|
2005.10.31 [月] やっと終ったよ |
|
|
新聞が配られるような時間に、波平とともにやっと帰宅。
いや〜、よく働きました。
ここ数日根を詰めてやっていた私の作業は、今日で終り。
やれやれ。あとはよろしく。
着物でいったら、途中でコーリンベルトが痛くなってきた。
(で、もぞもぞと取ってしまった)
半幅で楽な格好で行ったつもりだったけど、じ〜っとしているのには向きませんな。
あ、そうそう。
波平の編集部(スノーボード雑誌)のバイトさんがご懐妊で、後任を探しております。
週に2〜3日でもいいから、できる人いないでしょうか?
興味がある人は伝言くださいませ。 |
|
2005.10.30 [日] 白い帽子 |
|
|
後楽園に馬券を買いに行っている友だちが、馬券を買ってくれるというので、
久々に力を入れて天皇賞をテレビ観戦。
秋の天皇賞は距離的に牝馬でも狙えるレースだからと思って、
ゼンノロブロイとハーツクライを軸に牝馬をヒモに三連複ながし。
しかし……。
ゼンノロブロイとダンスインザムードは2着3着で順調に来たけれど、
さすがにヘブンリーロマンスは買ってなかったよ。
(まあ、軸に入れていたハーツクライが6着に沈んだので所詮ダメ馬券ですが)
松永幹夫は「牝馬のG�汕ネ外を勝ったのは初めて」といってたけど、
天皇賞まで牝馬で勝つとはね。う〜む。
山本厩舎の馬でG1勝つのも初めてらしい。よかったよかった。
去年、地震で延期になっていた天皇観覧も今年は無事に遂行された。
(レープロ組はまたたいへんだったんでしょうね。おつかれさまでした)
美智子様が赤いドレスをお召しになっているのがテレビで映ったので、
すかさず後楽園の友へメールしたけど、
「帽子は白」だったのはあとになって気づいた。
やっぱり競馬は帽子です!
さあ、これからまたお仕事。
はりきって参りましょう……。 |
|
2005.10.29 [土] 出かけられない週末 |
|
|
じーっと座って作業の日(たぶん、明日、明後日も)。
根が生えたように座っているので、健康には絶対によくないな。
久々にウォーキングでも復活させなくては。
深夜、福岡に出張している波平から電話が来る。
晩ご飯に食べた鳥料理がおいしかったらしい。
中洲の真ん中のホテルに泊まっているのに、仕事から戻ってすぐに寝る体勢に入ったとのこと。
ああ、もったいないおばけがでちゃうよ……。
(同行の編集部員はお酒のまない女子。仕方ありませんね)
こちらは、もうちょっとがんばってから寝ることにしよう。
しかし編集って地味な作業だよね……。 |
|
2005.10.28 [金] 川崎グルメ |
|
|
お店のあと、とくさんかんからさんと川崎でごはん。
(偶然川崎をうろうろしていた波平も拾って、4人で)
川崎は近いのに、あんまりごはん食べたりしません。
なので、行ったお店もずっと知ってたけど、入ったことのない老舗イタリアンでした。
(あ、今アド街ック見てたらこの店22位だったよ!
食べなかったメニューが名物スパゲッティとして紹介されていた……)
写真は目の前で焼き色をつけてくれるスイーツ「焼カタルーナ」。
これ、横から味見しただけだけど、おいしかったな。
みなさん、こんな辺鄙なところでお食事つきあってくれて、
ありがとうございました。
また、もっと強烈なお店探しておきます。 |
|
2005.10.27 [木] 帯揚げ画像 |
|
|
夜遅くなって、本日の作業終了。
今、チマチマ縫っているうそつき襦袢を進めようかと思ったが、
イマイチ調子が上がっておらず、気持ちが前に向かない。
明日は久々に趣味の店員さんです。
何を着ていこうかな……。
来訪予告があるので、楽しみ。
帯揚げ、いいのが残っているといいですね〜。
写真は先日お買い上げの帯揚げ×4。
こうならべると、渋いシリーズの中から、よくこんなかわいいのを選んだもんだ。 |
|
2005.10.26 [水] 雨にやられる |
|
|
午後から打合わせ。
新しいほうの建物に行くと、打ち合わせ部屋がガラス張りだった。
なんだか緊張……。
初めての方を何人も紹介されるが、またもや名刺を忘れてしまっていた。
さすがに担当くんからは「本当は作ってないんでしょう。そろそろ正直にいってもらってもいいんですよ」
といじわるをいわれる。
3回も連続で忘れたら、当然ですわね。
打ち合わせの合間に、さっき撮影していたというクイーンアリスのパウンドケーキ&
チョコレートパウンドケーキを一切れずついただく。
うまいがあ、甘い……。でも甘さに悶絶しながらも完食。
終って外に出たら、雨が降り始めていた(夜からっていったのに)。
こんなこともあろうかと、着物は保多織。
雨コートと傘は持っていたが、撥水の足袋カバーはサボって履いていなかった。
地下鉄の入口は目の前なのに、とっぷり濡れる。
波平の会社に寄って、本日の作業分をピックアップ。
本当はその場で作業して、一緒に帰る予定だったけれど、
当方風邪気味につき、さっさとブツを受け取って電車が空いているうちに帰途につく。
濡れた足袋がずっと冷たかった。
晩ご飯は、波平のリクエストによりスキヤキ……。
でも、しっかり食べました。
身体が資本ですからね。 |
|
2005.10.25 [火] 風邪の季節? |
|
|
ここ数日、なんやかんやで睡眠時間が少ない日が続いていた。
そしたらなんと、今日から風邪です。
熱はほどんどないんだけど、鼻がズルズル。
こんなの久しぶりでございます。
頭が重くてボーッとするので、今日は洗濯物を畳んだら大人しく寝ます。
編集部の子の作業が進んでなくて、校正しなくちゃいけないものが出てきてないんだけど、
今日はそれが幸いでした(いやあ、あとが怖いんですけどね……)。 |
|
2005.10.22 [土] 帯揚げデー |
|
|
午後からお店へ。今日はお仕事。
行ってみたら、今朝ステキな帯揚げが大量入荷していて、
お客さんが途切れた時間にお買い上げタイムに。
午前中のシフトの子が3枚も買っていたので、そんなにいいのかと
補充がてら在庫の包みまであける。
(飛ぶように売れて、あからさまに減っていたのです)
洒落系渋めのもので、840円均一ながら織りはさまざま。
いい帯揚げの選び方をチーフに教えてもらう。
チーフは重ねてあるのを横からみただけで、いい織りのものがパッとわかる(もう天才的!)。
くらべてよーく触ると私でもわかるけど、どうしてあれが横からみただけでわかるのか……。
ご本人は「好きだから自然に覚えるのよ」とおっしゃるが……。
結局、4枚も買ってしまいました(それも絞りに絞って)。役得ですわん。
しばらくは薔薇色の帯揚げライフが楽しめそうです。
ウキウキ。 |
|
2005.10.21 [金] うちの緊急避難場所は総持寺です |
|
|
灯台下暗しとはまさにこのこと。
総持寺で精進料理がいただけるというので、はるゑさんと行って参りました。
最初にお坊さんがふたり付いてくださって、お寺の中を丁寧に説明してくださる。
百間廊下は長〜くて、しかもピカピカ。さすがにスゴイ数の修行僧が朝晩磨いているだけのことはあるな。
総持寺は広くて普通に誰でも入れるので、散歩コースになっていたり、
通勤で通り抜けている人もいるくらい。
私も何度か来たことはあったけど、建物の中に入ったのは初めてでした。
どこも廊下や地下道でつながっていて、ちょっと要塞みたい。
こんなふうになっているなんて、知らなかったわ。
精進料理はたいへんおいしくいただきました。
最初の作法はちょっとお経みたいで、えらい緊張しいの若いお坊さんについて唱えている途中で、
ずごくおかしくなってしまって、笑いをこらえるのに必死でした。
おしゃべりしながら食べていたら、まだ半分くらいのところで
お坊さんが最後のお作法のためにやってきました。
最初はとなりに座って待とうかという様子でしたが、「あ、気まずいですかね」とお気づきになり、
もう少ししてからもう一度来ていただくことに。
「終ったらこちらから声をおかけします」といっておいたのに、また食べ終る前においでになりました。
間の悪い人ってのは、どこにでもいるものですね(笑)。
その後、川崎のお店へ。私もお客さんモード。
社長とはるゑさんの間で、ものすごくティープな会話が交される。
(ダジャレとか言うので、いつもいなしてしまいますが、実はあの人が社長なんですわ)
私ももっといろいろ勉強しなくちゃだわ……。
で、その後、ラチッタデッラでお茶。
こちらも別な意味でディープなお話に。
いろいろ納得したり、スッキリしたり。
人生には、こういう濃い時間が必要なのですね。 |
|
2005.10.19 [水] 仕事進まず |
|
|
昨日から仕事にはまり中。
それなのに、今朝、全然別件の新たな仕事を入れてしまった。
(波平関連のお仕事です。これでちょっとは彼も楽になるか?)
今日はそれができるまで寝られませ〜ん。
タイミング悪く、右の首から肩にかけてひどく寝違えてしまったみたい。
なんだかずーっと痛くて、いやな感じです。
波平は忙しすぎて帰ってこられない様子なので、
こちらもじっくり家でお仕事します。
しかし、進まんのう……。 |
|
2005.10.17 [月] 雨の日木綿 |
|
|
朝から雨がひどい。
なので、木綿の着物でお店に出かけることにする。
泥が跳ねても目立たないように、紺地の久留米絣。
これはちょっと幅の広いものを仕立てたせいか、
私には重すぎるような気がする。
同じ木綿でも作州絣を着るよりも、もっと疲れる感じ。
これも年をとったってことかしら? |
|
2005.10.16 [日] 田舎暮らし |
|
|
田舎暮らしへの第一歩、秩父方面への散策へ。
波平が偶然見つけたお蚕部屋つきの物件があるあたりへお出かけ。
おにぎりを作って出かけるも、当然のように出遅れ。
(編集者の夫にライターの妻では、8時起き10時半出が
精いっぱい目いっぱいでございました)
1時半に長瀞でお昼。
岩畳という観光スポットにて、エサを捕る川鵜や川下りの人を見ながら、
持ってきたおにぎりやカボチャの煮物などをたべる。
一応不動産屋にも寄ってみる。
しかし、ご主人がお出かけ中で必要なデータが手に入らず(←計画が甘かったわね)。
今日はここらあたりの雰囲気を見るだけと思っていたので、
それならそれでまあいいさと、さらに奥地の温泉まで。
鉄道駅の最終地点「三峰口」から、ずずっと奥まで走って、大滝の温泉でひとっ風呂。
帰りは秩父市から299号を上ろうかという計画だったけど、
なにやら面倒になって、元来た道を高速入口を目指して戻ることにする。
途中、秩父在住の知りあいライダーに連絡を入れるも、
うまくつながらず、こちらにもふられる。
それも、ま、いいか、となって、結局地元まで戻って晩ご飯を食べようということになる。
いい加減なふたり。
9時過ぎに鶴見に戻り、はじめての焼鳥屋へ。
平素はプロレタリアートな方々が集っている店で、
座席が極端に少ないのかと思っていたらさにあらず、
入ってみたらカウンターも適度にあって、奥にはテーブル席もあった。
やけに安いメニューが多くて、焼き鳥は1本100円のものが中心。
お酒も安め安定で、それなりに種類がある(ホッピーや追加焼酎もあり)。
亭主の腰も低くて、やっぱりプロレタリアートに好まれる店だけのことはあるよねと。
「こういうところは、鶴見も案外悪くないんだよな」と波平。
秩父は田舎としての環境は悪くないけど、私の求めているものとはちょっと違うかも。
(せこせこと駐車場にお金を取ったり、せこせこと温泉の滞在時間をチェックしたり、
都会からの客からは金を取ってやろう的な部分が、私的にはかなりNGだったのです。
もっとおおらかでケチケチしない風土のところでないと、かえってストレスがたまるわ)
プロレタリアートの店は、あまりに安くて、いろいろ頼みすぎてしまったので、
お腹一杯で、しかも酎ハイがとっても濃くて飲みすぎ状態でレロレロと家に帰る。
早起きだったこともあって、そのまま歯を磨いてコロリと寝る。
これはこれで幸せな1日。 |
|
2005.10.15 [土] 思いがけない…… |
|
|
今日はなんやかんやで、一歩も家を出ない1日。
(けど、その割には仕事が進んでない〜)
深夜に帰ってきた波平が「キミに郵便が来とるよ」と
郵便受けの中身をピックアップしてきてくれました。
あれ、この封筒の厚みはナニ?
思いがけない方からの、思いがけないお誕生日プレゼント!
は〜、涙腺緩んじゃうよ……。
(姉さん、やっぱりLOVEですよん)
こうやっていろんな人とつながれることに、感謝、感謝。
本当に、じわーっと幸せな気分になれましたわ。 |
|
2005.10.14 [金] 蚕、飼ってみる? |
|
|
以前、韓国の慶尚北道安東近くの、河回村(ハフェマウル)という古い村に行ったことがあります。
その村は、ぽっかりと川に浮かんだような形の伝統保存地区で、
数百年前の韓国の原風景がそのまま残っているところでした。
村の一軒で、その昔は両班(リャンバン・いわゆる貴族階級)だったというお家が民宿をやっているので、
ちょっと立ち寄って、そこのおばあちゃんにいろいろと昔話を伺いました。
おばあちゃんが嫁に来たころ、その家では大規模に養蚕をやっていたのだそうです。
で、年に3回も繭をとるのですが、家の裏が一面桑畑で、蚕が一生懸命エサを食べる時期には、
食べるスピードに追いつくように、必死で桑の葉を刈って運んだのだそうです。
さすがに上流階級のお家で、昼間はお手伝いの人が通ってくるのですが、
夜はみんな帰ってしまうため、蚕の番はヨメであるおばあちゃんがひとりでやらねばならなかったそう。
蚕は一晩中食べているので、途中で桑の葉が切れないように注意しなければならなかったり、
蚕を冷やさないために、朝まで蚕部屋に火を絶やさないようにしたり、
繭をとる間はずっと重労働と睡眠不足の日々が続いたそうです。
蚕が一斉に桑を食べている部屋は、湿気と独特の匂いが充満し、ずっとワサワサと音がしていた、と
おばあちゃんは顔をしかめていいました。
蚕のなにもかもが、とってもイヤでイヤで仕方がなかったということでした。
そんな生活が何年も続き、舅も姑も亡くなって、やっと養蚕という作業から解放されたとき、
おばあちゃんがやったことはなんだと思いますか?
なんと、広大な桑畑の桑を1本残らず抜いてしまったのだそうです。
ううん、そこまでたいへんだったのね……。
(っていうか、さすが韓国の女性はやることが激しいよ……)
ちなみに私は蚕はちょっとナニで、触れません(←意外とこういうものには弱い)。
でも、ちょっとチャレンジしてみたいような気にはなりますよね。
前向きであれば、おばあちゃんのしたような苦労も、喜びや楽しみで相殺されるのでありましょうか?
ま、蚕部屋のあるお家、チェックしてきます。
蚕を飼うかどうかは、触れるようになってから考えようかな。
********************
え〜、お蚕部屋がある物件はこちらです。
複数あるところがスゴイ? |
|
2005.10.13 [木] 精進いたします |
|
|
てっきり5マルキの大島だと思っていたものが、よくよくみたら
違っていました。
(去年、薄暗いところのガサガサしたバザーで買ったものでした)
手触りは大島に近いけど、節があったりするのですね。
「どこのなに?」ってのは、チーフも知らないとのこと。
でも、柄ゆきがおしゃれっぽくていいということで、「まあ、いいじゃん」となりました。
しかし、いろんなものが世の中にはあるものです。
面白いなあ。
それにしても、明日は雨なのですね。
珍しく午前中から、これまで着物に縁がなかった友人の
お子さんの七五三関係の買い物にお付き合いする予定。
雨なら何か木綿を着ようっと。
しかし、よく毎日着てるなあと自分でも思う今日この頃。
それだけ出かけているということかな?
着付けのスピードは速くなったけど、まだまだピシッとできてないような気が……。
精進あるのみ、でしょうか?
****************
「それはずっと昔の大島では?」という伝言を複数名からいただく。
へ〜、そんなものがあったんですね、昔は。
でも、そんな貴重なものではありません。
おそらく、新潟あたりで適当に作られている「○○大島」って感じの現代ものだと思われます。
しかし、今日はひとつ賢くなりました。感謝。
今度ぜひ、本物を見せてくださいね。 |
|
2005.10.12 [水] 御会式 |
|
|
和裁のあと、池上本門寺の御会式へ。
すんごい人、人、人。
実は和裁のマダム達と、蒲田の焼鳥屋でいっぱいやってからいったんだけど、
ほろ酔い加減がすっかり醒めるような人の波でした。
でも、みんなではぐれないように手を繋いで、お寺の上まで行って見ました。
階段が結構きつかった〜。
しばらく万灯の行列を見て、裏の道を駅へと下ることに。
道々、千葉の茂原から参加しているという、藻原寺というお寺の万灯と一緒に歩いていて、
そちらの若いお坊様にお話を聞くこともできました。
万灯にフワフワと付けられている、白い紙の花は桜を意味していて、
日蓮上人が生まれた日(10月11日?)に、秋にも関わらず桜が咲いたという伝説を表わしているんだそうです。
お坊様はおそらく20代で、とても爽やかな感じの人でした。
和裁のマダムは「うちのお姉ちゃんのお婿さんにどうかしら?」と
ご自分の娘さんを彼に勧めるほど。
「茂原はいいところなので、機会があればぜひお寺に遊びに来てください」といわれたけど、
これって布教活動の一環?
今日は昼間暑かったので、小千谷紬の単衣で出かけたけど、
夜になってちょっと寒くなりました。
なんだかんだいっても、もう袷の季節なのね、と実感。 |
|
2005.10.11 [火] 二日酔いデー |
|
|
正式な二日酔い。
今日1日はグダグダでした。
あ、そして今日は実は私の誕生日でした。
いつの間にか、30代も最後の年です。
がんばらなくちゃね。
日中、律義な後輩から、結婚祝いのお返しが届きました。
バリのジェンガラの大皿が2枚。
(バリで結婚式を挙げた子なのです)
どんな料理も映えそうな、アイボリーの薄手の皿です。
最近、新しいお皿を買ってなかったので、ちょっとうれしい。
(もう食器棚がパンパンで、禁止令がでています)
ゴチャゴチャした身の回りのものをスッキリ整理して、
シンプルな生活がしたいものです。
これから、ボチボチがんばります。 |
|
2005.10.10 [月] ヨッパライ度ナンバーワン |
|
|
新宿で中華ランチ。
(待ち合わせ場所を勘違いして、皆さんをお待たせしてしまう。最近こんなこと多いのは、もうろくしてきたせい?)
その後、一衣舎さんの展示会へ。
いろいろステキなものを見せていただいて、眼福眼福。
いつか自分にピッタリのものとご縁がありますように……。
大江戸線でぐるっと回って、宝町のバール・ダ・チッチョへ。
いい調子でグイグイとワインを飲んでしまいました。
着物美女だらけで、ダバディさん(仮名)も驚いたことでしょう。
いやいや、楽しくて楽しくて、久しぶりに目一杯飲んでしまいました。
2次会にも行ったけど、最後は呂律が回っていなかったような……。
(え〜と、ちゃんとお金払いましたよね?)
出社していた波平に拾ってもらって、車で帰ってきたからよかったけど、
そうじゃなかったら行き倒れてたな、たぶん。 |
|
2005.10.9 [日] 湯のしと湯通し |
|
|
1年ほど前、お店に湯通しに出した木綿(作州絣)の着物を仕立てました。
木綿の湯通しだけに、ちゃんと縮んでいるものと思ってたのです。
でも、仕立て上がって数回着用後に家で洗ったら、8センチ近く縮んだのでした。ガーン。
業者さん、最後に布目をそろえる作業で、縮んでしまった分を伸ばしてくれたのですね。
その前に仕立てた久留米絣は、自分で水通ししておいたので、洗ってもほとんど縮まず、でございました。
それ以後、木綿を業者の湯通しに出すのは、無意味だなと思ってやめております。
紬の新しいヤツは、たて糸が糊で固めてあるので、それをとるために湯通しが必要です。
これは縮ませるというのはぜんぜん違う意味があります。
それをやっておかないと、紬はずっとゴワゴワのまま。
湯のしは、湯通しとは全然違って、布をピンと貼って、下から蒸気をあてる作業です。
ゆがみを直したり、縮んでいるのを伸ばしたりします。
(落合のスタンプラリーで見学できるので、イメージできない人はぜひ実物を見てみてください)
蒸気が強いので、少々の汚れならそれで落ちると聞いたことがあります。
実感したことはないんですけどね。
(柔らかものをめったに仕立てないので、自分の中にデータがないです)
木綿ものを仕立てるときは、とにかく自分で水通しするのが鉄則ですね。
まだ仕立ては終ってませんが、何本か水通ししたものがありまして、
どれも驚くほど縮みました。
(最初の水通しで、11.5mくらいのものなら1mは縮みます。2回、3回とやっていくうちに、
縮幅は減りますが、ちょっとづつ縮みます)
自分で水通しすると、たしかに最後の地直しで布目をピシッとさせるのは難しいです。
でも、数回はやらないと仕立て上がってから縮んでしまうので、絶対にやったほうがいいですよ。
(アイロン掛けてキレイにするのは最後だけでOKです)
会津木綿を買ったときに、織り元さんに「風呂の残り湯にそのまま一晩つけておきます」と聞いたので、
色の激しく落ちないものは、もっぱらその方法でやってます。 |
|
2005.10.9 [日] キター! |
|
|
というか、郵便局に留めてもらって取りに行ってきました。
西川さん制作の帯!
ヘンプと絹の網代織りで、素朴な風合い……。
染めは琉球藍とタマネギということで、藍と焦げ茶が効いています。
は〜、たいへんステキです。
うそつきの前に、こっちをかがらなくては!
明日皆さんにお見せするのが楽しみですよん。 |
|
2005.10.8 [土] 新米の季節 |
|
|
御宿に遊びに行く予定が、波平が仕事になってしまったので、
なんとなく、家で家事をする日になりました。
それだけじゃつまんないので、午後遅くなってから、JR最寄り駅、駅ビルの40周年セールに出かけることに。
呉服屋さんも入っていて、広告の品、福助の足袋が500円をゲット。
(ひとり2足まで。もちろん、2足買いました。「足袋は消耗品」という言葉を実感する今日この頃)
帯締めも見たけれど、グッとくるものはなく、お買い物は結局それだけ。
安いものだけ買ってごめんなさい(でも、ありがとう)。
あとは、特にセールをしていないユニクロで、波平のシャツや自分の薄手のセーターなどを少々。
カシミアもとっても肌触りがよくて魅かれたけれど、好みの色がありませんでした。
あれだけカラーバリエーションがあるのに、不思議なことです。
******************
そういえば、今日は仙台のK太くんのお母さんから、
「お友だちが作っている有機米です。おいしいから食べて」と
ひとめぼれの新米が突然届きました。
(仙台味噌と地場産のワカメも一緒に)
なんだか、田舎のお母さんからの荷物のようで、ちょっとホロリ。
お母さんはとても明るい人で、お礼の電話をすると、電話口でも元気さがあふれています。
この人の底抜けの明るさ(失礼!)が、おおらかなK太くんの芯の部分を作ったのね、としみじみ。
「明日から新米の銀舎利です」と波平にお知らせしたら、とても喜びました。
(いつもは3分づき米がベースで、麦やら粟やら雑穀を混ぜたりするので)
明日、早起きして行くことになっていた御宿は、雨の予報でお目当てのイベントが延期になったために
結局出かけないことになりました。
地引き網……ではななくて、スケートボード教室です。
(波平の仲良しのプロのスノーボードライダーちゃんが、サーファーのダンナさんと一緒に
御宿にスケートボード場&カフェを開いたのです)
私たちにとっては、田舎暮らしの見本ですね。
ということで、明日はうそつきをチクチクする日にしようかと思ってます。
(で〜、全然進んでないよ〜) |
|
2005.10.6 [木] スーベニア |
|
|
久々に袷を着てお店に出勤。
薄手のものがいいかと、古い大島を着ていった。
茶色と黒と青の格子。私にはちょっと渋いかな、と思うもの。
赤い桐の柄の、ペラペラの黒い帯を合わせる。
お店についた途端、チーフに「あら、変わったものを着てるわね」といわれたが、
「ええっと、それ、どこかで見たような……」と。
で、買い取りの荷物の中を探ってみたら、まさに同じような手の色違い、柄の大きさ違いの大島が!
(そちらは青が主体で、茶と黒が少々のものでした)
そんなに典型的な柄ではないと思うのに、よくまあ、この狭い空間に似たような着物が2枚……。
なんだか、生き別れの兄弟が出会ったようで、ちょっとおかしかったなあ。
閉店間際、ドイツの女の子が喪服(315円!)を買うという。
付け帯やら、帯締めやら、ひととおり着るのに必要なものをそろえてあげて、一件落着。
「それはお葬式で着る着物ですけど」と忠告はしたが、「ドイツではそんなこと誰もわからないから」と。
最初は絽の喪服を選んでいたのだが、「それはちょっと薄くて寒いよ」と、袷の方をおすすめ。
なんだかノリノリで買っていったが、ちゃんと着られるのかな〜。
がんばってもらいたいものです。 |
|
2005.10.5 [水] お仕事デー |
|
|
夕べ、ビールを飲んで帰ってきたので、夜仕事が終りきらなかった。
(眠くて、眠くて、原稿なんて書けない状態に……)
で、担当者くんに「ごめんね。明日にしてね」と一方的にメールを書いて、
3時くらいに寝る(はい、締め切りぶっちぎり状態です)。
なので、今日は和裁に行く予定が、お仕事デーになりました。
午後イチくらいに終らせるイメージだったのに、結局終ったのは夕方。
ちょっとした仕事だからナメていたけど、最近体力がなくて、
ぜんぜん夜の時間が使えなくなっていることを実感。
昔なら、一晩の徹夜で終った仕事も、今は徹夜ができずに2〜3日ダラダラとやっている感じ。
いかんな〜。
そして、今日も一歩も外に出ず、ひたすらパソコンの前にいるだけだったのに、
7時前にもう疲れて眠いよ……(ん、前日、前々日あたりの疲れをひきずっているのか?)。
今日はちょっとのんびりして、洗濯物をたたんだり、とりあえずキチンとしたごはん作ったりしよう。
なんとかうそつき長襦袢にとりかかりたいけど、まあ無理はしますまい。
もう眠いしね……。 |
|
2005.10.4 [火] やれやれ |
|
|
横浜アリーナの骨董市へ。
雨が降りそうだというので、グレーとピンクの保多織に半幅で。
集まってみたら、着物組はみんな木綿かウールだった。
(それに、水没済みの下駄をあわせて、とか)
初めてお会いするりこさんは、朝から会場入りしていて、
すでにすてきな戦利品を抱えていらした。
そうですよね、やっぱり、骨董市は朝からでなくちゃね。反省。
「真楽の人はみんな作家物とかをビシッと着てくるのかと思っていた」といわれて、
木綿&ウール軍団一同、照れる照れる。
そういえば、つい数日前にも初対面のKさんに
「真楽は達人の方ばかりだから、新人歓迎会には何を着ていったらいいのか迷う」といわれたばかり。
一部、達人もいらっしゃいますけど、そんな人ばかりではないのよ〜。
新人の皆さん、取って食ったりしませんので、お気楽にいろいろご参加くださいましね〜。
別に洋服で参加されることになっても、気後れすることはないのですよ。
というわけで、そんな話をしつつ、本各的に探索開始。
けっこううろつきました。
気になったものは……。
会津木綿の引っ張り。1000円だったけど、そこから値引きされずに断念。台所仕事には良さそうだった。
ものすごく好みの色柄の付け帯。でも、手先にくる部分がボロボロで断念。
グレー地の本藍染の経て絞りの解き洗い。丈が短く、そのうえ、どう考えても地味すぎて断念。(3500円は安かったな)
帯も何本か気になったのがあったけど、
なんだか相場が上がっていて、買う気になれず。
これまでは、半幅ならせいぜい1000円くらいだったけど、
まともなもので2000円以下のものは見ませんでしたし。
短いサマーウールの着物が5000円といわれて驚いたり……。
(私の中ではウールの古着は全員500〜800円くらいが相場)
そのうえ、お店の人もなんだかすごく高飛車な人が多くて、ちょっと残念でしたわ。
新しい業者がどんどん入ってきて、規模は大きくなるのだけど、市全体が荒れていく感じ。
(着物に関しては、かなり怪しい知識で売っている人多数です)
結局、買ったものは溜め塗りの小さいお盆(新古品1200円となっているのを800円にまけてもらった)。
木製品に本漆だから、かなりいい買い物でした。
お夜食やお酒のあてを2〜3品のっけるのに最適です。
こちらは満足度120%くらい。
もうそろそろいいか、となってからケーキのお店へ。
いつの間にこんなものができていたのか、新横浜。
ケーキ、おいしかった〜。
で、そのまま近くの「魚や一丁」へなだれ込む。
こじゃれているだけで、旨くも安くもない店に入るよりは
はずれないなあと思ってのチョイスだったけど、
ボリュームのことを忘れておりました。
そんなにいっぱい品数を頼んだわけでもないのに、
どの料理もドカーンと出てきて、テーブルに載りきらないほど。
出しまき卵なんて、ちょっとしたレンガくらいの大きさあったかも。
そして海鮮バラ寿司も、食べても食べても減らない……。
いえいえ、決しておいしくなくはないのですが、
あまりに量が多くて、途中からがんばって食べる雰囲気になったのですね。
(大盛りの料理を前に、かおかおさんの顔が、みるみる負け顔になっていくのがちょっとおかしかった)
しかし、それだけ食べても、お会計はひとり2000円に届かず。すごいな〜。
さっきの骨董市では古い半幅帯1本も買えない値段なのに。
そう思うと、やっぱり古着の値上がり激しすぎ、と思ってしまうのでした。 |
|
2005.10.3 [月] すてきな袋帯 |
|
|
今日は出勤日。
1周年記念セール中(〜10/5)なので、すごくたくさんの方がいらっしゃる。
記念品が瞬く間に減っていくのがすごい。
夕方、フリーの仕事仲間のMさんが忙しい合間を縫って来てくれた。
黒の長羽織やら、私もいいな〜と思っていた箔屋清兵衛の袋帯をお買い上げになる。
来月、京都で行われるお茶会に出るのだそうだ。
(お茶人さんは、いろいろと上品なお買い物ができて楽しそうですね〜。
私は袋帯自体に全く縁のない着物生活ですが)
************
明日の横浜アリーナ、結構な人数になりそうです。
集合予定の皆の衆、骨董市後のお店をどこか調査プリーズです!
(招集かけておきながらスマン。何もなければ、新横浜プリンスあたりのケーキ食べ放題とか……恐ろしや恐ろしや)
私はこれから、もうひと仕事です。
(終るかな〜)
遅刻しないようにがんばりまっす! |
|
2005.10.2 [日] 島人 |
|
|
予定よりちょっと遅れて銀座到着。
道すがらウインズへ寄ったら、もう発走していた。
買う気はたいしてなかったけど、結果はガチガチの本命が当たり前のように勝っていたので、
買わなくて正解でした(ちなみにテイエムチュラサンはブービー。やっぱりね)。
*****************
で、久米島紬&紅型展へ。
汗を拭き拭き会場へ入ると、昨日の日記を見たNさんとKさんが私を待っていてくれた。
(Kさんとは初対面。華やかな小紋がとてもお似合いの方でした)
展示会場には生きた蚕も展示してあって、Nさんは手に持ってみたりしている。
「青虫は触れないけど、これなら大丈夫」って、どこが違うんですか……。
でも、お蚕さんを飼っているという人は、みんな「かわいい」という。
私もいつか触れるようになるだろうか?
ちょっと飼ってみたい気もするなあ。
(ちなみに、蚕は島から連れてきたのではなく、展示用に長野の業者からわけてもらったものだそう。
クーラーでちょっぴり元気がなくなっていたのが心配。
展示会が終ったら、全員「もとじ」さんのところへもらわれていくとのことでした)
そんなこんなしているうちに、久米島の顔なじみの方が奥からやってきた。
一応「こんなのができました」と着物をお見せして、いろいろ話を伺う。
今回の展示会のために、みんな結構がんばって反物をストックしたのだと聞いて、
久米島全体が盛り上がっているんだな〜と感じる。
糸も、今は島でとれるものは生産される反物の1%に満たないけれど、
将来的には5%くらいにまで割合を高めていきたいのだそう。
「そうしなければ、技術が途絶えてしまうから」と。
島で知りあった同年代の方の作品も展示してあった。
ユウナ染の地に、藍の絣。う〜ん、モダンだな〜。古典もいいけど、新しい久米島紬もいいな。
彼女は久米島が好きで、東京から島へ渡った人。
なので、織り物は完全に後付けだったわけだけど、
「島で暮らすからには島の伝統的なことを職業にしたい」と
研修を受けて、織り子さんになったと言っていた。
そんな彼女の作品は、今や大人気なのだそうだ。
今回、展示してある作品を見て思ったけれど、本当に作家といってもいいくらい、
すてきなものを作りだしている。
(作風が、他の誰とも全然違うのです!)
やっぱり、志のある人のやることはスゴイです。
(昨日は会場にいらしていたみたい。会えずに残念)
な〜んか、また島に行きたくなりました。
ふと「こんなにいろいろ見ちゃうと、もう1枚ほしくなる」と漏らすと、
島人はニヤリとしながらひとこと、「また島にいらっしゃい」と。
はい、がんばってお金を貯めますわ……。
会場を後にして、NさんとKさんが待つお店へ。
ひとしきりおしゃべりして、着物トークを満喫いたしました。
どうもありがとうございました〜。
(あ〜、ケーキもおいしかった)
帰りは出社していた波平と合流して、普通の居酒屋へ。
(日曜開いている店をもっとちゃんと調べておけばよかった)
また久米島へ行こうということで盛り上がる。
三線も練習したほうがいいかな。 |
|
2005.10.1 [土] 久米島紬 |
|
|
お仕立てをお願いしてあった久米島紬が、今日やっとできてきた。
なんだか久々の対面。
プロが仕立てたものはやっぱりパリッとしているわ。
せっかくだから、明日まで銀座でやっている久米島紬&紅型の展示会に着ていこうと思って、帯を考える。
自分で織った伊那紬はお仕立てに出すまでウダウダしてしまったので、
さすがに間に合わず、ちょっと残念。
でも、泥染地の地味な着物だし、適当にどれか合うのがあろうと思ったのが甘かった……。
意外に、どの帯もぜんぜんしっくり来ないのですわ。不思議……。
天然染料だからか、パッとした帯の色が跳ねてしまうよう。
やっぱり、天然×天然が基本なのね。
しょうがないので、明日は博多の半幅ですかね。
それも力が抜けていていいでしょう。
というわけで明日、(たぶん)3時くらいに銀座を徘徊いたします。
半幅でも許してね〜。
************
そういえば、明日はスプリンターズSだった。
中山には行けないけど、銀座にはウインズがあったなあ。
(しかも展示会場のすぐ近くじゃん)
香港のサイレントウイットネスが人気らしいけど、どうなんだろう。
沖縄繋がりでテイエムチュラサン(3歳牝馬)でも買うかな〜(←この時点で負け決定!)。 |
|