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2006.12.31 [日] |
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PCは、セピア色のまま。
ついに、今回、PCのせいにして、年賀状も挫折する。
今年の夏までは、身体の重さがだんだん増していってたのに…心に少々重みを感じる出来事が長〜く続くと、さすがに身体の重みはだんだん減っていくようだ。気付いたら、夏に比べて7�s減。食欲もあるし、よく食べるし、元気なのにな。処分しようと束ねていたパンツたちも復活。幅だししてしまった着物たちが、ぶかぶか。
とても大晦日の気がしない。
ガラクタばかり多くて、スッキリとはいかないけど、それなりに片付けたから…もろもろ…「よし」と、思うことにしよう。
年賀状、ごめんなさい。寒中見舞いで頑張ります。 |
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2006.11.18 [土] |
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PCがピンチ。5日ぶりに無事起動した。
でも…正常なカラーじゃない…心配。
とりあえずここまで、登録できるか試してみよう。 |
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2006.10.9 [月] |
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指の赤く腫れている部分の5箇所で皮が剥けた。
着物は着られるだろうが、帯をしっかり結べるだろうか?
良い天気なので、気晴らしに、片道一時間のサイクリング。遠くに出かけてみるもんだ。ちょっとした幸運が見つかった。ず〜と探していた本が見つかった。
「白の家族」。これ読んでから他の作品を読みたかったのです。まさか、2万は出せません。ありがたい、100円でした。 |
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2006.10.3 [火] |
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仕事場で、急に連休を知らされての帰り際、仕事の先輩から声をかけられた。『遊びに行ったりしないでね。』と。
ど、ど、どういう意味?
慣れない仕事で疲れてるから、家でゆっくり休みなさいってことなのでしょう。
先輩忠告聞かないでごめんなさい。連日遊びに行っちゃいました。
平日の貴重な休みに、楽しい時間を過ごさないでどうする?家でのんびりしてると、仕事でいためた指や腕、背中のいたみが余計に気になって、気になって…痛くて、仕事やめたくなってしまう。
昨日は、ギンレイで映画を見た。「戦場のアリア」と「美しき運命の傷痕」。
今日は、Kさんありがとうございます。「東京国立近代美術館」で、モダン・パラダイス展と常設展を、楽しんできました。そこから三越まで歩いて、「日本伝統工芸展」へ。外に出ると、雨が降りそうな空模様。
急いで、向かいの「島根館」でダッシュで買い物、ダッシュで家路に着きました。外干しのたくさんの洗濯物が気になり、電車に揺られながら(降るな、降るな。)と祈ったおかげか、最寄り駅で降りたら、薄日が射してました。
先輩、今日は、いつもよりず〜っと早く寝て、明日の仕事に備えます。 |
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2006.9.12 [火] |
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に、に、日記だから書いていいよね。
えりりんさんの日記を読んで〜私も同じ映画を一月前くらいに見ました。で、ごめんなさぁ〜い…かってにのりんさんのイメージが膨らんで〜想像が止まらなくなってて〜
私の中の、のりんさんの好感度↑↑↑です。 |
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2006.9.10 [日] |
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今日は、夏物を片付けた。7,8月は浴衣(家で)しか着なかった。盛夏用の襦袢を片付けながら、ため息。
金曜日は、雨の中、歩いて歩いて「はなまるうどん」と「丸亀製麺」をはしご。途中「ぶっかけうどん小野」の前を通ったが、「かけ+野菜かき揚げ」の気分だったので、厭きもせず同じメニューを注文する。
土曜日も同じメニューが食べたくて、せっせと家でつゆと野菜かき揚げを作る。「さわいち」に麺を買いに行こうと思っていたが、暑さに負け、冷凍うどんに変更。
今日は、昼時しか営業していない「奥久慈軍鶏・湯葉・三次郎」に行ってみようかと思ったが、あまりの暑さに断念する。
明日はJR構内で待ち合わせなので、エキュートの「花桐」で遅い朝食にしようっと。エキュートは、何となく落ち着かないので、今まで素通りすることが多かった。
「UDON」見なくてもうどんな日々。 |
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2006.8.22 [火] |
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やっとやっと「ホテル・ルワンダ」を見ました。「イノセント・ボイス12歳の戦場」との二本立て。早稲田松竹に行ったのは、再開後初めて。な〜んとまぁ久しぶり。 |
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2006.8.11 [金] |
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読書は、3〜5冊くらい読みかけ本をかかえて、ゆっくりゆっくり読むようにしていたのだが…
最近イッキ読みが続いてしまった。
伊坂幸太郎1冊、小川洋子2冊、東野圭吾1冊、平安寿子1短編、飛鳥井千砂1短編、三崎亜紀1冊+1短編、角田光代1短編、荻原浩1短編、石田衣良1短編、朱川湊人1短編、桐野夏生1冊、瀬川ことび1冊、川上弘美1冊、奥田英朗2冊、三浦しをん1冊+1短編、恒川光太郎1冊…
本にまつわる成分解析までしてしまう。
75%は毎日古本屋へ行くで出来ています
17%は栞コレクターで出来ています
5%は本狂いで出来ています
2%は本フェチで出来ています
1%は活字離れでできています
早く前のペースに戻さないと活字中毒になってしまう。 |
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2006.8.5 [土] |
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何年も前に友人のお母様からいただいた古い名古屋帯、生地のない時代に黒生地を赤に染め(臙脂色のできあがり)百合の花を描いてもらったものだそうです。一度締めたのですが、帯の長さ、柄位置、生地の質、痛み具合、手持ちの着物との相性など…チョット難しい。
どうにか使えないかと考えていたのですが、友人とも話し合って、帯を解いて手提げ袋を作りました。
不器用でイマイチですが、気に入ってます。
今はミシンもめったに活用しないのですが、(自己流+ワタナベコウさんを参考に)せっせと洋服を作って着ていた頃がありました。着ていると、よく、『手作りね』と言われました。その頃よく一緒に出かけていた友人は、ほとんどの洋服が自身の手作りでした。時には帽子やバッグも、でも、彼女は上手過ぎて、誰も手作りだと思わないんです。手作りだと言うまで、既製品だと思われてました。
上手い人って、さりげなく…すごい。 |
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2006.7.27 [木] |
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2日かかって台所兼居間を少々配置換えしてみた。家人の感想「(居間部分が)広くなったね。」と好評。
でも、実際は、しきりにしている食器棚を移動して狭くなってます。重ねて高くしていた本棚の上の部分を下ろして床に置いた為、床面積を更に狭くしたのに、高さを低くした効果、見た目の感覚って面白い。
実質居間部分が狭くなった為、台所部分が少しだけ広くなり、物置から小さい小さいテーブルを出して、置く事が出来た。昼間でも室内灯が必要な居間兼台所だが、その位置だけは、窓明かりで本が読める。狭くて気が散らず、本に集中できて、気に入っちゃった。図書館の新刊本、飛鳥井千砂著「はるがいったら」を読了。 |
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2006.7.22 [土] |
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来週の 美の壺 琉球の染織 |
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2006.7.9 [日] |
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しばらく調子が良かったのに…
今日は朝一からネットが開けない。繋がってるし、他の人が使ってるPCは異常なし。
時間をおいてから繰り返してもだめだった。
こ、こ、困ったぁ〜。思わず強制終了してしまった。
そうしたら、治って(?)日記が書けた。???後で相方ににウイルスチェックしてもらおうっと。このまま治れ〜 |
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2006.6.27 [火] |
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時々行く図書館と同じ館内に、2時間100円のトレーニングルームがあると聞き、利用してみる。利用条件は、運動できる服装と室内用の履物の着用。トレーニングルームと別の階にシャワー付き更衣室もある。利用者がまだ少なく、貸切状態だった。血圧測定器と体重・体脂肪測定器がある。ひ、ひ、ひくい。特に下の血圧。昼食前なのに、体重は重い…
図書館はまずまずの入り。読みたい本は見つからず。帰りに、少し前から気になってた新しく出来たベトナム料理店に寄り道してランチ。
(たぶん)ベトナム語がとびかう店内。たっぷり美味しい鶏のフォーとしっかりたっぷりな生春巻き一本付きで700円。冷たいベトナムのお茶?もおいしかった。
たれが独特だったので、後で店名をPC検索したら、とある掲示板に、「以前よく通った店が、名前と場所と営業時間を変えて、何年かぶりに復活した」らしい。前は電車で行き、夜だけの営業だった。今度はチャリで行けてランチありに。近くて安くて旨くて し・あ・わ・せ。
「2,3日後には必ず持参しますから、待っててください。」と言われ、3日後には…5日経ち、一週間経っても…10日経つ頃には忘れちゃったんだと思って、私もすっかり忘れてた。
夕方、「遅くなってすみません…」と、持参してくれた。忘れないでいてくれたんだ。良かった。後で日付けを確認したら、今日でちょうど3週間経っていた。 |
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2006.6.22 [木] |
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最近3日ほど自転車で3〜5時間くらい走ってた。一日、日焼け止めをつけるのを忘れ、日差しは強くなかったのに、手の甲が真っ黒に…暑いのを我慢して帽子+長袖だったが、手の甲はミゴトに黒光りだよ〜。
蒸し暑くて長袖も限界なので、ギンレイの後に、「山」の専門店に行くという友にくっついて、高田馬場と新大久保に行き、アームカバーを購入。初アームカバー、使い心地はどうだろう?しかし、手遅れ。こ〜んなに黒い手だと、着物の袖から手を出したくないっち。
今日のギンレイ、空いてたみたい。トイレ並びをしなくて良かったのは何年ぶりだろう?「マンダレイ」と「リトル・ランナー」。
もうすぐ「交換殺人にはむかない夜」と「6ステイン」を読了。次は、「銃とチョコレート」と「となり町戦争」を。 |
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2006.6.8 [木] |
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夏物を引っ張り出してみたら、二部式のポリ絽と綿で出来ている襦袢が出てきた。2年前、メチャ安だったので、2部式ってどんなものか試そうと買ったんだった。
去年は、開けてなかったんだ。試してみる。難しい…というか、私には面倒みたい。これで外出するのは無理そう。家でもっと遊んでみようっと。
なるべく身に着ける物を少なくしたいんだよね。初めのうちは襦袢に付けて利用してた衣紋抜きも、そのうち邪魔になって取ってしまった。補整兼襦袢の衿止め用のクリップが付いた小物も、初めのうちは使ってたけど、邪魔で使わなくなった。
帯締めする手間や帯枕がいらないし…と、名古屋で銀座結びや角だしばかり締めていた時があったけど。銀座結びの綺麗なカーブの後姿は好きだけど、粋に帯の位置がグ〜と腰骨まで低いのは…身が粋なタイプじゃないから
…無理。銀座より格上だそうなキッチリ帯幅しかない角だしの太鼓では、名古屋帯の角だしは上品あるいは可愛い後姿の人向きと思えて…短期間で撤退(袋帯は好きだけど)。今のところお太鼓派に。
何年も漬けてなかったんだけど、今年は梅酒と梅干を漬けることにした。相方に甘すぎると言われ、15年以上もほってあったバカ甘の梅酒が、やっと今年瓶ごと嫁に行ったので。相方には、ノンシュガーの梅酒を作るわ。 |
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2006.6.7 [水] |
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たまには優雅に庭園散策に行こうと思い立ち、PCであれこれ検索、雨の後の晴れだし、今時の花も緑も色鮮やかだろうと想像して楽しむ。皇居東御苑か小石川散策か…
とりあえず、途中降り出すだろう雨を想定して、雨ゴートにするとよさそうな縞の紬、コシも重さもない感じ、サイズも大きく作ってもらったし、とても着づらい。私にしては珍しい季節限定紫陽花柄の帯。ポイント柄も私にしては珍しい。6月向きの物って、手持ちが…チョットしかなんだもん〜
ありゃぁ〜何時の間にか真っ黒い雲だらけ、あぁ〜それだけなら雨具持って出かけるんだが、一番苦手な強風も出てきた…しかも時々突風も、時々家が揺れる感じ…
珍しく優雅な今日は、外出はやめて図書館から3冊も借りてきた朱川湊人著の本を読み始めようかな。
ムシムシ暑くて外出中に雨の降りそうな6月上〜中旬にかけて、みなさんどんな襦袢・着物・帯姿でお出かけなんでしょう…
えっ…また日が当たってきた〜でも風はある。遠出はあきらめても、駅前のクリーニング屋さんまでは行ってこようっと。 |
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2006.6.5 [月] |
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ほうじ茶を買いに、「京都」のイベント開催中のデパートへ出かける。最近チラシが入らなくなって、昨夜ネットで今日がイベントの最終日だと気がついた。
どうせ混んでるし、帰りに「はら山」と「彩果の宝石」に寄って帰るんだから、やめようと思ってたんだけど…
会場に着いたら目の前にあり、待ち人もなし(何故か場所は違えど、4回とも待たされた記憶がない)だったので、つい、抹茶クリームののっかったパフェ(一番安いの)を食べちゃった。帰りに和菓子もゼリーも買い込んだ。はぁ〜どれか1つだけにすればよかったよ…
デパートの食品の吸引力はオソロシ〜イ〜 |
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2006.5.10 [水] |
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このところ梅雨のような天気が続いている。
雨の止み間に、チャリで15分の所に、新しく出来た図書館へ、初めて行ってみた。広いし、建物も、本たちも、素晴らしくピッカピカ。
本より、ケース入りの音や絵の出るお皿の方が、よく利用されてるみたいだった。そちらはおいおい…
ふふふ…読みたい本がいっぱ〜い!読みたいピカピカ本を、限度ぎりぎり10冊も借りてしまう。今夜から二週間は、活字中毒予報・・・どこまで読めるのか… |
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2006.5.3 [水] |
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そうよねぇ、帯揚げが思い通りにきまらないと、な〜んか、忘れ物したみたいに落ち着かない時が在るもんなぁ。
私は三通りのやり方を、その時の気分で遊んでる(時にきまらず、イライラも)
覚書
�@ 帯揚げを3回折りたたみ、中心で結び目をつくり、帯揚げの長さの余分な部分は、結び目の両横の折りたたんだ帯揚げの中に入れ、ふっくらさせる。フォーマルの時や帯揚げを思いっきり見せたい時にする。
�A 帯揚げの余分に長い部分を、初めから折り返して帯揚げの長さを短くしてから、3回折りたたむ(帯揚げの中心部分はこれで初めからふっくらに)。一回しっかりからげて逆にひねり、下になった方をその方向に下にしまい、上になった方は中心で形を整えて、真下にしまう。出したい柄が優先で、左右どちらが上下でも。
この方法が早くて楽で、出番が多い。
�B 3回折りたたむ所まで�Aと同じだけど、�Aより少し短く。一度もからげず、左右別々にしまい、中心で綺麗に重なるように整える。必ず左が右の上(前)に。一番早いが、形がきまりにくい。テロ〜ンとした帯揚げにはむかない。 |
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2006.4.29 [土] |
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今にも雨が降りそうで降らなかった。庭の草取りをして、秋に咲く花の種を植える。…楽しみ。
今日、気まぐれで録画したドラマ「蔵」を再生、つい、引き込まれて見てしまった。長〜 |
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2006.4.25 [火] |
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いったん雨が上がったので、自転車で春を…
クマガイソウとイカリソウを見に、自生地へ。竹林も素敵。そこから畑が延々と続く農道をひたすらコグ。ハナミズキや躑躅が満開。真っ赤な椿もまだまだ綺麗。藤もぼちぼち。
途中道に迷いながらもなんとか「総持院」に着く。牡丹で有名になったお寺だが、まだまだ蕾の株も多い。寺のそばの竹林がとても素敵。菜の花畑や蓮華畑も素敵。
鴨たちがいる用水路を眺めながら葉桜並木を通っている途中、雷鳴が、2日続けて雷雨にあうなんて…
途中下車して、蔵を改装したギャラリー兼喫茶店に飛び込み、の〜んびりランチ。
帰り道の途中、地元農家の方の野菜小屋?二箇所で野菜を買う。
ちんたらしてたら再び真っ黒な雲が迫ってきた。雷鳴とともにポツリポツリ降り出した。Bダッシュ位の勢いで、同行の友の自宅に転がり込む。コーヒーをいただきながら、雷雨が通り過ぎるまで雨宿りさせてもらい、帰宅。 |
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2006.4.24 [月] |
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関東に引っ越してきた日に食べた「うどん」にビックリして以来、外で「温かい・かけうどん」はめったに食べない。
うどん系では、温かいきつねうどんが一番好きかも。京風しっぽく、柚子のきいたにゅうめんも好きかな。九条ねぎと美味しい淡口醤油がほしい。
関東に来てから食べるようになったぶっかけやつけも最近は、とても美味しいと思うようになった。
昨日チャリで近くの「さわいち」にてランチ。昼時の4時間だけ営業の手打ちうどん屋さん。こしもあり、もちっともしてるし、一人前の量も多い。家のすぐ近所にも県内では評判のいい手打ちうどん屋さんがあるが…
「さわいち」へ行く途中に土、日、昼時に最近特に行列が増えたラーメン屋さん…昨日も外にもたくさんお客さんたち並んでた。さらに行くと、途中にあるテレビにも登場したらしいラーメン屋さんにも数人並んでた。
好みは多少違えど、麺好き仲間だわ。
今日は朝っぱらから息子にきつねうどんを食べさせた。 |
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2006.4.22 [土] |
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そろそろ冬眠から覚めて、
一衣舎さんの春展に、行ってみたくなりました。
突然に、初めて、伺ってもよいのかなぁ?
行くとすれば、24日最終日なんだけど… |
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2006.4.14 [金] |
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気付かないうちに利き手の小指が切れてた。傷はチョコッとだけど意外に深かった。持ってた荷物を自転車の籠に入れた時、白い袋が赤くなっていくので気付いた。暫くは痛くないし、手が血だらけで、すぐには切れてる場所も分からなかった。駐輪場で、自分の自転車と鍵と荷物しか触っていないから、自転車で切ったのかな?謎!
そんなにボーッとしてたのか?老化現象?傷より、不注意な自分が痛いっち〜
3日経って、テープをしていれば家事をするのには困らないけど、着物や帯の着付け中や外出時に、またまた気付かないうちに、この傷が再びパックリして、汚してしまっては困るので、後、数日完治するまで和服は禁だわ。
暖かくなってきたからか、天気の悪い日でも、着物姿の方をたくさんお見かけするようになって、嬉しい。 |
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2006.4.10 [月] |
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鳥取県のお隣、岡山県。岡山、倉敷、瀬戸内、吉備…というと、お隣というには遥か遠いのですが、「蒜山高原」ならお隣さんという感じ。学校や地域のバス遠足は、「大山桝水原高原」か「蒜山高原」かどちらかでしたって感じ。山陰からチョット足をのばすと、岡山の素敵なところも沢山在ります。
岡山の山深い地域のイメージは、「横溝正史」の小説。ロケに使われた所にどうしても一度行ってみたくて、10年近く前、弟に頼んで車で連れて行ってもらいました。
高梁市の吹屋地区。江戸末期に、銅山とローハ(ベンガラの材料)の製造で栄えた地域です。狭く山深い道から、突然赤褐色の石州瓦とベンガラに彩られた美しい町並みが出現する感じです。ベンガラ工場の支配人宅も、一般公開されてますが、建物のいたるところ、宮大工が腕を振るった見事な造りです。国内最古の現役木造小学校校舎もありました。そして、「八つ墓村」のロケ地、庄屋屋敷「広兼邸」が在りました。高い石垣の上に、まるでお城のような豪邸です。かつては、広くて高い石垣の高さが、今見えている2倍もあったと聞き、さらにびっくり。
「広兼邸」の庭の「水琴窟」にびっくり。初「水琴窟」だったので。すっかり気に入り、庭のあるところを見学させていただくと、「水琴窟」を探してしまいます。近くに代官御用所を兼ねていた「西江邸」も。「広兼邸」ほどではありませんが、ここも豪邸です。
もう1つ、新見市にある「満奇洞」に行きたかったのです。500m弱の洞窟ながら、その美しさが有名で「八つ墓村」「悪霊島」のロケ地。
でも残念ながら、途中道に迷ったりした為、遅くなり、「井倉洞」だけの見学になりました。ここも凄いです。対岸の石灰岩の絶壁(高さ240mだそうです)に入り口がありました。井倉峡という美しい渓谷の中にあるんです。洞内に三つの滝もあり、1.2km歩きます。
お隣、岡山も素敵です。
一度、高梁市市街地、津山、そして行けなかった「満奇洞」に行ってみたいなぁ。 |
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2006.4.8 [土] 山陰の三絵絣 |
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山陰の三絵絣、「弓ヶ浜絣」「広瀬絣」「倉吉絣」。
一番有名な「弓ヶ浜絣」の工芸館、展示については、前の日記に書いたかな。
「広瀬絣センター」安来市広瀬町町帳775−1
広瀬絣の伝習所、物産コーナー、喫茶室。
定休日 水・年末年始、入館無料、10:00−17:00
電話予約(0854−32−2575)でハンカチ藍染体験
今まで、広瀬絣をそれと意識して見た記憶がないのだが・・日本橋の「島根館」にはあるのだろうか? 今度行ったら探してみようっと。
「倉吉絣」は、三絣の中で一番歴史が浅い。「弓ヶ浜絣」、「久留米絣」の影響を受けて織り出され、明治初期に各地に広まった。初期は経絣、縞絣だったのが、明治20年代から、経緯絣柄が織られるようになった。初め農家の副業として織られていたが、やがて機業化。明治後半から大正にかけ、大量に生産され、その後、衰退。近年、伝統の復興が試みられている。現在、糸の染めは地元では出来ず、安来で染めていただいているようです。太番手の綿糸を地藍で染め、有職紋様を織り込んだ絵絣で厚手のものが多い。絵をそのまま織り込んだような複雑で写実的な絵絣が多く、洗うほどに美しさを増すと言われている。暖かい地方の綿絣と違い、厚手で、ウールのように、単仕立てで、冬にも着られると・・・だって野良着でもあるわけだし・・・うぅ〜ん、たしかに6月、9月には少し暑苦しいかも。でも、冬に単は寒いよ〜。
たった1枚だけ持っている、30年ほど前に母が作ってくれた対丈には長く、おはしょりには短い倉吉絣を、洗い張り→単(丈接ぎ)仕立てをお願いしている。出来上がりが楽しみ。
倉吉絣保存会 倉吉市東町435−1
(会長は、日本工芸会正会員・福井貞子さんです。)
「倉吉絣美術館」 倉吉市福庭(ふくば)854 鳥取短期大学内、休業日 土・日・祝日・大学休校日
開館時間 10:00−16:00 入場無料
JR倉吉駅から車で5分
「倉吉博物館」「倉吉歴史民俗資料館」
倉吉絣などの職人さんの仕事道具、民具を展示。
倉吉市仲ノ町3445−8 月曜休館(祝日開館)、常設大人210円
9:00−16:30 JR倉吉駅から車で10分
かつての醤油の仕込み蔵を改装した倉吉の観光スポット、「赤瓦1〜10号館」内に(たぶん1号館と8号館で)機織実演、倉吉絣の小物、着尺の販売もされているようです。たぶん。
倉吉市新町1丁目 JR倉吉駅から車で10分 |
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2006.4.3 [月] |
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山陰2 鳥取県について
有名な観光地は「鳥取砂丘」です。鳥取県東部地区、鳥取駅からバスで15〜20分。砂漠を想像して行き、がっかりする人、砂浜を想像して行き、雄大さに驚く人、反応は様々です。風の強い日と、真夏にサンダル履は、辛いです。風紋の美しい場所を見つけられたら、ラッキーですね。
砂丘の近くに(砂丘から車で約10分)古刹「摩尼寺」があり、その参道に向かい合う「門脇茶屋」と「源平茶屋」があり、どちらも古くから山菜料理中心の和食で有名な食事処です。どちらも美味しいと評判ですが、以前は、何故でしょう「門脇茶屋」の方が混んでいたそうです。
鳥取市街地は、鳥取城跡・城山公園に「県立博物館」、旧藩主池田家別邸の美しい洋館「仁風閣」があります。
城山公園から鳥取駅の間に古い物〜各種おもちゃの展示などがされている「わらべ館」があります。
中部地区の中心倉吉市、旧市街地は白壁の古い町並みが少し残っており、寅さん映画や、10年位前に、ドラマ「鳥帰る」の舞台になったり、公衆トイレの美しさ日本一とうたっています。ぐる〜り温泉地だらけです。一番有名な温泉地は、ラジウム泉の「三朝」です。三朝川の両側に温泉宿が並んでいます。5月3,4日は「三朝花湯祭」です。藤カズラを使った綱引き、花火大会、期間中入湯無料の湯処もあるかもしれません?
有名女将の「斉木別館」、宮内庁御用達?の「岩崎」が有名旅館です。運がよければ三朝川に生息する「かじか蛙」の鳴き声が聞けるかもしれません。コロコロと鈴を転がすような美しい声です。6月だと、「カジカ蛙の声」「蛍」「あごの子(飛び魚の卵)」に出会えます。
三朝からさらに山に入っていくと、標高900mの「三徳山」に、「三佛寺」があり、その一番奥に、「投入堂」があります。断崖絶壁にどうやって建てられたのか、未だ謎だそうです。「投入堂」へは、鎖で岩場をよじ登り、往復60〜90分。でも、一番のおすすめかも?
西部地区の代表は、国立公園「大山」です。中国地方最高峰の標高1709m。四方、見る方角により、全く違う山に見えます。なだらかな伯耆富士、近寄りがたい岩山。
ハイキングなら「大山滝」がおすすめです。途中おいしい湧き水や吊り橋もあり、30分コースです。滝は現在2段滝で、40mほどの落差があります。滝つぼまで、ロープをつたって降りられます。滝つぼへは健脚コースです。
なだらかな地区では、乗馬を楽しむことも出来ます。
大山登山の入り口にある「大山寺」の山門脇の宿坊
「山楽荘」で精進料理をいただけます。
大山のふもとに、「植田正治写真美術館」があり、高松伸が担当した建物とも、素敵です。
食事どころとして有名なのは、「伯耆の国懐集館 矢田貝邸」です。1万平方メートルの敷地に築150年以上の平屋の住宅、日本庭園を眺めながらの手打ちそば。喫茶メニューもあるそうです。
弓ヶ浜半島の先端にある境港、漁港としても有名ですが、JR境線は、始発米子駅0番線から各駅、水木しげるさんで有名な妖怪の名前が付いてます。境港駅(鬼太郎駅)駅前から続く水木しげるロードを徒歩10分、「水木しげる記念館」があります。沿道には弓ヶ浜絣を展示した工芸館「綿花」もありますよ。
西部地区の中心地米子駅から車で20分、「アジア博物館・井上靖記念館」があり、ここにも弓ヶ浜絣の各工程の展示がされています。
冬には「コハクチョウ」もやってくる「米子水鳥公園」もあります。
私が好きな場所は、米子と島根県安来(どじょうすくい踊りで有名な安来節の故郷)との間の山の中にある古刹「清水寺」です。米子駅から車で20分くらいでしょうか。三軒の精進料理のお店があります。三重塔のなかに入る事が出来ます。この辺りのお土産、うすっぺらで、竹の皮に包まれた「清水寺羊羹」は素朴な味で、美味しいです。
島根県ですが、安来市に在る「足立美術館」は「横山大観」の「紅葉」などを所蔵しています。日本庭園も、欧米の方にも人気があるそうです。 |
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2006.4.1 [土] |
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京都〜山陰旅行・・・な〜んと羨ましいこと!
では、故郷山陰の小宣伝。ただし情報は古い(?)そして、隠岐島や西の地域ー小京都として有名な津和野や浜田、大田近辺は知りません。
本日は、パート1・島根県。私が特に好きな街は、松江です。城下町で、宍道湖、お堀の風景が美しく、水の都と言われます。松江城(千鳥城)は天守閣が現存しており、古さと美しさを感じます。お堀端には、武家屋敷や八雲旧邸があり、拝観できました。小さい遊覧船で、お堀から市街地めぐりができます。宍道湖畔にある料理旅館皆美館の庭園料亭みな美の鯛茶漬け、有名です。藩主がお茶を奨励したそうで、松江は安くて美味しい和菓子どころです。
松江から出雲に宍道湖湖畔を超レトロな一畑電鉄が走っています。沿線にティファニー庭園美術館なるものが出来ているそうです。
総元締め???出雲大社は、広いです。名物は、出雲そばと白折(抹茶と玉露のお茶?)。その出雲大社からバスで約20分(JR出雲市駅からバス45分)の日御碕、ここの灯台と海岸の風景が好きです。日御碕灯台は、石造りとしては東洋一、上まで登ることが出来ます。断崖の上にあり、海を見下ろすと、迫力あります。スカートでは無理です。バス停から灯台までの途中に見える、経島フミシマは、天然記念物ウミネコの繁殖地、GWのころは、猫のような鳴き声をうるさいほど聴けると思います。海の荒れ次第ですが、海底を覘きながらの、観光船も出ています。ワイン好きなら、出雲にはワイナリーも。
あぁ・・・書いてると行きたくなる。
パート2は、故郷鳥取県。
その前に家事仕事。 |
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2006.3.31 [金] |
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近隣のさくらも満開近し。このところ強風の日が多く、着物外出する気分になれず。雨の日も迷うけれど、強風の日は、即、着物却下。最寄り駅までの約20分のほとんどが北風に向かうか、右から強風とともに土埃と小石攻撃に遭うか、どちらかなんだもん。
洋服だと果敢にチャリで遠出。遥か遠い?(電車だと最寄私鉄駅から3駅乗り、JR線に乗り換え、快速電車で一駅目で下車。徒歩10分のお寺にある有名な枝垂桜を見に行った。)元気だったので、さらにチャリをこぎ、古本屋さんへ(徒歩なら下車駅に戻り、普通電車に乗り、一駅。ひたすら坂を上り17分。)
古本屋さんで、「ZOO」と「チーム・バチスタの栄光」を購入。「ZOO」はなかなか見つけられなくて、読む前に映像を見てしまった。「GOTH」もだったけど、お洒落なハードカバーだわぁ・・・って、まずは本の外側に惚れ込む。 |
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2006.3.24 [金] |
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今日は着物で出かける。実に、着物外出、三ヶ月+2日ぶり。何時も身につける補整?(の様な役割をしている物)をすっかり忘れる。出かけて暫く動いてから、何時もと着心地が違ってた。
友人が、能力と性格を見込まれて、4月から個人のカルチャーセンターで、初心者の方に着付けを教える事になった。彼女にピッタリ、本人も張り切っている。生徒さんとともに大いに楽しんでくれることを祈る。 |
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2006.3.22 [水] |
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近場で「クラッシュ」を上映してるのは一箇所だけだったので、久しぶりの劇場に、チャリで出かける。群像劇は好きなんだけど、面白いんだけど、疲れた。
帰りに、今、近場でいちばん好きな場所、本屋に寄る。本屋さんは時がたつのが早い。本屋の駐輪場に行くと、自転車を取り出すのがとても困難な状況に。少しずつ回りの自転車を動かしていたら、自分の自転車を出す為に来た男子高校生が、自分のは後回しで、私の自転車が出せるように、手際よく周りの自転車を動かしてくれた。
嬉しくて、何度もお礼を言ってしまいました。「ありがとう。」 |
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2006.2.27 [月] |
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もうすぐ3月なのね。
来月の目標その一・・・PC毎日ひらいて真楽チェック。
来月の目標その二・・・着物を着る。もう二ヶ月以上、クリスマス前から着ていない。
ギンレイにも久しぶりに行ってみた。『フファ〜ァ こ、こんなに混んでいるのも久しぶり…』
「理想の女」と「灯台守の恋」なんだけど… |
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2006.1.24 [火] |
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あら〜ん。。。今年初日記だったのね。
「生きてると、何時何が起こるかわからないし、無理しないで出来る、今しか出来ない楽しみを、う〜んと楽しもうっと。」ってあらためて思った。
5年くらい、日本の長編小説を読む気になれなかったが、去年の暮れからやっと読めるようになったみたい。約5年のブランクで、読みたい本がいっぱいある。まず、手に入れなくては・・・時間があると読書三昧な日々。チョット映画鑑賞件数が減る。今年今日までに劇場で5本、家で7本しか見ていないのかぁ。
去年一年間ずっと気になりつつ、どうしても行動を起こせなかった事に、やっと、決着をつけることができた。電話一本して近況を聞けばいいだけだったのに・・・でも、一年何も連絡しなかった(どうしても出来なかった)事が、結果的には、双方のためには良かった。へたに電話してたら、双方が混乱して、とりわけ彼女の迷惑になってただろう。それって・・・めずらしく勘がさえてたってこと?電話したタイミングが、一番いい時だったみたい。
決着といっても、私の気になってた気持ちの事だけで、しばらく会わなかった間に、彼女と彼女の夫や4人の子供達に次々起こっている負の出来事の数々は、彼女や彼女の家族が一生抱えていかなくては・・・久しぶりに会って、話して、梟の小さな置物を渡す事が出来た。 |
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