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先週の日曜日、久しぶりにやんばるドライブに行きました。
目的地は御菓子御殿の社長さんが趣味で始めた民俗資料館。
なんだか想像した通りの展示だったものの、まあこれはこれでいろいろものが見られてよかったです。
で、もうひとつのメインは、ファーマーズマーケットでのお買い物。
ここでは椎茸の粉を買うのが一番の目的だったけれど、時期的にちょうどやんばるの柑橘類がいろいろ出ていました。
買ってきたのはタルガヨ、オート−、青レモン、シークヮーサー。
タルガヨはそのまま食べる小型のみかんで、オートーはしぼり汁を使う酸っぱいみかんです。
青レモンは大宜味産のもので、今流行りの塩レモンを作りました。
味的にはレモンというよりも、ライムみたいな感じ。
夜はお刺身をオート−とシークヮーサーで食べ比べたり、ビールに絞ったりして、なんだか贅沢で幸せな食卓になりました。
沖縄のみかんは青いまま食べるものが多くて、一見しただけでは何がどの種類かはわからないものが多いし、酸っぱいものでも、熟せば甘くなるということで、食べられる酸っぱさなら食べてもよし、みたいなゆるい感じです。
沖縄方言ではみかんを総称してクニブーというのだそうですが、これは日本語では九年母と書きます。
発芽して9年経ってから実を付けるからだそうです。
タルガヨは、別の種類でカーブチー(皮が厚いものという意味)というみかんとオートーの掛け合わせだということです。
北部の農産物は、なかなか南部まで来ませんから、たまにこうやっていろいろ仕込んでくるのも楽しいですね。 |