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2009.11.29 [日] 音楽的一日

午前中、Nさんに拾ってもらってアキラ電気へ。
展示会を冷やかして、ちょっと話をして、帰ろうとしたら、大きな袋をもらう。
中身は野菜とパンとミカンとおまんじゅう。
何も買っていないのにすみません〜。

その後、新都心へ。
ウクレレ部クラーベ氏の出演する「ジャズギルド新都心へ行く!」を見に行った。
県立博物館・美術館の裏庭(というか屋外展示場)で、なにやらオブジェが舞台のように使われている。

お天気がいいし、会場は広々だし、とっても気持ちがいい日だなあと。
お弁当は波平がパンから焼いて作ってくれたサンドイッチ。
(中身は昨日Nさんにもらった石垣の高級アグーハム!)
なかなかうまい!

2回公演と間のつなぎのプチコンサート、ぜん〜んぶ見た(全部無料です・笑)。
okinawaジャズギルドはなかなか迫力があったし、間のサウダージ学院のボサノバもよかった。

こんな風に適当に集まって、適当に音楽空間をゆるっと楽しめるっていいな〜。
沖縄はそんな環境がふつうにあるのが素晴らしい!

コンサートのあとは、飲み過ぎて遅刻だったTくんを拾って、沖映通りの楽器屋へ。
波平念願のカポも、やっと入荷していた。

で、ウクレレ部の練習をどうしようか、ということになり、
なんだかんだで結局3ピースに戻って、波平がお好みを焼くことに。

ジャズギルドの打ち上げを早々に切り上げて
糸満に帰ってきたクラーベさんもやってきて
ビールを飲みながら練習を2〜3曲。

いやー、日にちも迫ってきて、巻きをいれないとやばい状態になってきた。
ボーカルがヘタっぴだととても目立つよね……。

2009.11.28 [土] 首里織展示会

首里織の展示会へ。
一年に一度の催し物らしい。

首里織と一言で言っても、個性的な織物がいろいろ。
こんなにバリエーションがあるのね〜。

たまたまHさんも、Tさんも会場に着ていた。
Tさんからは物作りのたいへんさをいろいろと聞く。
本当にみんなよく頑張っていますよね。

展示会、本当に真楽の皆さんにも見ていただきたいなあと思う。
予算がなくて、東京や大阪ではなかなか開けないのだとか。
何とかなりませんかね〜。

会場にいらした別の作り手さんから聞いた話。
首里織はその昔、首里に住居を構えていた上官たちの家の女性が、
家族のために織っていたものなのだそう。
(政治的な理由で地方の豪族たちが首里に集められていました)
なので、昔からあまり流通にのらず、知名度も低いんだって。

道屯織は首里城にあがるような身分の人の、男性が身につける織物だったとか。
道理で見た目が男性的な感じ。
ふーん、なかなか面白いなあ。

思いついてバタバタと木綿着物を着て出かけたのですが、
会場では「着物を着てきた人に特典」があって、
首里織りのティーマットをいただきました。
こんないいものもらっていいのかな?
それだけ沖縄では着物を着る人が少ないのね。

2009.11.27 [金] そういえば私たちもよく12月に来ていました

ちょっと前に波平の友人が来沖。
羽田発26800円で2泊3日のレンタカー付き。
ホテルは辻の風俗街の真ん中でいまいちだったけど、安いです。

で、その後聞いた話で、やっぱり東京から来た人が30800円でサザンビーチリゾート
3泊4日レンタカー付きだったと。
サザンビーチは今年の5月にオープンしたばかり、
ピカピカのジョートーリゾートです(糸満ですが)。

む〜。
元ホテルマンのMさんによると、今沖縄のホテルはみんなどこもひーひー言っていて、
かなりひどい状況になっているとか。
サザンビーチも500室くらいあるので、稼働率を上げるのに必死なんでしょうね。

で、ふとやってきた旅行関係のメルマガをチェックしてみると、

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……なんぞということらしく、やっぱり12月は安いのねってかんじです。

これが沖縄から東京へ行く時にも反映されればいいんですが、
こちらはぜんぜん安くならず……。
今度、波平が術後検診に行くのですが、エアだけで軽くツアー料金を越えるのが切ないです(笑)。

2009.11.26 [木] 意外と知らないお金の話

ここ数日、銀行、商工会、公庫など、いろんなところを回ってお金の話を聞いている。
いや〜、全くいろいろではあるけれど、やっぱり借金するというのはそれなりにたいへんなことですね(笑)。

自営業でやってらっしゃる方は、こういう折衝を重ねて、自分の会社やお店を運営しているんですね。
今さらながら感心。

公的な貸し付けももちろんあって、そういうのは金利が低くていいのだけれど、
物件を借りてからしか申し込みできないとか、けっこう使い勝手が悪い。

じゃあどうするかというと、ある銀行では当座必要な分は金利18%の商品で借りて
公的なものが都合できる時点までつなぎなさいと言われた。
って、18%ってさー、街金じゃないんだから……。

必要書類にせよ、あれやこれや、本当にいろいろですわ。
しかし、逆にこれをクリアすれば保証人なしでも、
見知らぬ人からある程度まとまったお金が借りられるわけで、
それってすごいことだなあとも思う。

ただ何年か前に、公的資金を適当なことをいって借り倒す詐欺が何件かあったらしく、
以来、俄然書類審査など条件が厳しくなったのだとのこと。
まったく〜、悪い人はどこにでもいますわね!
(こういうの、ホント迷惑な話です)

今までこういう世界とは縁がなくボケボケと暮らしてきましたが、
ちょっと足を踏み入れると知らないことがいっぱいです。
改めていい社会勉強をしているなあと思います。

ちなみに、今回は波平がバタバタと用意してくれた事業計画書。
商工会の方に提出用のフォームをいただき、ひきつづき波平にお願いしようとしたら、「計画書は自分で書いてくださいね。その方がモチベーションがあがりますから」といわれる。
まー、そうですよね。
モチベーションあげなくては!

2009.11.26 [木] サプライズ!

今日は3peace cafeのNさんのお誕生日。
ウクレレ部の補講もあって、サプライズのお誕生日会を企画してみました。

Eちゃんがケーキを焼いてきてくれるというので、私はその他ちょいとつまめるお料理を。
いろいろ作って行こうと考えていたのに、結局前の予定の時間がおして、
バタバタとフランスパンを焼いて、ハモス(ひよこマメのペースト)作って、
トンカツを揚げて、くらいでタイムオーバー。

プレゼントはフルーツ柄のむちゃくちゃかわいいウクレレでした。
ウクレレ部みんなでお金をちょっとずつ出して買うことにしました。

Nさん、ものすご〜く喜んでくれました。
「今日、寝られない!」と。
よかったよ〜。

ちょこちょこお持ちしたものをつまみつつ、まったりとパーティを。
Eちゃんの焼いてきたオレオのチーズケーキがおいしい。

二人ともワインを飲んでしまったので、帰りはおなじみ、Mさんの車で。
ずっと代車に乗っていて、もう数回乗せてもらったが、
まだ本当のMさんの車を見たことがない。
沖縄の修理はのんびりしているなあ。

2009.11.24 [火] 箱を開けて考えたこと

昨日、都内の友人より、不要な着物がいっぱい詰まった段ボールが届く。
う〜んと年上の彼が、一戸建てからマンションに引っ越すので、いろいろものを整理中なんだとか。

件の着物は、85歳にしてすでに施設に入っている彼のお母様のものだそう。
もう着る機会もないから、と今回あれこれ処分することになったのだと。

友人はとても背が高く、残念ながらまったく着られそうなものはなかったとのこと。
(今どきの女子ですから)
こゆきさんの身長なら着られるかもしれません、
みたいな感じで送られてくることになったわけです。

で、開けてみて納得。
どっちかというと地味好みな私の目にも地味地味な着物や羽織がいっぱい……。
きっと施設に入る前までしっかり着物生活を楽しんでおられたのでしょう。
そんな感じのラインナップでした。

すてきな未使用のショールや、渋い夏着物、紗のチリよけなど、いろいろありましたが、
私がこれくらいのものを着こなすまでにはあと数十年が必要……。

というわけで、かわいらしい柄の羽織を3点ばかりいただいて、
後は和裁教室で山分けに決定です(笑)。

「ひっこしのサカイ」の段ボールを抱えて教室に入ると、
早く来ていた数名が「え、それ何?」と興味津々状態でやってきたので、
「かくかくしかじかで〜」と事情を話し始めたら、
「つまり、着物が入ってるわけね。説明は後でいいから早く見せて!待てない!(笑)」
とさっさと開店させられました。

各自、ほしいものをあれこれ物色していただき、なんとか完売御礼。
いや〜、よかったよかった。
残ったらどうしようかと思っていたけど、
最後は先生が「お細工物にでも」とすべて引き受けてくれました。

「これはあなたに似合うから」といろんなものが回ってきて、
一番たくさんのものを持って帰ることになったのは、
やはりクラスで最年長、70代の方でした。
だからよ〜。

それにしても、今回思ったのは、人の趣味というものは意外と一貫しているものだなあということ。
渋い紫系で、柄行も同じような感じのものが多かったのですよ。
年齢的なものもあるのでしょうが、これはやっぱり趣味ですわね。

うちにあるものも、おばあちゃんやお母さんのものが混ざっているからいろいろだけど、
自分が好きで買ったものやらはだいたい似ているかも。
「紺の木綿ばっかりね〜」と将来私のタンスの後始末をする人は思うんでしょうね(笑)。

幅はともかく、入れられるものはしっかり内揚げを入れてありますので、
よろしくお願いします(←って、誰に?)。

2009.11.23 [月] これがうわさのちんだら節

新城さんのちんだら節です。
先着25名まで、以下のURLで再生できます。

http://www.youtube.com/...

2009.11.22 [日] ちんだらかぬしゃま

久々に着物を着て出かけようと昼前にバタバタ着付け。
袷の絹の無双に、ぼた織りの単衣。
昨日までちょっと肌寒かったので、木綿の着物はちょうどよかろう
と思ってのチョイスだったのですが、着始めると暑い暑い……。

結局、襟元がばがばのゆるゆる着付けで、お出かけ。
でも、ちょっと想像するのですが、昔の日本人もこんな感じで、ゆったり着てたんじゃないの〜?
そう思うと、私のがばがばくらいかわいいものです。

で、出かけたのは浦添のてだこ小ホール。
Sさんに「ぜひいらっしゃってください」といわれていた「ちんだら節大会」です。

ちんだら節というのは、昔、政府の政策で強制移住させられ、
別れ別れになった恋人たちが嘆き悲しむ、八重山地方の恋の歌です。

今回の大会は、黒島郷友会主催のもので、今回で2回目だったみたい。
小ホールとはいえ、黒島関係者が一堂に会した感じがひしひしと。
Sさんは19名出場するコンテストの参加者のうち、3番目でした。

歌う前に司会者が「どこどこのだれそれ〜」みたいなことをアナウンスするのですが、
「あがりすじ(←たぶん字か部落か、地名)のけんやー(←たぶん屋号。同じ名字の人が多いので、みんな屋号で呼び合います)の
あらしろたかしさん(←糸満ではしんじょうさん、なのですが、黒島ではあらしろさんといっていたそう)」
本島に来たときに内地風の読み方にかえたのだそうです。沖縄の人は自由だねー。

Sさんはなかなか上手で、かなり練習しているんだなと思わずにはいられませんでした。
みんなえらいな〜。

Sさんの演奏のあとは、早々に引き上げてウクレレ部へ。
こちらもずいぶんうまくなっていました。

クリスマスコンサートは12月24日に決定したようです。
独身者もいるのですが、すんなりその日に決まってしまって「みんな、本当にその日でいいのか〜」、とツッコミを入れたいくらいです。

2009.11.21 [土] 魯山人のお茶漬け

波平がカポというものを買いたいから、というので、那覇のたから楽器に行く。
が、現在品切れ中で取り寄せ待ち1週間だそう。
ああ、沖縄……。

うだーっとなりつつ車を走らせていると、「壺屋陶器祭」の幟がはためいているのが目に入った。
毎年、壺屋小学校の校庭でやるやつです。

一昨年、拓ちゃんが来沖したときに、うろうろしていて偶然これにあたり、
大好きな「江口窯」が出店しているのを発見したのでした。
なので、今年も出ているはず、とテントをのぞき込んで探す探す。

で、出ていました。
(江口さん、前回は穴の空いたTシャツをきていたけど、
今回は袖のすり切れたパーカーでした。飾らん人やね〜・笑)

このお祭りではちょっと傷のあるものとかが2割引くらいで売られます。
このくらいなからいいかな〜という大振りなマカイを瞬間的に5枚大人買い。
(はい、カフェ用にです)

会計の時にタコの皿も発見。
1000円で、というのでいただくことにしました。

家を出るときにうっかりお金を持って出るのを忘れていたのですが、
波平が持っていたお金をぜ〜んぶ出してもらって、すっからかんで帰りました(笑)。

で、うちに帰ってさっそく使ってみました。
何に使ったかというと、「魯山人のお茶漬け」です。



最近、私に料理の本を山盛り貸してくれた人があり、
その中の一冊、「魯山人味道」というのが今回のお茶漬けの出典。
しびマグロをご飯の上に載せて、醤油をたらし、お茶を注いで半熟にし、
辛めの大根おろしを添え、さらに食べるときにわさびをチョンというレシピです。

魯山人が自ら書き記したくらいのレシピなんだから、どんなにおいしいのだろう……。
なーんて思って食べてみたら、ぜんぜんダメダメでした。
う〜む。何がいけなかったのかな〜。

そういえば、ちょっと前の「暮らしの手帖」に魯山人のお茶漬け特集があって、
上品に作られたお茶漬けの数々がでかでかと写真付きで紹介されていたけど、
ぜんぜん興味のないものばっかりだったなあ、と思い出す。
魯山人とは食の趣味が合わんな、ワシ。

ってなわけで、マカイの柄はこんな感じのエジプト文様でした。
漫画みたいだけど、実は壺屋焼の典型的な柄のひとつです。



そして、これがタコの皿。
帰りにちょろっと寄った近所のカフェのNさんは、「何これ? カバ?」とのたまいました(笑)。



ここの窯は美ら海水族館近くの本部町にありますので、今度はぜひ行ってみたいです。
窯元にはもっといろいろあるそうです。
どなたかご一緒に〜。

2009.11.21 [土] してきました

新型インフルエンザの予防接種に行きました。
前回行ったときにはまだ作り中だったスターバックスが、オープンしていました。
(ええ、もちろん病院の中にです!)

おじいやおばあが甘そうなケーキをぱくぱく食べていて、
どういうこと?って気分に。
だって、そのコーナーはこれまで「食べ過ぎないように」、
「この料理は●●カロリー」みたいな啓発の資料がいっぱい展示してあるところだったから。
まー、糖尿病患者が増えるほど病院は儲かるんでしょうけれど……。

順番待ち中に、まちぐゎーの常連さんのCさん発見。
いろいろゆんたくしていると、なんと、同じ先生にかかっていました。
いや〜このくらいではもう驚かないですけどね。
狭いす、沖縄。

予防接種は腕の後ろ側に打ちました。
「異常が出ると行けないから30分は安静に」と言われてじーっと座って待つ。

私より順番が先だったはずのCさん、診察時に超低血糖(32!)だったことがわかって、
ブドウ糖を処方されていたらしい。
無事に血糖値も戻って、「注射、イヤだね〜」と言いながら処置室前でまた合流。
今日はずっとゆんたくしてました。

注射のあとがちょっとかゆくなり、イヤな感じでしたが、
先生によると影響ないでしょう、という範囲のものだったらしいです。

午後から新カフェの水道やら電気やらの工事をお願いする予定のA電気にご挨拶に。
Aさん、まるでロバート・デニーロのようないい男でした(笑)。
そしてめっちゃいい人っぽい。

いろいろとこちらの事情をお話しし、実際に借りる物件が決まったら、また相談に来ることに。
「イメージがはっきりあれば、だいたい予想よりは安くできるはずよ」と。

「あちらのカフェは小さい厨房を整えるのに100万かかったと聞いてビビッてます」というと、
鼻で笑って、「図面引いたり、紙に書いたりすると設計料とかいって余計な費用を取られるんさ」だって。
つまりは、現場で職人に指示すればいいだけのこと、らしいです。
ふーん。

地元でそういう工事をいくつもやっている人だけに、いろんなお店の話を知っている。
こちらが回った物件についても、「ああ、あそこはこうこうこうだったよ」とか、
「ああ、あそこがこういう風になっているところでしょう」とか。
いやいや、いろいろ勉強になりました。

進んでいるような、いないような。
まさにカメの歩みのようです。

2009.11.16 [月] 農連市場に行ってみた

超早起きして農連市場へ。
今度の本のテーマが「市場」で、糸満クリエイティブでは
農連市場を担当することになりそうなので、下見というわけ。

朝4‾5時が一番盛り上がるとのことなので、3時起きいたしました。
で、今回もちらっとお誘いしたら乗ってきたMさんとNさんのお二人が同行。

なんかとってもアジアな空間でした。
野菜があちこちで山盛りで、おばあが元気にそれを売っていて、
野菜の箱を山盛り積んだバイクがノーヘルでバンバン走っていて……。


農連市場の入り口はこんな感じ。奥へ行くともっと賑わっている。


もやしのお店もあちこちに。こうやって樽いっぱいにそだてられたもやしは、
おばあたちに根切り&豆かす取りされたあと、大きな袋に詰められて
各地(各店)に納められていきます。

いつもファーマーズマーケットで見ているお総菜や沖縄風のお菓子は
ここらで作られてあちこちに売られていくのだと、はじめて知りました。

絶対に食べようと決めていた中華まん、「菜包(ツァイパオ)」のお店は、
なんと16〜19日がお休みとの張り紙が!
それが食べたくて、仕事もあるのにがんばって早起きしたNさんとともにガッカリ……。
いや〜、ついてない!

で、代わりに「仲尾次」というお店で餅キビ入りの朝がゆを食べました。
ふつうのお茶碗になみなみと注がれた小サイズは1杯100円也(笑)。
梅干しが1個のっかってきます。


それを3杯とぱりぱりのゴボウのかき揚げ2つ、島豆腐の厚揚げ2つで締めて600円也。
4人でこの値段はやっぱり市場価格ですね。

さらに、デザートをと、今川焼きを売っているお店に入り、
みんな仲良くむしゃむしゃとほおばる。


この時点で朝5時半くらい。
何かが麻痺したまま、とりあえず食べる。

この店ではそんな時間に天ぷらもバンバン揚げていて、
誰がこんな時間にこんなに天ぷらを買うのかといぶかしがっていたら、
買う人がいるから揚げるのだ、という感じでお客さんがひっきりなし。

中には、ちょこっと座って、置いてあるプラスチックの皿に
天ぷらを2個、ひょいひょいと載せて、ソースをドバドバッとかけてつまんでいく
激しく常連臭を放つおじさんなんかもいる。
時間にしてわずか3分程度。はやっ。
大人のおやつなんですね、天ぷらって。

魚も、イカも、芋も、野菜のかき揚げも、ぜ〜んぶ40円!
う〜ん、これで利益がいくらあるのだろうか……。
お昼ご飯にと野菜のかき揚げなどを買ってみる(立派な天丼になりました)。

このお店は載せようと決めてお店の名前を聞くと、
「え〜っとえ〜っと、名前はないさー」って。
確かに看板もなければ、張り出しているひさしの赤いシートにも名前はない……。

「電話もない店もあるだろうね」って、事前の打ち合わせではデータ確認作業を心配していたけど、
名前そのものがないお店があるってことまでは想定してませんでした。
……完敗ですわ。
(でも、おばあもおばちゃんもいい味出してたので絶対載せますけど)

沖縄の市場、とても奥深くて面白いです。
来沖の際はぜひおたずねくださいませ〜。

2009.11.15 [日] 気になる居抜き物件あり

糸満で一番物件持っているという評判の不動産やさん、Oに行ってみる。
が、こちらの希望に合う感じの物件はわずか1軒……。
話が違うでしょ?

いろいろ話を聞いていたら、今選挙期間中だから、ちょうどいい大きさの物件は、
みんな事務所として借り上げられているということが判明。
ああ、そうだったのか〜。

というわけで、もうちょっと待ったらもっといろいろ出てくるよ、といわれる。
そして、現在おすすめの物件に行ってみる。

ここは前からよく中を覗いたりしていた居抜き物件で、
スープカレー屋→沖縄そばの食堂の2軒が玉砕している。

特に2軒目の食堂は、あっという間になくなってしまって、
行こうと思っていたのに結局行けずじまいだった。

2ヶ月もかけて改装したというきれいな店内に、本格業務用クーラーと
業務用冷蔵庫が2台、そして水回りも工事済み。
あとはシンクを入れて、ガス台などなどを設置すれば、すぐに営業できる。

む〜、こんなに手を入れてきれいにしてあるのに、あっさり引き下がるとは、
なんともったいない話ではないか……。
まあしかし、それほどまでに人がはいらなかったんでしょうね〜。
(カレー屋も食堂も内地の人がいきなり始めたお店だそうです)

駐車場はないものの、初期投資はかなり圧縮できそう。
でも2軒も続けて終わっている物件だけに、ちょっとね〜。
正直内装もこちらの思うテイストに仕上げるのは難しそう。
しかも、靴を脱いであがるスタイルなので、みんなうだうだと帰らない危険もあり(笑)。
焦らずにちょっと悩んでみましょうね。

しかし、ここを借りる場合、インテリアに一ひねりもふたひねりも必要かと。
識者の皆さん、頼りにしていますよ〜。

2009.11.14 [土] 何十台もウロウロしているもので

糸満市は明日が市会議員選挙の投票日。
30名の立候補者のうち、6名が落選します。
小さい市なので本当に数票で当落が決定する熱戦が予想されています。

なので、ここ数週間はガーガーと騒音をまき散らすたくさんの選挙カーと
いやでもおつきあいせねばなりませんでした。
(同じ名字の人も多いので、みんな名前の方を連呼するのもなんか妙な感じです)

細い道で前を走られようものなら動きがとれず、イライラすることもしばしば。
(↑ワシ、人間ちっさ〜)

でも、このうるささ、ウザさとは今日いっぱいでおわかれです。
熱の入った宣伝カーの往来を見ながら、明日の静けさを思う土曜の朝でした。

********************

ところで、カフェの物件探し、引き続きやっています。

糸満市ではOという不動産やさんが一番飲食物件を持っているとのことで、
別の不動産やさんに入って「飲食で店舗を探している」というと、
「あー、それならOさんに行くといいですよ」といきなり言われたりする。
やる気あるのかね〜。

数件見せてもらった中には、まさに居抜きで冷蔵庫、クーラー付きなんていう物件もあれば、
りっぱなカウンターがついていたり、トイレが増設されていたりといろいろ工夫された物件もあり。

でも、やっぱりそういうところはちょっと自分たちには大きくて、
逆に改装費がかかりそう、と思ったり。
場所もいまいちかな〜と。
(そういう場所の物件だったからつぶれちゃったのかな?)

お家賃もいろいろで、長い間空いているところは
交渉次第で1〜1.5万円くらい値下げがお願いできるみたい。
まー、昨今はあちこち空いているところが多いですからね。

案内された物件が、たまたま知り合いの事務所だった、なんてのもありました。
本人が中にいて、「え〜、引っ越すの?」みたいな話になったり(笑)。

ちょっと静かで、夜明るくて、目立つ場所にあるところが希望なのですが、
なかなかこれというところはありませんね。
まあ、まだまだ探し始めたばかりなので、
ゆっくり探してみようと思います。

2009.11.12 [木] 牛歩ではありますが

カフェの方、ぼちぼちですが前に進んでいます。

先日は「もともと喫茶店をやっていたところ。あなた方なら居抜きでお家賃は1万でも2万でもいい」という
びっくりするような話をいただき、見てきました。

沖縄はこういう話がいろいろあって、本当に常識では語れない場所だなあと。

残念ながらそのお話は隣町であることと、2階であること、
ちょっと私には広すぎることなど、いろいろあって、
お断りすることになるとおもうのですけど、それにしてもありがたいお話ですよね。

あと、いろいろこちらなりに見積もりを立てていたことに関しても、
「それはガス屋に交渉すればもらえるよ」とか、
「それは飲料水のメーカーが持ってくるはず」とか、
意外と道はあるのかなという感じです。
さすが沖縄!

で、夕べは近所のカフェのNさんと、元ホテルマンのMさんと3人で那覇の夜カフェめぐりを。
1軒目で晩ご飯を注文したら、どえらく待たされたけれど、誰も全く文句も言わないのがおかしい。
(いつも待たせる身でしたからね)

桜坂から平和通り、国際通り、ニューパラダイス通り、浮島通りといい大人が深夜徘徊。
いろんなカフェを覗きつつ、いっぱいやったりして、なかなか充実した夜でした。

というわけで、おそらく来月の半ばから後半にかけて、
トントンかんかんやることになりそうです。
いまのところ、年明けくらいのオープンを目指すか、という感じになってきました。

なんだか周りに楽しみにしてくれている人がいっぱいいるので、
こちらもどんなお料理をしようかと、その部分だけは楽しく考えております。
大工仕事には自信はありませんゆえ(笑)。

ちなみに私、祖父は父方も母方も偶然大工さんでした。
やり始めたら燃えるかも?

2009.11.6 [金] 振り返り日記ですが

月に1度の定期検診日。
Ha1cはなんと7.2と悪化していた〜。
これは単純に食べた量にインスリン量が追いついてないってことです。

自己分泌がどんどん減ってしまっているなあ。
ちょっと前までは楽勝だったコントロールも、ここ数ヶ月はダメダメです。

ただ、もう遠慮なく自己判断でインスリン量を増やしていくことにしました。
セオリーでは「勝手に変更しないこと」なんだけど、
うちの先生は「食事の量を見て、自分で判断して打っていいよ」とおっしゃるので。

幸い、低血糖になるとあっという間に手が震えだしてそれとわかるので、
そのときにはちゃんと飴食べたり、甘いもの食べたりすればよろしいということで。
(低血糖に気づきにくい人は突然倒れたりするらしいのです。
私はまだその経験がないのですが、下手すると死んじゃったりする可能性もあるのが怖い)

それと、新型インフルエンザの予防接種がいよいよ回ってきました。
インスリン使っている患者は、基礎疾患持ちの中でも妊婦さんと並んで優先順位が高いらしいです。

足りない足りないと世の中がざわざわしているときに、
こんなに元気な私が先に打ってもいいものかとも思ったけれど、
どうせ打つなら早いほうがいいからということで、来週さっさとすませることにして予約しました。

確かに、ちょっと熱が出ただけでもものすごく血糖値が上がって
コントロール全然聞かなくなりますからね。
ちなみに、そういう時を「シックディ」と呼んで1型患者は恐々としています。

で、よくよく話を聞くと、新型は2回打たなきゃダメらしい。
そして、ちょっと間をおいて季節性のインフルエンザの予防接種もせよと。
全部合わせると8000円を超える、痛い出費です。
まあ、それで命の危険を少しでも回避できるなら高くはないのかも知れないけどね。

この日は1年ぶりに眼科の検査も。
眼底検査といって、薬で瞳孔を開かせておいて奥を見る検査。
(毛細血管に出血がないかどうかをチェックしてもらいます)
こちらの結果は良好で、視力も落ちていませんでした。

検査後も開いたままの瞳孔はなかなか元に戻らないので、
外に出るとモグラのようにすべてのものがまぶしくてまぶしくて……。
前回は自走で行って帰るのに苦労したので、今回は送り迎えをお願いしました。
ありがたや〜。

2009.11.5 [木] またやるどー

最近、だんだんとまたカフェをやりたい気分が盛り上がってきました。
お金はないけど、なんとかなる、か?

問題は体力です。
(お店を整備するもろもろも含めて)
なので、弱らないようにぼちぼち営業するスタイルで。

波平は「識者の方々にいろいろご意見頂いていろいろ決めよう」と。

で、識者ってだれ? ときくと、
「かんからさんとか、かおかおさんとか。で、現場監督はiちゃんだな」と。

というわけで、これから物件探しなどいたします。
幸い(?)糸満はものすごく空き物件が多いので借り放題状態です。
いいのか〜。

というわけで、かんからさんが代理でゲットしてくれた布たちは、
糸満のカフェ(仮)で何かに役立つ予定です。
椅子の座面にでもはろうかな?

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沖縄のお墓は門中墓(むんちゅーばか)といって、男性方の一族(=門中)がみんな1つのお墓に入ります。
なので、巨大です。
(新しく作るときは完全な土木工事です)

形として3つほど代表的なスタイルがあるのですが、
一番ポピュラーなのが「亀甲墓(かめこうばか)」と呼ばれる亀の甲羅を模した作りのもの。
曲線で構成されていて、一説には女性が仰向けで股を開いている形なんだそう。
で、ナニの部分がお墓の入り口になっていて、
死ぬとお母さんのおなかの中に戻っていく……みたいなイメージなんだそうです。

ちなみに、春先の清明祭(しーみー)は、この墓の入り口の前のスペースで
一族郎党が重箱を広げて飲んだり食ったりしつつ、ご先祖様に感謝するという行事です。

門中は多いところで数百人にも及ぶそうで、しーみーの日が決まったら、
新聞にお知らせ広告を出すんだとか。

ね、沖縄ってわけがわからなくて、面白いでしょう?

2009.11.1 [日] なぜベトナム通りというのかはナゾです

写真追加しました。
雰囲気わかってもらえるかしらん?

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朝、Mさんにお迎えに来てもらって、波平と3人で沖縄市のベトナム通りに。
どうやら沖縄フリマの発祥の地みたいな場所らしく、
近所の人が思い思いのがらくたみたいなものを持ち込んで、
出店ともいえないような出店がずらっと並んでいる。







面白い、けど買うものない……。
農作業とかやる人にはいいのかもね。
(そんな機械のパーツを売っている人が多かったですから)



圧巻だったのは大安売りの肉屋さん。
真夏のような暑さの中、冷凍の肉をガンガン並べている。
売れ残ったらひどいことになるなあとおもっていたけど、
どうやらあまりの安さに常連さんがいるらしく、
一周してきた帰りにはめぼしいものはあらかた売れていた。





↑これは一角にあるバラック小屋っぽい雰囲気の食堂。市の立つ日だけやるのかな?

結局3人ともひゃーひゃー面白がっただけでなにも買わず(笑)。
帰りにコザでチャーリータコスを食べて帰ってきた。

午後からはカフェでウクレレ部。
今回、初参加のフレッシュマンが!
またプロです(本業は自衛隊の音楽隊でベース担当)。
しかも、25歳の独身男子。

カフェ営業担当のTさんから、「女子組は声のトーンがあがってますよ」とツッコミが入る。

で、ナニがうれしいかって、これまでキーがぜんぜん合わずにとても苦しかったボーカルが、
彼のトランスレート能力のおかげでピタリと合わせてもらえること。
よかった〜。

ウクレレの皆さんはこれまでやってきたコードが変わって四苦八苦していたようですが、
そこはがんばってもらいましょう。

一応クリスマスコンサートが目標。
歌詞覚えなくては〜。

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