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2010.6.22 [火] |
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3年目になる夏の襦袢をよく見ると
首筋から背中にかけて
明らかに黄ばんできている。
夏は肌着を着ないせいもあり
夏の襦袢は
着るたびに水洗いしている。
それでも汗染みができるということは
汗の酸化というのが思いのほか早いか
水洗いでは落とし切れていないか...
ふと気になったのは夏着物。
さすがに
着物の痛み、色あせなどのリスクが大きいので、
シーズン終わるときにようやく水を通すくらい...
しかし襦袢がこれだけ汗を吸っているのだから
着物に汗が移らないわけがない。
気になりだすと止まらない。
この三日着た宮古、能登、小千谷あわてて洗濯しました。 |
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2010.6.20 [日] |
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鎌倉へお墓参り
のあと鎌倉山らい亭でランチ
のはずが、早すぎて開いていない
のでホルトハウス房子の店に寄ろうとした
が、こちらもまだ早くてやっていなかった。
ちなみにホルトハウス房子の店
大変素晴らしい建物と眺めと思っております。
ちなみにらい亭初めてではないのですが、
料理はノーコメント。
夜はコクーン歌舞伎「佐倉義民傳」
先日松濤ですれ違った扇雀がなかなかいい役ではないですか!
近代につながる最後のストーリー構成は
個人的にイマイチと思ったが、
全体的な舞台構成と美しさ(エンディングの背景除く)はさすがと思った。
また「ラップとか、うぜぇ」と一瞬思ったが見てみると案外そうでもなかった。
特にこのところ、大江戸りびんぐでっどやコクーンの桜姫などで
壊れた扇雀が印象に残っていたので、
笑いに頼らない演出が新鮮でよかった。 |
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2010.6.19 [土] |
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オルセー美術館展&ルーシー・リー展に駆け込む
ポスト印象派など、
あまり印象派と区別したことがなかったが
そういう区別があることは理解した。
iPod,iPhone, iPad向けにお役立ちソフト
http://www.nikkei.co.jp/...
これでイヤホンガイドがいらなくなる!
と鼻息が一瞬荒くなったが
各作品の解説はしてくれないので
替りにはなりません。
しかしあの手で持つタイプのイヤホンガイド
手が疲れてかなわん! |
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2010.6.16 [水] 8:31 am |
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フーさんのお店に遊びにいく。
が、忙しそうで相手をしてもらえないので
捨て台詞を残して
そそくさと出てくる。
という夢を見て起きた。
どうせならお店の品物を
「ここから、そこまで」
とか言って全部買って出てくるとか
そういうのがよかった。
しみません... |
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2010.6.12 [土] |
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ボストン美術館展に駆け込む
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2010.6.8 [火] |
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もうひとつ今年の密やかな目標に
のぼりを作って大相撲で懸賞金を出すことがあった。
懸賞金は一口6万、申し込みは15口かららしいので
のぼりの作成を含めるとだいたい100万円必要となる。
まずは、このお金を貯めなければいけない。
ちなみにのぼりは
「一家に一台、独身くにえ、よろしくね」とか「募集中」とか
そういうのにするのだ。
しかし今日気がつくとワタクシの預金口座の残高が
なんとこの前の能楽の料金より少なくて
のぼりどころか、
次の給料日まで、食べていけないことが判明。
人生谷あり谷あり
そういうわけで、そうした次第。
ぼたんさんの日記拝見しました。
退院おめでとうございます!
いろいろご苦労があったのですね。
いつも前向きなぼたんさん、素敵です! |
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2010.6.7 [月] |
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古い宮古上布を洗う。
何回か書いているが
古い着物を水洗いすると
樟脳などの防虫剤が滲み出してきて
キツイ匂いを発するモノが実に多い。
きっと何年もタンスにしまわれていたに違いない
この上布も他聞に漏れず、
今、部屋中にその匂いを発散している。
どう考えても体に悪いぞ。
そもそも藍染めの上布
果たして防虫は必要なのだろうか?
注記
本例はたぶん樟脳だとは思うのですが、
防虫剤を新品で買うことがないので
実際のところ樟脳、ナフタリン、パラジクロロベンゼンなどの区別はついていません。
樟脳はクスノキなどの精油をベースにしてているそうで,
天然=安全的なイメージがありますが、
どうなんでしょう?
京都市立病院のページによると
「 衣料用の防虫剤では,主に和服用に用いられる「樟脳(しょうのう)」が最も毒性が高く,次に「ナフタリン」,「パラジクロルベンゼン」の順に毒性が低くなります。いずれも脂溶性ですので牛乳を飲ませてはいけません。樟脳(しょうのう)については痙攀を誘発するかもしれないので,無理に吐かせてもいけません。」
参考:山口県薬剤師会「薬の相談室」実例集:防虫剤の毒性
http://yama-yaku.or.jp/... |
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2010.6.6 [日] |
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今年の目標:能で寝ない
と2年続けてプロフィール欄に書いておきながら
そもそも見てねえじゃねえか
という気もしていた今日この頃
知人が行けなくなったというのでチケットを譲り受ける。
ちなみにお値段15,750円。
思わず「さよなら公演ですか?」
と聞いてしまいそうになる
個人的には、かなり覚悟のいる金額。
ところで能は、イヤホンガイドなどないのが普通だし、
歌舞伎や文楽に比べると抽象度がはるかに高い(と思う)。
台詞も謡で、現代小市民には難解だ。
いうまでもなく予備知識がないと動作や所作が
何を表現しているのか、見当がつかない→気絶。
というわけでかなり今さらながら、
ストーリーやその曲の解説書を買ってみた。
個人的な解説書についての感想としては
まんがで読む○○という類が3冊くらいあったが、
正直内容が浅薄で、ただあらすじを説明する程度。
その程度の内容であれば、ネット上にいくらでも、文章ではあるが、転がっている。
それで十分と感じた。
せっかく絵で表現するのであれば、
能の演出や表現との対応がわかればいいのにな、
と思った。
個人的なオススメは
「能の表現—その魅力と鑑賞の秘訣」が演出説明まであって、秀逸と思った。ただし、紹介作品にはかなり偏りあり。
作品解説的には、「能ナビ ‾誰も教えてくれなかった能の見方‾」が選曲のバランスもよく、説明もポイントを抑えているように思った。
さて肝心の観劇
予習は十二分だったが、
何を血迷ったか
朝から新井薬師の骨董市に出陣し
一睡もしてない状態で望む。
それでは、せっかく予習しても
元の観阿弥世阿弥...
どうでもいいが、観世能楽堂に行く途中で
多分コクーン歌舞伎出演中の扇雀とすれ違った。 |
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