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2007.11.7 [水] 8:30 pm

明治記念館で開催中の「漆の美展」へ、蒔絵体験に行ってきました。
蒔絵もずっとやってみたかった工芸のひとつ。種々用意された漆器から、朱の皿と片口を選んで漆で絵付けをし、金粉(といっても本金ではなくて、LG粉という金属粉)を蒔いて吸着させ、拭き取り乾かす。写真は金粉を蒔いて拭き取ったところ。平皿には橘を、片口には実と鳥を描きました。楽しかった…木工や漆工、すきだな。
今は紙に包まれている漆器を4〜5日そのまま乾かし、水洗いしたあと軽く拭き取って金が落ち着けば使うことが出来るのだそう。それまで、何を盛ろうか、考えるのも楽しみだ。

2007.8.20 [月] 10:43 am

お盆休みに、夏の木曽路を旅してきました。
朝早く車で出掛けて、奈良井宿でお蕎麦を食べ、渓谷で涼み、妻籠に寄って、馬籠で一泊。途中の峠越えで急な雷雨に見舞われ、大変な思いもしたけれど、おいしいものもたくさん食べて、眺めの良い宿でゆるりと過ごし、良い旅だった。所縁ないところへ泊り掛けで旅するなんて、何年振りだろうか。
街道には江戸〜明治頃の建物がよく保存されていて、宿場町の風情を今に残している。島崎藤村が「木曽路はすべて山の中である」と書いたように、木曽は木の国ともいい、木竹芸や漆芸など伝統工芸の里でもある。木工も大すき。時間があれば、沈金や漆塗も体験したかったなあ。ねずこ下駄も買いました。

四方を山に囲まれた土地だった。霞のかかる明け方や暮れ方の山をただ眺めたいとずっと思っていたのが叶って嬉しい。曇っていたので星と日の出は見られなかったけれど、連なる山はいいなー。こういう土地で育つってどんなだろうか。雲の影が山を渡ってゆくのも見たし、思い掛けず豪雨の山も見られて、満足だ。
そうだ、馬籠でオニヤンマが飛んでいるのを見た。かっこいいなあ、オニヤンマ!どうぶつの森かと思った。

2007.8.7 [火] 10:48 pm

片陰ができるのを待って、お友達とゆかたでせともの市へ。
目当ては、お味噌を入れる瓶と汁次、切子。汁次は買えなかったものの、他は良いものが揃って嬉しい。胡麻煎りも欲しかったもの。
切子は日本製手作りがペアで800円という安さ。枡に乗せて、冷酒用に。市はいいなァ。ろくろ体験などもあったよ。切子の電燈笠も可愛かった。

せともの市は人形町〜水天宮前にて、8日迄です。

2007.7.28 [土] 11:26 pm

親戚の結婚式で、千葉へ行ってきました。夏の盛り、絽の色留袖が着られて嬉しい。母がきものを遺してくれたおかげで、着るものを何も買わずに済んで、とても助かる。最近の結婚披露宴は賑やかでおもしろいねえ。

2007.7.19 [木] 9:14 pm

川崎大師の風鈴市へ行ってきました。
今日は平日に関わらずすごい人手。ずっと欲しいと思っている江戸切子の風鈴、市ならすこしは安いかと思ったのだけど、やっぱり高かった。12,000円…諦めて、つりしのぶを買う。かたちは井桁。紅い椿の風鈴付きで、2,000円。涼やかな良い音がしています。
市には焼物に鋳物、ガラスなど、全国から様々な風鈴が集められているのだけど、好みは江戸切子、江戸風鈴、つりしのぶと、みんな東京の工芸品だった。わざわざ出掛ける必要はなかったような…ま、楽しめたので良いのだけど。

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