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2006.5.31 [水] 

5/31は旧5月5日で端午の節句
鯉のぼりを思い出しました
鯉と言えばこないだ呉服屋さんで染めの夏帯でちょっとハードなやつ、とリクエストしたところ、おばさんが出してきたのはまぁありがちな鯉の滝上り柄の帯でした
でもおばさんはそれをナマズだとおっしゃってました
えっ!?そうなの?ナマズなの?鯉じゃないの!?
口ヒゲあるでしょ?ナマズよって。。。
えっ、えっ、えっ?
鯉にも口ヒゲあったはずだよ
あの帯は鯉だったのかナマズだったのか、再び気になりだしちゃいました

2006.5.29 [月] 

いただいた棉の種、まだギリ間に合うというので蒔いてみようか思案中
ただでさえ今年は日照不足でプロの農家さんも難儀しているというのに
ゴムの木やサボテンを枯らす私にできるのでしょうか
とりあえずポイントおさらい
蒔くときは前もって石灰を混ぜたりして土をアルカリにしておく
前日種を吸水させて発芽を促しておく、もしくは蒔く直前に種の周りの繊維がはじかなくなるまで水にまぶして木灰を混ぜてポロポロにしておく
深く蒔きすぎない
間引きは成長を揃えるためのもの、成長の早い子や成長点がいかれた子は間引きの対象、葉が隣と重なるようなら間引く、茎の太い子を残す、最終的な間隔は大人のこぶし大、最終の最終は20センチ間隔
プランターでもいいけど太陽の光があるとこに移動させる

植物としてのワタは木へんの棉、種を取り除いて繊維としてのワタは糸へんの綿となるらしい

蒔かないとしたら種、どうやって保存したらいいんだろ

2006.5.28 [日] 

糸紡ぎ体験をしてきました
使用したのは大島在来という種類
まずは種取りを手だけでやってみました
種に繊維が絡んでとりにくいっ
河内木綿は取りやすいそうで、だったら河内の棉でやりたい!と思ったのだけれど河内のは繊維が短いみたいで紡ぐとき大変みたい
糸繰り機という木製のパスタマシーンみたいなのんを出してもらったのでこれで種を取りました
これ、ラクチンで早ーい
初めて見る木綿の種はちっちゃな猫柳みたいで愛らしかったです
さて次は綿打ちです
ハンドカーダーと弧状の弓と弦が一本しかないハープみたいな弓のみっつでやってみました
このハープみたいな弓は実際に音が出て、うまい人が綿打ちやるととてもリズミカルでほんとの楽器みたいでした
音といいほわほわとはじめる綿といい、うまくできたら一種のトランス状態に入れそう
面白そうだったんでついやってしまったのだけれど見た目通り重いし弦に繊維が絡むわで難儀しました
ええ、ふらふらになりました
モチロン今、筋肉痛です
次は篠作り
打った綿をありがちな折り紙くらいの大きさに広げて巻いていきました
次はコマで糸紡ぎ
はまります
でも、お世辞にも味があるとも言いがたい糸となりました
次はチャルカというインドのポータブル糸車で糸紡ぎ
コマより早いけど、でも、やっぱり糸はなんともブサイクさんでした
チャルカはかせまで出来るので先ほどのコマの糸とあわせてかせあげしました
生まれて初めての糸は散々な出来栄えだけれど糸ができる工程を知り、体験できて実に有意義な一日となりました

2006.5.12 [金] 

ダーさんが沖縄に帰っていて、連絡もマメにくれるのだけど、どんどんどんどん方言色豊かになってきて、そろそろ理解できなくなってきました
そしてどんどん芽生えて枝もたわわなザ・郷土愛
しかも沖縄本島限定
おかげで電話のたんびに八重山の人は冷たいという意味の「八重山ひじゅるー」という単語がでてきます
本島より八重山が好きな私への圧力ですかね
八重山ひじゅるー、私はそれって身内愛とか生命力とか大らかさとかいったものの受け捉え方の違いだと思うんだけどな
方言も分からなくなってきたし、八重山ひじゅるーの話ももう聞きたくないので早く帰ってきてほしいです
ご飯の仕度をまたしなきゃならなくなるのは嫌ですけどね

2006.5.10 [水] 

みともさんの次の催事の来場御礼特典で売られる貝紫の帯締め、買ってみようと思いました
ゆるぎだって言うし色も微妙にだろうけど違う中から選べるって言うし何よりイメージと違ってたら買い取らなくていいって言うんだもん
ご案内に入ってた葉書の帯締めのとこにチェックを入れてあとは返信投函すればいいだけだったのにゴトッとマグカップを倒してしまいました
葉書はコーヒーまみれで茶色く、紙はヘナヘナ
ふき取ったけど汚い葉書になってしまいました
まー、いいや
うまい具合に投函後はしばらく雨が続いたので雨で汚れたってことになるだろうし、そもそも誰も気に留めやしないでしょう
なさそうだけどもしコーヒー色っぽいのがあったらそれを選ぼっと

2006.5.9 [火] 

今日は昼と夜のお仕事が急遽両方休みになりました
なので今まで手入れしていなかったお召しを悉皆に出しに行きました
だいぶ長いあいだ放置してたことを言われたのは予想通りだったのでえぇ、えぇ、責めてくださいって感じだったんだけど「おうへんしてるね」ってのは予想外
おうへんって?
そんな単語、聞いた記憶がありません
頭の中で一生懸命「おうへん」に当てはまる漢字を探しました
すぐに「黄変」という漢字が浮かんだんだけど私の中でそれは「きへん」と読む単語
ずっとそう読むと信じてきたのに正しくは「おうへん」でした
動揺してるのもつかの間、黄変ってば厄介らしい
黄変抜きしてお化粧してあげないといけないかも、なんてことを言われちゃいました
ますます動揺しますじゃん
多分衿んとこの黄変は私の化粧が原因のひとつなハズ
化粧で作った黄変を化粧で直すって言われるとね
素人な私向けの解りやすい表現ではあるんだけどもうじゅうぶん反省しているのでその表現は切なくなるのでやめて欲しい、やめてくださいと思いました
どうかどうかキレイになって帰ってきますよーにっ

2006.5.9 [火] 

着たいなっていう気持ちがどんどん募ってきて、久し振りの和服は何にするか悩んでみました
もう立夏も過ぎたし単でいーよ、と思ったんだけど単モノは悩む余地のないほど極少
でも、違う悩みの種、発見デス
白地のお召し、袖口と衿んとこが白地から肌色みたいな色地になってました
すごいっ!このお召し、私の肌と同化し始めてるっ!なんて思うことはなく、洗わなかったからね、しょーがないや、自業自得じゃん、でもやっぱり落ち込むなぁって感じです
でもって着物や作った人にごめんなさい。です
こんなに数が少ないのに、それもちゃんと管理できないなんてね
私は汚いひんがーなのだと改めて自覚いたしました
これは白地だから汚れが目立つけど私は黒・紺・茶といった制服カラーの着物が多くって、多分すっごく汚いんだろーな
あぁ、ごめんねぇー
三歩戻る

2006.5.5 [金] 

とうとうやっとこないだ選んだ着物と帯の代金を払いました
ぁぁああああぁぁぁ、えぇ、えぇ、えぇ、働きますともっ
みともさんで貝紫のメキシコでのお話を聞かせてもらいました
染まってない糸を持って男は海辺の岩場を移動しながら貝をぴゅってやって糸に色を付けて行く
その糸を愛しい女にあげて女は3年ぐらいかけて月の光も使いながらムラに染まったりしてた糸を綺麗にする
その糸を使って自分の花嫁衣装を織り上げる
そんなお話
話を聞いてていいなーと思ったのは最初の男からのプレゼントといったくだりまで
プロポーズすると決めてから結婚まで3年以上かかるってのには長いなぁって思ったし、糸を綺麗にして織り上げるのは花嫁自身ってとこは花嫁衣裳なんだからお母さんが作ってあげりゃあいいじゃんって思ってしまいました
満月がどーの、といった話より3年かけて糸を綺麗にすると独特のニオイもなくなっていくという話の方が気になって、臭いのか、臭うのか、そりゃそーかもねと、魚介類が腐った臭いを想像して辛くなってしまいました
愛の力ってすごいなーとは思ったけれどロマンティックとは素直に思えませんでした
忙しさを理由にどんどんすさんでいってるのだと思います
反省、清い心に向かって精進です

2006.5.1 [月] 

車を買ったものの運転はいつもダーさん任せ
ですが今回車の運転を免許取得後初めてしてみました
信号もなく、単に道なりに進むだけだったのですがブレーキとアクセルがどっちかも忘れているペーパードライバーの私はとーっても怖かったです
アクセルは重いし思った以上に踏み込まないと進まないし、加減が分からないので速度計は80キロと20キロを行ったり来たりしてました
フラワーラインという道路を10分ほど走ったのですが空いてて本当によかったです
一定の速度が出せない私ですが私の車にはアクセルを踏まなくても同じスピードを保ってくれるレバーがあるのです
きっとこの車はアクセルワークが難しいからこーいった機能が付いているのだと思います
もっと初心者向けで燃費のいい車に乗り換えたいよぉ

2006.5.1 [月] 

房総半島へ行ってきました
朝も早いしGWの中休みだったので道路はガラガラ
日本三大朝市のひとつ、勝浦の朝市でお買い物
たくさんのカツヲを見るにつけそのままさばかずおろさず一本のままかぶりつきたくなる衝動にかられました
朝市のすぐそばに漁港があってそれも併せて拝見したんですけど漁港関係の方たちが集まるととてもカラフルなんですね
まるでカラーマジックが集まってるようでした
アウトドアものって小豆色や紺、黒、灰、ベージュも多いけど黄緑や黄色、ピンクといった蛍光色も多いからこちらの世界の服装もそーゆーことなのでしょう
実にはっきりくっきりとした彩り豊かな光景でした
鯛の浦に移動
遊覧船に乗るつもりだったのに風と波が高くて欠航
ま、こーゆータイミングの悪いことはよくあるので気にしたけど気にしないで鴨川方面に移動
仁右衛門島に渡りました
手こぎ船で渡る島
仁右衛門さんの島
ニクイぐらいにいろんな花が咲いてて緑豊かなゆっくりとした島でした
ほんとに、この島の今時期の花たちは歓迎上手で私を乙女に戻してくれるのでした
ありがとう、にえもんフラワーズ
記念にこの島のオリジナル手ぬぐいを買いました
乙女となった私にこの手ぬぐいの絵はちょっとおっさんくさいんだけど記念なのと400円と安価だったので購入
売店には仁右衛門島の写真入り7インチピクチャーレコードや島とどう関係があるのか分からないカバの形をした灰皿も売られていて手ぬぐいのおっさんくささといい、昭和な売店にあっという間に乙女から元の私に戻されたのでした
島をあとにして南房総最南端まで行って灯台行ったりしながらくるっと周って帰りはブルジョアジーにアクアライン利用
通行料も高いしここもガラガラ道路
渋滞知らずの日帰りGW旅行とあいなりました

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