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2005.1.31 [月] せんないことで |
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日中、鯛柄久留米絣の3度目の地直しをする。
かなり縮んだので、もう何も怖いものはない。
しっかりお湯に浸けて、足で踏んで、洗濯機で脱水。
果たして、この反物は無事に着物になるんだろうか?
私のピッタリサイズにするには、1m以上足りなくなってしまったのだ。
片身変わりで別の柄の布と組み合わせるか……(失敗したら目も当てられない)。
無理やり衽を斜めに裁つか……(それでも足りない)。
地衿の真ん中を別布にするか……(これでもたぶんダメ)。
胴の真ん中に別布をはぐか……(いきなりこれは悲しい)。
いっそ対丈で着るか……。
思いっきり小袖にするか……。
着物は諦めて、帯にするか……。
布自体はとっても魅力的なものだけに、
「なんでこんなにみじかくなったん?」と、せんないことを思う。
時間の浪費。
まあ、なるようにしかならんわなぁ。
なんにせよ、形にしてしまう前で助かった。幸運だったと思いたい。
夜になって波平帰宅。
「一緒に荷物を運んで」というので、下に荷物を取りに行ったついでに郵便受けをみたら、
湯文字用に頼んだ保多織が届いていた。
開けてみると、思ったよりも、ずっと赤らしい深い赤。
もっと朱色に近いかと思っていたが、こっちの色の方がイメージに近い。
追加で頼んだ、撮影バック用のグレー地(波平希望品)は同封されておらず。
忘れられたのか、品切れ中か?
明日確認してみよう。 |
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2005.1.30 [日] もうできたの |
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朝、辻和の担当さんから「久米島紬の湯通しができました」との電話をいただく。
早いな〜。
いつ取りに行こうかな?
先日行ったときに買った博多の小袋帯は、家に帰って綴じ糸をといてみたら、
ちょっと織り糸のほつれがあったので、交換してもらうことにした。
同じ色、同じ柄のものがあればいいんだけどなあ。
今日は大寒波が来るときいて恐々としていたのに、
意外にぽかぽか陽射しがあった。
(ウチの中だけでしょうか?)
取材で新潟あたりに行ってる波平から、
「今日はすごい吹雪で撮影はダメだった。いや〜、カメラが壊れるかと思った」
という電話が入る。
親知らずを抜いたところは、なんとか落ち着き初めているらしい。
ごはんもそれなりに食べられたと聞いて、ちょっと安心。
今日は家の中のことをガサガサやっただけで終ってしまった。
仕事は明日から、がんばります。 |
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2005.1.29 [土] 目の保養いたしました |
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楽しかった、新年会。
みなさんの装いは、それぞれに似合うものを
ちゃんとチョイスしているところがすごい、といつも思う。
本日の私は、
着物→Hさんに譲っていただいた紫の総絞り小紋。梅の大柄(でも地紋は秋の草花)。華やか〜。
帯→朱色の地に金糸やらを使った派手な名古屋。葉山のおばさんにいただいたもの。
羽織→黒地に橘が染めてあるもの。ちらっと金糸も使ってある。義妹のお母様にいただいたもの。
ってわけで、テーマは「大人のアンティーク」でございました。
何やら決まりすぎでもつまらないと思って、
半襟は縁起のいい「蜘蛛と蜘蛛の巣」(自作!)。
幸運をがっちりキャッチするってことらしいです。
さて、今日、聞いて驚いたこと。
その1
男子のみなさんは、けっこう自分で半襟をつけている。
(ええ、妻あり、でもです)
尊敬しました!
その調子ですよ〜。
世の中、最後の最後に頼れるのは“自分”ですからね。
その2
香川から来訪のTちゃん。
実は同郷なので、だれか共通の知りあいくらいはいるだろうなあ、
とは思っていたけど、
実は年まで同じで、なんと中学のときに、部活(バスケ)で
直接対決したことがありました。
(確実に激しいボールの奪い合いやってますね)
当然、中学やら高校やらの友だちはダブってます。
香川はそんなところです。
日本で一番小さい県なんで。
(関係ないけど、香川県民なら一度はため池に落ちた経験もあります)
さあて、明日からは真面目に仕事するかな。
エネルギー補給完了、って気分になりました。 |
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2005.1.28 [金] 落ちませんように |
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結ばない帯結びをやってみる。
NさんのKWを参照しつつ。
なんとかできたかも? たぶん、できている……と思う。
装着してみても問題ないし、明日はこれで行って見よう。
(朝、焦って大汗かくのはイヤですからね)
遅刻常習犯もこれで直るかな?
もしも帯が落ちてしまっても、
みんな見ないふりでお願いします。
雨用の草履のビニールカバーが見つからない。
ああ、最後に使ったのはいつだっけ。その時のバッグの中にでも入っているのか。
スキだらけの人生です。
波平は明日から取材。
新年会の準備に余念が無い私を見て、
「キミらはいつも楽しそうだね」と。
「楽しいに決まってるじゃん」と答えておきました。
明日は雨、降らないでほしいですね。 |
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2005.1.27 [木] フライング気味 |
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最近知りあった和裁のクラスメイトが、辻和に行ったことがないというので、
急に本日行って参りました。
フライング気味ですが、問題なかったです。
彼女はこれまで、あちこちでけっこう高い買い物をさせらてきたようで、
(某着付け教室で数十万の結城とか……)
「こんなお店があったなんて……」と、目からウロコが落ちてました。
私も必要なのは八掛だけだったのに、うっかり帯も買っちゃいました。
(安物だけど、明るい辛し色でとっても使いやすそうだったんでね)
長襦袢地もかわいいのがいっぱいあって、自分で自分の手綱をひいてないと危ない状態。
いくら縫う気は満々でも、手が追いつかないからね。
でも、反物の山を目の前にすると、あんなにも心が踊ってしまうのはどうしてでしょう。
(たぶん、みんなそうでしょ?)
買わないぞ、って思っていても、楽し〜。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
昨日、親知らずを抜いた波平のために、今日は汁物ややわらかいものばかりの晩ご飯。
(それでもそうたくさんは食べられず)
今日もまだ、ほっぺたがプックリ腫れていて、ほんとうにかわいそう。
早くよくなりますように……。 |
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2005.1.27 [木] 水曜組! |
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塩沢&大島について、いろいろと伝言いただきました。
やっぱり真楽いいです〜。
感謝、感謝!
発掘した本塩沢ちゃんは、春を待つべく、さらに押し入れの奥深くに
埋蔵しなおしておきました。
皆さんの意見によると、あれはやっぱり単の季節のものであろうと。
それが袷になっているんだから、1年でもほんのわずかの間、
まだ暑いような、でもちょっと寒いような日に着るものなんでしょう。
贅沢な1枚ですね。
今日はやっぱり寝坊して、午後から和裁へ。
夕方、水曜組の皆さんで新年会に繰り出す。
(ものすごくべたな大衆酒場「鳥万」へ。でもおばさま方は、
「こういうお店に来たかったの!」と大ウケでした)
年代も、家庭環境も、職業もてんでバラバラの6名で飲みましたが、
まさに「女ののど自慢」的な人生を歩んでいる方あり、
勝ち組を地で行く優雅な人生をゲットした方あり、
「22歳なのに、彼氏も同年代の友だちもできない!」と悩む子ありで、
水曜組はヒューマンスクランブルでした。
でもね、女の人って優しいなあと改めて思いました。
みんな必死で生きていて、それでも強くて明るくて、とっても優しいの。
(そして「女って、骨になるまで女よね」ってことらしいです。
上がってからが自由に恋愛できると……。ううむ、がんばれ〜)
小耳に挟んだ情報をひとつ。
噂によると、知多半島はトラフグがとれとれで、ここから下関へ行くフグも多いのだそう。
なので、この地域の旅館や民宿では3月くらいまでめちゃうまいトラフグが食べられるんだそうです。
お腹パンパンになるほど食べて、一泊二食1万5000円くらいなんですと。
い・き・た・い〜。
水曜組にはガンガンひっぱってくれるお姉さまがいらっしゃるので、
近々行くことになるかもしれません。
ちょっと怖いです。 |
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2005.1.25 [火] あ、そうそう |
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このところ疑問に思っていること。
本塩沢って、どんなシーズンに着る着物なんでしょう?
もっているのは袷なんだけど、シャリッとした手触りからすると、
秋口とか春先のもの?
それとも、今時期に着てもいいのかな?
大島は真冬には着ない、ってのも最近はあんまり気にしなくていい?
(と若い和裁の先生はのたまうが……)
でも、こちらはちょっと寒そうですよね。
ご存知の方、教えてくださいませ! |
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2005.1.25 [火] もうすぐ |
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夕べ遅くまで仕事をしたので、今日は寝坊して午後から和裁へ。
道中着の衿をはいで作って、衿つけをする。
今日は三つ襟芯をつけて、身ごろの余りなんかを
ゴロゴロしないようにしつけをするところまで進んだ。
後は衿先をとめて、くけくけくけくけ。
で、スナップやヒモをつければでき上がり……だが、
そういう細かい作業が苦手なんです。
明日は朝から行こう。
(仕事の方がクライアントの都合で進められないので、ヤケです、もう)
スッキリでき上がったらうれしいけど、まあだいたい予定通りにはいかないんだな〜。
今日、波平は校了。
シーズン最後の号だから、怒涛の編集作業はこれで一区切りかな?
でも、もう今週末からゲレンデ取材で出かけっぱなしになってしまう。
私にとっては、ひとりぼっちのつまんない日々の始まりです。
やれやれ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
秋に行った大阪の古着屋から大売り出しのハガキが届いている。
きもの屋大売り出し「大福屋グループ」春の大感謝祭
とき:1月28日(金)〜30日(日)
ところ:本町御堂会館(南御堂)南館3階(中央区久太郎町4丁目1-11)
「昔のきもの・時代着物・お仕立て上がり品大量入荷!」だそうです。
ああ、行きたしと思えども、大阪はあまりに遠し。
週末おヒマな方はぜひ。 |
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2005.1.23 [日] 野菜生活 |
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この年になると、もう豆や野菜だけでいいような気がしてきた。
このところ、トリ肉すら極力排除する生活になっているような。
今日の晩ご飯のメインは「野菜の春巻き」。
具の味付けにはオイスターソースを使ったけれど、
キノコやら麩を入れれば、別にお肉を使ったものと変わらないおいしさ。
こうすればたまの揚げ物も、気分的にヘルシーに食べられる。
人はこうして、年をとっていくのかなぁ。
探し物をしていて、買ったまま忘れていた帯を発見。
ううんと、これに合う着物は……。
そうか、それがなかったから忘れてしまったのか。
そろそろ着物帳でも作らねばいかんかのう。
(そのためには、いろんなものを発掘せねば!) |
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2005.1.22 [土] 出かけない日はなぜこんなに天気がいいのか |
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和裁に行こうと早起きしたが、なんだかもったいない気がして、
掃除と洗濯をすることにした。
午後からの暖かさは冬とは思えないもの。
南向きの部屋にいると、顔もほてって、鼻血でもでるんじゃないかと思うくらい。
どっかにお出かけすればよかったかなと、チラッと思う。
ま、こんな日もいいか。
夜、なにげに見始めたテレビ、大間のマグロ漁師の話がすごかった。
メチャクチャかっこいい人あり、お気楽な人あり、ベタベタに浪花節な人あり。
たぶん、いろんなところをバリバリはしょって、そういうわかりやすい構図にしてあるんだろうけど、
一瞬、一瞬、被取材者が見せる表情に、リアルな人生の厳しさが宿っていた。
(この番組、精作です!)
やっぱり、人生は挑んでこそ華なのか……。
日頃、のんびりとがんばらない生活をしている者には、ちょっとずしんと来るものがあったな。 |
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2005.1.21 [金] 深夜の買い物 |
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深夜にあまりウキウキしない買い物をする。
胴裏(3枚分)と着物ハンガー。
眠くて眠くて、うっかり変なところを押しそうになるので注意だ。
今日は新年会の組み合わせを考えた。
絞りの着物に何を合わせればいいのか、ずっと考えていたのだけど、
「色無地感覚で行け」とのアドバイスをもらい、スッと帯が決まった。
渋いオレンジの地に金糸キラキラの、ナゾの名古屋帯にいたします。
葉山のおばちゃんがくれた帯なので、見せに行くのにもちょうどいい。
勢いで帯揚げと帯締めも決めたし、一回どんなもんか着てみようかな。 |
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2005.1.20 [木] 楽しいような……? |
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漢方の診察で銀座へ。
こういう場合、ほんと、着ていく洋服がない。
(ま、いいか。月1回だし)
受付を済ませて、待ち時間にちょろっとアンティークモールへ。
ほんの10分ちょっと着物の階を覗いただけだけど、楽しいような、楽しくないような。
なんだか、いろいろとお高くなってしまっていて、夢がないかも。
骨董好きはやっぱり骨董市へ行けってことですね。
古着にしても、器にしても、きれいに並べてあるところで、楽して買おうと思うのがいかんのだな。
は〜、早く暖かくならないかなぁ。
ところで、さすがに痩せてきました。
今日、久しぶりにはいたパンツがブカブカで「おおっ!」とおもったんだけど、
医院で計ったら初回よりは2キロくらい減っていました。
代謝を上げる漢方、夜の炭水化物抜き、ウォーキング(これはサボりがち)、青汁の複合技。
でも、自分的にはそんなにスマートになった気はしておらず……。
まだまだしぼる余地は大ありです。
(ああ、痩せることが最終目標ではないんだけどね)
帰りは交通会館で地方の物産をいろいろ物色し、
酒粕やちりめんじゃこ、油麩など地味な名産品を購入。
(甘いものはグッと我慢したのですわ)
あ、そうそう「わした」も覗きました。
様変わりしていてビックリしたけど、大きなお菓子やさんみたいになっていて、
いいような、つまんないような。
たまには湯飲みでも新調しようかと探してみたけど、
どう考えてもおくスペースがないので、やっぱり自粛。
中身よりも、入れ物を買うのが先決か。 |
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2005.1.18 [火] ボウリング! |
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昼から都内で打ち合わせの後、鶴見に戻って競馬関係の方々と新年会。
「カラオケかボウリングを」といいつつ、どっちにするかは決めずに集まったが、
私が着物なのを見たWさんに「それでボウリングって姿も見たい」といわれ、
結局ボウリングになった。
(そんなこともあろうかと、着倒すつもりの久留米絣でございました)
平日の午後3時とあって、ボウリング場はガラガラ。
ほかにお客は小学生の女の子3人組だけだった。
足袋のままでボウリングシューズを履く。初体験。
男子組は本当に「キミ達、好きだね〜」というくらい何でも賭事にしないと気が済まないらしく、
あっという間に「負けた人の下からふたりが、トップの人の料金を払う」なんてルールを設定。
く〜、やっぱり真剣勝負になるんですね。
まず最初の対戦でハンデを決めることになったが、
5人の中で一番最初に投げた私がいきなりストライクで、自分でもビックリ。
(実はボウリングは人生で3回目でした。最後にやったのはもう20年前くらい)
着物でも普通にできます、ボウリング。
何だかんだで3回戦までやって、意外に盛り上がる。
私はハンデをいっぱいもらったこともあったが、どんどんスコアが伸びて最後にはトップをとったので、
一応勝ち組で終了できた。
ほどほどの時間に西口の「翠華楼」へ。
ここの飲茶はけっこう本格的。
バリバリ頼みまくって、バリバリ食べる。
7時過ぎに波平合流。
ここからもウダウダして、結局Yトラックマンが美浦便に乗る9時にお開きに。
いや〜、着物きて、仕事して、遊んで、食った1日でございました。 |
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2005.1.17 [月] 復旧! |
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土曜日の朝一にモデムが壊れて、週末はまるまる使えなかったのだけれど、
今朝、NTTのおじさんがきて直してくれました。ホッ。
午後イチくらいまでは洗濯三昧だけど、やっぱり午後ちょっと出かけようかな。
保多織ゲットなるか……。
せっかく横浜に出るんなら、「ふりこっこ」も覗いてみるか……。
スタートは遅いくせに、悩みは多い。
で、結局遅刻しつつもTさんにお付き合いいただき、高島屋へ。
「高虎」で見せてもらった、本当の豆絞りの長〜い手拭(自分で切って使う)、いい味だった。
もう職人さんが減っていて、なくなる日も近いとか。
ううむ。
湯文字用保多織は、朱色の無地を3m10cmなんぞと細かいことをいって、
送ってもらうことになった。
おじさんはオレンジ色の絹の保多織をコチコチと織っていた。
「着物にどう?」といわれたが、ざっくりしていたので、「帯がいいのじゃないか?」と返答。
すると、実は帯地はほかにそれとして織ったものがあるとか。
聞いてないよ〜。
(ここに持ってこないでどうする!と思ったが、そんな商売っ気があるようなタイプじゃなかったですね)
近々お店に行く方、ぜひチェックしてきてくださいませ。
あんみつをかき込んでから、急いで「ふりこっこ」へ。
帯をさがしにいったのだが、なんとなくイメージのものがなく
奥さんに「アンティークの絞りの着物に合わせる帯は?」と聞くと、
「昔の人は絞りの着物には何でも合わせたものなのよ」とのこと。
総絞りは色無地感覚でいいのらしい。
面白いなあ。
江戸小紋の見本生地として染められた端切を半襟用に2枚購入。
その後に「掛袱紗(かけぶくさ)」というものの存在を教えてもらう。
赤地に鶴亀の模様が円を描くように染めてあり、金糸でところどころ刺繍がしてある袱紗。
(感覚的には昭和初期のあたりのものかな?)
お正月なんかにお重に掛けて使うものなのだそう。
ものすごく好みのものだったので、値段を聞いて即ゲットしてしまった。
かなりお気に入り。
(ああ、こんなものをコレクションしないように気をつけよう……)
夜は久々のベトナム料理。
波平との外食では絶対に選択されない分野なので、なんだか新鮮だった。 |
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2005.1.16 [日] アナログ野郎 |
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モデムが故障したらしく、現在修理工事待ちのアナログ回線接続野郎です。
遅いし、つなげている間ずっと電話代がかかるのかと思うと、
なんだか急かされて切ないです。
この週末、仕事が進まず、明日最終日の横浜高島屋に行けるかどうか、
微妙なところ。
(15日は結局行けず、でした)
ううむ。 |
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2005.1.13 [木] かわいそうに |
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朝、取材(ニューボードの試乗会)で丸沼に行っているはずの
波平からの電話で起きる。
夕べは「明日はパウダーですよ♪」なんていっていたのに、
朝起きたら風邪でフラフラで、吐き気がして、試乗会をパスしたとか。
すでに車で帰途に着いているという。
大丈夫かな〜?
都内が混んでないといいけど。
それでなくても、親知らずが原因の歯のトラブルで、ややこしいことになっているのに、
本当にかわいそう……。
(なにやら恐ろしげな手術が待っているのです)
去年は忙しさのあまりに厄払いにも行ってないけど、
厄年は甘く見てはいけないのですね。
(波平は天才バカボンのパパと同い年になりました) |
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2005.1.12 [水] 縮みます…… |
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久留米絣、2度目の地直し。
またもやグッと縮みました。
50cmの糸印がなんと、45.8cmに!
12mあった全長も、乾いてから計ってみたら10,25mにまで縮んでました。
足りるのかな〜?
でも、洗わないで仕立てていたら、確実にそれだけ縮んでましたから、
シャレにならない事態が起こっていたわけです。
心中穏やかではないものの、どう考えてもこれでよかったと思います。
まあ、最終的な地直しでちょっとタテに伸ばし目にアイロンして、
なんとかするしかないな。
は〜、しかし。
仕事をやり始めた途端、規則的な生活はどこへやら。
今は企画を練る段階なので、かなり勉強時間が必要です。
(ライターの仕事の7割くらいは勉強ですね〜。あとの2割が肉体労働で、
文章力か必要なのは残りの1割くらいか?)
あ、でも今の仕事は純然たるライター仕事ではないです。
司令塔は苦手だけど、なんだかそんな役割。
むむむ。
「○秘」の企画書の束と格闘する日が、しばらく続きそうでやんす。 |
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2005.1.11 [火] 赤坂ツインタワー |
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今日はとあるIT関連の会社へ呼ばれていきました。
そこは数年前、外神田の古びたビルの一室でスタートした会社なんですが、
六本木の広〜いビルへ移ったなあと思っていたら、あれよあれよという間に、
赤坂ツインタワーに移ってしまいました。すごい……。
新しい人もずいぶん増えていて、うっかり名刺を忘れた私はオタオタ。
ダメ人間ぶりを思いきり発揮です(新年一発目の本格的なお仕事なのに)。
で、結局いろいろとやることになり、またしばらくはいそがしくなりそう。
内容的には面白そうなので、まあいいか。
久しぶりにあった社長のKさんは、あいかわらずエネルギッシュで、ライブドアの堀江さんっぽい感じもあり。
(というか、堀江さんをみたときに、Kさんと同じ匂いのする人だと思いました)
私より年下で、まだ独身(しかも大馬主のご子息!)。
「そろそろ真面目にヤバイです」とか言っていたけど、こういう人は仕事の方が好きなんだろうなぁ。
あと、こちらもやはり久々に会ったMくん。
やけにおしゃれな感じになったじゃないの?と思ったら、こちらは結婚してました。
(お相手は昔からつきあっていた彼女だったので、ちょっとホッ)
装いはお正月らしく、赤い紬に臈纈っぽく鶴と松を抜いたものに、正倉院柄の帯で。
(最近はもう、仕事でもなんでも着物で出かけます、アタシ)
Kさんは「いやあー、いいですね〜」と大絶賛してくれました。
「日本のオフィスでも、みんな、もっと着ればいいのにね」と。
これから世の中を引っ張っていくような人が、そういう感性を持っているってことは、
日本もまだまだ捨てたもんじゃないかもしれませんね。
打ち合わせの後は銀座へ行こうと思ってたのだけれど、
時間が大幅に押してしまってタイムオーバー。
結局Tさんにも逢えずに、残念でした。
横浜高島屋でリベンジなるか? |
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2005.1.10 [月] 正藍のにほゐ |
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お風呂の残り湯もたっぷりあったので、大洗濯大会。
年末からずっとやろうやろうと思っていた、スノーボードウエアの洗濯をすることに。
洗ったのは古いウエアで、波平の甥っ子にあげる予定のもの。
本当はドライクリーニングすべきものかもしれないが、試しにエマールで洗ってみました。
防水加工してあるから、きれいにならないかも?とおもっていたけど、案外すっきりしました。
あと、ずっとやろうと思っていた鯛柄の久留米絣の地直しもついでにやりました。
一度は湯通しに出したものだけど、やっぱりそれだけでは、
仕立てた後に縮むことを作州絣で学習したので、
今度は性根を入れて地直しします。
サブサブと2度ほど水につけた後、なるべくシワにならないようにタオルドライ。
ハンガーを数本使って、部屋の中にびろびろ〜んとほしてみます。
正藍染なので、有機的な藍の匂いが漂うけれど、本物の証明ということでよしとしよう。
一衣舎さんの話では、5〜6回はこうして水通しして縮ませるのだそう。
(ああ、まだまだ先は長いなあ〜)
ななみに50センチを計って糸印をつけておいたのですが、
見事に縮んで46.7センチになってました。
ああ、湯通ししただけで仕立てなくてよかったぁ〜。
晩ご飯は波平がソコソコの時間に帰ってこられたので、
手を抜かずに作りました。
・銀鱈の西京漬け
・ほたてとじゃこの梅肉あえ
・里芋の煮っ転がし
・豆腐の煮豚あんかけ
・精進粕汁(←これは写ってないですね)
・りんご(←これも)
先週、らでぃっしゅの野菜を休んでしまったので、
かなり野菜少なめメニューになってしまいました。
とほほ。 |
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2005.1.8 [土] 沖縄料理 |
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朝はダイエットだったけれど、その分お昼は沖縄料理を食べる。
潮田の「ヤージ小(グァー)」。
いつもながら、何と盛りのいいことよ。
手前は私のフーチャンプルー定食。
ご飯を少なめにしてもらって正解でした。
私たちの後から入ってきた4人組の青年達は、みんな定食のご飯を大盛りにして、
さらに沖縄そばをつけて、さらにサイドディッシュを頼んでました。
恐るべし。
風邪が全然治らない波平は、明日も休みにするらしい。
2日連続で休みなんて、すごいなあ。
そういえば今日、横浜高島屋の「日本の伝統展(1/12〜17)」の案内がきていた。
保多織も出るらしい。
こちらに来るなら、湯文字用にちょっとだけお願いしておこうかな……。
冬は暖かそうだし。
鳥取の弓はま絣もやっぱり気になるところ。
買えないけど、目の保養に行こうっと。 |
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2005.1.7 [金] 精進あるのみ |
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遅刻しつつも朝から和裁へ。
袷の道中着も佳境だ。
(今日は身八つ口のしまつをして、袖を付けた)
やっぱり袷って、いろいろと面倒なのね……。
さて、そろそろ次の課題の帯地を用意しなくては、と思っていたら、
カリキュラム的には、「用尺が足りないものを工夫して帯にする」
ということらしい。
渡りに舟と、タイシルクのミニワンピースを解いて使うことにした。
(さすがにもう着られませんからね〜)
生地はアンティークっぽい。普段に使いやすい帯ができそう。
その後は母の白い結城に色掛けしたもので、袷を縫うつもり。
これはゼヒとも早く着たい(ので、がんばる!)。
そして、それができたら、久米島紬を縫うことにしている。
ああ、早く着たいものばっかりなのに、手はなんて遅いんでしょう。
しかし、縫わねばならないものばかりが手元にある。
今年は去年のように着物をせっせと買うのはやめよう。
(はい、もう一揃いいたしましたので)
でも、帯はやっぱり欲しいんだよな〜。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夜になってから香川の父へゆうパックを送ろうと荷造り。
ちょっと前に料金の変更があったのは知っていたが、
調べてみたら重さでなくて、サイズ主体の体系になっていた。
計ってみたら、3辺の合計が80センチをわずかに越える。むむむ。
で、箱の角に切り込みをいれて無理やり80センチ以内にリパッケージ。
まだ出してないけど、これで200円節約しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
深夜になってから、足袋の続きを縫う。
ずっとほったらかしになっていた(というか、ゆっくりこういうことをやる時間がとれなかった)。
今日も「何もこんな遅い時間からやらんでも」とおもわんでもなかったけれど、
ちょっとやる気がわいたので少しずつでも進めることに。
そして、やっと4枚のパーツがすべて繋がって、ちょっとだけ足袋らしくなった。
このまま波に乗って、連休中に一気に仕上げたいもんです。
でっきるかな、でっきるかな……。 |
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2005.1.6 [木] 宿題やらなくちゃ |
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年末に持ち帰った和裁の課題。
まだ手が付いていません。
明日から今年の授業が始まるので、今日はやろう。
家にいてゴチャゴチャやっていると、細切れの時間ができるばかりで、
腰を落ち着けて何かやるってのは意外と難しい。
朝起きたときにはたっぷりあるように思える時間も、
ふと気づくと、すっかり浪費してしまっていて、何もやらないうちに夜になっていたり。
もしかして、人生ってこんなものなのでしょうか?
(イヤ、本当はそうではないはず!)
今年の目標は「規則正しい生活を送る」です。
ダメ人間脱却を目指して、がんばります。 |
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2005.1.5 [水] 日常生活 |
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お正月気分もそろそろ抜けてきた。
波平の会社も昨日から始まり、いろんな面で日常生活が戻ってきたよう。
ウォーキングも再開して、鶴見川のほとりを歩いた。
ちょっと前よりずいぶん寒くなっていて、耳が痛い。
川面に浮かぶ水鳥たちは、寝るときも水の上。
寒くないのかな〜。
晩ご飯の前に久々に焼プリンを作る。
プリン好きの波平に作ったのだが、もちろん私も食べる。
(お店で売っているプリンには増粘多糖類とか、香料とかいろいろ入っていて、買う気にならないんですな)
しかし、こんなことしていたら、絶対に痩せないな……。
11月に命じられた3キロ減は、行ったり来たりで結局プラスマイナス0です。
とほほ。 |
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2005.1.4 [火] かなり欲しい…… |
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年始から物欲が頭をもたげる。
欲しいのは、ティファールのヴィルトゥーズ。
http://www.t-fal.co.jp/...
絹にも使える強力スチームアイロンです。
反物の地伸しに使いたいのです。
この1こ下のグレードのヤツでもいいかなとか、思うんですけど、
使ってる方、いらっしゃいますでしょうか?
木綿のものは、ガンガン霧吹きを使って地伸ししてましたが、
絹物はそうはいきませんからね。
近くのお店で実物を見たけど、けっこう重くてビックリ。
でも、その重さがいいのかもしれません。
それにしても、ちょっと高いです……。 |
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2005.1.3 [月] 着物で初詣 |
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近所の神社に初詣に出かける。
波平があいかわらず調子悪いので、本当に近所への初詣にする。
お正月には鶴と松の模様が臈纈っぽく描かれた染めの紬に正倉院柄の帯と思っていたが、
近所なので緑のウールのアンサンブルに変更。
波平にも用意してあった正絹のアンサンブルを着せる。
お参りのあと、近くのラーメン屋「信楽茶屋」で久しぶりにラーメンを食べる。
ここは一応、無化調の貴重な店だ。
九条ネギのトッピングがあたらしく登場していたので頼んでみたが、
まあ、正直これはどっちでもよかったな。
(見た目は鮮やかな緑色できれいですが)
夜はNHKのやすきよの番組を見ながら、白味噌のお雑煮を。
何年経っても、面白いなあ。 |
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2005.1.2 [日] 帰りも大渋滞 |
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また、朝食におせち料理をいただく。
自分のウチで作るときには、どれもドバッと作ってしまうが、
このくらいの量が適量なんですな。
(実家が大家族だったもので、何でも、ついいっぱい作ってしまうんです、私)
食事中に波平が「頭が痛い」といいだした。
実は、疲れと風邪でフラフラだった。
結局、もう1日滑ろうといっていたのに、滑るどころではなく、
さっさと帰ることにする。
でも、朝ご飯のあと、しっかり温泉には入った。
雪のあるところは波平が運転し、高速に乗ってからは私が運転した。
楽勝で帰れるかと思っていたら、またまた渋滞。
外環も首都高もあちこち詰まっているようだったので、練馬で下りる。
環八は渋滞がひどそうだったので環七に回るが、こちらもやっぱりダメ。
細い道をいろいろ使って、だいぶ南下したところで環八に戻るが、
そこで練馬で一緒に降りた車を発見。
は〜、ガッカリ。
(じ〜っと渋滞にはまっているよりは、気分的にはよかったけどね)
波平の風邪をやっつけるため、蒲田の韓国料理屋でサムゲタンを食べる。
食欲はあるらしく、キンパプを追加注文して、またお腹パンパンに。
結構遅い時間だったので、「もうこれが晩ご飯だね」なんていっていたのに、
夜は夜で年越しにともらった福井のそばをしっかりおろし大根で食べる。
やっぱりこんな1年になりそう……。 |
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2005.1.1 [土] 初滑り |
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おせちやお雑煮の朝ご飯をいただき、もう一度温泉に入ってから、
ざんざん雪が降る中、天神平へ。
パウダー必至。波平はさすがにウキウキしている模様。
駐車場もガラガラで、ゲレンデもガラガラだった。
この日は、初下ろしのギアが多いうえに、去年ほとんど滑ってなかったので、1本目はヘロヘロだった。
しかも、深い新雪にハマって、脱出するだけでかなり体力を使ってしまう。
(スタンスを突然ダック気味にしたのも敗因だったか?)
ぼちぼち滑って、3時過ぎに上がる。
後半、調子は上がったけれど、体力のなさが年々加速しているのを実感。
滑ること自体はそんなにたいへんじゃないんだけれど、ちょっと坂を上るとか、
深い雪の中から起き上がるとか、そんなことでゼーゼーなってしまう……。
まずは毎日、ちょっとずつでも走ったほうがいいかも。
しかし、体力が落ちているのは波平も同じことで、がんばって帰ろうと行っていたのに、
結局疲れて、連泊することになった。
(ライダーくんに「もう1泊してってくださいよ」といわれ、一度は断ったものの、二度目にあえなく陥落)
泊まった旅館は「水上館」。
料理もすごくおいしくて、すごい量だったのにほぼ完食する。
(温かいものをちゃんと温かく、冷たいものもきちんと冷やして持ってきてくれるってのがポイントかな)
でも、かなり食べ過ぎ……。
写真は谷川岳ロープウェイの中。
手拭は雪よけ&日焼け予防にも必需品。
かえるのニューボードは結構よく滑りました。バー○ンでなくても、これで十分です。 |
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