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15日、16日と久々に浴衣着用。
青い型染め(松と松ぼっくり的な柄)に鰹縞の半幅で。
浴衣は綿紅梅のもので、古物を仕立て直して初おろしでした。
そして、鰹縞の帯はかおかおさん作のものです。
ぴったり来るものがなかなかなくて、こちらも十年近く(以上?)寝かして、やっと初おろし。
相方には「非常にさわやかで夏らしい組み合わせ」と絶賛してもらいました。
一昨日の夜は近所の居酒屋でしたが、昨日は久茂地新聞社のギャラリーで開かれていた「柿右衛門展」に。
りうぼう(沖縄唯一のデパート)主催で、あまり古いものはなく、すべての展示品に目玉の飛び出るような値札が付けられていました。
途中からずいぶん年配の男性販売員がいろいろ営業してくれましたが、こういうところの人は、おじさんでもとてもこぎれいだなあと、失礼ながら身につけているものとかをじっと観察してしまいました。
別の女性販売員がサッと張り付いたおばあさんは、着ているものも凝ったデザインのもので、指輪もすごーいのをしてたから、なるほどなと思っていたのだけど、自分も張り付かれることになるとはね。
そういえば、クルマで背中がゴロゴロするのがイヤでカルタ結びをして、解けないようにと帯締めをしたので、ついでに遊び心で本真珠がビシッと5つ並んだ帯留めを付けてみたのでした。
浴衣だけど着物姿で、それなりの貴金属を身につけていたら、数十万の柿右衛門の壺とか買いそうに見えるのかね?
そういえば帯留めも初おろし。はい、贅沢なことです。
でもこれ、実は、相方が骨董市の500円均一で掘り出した新古品(笑)。
イミテーションの山の中から、よくまあこれを見つけたなーと感心した一品でした。
柿右衛門展ではもちろん何も買わずに帰ってきたけれど、家にある濁し手の小さな壺、やっぱり本物だと確信することができました(箱にもちゃんとした箱書きがあるし)。
今日の展示会に混ざったら、軽く10万円は付けられるんじゃないか?
これもある日、相方が「500円だったよ」とうひゃうひゃいいながら、リサイクルショップで買ってきたもの。
クルマほどの値段の壺や皿を、真面目に買う気にはならない人生です。 |