちろん、2匹で1人前です。
5人で行ったので、テーブルの上には10匹のカニがズラリ。
そのうちもう1匹、カニ刺しになったやつもやってきました。

お作りやら、チマチマした八寸やら、いろんなものが並んでいて、
そっちはそっちでおいしかったけれど、
茹でただけのカニがやっぱり一番おいしかった……。

「うへ〜、お腹パンパン」と油断していたら、
カニ刺しの甲羅と胴を焼きガニにするということで、
蓋着きの浅い鍋がコンロとともに2つ運ばれてきました。
「ん、なぜ2つ?」
と思っていたら、なんと各人にもう1匹ずつ、小さめのオスガニが用意されていたんでした。
しかも動いている……。
もうムリです……。
(結局お土産用に茹でてもらうことにしました)

でも最後に、カニご飯と土瓶蒸しが出てきて、
苦しいといいながらも完食。
「おねえさん、よく全部食べましたね。いつもはそんなに食べないのに!」
と義妹に驚かれるほど、食べまくってしまった……。

出かける前に漢方医さんに「旅行でも食べ過ぎないように」と
釘を刺されていたのに、なんてことでしょう。
(ちなみに家に帰って体重計ったら、ちょっと太ってました。ヤバ)

でもね、来年もまた機会があったら着たいものです。
次回は波平も一緒に来られるようにスケジュール組みますわ。

2004.12.12 [日] 満開の水仙

越前海岸をドライブしつつ、三国へ。
福井県は初めてだと思っていたら、昔、越前海岸を走った記憶がありました。
能登半島から行ったため、混乱していたんですね。

今年は水仙の開花が早いとかで、もうすっかり満開。
越前海岸沿いのみちにず〜っと咲いてました。
とてもいい匂い。
一緒にいったお母さんも「こんな満開の時期に来たのは初めて」とのこと。
うれしい偶然です。

2004.12.11 [土] ソースカツな日

弟とそのヨメとともに、ヨメの福井の実家へ。
朝4時半起きで、5時出。
綱島の弟宅に着いて呼び鈴をならしたら、ふたりとも思いきり寝ていた……。
弟宅からは彼がずっと運転してくれたので、昼には着く。
(あいかわらず飛ばし屋さん……って、人のことはいえないけど)

市内のとんかつ屋さんで、ソースカツを食べる。
福井ではこれがスタンダードなんだそう。
(ちなみに、メニューには玉子カツ丼というのがあった)
う〜む、ウマイです。
新潟にもソースカツ丼が有名な店があるが、日本海側はソースカツ丼が一般的なのかな?

食後、朝倉氏遺跡へ。
しかし、大雨の被害でほとんどの展示物が撤収されていた。
建物は残っているが、どこも床上浸水の後が……。
遺跡自体はやっぱりすごいなあって感じ。
小さな谷に集まって暮らす、1万人の人々を想像して、気分はタイムスリップ。
実際に建物がすべて立っていると壮観なんだろうなあ。

その後、永平寺を回って中を見学(というか、参拝)させていただく。
まだ日はあったのに、なんだか寒い〜。
宿坊に泊まってみたいような、とてもイヤンなような……。
(精進料理は食べてみたかったりして)

夜は「お正月みたいなお料理」とお母さんのいう魚屋さんの仕出し。
福井はお魚屋さんがご用聞きに着たり、焼き物や揚物など、いろいろに調理してくれるんだそう。
(それでお値段は生の状態と同じらしいです)
チマチマとした料理が12〜15種くらいと豪勢でした。

夜、サッサと寝るはずが「医龍」というマンガ(ヨメの姉さん所有)にハマって、
布団の中で最新刊まで一気読み。
3人並んで読んでいる空気が「もくもくと読んで、マンガ喫茶みたい」とヨメはいった。
言い得て妙なり。

2004.12.10 [金] そして本日も和裁

今日も早起きして和裁へ。
10月、11月分をせっせと消化しています。
今日は袖の大詰め。片方、最後の振りを縫うところまでは終りませんでしたが、ほぼ完成かな。

道中着は丈が短いので、ここからが早いとか。
今年中に縫い上がるかな?
渋い緑の地で、お気に入りの紺地の木綿たちにぴったりなんだけどなあ。
うう、はやく着たい。

ところで、明日から待望の福井行きです。
毎年、越前ガニが解禁になると、弟のヨメの実家から
「お姉さん、今年はぜひカニ食べに来てください」とお誘いがあって、
今年はやっと予定がやりくりできたのです。

福井、珍しくまだ足を踏み入れたことがない場所です。
(でも、仮ポジと資料のみでガイドブックを作ったことはあったりして。
予算がないからとそういう依頼だったのです。世の中ってすごいでしょ?)
朝倉遺跡とか、永平寺とか、行って見る予定。
行き帰りは車だから洋服ですが、あちらでは着物にしようかと。
今晩半襟付けなくちゃ。

さて、バタバタしそうな今晩、なぜか波平が家でご飯を食べたいと電話してきました。
というわけで、旅行に行く罪滅ぼしに何か好きそうなものを作るかな。
(三浦大根があるので、豚バラと炒め煮にするか?)

個人的にはすっかり仕事納めだと思って浮かれていたのだけれど、
実は年内にもう1本書かねばならないことを指摘される。
(私が単純に間違えてました。担当くんはちょっとビビッてました。)
年末進行でいつもより急いでくださいなどといわれたが、
手を付けるのは再来週にします。

なんて、のんびり構えていたら、なんか全然別の仕事も1本やることになってしまった。
K社の新しいデジカメ関係。
「カメラには決して明るくないですが」といったにも関わらず、
「じゃ、打ち合わせはこの日で……」なんぞと畳みかけられてしまった。
いいのかな〜。
広告の仕事は、だいたいクライアントさんが後からウダウダいうパターンが多いので、
かなりストレスが溜まります。
どんな仕事かよくわかんないけど、まあその辺だけは覚悟しておこう。

この話をすると、波平は「むしろ俺がやりたい」とうれしそうでした。
カメオタはそんなもんなのかね〜。

2004.12.9 [木] 想像通りの……

夕方、波瑠ゑさんと馬喰横山でお茶。
お約束していた「紫の絞の梅」の着物をいただく。
う〜ん、うれしい。想像通りの味のある着物でした。

波瑠ゑさんとのおしゃべりは尽きなかったが、
お店が閉店ということで解散に。
自分の中でぼんやり考えていること、感じていることを
いろいろと話すことで、再確認できたような気がする。
こういう時間、大切です。
(今度はお食事行きましょう!>波瑠ゑさん)

帰りに波平の会社へ寄って、一緒にご飯。
というか、ライダーくんが来ていたので、彼らへのおごりに便乗する。
(今週末にドームの大きな大会に出るそうで、「それなら絶対勝つってことで」と選んだお店はとんかつ屋)
いかん、これでは痩せんのう。

引き続き仕事の波平をおいて、さっさと帰宅。
帰ってすぐに包みをといて着物を羽織ってみる。
寸法はピッタリ。いいね〜。

帯や羽織をいろいろと合わせてみたが、どうも帯が手持ちの者の中ではしっくりくるものがない。
探さねば……。
願わくば、新年会までにいいのが見つけられればなあ。
そんな感じの華やかな着物なのですよ〜。
大事に着まーす。

2004.12.8 [水] 本日も和裁

今日は早起きして朝から行きました。
(出かける前に洗濯もして、どっさりゴミ捨てもして。エライぞ、自分)

まずは10号館でサクッと裏地の糸を買い、教室へ。
昨日と同じ席しか空いてなくて、くけ台をおいてコテをセッティングしたら、コテまで昨日と同じだった。

今日は袖口の回しづけから。
ふ〜ん、こんな風に作るのね、袷の袖って。
微妙に控えたり、ギュッと締めたり、和裁ってやっぱり難しいなあ。

今日初めて会った方、舞台の衣裳の仕事をしていらっしゃるそうで、
道中着のヒモを共布で見事に作ってきていらした。一同「さっすが〜」。
バイアスで袋状のヒモを作り、中に毛糸を通してふっくらさせてある。
ヒモも、2本どりで華やか〜(布が短くてループ状にできなかったための苦肉の策とか。でも、それがとってもいいのです)

道中着はあのヒモがちょっとね〜。
なんか他のものをつけたいんだけど、ダメでしょうかね?
教科書の寸法では身幅が広すぎるようで、
その部分はちょっと逆らって、狭くカスタムすることにしましたが。

2004.12.7 [火] 久々に和裁

ものすごく久しぶりに和裁に行ってきました。
午前中は起きられず、午後と夜のコマをやることに。
おばあちゃんのシルクウールの洗い張りしたのを、道中着にする予定。

つもってみて、上前にあったシミもなんとか返しに折り込めそうでひと安心する。
衿のハギも見えないところに入れられそう。
袖に開いている小穴を、チマチマとツギあてして補修。
こういう作業も好きかも……。
(でもそんなことをやっていたために全然進まず)

今日、面白かったのは、夜に新しく入った人が大井の厩務員さんだったこと。
明日と明後日、お世話をしている馬がレースに出るそうだ。
男の子っぽい感じだなあとは思っていたけど、お仕事を聞いて納得。
(厩舎は本当に男社会ですからね〜。ちゃらちゃらしてたらやってられません)
仲良くなったら、馬を触らせてもらいに行こうっと。

2004.12.5 [日] 柏は遠し……なれど

かなり収穫がありました。
一衣舎さんのレクチャー。

木綿のものは反物で5〜6回、水通しせよと。
そして、うまく地伸しをするためには、最後の回に濡れているうちに
丁寧に地の目をそろえながら巻いておく、と。
な〜るほど。

しかし、やっぱりしばらくは単衣で着て、何度も洗って柔らかくしてから袷にするのが、
やっぱりよいのかと再確認です。
(昔の人のいうことはかなり正しいわけですね)

あと、「おお、そうすればよかったのか!」というのは、
衿付けの流れを斜め線の長さでなくて、剣先から衿先まで垂直に下ろした長さで取ること。
(ってよくわからない説明ですよね。知りたい方は会ったときに直接聞いてください)
ひと言でいうと、「衿をつらせる」ということなんだけど、
最初と最後の1寸は平らに縫って、後はその間を身ごろのだぶつくところを均等に縫い込んでいくのだそう。
そうすると、衿を普通に合わせるだけで、自然と衿下が斜めに上がって、裾をムリにひっぱってあげなくてもよくなるのだとか。

羽織の件も勉強になった。
(その人の体形や着方にあったお仕立てを探っていくということです)
前幅は裾に行くほど狭くなって当然(衿に縫い込まれる分が多くなるから)というのも、へ〜って感じ。
(まだ縫ったことがないので余計にそう思ったのかも)

今は教科書のカリキュラム通りにならっているけど、こういう実践的な知識も絶対に必要。
それには、まずは自分の美意識を磨けというか、どういう着方がカッコイイのか、
着物や羽織のどのラインがどういう風になるのが、理想的なのか、
よくよくわかってないとダメですな。
仕立てより何より、まずはそんなところからブレない自分を作っていかねば。

2004.12.4 [土] ネパールナイト

大分のIさんが物産展で飯田橋にやって来るというので、
夜、一緒に食事することになった。
(無農薬、有機のちゃんとした農業を志している人で、
ずっと卵とお米をこちらから買わせてもらっているんです)

仕事仲間のYさんと、ダンナさんと2歳の娘さんと5人で
目黒駅前のネパール料理の店へ。
http://www.madal.jp/...

靴を脱いで上がる、ネパール風お座敷みたいな店で、
味もまあまあおいしかった(塩分濃くて、帰ってきてからノドが渇くけど、外食ってどこもそうだし、しょうがないか)。

しかし、大分の話を聞いて、ますます田舎暮らしいいなあと思う。
Iさんも元々は東京で働いていて、田舎暮らしを北海道で始めた人。
それから、今の大分国見町に移り住んだんだけど、今では奥さん、
3人の娘さんとともに、すっかりかの地に根を張って暮らしている。
「ここから飛行機で1時間のところなのに、別世界だよね」と。
は〜、いい響きだなあ、“別世界”。

遊びに行ったのはもう5年ほど前になるだろうか。
本当に温暖で、山もあり、海もあり、温泉もありのいいところだった。
現地の農業のことやらを聞いていると、ちょっと暗い気持ちになるような話も出てくるが、
がんばってほしいものだ。
(後継者不足で、どんどん離農者がふえているとか。日本の食料自給率はあがりそうもありません)

あ、そうそう、Iさんは、北海道ではお仕立ての仕事で生計を立てていた人。
習いに行った先は、いきなり商品を縫う実践的なところだったらしい。
そして、最初から袷を縫ったのだとか。
(それさえできれば、あとのものは習わなくても形などを見て縫えると)

私は今日は自分で縫った木綿の単衣をきていったのだけれど、Iさん曰く
「単衣のほうが針目が表に出る分気を使うよね。単衣に比べたら、袷は楽だよ」とのこと。
縫い慣れた人ほど、そういうふうに言うんだよね〜。ホントかな?

今日聞いた運針のコツ。
「下から上に向かって縫い上げるようにすると、早くきれいに縫える。向こう側に針を押しだすようにしても、真横に進めようとしてもダメ」
彼はくけ台を使わずに、足で挟んで縫うスタイルだったそうだから、
実際に私がこの方法で縫えるかどうかわからないが、今度トライしてみよう。

〜〜〜〜〜〜〜〜
ちなみに、国東半島特産品フェアは、飯田橋駅近くのフジボウ会館で明日の午後3時までやってます。
地場産の野菜や果物(安い!)のほかに、さつまいもの粉や乾物、干物が売られてました。
そして地酒もズラリ……。
Iさんは「武蔵ネギ」というブランドネギ担当でした。
http://map.yahoo.co.jp/...
そんなに大きな会場ではないですが、おヒマな方はぜひ。

2004.12.3 [金] 0:27 am

本日午後、やっと仕事が終った。
う〜ん、つかれたよーん。
ごちゃごちゃたまった家の中の雑事を終らせなくちゃ。

今日も1時間ほどウォーキング。
日本のワースト3に入る鶴見川でも、ここの堤防の道は清々しい。
たまちゃんはすぐに帰っちゃったけどね。

途中、いつもは足を踏み入れない商店街を通ったら、
ちょっとかわいいバッグ発見。
しかも、手持ちの小銭で買えてしまう値段だった!
ウォーキングの途中に荷物を増やしてどうする……。

バツとしてちょっと余計に歩きました。

たまには画像も付けるかと、晩ご飯を撮ってみた。
絵に書いたような素食メニュー。
ダイエットがんばります。

2004.12.2 [木] 10周年

たいへん忙しくて、ぜんぜんのんびりできる心境ではなかったが、
事務所の10周年ということで、曙橋のイタリアンでランチすることになった。

せっかくだから、着物を着ていく。
鉛色の格子の紬。丈も幅もちょっと(というかかなり)大きい。
胸ヒモでおはしょりを調節して、なんとか着付け。
帯は番傘でおめでたく。

なんだか、サッサと食べて、サッサと帰ってきてしまったが、
この着物はいい感じ。
何回か着たら、洗い張りに出して仕立て直そう。

しかし、こういう古着(といっても現代物だけど)は、
背の高い人にお譲りするべきだったか、と思いつつ、
でもやっぱり、気に入ったんだよね〜。

2004.12.1 [水] 山越えしたかな?

現在、午前4時半。
やっとこさ原稿その1が終って、送信したところ。

ここ数回、ネタ切れ(というか気持ちが前に向かなかったのか)で、
ぜーぜーいいながら書いてきたけど、まあ、なんとか最後の回を終えました。
(約2年の連載だったけど、新しく賞を取った人なんかに入れ替えになるのでしょう)

もう何十年と続いているJ様発行の雑誌に連載を持てたのは、
やっぱりどう考えても超ラッキーで、幸せだったと思います。
(実際の作業はしんどいものでしたが)

そして、年内のお仕事はあと1本。
明日、明後日で片づけます。
こっちは材料も揃っているので、集中してコツコツ書くだけ。
でもそれが難しいんだな〜。
はあ、早く着物着て遊びに行きたいよー。(←この妄想が仕事に集中できない元凶ですな)

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