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2005.10.31 [月] トゥン・ビャン |
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幻の桐板 |
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2005.10.31 [月] 自然素材展after |
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自然素材展の会場の二階は、
琉球絣の展示だった。
*琉球絣は、
幾何学模様の手括りの絣を特徴とする
会場のある南風原地方の織物で
沖縄の中でも最も盛んに織られている。
自然素材展の間、
勝手に会場でお弁当を毎日食べていたり、
勝手に休憩したり、
迷惑だったりしたと思うのだが、
それでも毎日弁当は食べた。
で、弁当を食べる合間にお邪魔した
この琉球がすりの展示が凄い。
特に、昔の木綿の絣のなんといえない素朴な味は心を打つものがあった、
そしてよく見るとかなり精巧に織られている。
それから刺繍チックな織りの花織がなんとも可愛かった。
え?これって、手鼻、いや手花
ってことはひょっとして花織の綜絖を手でやるんですか?ヒー
(*綜絖:(織る模様にあわせて)経糸を上げ下げするもの、通常は足で踏んで上下させる)
で、この技術や展示の資料が出版されるらしいので、
そこのおじさんにちょっと聞いてみたところ、
限定配布の資料らしいのだ。
がくっ
おじさーん、そこをなんとか...
***
自然素材展が終わった日の打ち上げ
何やらえりりんさんが話をつけてきた。
沖縄サイドの主催者大城拓也さんのご厚意で、
ご実家の工房「大城廣四郎織物工場」に朝からお伺いすることに...
大城廣四郎さんは残念ながらもう亡くなってしまい、
今は一夫さんが切り盛りしているが、
この南風原では、知らない人はいない。
今回のイベントが上手く行ったのも、
この大城さんのご尽力によるところが非常に大きいとのこと。
大城廣四郎織物工場では、染と絣(写真)そして織りの工程を拝見する。
あれー、昨日資料くださいとおねだりしたおじさん、なんでここにいるの?
ハイそれが、工房の代表、琉球絣組合の代表大城一夫さんその人でんがな。
ははー!orz
見学では経糸の整経最中カメラをパシャパシャと
またしてもさんざん邪魔をする。
そして、資料室では幻?の桐板(「トゥン・ビャン」龍舌蘭らしい)や同行のykk氏悶絶の経糸木綿、緯絹の絣に出会うのだ。
***
その後、主催者の「青土」の橋本さんと大城さんと昼食に...
最後にykk氏、
同行いただいた大城さんに向かって
「ところで(主催者の大城)拓也さんとのご関係は?」
えー、拓也さんの父上でんがな。
ひょっとして酔ってました? |
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2005.10.31 [月] 自然素材展総括 |
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[昼の部]
とにかく素敵な素材に囲まれ、楽しく過ごし倒す。
苧麻、大麻、科布、葛布、楮布(太布)、芭蕉布、ウール
ラオス、ネパール、インド、グアテマラ、中国、琉球、日本
いやー密度の濃い空間であったのは間違いないっ!
そして、そうした素材を纏い、肌に触れるということの
喜び、憧れ(煩悩、物欲とも言う)を
一層強くした。
また、失われていく糸作り、道具作りの貴重さを
改めて実感。
その一方で、こうしたことに
お金のためでないことはもちろん、
義務感からでなく情熱を注いでいる、
そういう若い人がいるということに
何か有り難い思いがする。
(で、自分が何かできるかって?何だろう...)
ところで、自分は着物という目的を通じて、素材を楽しむ
(要するに着られない素材に興味が向かなかった)ほうなのだが、
まわりの女性は、素材を通じて着物を楽しむ、
もしくは素材そのものに親しんでいる
そういう印象があった。
野郎と淑女の違い?
みなさんはどうですか??
(だからどうってワケではないんですが...)
同行のみなさん、イベント実施のみなさん、ゲストのみなさん
こうした物欲を強力にバックアップくださいまして
ありがとうございました。
[夜の部]
3日間、飲んでいないのに連日飲み会では気絶。
飲める飲めない以前に体力の回復が期待される。 |
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2005.10.30 [日] 自然素材展3日目[昼の部] |
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買い物しながら、散歩しながら苧績みする
中国のおばちゃんの例が最高にウケた。
写真はグアテマラ原始機の実演 |
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2005.10.30 [日] 自然素材展3日目[夜の部] |
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肩書きが無いので、
「4級和裁士です」と言ってみた。
師匠より即座にツッコミが入る。
今日は、下村撚糸ぴかるちゃんの誕生日 |
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2005.10.29 [土] 自然素材展2日目 |
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[昼の部]
「買ってくださいとはいいません、理解して欲しい」
なるほど、その性質から沖縄以外で着るべきでない芭蕉布。
喜如嘉の芭蕉布というブランド、マスコミや業界に取り上げられた弊害や売り手の論理にいろいろ考えさせられる。
一方で作ることの喜び、前向きさをあまり感じなかった気がするかも...
[夜の部]
どう見ても飲めそうな下戸の
下村撚糸の社長、通称ぴかるちゃん
素敵です。
・鼠色の小千谷縮み
・自然素材展で買った生地(を角帯に)
・紺の半襟、麻の襦袢
・絹竹越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.28 [金] 自然素材展初日 |
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やばいっす、まじやばいっす。
ばたっ!
・クリーム色に青い縞の阿波しじら
・紺地に小桜小紋柄帯
・リネンと野蚕の生成り半襟絹麻襦袢
・綿絹保多織越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.27 [木] 沖縄初日 |
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夏っす、暑いっす。
うぉーっ!
東京は雨で寒かったので、
夏着物に
厚手の久留米がすりを
思いっきり羽織って出る。
・鼠色の小千谷縮み
・縞柄木綿帯
・紺の半襟、麻の襦袢
・正絹精華越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.27 [木] 7:18 am |
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28℃とか言われても
それがどうした。
どういう暑さだか、まるでピンとこない。
普段天気予報を見ないせいか、
結構アナログ人間だからか...
とにかく夏着物を持って
沖縄に行ってまいります。 |
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2005.10.26 [水] |
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雨だから大島
ってか雨のときはなぜか大島
ってか天気予報見てない。
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・青地亀甲絣の大島紬
・紺半衿カーキ色地歌と硯の柄の正絹単衣襦袢
・黄金色畝のある角帯
・桜染め正絹精華越中
・濃緑地鼻緒の桐二枚歯 |
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2005.10.25 [火] |
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現実に帰り、呆然とする日々。
そして明後日からは現実逃避の日々。
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・青地白いかすれ格子の保多織り木綿単衣
・白地にセピア色のマーガレット柄くにえやオリジナル袴(馬乗)
・木綿縞柄帯
・紺の半衿モスグリーン五十三次柄モス襦袢単衣
・木綿肌襦袢
・絹越中
・緑鼻緒桐二枚歯 |
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2005.10.24 [月] |
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あっちでポチポチ
こっちでポチポチ
無意識ポチポチ
えー今年の目標は、貯金(そして寿)だったはず。
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・茶地白蚊絣久米島紬袷
・木綿縞柄帯
・紺の半衿青地扇柄モス襦袢単衣
・木綿肌襦袢
・絹竹越中
・茶鼻緒桐右近 |
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2005.10.23 [日] |
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この週末、いろいろな予定が急に変更
各方面の皆様に
ご迷惑を掛けたり、
お世話になったり...
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白い半衿にすると
坊主度がさらにアップすることが
わかった
・紺地白い点絣の綿薩摩
・芥子色堅い正絹帯
・リネンと野蚕の生成り半衿の絹麻襦袢
・木綿肌襦袢
・綿絹保多織越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.21 [金] |
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夜原チャリで帰宅。
思いっきり雨に打たれる。
・青地亀甲絣の大島紬
・紺半衿浅葱地虎柄単衣襦袢
・茶地紬の兵児帯(を角帯に)
・正絹精華越中
・茶地鼻緒の桐右近 |
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2005.10.20 [木] |
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・青地白いかすれ格子の保多織り木綿単衣
・白地にセピア色のマーガレット柄くにえやオリジナル袴(馬乗)
・紺地小桜小紋柄角帯
・浅葱色半衿濃緑宝柄モス襦袢
・靖国神社の桜染め正絹精華越中
・濃緑鼻緒の桐二枚歯 |
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2005.10.20 [木] |
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うーん、深夜の真楽の日記は見ごたえがある... |
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2005.10.19 [水] |
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スーツ |
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2005.10.17 [月] |
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市ヶ谷、
歩く歩道ですべる。
はい、動く歩道です。
・青地化繊縮単衣
・紺色半衿扇と隈取柄モス襦袢
・焦げ茶地唐草木綿帯
・木綿肌襦袢
・綿竹保多織越中
・濃緑地鼻緒の桐二枚歯 |
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2005.10.16 [日] |
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渋谷、
ドンキで階段のステップに
歯が挟まりパニックに。
***
神泉、
チャリで快走していたら
美しい女性がスマイルを投げかけていた。
小心者なので通り過ぎる。
こういうときは、
声をかけるべきでしょうか?
***
再び渋谷、
電池が無くなりパニックに!
チャリは電動アシストなのだ。
***
・灰色地黒と白の縞伊勢木綿単衣
・白地にセピア色のマーガレット柄くにえやオリジナル袴(馬乗)
・紺地小桜小紋柄角帯
・紺半衿東海道五十三次柄モス襦袢
・正絹精華越中
・濃緑鼻緒の桐二枚歯 |
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2005.10.15 [土] |
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寝ていなかったので、
モウレツに眠かった。
針は進まず。
電車の中で、
自分のイビキで目が覚める。
・灰色地に赤い縞の川越唐桟単衣
・紺半衿東海道五十三次柄モス襦袢
・茶地結城紬の兵児帯(を角帯に)
・絹竹越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.14 [金] |
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袷の季節だそうだ。
今さらながら、気がついた。
去年買ったあのユニクロの浴衣、着なかった。
日本橋高島屋で買ったあのお気に入りだが、全く似合わない大柄の浴衣、着なかった。
おばちゃんの店で買った、なぜか内揚げがはみ出る
あのしじらも着なかった。
ってか、浴衣着てない...
・灰色地黒と白の縞伊勢木綿単衣
・紺色半衿東海道五十三次柄モス襦袢
・焦げ茶地唐草木綿帯
・マーガレット柄真楽袴
・木綿肌襦袢
・絹竹越中
・茶地鼻緒の桐右近 |
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2005.10.13 [木] |
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嗚呼、今日もまたすれ違いの一日
・青地に桃の唐桟縞木綿単衣
・浅葱色半衿濃緑色モス襦袢
・焦げ茶地花柄木綿帯
・マーガレット柄真楽袴
・木綿肌襦袢
・保多織綿竹越中
・茶地鼻緒の桐右近 |
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2005.10.12 [水] |
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マッサージに行った。
ちょっと良くなった。
今日の写真
・灰色地黒と白の縞伊勢木綿単衣
・浅葱色半衿濃緑色モス襦袢
・紺のミンサー帯
・木綿肌襦袢
・絹竹越中
・濃緑鼻緒桐二枚歯 |
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2005.10.11 [火] |
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今日会社に行ったら
スーツのお尻が破けていた。
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先日洗濯機で洗った単衣の紬
乾いたらバリバリに!
***
先日買った結城の単衣
裄が短いので、直そうかなどと
思ってもみないが、
仕立てを見ると
びり
糸の性がなくなっていた。
しかも木綿糸。
よく見れば、
100万光年-1ヶ月の目にもかなりいい加減な仕立て。
これって本当に結城なんだろうか??
とか考えているうちに解いていた。
来年のくにえや秋展は、洗える対丈結城です。
***
スーツ
&
・青地に桃の唐桟縞木綿単衣
・紺半衿東海道五十三次柄モス襦袢
・ミンサー帯
・木綿肌襦袢
・保多織綿竹越中
・濃緑鼻緒桐二枚歯 |
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2005.10.10 [月] |
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くにえや秋展開催!!
http://kunie.moe-nifty.com/...
う〜ん、イマイチ?
・青地に白の格子柄保多織木綿単衣
・浅葱色半衿濃緑色モス襦袢
・唐桟縞の木綿帯
・木綿肌襦袢
・桜染め正絹精華越中
・濃緑鼻緒桐二枚歯 |
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2005.10.9 [日] |
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肩こりにうめきながら、
途中思い立って真楽を見たりしつつ
痛くてなかなかベッドから出られない。
気がつくと17時
なぜか町内でこの時間にかかる「夕焼け小焼け」か何かで
ようやく起き上がる。
嗚呼、一日が短い。
***
キモノは単衣
襦袢も単衣
肌襦袢もいらん!
暑いのだ!!
***
せっかく単衣なので
さっそく洗ってみた。
・紺地絣シャリ感のある紬単衣
・青の半衿、薄群青地虎絵絞りのある単衣襦袢
・唐桟縞の木綿帯
・絹竹越中
・茶鼻緒の桐右近 |
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2005.10.8 [土] |
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ここ一週間くらい、首から肩にかけて激しい筋肉痛に悩まされる。
ひょっとして、これが肩凝りなのか?
ひょっとして、このところ慣れないもの(スーツね)を着たせいなのか?
・青地に桃の唐桟縞木綿単衣
・浅葱色半衿濃緑色モス襦袢
・唐桟縞の木綿帯
・保多織綿絹肌襦袢
・保多織綿竹越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.7 [金] |
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雨、どうも調子が悪い。
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雨が降るだろうことを知らずに
絹の着物で出る。
ついでに原チャリで出る。
しかしそこは大島、
雨ゴートにする人も多いくらい
水には割と強い
らしい
***
・藍色亀甲絣泥大島袷
・野蚕の半衿、麻絹(でしたっけ?)薄茶の襦袢
・黄色地角帯
・絹竹越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄/
蓑虫の蓑の鼻緒の桐二枚歯 |
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2005.10.6 [木] |
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一昨日キモノをネットで買った同僚から
袴はどうしたらいいか、という質問を今(=夜中)受ける。
なんとも気が早い。
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以前会社の研修の中で、
その成果をプレゼンテーションした。
当時研修とは休暇と理解していたので、
マトモなプレゼンテーションは到底できない。
ウケを狙って、お茶を濁そう。
そんな輩が多いのだろう、
その機先を制するそのときのルールが、
「ウケは狙ってもいいが、一回まで」
もちろんこれはその研修だけのローカルなルールだが
キモノを着るときも結構同じことを思うこともある。
つまり、
アクセントは一箇所まで。
自分の場合、それ以上はくどいと思うのだ。
で、何がいいたいかというと、この袴、真楽袴!
気の小さい小市民でも気軽に穿ける、が
コンセプトのはずだったのだが、
えらく気を遣う。
アクセントってか、存在がもう十分オーバーフローしている。
コレ着てバーとかで女性とムフフな展開になったり、
あり得ないのだ!!
(袴が無かったらあり得るかというとソレはソレ)
とかいいつつこのところフル稼働。
***
その甲斐あってか、
そんな袴を見て袴を穿きたいと思う輩
夜中に袴をどうしたらいいか相談をよこす輩
そういう野郎が世の中にはいるということも、
声を大にして言っておく
にしては、自分自身結構意外。
***
・灰色地に赤い縞の川越唐桟単衣
・浅葱色半衿濃緑色モス襦袢
・唐桟縞の木綿帯
・白地にセピア色のマーガレット柄くにえやオリジナル袴(馬乗)
・綿竹保多織り越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.4 [火] |
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同僚がキモノを買った。
こういうのは勢いなので、
ポチっとしといた。
ついでに褌も買っておいた。
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宿題を抱えた夜中に
なぜか夏の襦袢を解き始める。
・黒と白の縞の鼠色地伊勢木綿単衣
・浅葱色半衿濃緑色モス襦袢
・唐桟縞の木綿帯
・絹竹越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.3 [月] |
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OLを辞めてブラジルに渡った友人からCDを託される。
なかなか良くできているではないですか。
嗚呼、去年一人でお嫁サンバを踊った甲斐があるというもの。
・青地に格子の保多織木綿単衣
・唐桟縞の木綿帯
・紺半衿白地麻襦袢
・保多織綿竹越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.2 [日] |
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骨董市で買った紬
やけに裄が短い
思いっきり長襦袢が出てしまう。
ということに
出かける直前に気がつく
・紺地白い縞の結城紬単衣
・野蚕の半衿、麻絹(でしたっけ?)の襦袢
・茶地結城紬の兵児帯(を角帯に)
・靖国神社の前の桜で染めた絹の越中
・黒地白い勝虫柄印伝鼻緒の焼桐右近下駄 |
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2005.10.1 [土] |
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二尺の竹尺が入るケースを頂く。
竹尺にくけ台、ものものしい姿で出かけなくても良くなった。
有難うございます。
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他にこういう選択をする人はいないだろう、
ということに関しては自信がある八掛の色あわせ
あれでよかったか、自信が無い。
・青地に桃の唐桟縞木綿単衣
・茶地結城紬の兵児帯(を角帯に)
・紺半衿白地麻襦袢
・保多織綿竹越中
・蓑虫の蓑の鼻緒の桐二枚歯 |
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2005.10.1 [土] |
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すべてが噛み合わず...
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初くけ
(最初の二本は初運針)
浴衣がこんなに面倒に作られているとは知らなかった... |
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