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2006.8.25 [金] 11:48 pm |
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ひと風呂浴びて着る浴衣は気持ちが良い。
昼間、自転車で走っていたら白い浴衣に青い半巾を貝の口に結んだおばあさんを見掛けた。あ、素敵と足元を見ると、白い短い靴下に紺のローカットスニーカーを履いている。足元がおぼつかないふうではなかったけれど、気をつけているのかな。可愛らしいおばあさんでした。 |
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2006.8.14 [月] 11:21 pm |
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浅草へ。この浴衣はちょっと大きいのだけれど、着ていていちばん涼しいので出番が多い。
雷門を抜けて、梅むらで豆かんを食べ、足袋のめうがや、江戸切子の尾島、小幡骨董店、手拭いのふじ屋、呉服のヒロタ、かづさやを眺める。浅草って初めてゆっくり歩いた。仲見世ではチャイナドレスみたいなテロテロした生地のきもの風着物がたくさん売っていて、おかしな感じだ。安い雪駄を一足とお土産の雷おこしを買い、お寿司を食べて帰宅。ベランダで線香花火をした。31歳になりました。
メモ:身丈151、裄63 |
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2006.8.13 [日] 10:38 pm |
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東京湾の花火大会へ。今日は母がすきだった幾何文様の浴衣に半巾。この浴衣がいちばん身丈に合っていて、着易い。最近矢の字ばかり結んでいるな。
矢継ぎ早に上がる豪勢な花火はいいねえ。枝垂れ柳がいい。音が体にどんと響く。年に一度の楽しみだ。ただ、信号機の明りが邪魔で残念。車は規制で通れないのだから、消してくれれば良いのにね。
メモ:身丈140、裄61
短いなー、わたし。 |
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2006.8.11 [金] 11:19 pm |
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午後、若冲と江戸絵画展へ。今日は縮みに半巾。根津から歩いたら、さすがに暑かった。
若冲といえば、鶏のイメージ。とさか、凄かった…。白い象の鳥獣花木図屏風も面白い。描いているとき、楽しかったろうなァ。
楽しみにしていた光の変化の展示も良かった。学生のときに観た金屏風の美術展で、むかし燭台の灯りの揺らぎや反射を考えて金に描かれたものを、美術館の平面的な蛍光灯で見ても本当の美しさはわからないという話を聞いた。それからずっと、燭台の灯りで金屏風を見たいと思っていたの。光線によって、あんなに印象が違うものなのね。とても興味深い展示でした。
長沢芦雪の白象黒牛図屏風も面白かった。犬との大きさの対比が北斗の拳に出てくる人みたい。三の丸尚蔵館へも行きたいな。
イリアスと夢市を覗いて、帰宅。 |
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2006.8.6 [日] 9:00 pm |
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浴衣に日傘で圓朝まつりへ。半巾を矢の字。
奉納落語会第一部を聞いて、幽霊画を見た。蚊帳から覗いている幽霊、おどろおどろしい…どんなひとが、どんな時に掛けたのだろ。涼をとったのかしら。怖いよー。
落語会のお客さん方は噺家名鑑を片手に嬉しそうにしていて、心底落語好きなんだなァと面白かった。演題は鯛と舟徳。鯛は思いもよらない話でした。
少し歩いたら下駄の鼻金が外れてきて、がしゃがしゃとおかしな音を立てる。平井履物店で訊いたらすぐに直してくれた。からころと良い音、ほっとした。芋甚でアイス最中を買って、茶房はん亭でみつ豆を食べて、杉本染物店でしじらを眺め、丁字屋で手拭いを買って、日の高いうちに帰宅。
今日は夏らしいお天気で日差しも強く、本当に暑かった。
帰って一風呂浴びて浴衣を洗ってご飯をつくって食べたら、もうくたくただ。子どもの頃の夏を思い出す。お日様をいっぱい浴びて遊んだ後の疲労感。早く寝よう。
そうだ、電車の中で見知らぬご婦人に浴衣とっても素敵ねと褒められたのが嬉しかった。 |
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