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2004.12.31 [金] 水上へ

首都圏大雪。
ダラダラ起きて、堺の波平の実家へ車で帰省しようと用意。
で、そろそろ出るかという段になって、テレビに「東名高速東京〜沼津通行止め」の速報が。
大阪まで下道(しかも積雪)はムリ!と判断し、「帰れません」と電話する。

大雪の日に動いてもろくなことはないと、「川崎で映画でも見よう」と提案するが、
波平は「大阪に帰らないなら、せめて近場に滑りに行きたい!」といいだしたので、
じゃあ、いいよと承知してしまった。

さっそく水上のライダー(大きな旅館の息子さん)に連絡して、宿の手配をする波平。
大晦日だというのに、ムリムリ泊めてもらうことになった。

しかし、首都高の入口までいくと、いきなり通行止めで入れず。
しかたなく、関越に向けて環八を北上するも、途中、ラジオのニュースで
関越も練馬〜本庄児玉まで通行止めになっていることを知る。
愕然……。
当然ながら、環八も大渋滞。

やっとの思いで254号に入るも、こちらもめちゃくちゃ渋滞。
この時点ですでに午後7時。
普通なら、とっくに水上に着いてる時間だ。
さらに、途中で通行止め区間が月夜野まで延びていることを知る。

というわけで、ひたすら17号(当然渋滞)を走って、水上を目指す。
が、渋川を抜ける一歩手前、信号待ちで後の車に追突される。
(こっちも滑ってしまって、前にぶつかりそうになったところだった)
一応、警察を呼んで事故証明をとってもらっている最中に年が明ける。
なんだかなあ……。

水上の宿に着いたのは、2時前。
さすがに食事もなく、近くのセブンイレブンに買いだしにいって、
無口におにぎりなどを食べる。
この後は、さっさと温泉に入ってガーッと寝た。
人生で一番疲れた大晦日だった。

2004.12.29 [水] 似ている……

昨日、冬ソナを見ていて「ん?」と思ったこと。
競馬仲間のIさんって、サンヒョクに似ている!
っていうか、「すさんだサンヒョク」の横顔はそっくりだ。

そういうと、波平も爆笑だったので、本人にそのようにメール。
そしたら、今日になって返事が来て、「たまにいわれる」とのこと。
やっぱりね。

なんで彼女いないんだろう、と波平が不思議がるが、
たぶんそれは彼が根っからのギャンブラーだからにちがいない!
競馬のみならず、競輪にも熱をいれてるからなあ〜。
(あ、競馬では馬も持っています。社台の一口馬主さんなのです)
今日はさすがに大井に行くのはやめたそうですが。


買い物に行って、うっかりまぐろの切り落としと鮭の切り落としを
両方買ってしまった。
(年末のおかげか、すごくきれいな身がいっぱい入っていて、
手がかかると思いながらも、買わずにいられなかったのです)

まぐろは薄い身なので、カマンベールとシソを巻いて焼いて、
柚子風味のくず餡で。
鮭はカマとかが入ってるから、そのまま焼いてもおいしそうかな。
あと、粕汁って手もあるな。
う〜ん、何にしようか……。

2004.12.27 [月] とりあえず

穏やかな年末の1日。
大掃除をちょっとくらいはやらないとなあ、と思いつつも、やっぱり風邪で調子悪し。
昨日は精神的な高揚で、症状が治まっていたのか?

ベランダの金魚たちがけっこう活発に動いている。
なので、ついエサをあげてしまうが、いいのだろうか?
もう冬眠してなくちゃダメなシーズンだと思うんだけど。

着物のメンテナンスもやらなくちゃ。
今日はとりあえず、木綿のものを1枚洗っておこう。

着物も、そろそろしっかりした防寒対策が必要になってくる。
ネル裏の足袋も、早く仕上げたいなあ。
やりたいことはいっぱいだけど、焦らずにのんびりやるしかないか。

2004.12.26 [日] 久々に会った人々

今日は見事に散りました、有馬記念。

電車の中でいろいろ考えたけど、今年ずっと追いかけていたコスモバルクを買うことに。
で、どっちにしてもきれいな馬券を買おうと、バルク→ゼンノロブロイの馬単のみで勝負しました。
枠順などからロブロイが有利なのはわかっていたけど、
それでもバルクには、なにか劇的なイメージでG1を勝ってほしかったので。

いつもなら、馬連で何かをパラパラ買うのだけれど、今年はそれはもしも当たっても意味がない気がして買いませんでした。
(馬連も、すごく久しぶり。何があってもおかしくない競馬だから、普段は買いません)

ただし、グレイトジャーニーの総流しをちょっとだけ買いました。
これは「これでキミの馬券を買うのは最後だ」という、決別の馬券です。
彼はとてもきれいな馬でした。でも、見かけだけの男は、やっぱりダメなんですね……。
「来年になれば、マイルで活躍するだろう」という人もいます。
でも、もう決めて買ったのです。これで最後にすると。

なので、今年の有馬に関しては、予想を立てるというよりは、
自分の心の中で引きずっていたものを、きれいさっぱり立ちきるための馬券となりました。
買った時点で、かなりスッキリして、パドックを見たあとでも、買い足しはしませんでした。
このあたりが、精神的に成長したんだなと、自分を褒めたくなりました。

そして結果は、やっぱりロブロイが勝ちました。
ペリエの騎乗は冴えに冴えて、序盤ではかかったかと思わせるまでの先行策でしたが、
最後の直線、逃げたタップダンスシチーの脚色を見ていると、
あのペース判断が正しかったのです。
やっぱり、世界の名手は違う……。
(今年、ユタカがG1あまり勝てなかったのがわかりますね)

今日は中山競馬場には12万人の人が入ったそうです。
さすがに込んでました。

レース後はWさんと本八幡でいっぱい。
途中でIさんとYさんも合流して、今日はいろんな話に飛びました。
特に漫画誌の編集をやっているIさんは、ちょっと前にBOから、
少年Sに移動になったということでした。
現在の担当は、アニメにもなっているかなりの人気マンガ。今日も、後半は先生と打ち合わせといういことで、早めの切り上げでした。
でも、彼曰く「A先生は、これまで長く編集をやってきた中でも、かなり頭いい系」だそうで、
40数巻目まで自分だけでストーリーを考えていたんだとか。
すごいなあ……。

Yさんからは不妊治療の話を聞きました。
長年の努力の結果、今年の夏に男の子を授かったとか。
うらやましい限りだけれど、それまでの苦労話を聞くと、
そんなことに自分が耐えられるのかどうか、はなはだ疑問……。
がんばっているとは聞いていたけど、そこまで本格的にやっているとは、
ちょっとビックリする話でした。

がんばろうとは思っていても、一体どこまでがんばればいいことやら。
こればっかりは、気張っても仕方ないですね。

あ、そうそう。
パドックではKさんもあいかわらず元気そうでした。
(検診でガンらしいものが見つかったといっていたことがあるから、
えらく心配してたけど、大丈夫だったみたい)

久しぶりに競馬場に行くと、いろんな人に会えて、いろんな馬を見られて、元気になれます。
今日は風邪ひいていたから着物はパスしたけど、
年明けの金杯には、めでたい感じの着物を着て行ければいいなあと思いました。

2004.12.25 [土] 久々の日記

2時を過ぎてやっと今年の仕事が終る。
昨日の今ごろ1本終えて、今日も別件の1本を送り終えた。フー。
(ただし、本日のものは広告なので、クライアントチェックがガッツリ入ります。デカイ会社の仕事はこれだから面倒だわ……)

風邪気味で余力がないので、明日の有馬の予想はやっぱりぶっつけ本番でいくことにしよう。
今年は15頭しかいないので予想も簡単です(←ウソ。ちなみにフルゲートは18頭)。

ダイユウサク、メジロパーマー、マンハッタンカフェ(こいつはアメリカンボスとの合わせ技)……。
有馬で大穴を開けた馬たちもいたなあ。
(ダイユウサクのオーナーなんて、自分の馬が勝つわけないとレース前にさっさと帰っちゃってたという話があります)

そういうわけで、穴党としては希望を捨てずに馬券に挑みます。
最後くらいコスモバルクに勝って欲しいもんです。あんなにがんばっているんだから。
(でも、普通に考えたらゼンノロブロイが有利ですな。賞金のほかに、秋のG1完全制覇のボーナスの2億円もかかっているし)

久しぶりにU氏から電話があった。おお、生きていたか。
馬券とカレンダーを買ってきてくれというものだったが、
元気そうでちょっとホッとした。
いつものようにオカルト馬券の話が炸裂。
今年は「ヨン様」馬券が怪しいという。
まあ、4番枠とか、四位騎手とか買いどころはいろいろあるが……。
…………んと、そういうことは考えないでおこう。

帰りにはW学兄様と合流の予定。
今年最後の飲み会。
明日の朝、風邪がひどくなっていませんように。

2004.12.19 [日] スノーボード初お誂え

は〜、なんとか明日朝までの約束のものをメール&ファックスにて送り終りました。
(またもや3時過ぎてしまった……)

今日は久しぶりに波平が家で晩ご飯を食べました。
白山のかた豆腐で柚子味噌の田楽を。
耳の部分はたっぷり擂った胡麻と合わせて白あえに。
いやあ〜、食べでのある豆腐でした。

「ブリトロ」という油のたっぷり乗ったブリの切り身を照焼きにするも、
よくよく見ると養殖物……(おいしかったけどね)。
「豊後水道」なんてデカデカと書いてあるから、何となく天然物のような気がしていたんだけど、
よく考えるとそんなところにブリはいませんか?
(でも、波平が風邪気味だったので養殖物でよかったのかな。なんせ抗生物質たっぷりで、
少々の風邪なら一発で治ると聞いたことがあります)

ところで、今日「パーフェクトスノーボード」にお願いしていたカエルのボードが届きました。
超キュート♪
ずっとバートンユーザーでしたが、所詮コスメ優先で選んでいたので、これで十分です。

本当は画像を自分で作れれば、本当に完璧に自分だけのボードができるんですが、
私は見本のカエルに心を奪われたので、そいつにしました。
ソールにはフキだしがあって、カエルが「Sleep weii,Eat enough.」と言っています。
この文句は波平が「キミにピッタリでしょう?」と考えてくれたもの。
ううんと、ありがとう? かな?

今年はこれで飛べるかな?
足の筋肉をしっかり鍛えねば。
(あ、だからカエルのデザインだったりして)

本日は疲れましたので、画像は後ほど。

2004.12.19 [日] 今年ももう終わりですね

久々に目が覚めるまで寝ました。
プライベートな旅行や仕事の打ちあわせ、通院などでなんだかゴチャゴチャの12月。
月初めには「完全放牧、和裁行きまくり」と思っていたのに、
どうして?
なかなかお約束を果たせない私です。すみませぬ。

残り約10日。
無事に仕事を終らせて、病院にもキチンと行って、波平の予定にも合わせて行動して、
和裁の教室にも通って、有馬記念にも行って、大掃除やら新年の用意やらも終らせて、
着物系のお楽しみも満喫する……なんてできるのかしらん?
まあ、がんばります。

2004.12.18 [土] 横浜でランチ!

伊勢佐木町のフレンチ。
三浦半島のお魚を使った料理が得意とのこと。
サラダには6種類の魚の刺し身が載ってましたが、どれがどれかはよくわかりませんでした。トホホ。
でも、チマチマちょっとずつ出てくる前菜やデザートも
なかなかよかったですわ。

ランチの後、馬車道を通って、みなとみらい方面へお散歩することに。
横浜市民のくせに、ぜんぜん知らないところばっかりで、
おのぼりさん気分。
クリスマスのイルミネーションがとてもきれい。
(人出もすごかったですが)
お付き合いいただいた皆さん、今日はどうもありがとうございました。
楽しかったわ〜。

夕方家に帰ってみると、夕べ徹夜の校了作業で、私と入れ違いで帰ってきた波平が、
仮眠から覚めたばかりの眠そうな顔でパソコンに向かってました。
「たいへん腹が減りました。すぐご飯を食べたい」というので、近所の寿司屋へいくことに。

この寿司屋はメチャクチャ安くておいしいんだけれど、気まぐれで休みが多いのです。
「開いててください!」と祈るような気持ちで店の前まで行くと、
シャッターが閉まっている。ああ、ダメか……。
でも、よ〜くみたら「営業中」の札が。
今日はゆっくり店を開けたようでした。中に入ると私たちが1番乗りでございました。
というわけで、夜も魚な1日でした。

出掛けにバタバタしてデジカメを忘れたので、
何の画像もなし。は〜。
もっと余裕のある生活をしなくては!

2004.12.17 [金] お仕事ハマり中

いやあ〜、完全にハマってます。
昨日の打ち合わせで、スケジュールを確認したら、
先方から「ぜひ、年末商戦に参加したい」とのお返事。
……って、ついさっき代理店の人から資料をもらったばかりなんですけど。
(しかも、コンパクトデジカメについての予備知識は皆無……)

代理店からは資料を見て書く「リライト」っぽい仕事という説明だったのに、
なぜか、構成から考えるハメに。しかもインタビュー取材も発生……。
無事に歳を越せるのだろうか……。

でも、明日は遊びま〜す。
(そのあと仕事は間違いないけど)
何着ていこうかな〜。

〜〜〜〜〜

今日は早起きして、気になる症状のでていた部分の診察をしてもらいに都内へ。
T病院、あいかわらず込んでいて、予約ナシの外来で行ったら3時間半かかりました。
でも、結果は「異常なし」らしく、ホッとしました。
(ついでにガン検診もしてもらった)

帰りにウォーキングがてら新橋まで歩いて、途中で「インドネシアラヤ」で遅い昼食。
なんか懐かしい味でした。
(MM社でバイク本のバイトしていたときによく行ったお店です)
でも、ダイエット&漢方治療にはかなりマイナスなメニューだったです。ちょっと反省。

さて、晩ご飯をローカロリーで押さえてバランスをとらねば。
でももう、お腹空きすぎてメニューが組み立てられない……。
取りあえず、出汁でも取ってみよう。

2004.12.13 [月] 白山工房

朝、浅草橋の会社に出社予定の弟を芦原温泉駅で落としてから、
牛首紬の白山工房へ。
ここは石川県なんだけれど、福井との県境からほど近いので、
「お姉さん、着物に興味があるなら」とお母さんが提案してくれたところ。

ちょっとした資料館が併設されていて、フムフムとそれを見た後、
実際に作業しているコーナーへ進む作りになってました。
で、まずは玉繭から糸をひく「のべひき」の作業を見学。

何がどうなっているやら、鍋の中からシュルシュルと糸が紡ぎだされていく。
ベテランっぽいおばちゃんも、若い子も自分なりのリズムを刻みながら、
手慣れた感じで作業していたけれど、これをず〜っとやっているのかと思うと、
なんだか気が遠くなるような。

この後、糸繰り場と織り場と続けて見学。
まあ、ここはどこの工房でも見る風景かな。
ただし、織り場を見るかぎりでは、かなり強めに糸を打ち込んでいる気がしましたね。
だから丈夫な布ができるんでしょうか。

1反いただきたい気持ちは山々だったんですが、
ちょろいペンケースとカエルの根付を買って満足。
反物の営業所はもっと山の下の鶴来という町にあるそうです。

白山名物の堅い豆腐を買って、民俗資料館などを見てから福井方面へ戻ることに。
途中で「いわなや」というお店でお昼ご飯。
もれなく岩魚が付いてくるメニュー構成だったけど、
唯一、岩魚度ゼロの「ヨモギうどん」を4人して頼んでしまいました。
(まるでいやがらせのよう……)

昼からは越前和紙の里へ。
紙の資料館を見た後、手漉き和紙の実演を見せてもらいました。
木の繊維をまとめるためのトロロアオイという植物が、なかなか興味深いものでした。
漉き上げるときはノリのような性質を持っているけれど、
1日置くとサラッとなって、重ねた紙が1枚ずつはがれるようになるんだとか。
いろんな天然材料があって、昔の人はそれをうまく使いこなしてたんだなあと思いました。

晩ご飯はお家で鍋。
いやあ、家族みんなでワイワイやりながら食べるご飯はおいしいです。
ここのウチは、家の真ん中にドドーンと10畳敷きの部屋が2つ繋がって作ってあって、
片方の部屋には大きな仏壇が。
そんなもんで、日常そこは使わず、台所の脇の8畳くらいの部屋にみんな集まって
テレビを見たり、パソコンをいじったりしている感じ。
(寒い福井で20畳の部屋を暖めるのは大変なムダですしね)
「泊まるところだけはいくらでもありますけ、いつでも寄ってくださいね」といわれました。

そして夜、お母さんがもう着ないという羽織を何枚も出してきてくれました。
(ふたりの娘たちは身長が高くて、着られないそう)
で、気に入った柄のものを3枚いただきました。
袖幅はちと違いますが裄は合うので、即戦力になりそう。ありがとうございます〜。

2004.12.12 [日] しつこいようですが

これがカニ刺しです。
ツメの部分が甘い!
(ミソたっぷりの甲羅と、胴の部分はこの後焼きガニに)

ちなみに、このあたりの旅館や民宿は、この時期カニ目当てのお客さんでいっぱい。
帰るときに翌年の予約をしていく人も少なくないとか。
(週末はそのくらいしないと予約がとれないそう)
ツアーの大きなバスもガンガン走ってました。

2004.12.12 [日] カニ三昧

夜は三国の民宿に泊まって「越前ガニ会席」を食べることに。
(福井に着いてみたらそういうことになっていてビックリ)
宿はお部屋もきれいだし、温泉も引いてあって、民宿のレベルを楽々超えてました。

「お食事用意できました〜」と呼ばれて、別室に通されてこれまたビックリ。
大きな越前カニ(こちらはオス。身がたっぷりでおいしい)と、セイコガニ(小さいメス。内子が超うま!)が並んで鎮座していました。
もちろん、2匹で1人前です。
5人で行ったので、テーブルの上には10匹のカニがズラリ。
そのうちもう1匹、カニ刺しになったやつもやってきました。

お作りやら、チマチマした八寸やら、いろんなものが並んでいて、
そっちはそっちでおいしかったけれど、
茹でただけのカニがやっぱり一番おいしかった……。

「うへ〜、お腹パンパン」と油断していたら、
カニ刺しの甲羅と胴を焼きガニにするということで、
蓋着きの浅い鍋がコンロとともに2つ運ばれてきました。
「ん、なぜ2つ?」
と思っていたら、なんと各人にもう1匹ずつ、小さめのオスガニが用意されていたんでした。
しかも動いている……。
もうムリです……。
(結局お土産用に茹でてもらうことにしました)

でも最後に、カニご飯と土瓶蒸しが出てきて、
苦しいといいながらも完食。
「おねえさん、よく全部食べましたね。いつもはそんなに食べないのに!」
と義妹に驚かれるほど、食べまくってしまった……。

出かける前に漢方医さんに「旅行でも食べ過ぎないように」と
釘を刺されていたのに、なんてことでしょう。
(ちなみに家に帰って体重計ったら、ちょっと太ってました。ヤバ)

でもね、来年もまた機会があったら着たいものです。
次回は波平も一緒に来られるようにスケジュール組みますわ。

2004.12.12 [日] 満開の水仙

越前海岸をドライブしつつ、三国へ。
福井県は初めてだと思っていたら、昔、越前海岸を走った記憶がありました。
能登半島から行ったため、混乱していたんですね。

今年は水仙の開花が早いとかで、もうすっかり満開。
越前海岸沿いのみちにず〜っと咲いてました。
とてもいい匂い。
一緒にいったお母さんも「こんな満開の時期に来たのは初めて」とのこと。
うれしい偶然です。

2004.12.11 [土] ソースカツな日

弟とそのヨメとともに、ヨメの福井の実家へ。
朝4時半起きで、5時出。
綱島の弟宅に着いて呼び鈴をならしたら、ふたりとも思いきり寝ていた……。
弟宅からは彼がずっと運転してくれたので、昼には着く。
(あいかわらず飛ばし屋さん……って、人のことはいえないけど)

市内のとんかつ屋さんで、ソースカツを食べる。
福井ではこれがスタンダードなんだそう。
(ちなみに、メニューには玉子カツ丼というのがあった)
う〜む、ウマイです。
新潟にもソースカツ丼が有名な店があるが、日本海側はソースカツ丼が一般的なのかな?

食後、朝倉氏遺跡へ。
しかし、大雨の被害でほとんどの展示物が撤収されていた。
建物は残っているが、どこも床上浸水の後が……。
遺跡自体はやっぱりすごいなあって感じ。
小さな谷に集まって暮らす、1万人の人々を想像して、気分はタイムスリップ。
実際に建物がすべて立っていると壮観なんだろうなあ。

その後、永平寺を回って中を見学(というか、参拝)させていただく。
まだ日はあったのに、なんだか寒い〜。
宿坊に泊まってみたいような、とてもイヤンなような……。
(精進料理は食べてみたかったりして)

夜は「お正月みたいなお料理」とお母さんのいう魚屋さんの仕出し。
福井はお魚屋さんがご用聞きに着たり、焼き物や揚物など、いろいろに調理してくれるんだそう。
(それでお値段は生の状態と同じらしいです)
チマチマとした料理が12〜15種くらいと豪勢でした。

夜、サッサと寝るはずが「医龍」というマンガ(ヨメの姉さん所有)にハマって、
布団の中で最新刊まで一気読み。
3人並んで読んでいる空気が「もくもくと読んで、マンガ喫茶みたい」とヨメはいった。
言い得て妙なり。

2004.12.10 [金] そして本日も和裁

今日も早起きして和裁へ。
10月、11月分をせっせと消化しています。
今日は袖の大詰め。片方、最後の振りを縫うところまでは終りませんでしたが、ほぼ完成かな。

道中着は丈が短いので、ここからが早いとか。
今年中に縫い上がるかな?
渋い緑の地で、お気に入りの紺地の木綿たちにぴったりなんだけどなあ。
うう、はやく着たい。

ところで、明日から待望の福井行きです。
毎年、越前ガニが解禁になると、弟のヨメの実家から
「お姉さん、今年はぜひカニ食べに来てください」とお誘いがあって、
今年はやっと予定がやりくりできたのです。

福井、珍しくまだ足を踏み入れたことがない場所です。
(でも、仮ポジと資料のみでガイドブックを作ったことはあったりして。
予算がないからとそういう依頼だったのです。世の中ってすごいでしょ?)
朝倉遺跡とか、永平寺とか、行って見る予定。
行き帰りは車だから洋服ですが、あちらでは着物にしようかと。
今晩半襟付けなくちゃ。

さて、バタバタしそうな今晩、なぜか波平が家でご飯を食べたいと電話してきました。
というわけで、旅行に行く罪滅ぼしに何か好きそうなものを作るかな。
(三浦大根があるので、豚バラと炒め煮にするか?)

個人的にはすっかり仕事納めだと思って浮かれていたのだけれど、
実は年内にもう1本書かねばならないことを指摘される。
(私が単純に間違えてました。担当くんはちょっとビビッてました。)
年末進行でいつもより急いでくださいなどといわれたが、
手を付けるのは再来週にします。

なんて、のんびり構えていたら、なんか全然別の仕事も1本やることになってしまった。
K社の新しいデジカメ関係。
「カメラには決して明るくないですが」といったにも関わらず、
「じゃ、打ち合わせはこの日で……」なんぞと畳みかけられてしまった。
いいのかな〜。
広告の仕事は、だいたいクライアントさんが後からウダウダいうパターンが多いので、
かなりストレスが溜まります。
どんな仕事かよくわかんないけど、まあその辺だけは覚悟しておこう。

この話をすると、波平は「むしろ俺がやりたい」とうれしそうでした。
カメオタはそんなもんなのかね〜。

2004.12.9 [木] 想像通りの……

夕方、波瑠ゑさんと馬喰横山でお茶。
お約束していた「紫の絞の梅」の着物をいただく。
う〜ん、うれしい。想像通りの味のある着物でした。

波瑠ゑさんとのおしゃべりは尽きなかったが、
お店が閉店ということで解散に。
自分の中でぼんやり考えていること、感じていることを
いろいろと話すことで、再確認できたような気がする。
こういう時間、大切です。
(今度はお食事行きましょう!>波瑠ゑさん)

帰りに波平の会社へ寄って、一緒にご飯。
というか、ライダーくんが来ていたので、彼らへのおごりに便乗する。
(今週末にドームの大きな大会に出るそうで、「それなら絶対勝つってことで」と選んだお店はとんかつ屋)
いかん、これでは痩せんのう。

引き続き仕事の波平をおいて、さっさと帰宅。
帰ってすぐに包みをといて着物を羽織ってみる。
寸法はピッタリ。いいね〜。

帯や羽織をいろいろと合わせてみたが、どうも帯が手持ちの者の中ではしっくりくるものがない。
探さねば……。
願わくば、新年会までにいいのが見つけられればなあ。
そんな感じの華やかな着物なのですよ〜。
大事に着まーす。

2004.12.8 [水] 本日も和裁

今日は早起きして朝から行きました。
(出かける前に洗濯もして、どっさりゴミ捨てもして。エライぞ、自分)

まずは10号館でサクッと裏地の糸を買い、教室へ。
昨日と同じ席しか空いてなくて、くけ台をおいてコテをセッティングしたら、コテまで昨日と同じだった。

今日は袖口の回しづけから。
ふ〜ん、こんな風に作るのね、袷の袖って。
微妙に控えたり、ギュッと締めたり、和裁ってやっぱり難しいなあ。

今日初めて会った方、舞台の衣裳の仕事をしていらっしゃるそうで、
道中着のヒモを共布で見事に作ってきていらした。一同「さっすが〜」。
バイアスで袋状のヒモを作り、中に毛糸を通してふっくらさせてある。
ヒモも、2本どりで華やか〜(布が短くてループ状にできなかったための苦肉の策とか。でも、それがとってもいいのです)

道中着はあのヒモがちょっとね〜。
なんか他のものをつけたいんだけど、ダメでしょうかね?
教科書の寸法では身幅が広すぎるようで、
その部分はちょっと逆らって、狭くカスタムすることにしましたが。

2004.12.7 [火] 久々に和裁

ものすごく久しぶりに和裁に行ってきました。
午前中は起きられず、午後と夜のコマをやることに。
おばあちゃんのシルクウールの洗い張りしたのを、道中着にする予定。

つもってみて、上前にあったシミもなんとか返しに折り込めそうでひと安心する。
衿のハギも見えないところに入れられそう。
袖に開いている小穴を、チマチマとツギあてして補修。
こういう作業も好きかも……。
(でもそんなことをやっていたために全然進まず)

今日、面白かったのは、夜に新しく入った人が大井の厩務員さんだったこと。
明日と明後日、お世話をしている馬がレースに出るそうだ。
男の子っぽい感じだなあとは思っていたけど、お仕事を聞いて納得。
(厩舎は本当に男社会ですからね〜。ちゃらちゃらしてたらやってられません)
仲良くなったら、馬を触らせてもらいに行こうっと。

2004.12.5 [日] 柏は遠し……なれど

かなり収穫がありました。
一衣舎さんのレクチャー。

木綿のものは反物で5〜6回、水通しせよと。
そして、うまく地伸しをするためには、最後の回に濡れているうちに
丁寧に地の目をそろえながら巻いておく、と。
な〜るほど。

しかし、やっぱりしばらくは単衣で着て、何度も洗って柔らかくしてから袷にするのが、
やっぱりよいのかと再確認です。
(昔の人のいうことはかなり正しいわけですね)

あと、「おお、そうすればよかったのか!」というのは、
衿付けの流れを斜め線の長さでなくて、剣先から衿先まで垂直に下ろした長さで取ること。
(ってよくわからない説明ですよね。知りたい方は会ったときに直接聞いてください)
ひと言でいうと、「衿をつらせる」ということなんだけど、
最初と最後の1寸は平らに縫って、後はその間を身ごろのだぶつくところを均等に縫い込んでいくのだそう。
そうすると、衿を普通に合わせるだけで、自然と衿下が斜めに上がって、裾をムリにひっぱってあげなくてもよくなるのだとか。

羽織の件も勉強になった。
(その人の体形や着方にあったお仕立てを探っていくということです)
前幅は裾に行くほど狭くなって当然(衿に縫い込まれる分が多くなるから)というのも、へ〜って感じ。
(まだ縫ったことがないので余計にそう思ったのかも)

今は教科書のカリキュラム通りにならっているけど、こういう実践的な知識も絶対に必要。
それには、まずは自分の美意識を磨けというか、どういう着方がカッコイイのか、
着物や羽織のどのラインがどういう風になるのが、理想的なのか、
よくよくわかってないとダメですな。
仕立てより何より、まずはそんなところからブレない自分を作っていかねば。

2004.12.4 [土] ネパールナイト

大分のIさんが物産展で飯田橋にやって来るというので、
夜、一緒に食事することになった。
(無農薬、有機のちゃんとした農業を志している人で、
ずっと卵とお米をこちらから買わせてもらっているんです)

仕事仲間のYさんと、ダンナさんと2歳の娘さんと5人で
目黒駅前のネパール料理の店へ。
http://www.madal.jp/...

靴を脱いで上がる、ネパール風お座敷みたいな店で、
味もまあまあおいしかった(塩分濃くて、帰ってきてからノドが渇くけど、外食ってどこもそうだし、しょうがないか)。

しかし、大分の話を聞いて、ますます田舎暮らしいいなあと思う。
Iさんも元々は東京で働いていて、田舎暮らしを北海道で始めた人。
それから、今の大分国見町に移り住んだんだけど、今では奥さん、
3人の娘さんとともに、すっかりかの地に根を張って暮らしている。
「ここから飛行機で1時間のところなのに、別世界だよね」と。
は〜、いい響きだなあ、“別世界”。

遊びに行ったのはもう5年ほど前になるだろうか。
本当に温暖で、山もあり、海もあり、温泉もありのいいところだった。
現地の農業のことやらを聞いていると、ちょっと暗い気持ちになるような話も出てくるが、
がんばってほしいものだ。
(後継者不足で、どんどん離農者がふえているとか。日本の食料自給率はあがりそうもありません)

あ、そうそう、Iさんは、北海道ではお仕立ての仕事で生計を立てていた人。
習いに行った先は、いきなり商品を縫う実践的なところだったらしい。
そして、最初から袷を縫ったのだとか。
(それさえできれば、あとのものは習わなくても形などを見て縫えると)

私は今日は自分で縫った木綿の単衣をきていったのだけれど、Iさん曰く
「単衣のほうが針目が表に出る分気を使うよね。単衣に比べたら、袷は楽だよ」とのこと。
縫い慣れた人ほど、そういうふうに言うんだよね〜。ホントかな?

今日聞いた運針のコツ。
「下から上に向かって縫い上げるようにすると、早くきれいに縫える。向こう側に針を押しだすようにしても、真横に進めようとしてもダメ」
彼はくけ台を使わずに、足で挟んで縫うスタイルだったそうだから、
実際に私がこの方法で縫えるかどうかわからないが、今度トライしてみよう。

〜〜〜〜〜〜〜〜
ちなみに、国東半島特産品フェアは、飯田橋駅近くのフジボウ会館で明日の午後3時までやってます。
地場産の野菜や果物(安い!)のほかに、さつまいもの粉や乾物、干物が売られてました。
そして地酒もズラリ……。
Iさんは「武蔵ネギ」というブランドネギ担当でした。
http://map.yahoo.co.jp/...
そんなに大きな会場ではないですが、おヒマな方はぜひ。

2004.12.3 [金] 0:27 am

本日午後、やっと仕事が終った。
う〜ん、つかれたよーん。
ごちゃごちゃたまった家の中の雑事を終らせなくちゃ。

今日も1時間ほどウォーキング。
日本のワースト3に入る鶴見川でも、ここの堤防の道は清々しい。
たまちゃんはすぐに帰っちゃったけどね。

途中、いつもは足を踏み入れない商店街を通ったら、
ちょっとかわいいバッグ発見。
しかも、手持ちの小銭で買えてしまう値段だった!
ウォーキングの途中に荷物を増やしてどうする……。

バツとしてちょっと余計に歩きました。

たまには画像も付けるかと、晩ご飯を撮ってみた。
絵に書いたような素食メニュー。
ダイエットがんばります。

2004.12.2 [木] 10周年

たいへん忙しくて、ぜんぜんのんびりできる心境ではなかったが、
事務所の10周年ということで、曙橋のイタリアンでランチすることになった。

せっかくだから、着物を着ていく。
鉛色の格子の紬。丈も幅もちょっと(というかかなり)大きい。
胸ヒモでおはしょりを調節して、なんとか着付け。
帯は番傘でおめでたく。

なんだか、サッサと食べて、サッサと帰ってきてしまったが、
この着物はいい感じ。
何回か着たら、洗い張りに出して仕立て直そう。

しかし、こういう古着(といっても現代物だけど)は、
背の高い人にお譲りするべきだったか、と思いつつ、
でもやっぱり、気に入ったんだよね〜。

2004.12.1 [水] 山越えしたかな?

現在、午前4時半。
やっとこさ原稿その1が終って、送信したところ。

ここ数回、ネタ切れ(というか気持ちが前に向かなかったのか)で、
ぜーぜーいいながら書いてきたけど、まあ、なんとか最後の回を終えました。
(約2年の連載だったけど、新しく賞を取った人なんかに入れ替えになるのでしょう)

もう何十年と続いているJ様発行の雑誌に連載を持てたのは、
やっぱりどう考えても超ラッキーで、幸せだったと思います。
(実際の作業はしんどいものでしたが)

そして、年内のお仕事はあと1本。
明日、明後日で片づけます。
こっちは材料も揃っているので、集中してコツコツ書くだけ。
でもそれが難しいんだな〜。
はあ、早く着物着て遊びに行きたいよー。(←この妄想が仕事に集中できない元凶ですな)

2004.11.29 [月] 忘年会シーズン目前に……

先ほど、市役所の健康増進課の方から電話があり、
先日の健康診断の結果が出たと。
で、あんまり良くないので、一度来なさいと。

何が良くないかというと、もちろん肝臓の数値でございます。
ああ、やっぱりね。っていうか、いつもなの……。
(前日はお酒のまずに行ったのになあ)
先方は「医療機関に行っていただきます」と、もう紹介状も用意されている様子。
ありがたいことでございます……。

しかし、設定されている相談日になかなか予定が合わず、
結局来月の21日と、ずいぶん遠い予約に。
それまでは執行猶予ってことで、ほどほどなら飲んでもいいですよね?

2004.11.28 [日] 地下足袋よ、美しき

校正作業が終って、波平がずいぶん久しぶりのお休み。
なんと2週間で7冊の本誌&別冊を校了したとか。
殺人的ですな。
は〜、おつかれさまです。

私は原稿があと2本。
火曜日まで延ばしてもらったものはネタ切れで超難産。
まだ内容が決まらなくて、書き始められていない。ヤバイ。

でも、夕方川崎まで波平と歩きました。
ちょっとでも一応、ウォーキング続行中。
で、今まで入ったことのなかった「職人の店」みたいなところに
入ってみる。
足袋型ソックスとか、5本指ソックスとか、結構充実していていい。
(ただ、女性物は皆無ですが……)

地下足袋も売っていた。リアルなやつ。
ちょっとはいてみたくなるくらい、バシッとしていてカッコイイ。
補強されるべきところは、キッチリと太い糸でステッチが入っていて、
いかにも「機能美」を感じさせる。

しかし、なんで鳶の人は地下足袋にニッカボッカなんでしょう?
(とくに後者はなんであんな膨らみが必要なのか?)

他にも、普通の足袋やちょっと変わった柄の草履などなど、
着物関係につかえそうなものもあった。
波平は雪の中でカメラを使うための薄手の防寒手袋、
私は足袋型ソックス4足組(女性物を発見したのです!)を買ってみた。

いやあ、普段絶対に入らないようなお店って、発見多くて面白いなあ。

2004.11.25 [木] 夜も昼もないです……

あまりに忙しく、日記全然書いてないな〜。

何をやっているかというと、スノーボードの技術本の校正×2です。
脳内スノーボードは激しく上達しますが……。
(実際には飛んだり、跳ねたり、回ったりはできませ〜ん)

今日は波平が家に帰れないので、今日の作業分を収めてくる&引き続き作業が必要な校正紙をもらってくる、
ってわけで、車で八丁堀まで行って参りました。
下みちでいったんだけど、空いていると結構早くて、いいドライブでした。
たまに乗ると楽しいね〜、車って。
(好きなCDを聞きながらだと、なおさらね)

11時すぎに波平の会社に到着。
他の編集部の人たちも、ざわざわと大量に残っていて、
出版業界の不健康さをまざまざと見せつけられたような。
まあ、私もこれから作業の続きをやりますが……。
(現在1時前、どこまでできるかな〜)

おお、うかうかしてたら、晩ご飯食べてない……。
こんな時間に食べてもいいものって、なんでしょう?
やっぱりラーメン?
忙しいとダイエットもウォーキングも「とりあえず休んどけ!」って感じになっちゃいますわ。

2004.11.21 [日] ぐぐぐぐ……

今日は競馬仲間のみなさんとレース後に集まって飲もう、
ということになっていたのだけれど、
私は作業が全然終らずパスすることに。

結局昼間テレビを見ていて、
「あ〜、行かないと予想は当たるんだよ、ちぇっ!」
とか思っていた私。
で、さきほど、「誰か当たったかい?」とメールしてみたら、
「○○さんのダンナさんが大当たりで、もろもろ合わせて20万円超コース。
すっかりゴチになってます。今日来られればなぁ」とのお返事。
(しかも写真付き! 小さすぎて買い目どころか、
何のレースが当たっているのかも見えんわい!)

は〜、全く人生ってこんなもんです。
それともダイエットの神がそうさせているのか?
来週は自分ががんばるぞ〜。
(でも、当たる気がしないJC……)

ちなみに来週はJ様の50周年記念デーで、G1を同日に2つやります(本邦初!)
「超大物ゲストを呼びます」と担当者さんは息巻いていたが、
結局和田アキ子が国家を歌うことになったらしい。
(わざわざ呼ばんでも、お客でたびたび来ているような……)
それとも、誰かサプライズゲストがいるのかな?
(「代理店には一案として韓流スターもリクエストした」とかいってたけど、
もしヨン様とか来たらパニックで馬券どころじゃないよね……おっさんたちは逆にシラける?)

あ〜、これから寂しくご飯の用意です。
メインは赤レンズマメのポタージュ。
っていうか、もういろいろ作る気が失せました……。
ひゅる〜。

2004.11.20 [土] 漢方と校正の日々

夕方、好例のウォーキング。
でも今日は気分を変えて、保多織を着用。
普段の大股ざくざくのウォーキングとは、また別の筋肉を使うので、
それはそれでいいかと。
とりあえず、楽しく歩くことが大切ということで。

で、川崎へ行って参りました。
ちょっと探し物をしてお店をウロウロしたけど、結局ベストな物が見つからず。
またチマチマと歩いて自宅まで戻りました。
けっこう歩いた〜。

この調子だと、ひょっとして川崎大師まで歩けるんじゃなかろうか?
こんど地図で最短ルートをチェックして行ってみよう。
帰りは電車でもいいしね(途中に競馬場があるので、引っかからないように注意!)。

ところで、ここんところウォーキング以外は校正です。
それと、空きっ腹時に漢方のせんじ薬。
(今も抽出中。約1時間煮出します)
効いているのかどうか、まだ実感はないです。
こんなにマズイのに……。

2004.11.19 [金] 後はこんなでした

帯の後はこんな感じ。
とってもぶ厚く重い帯で、帯締めがちょっと短くなっちゃってますね。トホホ。

2004.11.19 [金] 一生分の訪問着を見る

雨の中、白金台へ。
小降りだったし、どうせそのうちやむだろうと雨コートも着ずに、
大島に皮ぞうりで。

しかし、やっぱりアンティークのアンサンブルはかなり迫力あったようで(?)、
駅やら電車の車内やらで、じーっと見られる。
着物だとそういうこと多いけど、この日はいつにも増して視線を感じました。

で、会場でMさんと合流。
やはり生成りのちりめん紬に、いただきものだという菊模様の豪華な帯。
会場に一歩入ると、さすがにバシッと決めまくった訪問着の方がほとんど。
ここで着なくてどこで着る、って感じですね。

普段は全く興味のない分野だけど、ここまで大集合状態だと壮観。
眼福、眼福。
振り袖のお嬢さんと、お母様みたいな組み合わせも意外に多し。
そんな人たちは、こぞって「プロカメラマンによる撮影」なんぞをやってもらってました。

会場には業者さんも数社入っていて、展示即売もあり。
奄美の大島の方も来られていて、色大島なんぞをじ〜っとみていると、
「あら、懐かしい。見せてくださいな」と私の着物に異常反応されてしまう。
(そのコーナーのスタッフ数名の方が入れ替わり、立ち替わり……)
やはりこういうのはもう作っていないし、作れないんだそうだ。
「あまり洗わないようにして、大事に着てくださいね」とアドバイスいただく。

で、そうこうしているうちに、大広間の扉が開いてビュッフェタイムに突入。
みなさん、さぞおしとやかにお食事を楽しむのかと思いきや、
ビックリするくらいの勢いで料理に押しかけていて、
「着物が汚れませんか?」と心配になる。
(「チケット分、元は取らなきゃ」という感じの人多かったです。
私はいただきもののチケットだったので、のんびりモードでしたが、買った人はがんばって食ってくれ!と思いました)

たまたま同じテーブルでご一緒させてもらった方が、とても気さくな方で、
料理を一緒にとってきてくれたり、お酒もゲットしてくれたりする。
それをいいことに、私はひたすらワインを飲んでまったり。
(ダイエット中といいながら、いろんなもの食べました)

その方は、岩手の大きな南部せんべいやさんの奥様でした。
(わざわざこのパーティーのためにいらっしゃったとか)
きれいなブルーの波頭がちりばめられた訪問着に、ビッシリと実って頭を垂れている豪華な稲穂の袋帯。
訪問着の八掛には、ラッセンよろしくイルカちゃんが描かれていてビックリ。
稲穂の帯は、なんだかとても豊かな感じのするもので、おせんべい屋さんの奥様にはぴったりの柄だと感心いたしました。
(南部せんべいは小麦ですが、イメージ的にね)

食べつつ、飲みつつ、周りの方々の装いをキョロキョロとチェックして……。
おもしろ〜い。いやあ、いろんな人がいらっしゃいました。
(クロヒョウの訪問着にクロヒョウの袋帯の人とか。目立ってたわん)。
着物も帯もアンティークの方は、お客さんの中には見かけず(ごつい刺繍帯の方は見ましたが)。
でも、銘仙振り袖とかではなかったので、まあ、ギリギリ浮いてないかな〜と。
(周りの人にはとても褒められたので良しとする)

舞台では舞子さんが踊ったり、ヘアメークの人がなにやら解説したりと、プログラムは進んでいきましたが、
それなりにお腹が満たされたあたりで、女優の岩下志麻さん登場。
すごく遠い席からでも、女優オーラがはっきり見えましたです。
彼女を一目見ようと、みなさんわらわらと舞台近くに集まっていくのも、
民族大移動って感じですごかった……。
私もチラッと近くまでいってお顔を拝見いたしましたが、
おいくつになられるのか、しわひとつなく、
テレビや映画のままの大美人でございました。
(カッと激しい照明は当たってましたが)

最後に抽選会があってお開きになるんですが、Mさんはハズレ。私は末等のまねきやの足袋があたりました。
(何人くらいいるのかなと会場の人に聞いたら、「600名様でご予約いただいております」とのこと。
でも700番台の人もいたから、そうそういいものはあたりまへん)

ひきかえに行ってみると、柄足袋と白足袋を一足ずつもらえるというので、
白足袋をMさんに進呈。
私は紺の桜の小柄のをもらいました。これで色落ちする絣たちがバリバリ着られるわい。うれし〜。
(22.5をもらうも、帰って履いてみたらかなり大きめ。ネットで買うときには1サイズ落とすべし)

あ、メインのおみやげは、家に帰って開けてみたら鶴の刺繍のはいったえび茶色のふくさでした。
上品、かつ持つ人を選ばない感じで、さすがと思いました。

あ〜、しかし、ふたりともデジカメ忘れて画像がないです……。
悲し〜。
仕方ないので、帰って自分で撮ってみましたが、うまく撮れず。
間抜けだなあ……。

2004.11.19 [金] 明日は……

忙しくなってきました。
これまでののんびりペースでは、とても期限内に終らない。
うううう。

でも、明日はパーティーに行ってきます。
午前中雨のようで、何を着ていくかちょっと迷うけど、
やっぱり大島のアンサンブルで。
(上からいろいろ着ていけば大丈夫でしょう)

さそってくれたMさんは、白っぽい紬の予定だったみたいだけど、
どうするのかしらん?

今日は雨の中でも、ウォーキングを欠かしませんでした。
(結構続いているよ〜。毎日1時間以上がノルマです)
新しいルートを開拓していい感じ。
畑山の横浜光ジムって、こんなところにあったのね、と
小さな入口を発見して思いました。

2004.11.17 [水] カラスっぽい着物は?

朝、葉山のおばちゃんからの着物小包みが届く。

出して見ると、まあ、小物がいろいろ。
面白かったのは、和裁に使う古いへら台(ぱたぱたッと広げて、その上で反物を裁ったりする)。
なかなか味があります(なぜか未使用)。

着物はなんだか冠婚葬祭系のものばかりで、
黒留め袖とか、どうすりゃりいの?って感じでしたが、
帯はいろいろとあって、即戦力組多しってところ。

で、ちょっと疑問に思うものが2枚ほど。

1枚は真っ黒な紬の長着(無地です)。
素材自体は昔の大島みたいな薄手の柔らかい紬地で、
胴裏は木綿、八掛は黒のモスリンがついています。
これって、まさか礼服でも、喪服でもないですよね?(紋は無しですし)。
まるでカラスのように真っ黒けなんですが、どんなときに着るものなのでしょう?
粋に、おしゃれ着として着ちゃって可、なのでしょうか?

そしてもう1枚。
こちらは1つ紋の羽織で、色は黒なんですが、水玉みたいな地紋があって案外華やかな雰囲気。
羽裏はちょっと派手目の紅葉と菊の柄。
これはやっぱり軽い慶事(例えば子どもの入学式とか?)なんかに着るものでしょうか?
普段着に小紋などに合わせるのは、ちょっとおかしいですよね?

どなたか、上記2点について、わかることがありましたら、
ぜひ教えてくださいませ。

今回の件で、やっぱり着物の決まりごとって、難しいかもと思いました。
いい加減に着ている身としては、何ごとも勉強が必要と反省……。

写真はヘラ台。
手前が今回送ってもらったもの、したのは普段つかっているもの。
現代のものって、イマイチ味が足りない。

2004.11.17 [水] 明日からは……

うひー、午前3時、やっと今回のやつを送信。
なんでこんなに引っ張ったんだろう(いつもながら)。
実際に集中してやってる時間はそう長くないんだけれど、そこまでもっていく精神力が足りてません。

あーあ、こんなことなら思い切って、土曜も日曜もお出かけすればよかった。
いろいろ行きたいところはあったのに……。
(デザインフェスタとか、陶花さんのフリマとか。ううむ)

でも締め切りが迫った仕事をほっぽりだして遊べない、小心な私。
(そのくせ、ダラダラで結局無駄な時間ばかり過ごしました)
それにしても、年々集中力がなくなっていくような気がするんですけど、これって気のせいかな?
五感はすべて10代にピークを迎えるそうだけど、精神的なものも案外そうだったりして。

さて、明日からはスノーボードのムック本の校正作業にかかります。
2冊分あるけど、ここまでの作業をやってきたのは、もうすっかり独り立ちしている編集君たちだから、
たぶん大きな直しは入れなくてすむでしょう(甘いかな?)。
すべてがスムーズにいって、再来週の楽しい予定が全部クリアできますように……。

しかし、編集君たちはほんの何年か前、最初の最初は文章教室みたいなことから始めたのに、
今では自分で1冊くらい作っちゃうんだからすごいよね。
人は日々、成長しとるんですな。
ピークは越えて、衰える一方の身体と頭でも、きっとなんでもできるんでしょう。
そう思うと、なんか今の仕事と全然違うことに挑戦したくなります。

2004.11.15 [月] 原稿あがらず

日付が変わっても原稿ができあがりません。
毎度毎度、こんな調子じゃいかんなあ。
(日記を書いている場合じゃないけど、もう眠いし……)

名古屋のみそかつの話を書いていたら、すんごく食べたくなった。
ダイエッターなのに、ヤバイです。
「矢場とん」、銀座にもお店あるんですよね〜。

そういえば今朝、葉山のおばちゃん1号から
「着物の整理をしたから、まとめてそちらに送ってもいいかしら?」
とのお電話をいただく。
はい、もちろんですとも。楽しみ〜。
(何が出るかな……的な部分はありますけれど)

あと、義妹の実家@福井に遊びに行く計画が急速に進行中。
これは昨日、あちらのお母様からお誘いのお電話をいただいたもの。
毎年、越前ガニが解禁になると「ぜひどうぞ」と丁寧にお電話くださる。
ずっと行きそびれていたけれど、今年は行こう!
(私だけ行くことになってごめんよ、波平)

お母さんは着物好きな方で、おねえさんはずっとお茶をやっていらっしゃる。
いろいろ見せてもらおう。
いきたいところもいろいろある。夢膨らみます。

今日は波平はせっぱ詰まっていて帰れず。
かわいそうですな。
過労死だけはしないでほしいと、心から願っています。

2004.11.15 [月] ここに天才がひとり

競馬の話ついでに、友人H氏よりのエリザベス女王杯の予想メールをご紹介。

>いいことを思いつきました。エリモPクシー、Lノウ゛ァ、Oスミハルカorコスモのアラファト追悼馬券なんてどうでしょうか?
>しかも、三連単で。

ふうん、でもそんなのくるわけないよと思っていたら、レース後に……。

>私のPLO馬券は2,3,4着でした。痛恨のアドマイヤ斬り、残念!。

いやあ、面白すぎる。
この男は天才だと思います。ものすごく惜しく馬券を外すことに関しては!
(でも、確か去年の今日は、この人が大万馬券を取って、
府中の高級海鮮居酒屋ですっかりごちそうになったんだった。
その時は当たり馬券200円分で7人が面倒見てもらいました)

しばらく会ってないけど、元気かな?
最近はたまにくる予想メールで、ちゃんと生きているんだなと知ります。
やっぱメールって、便利だなあ。

2004.11.14 [日] アドマイヤグルーヴV2!

エリザベス女王杯、テレビ観戦。
アドマイヤグルーヴとスイープトウショウを応援していたが、
スイープの方はやっぱり枠入りを嫌って頭巾をかぶせられていた。
(それでも抵抗していたが、最後は暴れずに収まってホッ)
どちらも人気の馬だったので、馬券は買いませんでした。

で、結果はというと、アドマイヤグルーヴが去年に引き続き優勝!
それもものすごく強い勝ち方だった。
(ゴールシーンは感動してウルウルしました)
見事なエスコートのユタカくんにも感謝。

スイープは最後追い込みましたが、残念届かず。こういう馬は展開に注文がつくからしょうがないですね。

グルーヴ、天皇賞の3着もとってもがんばったと思うが、
ローテーションがつまった今回は、もっとがんばったと思う。
大人になってお母さんのエアグルーヴに、だいぶ近づいたね〜。
消長の激しい牝馬だから難しいこととは思うけど、ぜひ来年はもっと活躍してくれるとうれしい。
(強い牝馬大好き!)

最近、エアグルーヴにとっては初めての男馬、サムライハートがデビューして、
ピリッとしたところを見せてくれたばかり。
現役時代はあんなに強かったのに、子どもまでものすごく強くて、
本当にビックリです。
(名牝は競走生活ですっかり消耗して、いい子が出ないっていうパターンも多いので)
馬だけど、かなりリスペクトしてます、エアグルーヴ。

は〜、今日は久々に、いい物見たなあという感じ。

競馬のあとは、いい気分のままウォーキングに。
潮田あたりをぐるっと回って帰ってくる。
で、新しいブラジル料理屋を1軒見つけた。
店先で鶏の丸焼きがくるくる回っているような店。
(奥が食品屋になっていて、料理屋というより、雑貨屋というほうが正しいかな?)
ちなみに鶏は1匹950円でした。安っ!

2004.11.13 [土] 初漢方

朝の9時にゆうパックの配達さんに起こされる。
なんだなんだと思って寝ぼけなまこで出てみると、京都の奥津さんからの
荷物(洗いに出した着物たち)だった。
あいかわらず早い。

本格的に起きてから、全部をハンガーにかけて風通し。
こうしてクリーニング臭をすっかり飛ばしておくのだ。
ものすごくきれいになったかといわれると、よくわからないけど、
まあ、バザーや骨董市で買った着物たちは、とりあえずこざっぱりした。

あまりに天気がいいので、やっぱり洗濯をしてしまう。
(今日こそ仕事に集中と思っていたのに……)
風もないので、木綿の袷を洗ってみる。
どのくらい縮むか、ドキドキだ。
(アイロンがけも終って、衿などをよく乾かすために再び干してます。
すっかりかわいたら計ってみようっと)

最大の懸案事項だったお薬用の土瓶。
いつも車で行くイトーヨーカドーに、運動のために歩いていって、
なかなかいいサイズのものを発見いたしました。
あ〜、これでひと安心。

帰ってさっそく薬を煮出してみる。
においも、いかにもお薬っぽくて、興味津々。
1時間ほどぐつぐつと沸かして、今日の分を一服。
さほどまずくはないけど、飲んだあと舌がえらくピリピリです。
強烈……。
(韓国の伝統茶系の味を想像してただけに、ちょっとがっかりのまずさです)

ちなみにこれを飲み続ければ、2〜3ヶ月後にお腹から「血の塊がでますから」とのこと。
なんでもお腹に溜まった“おけつ”とやらが、
血の巡りがよくなることでとりのぞかれるんだとか。
※お血(おは病だれに於)=うっ帯している血液、古血。

ひぇ〜、マジですか……。
楽しみなような、怖いような。
まあ、がんばって続けてみますわ。……でもやっぱり怖いかも。

2004.11.12 [金] ノルマ3キロ

初めて漢方医の先生のところに行きました。
人気の診療所なので、数カ月待ち。やっとです。

すごくおじいさんの先生で、お腹をあちこちグイグイ押されて、
「これは石の腹ですな。これではダメです」と判定されました。
(おっぱいの方は両手でフニフニともまれ、「これは子どもが産まれたらいいおっぱいですよ」と褒められましたが)

で、まずは3キロ痩せなさいとのことです。
もちろんそれの助けになるような漢方薬は処方されるのですが、
毎日60分以上歩き、食事も今までのように野放図にものを食べてはいけないようです(晩ご飯にお米は食べるなと)。
なんとかなるのかな〜。3キロか……。

明日はさっそくお薬を煎じてみます。
でもまだ土瓶を入手しておらず。せっせと歩いて買いに行きます。
最低でも1年半は続ける予定。
しかし、漢方ってやっぱり高いのう……。

写真は朝食べたいくらかけごはん。
あんまりきれいな色だったから撮っておきました。
しかし、自然はきれいなもの作るな〜。いつも感心します。

2004.11.11 [木] 思い出したこと

書こうと思っていて書き忘れたこと。

今日、川崎まで歩いた道程は「旧東海道」だった。
八丁畷の駅の手前は、両側にカリンが植樹してあって、
カリン並木になっているんだけれど、今時期は実がたわわに実っていた。
ちょっとビックリした。
(たそがれ時の薄闇の中でも、クッキリと実がなっているのがわかる)

まだ収穫するにはちょっと青いのかもしれないが、もう1週間ほどしたら、
いい具合になるのではないだろうか。
夜中に高枝きりばさみを持って徘徊してしまいそう……。
もう、それはそれはみごとな、実のつきっぷりでした。
あれって、どうするのかな〜?

写真は、悩み中の龍郷大島。
泥染で大柄。難しそうな織模様。
裏は紅絹の小振り袖でございます。

2004.11.11 [木] 歩く

龍郷大島は着てみると案外行けそうなサイズだった。
(って、何度も着てみてはいるのだが、微妙なサイズなので何度も悩むのだ)
内揚げもたっぷりあるし、早く仕立て直したほうがいいとはわかっているが、
あまりにきれいなお仕立てだし、長着も羽織も仕付けがついていたので、
1度も着ないでほどくのはあんまりだと思ってここまで来た。
(気づけば、羽織は長羽織だった。戦前のものだから、まさにオリジナル)
どうか、来週着られますように。

夕方、あまりに運動不足を自覚したので、どこかへ歩いていくことにした。
(そういえば、昨日も一歩も家を出なかった……)
玄関を出てから、川崎方面に行こうと決める。
たしか毎朝飲む紅茶の予備缶が切れている。それを買いに行こうと。

さくさく歩くと、川崎までたった30分くらいだった。
カルディで紅茶を買うのだが、ここへ来たら、他のものも買わずにはいられない。
で、もろもろの細かいものとともにチリの赤ワインも買ってしまった。
重くなったので、帰りは電車。

晩ご飯、ひとりだけど、ワインを開ける。
つまみは、かぼちゃをニンニクとローズマリーで焼いたもの。
それとピーマンの小さいピザトースト、酒盗のようなオリーブのペースト(これもパンの切れ端に塗って食べる)。
いいかわるいかは知らんが、これで結構満足な夕食になった。
(ワインは3杯ほどでいい気持ち。ピリピリするようなカベルネ・ソーヴィニョンのテーブルワインでした)

先月、天神さんの市で買った小皿は使える!
芙蓉手は、ゴチャゴチャしてていままであんまり好きじゃなかったけど、
藍と白地のバランスがいいのか、何を盛ってもおいしそうに見えるわ。

2004.11.10 [水] 悩む〜

今日もお仕事はそうはかどらず。う〜む。

でも、今悩んでいるのは、19日のパーティーのこと。
某誌のきものパーティーに仕事仲間のMさんが当たったので、
一緒に行こうとしているのだ。
(チケット、正価で買うと2万円!)

読者層からして、ものすんごいものを着たおばちゃんが多いんだろうなあ。
(ここぞとばかりにね。格好の「ちょっとしたパーティー」ですから)
ものすんごいものは、とりあえず1枚も持ってないしなあ。
ハイソマダムと直球勝負はハナからムリってことで、
なんかひねったものを考えねば……。
(べつに勝負はせんでもいいのだが)

龍郷の小振り袖とか、どうだろう。
でも、丈も裄もツンツンで、身幅ははっきりと足りないなあ。
そのうち長着も羽織も仕立て直そうと思って、小さいサイズの方に合わせて、長襦袢だけは作ったけど、
まだ実際に着てみたことはないのよねん。
(明日ちょっと着てみるか)

こういうのって楽しいやら、苦しいやら。
こうせつの「夢一夜」って歌、よくできてるなあと、
着物を着るようになって、今更ながらに思います。

2004.11.9 [火] 波平帰る

ハッチーのナゾ、Kくんがわざわざ地下鉄に電話して調べてくれました。
名古屋市の紋章にもなっている「まるはち」から連想し、シャチと合わせた造語だそうで、
お名前募集で上位にランクインした中から選ばれたそうです。
ちなみに「まるはち」は尾張徳川家の合印だとか。
ふ〜ん、地域外の人には恐ろしくわかりにくいんですけど……。

昨日は忙しくて帰ってこられなかった波平が、
「今日は10時頃帰ります、家で晩ご飯食いたいです」とのことだったので、
気合いを入れて晩ご飯を作る。

焼き魚と煮物が希望ということで、魚を買いに鶴見駅ビルまで。
別におしゃれする必要はないが、保多織を着て出かける。
(せっかく買ってもらったんだから、着ているところを見せなくてはね)

サバか、アジか、ブリかとなやんだけど、鯛にする。
(三枚におろしてもらって、頭は潮汁用に2つに割ってもらう)
サケのすじこが安かったので、これも買う。
ほぐすのは面倒だったけど、同じのをほぐしてあるやつと比べると、
100gで40円も違うので、やっぱりすじこの方を買う。
(家に帰るなり、せっせとほぐして醤油とみりんのタレに漬けました)
いやはや、数十円けちるところが主婦やなあ。
この夏に、バーンと久米島紬買った女と同一人物とは思えん……。

というわけで、一応焼き物は鯛の塩焼き(片身)、
汁は潮汁に山芋の団子(鯛のほぐし身入り)と太めの沖縄モズク、吸い口はかぼす。
あとはスキヤキ風の豚の鍋がメインで、箸休めにちょっと甘めのだし巻き卵を。
最後の〆には、程よく漬ったいくらの醤油漬けを、大分の無農薬新米
(4回の台風にも耐えたえらいお米、しかも全精米の銀舎利!)にたっぷりかけて。

手間も時間もかかったけど、自分自身も久々においしいものが食べられて満足、満足。
やっぱりおいしいものを食べると、人間らしい生活がしみじみ愛しく思えます。
忙しすぎは本当に心にも、身体にもよくない!

しかし、鯛のウロコとり、苦労してやっと終った直後に、
ウロコが飛び散らない裏技を紹介するのはやめてほしい>伊藤家
(たんにタイミングの問題なんですが。ちなみにお菓子なんかに使う樹脂のヘラで、
シッポ方向からこそげとるということらしいです)

あ、温かいうちにとガツガツ食べてしまったので、今日は写真はありません。
あしからず。

2004.11.8 [月] マメな日々を

いい加減、洗いに出さないと今シーズン着られないぞ、と思って
古着で手に入れたものをまとめて京都の奥津さんへ送る。
結局あれもこれもと段ボールいっぱいになって、
荷造りを終えたあとで、抱えて体重計に乗ってみたら1万円コースだった。

綿の袷は自分で洗ってみることにする。
たぶん縮むんだろうなあ。でも、ほとんど着ていないらしく、
風合いが堅いのでドライじゃねえ。
ひどく縮んだ場合は解くということで。
(今日はそこまでいけなかった。結果はまた後日報告ということで)

袖幅の狭い、梅の絞りも解くことにする。
これは何にしようかな〜。色や柄はとっても気に入っている。
うそつきの長襦袢もいいかもね。

頻繁に着るようになって、着物を着るにはやっぱり下着の用意が大切と思う。
目指すところの「毎日着物生活」には、長襦袢もそれなりにいっぱい必要だろう。
(裄関係や半襟、素材のマッチングとか、その日のお天気や気温と相談もしなくてはならないし)

ああ、もっと時間がうまくつかえたら、いろんなものがとっくにでき上がっているのに、
とつくづく思う今日この頃です。

写真は今日の夕食。
ひたしマメをいっぱい作ったので、義務のように食べています。
休肝日の誓いはやはり守れず、食前酒&食後酒にライチとバラのリキュール飲んでしまいました。
(メニューのどれとも合いませんでした。だから前後に飲んだのですよ)
たぶん、この酒はもう二度と買いません。

2004.11.7 [日] 名古屋城と私

前日の夜に「K-BAR うまなり」というバーで深酒をしてしまったが、それなりに寝たのでスッキリ。
Kくんははっきり二日酔いの面持ちでした。

で、名古屋城へ行って見た。
特別展「信玄と謙信〜描かれ続ける川中島合戦〜」にも入ったが、なかなかよかったですわ。
川中島の合戦の勇者たちを一人ひとり描いた浮世絵はブロマイドみたい。
あまりにグッときたので図録を買おうとおもったら、その部分はモノクロだった……。

この後、「山本屋総本店」で味噌煮込みうどんを食べて、
大須あたりをぶらぶらする。
コメ兵の着物館もひと通りチェックしたが、さすがにお買い物はできず。
(Kくんは「僕はそのへん適当にブラブラしてますから、
ゆっくり見ていいですよ」といってくれたが、それもどうよ?と自粛しました)
羽織がほぼ3000円均一で、お土地柄か、絞りのきれいなのがい〜っぱいあったけど、次回のお楽しみにいたします。

全体的に名古屋、不思議な町です。
で、残った大きな疑問が1つ。
地下鉄のキャラクターは、なぜハッチーって名前なんでしょう?
見た目は思いっきり金のしゃちほこなので、最初はシャッチーの誤植かと思いました。
駅のひとに聞こうと思っていて忘れちゃいましたので、知ってる方がいらした伝言ください!

2004.11.6 [土] 一流企業だで

なんとか起きて待ち合わせの駅改札へ。
着物は保多織を初下ろし。
でも古い帯を締めたので、長さが短くて苦労した(おかげで遅刻しそうだった)。
手の根本は広げきれずにくちゃくちゃだし、折り返し分も短くてカッチョ悪いが、
急いでいたのでまあしょうがない。
(正直、半幅に差し替える時間もなかったっす)

名古屋では最初に「矢場とん」で味噌カツを食す。
これがやけにおいしかったので、ちょっと油断する。

競馬場でサラッと取材をしてから、有松へ。
町並みはなかなかよろしい。
最初に「絞り会館」へ。
まずはビデオを、そのあとおばあちゃん達の手仕事を見せてもらって資料室へ。

私たちのあとに「さが○」の団体さんがビデオ室へ入ったようで、
ヒマになった引率の金沢の呉服屋のオヤジといろいろ話す。
「ステキな着物ですね」とかいわれたが、帯がくちゃくちゃなのは
自分でわかっていたから、そっちが気になってしまう。

掲載許可をもらいがてら、会館のご主人ともちょっと話す。
絞りの方も精力的にやっておられるようで、こういうブランドもやってますと名刺をもらうが、
「ウチはこのあたりでも、一流企業だでね〜」
なんて自分でいっちゃうのは、やめたほうがいいかもよ、ご主人。
(そういわれて、担当Kくんも固まってました)

有松の町をふらふらしていると、竹田家で「さが○」の展示会をやっていた。ああ、これね。
ちょっと覗いてやれと中に入ってウロウロしていると、
「すみませんが今日は貸しきりなので」といわれる。
(最初に「拝見してもよろしですか」と入口で聞いたにもかかわらず……)
でも、竹田家はなかなか風情のあるいい建物でした。
70〜80万の値札がついた反物がゴロゴロしているのを
目の当たりにした担当Kくんは、ドン引きでした。

写真は有松の町の、何の変哲もない食堂。
のれんが見事な総絞りだったので、激写してみました。

2004.11.6 [土] うううう……

早く寝ないと朝になってしまう。

波平がタク帰りだったので、予想以上に夜更かしになってしまった。
うっかりひとりで晩酌もしちゃったよぉ、午前3時に。
明日は6時半に起きます。
帯が一発で結べて、新幹線に遅れませんように。

2004.11.5 [金] 名古屋にはヘンなもんが……

明日と明後日、名古屋取材です。
この間、ぼたんさんにあんこのトーストのことを聞いて、
名古屋は変なもの食べるなあと思っていたけど、探してみると
ミョーなものがいろいろあるんですわ、これが。
(甘口スパゲッティとか、純金箔コーヒーとか)

そして、モーニングとか、喫茶店のオマケサービスもすごいらしい。
(夕方までモーニングやってる店もある……って、名称はそれでいいのか?)

同行してくれるのは、岐阜出身のKくん。
名古屋弁の通訳してくれるそう。

そして、なんと今日の今日、あの有松が中京競馬場の隣の駅だと知る。
保存地区みたいになっていて、町の様子も良さそうだし、競馬場の帰りに行って見ることに。
余計な買い物とかしないように注意です!

ああ、そろそろ半襟とかつけなくちゃ。
今回は1泊だから、2枚重ね作戦にしようかな?

2004.11.4 [木] ついてない……

さあ、そろそろお風呂にでも入ろうかと思っていた矢先、
いきなり水が出ない。どの蛇口からも出ない……。

何ごとかと焦って階下へ行って、集まっている人に聞いてみたら、
地下のモーター室に水がたっぷりたまってしまっていて、動かないのだそう。
現在、応急処置を要請しているものの、そう簡単には復旧しそうにないとのこと。
ふ〜。ギリギリで銭湯もタイムアウトだ……。

ブリタの容器に半分くらいと、2リットルのミネラルウォーター1本、
そして金魚用に汲み置きしてあるバケツの水@ベランダが、我が家の生命線となる。
(台所の洗い物が終っていたのが救いか)

ああ、もう歯を磨いて寝ちゃおうかな〜。
(いやいや、やることが残っていてそんなわけにも行かず)
ポットにたっぷりと番茶を入れたばかりだったので、そんなものでも飲みながら、復旧を待ちます。

そういえば、月曜日には電気工事で日中の停電が確定している。
のんびり構えてたけど、今日になって「冷凍庫にも電気がいかない」ことに気づいた。
ウチは冷凍の食材も結構常備してあるので、これはかなりのダメージになる。
週末はいないのに、その前後でせっせと大量の食材を消費しなくてはならない……。

あ〜、しょうがないから、まずはハーゲンダッツのアイスでも消費するかな。
小さなことからコツコツと。

波平は深夜にタクシー帰りの予定だそう。
「とりあえず、念のために水は買ってきてね」とお願いするのが、今の私にできる唯一のことでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あれから2時間。
強烈な濁り水ととも復旧いたしました。
ご心配おかけした皆さん、お騒がせいたしました。
ああ、しかし水道ってありがたいなあ。
(プチ不便体験、勉強になりました)

2004.11.4 [木] ヘロヘロで〜す

結局夕べは朝の4時くらいに沈没してしまって、昼くらいに原稿を送りました。
つ、つかれた。
年々がんばりが効かなくなっている自分です。とほほ。

波平は校了だったらしく、5時過ぎくらいに帰ってきました。
こっちも毎日たいへんです。
私よりずっとグッタリしています。
すっかり明るくなっても、ガーガー寝ている顔をマジマジみていると、
もっと大事にしてやらねばと思う次第。

写真は昨日保多織がやってきて、うれしくってやってみたコーディネート。
こんな渋系の着物はあんまり持ってないので、何を合わせるか迷います。
週末は名古屋に取材なので、これ着ていこうかな。
(完全に仕事をナメてる?)

2004.11.3 [水] 保多織ができてきた!

今日の昼、保多織がやって来た。
実は昨日の午後は1回目の配達があったのだが、不在で逃していたのだ。
包みを解いて、でき上がりを確認。今回は単衣仕立てにしてもらった。
注文してから約2週間。和裁士さんの手が空いていたのか、なかなか早く上がってきた。

波平も出勤前だったので、羽織ってみて似合うかどうかを見てもらう。
(全部自分で手配したんですが、一応、誕生日のプレゼントなんですの)
「まあよいですね」とのお言葉をいただく。ありがと〜。
一生懸命、たくさん着ます。

画像も付けたいけれど、現在仕事でテンパッているのでまた後日。
締めきり、延してもらったのにまだできていません。
明日の朝までにメールする予定なのに、もう眠いし……。ピンチかも。

2004.11.2 [火] 今日の晩ご飯

ひとりの晩ご飯は、やっぱりろくなものを作らない。
今日もパスタですませてしまった。
でも、ちょっと実験的なメニューだったので、記録しておこうかな。

ソースの具はたっぷりのニンニク、グリンピース、タマネギ、そしてモチキビ。
モチキビが煮えるとトロリとなるので、からみもいい。
味付けは久米島の塩だけだけど、意外と複雑な味で不満はなし。

パスタはイタリアのオーガニックもの(全粒粉のやつ)。
これは食味がガサガサで、正直あんまりおいしくない。
パスタというより、すいとんみたいな感じでございました。

手前に添えてあるのは、カマンベールチーズの残りもの。

2004.11.2 [火] ちょっとコワイ大島

早起きしてリサイクルネットワークのバザーへ。
でも、結局11時半入場の整理券をもらうのが精いっぱいだった。トホホ。
和裁仲間のSさんが後追いでいらっしゃる。
駅前のスターバックスでお茶しながら、入れる時間を待つ。

Sさんは先日、川越の市に行ったそう。
(お仕立てをしていらっしゃいます。でき上がった作州絣をお届けにいったのだとか)
こちらも京都の天神さんの市のお話をして、古着関係で盛り上がる。

今回のバザーは、ちょっと値段が上がっているような気がした。
毎回すごく盛況だから強気なのかな? とはいえ、売り上げはかなりの部分が寄付されるようでうれしい。

で、今回はイマイチだな〜と思いながらウロウロしているうちに、
補充されたばかりのもののなかに現代物の大島を発見。
仕付けつき。シミも痛みもなし。
八掛が茶色に近いレンガ色で、ちょっと地味だけど、サイズもよさげなので購入決定。

アンティークものの名古屋帯と、100円のウールの羽織(黒地に白と赤の絣)も一緒に買った。
こういう場合、意外と後になって100円の羽織を一番活用したりするんだよね。

サッサと家にもどって、改めて大島を採寸してみた。
すると、なんか驚くほどに私サイズ……。
衽幅が微妙に狭いくらいで、あとは誂えたようだった。
あんまりバッチリサイズで、ちょっと怖くなる。
「え、もしかして、私のこと待ってたの?」、なんてね……。

しかし、仕付けつきの着物を無料でリサイクルに出すというケースはどうして起こるのか?
(そういう団体のバザーでした)
何か、着ようとしていた本人に、不慮の事態があった?
まあ、それならそれで、あなたの愛した着物を私が代わりに着ますとも。
こんなにいいものなんだから、大事にするわ……と、能天気な私です。

古着のいいところは、味のあるハイクオリティな布を気軽に手に入れられるところ。
同じレベルのものを、古着のような頻度で呉服屋さんで買うことは絶対にできません。
(今日の大島もたぶん、反物だけでも少なくとも今日の値段の10倍以上はするはず)

私はまだまだ着物初心者なので、いろいろといいものを試して何が自分に合っているのか、
いろんな意味で探っている途中。
しゃっきりした大島の軽さ、しなやかさ、丈夫さ、美しさを
この1枚に勉強させてもらいたいと思ってます。

思えば、骨董の皿を入口に着物に入ったといえなくもない私。
数百年前の陶工さんたちの技や遊び心に感動しつつ、
日々の器に古いものを使っています。
そんなことの延長と思うから、古着もありがたく、うっとりしながら着ることができるのかも。

でもね、もしものすごく財力があったら、
銀座あたりの呉服屋に入り浸っているかもしれません。
(宝くじでも買うか)

2004.11.1 [月] カラスっぽい着物は?

朝、葉山のおばちゃんからの着物小包みが届く。

出して見ると、まあ、小物がいろいろ。
面白かったのは、和裁に使う古いへら台(ぱたぱたッと広げて、その上で反物を裁ったりする)。
なかなか味があります(なぜか未使用)。

着物はなんだか冠婚葬祭系のものばかりで、
黒留め袖とか、どうすりゃりいの?って感じでしたが、
帯はいろいろとあって、即戦力組多しってところ。

で、ちょっと疑問に思うものは2枚ほど。

1枚は真っ黒な紬の長着(無地です)。
素材自体は昔の大島みたいな薄手の柔らかい紬地で、
胴裏は木綿、八掛は黒のモスリンがついています。
これって、まさか礼服でも、喪服でもないですよね?(紋は無しですし)。
まるでカラスのように真っ黒けなんですが、どんなときに着るものなのでしょう?
粋に、おしゃれ着として着ちゃって可、なのでしょうか?

そしてもう1枚。
こちらは1つ紋の羽織で、色は黒なんですが、水玉みたいな地紋があって案外華やかな雰囲気。
羽裏はちょっと派手目の紅葉と菊の柄。
これはやっぱり軽い慶事(例えば子どもの入学式とか?)なんかに着るものでしょうか?
普段着に小紋などに合わせるのは、ちょっとおかしいですよね?

どなたか、上記2点について、わかることがありましたら、
ぜひ教えてくださいませ。

今回の件で、やっぱり着物の決まりごとって、難しいかもと思いました。
いい加減に着ている身としては、何ごとも勉強が必要と反省……。

2004.10.31 [日] 普段着ウール考

ちょっと二日酔い気味。
朝からなんか塩気のものがほしくなり、かぼちゃのスープを作る。

さらに久々に波平にお弁当を作る。
(ご飯は白米がいいというので、これまたひさしぶりに真っ白なご飯を炊いた。いつもは麦やら粟やら混ぜるので)
有り合わせの野菜を煮たり、炒めたりで、とりあえずコンビニ弁当よりはまともな感じの弁当になったか。

午後はテレビで天皇賞を観る。
あまりに豪華メンバーで、行っていたら迷いまくって死んじゃってたかも。
しかし、今回は馬場の外側が非常に悪かったらしく、追い込み組みは不発だった。
テレグノシスは東京コースであんな走りしかできない馬ではありません!

で、やっぱりすごいと思ったのは武豊だ。
いくらエアグルーヴの仔とはいえ、牝馬のアドマイヤグルーヴじゃ天皇賞では分が悪いと思っていたが、
きちんと3着に持ってきた!
それにしても、ペリエのゼンノロブロイは順当としても、ダンスインザムードの2着は驚いたなあ。
気分屋だけど、やっぱり力はあるのね、あの子。

久々の組みは、今回のひと叩きでジャパンカップにどう変わるか。
(天皇賞でひと叩きなんて、よく考えたら贅沢だよなあ)
今回は馬場があんなだっただけに、もっとパンとした良馬場になることを期待しよう。
メンバーは絶対に面白い構成になるはず。

ところで、今日は夕方赤い紅型調の染めのウールを着て川崎に買い物にでかけた。
着付けてじっと立っていると、なかなか派手でこんなのも華やかでいいかと思う。

でも、歩き初めて気づいたのは、上前がヒラッとなったときに、
染めのものだと裏がただ白くて、寂しいなあってこと。
なにかウソっこでもいいから、きれいな色の裏を付けたくなった。
まあ、普段着だから、そのへんは気にしないのがいいかもしれない。

ウールはこれからの季節に持ってこいの着物。
気楽に着て日々を楽しみたい。

2004.10.30 [土] 雨天でもビールはうまし

朝、目覚まし時計がならず、予定より1時間も寝坊。
でもビール部は2時半くらいに生麦集合とのんびり構えていたら、
波平が夜、アツシくんの結婚式だというので、着ていくものをバタバタと用意する。
(シャツのアイロンがけ、かなりザックリになってしまった)
靴下がないとか、ベルトがないとか、普段着ないようなものを用意するのは大変。

で、一式を積んで会社へ車で出かけた波平。
せっかくの宴なのに、仕事があるから飲まないという(だから車でご出勤)。
早く忙しい時期が終るといいねえ。

一方、妻はお気楽に着物を着てお出かけの用意。
今日はつい先日仕立て上がったばっかりの作州絣を着る。
早く何度か洗って、色落ちを留めたいので、雨の中でも着る。

ふと気づくと、この日の出で立ちは、偶然にも肌襦袢、長襦袢(モスリン)、長着と、
ほとんどのものが自作だった。
だいぶ揃ってきたなあ。密かにうれしい。
自分(と家族)のものくらい、自分で縫えるようになるというのが、目下の目標でござる。

帯は月曜に天神さんで見つけた500円の紬のつけ帯。
つけ帯にもいろいろあるが、これはとても丁寧に作られている。
胴も二重に巻けるし、お太鼓部分も名古屋帯の形がそのままに残っていたり、ゴム入りの綸子のヒモがついていたり。
本当に難のない普通の名古屋を切って使いやすくしてある感じ。
これはこれで、なれるとパッと装着できて良さそう。
柄も使いやすい小柄で、いろんなものに合わせやすい。旅行なんかには最適かもしれない。

今日は裄の長いもの(自分サイズのもの)を着たので、雨ゴートはピンクのやつ。
もともと大きいサイズで、丈もうんと長いのを適当に折り返してあげてある。
コレも、もう1枚の水玉のも、そのうちキチンと直さなくては。
でも、なんとか着られてしまうとズルズルそのままになってしまうのですわ。いかんいかん。

そして、ビール部。ものすごくバタバタ家を出たので、出欠情報が飲み込めておらず……。猛反省……。
(Sさん、フォローありがとうございました。Mさん、ドキドキさせてごめんなさい。Yさん、お返事おそくなりました)

しかし、皆さん雨の中でも元気に集合。
着物姿もそれぞれにステキで、やっぱり真楽いいなあと思う。
(殿方の羽織姿もいいですね〜。波平様にもぜひ着ていただこうと
ますますファイトが湧きました!)

ちょっと寒くてビールはどうかなと思ったけれど、見学コースが暑いくらいだったためか、
試飲ビールはかなりおいしかった。
レストランで地ビールをおいしく飲もうと、2杯目は自重。
前回はここで飛ばしたために、帰りにかなりクラクラになったのだ。
(でも、結局今回もこの後に飲みすぎてクラクラにはなりました)

帰りは全員で2次会へ。
(というか、途中のパブみたいな飲み屋に引っかかった)
なかなか雰囲気のいい店で、まったり。
私とSさん、ふたりで居残りで2杯目を堪能した。
カクテル、久しぶりに飲んだけど、どっちもウォッカベースだったので、後になってかなり効きました。

すっかり飲みすぎていたので、波平が帰ってくると同時くらいに
布団に吸い込まれておりました。
結婚式で飲めなかった波平は、それからひとりで缶ビール(大)を2本ほど「飲んでやったわい」とのこと。
晩酌のおつきあいができず、すみませんでした。まったく役立たずのヨメですな。

2004.10.29 [金] ウールの虫干し

天気がいいので、古着で買ったウールの着物を洗おうかと思ったのだが、
丈がつまるのが怖いので、まずは虫干しして着て見ようと思い立つ。
どれもほとんど着ていないような感じで、汚れているわけではないから、
それで様子見ということで。

着物ハンガーにかけて、4枚並べて物干しロープへ。
風がないので、ただシーンと着物が並んでいる。
直射日光が当たるが、化学染料でそめたウールなので、少々は問題なかろう。
今回は気分的な虫干しなんだから、余計な虫がついているなら、直射日光にやられて
出ていってください、といったところだ。

しかし、4枚をまじまじとみると、仕立てもずいぶん違う。
でもうち2枚には、繰越しのあげがなかったのがビックリ。
(衿肩開きを深く切ってあるのだろう)
やっぱりウールのものって、本当に普段着の消耗品だったんですなあ。

ちなみに、どれも後染めのもので、ザックリとしたウール地に
ポンとプリントしたようなもの。
織りものだと、少々雰囲気が違って、もう少しおしゃれっぽくお出かけにも着られる感じがあります。
(私の持っているものの範疇で、ということですが)

2004.10.28 [木] ビール部自主練中

健康診断で血液検査もしてもらったので、気分的に貧血気味に。
(本当は40歳からの検査だけど、持病があるので下駄をはかせてもらいました。ラッキー?)

小さい試験官みたいな入れ物に4本だけだから、量としてはたいしたことないのに、
何十回やっても採血はたいへん苦手でございます。
(今回のことでは献血ででも被災者支援を、と思ってたけど、
やっぱりこの壁は越えられそうになく……。ああ、情けない)

そういうわけで、晩ご飯にはなにか栄養のあるものを食べようと、
鶏の肝とつくねで、こってり味のとりすきを作ってみた。
鉄鍋でちゃんと作ったんだけど、校了の嵐の中の波平は帰ってこられるはずもなく、
ひとりぼっちで食べました。
(あ、でも問題なくおいしかったです。食べ過ぎるほどに)

薬研堀の七味トウガラシがとっても効いて、「どうもありがとう」って感じ。
このちょっとした風味で、おいしさ10倍でだなあ。

夕べは健康診断のためにのむのを我慢したので、
今日はビールです。
大分のかぼすをグッと絞り入れてのむと、爽やか〜。
そのうえ、なんとなく健康にもいいような気がするんだけど、これも気のせい?

2004.10.28 [木] 人体の不思議

早起きして区の健康診断にいってきた。
横浜に引っ越してきて8年、今まで一回も行ったことがなかった。
(すぐ調子が悪くなって病院のお世話になっていたので、改めて健康診断に行く必要がなかったのです)

で、すごーくビックリしたこと。
身長が伸びてました、2センチ近く……。
最近、これまで普通に着られていた着物がなんだか着づらいと思っていた。
着方が変化して、腰ひもの位置や裾線の好みが自然に変わっているのかとも思っていた。
(もともと丈の短いのをぴしゃっと着るのがスキなのです)
は〜、身長の方が伸びているとは夢にも思っとりませんでしたわ。

で、なんで伸びたのかなあと考えてみると、
夏の終りにあまりにバテて、このままではいかんと健康食品に頼った時期があって、
そのときの1つのコラーゲンの粉末が原因ではないかと。

普段は薬も嫌いだし、妙な添加物は「NO!」な生活なのに、
この時のはたまたま出版健保の企画販売みたいなもので、
他の常備薬と一緒に、「コラーゲン」というものを買ってみた。
錠剤だと思っていたものは、いざ届いてみると缶に入った粉末で、
店頭でチェックしたら、絶対買わない類いのものだったが、
買ってしまったので、ヨーグルトに入れて食べていたわけです。

丙午38歳。
正直、今更ねえ、って感じです。
20年前なら小躍りして喜んでいたでしょうが……。

それより、昨日裁ってしまったウールが心配です。
長さがカツカツだったので、洗濯でつまる分を5分だけにしてしまったけど、
それって、丁度伸びていた身長分で相殺されちゃうじゃん……。

2004.10.27 [水] できたっ!

本日、朝から和裁にでかける。
で、なんとか作州絣を仕上げることができた。
遠足にはコレを着ていこうかな〜。帯なんにしようかな〜。

しかし、今日は疲れていた。完璧寝不足。
次の課題の道中着にとりかかるべく、すべての用意をしていったのだが、
新しいことにとりかかるには、脳細胞が死にすぎていた。
あきらめて、家で縫う予定のウールの単衣を裁ってお茶を濁す。
(いつの間にか虫に食われていてちょっとショック……)

次回、アタマがクリアになったら、道中着がんばります。

2004.10.27 [水] 終った……

先週からひっぱっていた原稿。
いきなり急かされたのでネタを練りきらずに書き始めたら、やっぱり自滅してリセットするハメに。

で、今日の午後から改めて書き始めて、やっと今終った。
ああ、もう朝の4時だよ……。
短いものなのに、なんて時間がかかったのでしょう。

明日は久々に和裁。
忙しかったから3コマ(午前、午後、夜)を1日で消化しなくてはならない。
は〜、厳しいわ。

京都ではいろいろ面白いことがあったので、また改めてレポートします。
(菊花賞は思いっきりタテ目でやられました。くやし〜)

2004.10.25 [月] 天神さん

フリーの1日。
朝からはりきって天神さんの市へ行く。
青地に赤いアダンの村山大島に、ローズピンクの博多小袋帯で、キリリと貝の口。
バスが大混みで、下車と同時に帯が解けて冷や汗。
(バス停前の和菓子屋さんの片隅で結び直させてもらいました。ホッ)

いやあしかし、すごい数の露店、露店、露店……。
最初は境内だけかなと思っていたので、丁寧に見てましたが、
途中で規模の巨大さに気づいて、ざざっと行く作戦に。

最初に買ったのは、幕末くらいはあるかという蓋物の茶わん(見込みに鷺)と、
芙蓉手の小皿(真ん中には鴨)を2枚ずつ。
下手だが、気軽につかえそう。茶わん蒸し作るぜ。

あと、ヒットだったのは「背負い真綿」。
これは露店じゃなくて、境内の東側にある蒲団屋さんで売ってたもの。
試しにと背中にひっつけてもらった時の温かさが驚きでした。
これは目方で値段が変わって、私は900円のを買ったみたけれど、
真冬になったら3000円くらいのがほしくなるかも。

一緒に洗顔用の真綿も買うが、帰ってさっそく使ってみたら、
本当にビックリするほど、お肌すべすべになりました。
なんでも濡らしてこするだけで角質がとれるんだとか。お蚕さんって、すごい。
(これは180円! 着物の衿汚れもちょっとしたものなら、これでこするだけで取れるらしい)

新品のかんざし、モスリンの八掛、紬地のつけ帯、柄足袋など、
コマコマしたものを次々とゲットして、お買い物を満喫。
荷物になるし、もう入れるところもないので、着物は買うまいと思っていたが、
最後の最後にやっぱり見つけてしまった……。

古着の山の中から発掘したのは、縮緬地に独特の型染がされたもの。
ああ、こういうのモロに好みだなあと思って羽織ったら、
サイズも行けそうだし、なんとなく似合いそう。
肩の当たりがヤケてるっぽい気がしないでもないが、まあ安いので買ってみる。

しかし、コレ、帰ってからマジマジと柄ゆきを見たら、
「もしかして、蛭子屋の染めでは?」と思われる雰囲気。
あわてて、去年偶然古着で買った木綿の袷を出してきて、付け合わせてみる。
……似ている、似すぎている。
というわけで、たぶん蛭子屋さんのものでしょう。
今度催事にいらっしゃったら、着ていって聞いてみよう。
(またそうだったら、嫌がらせだな、完全に)

ところで、天神さんではたくさんのおばちゃんたちに声を掛けられた。
「いやあ、ピシッときれいに着物着てはって。よう似合わはるわ〜」とか、
そんな感じに褒められちゃったのだ。
まわりの若い子たちが、アンティークをぐだぐだに着ているパターンが多かったので、
ごくフツーに着ている私が目立ったのか?

4時間ほどの徘徊中に、ざっと10人くらいの人にそう声を掛けられて、ちょっと不思議な気持ちだった。
(そういえば私は昔から人には声を掛けられやすい性質なのだった。スキだらけだからか?)

もっと体力があったら、1日中遊んでいられるな、天神さん。
今度はぜひ、弘法さんにも出かけてみたい。
ああ、京都いいわん。

遅いお昼を百万遍のベジタリアンカフェで取ってから、
河原町三条の「福井御簾や針」で和裁用の針を買い込む。
9月に改装したばかりとのことで、小奇麗な空間になっていた。
小さなお菓子の細工を頭に付けた待針が、メチャクチャかわいい。

当たり前に1000円すると思っていた待針が、こちらのお店では420円(ほぼ同じ品質だろうと思われるのに)。
ちょっと得した感じ。

細かいものばっかりしか買ってない割には、
バッグはパンパンで、重〜くなってしまった。
おかげで帰りは泣きそうでした。
でもまた行くぞ、京都! 待ってろよ〜。

2004.10.22 [金] 終らない……

いろいろなことが終りません……。
でも、明日から3日間京都でござります。
(新幹線も早朝でござります)

明日の朝に、マンションの排水溝洗浄工事がある。
なので水回りを片づけるようにお達しが出ている。
むむむ、あちこちぐちゃぐちゃです。
(ええい、波平にバトンタッチだ!)

ああ、今晩は一体何と何を終らせたら寝られるんだろうか?
仕事なのに、京都に着物で行こうとしている私がいけないの?
(その部分で心が千々に乱れて、いつも以上に集中力が欠けまくり→原稿が上がらず……)

なにもかもが中途半端で、かなり鬱でござります。
せめて菊花賞は勝たせていただきたい……って、ぜんぜん状況と関係なく、いつも思うんですが。
(とはいえ、菊花賞も勉強不足。フレッシュな馬に走られたら、手も足もでません)

2004.10.20 [水] 京都大勉強中

週末の京都に向けて、深夜まで勉強中です。
テキストは「ミーツリージョナル別冊三度目からの京都通本」。

その昔、京都のガイドブックは数冊やったことがあるのだけれど、
もう、ぜんぜん忘れている……。
よさげなお店もできているようだし。
(ああ、お店がありすぎて迷います……)

日曜の夕方からはフリータイム。
気楽に晩ご飯食べられるお店があったら、教えてくださいませ。>京都通の方々

2004.10.19 [火] 雨の図書館

ちょっとした調べものをしようと雨の中、図書館へ。
必要な部分のコピーをとったりして、その場で済ませようと思っていたのに、
結局、集中力がなくて、必要な本をズッシリ借りて帰ることに。
(なぜか猛烈にノドが渇いたのです)

ああ、そういえば、あみ〜ごにゃんのカリカリがなくなりそうだったし、
キョロちゃん(ゴールデンチェリー)のヒマワリもないや、とオリンピックへ。
ペットコーナーに直行して、カリカリとヒマワリと、さらにキョロちゃんの殻付きエサも買ったら、
持つのがやっとの状況になってしまった。

でも、そのあとコンビニで切れていた牛乳も買って、
雨の中をうんせうんせと帰る。
鬼のような形相だったと思われます、私。

普段から計画性が乏しいから、こんな雨の日に苦労することになるんでしょうね。

明日はお出かけ予定があるが、あいにく雨の様子。
一応、小降りなら着物で行きたいなあと紫のウールの着物を出してみるが、
どうかなあ、無理だよなあ……。

夜は教会でのコンサートなので、着ていくとすれば帯は名古屋で要おたいこ。
半幅でぺったんこの結び方をマスターしなくては……。

2004.10.17 [日] サシカエ

朝起きてみると、案外とスッキリとしたいい天気だった。
こんな週末久々。

今日はMさんと落合のスタンプラリーに行く約束をしていた。
なので、夕べから何を着ようかいろいろと考えて、
久留米絣にバラの刺繍の赤い木綿帯、帯揚げ、帯締めをセレクトしておいたのだが、
今朝の天気で、急遽サシカエに決定。

昨日の曇り空と違って、雨の心配はなさそう。
何か絹物の袷を着たいなあと。
で、ブルー系の村山大島(八掛はかわいいローズピンクのモスリン)にしようと思った。
工房の中をウロウロするので、もしも汚れちゃっても、笑顔で許せる着物……。
この村山は結構気に入っているが、少々汚れてもへこまない気がするので、出番と相成った。
久々に袷を着るなあ。

一からサシカエ作業になったため、あわてて裄の合う長襦袢を引っ張りだし、
色半襟を見繕って縫い付ける。着物もこれさえなければ楽なんだが。

帯も帯まわりも悩まずサクッと決めて、ガシガシと着付けて遅刻気味で下落合の駅へ。
(今日はアタマも着付けも30点くらいでした。トホホ)

Mさんは黒地に大きなグレーのよろけ縞の復刻銘仙。
帯は最近お茶系の友人の実家にもらったという、ザックリした感じの菊模様の名古屋だった。
帯揚げの真っ赤が効いている。
洋服だとそんな派手な色のものは絶対に身につけないMさんだから、
和装の思い切った色使いが新鮮。
(さすが、お茶も着付けも免許皆伝の人は、そのへんビシッと決まっている)

しかし、今年は着物でラリーに参加している人が多かった。
5ヶ所回ると手拭がもらえるはずだったのだが、先着200名とのことで、回り終るころには終了していた。
(第2弾の超ステキな半襟は逃さずもらおう! こっちが本命だ)

最後の二葉苑でかんざしと工房で出た更紗の端切を買う。
端切は半分にして、チマチマとはいで半襟にでもしようかと思ったが、
色が地味なのと、よくよく見るととても手の込んだ染めで、
そんなものに使ってはもうしわけないような気になってきた。
なので、なにか他のものに生かせないか、考え中。

近くのベーカリーカフェでお茶してから、Mさんとわかれ、
新宿で久々にYさんとご飯を食べる。
今日は彼女、お料理系のセミナーのパーティーだったそうで、
会った瞬間に「まだお腹いっぱいなんだけど」ってことで、
軽く京風のこじゃれ系居酒屋に。
(彼女との話題は田舎暮らし。今日は大分の農業についてがホットでした)

最近いっぱいあるこういう店、悪くないけど、どこも「もう1回来よう」とは思わないなあ。
(まずくないけど、特にうまくもない……。そしてお値段はそれなり)
ぼんやりそんなことを考えていたら、会計の時に「1000円割引」のチケットを2枚もらった。
つまり、こんなチケットがないと、みんな来ないわけね……。

ふーんと感心しつつ、近くの老舗珈琲店へ。
まったり柚子ゼリーを食べながら(実は、私珈琲が苦手です)、リマという分野の料理の話になった。
これはマクロビオティックの生みの親みたいなもので、Yさんは現在これを猛烈に勉強中。
食材を陰か陽かに振り分けて、体質に合ったものを食べましょうというものなんだけど、
本格的にやると、からだの調子が明らかにあがるんだとか。

地味に持病持ちの私にも、最近疲れがひどい波平にも良さそうだが……。
Yさんのようにちゃんと実践できるかなあ……。
根性なしの私には、そこが問題です。

2004.10.16 [土] こんなものがウマイ季節に

このところ、皆さんのうまそうげな写真に癒されているので、
まねっこでアップしてみます。
ちなみに肉まんです。
(皿は江戸後期の染付け)

もう、こんなものが丁度いい季節になってきました。
秋のおやつって、なんだか冬が近づいてくるのが楽しみになったりしませんか?
家に籠ってなんかやるのも大好きな私です。

2004.10.16 [土] 足袋×足袋

家の中のもろもろを片づけつつ、思い出したように足袋を縫う。
(いやあ、本当に思い出したのだ)
2足目を縫っている最中に、慢心から大きな間違いをやらかして、
そのまま嫌気がさしてほっぽりだしてあったもの。
その他に2足分、すっかり裁断してあったので、気分も新たにそっちを縫い始めた。

1足目は何とか形になっているが、オール手縫いにしてみたため、
洗濯するたびにどこかしらがほつれてくる(丁寧に手洗いするのに……)。
なので、今回はミシンで縫うことにした。
ボロミシンで、付きあいづらいやつだけど、今日はこれのおかげで、結構さくさく進んだ。

今回は型をとってあった2足分を同時進行でやってみる。
これがなかなか調子よかった。
1つ目で学習して、2つ目で復習する感じ。
ヒモやら小鉤やらもなんとかついて、行程の5分の2くらいまではすすんだかな〜というところ。

鉄は熱いうちに打て、とはいうものの、この先、どこで時間がとれるかなあ。
このまましまい込んで、また思い出すのは半年後……なんてことのないように気をつけよう。

2004.10.15 [金] あとは袖付け

久々に天気がいいので、朝、洗濯に励む。
午後からは和裁。
着物を着ても、余裕で間に合うと思っていたのに、
髪がうまくまとまらなくて、結局ちょっと遅刻してしまった。

大阪で買ったミドリのウールを初めて着てみた。
やっぱりちょっと幅も広いし、丈も長い……。
ステキだけれど、着づらいなあ。
帯はサッと結ぼうと半幅にしたが、バッチリ合いすぎるものか、
イマイチ合わないものしかなく、結局後者のえび茶色の踊り用かなにかの化繊の帯にした。
つるつるするので、オレンジの帯締めで留めておく。
何の具合か、いざ家を出て歩き始めたら、すごく歩きにくくて、
ちゃんと着付けを習ったほうかいいのかな〜と悩む。

さて、和裁は作州絣が佳境だ。
今日は衿先を留めて、ぐるっとくけた。
表に針目が出てしまわないように、注意深くくける。時間がかかる〜。
まあでも、なんとか終り、あとは袖付けと振りのくけを残すのみ。
やれやれ。
ビールの日には来ていけるかな?

このところ、自作の湯文字を履いてでかけることが多くなった。
最初はなんか頼りなくて、「こんなスースーで家を出ていいのか?」と思ったが、
なれるとたいへん快適! 且つ便利!

晒しは手元にいっぱいあるので、そのうちミシンで量産しちゃおうかな。
そして、波平にも褌をぬってみようか……。晒しだと気持ちよさそうなんだけど。
誰か、褌のレシピ知ってる人いっしゃいますか?
(実物を見たことないので、想像つかないですわ)

2004.10.14 [木] ウール紬って流行ったの?

和裁で知りあったKさんが、意外とご近所だったので、ちょろっとお茶をしに行く。
いつも波平と一緒に行く、温泉のある銭湯のすぐ裏手だった。
ウチからは徒歩10分くらい。

保多織に興味があるというので、それならばと見本の生地をたずさえ、
保多織の着物を着て行った。

Kさん宅は大きなマンション群の3号館の6階。
敷地の真ん中には公園のような空間があって、ちょっとビックリした。
で、Kさんは久米島絣を着てお出迎えしてくれた……と思ったら、
それはウール紬というものらしかった。
ご自分で縫われた単衣だというが、Kさんの奥様然とした雰囲気と相まって、
とても高級そうな着物に見える。

ウール紬って、昔はすごく流行ったのだという。
そういえば祖母の着物にも1枚あった。
織りで細かい絣になっていて、色もとても上品なので、ものとしてはよいものだろうと思っていたが、
手触りがなんだか他の紬とは違っていた。
今度道中着にしようと洗い張りに出したが、解いてみるまで、いったいその生地がなんなのか、よくわらかなった。
(布端から解けてくるウールの繊維を見て、「ああ、これはタテがシルクで横がウールだ!」とわかった)

Kさんのは、数年前に浅草橋で買ったデッドストックのようなものだったらしい。
「教材にするにはちょっと高かった」と値段も教えてくださったけれど、大丈夫、それよりもず〜っと高そうに見えます。
昔はいろいろいいものがあったのだなあ。
ちなみに、ウール紬は絶滅状態らしいです。詳しいことは全然しりませんが。

2004.10.12 [火] トルコ料理

雨の中、神楽坂へトルコ料理を食べに行く。
最近、まともに着られる洋服が本当に無くなってきたので、着物で行く。
洗える化繊か、洗える木綿か、迷ったけれど、結局少々汚れてもダメージの少ない久留米絣にした。
帯は独鈷と皿模様の臙脂の博多。
こちらは正絹なので、2部式のアップルコートを上だけ羽織っていく。

さて、問題は足元だ。
雨仕様の履物は持ってない!
草履はウレタン(鼻緒に雨ガード)でいいとして、足袋が濡れて汚れるのは悲しい。しかも、足が冷える。
でも、お店についていきなり履き替えるのも面倒だ。

で、思い出したのが、ビニールの草履カバー。
引っ張り出して広げてみると、底の部分をすっぽり包むタイプだった。
(どういうものかよくわからずに、コンパクトに畳んで売られているのを買った)
これでつま先から甲の上あたりまでは濡れずにすむ。
ちょっと大仰だけど、試しに履いていってみることにする。

でも、結局タビックスの上に、化繊の足袋カバーを履いたので、
濡れても大したことなかったかも知れない。

トルコ料理自体は、ふーん、こういうものね〜、って感じだったけれど、
ショータイムに半裸(?)のおねえさんが出てきて踊ってくれたベリーダンスはスゴカッタ。
(なにがって、超ナイスバディーなんですよ。思わず谷間をマジマジ見てしまった!)

でも、お客もウカウカしていられない。
指名されて、一緒に躍らされるのだ。
ええ、私も着物で踊りました。ビニールの草履カバーはたいへんジャマでした。

男性陣は取りあえず、みんなお捻り(っていうか、1000円札)をおねえさんのブラヒモあたりに挟み込むシステムらしい。
(最初に突然、ホール係のおじさんが札を手に踊り出し、「こんなふうにチップをよろしく」とばかりに
ブラの際どいところへ挟んで見せる)
最後は波平も躍らされて、おろろろっとなりながら、札を挟んでいました。

帰りに雨の中、「五十番」で肉まんを買っていると、どこかのお店のおねえさんらしき和服の女性が、
思いっきり裾をまくり上げて帯に挟み、スタスタと歩いているのを見た。
ええっと、そういうものなのでしょうか? これは常識人としてアリ?
腰から下は、もちろん長襦袢が丸見えなんですけど……。

ううむ、今日は雨のお出かけでいろいろ勉強になったなあ。

2004.10.11 [月] 敗北宣言

今日は誕生日だったのに、1日パソコンに張り付き状態。
(夜は波平が「お誕生日なのにかわいそうだから」と早めに帰ってきて、
近所の寿司屋に連れていってくれましたが)

しかし、原稿が終らず……。
敗北宣言をして、もう寝ます……。

そういえば、すごく久々に小・中学の同級生のGと電話で話す。
子どもは中3で、受験勉強真っ最中とのこと。は〜、すごいなあ。
そして自身は、とっくに立派な正看護婦として働き始めていた。
世の中、どんどん変わっていくなあ。

2004.10.10 [日] 衣替え?

波平が珍しく会社をお休みにすることにしたので、午後ゆっくりと本町通りの“沖縄そば”の店に行く。
(最近は、ほとんど休めない日々が続いている)
久留米絣に臙脂色の博多の半幅。柔らかい帯なので、念のため帯締めをする。

初めて入ったが、定食もいろいろあって、回りの人が食べているものもおいしそう……。
でも結局、私はゴーヤチャンプルー定食、波平はソーキそばと、超スタンダード。
どっちも、ちやんとおいしかったです。

本町通には沖縄食材屋や、沖縄料理屋がいろいろあって、
しばらくは飽きずに楽しめそう。
ずっと近くに住んでいるのに、これまではよく知らなくて行ったことがなかった。
6月の沖縄旅行で「鶴見なら、あそこに沖縄人街があるよ」と、現地の人に教えてもらったのだ。
今までの数年間、もったいなかったなあ。

帰ってきてから、ちょっと衣替えなんぞをやる。
といっても、衣裳ケースを引っ張り出して、どこに何が入っているかを
確認しただけで、出す場所がないからと、ほとんどをそのまま元の場所に戻す。

でも、「このままではダメだ」と危機感がつのって、結局いらないTシャツをどっさり処分することに。
そして、古いスノーボードのウエアにも次々と戦力外通告を出す。
(一応、新しいの1セットと“二軍”と呼ばれる予備のものだけは置いておく)

甥っ子たちがちょっと大きくなったので、私のものはそのうち着られるようになるだろうと、
クリーニングに出してから、あげちゃうことに。
ものすごく大きくて重い1枚は、波平が「布団のかわりに」と会社へ持っていくことになった。
使うことがないように、祈るばかりだが。

押し入れの衣裳ケースが壊れてしまっているので、この機会に買い替えることにする。
近所のニトリに行って、ぴったりのサイズのものを注文。
配送は次の週末になるらしい。
家の中の懸案事項が次々と片づいてうれしい。

久留米絣、今日半日着てみて、掃除や車でお出かけなどもやってみての感想は、
やっぱりサイズを決めるのって難しいなあ、ということ。
着付けたときは後幅も前幅も広すぎるように感じるけど、
作業をしたりバリバリ動くと、その方が安心できる。
絹物は少し狭めにして、木綿は今のサイズで行くか……。悩むぅ。


おっと! 今これをチェックした波平から、もうひとつ書いて欲しいことがあると要望が。
そういえば、今日は玄関のカギもちょっとグレードアップさせたのでした。
これまではピッキング犯の手にかかったら、30秒とかからずに開いてしまうようなチョロイやつだったのを、
ホームセンターで買ったディンプルキーのに変えてみた。

これまで、変えたほうがいいなあとずっと思っていたんだが、
なかなか重い腰があがらなかった。
でも、なんとプラスドライバー1本で、とても簡単に取り付けられることが判明。
波平がサクッと取り換えてくれました。

今回ウチが買ったのは、1万円ちょっとのものだけど、7千円代のものもあった(ディンプルじゃないけど)。
なんでもっと早く変えなかったのかと反省。
というわけで、波平的には「皆さんに、すご〜く簡単に変えられることを教えてあげて」ということでした。

ちなみに、ウチの階には7つの住戸があるのだけれど、皆ピッキングが流行り始めた頃から次々に変え、
のんびりやのウチが旧式のカギの最後の1戸でした。
これでひと安心ですわい。

2004.10.8 [金] やってきたが……

和裁から帰ってみたら、岩部さんより保多織の生地見本が来ていた。
わ〜いと開けてみたら、1番見たかった生地が抜けている……。
かわりに、Tさんが着ていた柄のやつが入っていたので、間違えたのですね、きっと。
明日、再要請してみます。

でも、今回再発見したのは、薄手のろく双という生地の風合いのよさ。
本当にサラッとしていて、単衣時期の着物に良さそう。
冬に暖かいのがいいのなら、いつものほうの生地がいいけど、
薄手なだけで、やけに上品な風合いになるもんだなあ。
(お値段は1.5倍ではありますが、それでも木綿価格だから何とかなるか)

2004.10.8 [金] こんな帯でした

昨日の帯はこんなのでした。
京仕立てというのか、ペラッとぺったんこになるのでたいへん便利。
紬の地に、民芸調の花が描かれています。

ちょっと変わったトーンの色なので、今までなかなか合わせる着物がなくて、
昨日が初出撃(って、古着ですが)。
柔らかくてたいへん締めやすかったです。

あ、今写真をアップしたら、かなり色が違う。
写真よりも、もうちょっと渋い色目ですね(地色が鈍い青)。
裏はべたな感じの朱色なのです。

2004.10.7 [木] 地味?

火曜日に手元に戻ってきた、久留米絣の単衣を着てみる。
昨日の夜、羽織っていたら波平に「地味、男物みたい」といわれたけど、
ちゃんと着てみるとどうよ。
で、ちょっと派手目の帯と明るい色の帯揚げを合わせてみる。

昼間は川崎で本屋などにいってうろつき、そのまま着替えずに
波平の帰りを待ってもう一度感想を聞いてみるが、
「やっぱり男物みたいだし、特にかわいくもないし、ステキでもない」とのこと。がっくし。
たんす屋の若いおねえさんには「渋くていいですね〜」とさんざんうらやましがられたのに……。

そういえば、これは縫っている時から手が真っ青になるくらい色が落ちる生地だということを忘れていた。
ふとみると、足も、足袋もすっかり藍色が移ってしまっていた。
足はいいけど、足袋の色が落ちないとイヤだなあ。何となく麻のやつを履いてしまって、失敗した。

この反物は、廃業した久留米の織元さんから買ったもの。
「久保マコト」さんという、皇室関係の方にも何かを献上したことがある織手の方が織ったものだそう。
足踏み式の織機を使ったものらしいが、経て絣の細かい柄なので、
機械織りのものとあまり変わらないような……。

やっぱり地味は地味だなあ。
反物の時から地味だと思っていたが、「こういうのがしたてると飽きの来ないいい着物になる」
と言われて買ったのを思い出した。
まあいいか、ばあさんになるまで着ようっと。
(でも、幅広のどっしりした木綿なので、ちょっと重いかも……。体力があるうちに着なくては)

2004.10.6 [水] 揺れましたなあ

ああ、ビックリ。
地震は怖いです(阪神大震災、たまたま京都に行ってて経験)。

揺れ始めてすぐに私がとった行動は、食器棚の扉を押さえる、でした。
明治や幕末の安物ばかりだけど、お気に入りの食器がどっさり入れてあるのです。
片開きの細い食器棚は早めに卒業したいんだけど、なかなかいい出物がなくて、水屋待ち状態がもう長い……。

ああ、カラスが今ごろカーカー騒いでおります。
NHKによるとウチのあたりは震度3でした。
やれやれ。

2004.10.6 [水] 未熟者でござる

朝はゆっくり起きて、午後から和裁へ。
今日はスタートが遅くなったので、夜の授業もやってきた。

しばらく開いてしまったので、風呂敷を解いて、着物を広げてもどこまで進んでいるのかもよくわからなかった。
で、衽のくけ×2、裾のくけ、地衿と共衿の印つけと、大して進まないまま終了。

衿の印をつけてから、待針を打とうとしたら、何だか合わずに「?」。
よくよく調べてみたら、前身ごろの印つけの段階で、衽下がりの計り方を間違えておりました。トホホ。
(肩山から6寸のところを、衿肩開きから6寸とっていた。おかげで、地衿が繰越し分長くて、ブカブカしたのです)
おかげで、衿に余計なコテのあとがいっぱいに……。
次回リカバーします。

でも、1回ひどく間違えたところは、2度と間違わないというのが定説なので、
いい勉強をしたのだと思うことにしよう。
まだ着物の仕組みがよくわかってないのね、は〜。
(いやあ、本当に印つけって苦手ですわ。数学アタマがないのでね)

今日は寒かったので、お風呂にはどっさり草津の湯の花を入れてみた。
白骨温泉といっても過言ではないほど、いい感じの濁り湯!
気候の急変で風邪気味の皆様、くれぐれもご自愛を。

2004.10.4 [月] 着丈どうするか…… 

今度作る保多織の長着、身丈をどうするか悩み中。
(今日、岩部さんに生地見本お願いした。届き次第柄を決めて注文だ!)

しかし、以前に作った木綿のものは、やっぱり着丈やら、袖丈やら、
洗っているうちに微妙に縮んで変わっている。
実際、何尺何寸がベストの着丈なのか。
もっというと、後幅や前幅、抱き幅、繰り越し等々は、どのくらいが一番いいのか、
ここもまだおぼつかないのに、縮む分を予測してお願いするのは難しいのう。
(長いのはズルズルしてキライだし、短いと着づらいし)

しかし、こんなに急に寒くなるとは思わなかった。
温かいものが食べたくて、晩ご飯は豚汁を作った。
五臓六腑に沁みました。

写真は手前から、茜染単衣(絹)、阿波しじら(木綿)、保多織(木綿)。
自作の阿波しじらより、本職の方につくってもらった保多織より、
なにげに買った古着の茜染(大胆にも自分で洗って、
ガシガシとアイロンで伸ばした)の方が、ピッタリサイズなのはなぜ?
ああ、自分(の寸法)探しの旅に、逝ってきます。

2004.10.3 [日] バラ寿司のナゾ

朝から競馬に行こうと用意はするが、なんとこんなに日限って、
波平が自宅で仕事をするから、家で晩ご飯食いたいというので、
それなら私もおウチにおります、ということになった。
(競馬に行って帰りに飲めないなんて、つまらないし)

今日、帰りに西船で飲む約束をしていた学兄、W氏にかくかくしかじかとメール。
「雨もひどいし、こんな日に無理してくることないです。ぜひ、お家にいてあげてください」とのこと。
夕べ買った競馬新聞B紙には、デスクのW氏の印も載っている。
スプリンターズSは◎がウインラディウスについていたが、残念、コイツは箸にも棒にもひっかからなかった。

変わりに、といってはなんだが、もうひとりの飲み仲間、Yトラックマンはカルストンライトオ本命で、バッチリ決まった。
おお、すばらしい。
ただし、2着のデュランダルがB紙でもただひとり無印の抜け。これはいい根性している。
やはり、只者ではないな……。
(大物っていうか、とりあえず体重は私の2人分もあります)

私のぼんやりした予想は「たぶん3着が外国馬」。
面白いことに、香港のケープオブグッドホープって馬が入って、
部分的には当たっていた。
(でも、ここを固定しても三連単はそう簡単にはあたらないからなあ〜)

しばらくたって、後楽園へ行くと言っていたH氏からもメール。
「結局、イチローの背番号でしたね」と。
おお、馬単は5-1(馬連は1-5でもOK)で決まったのであった。
H氏は昨日から「2-5-9の三連単を買う」なんてイチローネタで騒いでいたからなあ。
そこも押さえてあったのかな?

さて、今日の波平の晩ご飯リクエストは「バラ寿司」。
乾物を戻したり、野菜を刻んだり、いくつも鍋を用意して面倒なんだが、
久しぶりだし、私も結構好きなので、ドカンと飯台いっぱいに作った。
それなのに、半分近くなくなってビックリ。ちなみに明日、波平のお弁当はコレです。


関東ではあまり食べないみたいだけど、皆さんどうなんでしょう?
私はその昔、寿司屋で「バラちらし」を頼んで、生魚がドカドカ載ったものが出てきて、心からビックリしたことがありますが。
(あと、「たぬきうどん」を頼んで、天かすしか入ってなかったときには、
マジでおじさんが“かき揚げ”を入れ忘れたんだと思った!)

そういえば、昨日モスリンのうそつき無双を着ていこうとして、
暑くてやめたんだけど、
(急遽着ていったポリうそつきの二部式のやつには、着物の色柄と全然あわない半襟が着いていた。トホホ)
今日、よくよく裄を計ったら、なんだかちょっと長いような気がする。
自分で仕立てておきながら、寸法を間違えたのかな?
それとも、なにか大きめの着物に合わせるつもりだったのか……。
今年の春先に作ったものなのに、もうそんなことさえ思い出せず……。

などと書いていると、後で人の気配が。
なんと波平がまたバラ寿司を膾皿によそっているところでした。
まあ、そこまで好きならいいけどさ。12時すぎてますよ、アナタ……。

2004.10.3 [日] 沈黙の臓器

「辻和」にて、道中着の裏を探す。
合わせる生地は、おばあちゃんが着ていたらしき、シルクウール(横糸がウールかな?)の長着をといたもの。
袖やらに小穴が開いているが、色や柄が気に入っているので、なんとか復活させるつもり。

柄のバリエーション的にも、コストパフォーマンス的にも、長襦袢地で探す。
反物はたくさん積んであるのに、なかなかドンピシャのものを発見できず。
鳥獣戯画のすごく細かい柄がビッシリ入った反物を発掘するが、
ブルーグレーでは渋すぎる……(柄的にはかなりラブな感じだったけど)。

結局、ふじ色地に小花柄ちらしの長襦袢地をチョイスいたしました。
残りはうそつきか単衣で、長襦袢作ろうっと。

同行のTさんは、紺地の小紋の八掛が入り用とのことだった。
そういう部分って一番好みがストレートにでるような気がする。
着物って、やっぱり面白いなあ。

ちょっと前に、自分で解いて洗った博多の半幅と古渡り木綿の半幅を形にすべく、帯芯も買った。
ああ、やることだらけで、たいへんだあああぁ。

夕方から、プチビール部で自主練@新橋。Hさん合流。
やや暑かったので、気持ちよくビールを流し込む。
さんざん飲んで、そのあとお茶(+ケーキ)&ガールズトークで〆る。

ビール、飲んでいるときは、ぜんぜん酔わなかったのに、
家に帰ってしばらくしてから、ボディーブローのように効き始める。
これって、肝臓の機能が弱っていて、アルコールを分解するスピードが遅くなっているんだろうか?
単に、年をとったなあ、なんて理解でいいのか?
(そういえば、しばらく血液検査してないわい)

そうそう。
帰りに鶴見市場駅(←メチャクチャ小さい)の階段を下りたところで、
後から突然肩をつかまれ、「誰っ!」と心臓が止まりそうになったが、なんのことはない、波平だった。
これまで、健康のためにとちょっと遠いJRの駅を使っていたのに、今月から定期を京急に変えたのだそう。
これもやはり、年のせいなのかも……。

明日の中山はなんか着物着ていこうと思っていたら、
帰りが雨になるのかしらん。
洗える着物でいくかなあ。

2004.10.1 [金] 風を通す

またお天気が下り坂になるというので、山のような洗濯。
洗い上がったものを干しながら、湿度の低さを察知して
着物に風を通してみる。

生け洗い(クリーニング)に出そうと思っているものもあるので、
どれを干すか迷いつつも、あちこちから引っ張り出して着物ハンガーにかける。
せっかくなので、桐箪笥の引き出しも互い違いに開けて、
どっと畳んで入れてある本棚の扉も全開に。
(しかし、数だけはあるなあ……)

今日はなにかお針仕事をしようと思っていたのに、
落ち着いた時間がとれず、着物の海におぼれてしまった。
「八つ墓村」を見ながら、畳んだり、どのくらいの丈だったっけと
着て見たり、いつまでたっても片づけが終らない。
ふ〜。
(大阪で買った緑のウールはやっぱりいい感じ。柄のせいか、すっきり見えるかも)

Yトラックマンから「日曜日は来るんですか?」とのメールが来る。
なにやら四国の野球リーグの話を聞いてきたらしい。
(というか、高知とか愛媛とか回ってきたようだ。行くとは聞いていたけど、
いったい何しに行ってたんだろう?)

明日ビールを飲みすぎなければ、中山最終日に、でかけてもいいか。
それにしても、3連単は当たる気がしない。
それに、最近勉強不足でいったい誰がイケてる馬なのか、
イマイチつかめてないような……。
実は競馬も、日々の勉強がかなり大事なんです。
(そう考えると、全く気合いがはいりませんなぁ)

こんな時間になっても、波平からのカエルコールがない。
かわいそうに、またタク帰りなんだろう。
編集の仕事って、本当にたいへん。最近、ヘトヘトで帰ってくくるので、ちょっと心配になってきた。

そういえば、波平は今日、「激辛カレー、インド人もビックリ」と
プリントされたTシャツを着て会社へ行った。
船場センタービルで見つけたので、こりゃカワイイと思ってお土産に買ってあげたのだが、
まさか、会社へ着ていくとは思わなかった。
ファンキーな40代だわい。

2004.9.30 [木] 鶏さんたちよ、安らかに

昨日は、結局雨で電気工事は中止になり、停電にはなりませんでした。
かなり時間が経ってからお知らせの人がやってきたんだけど、
いつ電気が消えるかと思いながらビクビクしていた身としては、
気が抜け申した。

で、やっと今日の午後遅くに今月分の原稿が終る。
編集さんもサクッと事実確認などしてくれたようで、
「特に問題はありません。おつかれさまでした」の電話が20分も経たないうちにかかってきた。
(あれ、もしかして待ちかまえられていたのか?)

いやあ、ホッと一息です。
資料や郵便物でぐちゃぐちゃだったテーブルの上を整理して、
やっと心の余裕ができる。

その勢いで、保多織の織元、岩部さんに生地見本のお願いメール。
もうすぐ誕生日なので、波平がプレゼントしてくれるという。
(去年の誕生日にも、やはり保多織を1枚作ってもらいました)
気が変わらないうちに、さっさと注文しなくては!

夜になってから、仕事仲間のYさんに電話。
一緒に卵を買っている、大分の養鶏農家のお友だちが台風の被害に遭ったというので、
マメに連絡をとっている彼女に事情を聞いてみようと思ったのだ。
すると、鶏小屋に土砂が流れ込んで、300羽のうち、90羽しか生き残らなかったとのこと。
(しかも、死んだのはみんなこれから卵をバンバン産む予定の若い鳥さんだった)
被害は壊滅的だった。しばらく卵もムリっぽい。

数年前に訪ねたときに、大分の自然の中でのびのびと暮らしているのを見て、
単純に「田舎暮らし、いいなあ」と思っていたが、やっぱり大変なことも多いわけですね。
お米の方の被害が少ないことを、心から祈る。

2004.9.29 [水] 停電前

これから停電になる予定。
なんかの工事らしい。
やり残したことはないかと恐々とするが、3時間くらいなのでなんとかなるでしょう。
それより、その3時間にナニをやるかが問題だ。

パソコンが使えなくなるので仕事はできず(急いでるのに〜)、
何かをチンしてご飯もダメ、お天気悪くて部屋もやや暗いなあ。
こりゃ、着物を眺めて妄想するくらいしかできないかも……。
(わざわざ時間とらなくても、いつもやってること?)

最近話題の口紅。
赤は似合わないうえに、シャネルでは香料が強くてたぶんムリかな。残念だわ。
ああ、なんだか苦手なものが多過ぎて、科学な世の中は生きづらいのう。

2004.9.27 [月] 大阪古着屋めぐり

仕事で行った大阪。
古着屋なんぞに行くひまがあるのか(いやない)と思ったら、
案外これがあったのだなあ。

初日(土)は、古着屋じゃないけど、船場センタービルへ。
居内さんも覗いてきました。
http://www.kanshin.jp/...
実店舗、思っていたより小さくてビックリ。
いつもネットでみてるものが、その場に並んでいるって、
ちょっとへンな感じです。

船場(せんば)センタービルは、いろんな呉服屋さんがチマチマと入っていて、
たぶん1日いても飽きないと思う(呉服屋だけじゃなくて、いろんな店があるからだけど)。
総延長が4キロと書いてあったけど、本当かなあ。

2日目(日)は新世界に行ったついでに、動物園前の七福屋さんへ。
http://www.kanshin.jp/...
男物の大島のアンサンブル、1万5000円とは安い……。
(170センチちょいくらいの人が着られそうな、キレイなものでした)
しかし、お店の中はまだ夏ものだらけ。
「もうちょっとすずしなったら、どっと冬物が入ってきますよって」
とおばちゃんは言ってくれたが、そう簡単には寄れん。

安いと噂の丈直しは「裾を切るから」ということで、2000〜2500円とのことだった。
短いものを長くする場合は、そうはいかないらしい。まー、そうだわね、構造上。

そして、本日。
日本橋(にっぽんばし)の古着屋、「きもの屋」と「大福屋」へ。
この2店は系列だそうで、安い古着の充実ぶりは「きもの屋」。
今回は波平の冬の着物を買いたかったのだが、「きもの屋」ははまった!

フツーの亀甲柄の紺のアンサンブル(正絹)のキレイなやつが、
なんとサイズピッタリ。
たいへんお安くお正月の着物が買えました。
ちなみに、ウールなんぞも充実していて、値段もアンサンブルで
キチンとしたものが1500円くらいでありました。
「男物は、サイズさえ合えば、ほんまにお買い得でっせ」とのこと。

私もうっかり、朱地に黒の水玉模様の雨コートと、
「昨日入ったばっかりでんねん。これは絶対ええと思いますよ。ウールいうても手機やし」
ということで、“手機”の部分にグッときて、
またウールのアンサンブルを買ってしまう。

これはそういって勧められなければ、絶対に着ないであろう緑色の地。
そこに、黄色と白と朱色の絣が入っている。
羽織ってみると、柄がモダンな感じで、「意外に似合わないものでもないなあ」と。

サイズは裄も丈も私にはちょっと大きかったんだけれど、着られないわけでなし。
「大きいサイズをお探しの方、申し訳ない!」と思いつつも、
袖幅をつめればいいかと、いただくことに。
お値段は、なんと1570円。こんな買い物ばかりしていると、まともなものが買えなくなる……。

しかし、帰りは車で疲れた〜。
なので、画像はまた。

2004.9.24 [金] 7時に家を出るとは

明日は7時過ぎに家を出なければならない。
考えただけで、吐きそう。
早起きはものすご〜く苦手です。

原稿は仕上がらないし、まだなんの荷造りもしてない。
あ〜、プリントアウトしなくちゃならないものもあった。
いつも出かける前はバタバタする。
もっと優雅にいかないものか……。
(そんなだから絶対に忘れ物するし。行き先が海外じゃなくてよかった)

今日、Wさんから「毎日王冠に来ないの?」とのお誘いメールが。
その1週前に「スプリンターズSに行くかも知れん」と答えておいた。
せっかくG1だし、中山開催のうちに、1回くらいは行きたい。
天気が良ければ、着物で行こう。
10月3日、誰か一緒に行きますか?

Wさんからのメールの最後には、私が競馬場に来たくなるような話として、
「先週、3連単の10万馬券を取りました」とあった。
く〜、行きたい……。罠にはまっとるなあ。

阪神でちょろっと買ってみるつもり。
でも、関西馬はよく知らないし、買ってもあたるような気もしないが。
(当たったら、居内さんで帯でも買うか……と能天気)

日曜夜に編集と別れて波平と合流予定だが、
ヤツもまんまと大阪での仕事の予定を入れていた。
月曜はちょっと振り回されそう。
市内での買い物は難しいかも……。

2004.9.24 [金] ほんとは切りたいが……

夕方、鶴見駅方面に買い物に行く。
ここのところ、お尻あたりの筋肉が落ちて、ジーンズやパンツがしわしわになってしまうので、
ユニクロのを1本買ってみようと思ったのだ。
実力はいかほど?

気分転換に木綿の着物で行こうと思ったが、よく考えたら
試着しなくちゃいけないのに、それはムリだった。
は〜、がっかり。

裾上げをしてもらっている間に、別の店で髪を挟む小さなクリップを3個買った。
和裁の先生が、そんなようなものでうまくまとめていたので、
「私も使えるかも?」と思った次第。
家に帰ってから試すと、なんかキレイにとまるじゃん!

最近伸びすぎて、どーにもまとめにくいので、コイツは助かる。
ちゃんとしたお出かけには向かないけど、ご近所の買い物くらいなら
ぜんぜんオッケーでしょう。
(着物を着なくても、一応髪はまとめなくちゃいけないのでね)

上半分を1つにまとめて、ひねって、クリップで仮止めしておいて、
下の残った髪をひねりながら、上のお団子に巻き付けて、キチンと3個を使ってとめる。
おお、わずか2〜3分で外に出られるスタイルに!
ちょっと気持ちが楽になりました。

仕事はあいかわらずはかどらず……。
集中力がない。

2004.9.22 [水] 涼しくなるのか?

夜になってから急に雨が降った。
これで涼しくなるのかなあ?

今日は大阪の勉強。難しい……。
(って、阪神競馬場って兵庫県じゃん!)
しかし、どこをどう回るか……。やっぱ、コテコテでいくか。
(食べ歩きの仕事はこちらです)

今日は図書館にしか行かなかったので、特によい画像はなし。
でも、つけてみる。
本日の晩ご飯。「たまには魚でも食べてみるか」の図。

波平は今日、校了作業らしい。帰ってこられるのかな?
全く、肝心なときにいないわい(ヤツは大阪出身。堺だけど)。

‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾

いきなり展望が開けてきた。
「あ、そうだ、これ波平に送っとかなくちゃ」と、知り合いから転送されてきた
下町の飲み屋さんのHPをチラッと見てみたら、なんと大阪編もあるではないか!

http://www5a.biglobe.ne.jp/...

うまそ〜、そして安い!
真楽酒部、大阪遠征に行ってきます!
(しかし、まだ地理的な感覚はつかめてないよ〜)

2004.9.21 [火] 筆(ペン)書きの手紙

先日、与那国の布の展示会に行った帰りに寄った銀座の店から、
宛て名が筆(ペン)で書かれた封書が届く。

「ン?」と開けてみると、いろいろと珍しい反物を見せてくれた若くてかわいい店員さんからの
「過日はお忙しい中ご来店賜り誠に有り難うございました(原文ママ)」
なんていうお手紙だった。
次の催し物の案内などは一切同封されておらず、ただ、美しい便せんに、
宛て名と同じく、筆(ぺん)でそのようなことがつらつらと……。

さすがに文字そのものは「まだまだ、修業がたらん!」という雰囲気だったが、
銀座の店はこんなことをするものなのか、とちょっと感心。
文字の拙さ(失礼!)が、逆にグッときたりして……。
(いやあ、その人本当にかわいい人だったのですよ)
これって、そういう呉服屋さんではフツー?

私って、男だったら、街角で声かけられて、いらないリトグラフとかローンで買わされるタイプかな?

仕事で気持ちに余裕がなかったので晩ご飯はパスタ。
ひとり飯は気楽だけれど、なんか味わいがないなあ。
さすがにやることが残ってたら、お酒も飲めないし。

そしてついさっき、今日のノルマを達成した。
大きな直しが入らないことを祈りつつ、原稿を1本送信。
担当のお休みをいいことに、1日ずらしたら、後の予定がイッパイイッパイだ。
でも、今日はもう寝る。
明日できることは、明日やる主義です。

2004.9.20 [月] 猫にデジカメ

ぼたんさんを囲むオフ会、たいへん楽しかった。
いろんな話題が出たけれど、「皆さん、マメだなあ」と思ったのが、
日記にくっつける画像のこと。
私はデジカメも、処理するソフトもイマイチ使いこなしていないので、
画像が少ないんですなあ。

というわけで、家に帰るなり反省して、今日は画像をつけてみる。
でも、1人で自分の着物姿を撮るのは難しいのう。
(家でのんびり……なんていってた波平は、やっぱり忙しくって
今日も昼くらいにサッサと会社へ行きました)

あと、うちにいるのは、ただ食って寝るだけの具猫。
コイツがシャッターくらい、押さないものか……。
ふと、隣を見ると死体のような姿で寝ていて、ガックシ。かわいくないなあ。

2004.9.19 [日] 集中力欠如しまくり……

我ながら、仕事の時の集中力のなさにあきれる今日この頃。
気合いが足りませんね。

というわけで、本当に仕事が進まない。
うううヤバイ……。
そのくせ、今日やろうと思っていた半襟つけもまだって、どういうこと。
余計なことばかりしていて、肝心なことはサッパリ終ってないなんて。

明日、早いうちにやること
・パールちゃんの水替え
・半襟つけ
・SさんにMさんの長襦袢のお仕立てをお願い

波平は「明日家でゆっくり過ごすために」と、今日は半徹夜っぽい。
車で出ていったから、帰ってはこられるのだが。
帰ってきたら、いたわってあげなくちゃ……と思っていたら、
明日の夜はオフでお出かけだった。ゴメン!
今のところ、ダメ妻度は80%くらいかも。

う〜、眠くなってきた……。
でも、波平もがんばっていることだし、私もがんばるぞ〜。
(と一応書くだけは書いてみる)

2004.9.18 [土] 戦利品

木曜日の刺繍展に引き続き、仕事仲間のMさんと着物バザーへ。
彼女のお茶のお友だち2名も参加。
このバザーは行く度に人が増えていて、ビックリする。
(朝から長蛇の列! 皆さん気合い入ってます)

2時間ほどいて、それぞれ思い思いのものをゲット。
私の戦利品は、
・昔の大島(裏は紅絹)。ちょっと変わった柄がタテに入っている。
・茶色にベージュのドット柄銘仙。胴裏は綿、八掛はモスリン。
・柿色に緑と黒のタテ縞の紬単衣(お茶漬けの袋みたい……)。
・桃色の変わり織の縮緬地(一部絞り)に、草木の刺繍の名古屋帯。
・赤い地に変形黒ドットの博多半幅。
・未使用正絹帯締め4本。

ううむ、ちょっと買いすぎか……。
確実に買ってよかったものは、大島と名古屋。
大島は黒地にパッキリしたブルーが入っている、今までに着たことのないタイプ。
ああ、早く着てみたい。

一番微妙なのが、茶色の銘仙で、回りの人たちからの注目度は高くて、
ぜんぜん知らない人たちに「それ、いいわね〜」と次々声をかけていただくが、
上前に水かなんかをこぼしたらしきシミがある。色が色だけに、ぜんぜん目立たないのだが、あるものはある。
(もちろん買う前からわかっていたが、柄の良さで捨てきれなかった)

しゃーない、解いて洗い張りか。で、落ちなきゃ上下の身ごろを入れ替えるか、
なんて思っていたら、下前にはタテに織傷があった(そしてこれも目立たないが、確実にある)。
ああ、どうするか……。
羽織にするという手もあるし……(でも、柄がかわいいから着物で着たいし)。

背の高いMさんは、こういう時いつも買えるのは帯や小物ばかりだが、
今回は渋いミドリの紬の単衣を買った。
裄は全然足りないが、丈は足りていてセーフ。
この紬、見た目は地味で係の人に「そんなのはおばあさんが着るのよ」といわれたが、
生地自体が柔らかくて、とってもよかった(汚れもなくて、全然着てない感じなのに)。

お友だちお二人も、それなりにいいものを選んでいたようだ。
こちらの方々は私と同じくらいの身長で、選べばいいのがいっぱいあった。

特に、「単衣にしようと思って」と喪服を持ってきた方のは、どっしりとしたいい縮緬だったと思う。
「父の時に単衣がなくて困ったから」と。聞けば、お母様がお茶の先生らしい。
チョイスの渋さに、着物を着慣れた大人を感じた。

それにしても、仕事が進まない。
あちこち出歩いている上に、体調もイマイチで、帰ってきたら倒れている感じ。
週明けに1本、その翌日に1本、0から取材の下調べをして週末は関西に取材……。信じられない!

2004.9.10 [金] バテているかも

今日は久々に和裁に行く。
このところ体調が悪いので、朝起きられず、午後からの回と夜の回をやってこようと思っていたら、
夏前から金曜日は夜の回がなくなっていたんだった(忘れてた)。
いやあ、進まんかったです。

せめてくけの部分だけでも終らせようと、身ごろだけ自宅に持ち帰るものの、
ぜんぜん力がわかずに放置。
このところ、こんな日が多いってのは、やっぱり夏の疲れかな?
(もしや、じわじわ持病が悪化しているのか! ああ、それはいや〜ん)

晩ご飯は久しぶりに雑穀ご飯を炊いた。
このところ、大分の知りあいから買っている玄米が切れてしまって、
市販の今年の新米(精米済みのヤツ)を食べているが、やっぱりものたりない。
当たり前のようにやっていた自家精米は、好きな加減にできるし、何より美味しいんだなあと実感。
(波平は「俺は銀シャリが好きです!」と主張するのだけれど)

昨日、大東京卸売センターで買ったアマランサスも入れてみるが、
なんだかプチ・キヌアみたいだった。
よ〜く形を見比べると、実はそっくり。親戚かしらん。
どっちも栄養あるそうだし、南米出身だし。

ちょっと涼しくなって、足も冷え気味になってきたので、
粉末の高麗人参茶を飲む。
実はコレ、あるお店で298円で見つけたので喜んで買ったのだが、
後で別の店で105円で売っているのを発見。
(悔しいのでいっぱい買って、冷え性仲間にも配った)

お湯に溶くだけでお手軽だし、それなりに即効性あるし、
冷え性の方にはおすすめです。
(ただし、慣れないとマズイかも)

2004.9.8 [水] ビール工場見学

府中のJ様に取材に行った後、サントリー武蔵の工場へビール見学に行った。
(歩くと結構かかるというので、Jの人が黒塗りの車で送ってくれた。ありがとう!)

予約を入れてあったのが最終回だったので、空いているかなあと思っていたら、
なんと背広軍団がどっとやってきて、混み混み。
工場内でなにかの会議があって、帰りに寄ったらしい。

でも、工場見学といっても実際に作っているようなシーンは
ほとんど見られず(衛生面で難しいのだとか)、
モニターの映像やお姉さんの説明がほとんどだった。
まあみんな試飲に来ているようなものだから、あれでいいのか。

で、出来立てモルツの試飲はやっぱりとっても美味しかった。
(いやあ、華やかな香りと切れのよさは、同じモルツでもそのへんで売ってるのとは別物!)
あまりの美味しさに、私はお代わりしてしまいました。
ビバ、出来立てビール!
今度は個人的に生麦のキリン工場に行くぜ!


本日同行の担当さんは、実はお酒が飲めない人だったんだけれど、
「でもこれは飲んでみたい」とやっぱり試飲。
で、見事に1杯で真っ赤になって、酔っぱらい気味に。
(「気持ちよく酔っている」とのことでホッとしたが)

そんなわけで、夜の予定をやめちゃって、さっさと帰ってきた。
こんなお気楽取材でいいのか。
明日はもう一回府中……。
大東京卸売センターとやらに行く予定なので、大きめのトートで行こうかな。
何を売っているところか、よく知らないけど。

2004.9.5 [日] デート

久々に波平とデートだったので、久々に日記を書く。
デートといっても川崎で映画を観て、晩ご飯を食べただけなんだけど。

観た映画は「華氏911」。
イラクの映像とか、米兵の証言とか、思っていたよりずっと
いろんなシーンが織り込まれていた。
「とりあえず、小泉も観なさい」と思った。
本当に、私たちは知らないことが多過ぎる。

晩ご飯はチッタのニッシュで。
まあ、ウマイ。
ビール1杯とワイン1杯だけしか飲んでないのに、
帰ってきてからやたら頭が痛くなった。
このところ、体の調子もイマイチだし、やっぱり猛暑の影響が
じわじわとでてきているみたい。

今日はもうそろそろ着収めかと、しじらで出かけた。
雨が降るかもと思いつつも、新しいウレタンの草履をはいたら、
麻足袋に鼻緒の色が移ってちょっとショックだった。

映画の最中は、帯の結び目をぐるっと前に回しておいた。
これ、快適です。半幅だから成せるワザだけど。
(教えてくれてありがとう、Nさん)

2004.8.16 [月] 卵当番

本日送られてくる、大分からの卵を受け取るため、久々に事務所@西新宿にやってきた。
皆さんお盆休みでいろいろなところにいっているらしく、
この日に空いているのが私だけだったというわけ。

事務所といっても、このところ私は自宅作業一本にしているので、
ここにくると逆に仕事はできない(というか、やる気にならないんね)。
なんとなくヒマで、時間をつぶす感覚だ。

そういえば、Mさんに頼んであった洗い張りが出来上がってきていた(3反+裾回し1枚分)。
どのくらいキレイになったのか、広げてまじまじとみたいけれど、
せっかくコンパクトに畳まれて、糸で閉じてあるものをこんなところで広げるのもナニかとおもい、ぐっと我慢。
帰ったら、思う存分広げてみよう。

しかし、荷物はいつ着くのか……。
ひとりぼっちでかなり飽きてきたんだが……。

2004.8.15 [日] 墓参り

弟夫婦と葉山へ墓参りにいった。
まずは向原のおばちゃんちへいってから、光徳時経由でハーバーのおばちゃんちへ。
途中の風景があまりに変わっていて驚いた。

大きな会社のでっかい別荘ばっかりだった地帯が、瀟洒な個人宅がチマチマと立ち並ぶ住宅地に!
(森のようにうっそうとした敷地を持つお屋敷ばかりだったのに)
そのエリアだけは石畳の広い道になっていて、それもビックリ。
大きなマンションもいっぱい建っている。

ハーバーのおばちゃんからは、「昔はここらへん、ずっとキャベツ畑で、家なんかほとんどなかったわね〜」とか、
「戦時中はアメリカ軍の戦闘機が飛んできたら、あわててミゾに隠れたわよ」とか、
「アメリカ軍は横須賀あたりの日本軍の施設をそのまま使いたかったら、この辺は空爆しなかったらしいね」とか、
「食べられるものは何でも食べた」とか、いろんな話をきいた。
終戦から59年、そんな実体験をしている人がまだまだ周囲にいることに、今さらながら驚いた。

再び向原へもどって、晩ご飯をいただく。
ふと台所をみると、絞りの帯らしきものが、食器棚の飾りにかかっている。
聞くと、それはやっぱり帯だった……。
「着物なんてもう着ないから、切って半分はこっちにかけて、半分は鏡台のカバーにしちゃった」とのこと。
ああ、おそかったのね……。
「あなたが着物を着るんなら、まだ帯があったはずだから、また出してあげる」という。
しかし、ついこの間、洗い張りしておいてあったものはすっかり誰かにあげちゃったとのこと。残念!
まあ、この間までバイクで遊びに来てたような女が、着物を着るようになるなんて、想像するのは難しいわな。

朝日屋のコロッケと焼き豚をお土産にもらって家に帰ると、
すでに波平が仕事から帰ってきていた。
ビールが切れていたので、近くのコンビニまで買いに行って、
晩酌タイムに突入。
お腹いっぱいに食べてきたのに、波平のつきあいとはいえ、こんな感じでいいのでしょうか?

今日はこれからサッカー、イタリア戦。
緊張するなあ。

2004.8.11 [水] 湘南ライフ1日体験

というわけで、辻堂のTさんち(←Nさん風表記)に行ってきました。
イタリア旅行で仕込んだという本場のパンチェッタやパスタなどなど、
ズラリとお皿を並べていただき、幸せな時間を過ごしましたです。
(真っ昼間から飲むワインの美味しいこと!)

夕方涼しくなってから、海までぽくぽく散歩をして、波間に浮かぶサーファー達を眺めていたら、
夏場は少々混雑しても、やっぱり湘南はのんびりしてていいなあと。

また遊びに行きます。
今度は怪しい豆腐ようをもって。

2004.8.10 [火] ゴーヤな日々

土曜日に着いた久米島からの贈り物。
「天候不順でドラゴンフルーツがとれなかったんで無農薬のゴーヤで勘弁して」みたいな感じで、
ゴーヤ2本が入っていた。
買ったものや、もらったものをやっと食べ終ったと思ったのに、また振り出しに戻る。

でも、今日やっと全部食べ終りました。
さすがにチャンプルーは飽きたので、味噌炒めを作ってみた。
細く切った豚バラを炒めて、いい加減火が通ったところで薄切りのゴーヤと黒砂糖を追加。
さらに出汁少々と味噌適宜を加えて、ちょっと煮る感じでしとっと仕上げる。

今日はこれにオリオンビールで(そんなものはしっかり仕込んである)。
夕方、讃岐うどんをちょろっと食べたので、こんないい加減な晩ご飯になった。
ひとりだからまあいいか。
デザートはしっかり島のパイナップル。小振りだけど、激甘。

和裁は午後と夜の授業をとった。
夜は私とSさんのふたりきり。さびし〜。
夜の常連さんたちはみんな、夏はお休みらしい。

今日は背縫いをしてから、折伏せ縫い。背伏せはつけないので、わりと簡単だ。
背伏せって、洗濯すると妙に縮んだり、伸びたりであんまり好きじゃないので、この方法はいいかも。
(実際にでき上がって着てみて、洗ってみなくてはわかりませんが)

ううん、次は何を縫うか。迷うところだ。
そのまえに、単衣くけくけ地獄が待っているのだが……。

2004.8.9 [月] 参鶏湯食べたい……

夏バテってところまでは全然行ってないけど、
こう暑いとイマイチ、「ああ、今日はあれ食べたいなあ」って気持ちも起きないですわ。
ここんところ、食べたいなあと思うのは参鶏湯(サムゲタン)くらいかな。

ひな鶏丸々1羽使わなくちゃいけないせいか、日本ではあんまり見かけないけど、
韓国では非常にポピュラーな夏場の食べ物です。
(女性が食べるといいとされています。男性は補身湯=ポシンタンという犬の鍋ね)
日本でいうと、土用のウナギみたいなもの。

この頃はおいてある店もちょいちょいあるけど、なんだかどこもちょっと高いですね。
(3000円くらいが相場でしょうか。韓国ではだいたい1500円も払えばすごくちゃんとしたのが食べられます)
それでも、絶対に美味しければ納得もするんですが、味もイマイチだったりすると
かなり頭に来るタイプなもので、私。

ああ、だれか、参鶏湯の美味しいお店知っていたら教えてください。
(書いているうちに、どんどん欲求が高まってきてしまった)

ところで、昨日の深夜に「いい加減仕上げよう」と思っていた麻の長襦袢の作業再開。
ボチボチ残りの行程をやって、今日、やっと仕上がりました。
麻はひどく縫いにくく、ハンガーにつってみてもヘロヘロの縫い目が情けないですが、
形にしてしまったからには、一生懸命着てやろうと思います。
(来シーズン前に、もう少しお針の上達した私が解いて直してくれるでしょう)

2004.8.6 [金] 染めたい

このところ突如として、植物で布を染めたい衝動が湧いてきた。
(本当は糸を染めたいんだけど、それじゃあ形にならないからね)
図書館で借りてきた染織の本で、大きな鍋さえあれば案外やれそうなんじゃないかと思う。

でも、昔タマネギと珈琲でTシャツを染めたときには、かなり染めむらができたことを思うと、
着尺なんか絶対にムリか。(染めむらを“味”と解釈しないかぎり)

お、バーレーン×イラン戦、ロスタイムに乱闘騒ぎになった……。
こんなの初めて見た。問題児多し、中東勢。
(しかし、アリ・ダエイは35歳とは思えない元気だなあ)
最後はケンカをしていた人同士が、ほっぺにチューして無理やりことの終結を計る。
日本人には絶対にこれ、できまへんなあ。

そういえば昼間、突然和裁教室のお友だちから電話があった。
「今ね、富士山のてっぺんにいるんです!」
なんと昨日ダンナに「富士山に行くけど、行く?」ってさそわれたんだそう。
それにしても、携帯ってすんごいですね〜。
でも、私はいらないや。

2004.8.5 [木] うれしいお知らせ

家事でバタバタしていたら、久米島の観光協会から電話。
果物を発送したいが、週末は在宅か?ということだった。
やや忘れ気味だったが、久米島であれこれお金を使ってチケットブックにハンコを貯めたので、
それに応じて特産品がもらえるのだった。

熟れ熟れのマンゴーやパイナップルが届くのね……。ああ、楽しみですわ。
来年の久米島便も誰かに当たるはずなんだけど、そっちの「当たりました」というお知らせはないので、外れたのかな。

昼間、道中着か帯にできそうな反物はなかったかと引き出しを探す。
う〜ん、仕立ててない反物はいろいろあるけど、木綿やウールばっかりだし、どれもイメージ違うんだなあ。
とりあえず、淡いアイスグリーンの絞りの反物を帯にするか。
巻き始めがずいぶん焼けているが、帯にするなら問題ないだろう。
余ったところは、帯揚げかなあ。

深夜、波平からの帰るコールは「電車の時間が微妙で、蒲田までしか帰れんかも知れん」というもので、
やっぱり終電を逃したと駅からもう一度電話がかかってきた。
幸い、お酒を飲んでなかったから、お迎えに行く。
夜のドライブもちょっと楽しい。たまに乗ると、車っていいね。

話によると、編集部にSが遊びに来て仕事が進まず、こんな時間になったらしい。
ヤツには7月に子どもが産まれたそうだが、最近浮気がばれたとかで、丸刈りになってたとのこと。
あ〜、一体何をやっているのやら……。

2004.8.4 [水] 今日も和裁

8月後半は忙しくなりそうなので、いまのうちにせっせと和裁に通います。
昨日裁った作州絣、今日は印つけと袖縫い。

張りきってバリバリ印をつけたら、柄合わせして背縫いにするべき側を
前身ごろにしてしまったらしい(生地の置き方を間違えた)。
なんて鈍くさいのかとちょっと情けなくなるが、さすがに規則的に柄の入った絣だけに、
そんなに影響ない雰囲気なので助かった。

作州絣の黒地は、黒の木綿糸が見えないくらいにバッチリあっている。
耳は硬いけど、縫いやすい生地だと思った。木綿はいいねえ。

次に縫うものは名古屋帯か道中着と決まっている。
袷の前に道中着を縫って、裏の付け方を習得せよ、ということなんだどか。
手持ちの中にいいのがあるかな……。
おっと、羽裏もいるんだな。いろいろ考えている時も楽しいんですね。

2004.8.3 [火] 今日は泣けました

さあ、今日も日記だとここを開いてみて初めて、昨日の深夜の番組を見逃したことに気づきました。
もしや、これって、マジで危ない状況かも。若年性?
朝日新聞の連載、他人事でなく読んでおります。

今日は朝から和裁教室へ。
久留米絣の単衣、振りをぐるりッとくけてでき上がり。仕上げにアイロンをかけて、一応アラが目立たないようにする。
最後に吊るしてみて、先生が細かいところをチェックしてくれる。
ひゃー、この瞬間はドキドキですなあ。
(まあよろしい、ということになりました。よかったぁ)

この単衣は中等科から高等科へ上がるのに必須の作品展に出すんだけれど、
なんと今回はそれが有楽町の交通会館でやるとのこと。
え〜、聞いてないよ〜。(聞いていたからといって、どうにもできませんが)
「早く出さなくちゃ」と思って、焦って縫ったのが悔やまれる……。

しかし、でき上がりを羽織ってみたら、やっぱり分厚い木綿物の広衿は必要以上にモコモコです。
とてもスマートな生徒さんが、「私は胸全体にふっくらボリュームが出るから、広衿のほうが好き」といっていたが、
私は逆の意味で「もう広衿は縫わん」と思った。
(これ以上、からだの厚みが増してどうするのか)

後半はやっと作州絣にとりかかる。
柄合わせ、心配だったけど何とかなった。
「ふ〜ん、そういうふうに合わせてみるわけね」という感じで、目からウロコがポロリ。
非常にわかりやすくて、納得した。内あげも4寸バッチリ入った。
これなら、次回は完璧に自分でできる…かな?

反物を広げていると、となりのクラスのご年配の方々が、「あら、懐かしい柄ね〜」とか、
「これ絣でしょう?珍しいわね」と代わる代わる声をかけてくださる。
皆さんの青春の頃のものかも知れませんね。フフフ。

ところで、今日はダッシュで帰ってきて、晩ご飯を作りながらバーレーン戦を見た。
しかし、遠藤の件は「審判、キミが退場!」といいたくなった。
あまりの怒りに頭に血が上って、食べ始めたら、うっかりすごい量を食べてしまった(レッドカレーだったのですが……)。
は〜、中東のチームは通常のプレー以外のことで、こちらの精神が消耗します。

だから余計に、後半の中沢のゴールと、最後の玉田の決勝点には涙が出たなあ。
たかだかアジアカップだということを忘れさせる何かがありました。
「日本が強くなるスピードを上回る速さで、中東勢が強くなってるってことだろうね」
とは波平の弁。
同感ですわ。

さて、試合中の中国×イラン、どっちが勝つことやら。
今日の消耗戦で俊輔は死んだようになっていたし。
でも、たとえ相手が中国になっても、いい試合になることと思う。
楽しみです。

2004.8.2 [月] 元町散策

突然、横浜の古着屋さんへ。
でも、今日は休みだった。
仕方ないので、元町をぶらぶらする。

裏手で、ちょっといいお店発見。
かけはぎの専門店で、小穴1つ4000円〜ですと。
お世話になる日がやって来るかも知れないので、名刺をもらっておいた。
(さし迫っている方、必要なら連絡先をお教えしますよ!)

ところで、たった今やっていたオーストラリアの動物の番組、
ものすごく面白かった。
ワニがあんなふうに走るなんて!
海の生き物バージョンも今晩遅くにあるらしい。見よ。

2004.7.31 [土] ありがとう、川口サマ

ああ、もう食べたものが口から出そうでした。
「PKになったら、見てるほうがしんどいよね〜」なんていってたら、
ホントに、もんのすごく苦しい展開になってしまった。
俊輔ははずすような気がしてたけど(O型はこんな場面でのプレッシャーには弱いのよ……)、
サントスのは個人的にちょっと計算外でした。
川口、今日はイケてる日でよかったです。

もうここままで終っちゃうかと思っていたけど、首の皮1枚でつながった。
次は北京。
それにしても、中国ちょっと感じ悪すぎですねえ。
波平によると、「このところ、中国共産党の勢いが落ちているから、
“愛国”とか“反日”とか、そっちの方に力を逃がすような教育をしている」んだとか。
そういうの、もうやめて……。

このところ、ほぼ毎日サッカーでかなり忙しい。
でも、これももう数日の熱狂かしらん。
アジアカップは、ヒデも、シンジも、高原も、イナもいないチームで、よく戦っているとは思うが、
やっぱりUのアテネ組の方が熱が入るなあ。
予選の相手が強すぎるのが気になるが、行けるところまで行ってほしい。

あと、女子は昨日初めて試合を観たけど、いい動きでビックリ。
体が柔らかくてドリブルでドンドン切り込んでいけるし、シュートもビシッと打つし、ちょっと面白い。
見た目が小さい子たちが活躍するのも、胸がすく思いでございます。

そういえば、今日日中は新橋へ打ち合わせに行って来た。
8月の後半からの取材が決まったから、前倒しで入れられるものはどんどん片づけなくてはいけない……。
ああ、こんなふうにボケッとしてられるのも、もうちょっとだなあ。

おっ、今アンジョンファンが投入された!
ここから真面目に見よう、韓国戦。
でも、決勝では当たりたくないような……。

2004.7.29 [木] カーニバル

事務所の仲間とお食事会。
朝から大雨でお流れかと思っていたが、午後からは止んでなんとか決行されることに。
帰りに降らないことをいのりつつ、阿波しじらにねずこ下駄でおでかけ。

というわけで、小滝橋通りのメキシコ料理、「カーニバル(ハウス)」へ。
一応粉ものも手作りしている、ファンキーなおばちゃんのお店。
基本的にトマト味のサルサ、ハラペーニョ、チーズの組み合わせだが、たまに食べるとこういうのも美味しい。

久々にあったYさんから、菜園でとれたゴーヤやオカヒジキ、ルッコラなどのおすそ分けがあった。
家に帰ってきて包みを解いたら、それぞれの野菜が本来持っているであろう強い香りが。
やっぱり、毎日こういうものを食べなくてはね。

このところ野菜作りにはまっているYさん、着々と田舎暮らしへの願望はふくらんでいる感じ。
もうこちら側の世界へ帰ってくるような気はしないなあ……。
(ほんの数年前まで、一緒に徹夜作業なんぞをしていたとは思えない自然回帰ぶり)

奇しくも行きの電車の中で重松清の「世紀末の隣人」(の中の田舎暮らしに疲れて都会で自殺した一家の章)
を読んでいたところだったので、そこから話がふくらんだ。

「田舎暮らし〜」なんかの仕事をやっていたWが
「やっぱり1次産業だけで収入を得ようとしたらダメみたいですよ」という。
いわゆる田舎暮らし成功者ってのは、家族の中で誰かがちゃんとした定期収入を確保しているケースが多いらしい。
逆に、ひとりでもそういう人がいれば、結構楽勝とも言っていた。
まあ、いずれにせよ、我が家はまだまだ実行できませんけど。

2004.7.29 [木] 素麺話

素麺の話が盛り上がっているようなので、
韓国風レシピをひとつ。
さっぱりとして、夏向きの一品です。

練り胡麻を大サジ4〜6に冷たい豆乳180ccを混ぜて、塩少々で味を整える(あとでコチュジャンを入れる方はここではひかえめに)。
茹でた素麺を投入して、上にキュウリの千切りと胡麻をトッピング。
お好みでコチュジャンをとき入れて食べる。

韓国ではじゃがいもやソバ粉の、いわゆる冷麺の麺でこれを食べるのですが、
素麺でもバッチリいけます。
(少々太めの冷や麦あたりがいいかもしれません)

あ、あと最近はまったのが、「仙台麩」をつかったつけ汁です。
仙台麩は、小型のフランスパンのような麩を油で揚げたものなんですが、
これをざくざく切って、沸騰させたつけ出汁に入れます。
ひと呼吸おいて、麩がしっとりしたら火を止めてでき上がり。
冷やしてもいいですが、私は温かいままで食べるのが好きです。

素麺だけでは物足りないときに、仙台麩の油気とコクがいい感じです。
お手軽にできるし、超おすすめなんですが、いかんせん「仙台麩」ってなかなか売ってないですよね。
私は東北道のサービスエリアで売っているのを発見して即買いしました。
(それまでは雑誌でしか見たことがなかったのです)

どこか近所に売ってないかなあ。

2004.7.26 [月] 原稿終了

ああ、今月分もなんとか入稿いたしました。
夏場はG�氓ェなくて、これだけだからいいですなあ。

というわけで、どこかに遊びに行きたい気分だけど、どうしようかなぁ。
迷っているうちに、どこにも行かないで終るってのだけには気をつけよう……。

というわけで、銀座方面に出かけてきました。
月曜日は目ぼしい文化施設は軒並みお休みだったのでね。

あちこちウロウロして、最終的に松屋の呉服売り場へ。
ふと、撫松庵をのぞくと、おお、以前川崎西部のながもち屋にいらしたNさんが!
ほぼ1年ぶりの邂逅でした。

松屋では白鹿の麻足袋を買ってみた。
木綿の足袋で試し履きさせてもらったら、なんと21.5がマイサイズだった。
しかし、それでは一番上の小鉤が窮屈。仕方ないので、22を買ってみた。
ピシッと履けるといいのだが。

帰りに宝町まで行って、波平と合流。
編集部数名と韓国料理を食べて帰宅する。
週末に削りすぎた足の裏が、痛くって、足を引きずるように帰るハメに。
坐石した(石を踏んで肉球を痛めた)馬って、こんな感じか。

2004.7.24 [土] ボケボケ

波平が朝から取材だといって出かけたので、いつもよりずいぶん早く起きてしまった。
こりゃあ、夕方(もしくは夜)に眠くなるぞ、と思っていたら、
3時前に早くもお昼寝タイムになってしまった。
しかし、浴衣に伊達締めだけだと、ごろりもへっちゃらなもんだなあ。

夕方、原稿もそこそこ進んだので、波平と近所にお買い物に出かける。
ミントブルーの浴衣(というか木綿の着物)にミンサーで。
ねずこ下駄、桐下駄にくらべて堅いのがよくわかる。
八百屋で2本100円のゴーヤ(しかもサイズも特大)を発見し、おかずはチャンプルーに決定。
うのつくものとはいまいち合わないかも知れないが、まいいか。
ビールもたっぷり仕込んで、土曜日っぽい。

夜はアジアカップ観戦。
1時間ほど前、晩ご飯を食べるときに、「キックオフの頃にビールが効いて眠くなるか」なんていっていたが、
まんまとハーフタイムあたりで爆睡状態になってしまった。
後半は40%くらいしか覚えてまへん。

その後も、ウダウダ起きられずにいて、結局起きてお風呂に入ったのは2時過ぎ。
ああ、なにやってんだか。
サッカーのあとに仕上げようと思っていた原稿は、そんなわけで、全然進んでませんです。
明日おでかけできるかなあ。

2004.7.23 [金] 絞りの浴衣地

Nさんと伝言でやり取りをしていて、やっぱり絞りの浴衣地を寝かしておかずに仕立てることに決定。
思い立ったが吉日で、さっさと水に浸けて地直しすることに。

夏前に函館の骨董屋(と一緒になった古着屋)で見つけたもの。
たぶん昔のものだろう。絞りの糸が木綿の太いやつだった(完全にとれていない部分があった)。
結構薄い木綿地で、ムラがあったり、絞りの下手くそなところが合ったりだが、
そういうのは「これも味ね」と軽く処理できるタイプなのです。
骨董なんて好きな人間はこんなものですか……。

ちょっと乾くまで干して、アイロンがけしたが、絞りのものってどの程度まで伸ばせばいいのか、イマイチわからず。
やんわり伸ばしたところと、ちょっとカッチリ伸ばしたところでは、
かなり幅が違ってしまいそう。
全部カッチリかけて幅をそろえておいて、その分、仕立ての時に身幅を広めにとっとけばいいのかな?

仕立て終ってからもう一回水に通して、今度は寝押しでもすれば、
絞りも復活し、シワも伸びるかな……。
なんて、そんなにうまくはいかないか。

2004.7.22 [木] さもない1日

暑くてちょっと早起き。
で、フル回転で洗濯機を回す。
この時期はちょっとサボると、洗濯物の山が築かれている。
たったふたりぼっちで暮らしているのに、クーラーを使わないと大汗の日々なのです。

夕方、食品添加物の本を読んでいたら、睡魔に襲われ、
ノースリーブのまま、ごろりとなってうたた寝してしまった。
これが失敗で、起きてみるとノドがガラガラに。
急遽、長そでのカーディガンを羽織って、体を温める。何やってんだか。

波平が外で食べてくるというので、晩ご飯は残り物で……のはずだったが、
ゴーヤが半分残っていたので、天ぷらにして食べる。
あとは、野菜の入った薩摩揚げと、モロヘイヤのお浸し。
並べてみると、「こりゃビールのつまみだね」と思って、冷蔵庫に1本残っていた缶ビールをプシュッと。
(弟からのお中元の最後の1本だった。さよなら、エビスな日々……)

そういえば、別所温泉で買った「七九里煮(だったけか?)」という佃煮。
あまりに美味しくて、このところはまっている。
山菜と少々の干しエビ、貝ヒモなんかをこっくり煮てある普通の佃煮なんだけど、
独特の風味でイケル。そして、ご飯が進む。
(山椒っぽい香りもするが、原材料には記載がないから入ってないんだろう。不思議だなあ)

全然関係ないけど、Uの今野くん、故障したのね。
かなりガックリ。穴を埋める人材がいないじゃん! 
今は軽傷であることを祈るのみです。

しかし、今日やるべきこととして書きだしたことの、半分も終ってない。
さもない1日は、こうして終ろうとしているのです。
(ああ、また1歩も外にでなかったわい)

2004.7.21 [水] パンダ豆

竹さんの日記のパンダ豆、私も買いました。
「水から20分〜」の件は、やっぱり浸しておかねばならないのですね。
実験せねばと思っていたので、報告があって助かったかも。

ちなみに、パンダ豆の本名は「くらかけ豆」といいます。
たしかに馬具の鞍をかけたように、黒い模様があるもんね。
ひたし豆にして食べると、本職(?)のひたし豆(グリーンのやつ)より美味しいです。

2004.7.21 [水] 和裁漬け

今月の前半はサボったので、後半で思いきり巻く。
昨日、今日と午前、午後でビッチリ和裁。

くけくけ作業が多かったから、頭の中真っ白になっているうちに、
あっという間に時間が過ぎていく。
こういう時間が好きみたい。

で、今日の作業も終りかなあというころになって、
大ミスを発見(背縫いが逆に倒れてました。トホホ)。
ああ、完成間近と思っていたのに、ややこしい直しを入れる。
グッタリ。

帰ってから、車で宝町まで。首都高が混んでいたので、下で行く。
下は結構流れて、思っていたよりは少々早くついた。そして700円浮いた。ラッキー。

ダンナを会社で拾って、晩ご飯(八丁堀「万豚記」)。
そのあと、注文してあったスタッドレスをピックアップする。
(冬のタイヤは夏に買うとお安いのだと。でも、どこにおくのか、これ……)

2004.7.18 [日] 祭りだわっしょい

もんのすごく細い山道を超えて、別所温泉へ。
草ぼうぼうで「こりゃ、ジャングルクルーズか!」って感じ。

別所温泉では祭りを見学。
浴衣地を長い竹の竿(先には葉もついているようなの)にくっつけて、
ひらひらさせながら行列が練り歩く。
日本の三大奇祭のひとつに数えられるというが、なるほど他ではみたこともないものだった。
日本というところは、まだまだ面白いのう。

で、温泉地に来たからにはと、4つの外湯のうち「大師湯」に入る。
熱かったが、硫黄のにおいがあたりに立ちこめていて、
NHK「普段着の温泉」っぽい雰囲気。
一緒に入っていた地元のおばちゃんの
「草津やら、どこやら、好きでいろいろ回ったけど、
やっぱりここの湯が一番で、ここにかえってくるんだよね〜」
って言葉がすべてを物語っておりまする。

別所温泉では祭りのために「やぶ久」が大混雑(大田舎レベルで)。
あきらめて、上田へ行ってこだわりの発芽蕎麦「おお西」へ。
いやあ、ここでも「こっちが伸びる」というくらい待たされました。
まあ、建物の雰囲気はすごくいいし、発芽蕎麦は美味しかった。
(だから、今度はもっと早く出してね)

小岩井さんでは、やはり3人ともはまりまくった。
私は「今回は見るだけ」と思っていたのに、最終的にはほしいものが出てきてしまったし。
(最後の最後に出されたものが……。多くは語らんですが、現在前向きに検討中)
それにしても、あんなにたくさんの反物から選べるなんて、
なんという贅沢なんだろう。
あれこれ説明するまでもなく、すご〜く楽しい時間でした。

帰りはほさぷさんが持ってきてくれたCDに乗って、渋滞も苦痛でなく走れた。
クレイジーケンバンドのベスト、よかったですわい。
(しかし「G30」の唄は横浜市民以外に理解可能なのか。あ、でも横浜市民がわかればいいのか、所詮横浜市の政策だし)

2004.7.18 [日] 祭りだわっしょい

もんのすごく細い山道を超えて、別所温泉へ。
草ぼうぼうで「こりゃ、ジャングルクルーズか!」って感じ。

別所温泉では祭りを見学。
浴衣地を長い竹の竿(先には葉もついているようなの)にくっつけて、
ひらひらさせながら行列が練り歩く。
日本の三大奇祭のひとつに数えられるというが、なるほど他ではみたこともないものだった。
日本というところは、まだまだ面白いのう。

で、温泉地に来たからにはと、4つの外湯のうち「大師湯」に入る。
熱かったが、硫黄のにおいがあたりに立ちこめていて、
NHK「普段着の温泉」っぽい雰囲気。
一緒に入っていた地元のおばちゃんが
「草津やら、どこやら、好きでいろいろ回ったけど、
やっぱりここの湯が一番で、ここにかえってくるんだよね〜」
って言葉がすべてを物語っておりまする。

別所温泉では祭りのために「やぶ久」が大混雑(大田舎レベルで)。
あきらめて、上田へ行ってこだわりの発芽蕎麦「西田」へ。
いやあ、ここでも「こっちが伸びる」というくらい待たされました。
まあ、建物の雰囲気はすごくいいし、発芽蕎麦は美味しかった。
(だから、今度はもっと早く出してね)

小岩井さんでは、やはり3人ともはまりまくった。
私は「今回は見るだけ」と思っていたのに、最終的にはほしいものが出てきてしまったし。
(最後の最後に出されたものが……。多くは語らんですが、現在前向きに検討中)
それにしても、あんなにたくさんの反物から選べるなんて、
なんという贅沢なんだろう。
あれこれ説明するまでもなく、すご〜く楽しい時間でした。

帰りはほさぷさんが持ってきてくれたCDに乗って、渋滞も苦痛でなく走れた。
クレイジーケンバンドのベスト、よかったですわい。
(しかし「G30」の唄は横浜市民以外に理解可能なのか。あ、でも横浜市民がわかればいいのか、所詮横浜市の政策だし)

2004.7.17 [土] ねずこ下駄

ふくら雀の浴衣で出撃。
光佳染織さん、作品の見本生地はもちろん素晴らしい風合いのものばかりだったが、
それにもまして、平素のお二人のお仕事ぶりが忍ばれて、ちょっとうらやましかった。
いつもはふたり、あの松本の片隅の工房で、それぞれに真剣に作品作りに没頭してるのでしょう。
産みの苦しみはあるにしても、ものが生み出されるワクワク感が満ちているような気がした。
いい時間が流れているんでしょうね、きっと。
いつか彼女達の作品とご縁がありますように。

一方、たいへんお安いねずこ下駄とは、いきなり良縁成就。
めずらしくSサイズもあって、フィットするのがうれしい。
2本歯のもの(こちらはMから)と合わせて、2つも買っちゃいました。

ねずこ下駄のおじさんはたいへん人柄の良さそうな人で
こういうところで買い物をすると、功徳を積んだような気になる。
下駄がちびたら、また功徳を積みに行くので、それまでお元気であってほしいものです。

しかし、この日の“松本のいい人・ザ・ベスト”は何と言っても池田屋のフロントのおじさんだ。
ワガママになんども出し入れさせてもらって、最後には予定変更して、
代行まで呼んでもらったのに、結局駐車料金も受け取ってもらえず……。
でも、狭いスペースにキッチリ詰める、巧みな車両さばき(見てないけど、そうであろうと思われる)があってこその余裕かなあ。
顔はちょっと三宅裕司に似ていたが、お仕事ぶりは光っておりました。

あと、特筆すべきは、松本の代行の安さ。
基本的にはタクシー代金プラス1000円で、ハッサ家まで2000円程度だった。

2004.7.16 [金] 後出し的な日記ですが

昼過ぎに鶴見駅で竹さんを拾って首都高へGO!
途中、渋滞にはまりつつも、なんとか中央高速へ入った。
しかし、ここでまったり走り、ついでにまったり休んだので、
予定の時間をオーバーしてしまって、松本へは5時前着。

ハッサ家にとりあえず到着して、ここでもママさんとまったり。
仕事あがりのハッサと市内の居酒屋へ。
念願の山賊焼きを食べるも、後追いでやってきたおーちゃんが、
「ここのはちょっと違う」と、松本で一番美味しい山賊焼きの店を2軒目に選んだ。
こっちはさすがに、皮はパリパリでうまかった。
宮崎の鳥南蛮あたりと名物対決していただきたい感じ。

どっちの店でも馬刺しを頼んだが、私とハッサは
「知ってる子かもしれないし」と遠慮しておく。
馬刺しがうまいのは、合点承知なんだが……。

この日の心に残るひと言。
おーちゃんが2軒目で箸を床に落とした時、拾っておしぼりで拭いて使おうとするので、
「え、マジ?」と目を丸くしたら、
「だって、口の中だって雑菌はいっぱいだから同じだよ」と。
医学博士にそういわれると、そうかなあと思いました。

2004.7.15 [木] 長襦袢、断念

ついさっきまで、麻の長襦袢をせこせこ縫っていたが、
もう間に合いそうもないので、断念。
あ〜昼間、何を着ようかなあ。

衿付けまではいったんだが、これから三つ襟芯付けたり、
衿をくけたり、袖を付けたり、振りをくけたり、半襟付けたりと、
先々の作業を考えると、「まあ、今晩中には無理ね」となった。
ああ、あと1日早くこの状態になっていれば……。
(仕事の時も、よくこれ思います。学習しないやつ)

まだ荷造りもしていないけど、もう寝ようっと。
遅刻&忘れ物がないか心配だけど。
松本、久しぶりだなあ。

2004.7.13 [火] ゲラのイラスト

昼間、川崎へ出かけてちょこっとした買い物をする。
ステテコ、裾除け、シャンプー、ファンデーションなどなど。
ファンデーションを買ったお店では、おまけに包丁(2本)とキッチンばさみのセットをくれた。
すごくちゃんとしていて、「いいんですか?」って感じ。
でもね、もちろん中国製です(日本のメーカーのライセンス品だった)。

夜はジーコジャパンのキリンカップをテレビで観る。
このところ調子いい。
やっぱり、俊輔はずば抜けていいのう。
なんでトルシエには使われなかったのかなあ(まあ、あの頃はまだ線の細さは否めませんでしたが)。
そして、トルシエにはあんなに重宝されていた隆三さんを、
ジーコは使ってくれません。悲しい……。

深夜になって、今月分のゲラを「明日の夜までに戻してください」といわれていたのを思い出してひと作業。

いつも原るみかさんという漫画家さんがイラストをつけてくれるのだが、
この頃はこれも一緒に入ってくる。
(以前は原稿を出すのが遅かったので、ゲラにイラスト原稿ははいってなかった)
お会いしたことはないので、あちらも想像の世界で書いてくれているのだが、
なぜかダンナのイラストは偶然似ているんだなあ。
不思議なこともあるもんだ。

2004.7.10 [土] メインはサテデーナイト賞

波平とふたりで、午後ゆっくりとお出かけ。
まあこれでいいか、とふくら雀の浴衣で行く。
すり減ったゲタは波平が小さいのこぎりで歯を平らにしてくれた。
(ちょっと切りすぎの部分あり)

ライター仲間が親類の空き家を利用して、パブリックスペースを作ったというので、そのお披露目会だった。
昭和のにおいプンプンのおうち@蒲田。
ビールをちょろっといただいて、お腹もそこそこ満たしてから、おいとま。

で、今日の波平の目的はTCKの撮影。
とっても久しぶりに大井へ行くことに。
撮影に余念のない波平をおいて、私はのんびり100円刻みの馬券を楽しんだ。
馬も、騎手も、そして、クラス分けさえも、中央と違ってよくわからないので、
パドック頼りに馬券を買う。
これがよかったのか、4戦3勝の優秀さでプラス収支。
100円馬券だから、当たっても金額は小さいけど、負けないことが大事なんですね。

帰りは大森海岸駅の近くの串焼きやでいっぱいやって帰ってきた。
こんな日も気楽でいいなあ。

大井競馬場はいろんな食べ物が充実しているし、
トゥィンクルって、会社帰りの素人さんや家族連れが多くて、
いかにもレジャー風なのがいい。

そういえば、周富徳のお店が内馬場と屋台街にできていて、
屋台では本人が点心を焼いたりしていた。
行き交う人に、携帯で写真撮られている彼を見て、ちょっと悲しい気持ちになりました。

2004.7.7 [水] 浴衣の日?

ニュースを見ていたら、なにやら今日は浴衣の日らしい。
なので、ちょっと真っ昼間から着てみた。

納戸色にふくら雀が白抜きしてある柄。
古着で買って、初めて着てみたが、合う帯がない!
ピンクのミンサーはやっぱりイマイチで、半幅を次々とあててみたあげく、
実家のタンスから引っ張り出してきた、ナゾの辛子色の帯に決定。
銀や黒でチラチラ柄が入った博多で、なんだか踊りの時の帯みたい。
とっても短いし、たぶん、ばあちゃんの帯だろう。
柄の方は好みじゃないので、裏に返して締めて、貝の口の部分でチラリと柄を出してみる。
しかし、昔の着物には昔の帯なのですね。つくづく。

昨日から麻の長襦袢の制作にとりかかった。
袖はできたけど、身ごろの印つけが面倒で進まず。
う〜ん、この暑さがいかんのか……。
って、やっぱり今日は浴衣でも暑いですのう。
(クーラー嫌いなので、窓全開が唯一の暑さ対策)

ちょっと買い物に行きたいけれど、陽射しが厳しそうで
なかなか外にでる気にならない。
廊下でだらっと寝ている猫を見ていると、ますますやる気が無くなるにゃあ。

2004.7.5 [月] 家事進まず……

昼間、私は一体なにをやっていたんだろう、と思うほど
予定していたことが進まない一日。

今週のはじめに、大学のサークルの後輩が亡くなった。
ずっとレースをやっていて、今年初めて鈴鹿の8時間耐久に
出場する予定だったのに。
明後日お通夜で、明明後日告別式。
岡山のサーキットのひとコケで、こんなことになるなんて。
人間の命って、なんなんでしょう。
そんなこと考えていたら、時間だけがどんどん経ってしまったみたいだ。

長い間バイクでバカみたいに走っていたけど、
紙一重の瞬間は何回もあった、と思う。
バイクから競馬へ気持ちが傾いて、
「こりゃあ、絶対に死ななくていい趣味だ」と思った。
そういう意味では着物もかなりいい。競馬よりも、もっとお金が飛んでいくが……。
(「着物で競馬」とか、掛け持ちできるところもいいね)

先月落語の時に着ていった単衣に、カクテルのしみがついていたので、
かないやへ持っていく。
(自分でもトライしたけど、完璧には落ちきらなかった)
薄いし、小さいので、たぶん落ちるし、2000円はかからないだろうとのこと。
銀座のお酒は高い。

ついでに夏帯もチェックしてみたが、気に入るものはナシ。
(ちょっといいかと思うと、ビックリするような値段だったり)
ああ、こんなことならみんさーは藍のヤツを買えばよかった。
(何も考えず、ピンクっぽいのにしてしまった)

夜はマンションの管理組合の総会へ。
なぜか進行の原稿を読まされて、漢字がすらっと読めずにトホホ。

2004.7.2 [金] ボケボケ

波平が朝から取材だといって出かけたので、いつもよりずいぶん早く起きてしまった。
こりゃあ、夕方(もしくは夜)に眠くなるぞ、と思っていたら、
3時前に早くもお昼寝タイムになってしまった。
しかし、浴衣に伊達締めだけだと、ごろりもへっちゃらなもんだなあ。

夕方、原稿もそこそこ進んだので、波平と近所にお買い物に出かける。
ミントブルーの浴衣(というか木綿の着物)にミンサーで。
ねずこ下駄、桐下駄にくらべて堅いのがよくわかる。
八百屋で2本100円のゴーヤ(しかもサイズも特大)を発見し、おかずはチャンプルーに決定。
うのつくものとはいまいち合わないかも知れないが、まいいか。
ビールもたっぷり仕込んで、土曜日っぽい。

夜はアジアカップ観戦。
1時間ほど前、晩ご飯を食べるときに、「キックオフの頃にビールが効いて眠くなるか」なんていっていたが、
まんまとハーフタイムあたりで爆睡状態になってしまった。
後半は40%くらいしか覚えてまへん。

その後も、ウダウダ起きられずにいて、結局起きてお風呂に入ったのは2時過ぎ。
ああ、なにやってんだか。
サッカーのあとに仕上げようと思っていた原稿は、そんなわけで、全然進んでませんです。
明日おでかけできるかなあ。

2004.7.2 [金] ボケボケ

波平が朝から取材だといって出かけたので、いつもよりずいぶん早く起きてしまった。
こりゃあ、夕方(もしくは夜)に眠くなるぞ、と思っていたら、
3時前に早くもお昼寝タイムになってしまった。
しかし、浴衣に伊達締めだけだと、ごろりもへっちゃらなもんだなあ。

夕方、原稿もそこそこ進んだので、波平と近所にお買い物に出かける。
ミントブルーの浴衣(というか木綿の着物)にミンサーで。
ねずこ下駄、桐下駄にくらべて堅いのがよくわかる。
八百屋で2本100円のゴーヤ(しかもサイズも特大)を発見し、おかずはチャンプルーに決定。
うのつくものとはいまいち合わないかも知れないが、まいいか。
ビールもたっぷり仕込んで、土曜日っぽい。

夜はアジアカップ観戦。
1時間ほど前、晩ご飯を食べるときに、「キックオフの頃にビールが効いて眠くなるか」なんていっていたが、
まんまとハーフタイムあたりで爆睡状態になってしまった。
後半は40%くらいしか覚えてまへん。

その後も、ウダウダ起きられずにいて、結局起きてお風呂に入ったのは2時過ぎ。
ああ、なにやってんだか。
サッカーのあとに仕上げようと思っていた原稿は、そんなわけで、全然進んでませんです。
明日おでかけできるかなあ。

2004.7.2 [金] ボケボケ

波平が朝から取材だといって出かけたので、いつもよりずいぶん早く起きてしまった。
こりゃあ、夕方(もしくは夜)に眠くなるぞ、と思っていたら、
3時前に早くもお昼寝タイムになってしまった。
しかし、浴衣に伊達締めだけだと、ごろりもへっちゃらなもんだなあ。

夕方、原稿もそこそこ進んだので、波平と近所にお買い物に出かける。
ミントブルーの浴衣(というか木綿の着物)にミンサーで。
ねずこ下駄、桐下駄にくらべて堅いのがよくわかる。
八百屋で2本100円のゴーヤ(しかもサイズも特大)を発見し、おかずはチャンプルーに決定。
うのつくものとはいまいち合わないかも知れないが、まいいか。
ビールもたっぷり仕込んで、土曜日っぽい。

夜はアジアカップ観戦。
1時間ほど前、晩ご飯を食べるときに、「キックオフの頃にビールが効いて眠くなるか」なんていっていたが、
まんまとハーフタイムあたりで爆睡状態になってしまった。
後半は40%くらいしか覚えてまへん。

その後も、ウダウダ起きられずにいて、結局起きてお風呂に入ったのは2時過ぎ。
ああ、なにやってんだか。
サッカーのあとに仕上げようと思っていた原稿は、そんなわけで、全然進んでませんです。
明日おでかけできるかなあ。

2004.7.2 [金] 無事帰還

は〜、やっと帰ってきましたわい。
焼けました。そして、体重も3キロ増……。
(沖縄の料理はボリュームもカロリーもたっぷり)
今日からは摂生しなくてはね。

しかし、これから預けてある猫と小鳥と金魚を回収せねば。
唯一、お留守番組だったパールは、ものすごくやせていたけど
なんとか生きていた。
本日、水替えをして表に出した。これからは、元に戻るまでいっぱいエサをあげよう。
痩せねばならない飼い主とは対照的だなあ。

2004.6.21 [月] やっと……

ああ、やっと原稿が終って、旅立ちの用意ができた。
久しぶりのバカンスでございます。
台風、早くどこかへ行ってほしい。
まあ、飛行機は飛びそうだが。

2004.6.15 [火] 銀座で落語

夜、銀座で落語に行くので、去年仕立て直した薄紫の花の単衣を初めて着た。
帯と帯締め、帯揚げは、買ったときにはとても合っていると思ったが、
実際に着て見ると、なんだかぼんやりとしてパンチのないイメージ。
着物って、やっぱり難しいわ。

新宿の事務所で卵をピックアップして、宝町の波平の編集部に預ける。
それから、落語組の皆さんと集合した。初めて会う人がふたり。
そのうちのひとりは、ビックコミックのトラックマンマンガのモデルになったひと。
さすがに、「一ノ宮優子」ほどは背は高くなかったけれど、
なんかかわいらしい感じの人だった。

ライオンでさっとビールを飲んだ後、ガスホールへ。
五九楽師匠は出番が一番はじめだったので、バタバタと移動。
眼鏡をかけていない五九楽師匠はとっても若く見える。
話もちょっと色っぽくて、なかなかよかった。
ちなみに圓楽さんはオーラがでてました。

落語の後は、チラッと銀座のバーへ。
10人は座れないほど、細長い、まさにバーって感じの店。
バーテンダーさんが女性だった。
カクテルはなるほどおいしかったけど、お値段はやっぱり銀座ってところでした。ふー。

帰ってきて、メールチェックしたら、急な仕事のお直しメールが入っていた。
キューッとなりながら、なんとかかんとか、直し分を返信する。
明日は和裁に行こうと思っているので、今日中に終らせねばと根性出しました。

しかし、今日は晴れてよかった。
去年から着たかった着物がやっと着られたし。母の形見が活用できて、大満足。
しかし、今日は盛りだくさんな1日だった。疲れたわい。

2004.6.11 [金] 脇のくけくけくけ……

今日は和裁へ。
またもや遅刻気味で、教室に着いた。
10の10で遅刻な私。いかん。

前回は脇縫いまで終っていたので、身八つ口の下の縫い代を開いて留めて、
あとは脇と袖付けをぐるっとくける。
ああ、長い……。ここのくけが一番長いんじゃないかな。
(衿もたいへんだけど、こっちは2本あるからなあ)

授業の後に、先生達のミーティングがあるからという理由で、
ケツカッチンだったが、なんとか時間内に両方くけ終ってホッとした。
(ああ、最後20分間くらいの集中力が、いつも発揮されればいいのに)

日月だと思っていた月山行きは、明日と明後日だった。
メチャクチャ天気悪いじゃん!
これから雪山の準備です。明日は5時おき……。

2004.6.10 [木] 月山

日月で月山に行くことになった。
波平の取材なんだが、山形まで一人で行くのはたいへんってことで、ドライバー要員ですな。
なんだか、結構歩かなくちゃいけないみたいで、ちょっとひいております。

ついこの間読んだH先生のエッセイの月山のくだりでは、
上の方はTバーを使わないといけないと書いてあった。
(なのでH先生もいかなかったらしい)
あれ、スノーボーダーが使うのは至難の業です。
私はオーストラリアやウィスラーで使ったときには、
2回に1回は途中転倒。
ものすごいバランス感覚と根性がなければ、上までもちませ〜ん。

本には写真も載っていたが、そこにはハイクアップしている若者の姿が。
ちょっとビビる。
稲川デモと波平がお仕事している間、私こんな風にハイクアップしてまですべるかなあ……。
私も1日券でなくて、回数券でいいな、たぶん。

再来週からは久米島&沖縄の予定なので、
今月のレギュラー分を前倒しで書かなくてはならない。
諸々の予定をかんがみて逆算すると、今日と土曜が残された作業時間だ。
ヤバイ……。
でも、気分が乗らないので、ちょっと着物でも着ようかな。
ずっとおうちの中なので、誰も見てくれませんが。

2004.6.9 [水] 大洗濯デー

ゆうべマッサージに行ったら、今日は起きられないほどだるかった。
やっぱり体にあってないのかも。

今日はやろうやろうと思っていた単衣&浴衣の洗濯を3枚分やってみる。
1枚は絞りの絹物の単衣、1枚は染めの浴衣、そして1枚はよくわからない綿の混紡らしき単衣。
まずは浴衣から。これは地色が納戸色で、白く竹に雀が染め抜いてある。
純せっけんと酸素系の漂白剤を少々とかした洗濯液につけると、
みるみる色がでてきた。
そう長く押し洗いもできないまま、しかたないので水を流す。
色がでなくなるまで、しっかり3度ほどすすいで、バスタオルにつつんでゆるりと脱水。
干しているうちにどんどん短く縮んでいくような気がするが、
大きめ、長めなので、少し詰まってくれたほうが着やすくていいだろう。

2枚目は大きな柄の絞りの単衣。
一見、茜染みたいにあでやかな色で、よく見ると絞りの針の穴もちゃんとあるので、
そう悪いものではないとおもう。
ただ、袖の丸みがやけに大きく、仕立てもざっとしているので、
着ていた人が飽きて浴衣にでも……って感じで今にいたっているのかもしれない。
これは案外色がでずに、穏やかに洗い上がった。
でも、大事にされていたようで、樟脳のにおいがかなり強いようなきがした。

で、最後に綿混紡らしき単衣。
渋いペパーミントグリーンの地に、細い紺のラインが縦横に揺らぎながら走っている柄。
これも、洗濯液に浸した途端、色がでるでる。
紺のライン部分から出てくるようで、やけに黒っぽい水になった。

さて、順々に部屋の中に干すが、風もないようなので、
絞りと綿混は外に出してみた。
雀の浴衣は丈が長くて、外には干せず、そのまま家の中に干しておく。

さて、生乾きになったところで、絞りの単衣からアイロンをかけることにする。
これは大幅に縮むだろうと身丈や袖丈などをはかっておいたが、
やはり洗い立ては身丈で4cmほど縮んでいた。
でも、大柄の絞りがふっくらと復元されてきたような洗い上がりだったので、
アイロンで無理に伸ばすのはやめて、かるく生地を落ち着かせる程度にしておいた。
すっかり乾いたら、丈をはかってみよう。
それにしても、ざっとした仕立てだ。背縫いが1本だったり、なぜか脇縫いがミシンだったり……。
ブルーのチャコのラインがピーッと引いてあるのも、どうしたことか。
(昔のものって、結構こういうのあるけどなあ)

で、次に雀の浴衣。何とも言えない不思議な感じの柄が気に入って買ったものだ。
浴衣とはいえ、衿は広衿にしたててあって、先には「銀座越後屋」のタグが。
アイロンをかけていると、さすがに完璧な仕立てであることがわかる。
どのラインも、ピシッとまっすぐで、揃った針目がすごい。
ターコイズブルーになぜか濃紺(黒?)の糸を使っているが、
表の針目も全然目立たないし、閂止めも美しい。
裏を見た時に、キレイな針目が「これでもか」とわかるようにそうしたのだろうか。
それなりに古いものらしく、衿裏の晒が変色しているが、
ここまでいい仕立てだと、解く気にならない。
しばらくこのままで着て、どうしても気になるようだったら直そうかな。

3枚目は日本代表のインド戦がせまってきたので、
アイロンもザックリかけたのみ。
そう激しいシワでないので、十分だった。

はあ〜、後はしっかり乾くのをまつのみ。
乾いたら、さっそくどれか着て見ようっと。

2004.6.6 [日] 安田記念

雨がそぼ降る中、東京競馬場へ。
さすがに今日は、足元がよごれてしまいそうなので、着物はやめておいた。
しとしと降っている割には、馬場状態はずっと良。
メインの直前になって、稍重に変更になった。

パドックでは傘のすき間から、のぞき込むように馬を見る状態。
私の本命はテレグノシスだったけど、パドックでは特に良くも悪くもなし。
ツルマルボーイもそんな感じ。
アメリカから来た、芦毛の牝馬アイランドファッションはやたらバランスが良く見えた。

場に着くなりちょっとだけ牝馬ボックスを買ったが、
今回はこれがかなり余計だった。
結局、テレグノシス軸でパラパラ流して馬連を買う。
本線はツルマルボーイ相手だったが、これが絵に書いたように
ビタリと決まって久々にクリーンヒット。
ゴール前はおもっきり叫べてなかなか気持ち良かった。
(「差せ!」→「そのままぁ!」→「よっしゃああああ!」って感じ)
ああ、この好調の波がずっと続けばいいのだが……。

帰りに府中で飲んでいて、再来週、銀座でやる落語に行くことになった。
Sさんと一緒にグリーンチャンネルのMCやってる落語家さんの、お弟子さんが真打ちになるらしい。
(前座がやけに豪華なんだそうだ)
ふーん、どんなものなのか。はじめての体験……。

帰りの南武線で、H先生のエッセイを読む。
途中で人身事故が起こったとかで、30分ほど止まったが、
おかげでイライラせずに待っていられた。
先生、ザウスにそんなに通っておられたとは……。
どうりで、はじめたばっかりなのに、上手いはずです。

2004.6.4 [金] 三河芯

朝から和裁へ。
2枚目の袖を縫い上げて、しつけをかける。
身ごろは背縫いを袋縫いにして、背ぶせ布も居敷き当ても使わないタイプにする。
黒っぽい紺の久留米絣は、針目が見えないくらいに目立たない。
これって、気楽にくけられる分、目が疲れるような気が……。

帰ってから、久々に三河芯を使って絽の半襟をつけた。
いつもは薄いプラの襟しんを差し込んで使っていたが、
絽の場合は、透けちゃうかなあと思ってのこと。
やっぱり堅くて苦労した。フー。

明日はいよいよ長板染見学デーだ。
遅刻しないようにがんばろう。
仕事はヒマになったが、なせだか最近睡眠不足だし。

2004.6.3 [木] お疲れちゃん

今日はそうじ&洗濯をガッツリやった。
すっかり終ったら、着物関係のお針仕事をやろうと思ってたのに、
なんだか疲れて、まだなにもしてない……。
(晩ご飯食べながら「レオン」を見たのが疲労の原因か?)

まあ、半襟くらいつけるか。
それと、うそつきの単衣の続きをやらねば。
明日は朝から和裁に行くので、帰ってきてからは針を持つ気にならないだろう。
ああ、やっぱりできることは今日やっておかねばいかんなあ。

2004.6.2 [水] 2枚目の洗濯

この間洗った麻の葉の紬を来て、久々に事務所へ。
行って見ると、Mさんも藍染のお召しを着てきていた。
(いったい、どんな事務所じゃ!)
帯は横糸(たて糸?)に芭蕉をつかったものとのこと。
大人な雰囲気だなあ。彼女は歌舞伎に行くとのことだった。

私は赤い木綿のバラの名古屋。くるっとなんとかを使って、前で結んだ。
たんすの中で見つけたときには、冴えない帯だと思って、
捨ててもいいかと思っていたけれど、今ではかなり重宝している。

久々に会ったYさんと近くの中国茶カフェでランチ。
はじめてはいったけど、ちょっと変な店だった。
厨房の中に犬がいたり……(静かで、おとなしくて感心)。
おしゃべりな台湾人のお姉さんがひとりで切り盛りしていて、
どこかのおうちに遊びに行ったみたい。
すっかり長居した。

事務所では電話代の計算をはじめてデータ処理でやった。
自分で計算しなくていいから、ものすごく楽だ。
なんでみんなトライしないんだろう。
あっさり終って、Jちゃんがいるうちに事務所を出られた。
カギを忘れてたので助かった。

京王の催し物を見て帰ろうと思ったら、最終日で4時で終り。
すでに5時になっていたので、さっさと諦めて帰る。
明るいうちに家に帰るなんて、なんだかちょっと妙な気分。
昔、真面目に仕事しているときは、明るいうちに帰れるなんて、
徹夜明けのときくらいだったなあ……。
いやあ、今はお気楽だわい。

紬ではもうさすがに暑いので、帰ってすぐに塩沢らしきガサガサした単衣を洗ってみる。
古着で買ったもので、丈も短めだったが、やっぱりちょっと縮んだようだ。
でも、洗わなければとても着る気にはならないくらいほこりっぽかったので、後悔はない(キッパリ)。
糸印をしておいた汚れ部分も、やたらキレイになった。
織りの白い部分は、ちょっと藍色に染まったような気もするが、まあいい。
裏からガシガシアイロンをかけて、しっかり伸ばす。
たぶん、ギリギリ着られるくらいまでは伸びたような気がする。
(ちと裄が長くなったような……。もともとかなあ?)
最後は寝押しでフィニッシュ。
ま、どんなものかそのうち着て見よう。涼しげではある。

2004.6.1 [火] 雨のち晴れ

今日は朝、雨が降っていた。
午前中に約束があったので、長そでシャツにジーンズででかける。
雨の日は足元から考えて、そこに上を合わせていくので、
今日は濡れてもダメージの少ない紺のスニーカーが基本になった。
あとになって考えると、この守りの姿勢がいかんのだなあ。

目的地に着くころには雨も上がり、すっきり涼しい日になった。
用事を済ませてから、久々に「古民芸もりた」に立ち寄ってみる。
とっても状態のいい木綿の絣を発見するが、まあ我慢。
麻のものもいろいろあって、いいなあと触ってみる。
気持ちが夏に向かっていることを自覚した。
去年はハナから夏の着物はあきらめていたが……。

そういえば昔、この店でコンニャク印判の蕎麦猪口を見て以来、
激しく蕎麦猪口病にかかったことを思い出す。
蕪の絵付けで、大きな直しがあって、それでも16万5000円もしたっけ……。
ころころで、ものすごくかわいかった。

当然買えなかったけれど、蕎麦猪口にははまった。
それまでは「あんなコレクターズアイテムつまらない」と思っていたのに。
割ったり、欠いたり、ニュウ入りのものをうっかり買ってしまったり、
それなりに勉強して、今のところは“ほぼ完治”くらいになっている。
そう思うと、着物は簡単に壊れないからいいね。
(って油断していると、醤油じみとかつけそうだけど)

帰りに近所で、これまた久々に花を買う。
たまにこういうものが家の中にあると、それだけでいい感じ。
これからも、こういう女らしいことをサボらずにやらなくちゃ。
ジーンズにスニーカーは封印して、着物を一生懸命着ることを考えよう。

2004.5.31 [月] この蒸し暑さは?

昼間は風ビュービューで、洗濯した長襦袢とかが
飛んでいくかと思うくらいだったのに、
夜になってピタリと風が止んで、蒸し暑い。
明日はグッと気温が下がるそうだが。

日中はあんまりにも暑いうえ、風が強くて部屋の中のものも
バタバタになるくらいだったので、縫いかけの単衣長襦袢を
触る気にもならなかった。
縫っても着る時期があるのかしらん? とも思った。
一応、コツコツとでも縫い上げるつもりだけれど。

もしかして、先にこっちに手を付けたほうがよかったかと、
麻の襦袢地を引っ張り出す。
ああ、やることはてんこ盛りなのに、集中力がない。
いかんなあ。

ところで、松本行き。
もしも車で行くとしたら、だれか一緒に行きたいという人
いらっしゃるかしらん?
川崎辺りで拾って、松本まで3〜4時間くらい。
高速代・ガス代込みで、片道7000〜9000円くらいだから、
4人のれば、往復5000円くらいでいけるのだが……。

2004.5.30 [日] しじらでダービー(長くてゴメン)

昨日の午前中、やっと今月の原稿が全部終り、今日はダービーに行く。
一旦はオレンジの麻の葉の紬を着たものの、いくら単衣でも暑いような……と思って、自作の阿波しじらに変更。
帯も博多の小袋にして、いつものように菖蒲結びで。
(帯と帯揚げ、帯締めのコーディネートに悩んだ時間は何だったのか?)

下着も普通に裾除けでは暑いかもと思って、晒しの湯文字にした。
単衣の長襦袢は化繊のものなので、汗取りにと思ったのだが、これは功を奏した。
(パドックはマジで死ぬほど暑かった)

電車の中でじっくりと競馬新聞を読む。
と、だんだんドキドキしてきた。なんだか、こんな感じ久しぶり。
今回はメンバーが揃っているから、きっといいレースになると確信した。
雨が降らなくてよかった。ダービーはこうでなくっちゃ。

競馬場に着くなり、電車の中でまとめた予想で馬券を買う。
コスモバルク・キングカカメハメハを本線に、押さえでハーツクライを入れてボックスで買う。
これだけじゃ面白くないので、コスモ&キングの2頭を固定して、人気のハイヤーゲームやトニービンが入っている馬などにパラパラと3連複を流しておいた。

パドックはすごい人で、「入れないかな」と思いながらも掲示板下を歩いていると、中に入れそうな人の切れ目を発見。
「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」と中に強引に入る。
でも一旦は行ってしまえば、なんとかなるもので、込んでいるとはいえ、ゆるりと馬の登場を待つ。

しかし、暑かった。じーっとしているのに汗がぽたぽたと流れる。
手拭があっという間にびしょびしょになる。しじらで助かった。
早く馬が出てこないかなあ……。

馬が出てくると同時に、関係者もぞろぞろと出てきた。
ひとり、着物人もいた。白の夏大島だろうか(遠目でよくわからない)。
暑そうだなあと思っていたら、途中で、タオルをクビ元に押し込んだのには驚いた(あの観衆の中で……。セレブは大胆!)。
淑子さんの地道な活動のおかげか、今年は派手な帽子の女性が多かったように思う。

キングカメハメハは、いい身体していたけれど、なんとなく「これ、マイラーの形じゃん?」
と思った。バルクは落ち着いて見えたけど、最後はちょっとイラついていた。
気になったのはホオキパウェーブ。すっきりきれいな馬体で、入れ込む寸前の、弾けるような緊張感を必死で押さえている感じ。
“終った”といわれている岡部さんが鞍上なのも気になって、
パドックの後に買い足してしまう(これが私の弱いところだ)。

しかし、スタートしてみたら、コスモバルクは1コーナー手前で口を割って行きたがっていた……。
これを見た瞬間、「ああ、もうダメですね」と悟る。

それにしても、後藤のあの逃げは一体何だったのか。
そりゃ、皐月賞では出遅れて、そのうえ追っかけもしないで非難を浴びていたが、
今回の逃げは「勝つ」っていう目標にはちっとも向かっていなかったように見えた。
「逃げりゃあ、いいでしょう。それならムチャでも行きますよ」って感じ。
せっかく何千頭のライバルとの戦いを勝ち抜いて、ピラミッドの頂点の18頭に選ばれた馬なのに、あんな乗り方はちょっとない。
馬がかわいそう……。

コスモバルクは4コーナーを回ったところでムチが入っていた。
決定的に“ダメ”ということだった。
あとはぼんやり見ていると、キングカメハメハがグイッと伸びてきた。
ハイヤーゲームも抜け出して、この2頭でできたかと思っていたら、
最後に大外をハーツクライがやって来た。
これがビックリするくらい伸びた。2着もないと思うところから伸びた。

馬券は押さえでちょっとだけとったが、コスモバルクの負け方がショックで、涙が出そうだった。
リプレイも見ないで、さっさと12レースのパドックへ。
涙をこぼさないように、すごい表情だったと思う。
ひとりでよかった。
すごく大好きってのではなかったけれど、皐月賞のレースぶりから、
今回はもっといいレースができると思っていた。
背負っているものが大きな馬だけに、もう少しなんとかならなかったのかと思う。
五十嵐の乗り方がベストだったとは思わないけど、やっぱり北海道からの移動は負担が大きいのだろう。
精神的には安定していると思っていた馬だけに、その過酷さを思わずにはいられなかった。
(イラクの日本人ジャーナリスト襲撃事件で、ニュースステーションの特集は飛んでしまったが……)。

カメハメハ・ハーツクライの馬連は、前夜の予想通り25倍くらいついた。
結果的には半額に減らしてしまっていたが、まあプラスで帰れる。ありがたや。

しかし、ハーツクライはいい。
お母さんのアイリッシュダンスは脚の長い、スタイルのいい馬だったけど、
本当にその子どもって感じ。
末脚が切れるところも遺伝してよかった。
(こんなことが遺伝するのって本当に不思議だと思う)
東京コースに向いているから、この先、無事で行けば重賞もとれるだろう。がんばってほしい。

12レースのパドックで久しぶりにI氏を発見。
「あ、またそんな格好して……」とあきれられた。

そういえば、最後に気流しの男の人が、ひとりパドックに来ていた。
ちょっと変わった帯結びをしていたようだったけれど……。

帰ってきてから、ビールやワインでひとりご飯。
波平は明日がカタログ号の入稿〆きりだそうだ。たいへんだなあ。

それにしても、これでまた1年が終った。
来年のダービーはどんなんだろう。
再来週からは、また新馬戦が始まる。

しかし、着物的な今日の結論は、「阿波しじらは真夏もOK」である。
風が通って涼しいし、大汗かいても気楽に洗える。
素肌に着るのも気持ちよさそう。
もう1枚、がんばって縫うかなあ。

2004.5.27 [木] 単衣洗濯

昨日の夜、今週片づける予定の原稿のうち、1本が無事終った。
やれやれ。今日はかなり解放感がある(って、また1本残ってるのに)。
群ようこさんじゃないけど、締め切りが迫っているときには、
極力着物のことを頭の中から追いろうと努力しているので、
逆に「これ終ったら、あれ縫おう」とか「あれ着よう」とか、
妙に飢餓状態みたいになっているのかも。

そんなわけで、もう1本が終ったら、この間買ったばかりの
オレンジの麻の葉の単衣(古着の紬)を着ようと思った。
今日はそこそこ風もあって、部屋の中に干しても乾きそうなので、
バスタブでざぶざぶ洗ってみる。
濡れると樟脳(だろうたぶん)のにおいがすごい。
最初は、絹物も洗えるせっけんを溶かしたぬるま湯で押し洗いし、
軽く水をきってから、2回すすいだ。

手洗いモードで、ゆるゆると脱水してから干す。
背から裾までの長さを測ってみると、
154cm→145cmになっていて、かなり焦る。
こんなに縮むものとは……。ウールなみに縮むなあ。

しかたないので、まずはアイロンで伸ばすことにした。
グイグイ、力強くアイロンをかけつつ、縫い目をぎゅーっとひっぱって、
糸もしっかり伸ばす。
かなり時間がかかったが、全体的にかけ終った後、改めて計ったら、
145cm→153cmとそこそこ復元していた。ホッ。

単衣とはいえ、前身ごろと衽とか、前身ごろと後ろ身ごろとか、
2枚以上生地が重なっているところは、やはりきれいに伸ばすのが
えらく難しいようだ。
あと、肩当てのくけの針目も、糸が縮んでぽつぽつと目立つ様な気がする。
しっかり乾いて、もう一度アイロンがけしてから、
あまりに気になるようなら、そこだけくけ直せばいいか。

は〜、早く原稿書かねば……。
担当からは「土曜日の午前中にはぜひ」とメッセージが……。
こんなふうに釘を刺されると、否が応でも原稿モードに引き戻されるわい。

まあ、スッキリきれいに乾きあがった着物を着るのを楽しみに、
お仕事がんばろう。
ああ、でもこの着物にはどの帯を合わせればいいかな〜。
今すぐにでも、いろんな帯を引っ張りだしたいけど、
原稿が終るまで、我慢しよう(大人だし)。

2004.5.25 [火] 久留米絣

今日は朝から和裁にいく。原稿ぶっちぎりです(いいのか?)。

いってすぐに、小絣の久留米絣を積もってみる。
前回、長さのチェックと織り傷のチェックはしておいたのだが、
内あげをどのくらい入れられるか、具体的な数字を出してみた。
(寸尺はいまだにピンと来なくて、裁つのがコワイ……)

柄合わせがいらないくらい小柄だから、坦々と作業が進んだが、
作州絣やもう1枚の鯛柄の久留米絣は、古い規格の反物だから、
ずっと長さも短くて、柄合わせもたいへんだろう。
和裁って、つくづく数学なのね……。

いつも印がわからなくなってしまって、後で四苦八苦するので、
今回はこれでもかというほど、バッチリ糸印をつけてやった。
フフフ。あとはほぼ、縫うだけ状態(「チクチクパック」ってこんなのかな?)。
午前、午後、夜と3コマやったのに、今日できたのはそこまでと、
片袖だけ。情けない。

今日、誤算だったのは、「みすや忠兵衛」の木綿針の針穴。
三の三を初めて使ってみたんだが、木綿糸が太くて穴に通らないのなんの。
次回は、外国のコインみたいな押形のついた糸通しを持って行こう。
今まで使ったこともないけど。

あと、これは自分で地直しをやってたときに気づいて予想してたことだけど、
藍がやたらと落ちて手が真っ青に!(というか黒ずんだ)。
正藍じゃなくて、インスタントの藍(粉末のインディゴか?)だそうだが、
それでもずいぶん落ちるもんだ。最初に酢で洗えばよかったのかな?
藍がついてもいい長襦袢を用意しなくては。

2004.5.24 [月] バザーの着物

土曜日に、着物のバザーに行った。
1枚500円〜1000円。羽織は2枚で750円。
前回のバザーで悩んだ麻の葉の単衣を運良くゲットできた。

それにしても、あんな激しいバザーは初めてだった。
朝一に入った人たち、狂気の沙汰でした。
業者っぽい人も何人もいたなあ。

今回買ったものも含めて、単衣をサッパリと洗いたいのだけれど、
今週は原稿2本のヘビーな週だ。
せっかくこれから数日晴れるのに、時間がとれそうもない。
そして、タライもまだ手に入れられていない……。

ウダウダ考えていても仕方ないので、さっさと原稿にとりかかろう。
明日締め切りなのに、まだノーアイディア。これから資料を読んで、テーマを絞らねば。
久々に苦しいなあ。

そういえば、昨日、群ようこの「きもの365日」を買った。
なんてことはない、個人的なことがつらつら書いてあるだけなのに、
同じようなできごとを体験している身としては、面白い。
私も早速着物を着たくなったが、今日は原稿に集中するため
我慢、我慢。ふー。

2004.5.21 [金] 長襦袢しゅうりょう〜

今日はうっかり目覚ましのボタンをあげ忘れて、
目が覚めたら授業の始まる時間だった(時間は忘れずにあわせたのに)。
仕方ないので、午後から行く。
長襦袢の裾とじをやって、やっと完成した。
絹物長襦袢は2枚目だが、1枚目よりはずっとうまくできたかも。
ちょっとずつ何をやるのかもわかってきた。

で、次は久留米絣の単衣(広衿)に取りかかる。
とりあえず、計算上で見積もってみるが、長さがたっぷりあったので、
掛衿が2枚取れそう。うれしいなあ。
そのうえ、内あげもそれなりに取れる。がんばって長く着よう。
柄が小柄で地味なので、ばあさんになっても着られるわい。

やや厚手だから、でき上がっても着るのは秋口か。
作州絣とどっちを先にやるか迷ったが、まあこっちが先だ。
サクサク縫い上げて、さっさと作州絣も縫い上げてしまいたいところ。
ああ、でもその前に、単衣の長襦袢を何とかしたい。
うそつきで2部式のを作ろうかな。
麻の長襦袢地も早く形にしたいし……。
もっとうまく時間がつかえるようにならなくては。

2004.5.18 [火] 村山大島

夜、競馬仲間と飲む約束をしたので、日中の和裁にも着物で出かけた。
リサイクルバザーでお安く買った青い村山大島。
思った以上に丈も裄もピッタリで、ちょっとうれしい。
袷だったから着ていくのを迷ったが、意外と暑くなかった。

八掛にかわいいピンクのモスを使ってあるので、
歩くたびにちらりちらり、が楽しい。
着物って、洋服ではあんまり着ない(着られない)色も
平気で身に付けられるから、世界が広がる気がする。
ああ、でももう袷の季節も終りなんだなあ。

2004.5.9 [日] 雨中の着物

今日はNHKマイル欠席。テレビで観たが、キングカメハメハ、強い!
ダービーもこれでいけるかも。

夕方から、波平のおこぼれで晩ご飯をMさんにおごってもらうことになり、
とことこと目白へ行く。
雨も小降りだったので、保多織に博多小袋でお出かけ。
足元は雀模様のタビックスに、サクラの鼻緒のゲタ。
すっかり濡れてしまったときのために、替えの足袋も持っていったが、
使うこともなく、無事にやり過ごせた。

で、結局行ったのは新大久保の老舗韓国料理ハ○ルヤ。
久々に行ったら、ずいぶん拡大していてちょっとビックリ。
あまり韓国料理をたべたことがないというMさんがメインなので、
ハズレのないようにここを選んだのだが……。

サムギョプサルとチャプチェ、ピンデトックをつまんだ後で、
ムルネンミョンとユッケジャンで締める。
しかし、悲しいかな、味はかな〜り落ちている……。
テーブル4つくらいの、小さくて怪しい店の時代が懐かしいなあ。
(あの頃は今よりずっと安かったし、なによりおいしかった)

もう、行きません、たぶん。
新大久保はどんどん新しい店ができて、とっても盛り上がっている様子。
それはそれでいいんだけれど、せっかくの老舗が儲け主義に走って
ダメになってしまうのは悲しいもんです。

あ〜あ、晴れたら保多織も洗うことにしよう。
地味な色目のこの着物、泥はねも目立たなくて雨の日には最適。
焼き肉食べて、匂いが付いても洗えるし、本当に使えます。
ブラボー保多織!

2004.5.8 [土] 紬日和

今日はテレビで京都新聞杯とプリンシパルsを観戦してから、
川崎に母の日の買い物に出かけた(波平の母の分)。

私は去年の秋以来、母の形見の紬の単を着てみた。
紺地の端っこに、赤の十字の絣模様が入っているやつ。
シンプルでなかなか気に入っている。
たぶん、和裁の仕事をやっていたおばあちゃんが縫ったものだろう。
父に聞いても「たぶんそうだろう」という程度の返事しかないので、
確証はないけど。

しっかりした紬は、単といえどもけっこう暑苦しいので、
6月になると着る機会もグッと減る(っつーか、もう着られなくなる)。
そのせいか、私の手元にきたときも、ぜんぜん着られている風ではなかった。
せっかくこんなに似合いそうな着物なのに、もったいなかったね、お母さん。
というわけで、母の分まで私が着る!
今時期だけのものと思うと、いっそう楽しく着られた。

波平母へのプレゼントは、印伝のがま口と小さい鏡。
章さんとのおそろいで。
なんだかプチなプレゼントだけど、かわいいからいいか。

2004.5.7 [金] 阿波しじら

去年の秋に自作した阿波しじらを初めて着てみる。
よ〜く計算して作ったはずなのに、なぜか着丈がちょっと短い。
ナゾだなあ。

生地自体はスカスカしていて、まことに涼しげなんだが、
下に長襦袢を着るので、実際、そう涼しくはない。
でも、今年の夏はがんばってこれを着よう。
まだがさがさ、パリパリした感じだけど、着ているうちに
もう少しはなじむんだろうか?

それにしても、おばあちゃんのタンスの中で見つけた着尺が、
こんなふうに着物になるとは、自分でもビックリ。
見つけた当初は「何かに使えるかな」くらいの気持ちで
持って帰ってきたけれど、切り刻んでランチョンマットとかに
しなくてよかったわい。

そういえば、これの箱を見つけたときには、熨斗もついていた。
「内祝い 川上」ってやつ。
たぶん、おばあちゃんと仲良しだった近所の人だろうと思う。
あらためて、ありがとう、川上さん。

今日は波平が「久々に編集部全員集合だからとことん飲みます」
とのことで午前様のタク帰り。
そんなわけで、写真はとれませんでした。

2004.5.5 [水] シルク博物館

午後遅くから、波平と横浜のシルク博物館の田島比呂子展にいってきた。
鳥をモチーフにした作品が多くて、かわいかった。
でも、たぶん女優さんとか、限られた人にしか似合わないかもね。

しかし、GWの最終日だというのに、お客は非常に少なく、
「これでいいのか、シルク博物館!」という感じ。
おかげでゆっくり観られたから、私としてはよかったが。

中華街をちょっとうろっとした後、あまりに寒いので、
さっさと高島屋へ。
このあいだわってしまったパスタ皿を買おうと、食器のコーナーに
いってみるが、イマイチこれというのを見つけられず。

で、そろそろお腹も空いたというので、早めに夕食にすることに。
相鉄JOINUSの地下2階の「nish(ニッシュ)」というイタリアンに入ってみた。
ここはナチュラルイタリアンという分類になっているお店で、
素材に自然農法で作られた野菜を使っているとのこと。
おすすめの10種類の野菜の煮込みを頼んでみたが、
さっぱりと薄味で、それこそ野菜の味がちゃんとしておいしかった。
日頃ジャンクフードに慣らされている人には全くおすすめできないが、
まともなものを食べたい人には、この店非常にいいと思う。

ワインもオーガニックのものが何種類か揃っていて、
私と波平でそれぞれ赤ワインを試してみる。
まあ、満足。
で、何がよかったかといわれると、トマト味の生スパゲッティがすごくおいしかった。
地下のレストラン街にある、とってもカジュアルな店だけど、
なかなか捨てたもんじゃないです。

時間がたつにしたがって、どんどん込んできたけど、
私たちは早めに入ったから、のんびり食べられてよかった。
連休はこれといってどこにも行かなかったが、最後がこの店で、
よかったかも。
ああ、本当に中華街で肉まん食べなくてよかった!

2004.5.3 [月] 着物の整理

そういえば、今日波平が本棚を空けてくれたので、
はみ出していた着物たちをざっくりと収納した。
ウールのものがほとんどだけど、なんとか風呂敷の中身が
入りきったので、スッキリ。
安物ばかりなので、もうたとう紙も使わない。

夏物を洗いたいなあと思って、金物のたらいを探すが、
どこにも売っていない。
プラスチックのはなんとなく嫌なので、もう少し探してみよう。
金物屋さんには「合羽橋に行けばあるでしょう」といわれた。
どこか近所で売ってないかなあ。

2004.5.3 [月] 鉄鍋でパエリア

今日は久々に保多織を着て散歩にでかけた。
波平がパエリアが食べたいというので、材料を買って、
割烹着を着て夕食の準備をする。
パエリアの鍋がなかったので、スキヤキの鉄鍋で作ってみたが、
それなりにおいしくできた。

昨日買っておいたスペインのワインを飲んで、ちょっといい気分。
なんだかのんびりとGWらしい1日でした。

最近、波平が秋葉原で5500円のDVDプレーヤーを買ってきたので、
今日は「キルビル」を観て寝ます。

2004.4.21 [水] ああ、もう10日も!

忙しかったので、日記サボりまくりでした。
もう10日も何も書いてなかった……。
金曜からの取材前に3本終わらせるはずの原稿、まだ1本しか終わっていない。
今日、なんとか中途半端になっている1本を上げて、残りにとりかかれるか……。
(これは月末までの猶予をもらったので、無理はしなくていいのだが)

そういえば、昨日は無理やりリサイクル着物バザーに行ってきた。
あいかわらず、すごい人。すごいホコリ。
帰ってから鼻を噛んだら、真っ黒い塊が出てきたほど。
買ってきたものの状態は、同じくほこりっぽいので、
なんとか早めにお手入れしたい。
ほとんどがウールのものなので、今シーズンはもうきられないかな。

買ってきた木綿の袷を部屋にかけておいたら、帰ってきた波平に
「これは安物っぽいなあ、う〜んと、1000円くらいか?」
とズバリ当てられてしまってショック。
チェックのかわいい綿紬なのに、そんなに安物っぽいかな?

2004.4.11 [日] つぶつぶ

昨日、蒲田の自然食品屋で餅キビと高キビを買ったので、
今日はさっそく晩ご飯に使ってみる。
高キビのハンバーグと餅キビポテト。

どっちもYさんがお手伝いしているという「つぶつぶ」という雑誌のレシピだが、
これまで雑穀を使った料理をきちんと食べたことがなかったので、
新鮮なおいしさだった。
せいぜいごはんに混ぜて炊くくらいだったものが、すっかり主役な晩ご飯。
マグロのサクを買ってあったのに、それがかすんでしまう。

波平もちょうど帰ってきたので、ビールを飲みながらつつくことに。
あちらさん、晩ご飯はコンビニのサンドイッチだったらしい。
(同行のライダーちゃんが「晩ご飯はコンビニに寄ってほしい」と
リクエストしたのだとか。
その子が買ったのは、ぜ〜んぶお菓子だったというので、さらにビックリ)
家でごはん食べられるときには、せめて健康的なものにしてあげたいものです。

夕方川崎にパンツのお直しを取りに行ったときに、
なんとかという着物屋さんの展示会をちょっとのぞく。
柄足袋が1980円とのことだったが、私に合うサイズがなかった。
ポリの半襟が350円と安かったので、お愛想に1枚買う。
沖縄っぽい燕の模様が入っていて、かわいいのだが、
何にあわせるかは、まだ考えていない(何かに合うといいけれど)。

2004.4.9 [金] かなりショック……

今日、久々に和裁に行ったら、なんとS先生が今月いっぱいで
辞められるとのことだった。
新しい先生も今日から来ていた。
かなりショック。詳しい事情は聞いていないが、この先どうなるのか?

新しい先生がどんな方か、現時点では計りかねるが、
あらゆる意味で、S先生ほどの技量は期待できようはずもない。
(本当に何でも知っている、いい先生だったのに!)
どこか、もっと腰を落ち着けてやれる他の教室をさがしてみるか……。

2004.4.6 [火] 半襟しごと

早起きして、和裁に行こうと思ったら、出かける直前に
今日はお休みだったことに気づいた。
出かける前でよかったけれど、朝から気合いが抜けた……。

せっかくお化粧もしたので、ちょっと川崎にでかけて、
パンツを1本買った。
モアーズから、さいか屋に移動した「たんすや」をちらっとのぞいたが、
狭くなっていたみたい。

家に帰ってみたら、担当さんからメールが来ていて、
「これはなんですか?」と鯉の帯留めの写真が添付されてあった。
新潟の写真と一緒に送り付けてしまったらしい……。
は〜、照れました。とほほ。

写真は宮鮨本店のものを使いたいとのことだったので、
類似カットとキャプションを送る。
自分の撮った写真を見ていたら、中生ちらしが激ウマだったことが思い出されて、また新潟に行きたくなる。単純……。

今日はもともと仕事はお休みして、和裁だ!と思っていたので、
仕事はこれでお終い。
川崎で買ってきたオーストラリアの白ワインで、明るいうちから一杯やる。
新潟の加島屋で買ってきた「帆立照焼醍醐味」という瓶詰めを
フランスパンにたっぷりつけて。
クリームチーズベースなので、これがけっこう合う。
照焼きって感じはないなあ。キルシュかなんかのフレーバーかな?

せっかく時間があるので、こんなときにまとめてと、
襦袢3枚分、半襟を付け替える。
先生のマネっこで、350円の縮緬はぎれをはぎ合わせて半襟を作ってみたが、
これはなかなかいい感じだった。
はぐ部分の柄あわせをすると、一見はいであるなんてぜんぜんわからなくなる。

明日は久しぶりにYさんとランチの予定。
なにきていこうかな。
もう単衣を着たくなるような陽気かも。

2004.4.3 [土] パティスリー

締め切りを週明けまで延ばしてもらえるというので(ありがとう、担当さん)、
波平と近所にできたパティスリーにお茶をのみに行く。
でもね、外観はかわいいんだけど、出てきたケーキはごく平凡。
紅茶もうすく、ぬるく、キーコーヒーのポーションが付いて出てきた。
たぶん、もうめったなことでは行かないだろうなあ。
できるまでは、結構楽しみにしてたのに、残念……。

2004.4.1 [木] 久々の事務所

Yさんが置いておいてくれたすじこを取りに、久々に事務所に行った。
最近、そんな用事でしか行かなくなっちゃった。
天気が良かったから、着物を着たかったけど、美容師さんから
「しばらくは髪を結んだり、耳にかけたりしないように」
とのお達しなので、不本意ながら洋服でお出かけ。
ああ、髪がうっとおしい。

行きがけに原宿で降りて、Tさんに犬本の代打ページの資料をもらう。
インタビューページだが、アポ取りは来週にしよう。
最近、仕事という仕事に対して、モチベーションが低い私。
「このギャラであの着物を1枚ゲットする」なんて思いながら、
原稿書くのもナニですしなあ。
着物ベクトルを、一時的にでも仕事ベクトルに変える魔法の方程式はござらぬか……。

2004.3.31 [水] しかし、これでいいのか?

日・月で新潟に取材に行った。
市場とかを見て回ったが、魚が安い!
ハタハタが山盛り100円、大きな活ズワイガニが3杯で980円!
いいなあ、住みたいです、ホント。

で、取材中にあまりにも髪がボサボサなのが気になったので、
今日、10カ月ぶりに縮毛矯正をかけにいった。
4時間くらいは覚悟していたが、アイロンをとても丁寧にやってくれたので、
なんと6時間みっちりかかった。
は〜、しんどかった。でも超くせ毛がこれでまっすぐになるんだから、
ありがたいです。それぐらいは我慢します。

倒れそうになりながらも、急いで帰ってきてA代表戦をみる。
それにしても、点が取れん……。
前半なんて、猫が小さなネズミをいたぶって、もてあそんでいるように攻めながら、
結局得点は1点のみ。
ゴール前での気迫が全然感じられない。

「こんなことやってたら、点入れられちゃうよ」と思っていたら、
案の定、後半に同点に追いつかれた。
途中交代した藤田が、なんとか追加点をあげたから助かったけど、
全く爽快感のない、不気味な雰囲気の漂う試合だった。

試合後のインタビューで、中田が
「手遅れになる前になんとかしなくては」
と言っていたが、あの発言ってチームにいっているんではなくて、
川淵さんに向けての言葉のように思えたのは私だけか?
キャプテン、マジで早く決断してよ……。
このままじゃ、本戦に行けないよ〜(悲鳴!)。

2004.3.26 [金] 脇くけな1日

次の取材の下調べを置いておいて、和裁に行った。
長襦袢もそろそろ形になってきた。
本日は内揚げを開いて止めて、身八つ口の止まりに閂止め。
その後、両方の脇縫い、袖付け回りをぐるっとくけたら、
午前午後の2コマが終わってしまった。
朝の大遅刻が響いているかな。

和裁仲間のIさんが旅行から帰って来ていた。
お土産のチョコレートとお願いしてあったビーズの髪飾りを受け取る。
なかなか着物に合いそう。早くしてみたい!
私も時間があれば、ビーズやってみたいなあ。

そういえば、話題のハルウララ。
なんと、競馬ライターAさんが新馬主になっていると聞いて仰天した。
さすがというか、なんというか……。
業界では、全くいいウワサは聞かない女性だが、精力的に活動しているご様子。
ユタカがHPで「引退戦と聞いて乗ったのに」といって驚いていたが、
「やっぱりちょっとずるして乗ってもらったのか、さもありなん」と思ってしまった。
高知競馬のためには、ファンの皆さんがグッズより馬券をたくさん買ってくれるといいなあと思った。

2004.3.25 [木] ふー、終わったわい

久々の日記になってしまった。
でも、今日やっと今月のレギュラー原稿がおわったわい。
やれやれ。
何となく書き進まずにいると、その間はなにをやるにも心の余裕がなくなってしまう。
良くない傾向だけど、そういう性格なんだからしょうがない。
わかっているなら、集中してさっさと終わらせればいいものを、
それもできない……。いかんです。

東北出張中の波平が、晩ごはんを食べずにかえってくるというので、
これから何か考えなければ。
そういえば、今日は寅さんシリーズで、奄美大島が舞台の最終作をやるそう。
ちょっと見てみるか。
ああ、行ってみたいのう、奄美大島。そんで買ってみたいのう、大島紬。

2004.3.22 [月] 泡盛ナイト

バイク世界旅から一時帰国中のライター、滝野沢優子とのお久しぶりパーティーと、
北海道へ帰るTさんの送別会ということで、飯田橋で飲む。
最終的には11人の大所帯で、大宴会になってしまった。
「取りあえずビール」の後は、泡盛のボトルが次々空けられて、
ちょっとコワイくらい。
もうみんな、いい年なんだから、穏やかに飲もうよ。

しかし、三々五々集まった人たちが、ほとんど全員、
「今日ハルウララって、どうなったの?」
と聞いてきたのには驚いた。そんな日本中のニュースなのか……。
いくらユタカが乗ったからって、それだけで勝てるほど甘くはござんせん。
11頭中10着、当然だと思います。
でも、高知競馬はこれでよみがえったようで、ちょっとうれしい。
がんばって走り続けて、赤字をすっかりかえしておくれ、ハルウララ!
って、本質的に、なんか違っている気はするけど。

2004.3.21 [日] マイナス2000円なら優秀

若草色の縮緬紬にローズピンクの博多子袋帯、ぱらりと絞りの入った
白い羽織で中山競馬場へ。
なかなか春らしい装いじゃあありませんか、とウキウキ家を出るも、
駅で早くも「あ〜、コートにすればよかった」と後悔。
だって、予想以上に風が冷たかったんだもん。

さて、メインのスプリングS。
上位人気馬の馬連があまりにつかないので、3連複で勝負してみた。
しか〜し、ボックスに入れたコスモサンビームとミスティックエイジが向正面でそろってかかってしまい、最後の直線は見どころ無し。
結果は終始最後方をすすんだブラックタイドが、やっぱり追い込む作戦のキョウワスプレンダーと大外を上がってきて、内の馬をキレイに差し切った。
併せ馬状態で、キョウワも長くいい脚をつかえるタイプだったのが幸いしたか。
ワイドを押さえていたコンドルクエストは、最後にダイワメジャーに差されて4着。
まあ、当たってもいくらにもならない馬券だったけど、このレースで
唯一惜しかったのがこれかな。
しかし、ダイワメジャーはパドックでは1頭だけ他の馬と逆向いたりして、
大暴れだったけど、3着に入ったってことはそれなりに能力はたかいんだろうなあ。
後でパドック派のオジサンに聞いたら「あの馬はいつもああだよ」ってことだったし。
もっと素直な気性なら、もっと早く出世しただろうに。

中山の最終レースを本線で当てて、なんとか収支はマイナス2000円で収まった。フー。
がんばれば1点で買えたのに、優柔不断で配当の大きいところを狙ってしまった自分に、深く反省。

レース後は本八幡の居酒屋で、WさんとK太と3人で飲む。
誰もプラスになってないのが悲しいが、まあそんなもんか。
K太の独身寮が月2000円と聞いて、かなりビックリ。
それなのに、貯金ゼロ円とも聞いて、思わず説教してしまった。
さらにチェックすると、今日のハズレ馬券がポケットから束になって出てきた。
いかんなあ。
しかし、「一応自分の中では1日3万円までって、決めてるんです」
という発言は、独身貴族ならではのものですな。

2004.3.20 [土] 明日は中山出撃!

今日は寒かった。ずーっとストーブつけっぱなし。
夕方、明日の競馬新聞を買おうとコンビニまで行こうとしたら、
あまりに寒くて、ちょっと小走りになってしまった。

明日は晴れるらしいが、どのくらいの暖かさなんだろう。
一体何を着ていったらいいものやら。
パドックの埃っぽさを考えると、また保多織に博多小袋かなあ。
しかし、それも飽きたし。
ああ、今手許にある木綿の反物たちをさっさと形にしたいもんだ。

今、新聞をチラッと見ると、スプリングSでは時計班Yトラックマンの印がコンドルクエストに付いていた。
スプリングコートの仔だ。なつかし〜。
ちょっと応援したくなる。
明日のメンバーはどこからでも買える雰囲気だけど、
2歳チャンプのコスモサンビームの具合はどうなんだろうか。
いずれにしても、このレースが終わった段階で、皐月賞の勢力図も
くっきりと浮かんでくるはず。
本番、コスモバルクとコスモサンビームのザグレブワンツーなんて、
ちょっと想像しづらいけれど。

しかし、今日やっつけようと思っていた原稿が、全く進んでいない。
ヤバイ……と思うと、馬券の検討なんてしている場合じゃないと思うが、
やっておかないと勝てっこないし。
それでなくても、このところ大スランプのまっただ中。
なんとかこのあたりで修正しておかないと、ズルズルとG1シーズンに突入してしまいそうでコワイ。

万が一、万馬券をハデに当てたら、蛭子屋の生紬を買おう!
10年以上競馬をやってて、そんな経験は1度もないけどね。

2004.3.19 [金] 着物で和裁

夜、新橋でお食事会の予定があったので、
朝から赤の紬を着て和裁に出かける。
羽織は龍郷大島。袖が長い長襦袢がまだできてないので、
長着の方はまだ着たことがないけれど、羽織だけひと足早いデビューに。
少々織りの荒さはあるものの、泥染独特の色はやっぱりいい。
早く長着とお対で着たいので、長襦袢もがんばって仕上げよう。
(しかし、思っていた目標の半分も進まず……)

夜は新橋でスパイス料理を食べる。
波平が留守がちで、毎日ひとりごはんの私を気の毒に思った
Cちゃんが誘ってくれたのだ。
スパイス料理はいろんな国の料理が節操なく混在していて、
「一昔前の無国籍料理屋」みたいな感じだった。
ワカモーレは少しコリアンダーが入っていて、おいしかった。
スパイスポテトもでっかいソーセージもおいしかったけど、
あまり大量に食べてはいかん感じ。
最近、指圧の先生に「脂肪分は極力取らないほうがいい」と
洗脳されているので、そんな気分になったのかな。

帰りに「バレンタインデーのお返しに」と小さな紙袋を渡された。
駅で電車を待ちながら中身を覗いてみると、ゴディバのビスケットだった。
家に帰ってから、リボンのかかったキレイなパッケージを改めて眺めて、うっとり。
脂肪分たっぷりだと思うけど、これは食います。

2004.3.18 [木] 決まってよかったぁ

今日、朝から緊張していたUAE戦。
「負けたらこの子たち、アテネに行けないのよね……」なんて考えるだけで、
胃がキリキリしてくるようだったんだけど、やってくれました!
前半終了間際に2点目が決まったときには、泣きそうだったよ。
よかった、よかった。

なんだか私、A代表よりこっちのチームの方が好きだなあ。
みんな一丸になっている感じがするし。
「ハングリーさがない」といわれるけど、みんながんばってるってのが伝わってくるしね。

アテネが決まったので、まるともさんでこんなバーゲンがあります。
https://www.rakuten.co.jp/...

片貝木綿をゲットするチャンスかとおもったけど、
好みの柄が売り切れで断念。
次のチャンスを待ちまする。

2004.3.15 [月] 久々の保多織

大分から卵が届いたというので、久しぶりに事務所にいった。
これまた久々に、保多織の着物を着ていった。
やっぱり木綿は気楽でいいのう。
駅の階段なんか、バッサバッサ登っちゃいます。
なんの、汚れたら洗濯機でゆるりと洗うまでのこと。

そういえば、もう何年も前に母にもらった保多織のランチョンマット、
ガサガサ洗いまくってるけど、結構風合いを保っている気がする。
茶のシャンブレーと、緑のシャンブレー、朱色の表地に、
それぞれ紺の裏と縁取りが付いているやつ。

紺の色はそれなりにあせてきたけど、茶と緑はへっちゃらみたい。
(食べこぼしのシミはどう転んでも取れないが)
これが着物だったらと想像すると……。
やっぱり木綿着物としては、ご長寿になるんではないか?

2004.3.14 [日] 落ちるなぁ、まったく

午後からちらっと川崎に買い物に行って、半襟などを買う。
遅い帰宅の予定だった波平が、サッサと帰ってきたので、
Uの試合が始まる前に必死で晩ご飯の用意をした。
んで、食べながら応援。

しかし、いかんなあ。負けちゃって。
期待が大きかっただけに、ぐったり。
マジでかなり落ちた……。
(最近A代表より、こっちのチームの方がずっと好きなのですよ)

2004.3.13 [土] パールはこっちでした

1日に1枚の写真しか付けられないのを、今知りました。
でも、パールちゃんの写真も撮ったんで、
一応アップしてみます。
(初心者で失礼)

ちなみに、高頭パールという種類。
2夏2冬をベランダで越した丈夫な子!

2004.3.13 [土] 指圧初体験

波平が5時起きで取材に出た後、眠れるような、眠れないような状態で、
ウツウツしていたら、新潟行きの新幹線に乗り遅れそうになる夢を見た。
ああ不吉。
北海道取材の計画もなかなかうまく立てられず、足踏み状態。
スマン、担当さん。
なんでこんなに集中力がないんだろう。

それでも、金魚の水替えはやっておいた。
狭いバケツに仮住まいだったパールをカメに戻すと、うれしそうに泳ぎ回る。
いつのまにかすんごく大きくなったので、本当はもっと良くみえる
水槽に移したほうがいいんだろうけど、ここまでバケツ&カメで育てると、
今さら水槽で違う環境を作っても、なじめないんじゃないかと思う。
弱ったり、死んだりしたらかわいそうだし、とりあえず上から見るだけでいいか。
(家の中にはアホ猫もいるし)

なんだかここ数日肩凝りがひどいので、夕方、初めて指圧というものに行ってみた。
海外でマッサージなんかをやってもらっても、ひたすら痛いし、揉み返しがひどいしで、
自分には合わないなあと思っていたから、これまで行ったことなかったのだ。
30分ほどあちこち押されたり、引っ張られたり、ボキッといわされたり。
効いているのか、いないのか、よくわからないけど、ちょっと続けてみることにした。
「2〜3キロはすぐ痩せる」らしいが、本当?

2004.3.12 [金] 印付け

昼から和裁へ。
長襦袢の身ごろに取りかかるが、なんだか印付けが取っても苦手。
ってゆーか、なんで布目を通して裁っているのに、
手前の長さと奥の長さが違ってくるの? きー!
耳伸ばしの具合が不均等だから? とにかく、泣きそうに……。

なんやかんやで、結局身ごろの印付けごときにすっかり時間をとられてしまった。
今縫っている生地は、縦縞と麻の葉のコンビで、とてもキレイ。
しか〜し、コテの印がとても見えづらく、その点は本当に苦労する。
まあ、もう袖はできているし、ここからは早いのかなあ。
ああ、いつ着られるのか。

2004.3.11 [木] 彼岸花

昨日買った羽織ヒモが、あんまりキレイな色なので、
以前買ってきたウールの羽織についていたピンクのヒモも
なんとかキレイにならないかと、ベンジンで洗濯。
小さな瓶に入れて、かしゃかしゃ振ってみるが、これはイマイチだった。
あんまりイマイチなので、改めて石鹸で洗ってみるが、これもイマイチ。
変色しているんね、つまりは。今度何かと一緒に染め替えてみるか。

晩ご飯食べながら小津安二郎の映画「彼岸花」を見ていると、
着物姿の人が次々出てきて勉強になった。
衿を抜いている人あり、そうでもない人あり。
結構自由にやっている雰囲気なので、気が楽になる。
だって、いっくら大きく抜こうと長襦袢の衿をぐいっと引っ張っておいても、
いつの間にか抜けてない状態になってる私……。
何でだろう〜。
(もしや胸の重み?)
今度着るときは、例の補正ブラでがっちり押さえてみますです。

2004.3.10 [水] いやあ歩きましたわい

今日は浅草へ、なでしこさんおすすめの「みえ」の和装ブラを買いに行った。
とりあえず、ちゃんと着物を着る。縮緬紬の着物にピンクの花柄名古屋。
羽織は白地に、チラリと絞りで薔薇風の模様が染めてあるやつ。
たぶん、母のなんだろう。着ているのはみたことないけど。

一応、浅草寺にちょろりとお参りしてから、仲見世のかづさ屋さんへ。
店員さんに聞くと、あっさり出してきてくれた(3300円でした)。
その後、たすん屋で羽織りヒモを買う。

で、電車で浅草橋までもどり、kiwaで髪留め用のビーズを購入。
ビーズのことはサッパリわからないので、友だちに言われたままに、
チェコビーズのファイアポリッシュの中から、2種類選ぶ。
(すごいバリエーションで、迷った迷った)

さらに、日本橋三越へ。
浅草橋からはてくてく歩く。草履でも結構あるけるもんだ。
催事場で東部のれん会のお店を見て回り、
白木屋さんの小さいホウキとおかめの絵の書かれたちり取りを買った。

帰りは波平と合流して、ちょっとした魚系の居酒屋でごはん。
はやりの隠れ家系らしく、狭い掘りごたつ式の席で差し向いだ。
あんまり期待してなかったけど、それなりにおいしかった。
(寒ブリの刺し身、いけました)
たまには、こんなのもいいかな。

2004.3.8 [月] 波平帰る

夜になって、久しぶりに波平が帰ってきた。
雪のシーズンはお山に行きっぱなしなので、顔が日焼けしていた。
明日は大量の洗濯物を処理しなくてはなりますまい。
晴れますように。

昼間は久留米絣の地伸しをやってみた。
しばらくお湯に浸けて縮んでいただき、それを干して生乾きのうちに
アイロンをかける。
「藍は藍でも、インスタントの藍」と聞いていたので、なめていたら、
すすいでいるうちに手が真っ青になった。
ツメの間にも、紺色の色素が入ってとれませ〜ん。
色も相当濃く染めてあるので、この先も結構おちるんだろうなあ。
仕立て上がっても、いい長襦袢を一緒に着るのは厳禁か。

2004.3.7 [日] 着物を解くって

すっごくいいメンバーの弥生賞をさぼって、家で着物を解く。
それにしても、コスモバルク強かった! 
とっても男前で、好みのタイプのグレートジャーニーは見せ場なく7着。
ここでこんな負け方をしてたら、皐月賞はかなりムリですな。

着物の方は、ミシン仕立ての染めの丹後縮緬で苦戦。
しかし、見れば見るほど不思議な柄で、かなり昔のものなのに、
モダンだなあと感心する。
ズッシリと重い、相当良さげな生地なのに、なんでミシン?
よっぽど急いでたのだろうか? あれこれ想像。

で、そいつを必死でやっつけてから、3枚目の男物泥大島にとりかかる。
これがまた、厄介な作業だった。
何度も洗い張りされて、くたくたになった生地は手触りはいいけれど、
その分弱くなっていて、あちこちに継ぎが当てられている。
そのくせ、仕立てはかっちりしていて、要所がギュッと止め付けられていて、
なかなか糸がほぐせない……。うう、泣きそう。

見た目はそんなに傷んでないように見えたけど、
中身は満身創痍って感じで、これが再び着物によみがえる図が
想像できないくらいだった。
しかし、昔の人は本当に物を大事にしているし、うまく仕立てるなあ。
衿なんて、共衿がかけられていなくて、地衿をつまんでそれっぽくしてあった。
たぶん、共衿はすり切れたり、穴が開いたりしたところの補修に使われた様子。
洗い張り、こんなんでちゃんとやってくれるかなあ。

作業が終わって、お風呂で鼻をかむと、真っ黒いハナ○○が出てきた。

2004.3.6 [土] 反物三昧

仕事の先輩と一緒に、彼女の行きつけの呉服屋さんの
紬の展示会へ出かけた。
お弁当や喫茶やお土産がつくようなヤツ。

見ごたえはあったけど、やっぱり展示会って怖いですわ。
(売る側の押しがスゴイですからね)
反物って、ああやって売らなくては売れないものなのかな……。
一消費者として、ちょっと疑問。

帰りに「ちょい遊び展」へ。
ウロウロとしていたら、入口の記念スナップに
中ざくらさんの写真を発見!
あわてて会場を探すと、スーニさんや竹さんとご一緒で、
イレギュラーながら、無事に真楽仲間と対面がかなう。

かずさんたちは、別のお店へとながれたらしく、
そちらの方々とはお会いできなかった。
またの機会を楽しみにしております。

「ちょい遊び展」では伸びる素材の柄足袋(1500円也)を購入。
そしたらおまけに同じような黒いレースの足袋をいただいた。
去年は来場者みんなにくれたものらしいけど、今年はお買い物を
した人にだけ配られた模様。
会場にはお着物姿のお客さんがいっぱいで、
並べてある商品よりもそっちの方が興味深かった。

帰ってからは、洗い張り予定の着物の解きにかかる。
一昨日1枚解いたときには、楽勝だったからなめていたら、
なんと、袖以外はミシンを使ってあって、四苦八苦したあげく、
半分も解かないうちに、睡魔に襲われる。
母の着物なので、おばあちゃんが縫ったとばかり思っていたが、
どうやら違うのかな?

2004.3.5 [金] 化学調味料バリバリ

事務所で仲間内の着付け教室を開くというので、
すごく久々に新宿への事務所へ。
夕方、雨ざっと降ったため、ポリの着物に方向転換。
羽織もウールにして出かけたら、家を出た途端に寒くて、
やっぱりコートも着て出かけた。

教えてくれたのは、先輩のMさんだが、
ハクビで長年習ったというだけあって、
フツーに着ている私なんかには想像もできないような技があって
ちょっと驚く。

帰りに歌舞伎町の上海料理屋で飲む。
化学調味料バリバリだったらしく、帰りに舌がビリビリきた。
家に帰り着き、お茶を飲んでも、チョコを食べても、
どうにもならずに閉口。
不快な化調の後味は消えず……。
たぶん、もうあの店には行きません。

2004.3.3 [水] 針にご注意

たまたま波平が出張から一時帰宅したので、
さっそく日本橋高島屋の蛭子屋さんまで連れ出す。
(土曜日に行く皆さま、私その日は用事があるのです。フライング悪しからず)
で、やっぱり迷ったけど、絹物の小紋が欲しくなってしまった。

木綿の草木染めがあれば、則買いだったんだけど、
それをやると木綿で12〜13万くらいになってしまって、
「正直、売る自信がないんです」とのこと。
うう〜む。やっぱり手仕事のものはね……。

ところで、先日大丸のリサイクル着物展で買った木綿の袷は、
実は蛭子屋さんの染めたものであることが判明!
たまたま昨日着ていったところ、
「あら、着ていただいてありがとう」とか、いわれ
こちらも驚いた次第でございます。
知らない間に、1枚ゲットしてました……。

そんなこともあって、お金を握りしめて買い物にいったのに、
何も買わずに、タダ悩んで帰って参りました。
もうちょっとお金を貯めて、絹物の小紋を買おう。

波平が車だったので、帰りに築地場外のくるくるへいって、
寿司をつまむ。
ふたりで5000円ちょっと。中トロやウニも食べたのに安いのう。

で、帰りに車を降りてふと、右足に違和感があるなあと思って、
手で着物の脇線あたりを探ると、なんと待ち針が1本、
縫い込んでありました。
危険です。
今回は頭に丸いポッチがついた待ち針だったからすぐわかったけど、
和裁士さんのなかには、曲がった縫い針をマチ針として使う
という人もいるので、皆さんご注意を。
うっかり体に刺さって、動脈に入ってしまったら、
心臓まで一気に運ばれてしまうそう。
和裁の先生によると、それで人が亡くなる事故も過去にはあったそうなので、
しつけ着きの着物は、しっかりあちこちを手で触ってみてから、
着て見てください。

2004.3.2 [火] 手織りはいいのう

みぞれの中、蒲田まで作州絣を受け取りに行ってきた。
織り元の藤原さんのいろんな話、とっても興味深くて、
ついつい時間を忘れておしゃべりしてしまう。
念願の鶴柄をやっと手に入れたばかりだというのに、
カタログを眺めていると、次々に欲しくなるから危ない。

しかし、さすが手織りだけあって、柄が見事に描き出されている。
バシャバシャと織り上げる機械織りのものは、こんなにちゃんとしてないもんね。
鶴の目まで開いているのがスゴイ。

帰ってきてからは、やっとこさKWデビュー。
写真をアップするのにちょっと手間取ったけど、
実際に自分のKWにちんまりした写真がくっついているのを見て感激した。
やればできるじゃん!

そして、皆さんが感想を書き込んでくれたり、リンクしてくれたり、伝言をいただいたり……。
ああ、なんかすごく楽しいわ。
というわけで、またがんばります。

2004.2.29 [日] 白熱の着物バザー

池上実装寺の着物バザーへ行ってきた。
前回、目黒の時よりもずっとたくさんの着物、そして帯。
朝一からいったのに、会場を出たのはなんと3時だった。

しかし、こういうバザーでいつも思うのは、
「チビでよかった……(しみじみ)」ってこと。
今日も、死ぬほどたくさんの着物を見たけど、
「丈が足りん!」ってケースは数えるほど。
ありがたや〜。

で、今回の収穫は着物3枚、帯2本。
着物は有松絞の単衣、縮緬紬(←珍しいらしい)の袷、
それに生地の手触りの良さにほれた男物泥大島。
しかし、コイツばかりは実寸で丈が123センチと短い。
内あげ分を足しても141センチだから、おはしょりは難しい。

ずいぶん丁寧に着られてきたようで、あちこちに継ぎが当たったり、
生地をつまんだりしてある。
対丈でなら着られるけれど、男物は人形がジャマで半幅帯も
できないのが辛い。
いっそ解いて、洗い張りに出してしまおうか……。
どうするかは、そのあと考える……なんてダメですよね。

2004.2.28 [土] 半襟、キュートです

中ざくらさん、なでしこさんと一緒にランチのあと、
「ころもや」さんの半襟染め教室に行った。
(中ざくらさん、お誘いありがとうございました。
なでしこさん、貴重なブラ情報ありがとうございました)

簡単そうに見える型染なのに、実はそれなりに難しかった。
しか〜し、でき上がりのキレイなこと!
とても自分の作業で生まれてきたとは思えない出来栄え!
(絵心なくてもキレイにできるのう)

調子に乗って、2枚目もやってしまいました。
ううむ、蜘蛛模様もかわいいよ〜。
ああ、どの着物に合わせようかな。

2004.2.28 [土] 未熟者です……

今日は朝から和裁。
長襦袢の袖を作るが、ちょっと袖丈長めなので、なかなか進まず。
無双の袖は難しいからと、前回の時にしっかりメモをとったにもかかわらず、
そのメモを見てもぜんぜん意味がわからず……。
ベテランのMさんには「家で4〜5枚縫えば覚えるよ」と言われる。
確かに、そうでしょうとも。未熟者は辛いです。

明日のお出かけようの着物を何にしようかと悩み、
一応買ったばかりの木綿の袷のしつけをとって着て見る。
まあ、サイズはピッタリだが、ごわごわで、いかんせん重い。
これを作った人も、重くて着なかったのかあと想像する。

明日は半襟染め、がんばります!

2004.2.27 [金] は〜終わったわい

えらく時間がかかって、さっき今回の原稿が終わった。
これで明日は和裁に行けそう。

昨日は家を出る用事もなかったので、お家着物で湯文字にチャレンジしてみた。
スースーはするけれど、案外なれるといいのかもしれない。
いくら外見はわからないとはいえ、まだお出かけはできないけど、
夏場とかはしっかり汗を吸うのでいいという話。

今のやつよりちょっと丈を長くしたほうが使いやすいだろうし、
なんとか腰のラインにピッタリ来るようにできないかなあ。
今度なにか工夫をして、もう1枚作ってみよう。

そろそろ写真をアップできるようになって、KWもあげたい。
明日から、がんばります。

2004.2.24 [火] 進まん……

日曜の昼に越後湯沢から帰ってきたのに、今月の原稿まだ1行も書いてない……。
会津木綿にとりかかりたい気持ちばかりが高まって、焦る〜。
(ああ、今ごろはザックリ書き上がっている予定だったのに)

でも、とりあえず明日は和裁に行こう。
中振り用の長襦袢を早く作らねば。
(明日の夜以降で巻けるか……)

そうえいば、お願いしてあった作州絣が現地から川崎にまで届いているらしい。
鶴柄の黒地のやつ。まだあってよかった。
最近出た木綿の本に載ってたときには、マジで冷や汗が出たからね。
しかし、今思えば、格子柄もステキだったなあ。
もう絶対に生産されないものだし、もう1本買っておこうかな?
って、そんなに木綿ばっかり買ってどうする……。

2004.2.19 [木] デパートをハシゴ!

昨日は久々に事務所に着物を着て出かけた。
からし色のシマの紬に、献上博多の半幅をして、
羽織なしで和装コート。
ちょっとした飲み会があったが、和食の店なので、雰囲気ピッタリと
皆さんに褒められる。

トイレの中では店員さんと間違われ、「毎日着物を着るお仕事っていいですね〜」
なんぞと見知らぬお姉さんからうらやましがられた。
(シマシマだったから、店員さん見たいに見えたのか?)

今日は今日で、横浜高島屋と東京駅大丸の着物催事をハシゴしてみる。
(中間あたりに住んでいるのでね)
高島屋の方はちゃんとした新しい着物のコーナーが大部分だったが、
古着もそれなりに置いてあった。
(たんす屋とかながもち屋とかがコーナーを設けていた)

たんす屋あたりで紬を数点試着するが、丈が短かったり、焼けていたりで結局買わず。
まあ、特別安くなっているわけではないので、ソソられなかったのかな。

大丸は古着のみだったけど、かなり内容は充実していたような。
それだけに、各店「あらステキ」と思うような紬は
だいたい5万を超える感じで、手が出ず……。
ン十万クラスのものは、やっぱりとってもよく見える。
(本場の琉球ものとかは、とても味があっていい感じ)

で、諦めつつウロウロしていたら、木綿の袷のいいのを見つけた。
本藍の型染で、結構キレイに染め上がっている。
真新しくてしつけ付きだし、サイズもピッタリだったけど、
ちょっと重くて、八掛の色が地味過ぎるかな……なんて悩んだものの、
「これ反物で買うとこんな値段ではまず買えん」と
やっぱり買ってしまう。

早めに洗い張りできるように、一生懸命着て、
次回仕立て直すときにいい色の八掛を付けよう。

しかし、このくらいの藍染で、どれほど色が付いちゃうのかな?
まずはポリの長襦袢とあわせてみるか。

2004.2.17 [火] 9:00 pm

風邪気味で夜の飲み会をキャンセルした。
でも、そんなにひどくならなかったので、寝込まずに作業をする。

うかうかしていると暖かくなると思い、別珍の足袋を仕上げようとしたが、
縫い進めるうちに、致命的な間違いを発見。
(小鉤を受けるヒモを内側につけちゃってました……)
は〜、落ちるわ。

そいうわけで、それをやっぱり置いといて、
いい加減に会津木綿にはさみを入れるかと、積もってみた。
縮む分をそれなりに入れても、居敷きあてくらいは残りそう。
でも、同じ生地で付けるにはちょっと厚いかな?

ぼんやりした頭で切ってしまうのはちょっと怖いから、
確認だけでまたそのままにしてしまう。
本格的に暖かくなるまでにできればいいか。

2004.2.16 [月] 1:09 pm

昨日は久しぶりに東京競馬場へ。
暖かいから大丈夫かと、縫い上がったばかりのモスリンの長襦袢に、
保多織りの単衣、ウールの羽織で出かけてみた。
(半襟は夢二シリーズのイチゴ柄にしてみたけど、これはイマイチ合わなかったような)
パドックは日当たりがよくて、全然寒くなかったなあ。
(帰りは風が出てえらく寒かったけど)

最終Rのあとに、久しぶりにI氏に会ったら、
「そ、それはどういうことになっているんですか? 口取り?」と
ビックリされた。
まさか木綿で口取りはできないだろう、と思ったが、
着物と無縁の男性がそう思うのは無理もないか。
(しかも私は馬なんて持ってないよ〜)
隣でKさんは「私はもう見慣れました」とのこと。
みんなにそういってもらえるようにがんばろう。

夜は府中では珍しく、ちょっとお高い富山の魚の店に。
今日ははじめて、グリーンチャンネルのキャスターのSさんとご一緒したが、
「着物いいですね〜、粋ですね〜」とずいぶん褒めていただいて、恐縮する。

皆さんへのバレンタインプレゼントの手ぬぐいは、土曜日に浅草橋の問屋が休みで、
結局、家にあった浴衣地を使ったものなったけど、
みんなお揃いっていうのが、仲良しっぽくてかえってよかったかも。
何本か余ったから、しばらく手ぬぐいには困らないかな。

2004.2.10 [火] 11:52 pm

今日は和裁に行こうと思っていたのに、ちょっと寝坊してやめてしまいました。
今週末締め切りの原稿をサッサと片づけて、金曜日にいくことに。
……だけど、今日は全く進まなかったなあ、仕事。
新連載の1回目だから仕方がないと自分にいい訳するも、この集中力のなさはどういうこと?

ぜんぜん書けずにウダウダしているところへ、
別件のゲラが送られてきました。
すかさず、編集の赤に赤を入れ返して戻してしまった。
(別にいじめているわけじゃないんだけどね〜)
その後の確認の電話では、
「えっと、次の締め切りは今月の25日あたりでどうでしょう」とのこと。
ああ、そうだった。来月号から毎月の連載になるのでした。
25日発売の本なのに、25日に締め切りを設定される私って……。
やっぱり信用されてないのかな?

そんなこんなやってるところへ、兵庫のひめこさんにお願いしてあった
和装コートが仕立て上がって届きましたがな。
(やや手作り感が強いけど、まあそれも味ですかね)
裏地に凝っただけあって、なかなか上品な仕上がりです!
早くこれを着て出かけてみたいですわ。
そのうち画像をアップします。

2004.2.10 [火] 11:37 am

昨日は赤いウールの着物を着て過ごしましたが、
夜、バタバタしていてうっかり袖をドアのレバーに引っかけて
バリッとやってしまいました。
ついに……って感じ。

まあ、着倒すつもりのつんつるてんの着物だから
ぜんぜん落ち込まなかったけど、お出かけ絹物でこれをやったら、
と思うと背筋が寒くなるような……。

ちょこっとほどいて、ほころびたところを
縫い直せばいいだけの話とはいえ、
ご丁寧に小さくてぽてっとした力布がついていて、
その部分のあしらいが難しそう。
ううむ、がんばります。

それはそうと、和裁教室で今縫っているモスリンの二丈ものが
そろそろでき上がりそうなので、次の教材の用意をしました。
今度は小振り袖用の長襦袢。

紅絹のついた昔の大島(龍郷柄!)に合わせて作ろうと
センチと寸尺の両方で寸法を測ったところ、
やっぱり寸尺の方ではピシャリと長さが測れるんですね。
これはがんばって寸尺をマスターしなくは。

それと、大島の前幅、後ろ幅が思ったより狭かったので、
ちょっとダイエットもしたほうがいいかな?
どうせ長襦袢ができ上がるまで着られないし、
時間はたっぷりありますから。
春先にはぜひ、あの大島でお出かけしたいものです。

2004.2.8 [日] 11:06 pm

土曜、日曜で福岡、小倉、門司港を回ってきました。
仕事だったんですけど、かなり自由にいろんなところを見て、
おいしいものを食べてきました。
博多あたりでは何人か、着物姿の若い人も見たので、
着物流行りは全国的傾向なのね、と確信。

櫛田神社前の「ふるさと館(だっけかな?)」では、
博多織の実演を見てきました。
もう、職人さんも10人しか残っていなくて、
みんな70代くらいだそう(博多織は織り手が男性です)。
しっかり打ち込むので、「気力と体力がないと、うまく織れんと」
ってことでした。
帯の職人ではもう食べていけないので、後継者もいないそう。
手織りの博多帯が絶滅する日は、かなり近づいている模様ですね。

ちゃんとした、いい博多帯も1本はほしいですが、
さすがに今回はそんなものを見ている暇はなかったなあ。
次の機会に期待しよう。

今回の仕事は小倉競馬場の周辺案内のネタ拾いだったのですが、
いろいろ回った中で、かなり気に入ったのは、
小倉の商店街を入ってすぐのパン屋さん、「シロヤ」のパン。
メロンパンやレーズンパン、あんパンなどほとんどが60円で、
回転が早いので、どれも焼き立て。
生クリームを挟んだドーナツは、生地がモチモチで、
激うまでした。
ああ、きな粉ドーナツも買えばよかった。

2004.2.5 [木] 1:12 am

ちょいちょいイベントの情報などを送ってくれる
「きものeねっと」さんから久々にメールが来ました。
結構楽しそうだけど、今回は全部京都のイベントでした。
http://www.gofuku.or.jp/

「着物姿の人は無料」なんて、ちょっと得した気分です。
京都までは行けないけど。

今夜は正絹の長襦袢の裾と袖口を洗ってみようと思っていたのに、
まだ仕事も終わらないうちに、1時を過ぎてしまいました……。
前回着たときに、静電気がひどくって、すっかり埃まみれに
なってしまっているんです。
でもこりゃ、明日だな。

反物を買ったときには「コレ、確か洗えるシルクですよ」と
いわれたんですが、その店員さんも確証がなく、
ラベルにもそんなことはひと言も書いてなかったので、
これまで躊躇しておりました。
でも、よくよく考えれば、私が下手くそに縫ったもの。
少々ブサイクに縮んでも、またそこだけ解いて
ピシャリとコテをあてて縫い直せばいいかなあ、と。

まあ、そんなことより、早く今日の仕事を終わらせなくては。
今週末は福岡&小倉に行く予定です。
今日はそのプランを立ててしまうまで寝られませ〜ん。
どこかで博多帯と久留米絣でも見られるかなあ。

2004.2.4 [水] 0:40 am

これまでチョロチョロと見に来るだけだった真楽に
ついに登録してしまいました。
かなり暴走気味の私の着物生活ですが、これをきっかけに
いろいろと情報を整理できたらいいなあと思っています。

というわけで、まずは日記から始めますか……。

ところで、横浜高島屋の催事にいらしていた盛岡の蛭子屋さん、
初日に行ったきりで、結局今日も時間が作れず、
「期間中に入れておきます」といってもらった木綿物も見られませんでした。
ガッカリ……と思っていたら、今日ダンナから
「(来月の取材に)キミも盛岡辺りで合流する?」
という話があり、来月にはお店に行けそうな気配に!

おまけに、どさくさに紛れて1反買ってもらう約束まで
してしまいました(もちろん、木綿の方ですが)。
実現するまで油断はできませんが、かなりハッピーな気分です。
いやあ、長らく恋い焦がれた「千羽千鳥」、楽しみ〜。
藍染だけでなく、草木染めの物もあるそうで、
今からどんな色のを選ぼうかと迷っています。

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