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2009.8.25 [火] いろいろ経験させていただきました |
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先の週末、2日間で60食以上のランチを出しました。
(まかない入れたらもっとだな〜)
もうこれ以上やったら、本当に死んでしまいます(笑)。
金曜日の朝起きてから、ずーっと買い出しや仕込み(ケーキ焼いたりも)をして、
体力の限界までいろんなことをやったのち、メニューをブログにアップして寝ます。
(だいたいこれが2時すぎるのですわ)
で、翌朝は7時に起きて、前夜にできなかった仕込みの続きをして、
(時には朝、あわあわとケーキを焼いたりして)
一人では持ちきれないほどの荷物を車に積んでお店へ。
だいたい10時くらいには着くので、そこからは最後の調理をします。
2釜分のお米を研いでご飯をしかけて、スープを作って、あとは付け合わせを3〜4種類。
もう、このあたりになると時間との戦いで、目が三角になっています。
もちろん、むちゃくちゃ寡黙な女になっています。
11時半くらいにヘルプの人が来てくれて、カフェ関係の用意をしてくれるのだけど、
お料理が間に合わなくて、いろいろと切ったり、洗ったりしてもらいます。
二人で黙々と調理です。
そうこうしているうちに、12時になり、お客さんがわらわらとやってきます。
ひ〜、まだできあがってないよう!と思いながら、黙々と調理……。
だいたい、はじめのお客さんにランチをお出しできるのが12時20分〜30分くらい。
いつもこのくらいなんだから、最初から30分早起きすればよさそうなものだけど、
深夜ギリギリまで仕込みをしているから、その30分の睡眠時間が削れない。
狭い店では詰めかけたお客さんにゆったりと座ってもらうことができず、
「すみません、すみません」といいつつ、バリバリ相席をお願いする。
(時に、相席の相手が80を超えたおばあだったりする)
かなりむちゃくちゃなカフェです。
2時半くらいまでは口をきく暇もないくらい、ひたすら料理を作って出す出す出す……。
3時くらいになってやや落ち着くかと思いきや、ここいらから常連さんたちがご来店。
早い時間は混んでいるし、私が忙しいと話もできなくてつまらないから、
みんなゆっくりご出勤、というスタイルになっている。
で、ここからもうひとがんばりして、ヘルプちゃんにまかないを出して、
お客さんがとぎれたところで自分も食べて、そのあと、山のような洗い物を淡々とかたづけていくわけです。
(このあたりで波平が登場して、ウクレレを弾きつつ、洗い物や掃除など手伝ってくれます)
作る料理の種類が多いので、鍋やフライパンも総動員。
皿が終わったら、それらを洗います。
洗ったものはすべてフキンで拭いて、それぞれの位置に片づけます。
それが終わったら、今度は客席とレンジ周り、調理台、シンク、床など、厨房内のお掃除。
氷を掻いたり、紙ナプキンなど客席周りのものを補充して、翌日の準備を。
最後にお金を計算&確認して、きっちり合わせて、
冷蔵庫のものなどをクーラーボックスに詰めて車に積んだら作業は終了。
つまり朝起きてから遅いお昼(だいたい4時頃)までずっと立ちっぱなしで、
ご飯を食べる間&常連さんとちょっとしゃべっている間の30〜40分は座っていますけど、
そこからまたずっと立ちっぱなしで、お店を出るのが8時半とか9時とか。
ランチがメインのカフェをやるってことは、つまりそういうことなんです。
いや〜、本当に大変なんですよ。
週に2日だけでも死にそうでした。
毎日はムリ、マジで。
夕べ、ちょっと納めなければならないデータ作業があって寝るのが3時くらいになったけど、
まだパソコンの前で座ってやれる仕事って楽だわね、と思ったりして。
そういう意味で、約1年半のカフェ仕事を経験した今は、
いろんな意味でパワーアップしていると自分で思う私です。
本業で食い詰めたら、またカフェをやればいいか、みたいな。
(今のお店は設定が安いので、ぜんぜん儲からないけど、もうちょっとやりようもあるでしょう)
もう、どこででも生きていけるかな。
(いや、体力的にこんな生活はムリだわね〜) |
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2009.8.20 [木] 今帰仁城は遠くて暑かった |
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今日は6時起きで今帰仁城。
雲がかかっていて、ちょっとやばい雰囲気だったけど、
しばらく待っていると晴れ間も出て、無事撮影できた。
それにしても、ちょっと晴れ間が出ると、露出している肌がジリジリジリジリ……。
シャレになりません。
そのほかに、別件の取材で芭蕉布会館にも行きました。
平敏子さんは、相変わらず絵になるおばぁですね。
波平もびっくりのフォトジェニックでした。
さて、明日からはまたカフェ作業の始まりです。
2足のわらじだと1週間が本当に短いよ。
そうそう、私もジンジャエール作ってみました。
(一部やんばる産の新しょうがを使ったりして)
赤唐辛子を「ジゴーレー」という地物の唐辛子を使ったら、これがかなり辛い……。
次回からは1本で十分でしょう。
そして、残りのショウガ。
うわさ通り、これがなかなかいけますね。
このまま、何かの佃煮に一緒に入れてもいいかも。
あ、煮魚とかにも使えるんでは?
でもきっと、食べてしまうに違いないです(笑)。 |
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2009.8.19 [水] 夜の首里城 |
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午後から首里城の取材に。
もう何度も行っているから、取材というより撮影メインで。
約束の時間に事務所に行くが、ものすごいスコールに遭う。
(あとで聞いたら、近くの川で作業していた人が流されてニュースになるほどの雨だった)
どうなっちゃっているんでしょう、この天気。
雨が上がるのを待って、あちこち撮影。
改めて、首里城、広っ!
日差しが戻ると、もう肌がジリジリするほど。
じっとしていても、汗が滝のように流れる。
まだまだ、夏真っ盛りです、沖縄。
ひと通り撮影を終えて、約束の時間ギリギリに別件打ち合わせに。
懸案の取材をなんとか人に振ることができてホッと一息。
いったん家に戻り、ささっとパスタの晩ご飯をすませてから再び首里城へ。
正殿内部の撮影は、夜、人が引けてからということで、曜日と時間が制限されている。
係の人に残業していただく体制で、玉座や王冠、オリジナル首里城の遺構(←これが真の世界遺産登録物)などを撮影。
係のにーにーによると、「首里城は夏暑くて冬寒い」のだそうで、
三日も住めばイヤになること請け合いなんだとか。
波平が撮影に励んでいる間、このにーにーの首里城こぼれ話を山のように聞いて、
なかなか楽しいひとときでした。
(昔の人は裸足で城内を歩いていたので、ハブに噛まれて死んでしまうことも多かったとか、
首里城は建築法上はプレハブと同じ扱いだとかね)
よく知らなかったけど、夏場は夜遅い時間まで解放されているそうです。
日中に来るより、ずっと風情があっていいですよ〜、夜の首里城。
それにしても、やっぱりこういうところはいろいろ出るんだそうで、
「事務所で残業してても早く帰りたいと思うことがよくあります」と。
ラップ音バチバチの中では仕事しにくかろうね〜。 |
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2009.8.16 [日] バーベキュー |
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今週も終わりました、週末営業@カフェ。
土曜は普通の入りだったけど、日曜はけっこう知らない人ばかり来ましたね。
ヘルプ2回目のJさん、うちなんちゅーらしいのんびりだけどまじめな性格で、なかなかいい感じです。
ゆっくりいろんなことをお教えする時間がなくてほんとに申し訳ない気がする。
この戦場のような日曜日にいきなり料理当番として放り込んでいいものやら……。
カフェといいながら、その実は市場の食堂のうちの店。
Jさんが楽しく、気持ちよく、お客さんにもイライラされず、お店の業務を全うできる日を願っています。
遅い時間、今日のウクレレ部は玄人っぽい構成。
本日初参加のCさんは自衛隊の楽団の方、もう一人偶然来店したレストランFのTさんは元キーボードのインストラクター。
ボーカルなしでは進まんということで、「花」と「学園天国」を歌う。
他にもぜんぜんしらないお客さんがいたのに……。
いやはや。
お手伝いのJさんも居残りで、早めに閉店。
おうちに帰ってからは、団地のバーべキュー人参加。
もう最後の最後で、食べるものもわずかという状況。
来年はもっと早くこの場にいなくては! |
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2009.8.14 [金] ストレスはお菓子作りで発散すべし |
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午前中からバタバタとお仕事。
波平とふたり、あちこちと電話やファックスでのやりとりで、息つく暇もないくらい。
でもね、なんか意味なく忙しい感じがするのですよ。
(特にお役所関係の提出書類の多さ&煩雑さにはうんざり……)
全くね〜。
こういう手間をうんと簡略化できたら、そりゃー人件費&経費節減になるに違いありません。
お役所はもっともっとコスト計算してみてほしい……。
そういえば、某●●●●省の末端のお仕事をさせてもらったとき、
自分のところにその仕事が降りてくるまでに
あまりにたくさんの会社が噛んでいることに驚いたことがある。
私に回ってきた仕事もギャラ的にはかなり「おいしい仕事」だったけど、
私の上でピンハネしている会社にとってはもっとおいしかったはず。
(だって、丸投げ、丸投げでお金だけ落ちていくんだから)
そうやって、大きなお金が、誰も読まない、あまり意味のない刷り物なんかにばんばん投入されているんでしょう。
世の中、財源、財源とかまびすしいけれど、そういう部分をすっかり見直せば、お金なんて何とでもなるんじゃないの?
なんて思ってしまうわね。
夜になって、コーンミールのパンとエクレアの皮を焼く。
エクレアを焼いているときのにおい、ものすごくいいにおいでやられそうになる。
数十年ぶりに焼いてみたけれど、結構簡単でいいかも。
問題は土曜日までちゃんとぱりっとしているかだな〜。
中身は明日作る、といったら、波平にとてもがっかりされてしまう。
すまんです。
でも、夜中にお菓子なんて食べずにすんだと感謝してほしいものです。 |
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2009.8.9 [日] 第2週目の営業終了 |
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naminamiの週末営業も8月2週目が終了。
土曜日は激しくお客様に来ていただいて、あたふたと死にそうになる。
朝9時過ぎ、バタバタと家を出て、帰ってきたのは10時前。
いやはや、12時間労働じゃありませんか……。
今日は前半にあまりに人が集中しすぎて、お帰りいただく人、数組。
小さな店なので、そんなにたくさんの人がいっぺんにご飯食べようったって無理なわけです。
夕方からはウクレレ部の活動場所になって、こちらは常連さんたちがわいわいと。
私は片づけの合間にちらちらと参加。
いえ、楽器は引けないのですが、歌で参加したのです。
最初はみんなバラバラのお客様だったのが、なんとなく今はみんなうち解けあっている。
厨房にまで聞こえてくる楽しげな笑い声が、しみじみ幸せ。
いいコミュニティだなあと。
1年4ヶ月の間に、いろいろ勉強させてもらいました。
そして、いい人たちともいっぱい知り合いになれました。
実質、あと6日間の営業ですが、がんばりたいと思います。 |
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2009.8.4 [火] さよならだけが人生だ |
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カフェで一緒にお仕事をさせてもらったみきみきさんが旅立つ日。
朝からひろさんと乗り合わせて空港へ。
さすがに泣きそうになってしまう。
帰り道、ひろさんは「いつも私はこうやって見送るばかりで寂しいよ」と。
うちなー嫁のひろさんは、おそらくもう内地に帰るということがない。
まあ、こういう別れは切ないけれど、沖縄はそういう土地なんですな。
午後からは和裁。
というか、第一週目のお昼は外で食べると決まっているので、和食ファミレスで合流。
席が隣になったK子さんから、いろいろと織りの話を聞く。
彼女は琉球絣の研修を受けてから、もう数年織り子さんをやっている。
今は花倉織りの帯を専門で織っているという。
私が「1枚くらいは琉球絣がほしいなあ」というと、
「琉球絣は一番安いのに、一番難儀なのよ(笑)」と。
なんでも、彼女が織り始めた頃は、1反織って手数料が7000円だったそう。
う〜む、それはやってられませんなー。
今はもう少しあがっているみたいとはいうが、それでも1万円を少し出るくらいだとか。
織りの道は厳しいのう。
夕方、なんだか気持ち悪くなって、ちょっとお昼寝。
あまりの暑さに、体の方がぐったりしてしまったのでしょう。
気をつけなくては! |
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2009.8.3 [月] おひるね部自主練 |
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週末のカフェ営業を終えて、ゆっくりと目覚めた月曜日。
でも、暑くて暑くて、ぜんぜん寝た気がしないわけです。
午後イチで打ち合わせの後、おうちに帰ってちょこっとお昼寝……のつもりが、
けっこうがっつり寝ました。
どのくらい寝たかというと、いい加減寝たなあと思っているときに、波平が
「歩いて『FMたまん』まで行ってくる」と、新しくできた本(←FMたまんもちょっとだけ紹介)を持って出かけて、
炎天下を徒歩20分歩いてFMたまんに着き、無理矢理生放送に出演させられ、
いろいろとしゃべったあと、また歩いて帰ってくる間の記憶が一切ないくらいです。
しかし、糸満にはFMたまんを聞いている人が結構いて、
彼がしゃべっている間に「今のはカフェnaminamiのこゆきさんのダンナさんね?」と
問い合わせの電話が入ったというのだから、やっぱり糸満は狭いです。
のろのろと起きて、晩ご飯どうしよっかなと思っていると、
明日沖縄を離れるみきみきさんから電話があって、
冷蔵庫の食料などを引き取ってほしいと。
(もちろん、快諾です)
お礼にパッとできるものをとシナモンロールを焼いたのだけれど、いかんせん暑いので形もダレダレに。
しかし、これも最後のやりとりかと思うと、ほんとうに寂しい。
でも、沖縄ってそんなところなんですね。
ケーキ材料をすごくたくさんもらったので、これからせっせと作ってお店に出します。
私も一応8月いっぱいでカフェ営業を卒業することにしているので、
本当に勤勉にケーキを焼かなくちゃ消費しきれないかなあ。
しかし、次の仕事も結構巻き巻きで行かないとダメって感じ。
暑いけど、がんばろう。 |
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